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2022年8月 5日 (金)

安倍の国葬粉砕へ 全国各地で行動を!

服喪強制で翼賛政治狙う

9・27安倍の国葬反対

 

閣議決定強行弾劾

岸田政権は、7月8日に銃撃死した安倍晋三元首相の国葬を9月27日におこなうことを、7月22日に閣議決定した。安倍元首相の銃撃死を利用し、法的根拠もなしに閣議決定一本で、1億円を超す予算の執行と、服喪を全国民に強要する国葬を認めるわけにはいかない。国葬は戦前、天皇の勅令として国威発揚のため使われ(最後の国葬は山本五十六連合艦隊司令長官)、新憲法のもと失効した。1967年の吉田茂の国葬も、その根拠があいまいで国論を二分し政治的には失敗となった。今回の銃撃死という突然の事態から日を置かずの国葬は、モリ・カケ・桜とまだ記憶に新しい安倍政治の犯罪性を、国家行事で国民に弔意を強制し帳消しにするものである。さらに第二次安倍政権は2015年の安保関連法の制定と改憲攻撃の連続であり、アベノミクスでの格差拡大と非正規雇用拡大をもたらした。この怨嗟の的の「アベ政治」を、国葬によって批判を封じ込め、以降の政治を翼賛政治に導くことは、絶対に認めるわけにはいかない。

 

各地で反対行動

22日午前の閣議決定に際して、首相官邸前では400人の抗議集会が開かれ、福島瑞穂社民党党首などが参加し、「憲法違反の国葬反対」「閣議決定徹底弾劾」などの抗議の声をあげた。また自民党大阪府連前でも20数人が抗議行動をした。閣議決定には各地で抗議が起こり、23日の神戸の市民団体の会合でも国葬に抗議する行動を8月・9月おこなうことを決めた。

国葬の閣議決定に先立ち、参議院選挙直後ながら、社会民主党、日本共産党、れいわ新選組は、国葬反対の意思表示をし、立憲民主党の泉健太代表も国葬反対を表明した。さらに立憲・共産と、維新・国民民主の4党国会対策委員長会議でも、国会で追及をおこなうことが合意された。

このような流れを受け、マスコミ各紙・各社の世論調査でも、賛成・反対が拮抗となっている。稀代の悪政をおこなった安倍元首相の銃撃死を利用して、国民に服喪を強制する国葬を許してはならない。9・27に至る過程で、安倍の国葬反対行動を全国各地で起こしていこう。

 

統一教会問題の幕引狙う

「国葬強行」閣議決定の今ひとつの狙いは、銃撃死以降に判明してきた自民党と統一教会の癒着問題の幕引きを狙うものである。山上徹也容疑者の母親が統一教会員であり、多額の献金で山上の家庭・生育を破壊・ネグレクトしてきた。そのため高校は有数の進学校でありながら大学進学できず、職歴は就職氷河期に典型な非正規雇用の繰り返しで、最後は食生活にすら事欠き、山上の人生は統一教会と安倍により蹂躙されたと言って過言ではない。

そもそも統一教会は宗教の形式をとった反共カルト集団で、安倍の祖父・岸信介の仲介で日本に上陸した。それと一体の国際勝共連合は1968年に岸元首相と反共右翼の大物=児玉誉士夫・笹川良一と、文鮮明が設立したことが判明している。この統一教会=国際勝共連合が、霊感商法などで多額の資金を集め、この金をバックに自民党右派人脈と結合し、反共政治の推進と霊感商法の犯罪性を隠蔽する政治的力として利用した、持ちつ持たれつの共犯者に他ならない。安倍晋三こそは岸信介の孫にして、統一教会と最も癒着し、その集票力を配下の候補者に配分し派閥を形成してきたボスである。霊感商法を告発する弁護団は、安倍の統一教会への肩入れをやめるよう何度も申し入れをおこなったが、昨年9月には全面賛美のビデオメッセージを送った。これが山上が銃撃を決意する最終判断になった。安倍を先頭とする政治的癒着は、ジェンダー平等(選択的夫婦別姓、LGBT等)への阻害や、こども庁の名称に「家庭」を入れるなど、家族イデオロギーを執拗に強化する現在の反動的潮流の大元となっている。

 

岸田政権の終わりの始まりに

国論二分状況をも無視して国葬強行を岸田首相は決定した。それはハト派を装い、「新しい資本主義」などを掲げながらも具体策のない岸田にとって、長期政権へのある種最大の強敵=安倍元首相の死に対し、安倍を取り巻く右派人脈を取り込む最大の装置が国葬だからである。安倍政治は2006年の教育基本法改悪以降、生活保護基準の大幅引き下げ(13年)、特定秘密保護法(13年)、集団的自衛権を認めた戦争法(15年)、共謀罪法(17年)などの強行と、モリ・カケ・桜などの極悪政治であった。これを、国葬を通じ過去のものとして清算し、岸田自らはクリーンを装い、安倍以上に憲法改悪・軍事大国化の道を歩む出発点とするために他ならない。

安倍の国葬を通じ、大政翼賛の道を歩もうとする岸田政権を許してはならない。安倍を追悼したいなら、自民党と統一教会でやればよい。個人の内面の意思に踏み込み国民統合を進めることは許されない。国葬強行を国論二分の大衆行動で粉砕し、岸田政権の改憲・軍事大国化・生活破壊政治の終わりの始まりにしよう。

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