当面の行動日程 阪神社会運動情報資料センター掌握分
定例行動 毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南
木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前
梅田解放区 毎週土曜日 17時半 梅田ヘップ5前
関電抗議行動 毎週金曜日 大阪本店前、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など
改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日 12時 JR大阪駅前
▼選挙関連行動 △反原発関連行動 ※阪神間の行動 ◎阪神センター重点取り組み
▼3月31日(金) 統一地方選前半 府県議選 政令指定都市市議選 告示
大阪府議選 茨木=長崎由美子 高槻=野々上愛
神戸市垂水区=高橋秀典 中央=粟原富夫 灘区=小林るみこ
兵庫県議選 尼崎=丸尾牧 川西・猪名川=北上あきひと 西宮=小西達也(兵教組書記長)
※4月5日(水) 阪神社会運動情報センター・情勢研究会 18時半
4月6日(木) 戦争あかん!ロックアクション 18時半 新阿波座公園(地下鉄「本町」西5分)
4月8日(土) Matuda Taeko World 10時~21時 神戸学生センター・ウエスト100(阪急「六甲」西南2分)
9日(日) 10時~18時 神戸学生センター・ウエスト100(阪急「六甲」西南2分)
4月9日(日) 『君はまだ長いトンネルの中』門真映画会 15時半 18時 門真市公民館(京阪「門真市」南5分)
講演:薬師院仁志帝塚山学院教授
4月9日(日) 統一地方選前半 府県議選 政令指定都市市議選 投開票
4月13日(木) 木曜行動 14時半 マルイ前
4月14日(金) 生活保護基準引き下げ違憲訴訟・控訴審判決 15時 大阪高裁202大法廷
4月15日(土) 高次脳機能障がいと現在」 「いのち見つめて」inあまがさき 上映会と講演 14時 尼崎市中央北生涯学習プラザ(阪神「尼崎」よりバス7分、総合医療センター前西へ2分)
4月15日(土) <神戸港 平和の碑>の集い2023 1)15:00~15:15 石碑前で小集会 2)15:20~16:30 勉強会(参加費資料代500円) KCCビル10階(華僑歴史博物館のあるのがKCCビル 兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-1) テーマ:「「朝鮮人強制連行」とは何だったのか、そしてそれはいま、何なのか」 講 師:飛田雄一(神戸学生青年センター理事長)
4月15日(土) 戦争ではなく平和の準備を~抑止力では戦争は防げない 14時 あすてっぷKOBE(「高速神戸」北4分)
4月16日(日) 統一地方選後半 告示
門真=戸田ひさよし 豊中=木村真 高槻=高木りゅうた 吹田=堀口こうすけ
宝塚=川口じゅん 北野聡子 大島淡紅子
伊丹=高橋あこ おおつる求 西宮=佐野ひろみ 宮本恵子 よつや薫
4月16日(日) 改憲反対市民フォーラム 12時 JR大阪駅前 13時15分 ミーティング
※4月19日(水) 阪神センター情勢研究会 18時半
4月22日(土) 菅野須賀子研究会 13時半 国労大阪会館(JR「天満」北東3分)
4月23日(日) 統一地方選後半選投開票
4月23日(日) チェルノブイリ原発事故37年の集い~福島と福井を結んで~ 13時半 大阪生涯学習センター(JR「北新地」北3分)
4月24日(月) コモンの会 18時半 西宮市民交流センター(阪急「西宮北口」東南5分)
4月29日(土・休) 関電よ 老朽原発うごかすな!高浜全国集会 14時 高浜文化会館 大阪からバス 神戸・西宮からワゴン車出ます
◎5月1日(月) メーデー 大阪=中之島公園・剣先広場 尼崎=阪神尼崎駅前中央公園
◎5月3日(水・休) 憲法集会 兵庫=湊の森公園 大阪=扇町公園
5月7日(日) G7広島サミット反対関西行動 18時 豊崎西公園(地下鉄「中津」東5分)
5月13日(土) 教育と愛国 教科書とメディアへの政治圧力 14時 茨木ローズWAM・ワムホール(反ゅう「茨木市」駅西5分)
5月13日(土) G7広島サミット反対行動 午前9時-午後9時「G7広島サミットを問う市民のつどい」
5月14日(日) G7広島サミット反対行動 原爆ドーム前で集会・市内デモ
5月連休明け 11月12日第12回さようなら原発1000人集会実行委
5月19日(金)~21日(日) G7広島サミット
5月21日(日) 沖縄連帯フェスタ 大阪・扇町公園
5月23日(火) 狭山再審請求闘争 石川一雄さん不当逮捕60年糾弾 13時 日比谷野外音楽堂
5月27日(土) 第6回大逆事件サミット 13時 神戸・学校厚生会館(JR「元町」北2分)
5月28日(日) 大逆事件フィールドワーク 神戸市内
5月29日(月) コモンの会 18時半 西宮市民交流センター(阪急「西宮北口」東南5分)
6月3日(土) 自衛隊の琉球弧配備と想定される戦争の実態 18時 PLP会館 講師:小田基実夫(元自衛官)
6月4日(日) 北上田さん学習会 10時 神戸中央文化センター10階(三宮、南6分)
6月4日(日) ストップ大軍拡!兵庫県統一行動 13時 神戸・東遊園地 憲法改悪反対兵庫県運動センター・こわすな憲法!命とくらし!市民デモHYOGOの共催
6月18日(日) 許すな!「戦時社会」への転換 的場昭宏講演会 14時 PLP会館(JR「天満」南7分) 講演:的場昭宏
6月25日(日) ウクライナ反戦討論集会 13時 国労大阪会館(JR「天満」北東3分)
※6月25日(日) 連続市民講座学習会 農と食糧を考える 14時 東園田会館(阪急「園田」駅前1分) 講演:鈴木宣弘東大農学部教授
<坂本龍一さん。たくさんの楽しい思い出をありがとうございました>と故人を偲びました。
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こうして90年代のサブカルチャーを盛り上げた両者。しかし、その後ダウンタウンに対して坂本さんが疑問を投げかけた言葉がいまクローズアップされています。
坂本龍一 天童荒太『少年とアフリカ 音楽と物語、いのちと暴力をめぐる対話』文藝春秋
<僕には、ダウンタウン理論というのがあるんですよ。(中略)ダウンタウン前とダウンタウン後で日本人の心は大きく変わった。>(『少年とアフリカ 音楽と物語、いのちと暴力をめぐる対話』p.117より。以下山カッコは同書より引用)
<挑発すべきものがなにもないところでやってるから、パフォーマンスとしての反抗にならざるを得ない。ここ二、三年のダウンタウンの芸って、年下の芸人をいたぶってるだけで、一言で言うと、「どんくさいやつをいじめてなにが悪いの」ってことでしょ。>(p.118)
<結局、子どもたちはみんなダウンタウンをやっている。だって、いまのいじめとか少年犯罪のパターンって、ほんとダウンタウンそのままじゃない? 松本人志はあのすごい才能で、そういう社会を啓示したんだよ。>(p.119)
あざ笑うべき権威があったビートたけしらの時代とは異なり、権威がなくなり、その結果、乱暴に悪態をつくことが形骸化(けいがいか。中身がなくなったこと)してしまった現代の負の側面としてダウンタウンの笑い。
こうした価値観が刷り込まれると、<「いじめてなにが悪い」から「人を殺してなにが悪い」に行き着くのは早い。>(p.120)と考えるから、坂本氏は危惧(きぐ)を抱いていたのです。
<権威に反発して、ルールがないことはいいことだと戦後最初に言ってたのは、僕らの世代なんだよね。いわゆる全共闘世代。いま僕らの世代が親になり、教師になって、そういう子どもを育ててしまってる。>(p.120)
坂本氏はダウンタウンそのものを批判しているのではなく、彼らが生み出されるに至った歴史の過程に、日本の問題点を見ているのです。
善悪や道徳、倫理の問題など自分で考えなければならない本質的な問題に取り組まず、受験対策に代表されるような明確な解答のみを要求する教育の果てに広がる精神の荒廃(こうはい)。
教員による学校教育だけでは不十分だとして、現状をこう分析する。<やっぱり、親なんだよ。教えられるのは親であり、地域のコミュニティーであり、社会だもん、それが機能していないってことだよね。>(p.84)
◆本来ならアウトサイダーとして輝くはずだったダウンタウンが主流に
本来ならばアウトサイダーとして輝くはずだったダウンタウンがメインストリームに躍(おど)り出てしまった社会の歪(ひず)み。
一連の発言から読み取れることは、焦(あせ)りにも似た危機感なのではないでしょうか。
だから、これを単に“ダウンタウン批判”とゴシップ的に扱うのはとてももったいないことです。
時代の空気や環境によっていとも簡単に左右されてしまう人々の振る舞い。現在に通じる警鐘として改めて考えたくなる指摘でした。
<文/石黒隆之>
石黒隆之
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4