阪神・オリックス優勝パレードを万博に利用するな
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一方、共同開催の兵庫県の斎藤元彦知事(45)は「5億円の目標達成に向けて正直なところ苦戦している」と冷静に現状を分析。話を盛らないところは、むしろ好感が持てる。それに対して吉村知事の根拠のない自信が心配でならない。
「2013年の楽天の日本一を祝うパレードも、寄付が集まらずに苦戦しました。開催1週間前の時点で、目標額の9120万円(総経費は1億5400万円)にほど遠い約3000万円。ところが、その苦戦ぶりを報道で知った仙台市民や楽天ファンから土壇場で寄付が集中し、最終的には1億2500万円と、一転して約3400万円の“余り”が出たのです。阪神・オリックスの寄付額もそうなるといいのですが」(ジャーナリスト・中森勇人氏)
■大阪万博を盛り上げたいのがバレバレ
吉村知事も正直に「困ってます」とアピールすればいいのだが、楽天と違って目標金額が5億円と高い点がかなりネックになる。
しかも、今回の優勝パレードのサブタイトルは「2025年大阪・関西万博500日前!」。プロ野球の応援というより、万博PRのためという意図が透けて見える。万博は今や近畿圏の人もソッポを向き始めているだけに、寄付額が伸び悩んでいる一因とも考えられる。
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