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2022年8月

2022年8月30日 (火)

安倍氏国葬「弔問外交」は“絵に描いた餅”…現役首脳が出席見送り


安倍氏国葬「弔問外交」は“絵に描いた餅”…現役首脳が出席見送り、日本政府おざなりのツケ

公開日: 更新日:




中村格警察庁長官は退職金ガッポリ8000万円 安倍氏銃撃事件の引責で辞職も「処分なし」 四十九日に本音ポロリ? 加計問題で火中の栗拾った林外相が漏らした「安倍批判」の波紋 韓国での旧統一教会関連イベントで安倍元首相の献花式…《日本の国葬はもう不要だよね》の声

 国費2.5億円の支出が決まった安倍元首相の国葬。実施当日の警備費を含めれば、経費はまだまだ膨らむ見込みだ。岸田政権は国民の半数に上る反対の声を無視して「弔問外交」に期待を寄せるが、しょせんは“絵に描いた餅”である。

 政府は各国首脳が顔をそろえる国葬の場を「弔問外交」に活用する狙いだが、今のところ、G7の中で現役首脳クラスが参列を検討しているのはカナダのみ。アメリカのバイデン大統領に続き、参列を検討中だったフランスのマクロン大統領も結局、内政を理由に参列を見送る。

 フランスは代わりに「できるだけ高位の人」の派遣を検討しているというが、現役首脳が一堂に会するサミットのような光景を描いていた日本政府にとっては、期待を裏切られた格好だ。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)がこう言う。

「マクロン大統領の出席見送りは、『弔問外交に応じるつもりはない』との表明に等しいと思います。現在の国際情勢で最も重要なテーマのひとつは、ロシアによるウクライナ侵攻です。ヨーロッパ諸国の中でロシアのプーチン大統領と交渉チャンネルを持つマクロン大統領が不在では、『外交の場』としての国葬は、ほぼ意味をなしません」

 そもそも、日本政府に「弔問外交」の重要性を主張できるほどの実績はない。

■海外の葬儀には格下クラスを派遣

 2005年のローマ法王葬儀では、欧米の現役大統領が列席する中、日本は格下の首相補佐官を派遣。19年のフランスのシラク元大統領の国葬は、駐仏大使の参列で済ませた。今年5月にアラブ首長国連邦のハリファ元大統領が亡くなった際は、弔問式に首相特使として自民党甘利明前幹事長を遣わした。

「過去の事例を見ても、日本政府は『弔問外交』をきちんとやってこなかったことが分かります。外交は国家間のギブ・アンド・テイク、つまり互酬によって成り立つ。『日本から偉い人は来ていないけど、こっちからは元首級を派遣しよう』とはならないのです。そもそも弔問外交は、国葬実施のために取ってつけた理由でしょう」(五野井郁夫氏)

 外交の場にすらならない国葬に、億単位の国費をムダにしてはダメだ

2022年8月29日 (月)

8・27東京 安倍「国葬」やめろ!第二弾〜前回上回る1000人が新宿に結集

安倍「国葬」やめろ!第二弾〜前回上回る1000人が新宿に結集

 

松元ヒロスピーチ(4分)

 8月27日、安倍「国葬」やめろ!第二弾!市民集会が、東京・新宿西口広場であった。レイバーネット川柳班も川柳で参加した。西口は通路いっぱいに人で埋っていた。たくさんの人が国葬反対のプラカードなどを手にしている。宣伝カーの上からは、古今亭菊千代さんをはじめ、鎌田慧さん、佐高信さん、田中優子さん、落合恵子さん、松元ヒロさんなどが、それぞれの思いを語った。政党からは社民党、共産党、れいわ新選組からアピールがあった。

 福島みずほさんは独特の語り口で、1ヶ月かけて、全国各地で国葬を撤回させよう。なんでも閣議決定でやれると思ったら大間違いだろと、マメタンクのような体を震わせて叫んだ。

 松元ヒロさんは、アベノマスクは、口を覆うと鼻が出て鼻を覆うと口が出る。2枚配ったのには訳がある、二枚舌だからと。そしてトランプと安倍は似たもの同士仲がいい。なぜならトランプなのにハートがないし、安倍シンゾウなのに心がない。片方がピストルを持ったら相手も持つ。何も持たなければ握手ができると。ヒロさんのトークに大いに盛り上がった。

 佐高信さんは、原敬が亡くなった時天皇が国葬にというと、彼の連れあいはハッキリと断った。「人間死ねば皆平等です」と。国葬をやればそれは、日本国憲法の葬式だと言う。落合恵子さんは、「…にもかかわらず」を重ねる。「子どもたちがお腹をすかしているにもかかわらず、軍事費に使う」と。そんなことばかりしてきた人の国葬はできないと。
 参加者人数は前回集会(850人)より多い1000人と、主催者から発表があった。(笠原眞弓)

2022年8月28日 (日)

安倍の国葬国葬反対デモで、岸田政権と統一強化を追い詰めよう

昨日の神戸での国葬反対デモは500人の参加で、大盛りあがり。
引き続き、1か月の行動に立ち上がっていきましょう。

 

安倍の国葬反対行動一覧   関連行動も 阪神センター掌握分

 

827日(土) 安倍の国葬に反対する兵庫集会・デモ 17時半 東遊園地

827日(土) ウクライナ反戦障害者尼崎行動 阪神尼崎駅前 10時半~16

827日(土) 安倍の国葬に反対する伊丹スタンディング ①13時~14時  ②17時半~18時半 阪急伊丹駅北口 

梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

828日(日) 沖縄県知事選 玉城デニー支援大阪集会 18時 福島区民センター・大ホール(阪神「野田」西南5分 JR「野田」北5分)

9月1日(木) 木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前 ビラまき・マイクアピール

※92日(金) 安倍の国葬に反対する阪神尼崎スタンディング 18時 阪神尼崎駅前

9月3日(土) 安倍政治を許さない3の日行動 12時半 神戸・三宮マルイ前

9月6日(火) ロックアクション 18時 新町北公園(地下鉄「心斎橋」北西5分)

9月8日(木) 木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前 ビラまき・マイクアピール

9月9日(金) やめろ安倍国葬!アピール集会 18時半 エルおおさか南館5Fホール(地下鉄天満橋」西5分 JR「大阪天満宮」南15分)

910日(土) 谷正充と共に歩む会報告会 10時 キセラ川西プラザ文化棟2階(能勢電「絹延橋」西5分) 講演:福島瑞穂 ゲスト:北上あきひと

910日(土) 宝塚の平和と人権を考える会 14時 ぷらざ・こむ(阪急「売布神社」東南5分) お話:中川智子前宝塚市長

910日(土)~11日(日) 表現の不自由展 KOBE  10時~19時 11日は17時まで会場:神戸市内
事前予約:申し込みは 08031002100

9月10日(土) 梅田解放区 17時半

911日(日) 檻の中のライオン講演会 in 兵庫  1325分~ キセラ川西プラザ(能勢電「絹延橋」西5分)  講演:楾(はんどう)大樹弁護士

9月13日(火) 関西生コン・コンプライアンス事件 論告求刑  1315分 大津地裁 別館201号法廷  裁判後報告集会 滋賀県教育会館 報告:永嶋靖久弁護士、太田健義弁護士 吉田喜美夫立命館大名誉教授  16時 デモ

9月15日(木) 神戸木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前 ビラまき・マイクアピール

9月16日(金) 日朝国交正常化の早期実現を求める大阪集会 18時半 エルおおさか

9月17日(土) 安倍の国葬反対兵庫デモ 14時半 東遊園地  市民デモHYOGO・憲法共同センターなど呼びかけ  参加・発言内田樹

917日(土) 緊急シンポジーム「安倍銃撃死と統一教会問題」 18時 PLP会館(JR「天満」、南7分) パネラー:白井聡(京都精華大教員) 紀藤正樹(弁護士) 大石あきこ(衆議院議員)ほか  917シンポジーム実行委主催

9月18日(日) 憲法改悪反対市民フォーラム・宣伝行動 12時 JR梅田駅前

919日(月・休) 安倍元首相の国葬反対!大阪集会 14時 PLP会館(JR「天満」、南7分)  講演:高作正博関西大教授 集会後、デモ行進  関西共同行動など呼びかけ

9月22日(木) 神戸木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前 ビラまき・マイクアピール

923日(金・休) 狭山神戸駅前座り込み行動 10時~15時半

923日(金・休) 白井聡出版記念 深堀りトークの会(予定) 18時 大阪市内

9月24日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

9月25日(日) 改憲、大軍拡にどう立ち向かうか 憲法生かす会・高作正博講演会&交流会 13時半 兵庫文化センター(JR「兵庫」北東3分)

926日(月) 安倍の国葬反対関西闘争 18時半 大阪中の島公園・女性像前大阪総がかり行動など呼びかけ

9月27日(火) 安倍国葬やめろ!デモ 13時半 中の島・水上ステージ

2022年8月27日 (土)

【舛添要一が語る世界と日本】 支持率急落 萩生田政調会長ら安倍派が原因

【舛添要一が語る世界と日本】 支持率急落 萩生田政調会長ら安倍派が原因

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ニュースソクラ

統一教会に強い姿勢が足りない

官邸ホームページから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舛添 要一 (国際政治学者)

2022年8月26日 (金)

国葬反対 8月27日(土)17:30~18:35、三宮東遊園地花時計前に

  2022825 8月25日(木)14:30~16:00、三宮マルイ前にて3週間ぶりに定例行動に取り組みました。参加者は18名(前回14名)、改憲反対署名は28筆(前回3筆)、チラシは250枚用意し全て撒き切りました(前回179枚)。
   シール投票は、「あなたは、安倍元総理の国葬に賛成ですか、反対ですか?」を問い、「賛成」が4票、「反対」が91票、「わからない」が4票の計99票でした(前回43票)。シール投票総数99票は、過去5年1か月間のシール投票実施期間で4番目に多い数でした。ここ最近は30票~60票がほとんどでしたので久々の多さでした。自由意見欄には、「アベノミクスで大儲けしたアベさん支持者の寄付でやれば良いのでは?」、「安倍さんの国葬は国民にとって何の意味があるのか!」、「黙祷や弔意の強制は許されません!」、「国葬どころか安倍の悪行を暴いて重罪にすることです」と4人の方が書き込まれました(前回1人)。
  「この場の写真をSNSで拡散してもいいですか?」と問われ、「いいですよ」と答えると、横断幕やシール板や活動風景を撮られた50歳くらいの男性がおられました。8月27日(土)17:30~18:35、三宮東遊園地花時計前に集まってJR元町駅東改札手前まで「国葬反対」のデモを行います。万難を排してご参加ください。

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立民14名が旧統一教会と関係

「そんなわけあるか」立民14名が旧統一教会と関係…“全員認識なし”弁明のガッカリ感

記事投稿日:2022/08/24 20:34 最終更新日:2022/08/24 20:34
 
(写真:時事通信)画像を見る

8月23日、立憲民主党は統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)と所属議員の接点に関する調査結果を発表した。関わりがあった議員は合計14名に上り、選挙での組織的な支援は確認されなかったとしている。

今回新たに判明した議員のうち、岡田克也元外相、枝野幸男前代表、安住淳元財務相、福田昭夫衆院議員の4人は、過去、旧統一教会と関係が深い「世界日報」にインタビューが掲載されている。また大串博志衆議院議員、古賀之士参議院議員は統一教会の関連団体の催しに祝電を送付したと発表された。

これについて、西村智奈美幹事長は23日の記者会見で「全ての人が旧統一教会との関係(がある団体)だと認識していなかった」と発言。今後はしっかりと注意すると続けた。

また、23日に西村氏は「自民党は党として調査を行っていない」と自民党を批判したが、一連の発表についてインターネット上では落胆の声が上がっている。

《認識してなかったってそんなわけあるかい。しかも14人全員が》
《叩かれそうだったから急いで調査しました感がぬぐえない》
《自民党と統一教会の癒着にあまり追及してるように見えなかったのは、身内も統一教会とつながってるからだったのか。納得》

2022年8月25日 (木)

二階元幹事長、旧統一教会問題で「電報打ってと言われりゃ打つ」

 
 
自民党の二階俊博元幹事長=2021年9月28日、東京・永田町、内田光撮影© 朝日新聞社 自民党の二階俊博元幹事長=2021年9月28日、東京・永田町、内田光撮影

 自民党の二階俊博元幹事長は24日、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」関連の催しに祝電を送った自民党議員が相次いでいることに関し、「電報を打ってくれと言われりゃ打つ」と語った。理由について「『応援してやろう』と言ってくれたら『よろしくお願いします』と言うのは『毎度ありがとうございます』と商売人がいうのと同じ」などとした。

 政治解説者の篠原文也氏が主催する会合で講演し、質疑応答の中で言及した。

 自民党の茂木敏充幹事長は「社会的に問題が指摘されている団体との関係は一切持たない」としているが、二階氏は「応援してくれる人たちを選択する権利ってのはそんなに無い」と主張。「『この人は良い』とか『悪い』とか、瞬時に分かるわけがない。できるだけ気を付けてやったらいい」と述べた。そのうえで、問題が分かった場合に「見直していくということで良いんじゃないですか」とした。また「問題があればどんどん出して究明していくべきだ。自民党はびくともしない」とも述べた。

2022年8月24日 (水)

《またしてもバーベキュー》旧統一教会、加計学園…自民党・萩生田氏の“交際疑惑”をめぐる弁明が独特すぎた



《またしてもバーベキュー》旧統一教会、加計学園…自民党・萩生田氏の“交際疑惑”をめぐる弁明が独特すぎた

 


2022/08/23

 



 自民党政調会長・萩生田光一先生がブレイク中です。

“政治ジャーナリスト”田崎史郎氏によると安倍派の後継争いは「萩生田、頭一つ先行」(四国新聞8月21日)というのですが、違う、そうじゃない。旧統一教会問題で「萩生田、頭一つ先行」になっているのだ。

 先週だけでもすごい。まず週刊新潮が、萩生田氏が生稲晃子氏と6月に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連施設を訪問したことを報じた(8月17日発売号)。萩生田氏はこれまでも教団との接点を報じられてきたが関係の薄さを強調してきた。ところが今回の参院選でも仲間を連れて行っていたことが判明したのである。


©文藝春秋

コントみたいな展開に…

 萩生田事務所は、ANNの取材に「聴衆の人から『近くで仲間が集まっているので話を聞かせてもらえないか』と申し出があり、候補者も不慣れだったため、同行しました」とコメント(8月17日)。

 素晴らしい! これが本当なら「家、ついて行ってイイですか?」(テレビ東京系)の登場人物より気さくな萩生田先生である。実際は「旧統一教会、ご挨拶行ってイイですか?」ではないかと思うのだが、萩生田先生は8月18日に記者団に対して「(施設の)名前はちょっとわからない」と発言。ところが現場は玄関横に「世界平和統一家庭連合 八王子家庭教会」と記されていた。

『萩生田氏、訪れた教会の「名前わからない」 でも玄関横には施設名が』(朝日新聞デジタル8月18日)

 ああ、コントみたいな展開の萩生田先生。

 それだけではない、先週土曜日には「報道特集」(TBS系)で、

『“一緒に日本を神様の国にしましょう”自民・萩生田光一政調会長が旧統一教会の関連団体で講演していた記録を独自入手』(8月20日)

 というスクープを報じられてしまう。民主党政権時代の2009年から2012年に落選中だった萩生田氏は教会を頻繁に訪れていたと元信者が証言。そこで何を語ったのか。

 旧統一教会では文鮮明氏と韓鶴子氏のことを「ご父母様」と呼ぶらしいのだが萩生田氏は、

「私もご父母様の願いを果たせるように頑張るから、皆さんも一緒に頑張りましょう」

「一緒に日本を神様の国にしましょう」

 などと呼びかけたという。派閥の大先輩である森喜朗の「日本は神の国」ってこういう意味もあったのだろうか。感慨深い。

またしても「バーベキュー」

「ご父母様」とか「一緒に日本を神様の国に」だけで強烈だが、私は萩生田先生にまつわるもう一つのキーワードに今回注目したいのだ。それは「バーベキュー」である。

 週刊新潮の記事に「以前は、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にジャージ姿で駆け付けてくれたりもしてたんです」という旧統一教会の関係者のコメントが載っていた(8月17日発売号)。それに対し萩生田氏は「ジャージ姿でも背広姿でもバーベキューに参加したことはございません」と答えた。

 またしてもバーベキュー問題である。

「萩生田&バーベキュー」の話題は本当によく出てくるのです。思い出してほしい、萩生田氏といえば安倍晋三元首相と学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長と3人でバーベキューをした際に撮影されたとされる写真が話題になった。2013年5月に自分でブログにあげていた。


萩生田氏のブログ「はぎうだ光一の永田町見聞録」2013年5月10日の投稿より 左から、安倍晋三氏、加計孝太郎氏、萩生田光一氏

 バーベキューは親密さや近さをイメージできる。萩生田氏は落選中に加計学園が運営する千葉科学大の客員教授として報酬を得ていた。そのあと加計学園問題が起き、萩生田氏は関与が取りざたされた。なので、あの写真が「意味」を持ったのである。しかし安倍元首相は加計学園問題に反発するように2019年9月の内閣改造で萩生田氏を文科相として入閣させる。

 そんな経緯があったので、毎日新聞に内閣のネーミングを問われた私は「バーベキュー内閣」と名付けた。身内重用で開き直ったように見えたという意味だ(2019年9月12日)。

 萩生田氏が文科相に就任することはどんな波紋を呼んだのか。当時の解説を見てみよう。

《萩生田光一文部科学相といえば、加計学園問題の中心人物の一人だったはずだ。同学園の大学獣医学部新設について、官房副長官だった萩生田氏から「官邸は絶対やると言っている」と対応を迫られ、加計学園が有利になるよう特区のルール変更も指示された――という記録が文科省内で見つかっている。今度はその省のトップとして説明を求められることになる。》(毎日新聞WEB2019年9月22日)

加計学園問題をめぐる、独特すぎる弁明

 では、どんな説明をしたか。萩生田氏は就任記者会見で次のように語った。

「獣医学部の開設を後押ししたり、文科省に何か指示したりしたことは一切ない。総理から指示を受けたことも、意見を求められたことも一度もない」

 省内に記録が残っていたことについて記者から「(記録は)でっち上げなのか」と問われると「私としては私の発言していないことが私の発言だといって文書で出てきて、大変疑念をかけられ、迷惑した」と文科省を非難した(同上)。

 なんと、自分の役所の文書を「迷惑」と非難したのである。かなり独特な弁明をした萩生田先生! すごい。

©JMPA

 このように多くの人にすすめたいのが「萩生田読み比べ」なのである。どう読んでも苦しい今回の旧統一教会問題への弁明を思い浮かべながらもう一度、加計学園問題での弁明を読んでみると面白い。突飛な萩生田節が味わえるはず。

 そしてこの2つの事柄であらためて考えたいことは何か。旧統一教会も加計学園も、浪人中の萩生田氏を応援した結果どうなったのか。萩生田氏が国会に返り咲いた2012年以降に何か「成果」があったのか、それとも全くなかったのか?

 マスコミにもっとおさらいしてほしいポイントはここなのです。

2022年8月23日 (火)

旧統一教会の極秘文書から読み解く政治参加の実態【報道特集】

安倍元総理や萩生田政調会長にも関与した「ヤマタノオロチ」とは? 旧統一教会の極秘文書から読み解く政治参加の実態【報道特集】



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■極秘文書が明かす "友好団体"の実態 文鮮明の理念実現のための「ヤマタノオロチ」とは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ■「各地域に地方議員30名」極秘文書に記された“政治参加”への強い意欲

 

 


■全国に広がる「家庭教育支援条例」 今年3月までに10県で制定

 

 

 

 

 

 

 


 ■「家庭教育支援条例」は「国家権力の家庭への介入」 弁護士会は「親の教え方を、国とか行政が一律に押し付けるというのが間違っている」

 

 

■「国のあり方をいびつにした可能性がある」憲法学者が指摘する”統一教会と政治”問題の本質はー

 

 

 

2022年8月22日 (月)

岸田内閣支持率が急落、旧統一教会問題が影響-毎日では36%

岸田内閣支持率が急落、旧統一教会問題が影響-毎日では36%

更新日時 
  • 9割が自民と旧統一教会の関係を問題視-支持層でも7割超に
  • 内閣改造後の支持率低下は異例、「評価しない」が68%
Fumio Kishida, Japan's prime minister, during a news conference after the cabinet reshuffle in Tokyo, Japan, on Wednesday, Aug. 10, 2022. 

Fumio Kishida, Japan's prime minister, during a news conference after the cabinet reshuffle in Tokyo, Japan, on Wednesday, Aug. 10, 2022. 

 Photographer: Rodrigo Reyes-Marin/Zuma Press

岸田文雄内閣の支持率が急落している。自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が影響した。内閣改造後の調査で支持率が低下するのは異例だ。

  22日付の毎日新聞朝刊が報じた調査によれば、内閣支持率は前回7月から16ポイント下落し36%で、2021年10月の内閣発足以降で最低となった。自民党と旧統一教会との関係を問題視する人が9割に上っている。

  自民党と旧統一教会の関係に問題があったと思うかとの問いへの回答は、「極めて問題があったと思う」が64%、「ある程度問題があったと思う」が23%。自民党支持層でも7割超が問題があったと答えた。

  不支持率は同17ポイント上昇して54%だった。10日に実施した内閣改造と自民党役員人事については、68%が「評価しない」と回答した。

Japan Observes 77th Anniversary of the End of World War II
全国戦没者追悼式で式辞を述べる岸田文雄首相(15日、東京・日本武道館)
Photographer: Yuichi Yamazaki/Getty Images/Bloomberg

  ANNが22日報じた世論調査でも、支持率は前月比9.9ポイント減の43.7%だった。旧統一協会と政治のつながりについて、政党や国会議員が行っている調査や説明などの対応が十分かを尋ねた問いに、「足りない」と答えた人が80%に上った。9月に行われる安倍晋三元首相の国葬について「反対」が51%で、「賛成」の34%を上回った。

  岸田首相は21日に受けた新型コロナウイルスのPCR検査で陽性が判明。共同通信によると、軽症のため臨時代理は立てず、22日からリモートで公務を再開する方針。

岸田内閣支持率が急落、旧統一教会問題が影響-毎日では36%

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2022年8月21日 (日)

8月19日 憲法違反・民主主義を葬る安倍の国葬反対・臨時国会開け!~1200名がアピール

憲法違反・民主主義を葬る安倍の国葬反対・臨時国会開け!~1200名がアピール

 

残暑は厳しいが時折吹く風が秋を思わせる8月19日夜、総がかり行動委らの呼びかけで「安倍元首相国葬反対!改憲発議反対!軍拡やめろ!辺野古新基地建設中止!くらしといのちを守れ!ロシアのウクライナ侵略反対!8・19国会議員会館前行動」が行なわれ、このところ最高の1200人が参加し、一帯は「安倍国葬反対」の声、横断幕、プラカードにつつまれた。

安倍国葬を契機に自民党・維新の会などが霊感商法・詐欺行為常習の反社会的団体=統一協会と一体の汚い選挙を行なっていたことが白日の下にさらされた。両者を結びつけているキーワードは「反共」と「改憲」なのだ。国民の疑惑から逃げ回り、その場しのぎで国葬を強行しようとする岸田政権を逃亡させてはならない。

18日、野党は憲法53条に基づき「臨時国会召集」を衆参両院議長に要求した。岸田首相が「聞く力」を言うのなら直ちに臨時国会を開き、統一協会と自民政治家のつながり、コロナ感染爆発・医療体制への対応、豪雨災害の取り組みなどの国会議論を緊急に再開させることが必要だ。憲法改悪に向けた議論など百害あって一利なしだ。

立憲民主党・阿部知子衆議院議員、日本共産党・山添拓参議院議員・社民党・福島瑞穂参議院議員の各立憲野党の連帯スピーチはいずれも素晴らしく、元気が出た。また、沖縄の風・伊波洋一・高良鉄美参議院議員からメッセージが届いた。

9月の沖縄県知事選が目前に迫っている。「沖縄を戦場にするな・辺野古新基地建設阻止!」のため、何としても玉木デニー知事の再選を勝ち取らねばならない。統一協会とズブズブの関係にある佐喜真前宜野湾市長・自公知事候補に鉄槌を下そう!

市民運動のリレートークでは在日ビルマ市民労働組合ミンスイ会長の取り組みと連帯の訴え、ふやふやさん(チェンジ!国政板橋の会)の下村博文と対峙しての地域活動報告、宗教者平和ネットワーク・金牧師の宗教共同声明(60人 18日発表)紹介があった。

最後に訴えたい!!安倍の国葬に際し、学校に半旗掲揚など絶対にさせてはならない。教育基本法改悪、道徳の教科化で「お国のために命を投げ出す」子ども作りに邁進した安倍の国葬に学校が協力するなどをあり得ない。私たち「日の丸・君が代」強制に反対するグループ(写真)は約20名が参加した。

8月31日18時の安倍国葬反対国会正門前大行動を圧倒的成功させよう!(近藤徹)

2022年8月20日 (土)

安倍の国葬粉砕へ 安保法制粉砕時並みの街頭行動を!

当面の行動日程                  阪神社会運動情報資料センター掌握分

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前    阪神間の行動 

 

8月20日(土) 未来アジア研究会 14時半 PLP会館(JR「天満」南7分)

8月20日(土) 平和祈念の集い・東大阪 14時 荒本人権文化センター(近鉄「荒本」南10分)

8月21日(日) 自衛隊申し入れ行動 10時半 伊丹・第3師団西門

◎821日(日) STOP!辺野古大阪アクション集会 14時 クレオ大阪東ホール(「京橋」南東15分 講演:新垣毅(琉球新報) 集会後京橋までデモ

 

8月24日(水) 狭山東京高裁要請行動 狭山現地調査

8月25日(木) 木曜行動 14時半 神戸・三宮マルイ前

8月26日(金) 大阪カジノを止めよう討論集会 18時半 エルおおさか6階会議室

827日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市文化センター(阪急「神戸三宮」南7分 神戸市役所西)

         辺野古神戸行動 13時 三宮・マルイ前

         安倍の国葬に反対する兵庫集会・デモ 17時半 東遊園地

         ウクライナ反戦阪神尼崎行動 阪神尼崎駅前 10時~16

8月27日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

828日(日) 高砂市議選告示 ポスター貼り行動 9時 事務所  井奥正樹立候補

8月28日(日) 沖縄県知事選 玉城デニー支援大阪集会 18時 福島区民センター・大ホール(阪神「野田」西南5分 JR「野田」北5分)

8月30日(火) 高砂市議選行動日

※8月31日(水) 阪神センター・情勢研究会 18時半 阪神センター

※9月2日(金) 安倍の国葬反対!尼崎スタンディング(予定) 18時 阪神尼崎駅前

※9月2日(金) 連続市民講座実行委員会 19時 高原クリニック会議室

9月3日(土) 安倍政治を許さない3の日行動 12時半 マルイ前

94日(日) 高砂市議選投開票

 

9月6日(火) ロックアクション 18時 新町北公園(地下鉄「本町」北西5分)

9月9日(金) やめろ安倍国葬!アピール集会 18時半 エルおおさか南館5Fホール(地下鉄天満橋」西5分 JR「大阪天満宮」南15分)

※910日(土) 谷正充と共に歩む会報告会 10時 キセラ川西プラザ文化棟2階(能勢電「絹延橋」西5分) 講演:福島瑞穂 ゲスト:北上あきひと

※9月10日(土) 宝塚の平和と人権を考える会 14時 ぷらざ・こむ(阪急「売布神社」東南5分) 中川智子前宝塚市長

910日(土)~11日(日) 表現の不自由展 KOBE  会場:神戸市内

9月10日(土) 梅田解放区 17時半

※9月11日(日) 檻の中のライオン講演会 in 兵庫  1325分~ キセラ川西プラザ(能勢電「絹延橋」西5分)  講演:楾(はんどう)大樹弁護士

911日(日) 沖縄県知事選投開票日

 

9月13日(火) 関西生コン・コンプライアンス事件 論告求刑  1315分 大津地裁16時 デモ

※9月14日(水) 阪神センター・情勢研究会 18時半 

9月17日(土) 狭山市民の会こうべ例会 15時 兵庫区文化センター(JR「兵庫」北2分)

917日(土) 安倍の国葬反対兵庫デモ 14時半 神戸・東遊園地(JR「三ノ宮」南10分)

◎917日(土) 緊急シンポジーム「安倍銃撃死と統一教会問題」 18時 PLP会館(JR「天満」、南7分) パネラー:白井聡(京都精華大教員) 紀藤正樹(弁護士) 大石あきこ(衆議院議員)ほか

9月18日(日) 憲法改悪反対市民フォーラム 12時 JR梅田駅前 10時半=ミーティング

 

919日(月・休) 安倍元首相の国葬反対!大阪集会 14時 PLP会館(JR「天満」、南7分)  集会後、デモ行進

9月22日(木) 木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前

※922日(木) 安倍の国葬反対!尼崎スタンディング(予定) 18時 阪神尼崎駅前

923日(金・休) 狭山神戸駅前座り込み行動 10時~15時半

924日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市文化センター(神戸市役所西)

9月24日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

◎926日(月) 安倍の国葬反対関西闘争 18時半 大阪中の島公園(地下鉄「淀屋橋」北東3分)

927日(火) 安倍の「国葬」粉砕闘争  東京・日本武道館周辺

927日(火) 安倍の「国葬」やめろ!デモ 13時半 中の島・水上ステージ(地下鉄「淀屋橋」淀屋橋北東5分)

安倍の国葬粉砕へ 安保法制粉砕時並みの街頭行動を!

当面の行動日程                  阪神社会運動情報資料センター掌握分

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前    阪神間の行動 

 

8月20日(土) 未来アジア研究会 14時半 PLP会館(JR「天満」南7分)

8月20日(土) 平和祈念の集い・東大阪 14時 荒本人権文化センター(近鉄「荒本」南10分)

8月21日(日) 自衛隊申し入れ行動 10時半 伊丹・第3師団西門

◎821日(日) STOP!辺野古大阪アクション集会 14時 クレオ大阪東ホール(「京橋」南東15分 講演:新垣毅(琉球新報) 集会後京橋までデモ

 

8月24日(水) 狭山東京高裁要請行動 狭山現地調査

8月25日(木) 木曜行動 14時半 神戸・三宮マルイ前

8月26日(金) 大阪カジノを止めよう討論集会 18時半 エルおおさか6階会議室

827日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市文化センター(阪急「神戸三宮」南7分 神戸市役所西)

         辺野古神戸行動 13時 三宮・マルイ前

         安倍の国葬に反対する兵庫集会・デモ 17時半 東遊園地

         ウクライナ反戦阪神尼崎行動 阪神尼崎駅前 10時~16

8月27日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

828日(日) 高砂市議選告示 ポスター貼り行動 9時 事務所  井奥正樹立候補

8月28日(日) 沖縄県知事選 玉城デニー支援大阪集会 18時 福島区民センター・大ホール(阪神「野田」西南5分 JR「野田」北5分)

8月30日(火) 高砂市議選行動日

※8月31日(水) 阪神センター・情勢研究会 18時半 阪神センター

※9月2日(金) 安倍の国葬反対!尼崎スタンディング(予定) 18時 阪神尼崎駅前

※9月2日(金) 連続市民講座実行委員会 19時 高原クリニック会議室

9月3日(土) 安倍政治を許さない3の日行動 12時半 マルイ前

94日(日) 高砂市議選投開票

 

9月6日(火) ロックアクション 18時 新町北公園(地下鉄「本町」北西5分)

9月9日(金) やめろ安倍国葬!アピール集会 18時半 エルおおさか南館5Fホール(地下鉄天満橋」西5分 JR「大阪天満宮」南15分)

※910日(土) 谷正充と共に歩む会報告会 10時 キセラ川西プラザ文化棟2階(能勢電「絹延橋」西5分) 講演:福島瑞穂 ゲスト:北上あきひと

※9月10日(土) 宝塚の平和と人権を考える会 14時 ぷらざ・こむ(阪急「売布神社」東南5分) 中川智子前宝塚市長

910日(土)~11日(日) 表現の不自由展 KOBE  会場:神戸市内

9月10日(土) 梅田解放区 17時半

※9月11日(日) 檻の中のライオン講演会 in 兵庫  1325分~ キセラ川西プラザ(能勢電「絹延橋」西5分)  講演:楾(はんどう)大樹弁護士

911日(日) 沖縄県知事選投開票日

 

9月13日(火) 関西生コン・コンプライアンス事件 論告求刑  1315分 大津地裁16時 デモ

※9月14日(水) 阪神センター・情勢研究会 18時半 

9月17日(土) 狭山市民の会こうべ例会 15時 兵庫区文化センター(JR「兵庫」北2分)

917日(土) 安倍の国葬反対兵庫デモ 14時半 神戸・東遊園地(JR「三ノ宮」南10分)

◎917日(土) 緊急シンポジーム「安倍銃撃死と統一教会問題」 18時 PLP会館(JR「天満」、南7分) パネラー:白井聡(京都精華大教員) 紀藤正樹(弁護士) 大石あきこ(衆議院議員)ほか

9月18日(日) 憲法改悪反対市民フォーラム 12時 JR梅田駅前 10時半=ミーティング

 

919日(月・休) 安倍元首相の国葬反対!大阪集会 14時 PLP会館(JR「天満」、南7分)  集会後、デモ行進

9月22日(木) 木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前

※922日(木) 安倍の国葬反対!尼崎スタンディング(予定) 18時 阪神尼崎駅前

923日(金・休) 狭山神戸駅前座り込み行動 10時~15時半

924日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市文化センター(神戸市役所西)

9月24日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

◎926日(月) 安倍の国葬反対関西闘争 18時半 大阪中の島公園(地下鉄「淀屋橋」北東3分)

927日(火) 安倍の「国葬」粉砕闘争  東京・日本武道館周辺

927日(火) 安倍の「国葬」やめろ!デモ 13時半 中の島・水上ステージ(地下鉄「淀屋橋」淀屋橋北東5分)

統一教会と深い関係のトップ5は萩生田 安倍は水戸黄門、萩生田・下村は助さん格さん、次ぐのは山谷、稲田か~だんだん明らかに


萩生田政調会長に旧統一教会との“濃厚接触”次々判明…それでも「絶縁宣言」できない理由

公開日: 更新


 自民党の萩生田政調会長が追い詰められている。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との「濃厚接触」が次々と明らかになっているからだ。

 萩生田氏は参院選で初当選した生稲晃子を連れて、参院選前の6月に旧統一教会の関連施設を訪れ、支援を求めていたことが発覚。さらに2014年に出席したイベントも関連団体の主催ではなく旧統一教会の主催だった。また、後援会や党支部が旧統一教会の関連団体に12年から19年にかけて6回、計9万円の会費を支出していたなど、継続的な付き合いも判明している。

 公明党の北側副代表は18日午前の記者会見で「本人がしっかりと国民の皆さんに説明してほしい」と萩生田氏に説明を求め、午後、萩生田氏が自民党本部でぶら下がりに応じた。

■長くて深い関係か

 旧統一教会について「かつての社会的問題について今はそういうことはないと認識していた」とトボケつつ、「いまだに苦しんでいる人がいることに思いが至らず反省している」と反省の弁を披露した。耳を疑ったのが、記者団との次のやりとりだ。

 ──旧統一教会系の団体とはどのような関係を築くのか。

「活動は一線を画す。政調会長として、宗教法人としてのあり方など政府と連携しながらしっかり見守っていきたい」

 ──二度と関係は築かないということ?

「適切な対応をしていきたいと思っています」

 念を押されても、最後まで「旧統一教会とは関係を絶つ」とは口にしなかったのだ。

 ジャーナリストの鈴木エイト氏が言う。

「もし、表面的な関係であれば、旧統一教会との縁をスッパリと切れるはずです。萩生田氏が歯切れが悪く『関係を絶つ』と明言できないのは、選挙支援など旧統一教会と長くて深い関係があるからではないか。旧統一教会側は、長く支援してきたとの思いがあり、萩生田氏はその思いを意識して旧統一教会を怒らせないように言葉を選んでいる印象です。怒らせたら、何をされるか分かりませんからね」

 18日の日本テレビ「スッキリ」は、萩生田氏について「市議会議員の時代から教団と付き合いがある」との旧統一教会の現役女性信者の証言を報じた。萩生田氏は1991年から3期、八王子市議を務めている。

 ぶら下がりで幕引きは許されない。

2022年8月19日 (金)

「民主主義の破壊者=安倍晋三」の国葬やめろ!〜緊急市民集会に怒りの1000人

「民主主義の破壊者=安倍晋三」の国葬やめろ!〜緊急市民集会に怒りの1000人

 

動画(8分40秒)

 鎌田慧さんら数人の呼びかけで始まった「8.16 安倍『国葬』やめろ緊急市民集会」。組織もない個人のつながりだったが、フタをあけると会場の東京・新宿西口広場はあっというまに人波でうまった。プラカードには「国葬反対」の言葉だけでなく「安倍晋三は民主主義の破壊者」「死んでも税金のムダ使い」「カルト国葬」など言いたいことに溢れていた。

 午後6時からの集会では、呼びかけ人が次々にショートスピーチを行った。飯島滋明 (憲法学)・落合恵子 (作家)・鎌田慧 (ルポライター)・佐高信 (評論家)・永田浩三 (ジャーナリスト・武蔵大学教授)・前川喜平 (現代教育行政研究会代表)の各氏がマイクを握り、安倍元首相の「罪状」を次々に明らかにした。それはまさに「民主主義の破壊者=安倍晋三」の姿だった。「なぜこんな人が国葬になるのか」。怒りのボルテージは上がる一方だった。

 「かれには生きていてほしかった。その理由は、聞きたいことが山ほどあるから。疑惑を晴らして、責任をとってから死ねよ!」。そう訴える落合恵子さん。NHK時代に安倍による「慰安婦問題の戦犯法廷」の番組改変に追いこまれた永田浩三さん(写真上)は、自身の苦い体験を語った。「安倍は真相を語らないままあの世に行った。ウソで固めた人生だった。亡くなっても責任をとらせたい」と悔しさをにじませた。

 集会デモには、約1000人が参加したと主催者が発表した。折からの暑さに加え、ムンムンしていたが、それは個人のつながりで集まった人々の怒りの熱気だった。

 この日友人に誘われて、生まれてはじめて抗議デモに参加した女性(写真右)がいた。その女性はこう話してくれた。「国葬に反対の人は多いと思うが、行動するきっかけがわからない。私もそうだった。今の政府は私たち国民を侮っている。だから反対の意思表示をしたかった。実際に参加してみたら、とても気持ちが落ちついた。家でじっとしているより、ずっとよかった」と。

 集会後、参加者は新宿を一周するデモを行い「国葬反対」を訴えた。いま「国葬反対」の世論は79%になった。「国葬中止」に追いこむことは十分可能である。8.16緊急集会は間違いなく、その第一歩になった。(M)

↓レイバーネット川柳班も活躍

2022年8月18日 (木)

同伴で支援求め統一教会訪問 萩生田光一(教会員?)おにゃんこを統一教会(自民清話会=安倍派)に引き込む手口

テレ朝news
2022/08/17 19:27
萩生田、生稲両氏“急遽の日程”と説明 新人議員もう1人も接点「気付かなかった」

 旧統一教会と政治家の接点がまた明らかになりました。参院選の公示直前、自民党の萩生田政調会長が候補予定者だった生稲晃子議員とともに、教団の関連施設を訪問していたことを認めました。

 先月10日、拍手とともに迎え入れられたのは夜も更けてからのことでした。

 萩生田経産大臣(当時):「私が皆さんに訴えたのは、あの安倍晋三元総理が最後にこの人を国政に出そうと言って見いだしたのが私たちの生稲晃子候補です。ご支援頂いたすべての皆さんに東京都連を代表して厚く御礼を申し上げます」

 その支援をしたなかに、旧統一教会は入っていたのでしょうか。

 生稲晃子、現参議院議員。今年の参院選の公示直前に、旧統一教会の関連施設を訪れていたことが分かりました。

 私たちの取材に生稲議員の事務所はこうコメントを出しました。

 生稲議員の事務所:「ご質問のとおり、6月にご指摘団体の関連施設に萩生田光一先生と伺った事は事実です」

 生稲議員が当時、経産大臣だった自民党の萩生田政調会長とともに、旧統一教会の関連施設を訪れたのは6月18日。

 場所は萩生田氏の地元、東京・八王子です。どういった理由で訪問したのでしょうか。

 生稲議員の事務所の説明です。

 生稲議員の事務所:「当時演説をお聞きの方より、『他にも仲間が集まっているので、お話を聞かせてもらいたい』とのご依頼があり、新人の立場ですので、より多くの方に政策を聞いて頂きたいという思いで、スタッフが判断しました」

 生稲議員のツイッターを見ると、確かに6月18日は午前11時半から八王子駅前、午後1時45分からは車で25分ほど離れた多摩センター駅前で演説をしたようです。

 その、八王子での演説の際に、聴衆から頼まれて、急きょ、予定になかった旧統一教会の関連施設を訪れたというのです。

 当時、経産大臣だった萩生田政調会長は、同行した理由についてこう説明しています。

 萩生田政調会長:「突発的な日程に候補者も不慣れだったため、現場にいた私も同行しました」

 萩生田政調会長は、2014年10月、八王子市内で開かれた旧統一教会主催のイベントであいさつしたことを認めています。

 萩生田経産大臣(当時):「私はあくまでお誘いをされた会合の冒頭でごあいさつしたというのは、確かにそういう事実はありましたけれども、特別…承知のうえでお付き合いをしているというのではなく、自分なりに地元の皆さんでそのなかにそういう関係者の方がいたのかもしれないという認識です」

 萩生田政調会長が出席したイベントは当時の教会トップの特別講演会。聖歌が歌われたり、祈祷が行われたりしています。

 ちなみに式次第に萩生田政調会長に続いて名前が記されている、中川雅治前参院議員について、生稲議員は公式ホームページでこう書いています。

 生稲晃子議員公式HPから:「中川雅治参議院議員よりしっかりとバトン受け取り、精一杯走っていきます」

 他の自民党・新人議員でも、旧統一教会との接点が明らかになりました。

 元静岡県、御殿場市長の若林洋平参院議員です。

 候補予定者だった今年3月、浜松市で開かれた関連団体のイベントであいさつをしていました。

 自民党・若林洋平参院議員:「(Q.今取りざたされている旧統一教会のイベントということになるが)ああ、そう…」「(Q.その認識は?)全然なかったね。今言われて初めて。なんかとりあえず呼ばれて、選挙前だからあいさつしなよって言われて」

 若林議員がフェイスブックに載せた「救国救世家庭ビジョンセミナー」と題されたイベントの写真を見ると、主催にも共催にもはっきりと関連団体の名前が書かれています。

 若林議員は、「地元の県議会議員から依頼されて出席したものの、旧統一教会が関係しているとは気付かなかった」と言います。

 自民党・若林洋平参院議員:「確かに出たことは事実だし、名前が分からないよね。正直言うと。それが分かっていたら私は出ていない。全然そういう雰囲気はなかった。普通に明るい感じで、宗教という感じが一切なかった」

いよいよ始まる安倍の国葬反対行動一覧   関連行動も 阪神センター掌握分

安倍の国葬反対行動一覧   関連行動も 阪神センター掌握分

 

8月24日(木)  木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前 ビラまき・マイクアピール

827日(土) 安倍の国葬に反対する兵庫集会・デモ 17時半 東遊園地

※         ウクライナ反戦障害者阪神尼崎行動 阪神尼崎駅前 10時~16

8月27日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

9月1日(木) 木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前 ビラまき・マイクアピール

9月3日(土) 安倍政治を許さない3の日行動 12時半 マルイ前

9月6日(火) ロックアクション 18時 新町北公園(地下鉄「本町」北西5分)

9月8日(木) 木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前 ビラまき・マイクアピール

9月9日(金) やめろ安倍国葬!アピール集会 18時半 エルおおさか南館5Fホール(地下鉄天満橋」西5分 JR「大阪天満宮」南15分)

910日(土) 谷正充と共に歩む会報告会 10時 キセラ川西プラザ文化棟2階(能勢電「絹延橋」西5分) 講演:福島瑞穂 ゲスト:北上あきひと

910日(土) 宝塚の平和と人権を考える会 14時 ぷらざ・こむ(阪急「売布神社」東南5
分) 中川智子前宝塚市長

910日(土)~11日(日) 表現の不自由展 KOBE  会場:神戸市内

9月10日(土) 梅田解放区 17時半

911日(日) 檻の中のライオン講演会 in 兵庫  1325分~ キセラ川西プラザ
(能勢電「絹延橋」西5分)  講演:楾(はんどう)大樹弁護士

9月15日(木) 木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前 ビラまき・マイクアピール

9月17日(土) 安倍の国葬反対兵庫デモ 14時半 東遊園地  市民デモHYOGO・憲法共
同センターなど呼びかけ

917日(土) 緊急シンポジーム「安倍銃撃死と統一教会問題」 18時 PLP会館(JR「天満」、南7分) パネラー:白井聡(京都精華大教員) 紀藤正樹(弁護士) 大石あきこ(衆議院議員)ほか  シンポジーム実行委主催

9月18日(日) 憲法改悪反対市民フォーラム・宣伝行動 12時 JR梅田駅前

919日(月・休) 安倍元首相の国葬反対!大阪集会 14時 PLP会館(JR「天満」、南7
分)  集会後、デモ行進  関西共同行動など呼びかけ

9月22日(木) 木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前 ビラまき・マイクアピール

923日(金・休) 狭山神戸駅前座り込み行動 10時~15時半

9月24日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

926日(月) 安倍の国葬反対関西闘争 18時半 大阪中の島公園・女性像前
大阪総がかり行動など呼びかけ

9月27日(火) 安倍国葬やめろ!デモ 13時半 中の島・水上ステージ

「安倍元首相が統一教会との関係を“党公認”状態に」


自民党関係者が語る「安倍元首相が統一教会との関係を“党公認”状態に」


記事投稿日:2022/08/17 06:00 最終更新日:2022/08/17 06:00



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「すべて選挙応援に収れんします。安倍さんは、自民党総裁として、選挙に勝つための、支援組織の一つとして位置づけていたのでしょう。特に参議院の比例区は、雲をつかむような選挙。1万でも2万でも候補者にとってはのどから手が出るほど票が欲しいのです」

 

国会議員が旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と関係を築くメリットを、前参議院議員で統一教会に詳しいジャーナリストの有田芳生さんがこう語る。

 

統一教会の組織票の投票先を決めていたのは安倍晋三元首相(享年67)だったという。伊達忠一元参議院議長(83)は北海道テレビの取材に対し、2016年の参院選挙で比例区から出馬した宮島喜文氏(71)に統一教会の票を回すように安倍氏に依頼。宮島氏は12万2833票を獲得して当選したが、6万人の信者がいるとされる統一教会の票の存在は大きかったとみられる。

 

さらに、今年7月の参院選において伊達氏は、ふたたび宮島氏に統一教会の票を回すように安倍氏に口利きを頼んだが、井上義行氏を支援することを理由に断られたという。宮島氏は当選の見込みなしとして出馬を断念、井上氏は当選を果たしている。

 

選挙経験が豊富な、ある自民党関係者はこう語る。

 

「支持母体が弱い議員にとっては頼みの綱になりますし、安倍さんにとっても党内で影響力を強めることができます。複数の議員が統一教会と関係を深めたのも、助けてくれるならばなんでもお願いしたいという思いがあったからでしょう」

■安倍氏が統一教会との関係を“党公認”状態に

 

自民党関係者は「票以上に影響があるのは、無償ボランティアの派遣」だという。

 

「告示期間で使える資金は1500万円から2000万円などと決まっています。ところがカラー印刷のポスターや名刺は、ほとんどゴミになってしまうんですが(笑)、地元のミニ会合などでは何百枚も配り、数百万円かかります。さらに選挙管理委員会に届出したスタッフの給与、選挙カーの手配などで活動資金はなくなり、ボランティア全員の弁当を満足に配ることもできないのが現状。それでも、選挙スタッフの仕事は多忙です。

 

たとえば『◯◯氏、来たる』のような、大物政治家の応援演説を知らせる立て看板も、電柱にくくりつけます。本当は違反で警察に黙認してもらっているので、演説が終わればすぐに撤去しなくてはなりません。

 

ポスターが剥がれ落ちたりすると、有権者からクレームの電話がかかってくるので、雨や風の翌日は、朝4時、5時に見回らなければならないんです。こうした条件で働いてくれるスタッフなんて、そうそう見つかりません」

 

宗教的な動機を背景に非常に勤勉に働く統一教会から派遣されたスタッフは選挙戦の大きな戦力になったという。しかし、そんなありがたい存在だとしても、統一教会は霊感商法や合同結婚式などで社会問題になってきた団体だ。

 

「かつては統一教会の行事への出席は躊躇されるものでした。ところが、自民党総裁で首相の立場でもあった安倍さんが教団との関係を深めたことで状況は一変。安倍派の議員を中心に、堂々と名前を出して祝電を送り、イベントに参加するようになっていったのです」(自民党関係者)

 

統一教会の霊感商法の被害額は35年で1237億円、直近5年でも54億円。だが、そんな団体との交際は、もはや“党公認”状態といってもよかった。

 

「党のトップの安倍さんが堂々とやっているから、議員たちが統一教会との関係を広げることに、党として誰も忠告できなくなったのです」(自民党関係者)

2022年8月17日 (水)

安倍元首相国葬 都内で反対デモ 鎌田慧さん、沢地久枝さん、佐高信さん、落合恵子さんら呼び掛け 新宿駅周辺で

安倍元首相国葬 都内で反対デモ 鎌田慧さん、沢地久枝さん、佐高信さん、落合恵子さんら呼び掛け 新宿駅周辺で

2022年8月16日 21時25分
安倍元首相の国葬に反対する人たち=16日、東京都新宿区で

安倍元首相の国葬に反対する人たち=16日、東京都新宿区で

 9月27日に実施予定の安倍晋三元首相の国葬中止を求める集会とデモが16日、東京・新宿駅周辺であった。「国葬反対」「やめろ国葬」などと書かれたプラカードを持った約1000人(主催者発表)が「国葬は民主主義と相いれない」などと声を上げた。
 ルポライターの鎌田慧さんや作家の沢地久枝さんら、これまで憲法の解釈変更により集団的自衛権の行使を容認し、改憲や原発再稼働を進めようとする安倍政権を批判してきた有識者が呼び掛けた。
 呼び掛け人の一人で評論家の佐高信さんは「人間は一人で生まれ、一人で死ぬ。(国葬実施で)死ぬことに格差を設けるな。国葬は民主主義の破壊だ」。呼び掛け人の作家落合恵子さんが「森友・加計学園、桜を見る会などの疑惑を解明しないまま国葬するわけにいかない。反対の声を後ずさりさせない」と訴えると、参加者は「そうだ」と声を上げた。
 「民主主義は国葬を拒む」というプラカードを持って参加した東京都台東区の女性(77)は「アベノミクスで格差は拡大し、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を認めさせ、とんでもないと思ってきた。国葬は絶対反対です」と話した。(加藤益丈)

2022年8月16日 (火)

安倍元首相を統一教会の関連団体が追悼…改めて示された“強固な繋がり”

安倍元首相を統一教会の関連団体がイベントで追悼…改めて示された“強固な繋がり”に広がる困惑

記事投稿日:2022/08/14 06:00 最終更新日:2022/08/14 06:00
 
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12日、統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の関連団体が韓国でイベントを開催。その中で銃撃により亡くなった
安倍晋三元首相(享年67)を追悼する時間が設けられ、日本では波紋を呼んでいる。

 

各メディアによると、開催されたのは統一教会の友好団体であるUPF(天宙平和連合)による平和を祈念するイベント。その開会式で安倍元首相の死去に触れ、「統一と平和のための運動にご尽力された」などとし、追悼の時間を設けたという。

 

「イベントでは安倍元首相の遺影がスクリーンに映し出され、参加者は献花したといいます。またアメリカのドナルド・トランプ前大統領(76)はこのイベントにビデオメッセージを寄せて『安倍氏の死は、世界にとって大きな損失』と語ったそうです」(全国紙記者)

 

統一教会の関連団体が安倍元首相へ深い弔意を表すいっぽう、日本では統一教会への厳しい目が向けられている。安倍元首相を銃撃した山上容疑者の母親は教団へ多額の献金を行い、破産し、家庭が崩壊。教団の恨みを抱く山上容疑者は、安倍元首相が昨年9月にUPFのイベントにビデオメッセージを寄せたことなどから、安倍元首相と教団の繋がりを疑い犯行に至ったことが報じられている。

 

こうした背景から、かねて信者による多額の献金などが問題視されてきた統一教会への関心が再び高まることに。数々の問題が指摘されている団体でありながら、多数の政治家の繋がりが明らかになり、批判の声は高まるばかり。

 

そんな状況下で統一教会の関連団体が行った安倍元首相に対する追悼と献花。改めて安倍元首相と教団の繋がりの強さが示された形だ。ネット上では、困惑する声が上がっている。

 

《冷静に考えて、信者でも無い安倍晋三氏にここまでする必要があるのでしょうか? ここまでするくらい、安倍晋三氏は統一教会に無くてはならない存在だったのであろう》
《安倍と統一教会はそれほど関係ないと言われてましたがズブズブですね》
《「山上容疑者が、安倍元総理が統一教会と関係あると思いこみ」と報道されてたけど、深く関係してた事を証明してるやん》

2022年8月15日 (月)

在日ミャンマー人の間で評判悪い日本の元国会議員は何をしたのか クーデター起こした国軍幹部と深い関係






在日ミャンマー人の間で評判悪い日本の元国会議員は何をしたのか クーデター起こした国軍幹部と…

2022年8月14日 06時00分



 在日ミャンマー人らに極めて評判の悪い日本人がいる。国会議員や大手企業が関わる一般社団法人「日本ミャンマー協会」の会長、渡辺秀央元郵政相(88)だ。クーデター後もミャンマーを訪れ、国軍が任命した“閣僚”らと面会し、国軍擁護の発言を繰り返す。日本はクーデターを非難したはずなのに、面会には内閣審議官が同席。国軍の統治にお墨付きを与えるかのようだ。(特別報道部・北川成史)

◆大物政治家も名を連ねる協会

渡辺会長の言動に抗議し、デモをするミャンマー人ら=東京都千代田区の日本ミャンマー協会前

渡辺会長の言動に抗議し、デモをするミャンマー人ら=東京都千代田区の日本ミャンマー協会前

 「海外でデモをやっている人たちのほうが楽をしている」。6月にあった日本ミャンマー協会の理事会。協会の資料によると、渡辺氏は、母国の家族を案じるミャンマー人らの心情を踏みにじる発言をしていた。
 渡辺氏は2010年まで衆参両院の議員を計8期務めた。協会のウェブサイトなどによると、ミャンマーとの縁は、1986年に中曽根康弘内閣で官房副長官になり、要人の来日に対応したのが始まり。88年のクーデター後の軍政期には国軍管区司令官のテインセイン氏と親交を深めた。
 協会はミャンマーが民政移管した2011年、交流推進の目的で設立された。渡辺氏が会長に就任し、中曽根氏(19年死去)を名誉会長、麻生太郎自民党副総裁を最高顧問に据えた。与野党国会議員、中央省庁の元次官らが役員に名を連ね、「アジア最後のフロンティア」での利得を狙う日本企業が入会した。
 渡辺氏は11〜16年のテインセイン大統領時代、大規模な経済特区を日本が開発する話を取り付け、存在感を示した。
 21年2月のクーデター直後、パイプ役として注目されたが、実像はあまりに国軍寄りだった。渡辺氏はクーデター後もミャンマーを度々訪れ、ミンアウンフライン総司令官ら要人と面会し、関係を誇示した。
 「憲法に基づいた行為でクーデターではない」。渡辺氏は協会の会合で、国軍の立場を代弁し続けている。総選挙で不正があり、アウンサンスーチー国家顧問らが対応しないので、非常事態を宣言し、国軍が三権を掌握したとの言い分に同調している。また、民主派が国軍に対抗して樹立した挙国一致政府(NUG)について「共産党武闘派の一派」との自説も披露したが、基本認識すら怪しい。

◆違憲性もある非常事態宣言

 国軍は21年2月のクーデターで、ウィンミン大統領を拘束。国軍出身の副大統領が大統領代行となり、非常事態を宣言した。だが、北九州市立大の伊野憲治教授(ミャンマー研究)は「憲法では、大統領が欠員になった場合、連邦議会を招集し、後任を選出する必要がある。大統領代行に非常事態宣言の権限はない」と違憲性を強調する。
 伊野氏によると、1988年の民主化運動の際、国軍は共産主義者の暗躍を盛んに喧伝けんでんした。48年の独立後、武装蜂起した共産主義勢力に対する国民の警戒感を利用した形だが、今回、民主派と共産党の関係は取り沙汰されていない。渡辺氏の「共産党武闘派説」について伊野氏は「古い認識の発言では」と疑う。
 ミャンマーとの関係正常化を熱望する渡辺氏の前のめり姿勢の裏で、見逃せないのが同氏周辺の利権だ。
 渡辺氏が代表取締役を務める「日本ミャンマー開発機構」は国軍系企業と合弁会社を設立し、ミャンマー国防省所有地で商業施設を建設する計画があった。
 協会は2016〜19年、ミャンマー人技能実習生を受け入れる監理団体の事前審査を担っていた。監理団体は実習生の人数に応じて協会に審査手数料を支払う。ミャンマー政府からの委託というが、他国にはない独占的な業務だった。

◆内閣官房の審議官も同席して会った相手は

軍隊の日を記念するパレードで行進するミャンマー軍=3月27日、ミャンマー<br>
・ネピドーで(AP)

軍隊の日を記念するパレードで行進するミャンマー軍=3月27日、ミャンマー ・ネピドーで(AP)

 渡辺氏はミャンマー訪問中の5月、国軍が労働相に任命したミィンチャイン氏と面会し、技能実習生の増加に向けた協会の関与などを話し合った。国軍統制下にある国営紙が報じた。
 記事は、内閣官房インド太平洋チームの安藤晴彦内閣審議官が同席していた事実も伝えている。
 経済産業省出身の安藤氏は渡辺氏と旧知の間柄で、今年3回、計約420万円の公費をかけてミャンマーに出張した。その最中、日本政府が認めていない軍政の要人と面会した。同チームは「協会の要請で立ち会った」と受動性を強調するが、クーデターを非難した外相声明や衆参両院の決議に照らし、不適切だ。
 協会は21年度の事業計画で、クーデターを憲法に基づく行為と位置付けた。加入企業は軍政容認派とみなされてもおかしくない。
 悪印象を懸念したのか、会を離れる企業が続出。脱会にはトヨタ自動車、三菱商事、東京海上日動火災保険などの大所おおどころが含まれる。
 20年7月、会員数は正会員130社、賛助会員10社の計140社だった。クーデター後、協会は会員や役員のリストをサイトから削除したが、本年度の事業計画で、会員数は20年の「約半数」としている。
 協会の年会費は正会員が20万円、賛助会員が10万円。本年度の収支計画を見ても、会費収入は20年度と比べて3割減り、約2500万円になっている。

◆まるで日本の代表のように

日本財団前でのデモで、笹川会長と国軍総司令官の会談写真に×印を付け、融和的な姿勢をとらないよう求めるミャンマー人ら=東京都港区

日本財団前でのデモで、笹川会長と国軍総司令官の会談写真に×印を付け、融和的な姿勢をとらないよう求めるミャンマー人ら=東京都港区

 そうした状況で、収入で依存する割合が増しているのが日本財団からの助成金だ。本年度は約1000万円で収入の4分の1以上を占める。助成金は機関誌発行や情報収集活動に使われる。
 渡辺氏は日本財団の笹川陽平会長を「友人として最も信頼、尊敬する」と評価する。ミャンマーでの人道支援にかかわり、総選挙で日本の監視団長も務めた笹川氏だが、クーデター後、国軍を非難せず、在日ミャンマー人らから渡辺氏とほぼ同列視されている。
 また、渡辺氏はクーデターを主導したミンアウンフライン氏から、安倍晋三元首相に対する弔意文や、民主派活動家らの死刑執行を正当化する親書を受け取り、会員に紹介している。
 まるで日本の代表かのような振る舞いだが、メディアを含め外部への説明責任を果たさず、「こちら特報部」が今回、これまでの言動などについても見解を求めたが、応じなかった。
 民政移管後、政官財一体のミャンマー進出体制の象徴が協会だった。旗を振った手前か、クーデター後、協会役員を務める与野党国会議員らは歯切れが悪い。
 渡辺氏の言動への見解などを書面で尋ねたところ、最高顧問の麻生氏、理事の甘利明、加藤勝信、浜田靖一の各自民党衆院議員、立憲民主党の枝野幸男前代表から中身のある回答はなし。
 立民の福山哲郎参院議員は「協会を巡ってさまざまな指摘がある一方、邦人保護などのためのルート確保も必要と考え、クーデター以降、理事会には出席していないが、理事として残っている」とコメントした。

◆目的は権益確保? 市民の死者は2100人超

 「渡辺氏や笹川氏は自分たちの利益や事業を守るため、国軍の意向に沿って動いているようだ。日本政府も国軍とつながりたい本心がある」。ソーバラティンNUG駐日代表は、権益確保を目論もくろむ日本側の思惑を指摘し、負の側面を懸念する。「関係維持を図る渡辺氏らと国軍は面会し、『日本が統治を認めた』とプロパガンダに利用している」
 人権団体によると、クーデター後、市民の死者は2100人を超えた。弾圧が続く中、協会とは別に、11日には自民党の渡辺博道衆院議員がミャンマーでミンアウンフライン氏と面会。投資推進などを話し合い、新たな波紋を広げている。
 ソーバラティン氏は警鐘を鳴らす。「国軍を後押しするような発言や行動はミャンマー人を怒らせ、日本への感情を悪くしていく」

◆デスクメモ

 渡辺氏が「最も信頼する」というのが、安倍晋三氏を別荘でもてなした笹川氏。父の良一氏は右翼の大物とされ、国際勝共連合の初代名誉会長に就いた。この団体を設けたのは文鮮明氏。旧統一教会の創設者だ。何ともいえないこの人脈。ミャンマー人でなくとも、いぶかしさを感じる。(榊)

2022年8月14日 (日)

日本軍「 慰安婦」メモリアルデー~本日(8月14日)神戸・三宮マルイ前で14時半から

安倍国葬反対!あったことをなかったことにするな!〜日本軍「 慰安婦」メモリアルデー

尾澤邦子

 

 安倍元首相の「国葬反対」の声が、あちこちから聞こえてきます。
 8月10日昼12時半から新宿西口で行われた戦時性暴力問題連絡協議会の「水曜行動 in 新 宿」、テーマは「安倍元首相の国葬反対~あったことをなかったことにするな~日本軍『 慰安婦』メモリアルデーin Tokyo」でした。

 最初に、「女たちの戦争と平和資料館」館長の池田恵理子さんから、この間の経過につ いてお話しがありました。安倍元首相は、教科書から「慰安婦」の記述をなくしていくな ど、日本軍「慰安婦」問題をなかったことにしようとしてきた人です。池田さんは「私た ちに思いを託して旅立たれた『慰安婦』被害者の女性たちへの責任としても、若い人たち にこの問題を引き継ぐ、そのための努力を続けていきたい」と話しました。

 ピースボートの野平晋作さん(写真上)は、「国葬を行うということは、安倍元首相がやってきた ことを正当化し、岸田政権もそれを引き継ぐことが懸念されるので反対する」と話し始め ました。安倍元首相は、日本の過去の植民地支配、侵略戦争を正当化しました。野平さん は「過去の加害の歴史を学び、忘れないということは、被害者の名誉を回復すると共に、 同じ過ちを繰り返さないということにつながっている。加害の事実をこどもや孫たちに伝 え、このような人権侵害が起こらないような社会を築いていきたい」と話しました。そし てまた安倍元首相が、集団的自衛権の行使を容認する安保法制を成立させるなど、民主主 義を破壊してきたことや、安倍政権下でマイノリティへの差別と排外主義が煽られてきた ことなど話し、「国葬反対」を訴えました。

 1991年8月14日、韓国の金学順(キムハクスン)さんは、日本軍「慰安婦」であったこ とを名乗り出ました。その勇気に触発され、韓国、中国、フィリピン、台湾などからも次 々と被害女性が名乗り出ました。8月14日のメモリアルデーによせて、梁澄子(ヤンチン ジャ)さんが金学順さんについて語りました。ヤンさんは「なぜ50年もだまっていたのか 、なぜ今名乗り出たのか、みなさんにも考えていただきたい。それは、50年たっても忘れ られない傷として深く刻まれていたからです。でも黙っていたわけではなく、わかってく れそうな人には話していたのです。その声が届くようになったのは、被害者の声に耳を傾 けようとする人たちが生まれたこと、被害を明らかにしようとする女性たちの運動があり 、それを否定する日本政府の動きがあって、被害者の怒りが声になったのです。当事者と して勇気を出した金学順さん。このような女性たちがアジア各国にいたこと、今も生存し ていることを記憶していただきたい」と訴えました。

 日本軍「慰安婦」被害女性たちの声を、なかったことにしたい日本政府。戦時性暴力を なくし平和な世の中を望む「平和の少女像」の撤去にこだわる日本政府。なぜ素直に過去 の過ちを認めないのでしょうか。過ちを繰り返さないための謝罪がなぜできないのでしょ うか。韓国の新政権の下で、2015年の「日韓合意」がまた持ち出されていますが、被害者 が納得しない「合意」はありえません。

 安倍元首相がやってきたことを正当化する「国葬」に反対します。

2022年8月13日 (土)

岸田首相「内閣改造直後」に支持率最低の異常事態

岸田首相「内閣改造直後」に支持率最低の異常事態 肝いりの「電撃改造」も物価高、コロナ、国葬批判には勝てず

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記念撮影に臨む第2次岸田改造内閣の閣僚たち(写真・時事通信)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年8月12日 (金)

安倍「国葬」差し止めへ市民231人が提訴/かつてない激励・支援の声

安倍「国葬」差し止めへ市民231人が提訴/かつてない激励・支援の声

 

 8月9日午後、安倍晋三元首相の国葬の差し止めを求め、市民231人が東京地裁に提訴しました。以下、提訴後の記者会見から2人の発言を抄録します。(浅井健治)

●安倍元首相の国葬を許さない会代表・藤田高景さん

 安倍元首相の国葬の強行はいかなる観点から見ても全くおかしい。日本国憲法を踏みにじり、思想・信条の自由を侵害し、明治憲法下で天皇の勅令であった国葬令が昭和22年に失効しており、何らの法的根拠もないことに国民の血税をつぎ込む違法行為だ。

 

 岸田首相が挙げた国葬をやる理由はどれ一つとってもまともな理由とは言えない。日に日に全国の国民が国葬への批判の声を高めている。そのような声の高まりを背景にして私たちは、多くの市民が結集して7月27日に会を発足させた。そして直ちにこの不当不法な国葬をストップさせるため、中途半端な仮処分ではなく本格的な正式な訴訟を提起することを決定して弁護団と協議を開始し、準備を進めてきた。先ほど訴状を提出し、受理していただいた。

 裁判を起こすことを決定して本日までまだわずかな時間しかないが、全国の心ある市民のみなさんから数多くの激励・支援の声が寄せられた。私は2020年にも黒川検事長問題で告発したり、過去いくつかの裁判を闘ってきたが、今回のように短期間に全国のみなさんから多くの支援の声が寄せられて正直驚いているし、また感謝の気持ちでいっぱいだ。主としてSNSで原告団への参加を呼びかけたところ、連日のように全国から速達で原告参加の申し込みが殺到した。本日午前中の分だけでもこれだけ来ている、全国の全く知らない人から速達が。

 全国の市民の多くのみなさんが、この国葬強行はどう見てもおかしい、やめるべきだと怒っている、そういう声の表れだ。

●弁護団長・大口昭彦さん

 先ほど訴状と仮の差し止め申立書の2件を提出した。1件は行政事件訴訟法第37条の4に基づく差し止め訴訟だ。1番目に、9月27日に国葬を行ってはならない。2番目が、そのために政府は予備費から2億円を拠出しようとしているが、その予算措置をとってはならない。

 

 もう1件は37条の5第2項に基づくもので、差し止め訴訟には仮の差し止めという制度が設けられている。1か月ちょっとしかない切羽詰まった状況において判決に至るのは非常に困難であることから、仮に差し止める。他の民事事件の仮処分・仮差押に類似した制度だ。

 係属部は東京地裁民事第51部。行政事件が集中されている。原告の数は、本日朝締め切ったが、231名。しかし、今どんどん追加の申し出が続いていて、時期を置かずに第2次の申し立ても行っていく。

 私たちがとくに強調したのは、私個人の思いでもあるが、岸田首相は「民主主義を守るための断固とした決意を示す」と言っている。しかし、果たして故安倍首相は民主主義の権化であるような言い方ができる人物であったのか。国会でのヤジ問題、一国の首相が先頭に立って質問者に対してヤジを連発する。その結果、森友学園・加計学園・桜を見る会、どれも安倍首相個人が関わっているのではないかと疑わしい状況において、国会でしっかりと審議して自分にかけられた疑惑を晴らさなければいけない。こういう立場にあったにもかかわらず、「ごはん論法」といった詭弁・恫喝・揶揄、本来の民主主義的議論とは全く関係のない、非常に品のない態度で対応し、結局国会で問題をうやむやにしてしまう。こういうことが繰り返された。

 民主主義を破壊したのは誰なのかと言えば、実は安倍首相その人ではないか。その人を国家的行事で葬送することがどうして日本の民主主義を守る決意を示すことになるのか。

 国民・諸団体から反対・疑問の声が多数上げられている。世論調査でも50%を超えている。本来、岸田首相は国葬の必要性・合理性を説明する必要がある。しかし、自民党・政府は何らそれを行わない。国会が開かれたにもかかわらず、さっさと閉会してしまって、国葬問題が公に論ぜられることがない。むしろそれを封殺している。こういう状況からするなら、民主主義を守るというようなことを岸田内閣は言えるのか。

 これにはいろいろ理由がある。その第一は統一教会と安倍首相、自民党幹部の非常に醜悪な癒着の関係だ。岸信介以来3代にわたって安倍家は統一教会に深く関与していて、選挙で多大の見返りがある。逆に統一教会自身も政権に深く食い込んでいく。こういう構造が形成されていた。なまじ国会で議論すれば、統一教会問題が正面に出てきて自分たちの尻に火が付いてしまうことから、かつて安倍首相が議論を回避するためにさまざまな術策を行使したのと同じことが現在やられている。民主主義を守るというようなことはとても言えない。

 「故人の遺志である憲法改正に突き進む」と岸田首相は真っ先に言った。また、メディアでは岸田首相が自分の権力基盤を確立するために安倍派に手を突っ込むという、非常に下世話な言い方まで言われている。本件国葬はそのような憲法改悪、政治権力の支配にまみれた非常に政治的な問題であって、そういう点も裁判で徹底的に追及し、ぜひ憲法・国民主権の問題を明らかにしていきたい。

*訴状は、記者会見に出席されていた東京造形大学名誉教授・前田朗さんが自身のブログにアップしている。
https://maeda-akira.blogspot.com/2022/08/blog-post_9.html
安倍晋三元首相国葬差止等請求事件訴状

内閣支持下落51%、旧統一教会対応「不十分」55%…読売緊急世論調査

 
 
記者会見で、新内閣の方針などを説明する岸田首相(10日午後6時43分、首相官邸で)=沼田光太郎撮影© 読売新聞 記者会見で、新内閣の方針などを説明する岸田首相(10日午後6時43分、首相官邸で)=沼田光太郎撮影

 読売新聞社は第2次岸田改造内閣が発足した10日から11日にかけて緊急全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は、改造直前の前回調査(今月5~7日実施)から6ポイント下落の51%となり過去最低となった。不支持率は34%(前回32%)と過去最高だった。

 岸田首相が新閣僚らに対し、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との関係を自ら点検し、見直すよう求めたことについて、十分な対応だと「思わない」は55%と半数を超えた。

 今回の内閣改造を、全体として「評価する」は45%、「評価しない」は34%。河野デジタル相の起用を「評価する」は63%、「評価しない」は21%で、自民党の萩生田政調会長の起用を「評価する」は32%、「評価しない」は40%だった。

2022年8月11日 (木)

当面の行動

当面の行動日程                  阪神社会運動情報資料センター掌握分

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

阪神間の行動 

 

8月11日(木)~14日(日) 子どもたちと考える 戦争と平和展 9時半~19時 高槻市生涯学習センター・1階展示室

8月11日(木・休) 基地のない沖縄を・日本・東アジアを!811京都集会 13時半 キャンパスプラザ京都(JR「京都」北西5分)

8月13日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5前

814日(日) 慰安婦問題メモリアルデー 14時半 神戸・三宮マルイ前

 

※8月17日(水) さようなら原発1000人集会実行委 19時 アステ川西(阪急「川西能勢口」南1分)

8月19日(金) 姫路カンキン行動500回記念行動 姫路:関電姫路支店前

8月20日(土) 未来アジア研究会 14時半 PLP会館(JR「天満」南7分)

8月20日(土) 平和祈念の集い・東大阪 14時 荒本人権文化センター(近鉄「荒本」南10分)

8月21日(日) 自衛隊申し入れ行動 10時半 伊丹・第3師団西門

◎821日(日) STOP!辺野古大阪アクション集会 14時 クレオ大阪東ホール(「京橋」南東15分 講演:新垣毅(琉球新報) 集会後京橋までデモ

 

8月24日(水) 狭山東京高裁要請行動 狭山現地調査

8月25日(木) 木曜行動 14時半 神戸・三宮マルイ前

8月26日(金) 大阪カジノを止めよう討論集会 18時半 エルおおさか6階会議室

827日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市文化センター(阪急「神戸三宮」南7分 神戸市役所西)

         辺野古神戸行動 13時 三宮・マルイ前

         市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市文化センター(阪急「神戸三宮」南7分 神戸市役所西)

         安倍の国葬に反対する兵庫行動 17時半 東遊園地

         ウクライナ反戦阪神尼崎行動 阪神尼崎駅前

8月27日(土) 梅田解放区 阪急ヘップ5前

 

9月3日(土) 安倍政治を許さない3の日行動 12時半 マルイ前

 

※9月10日(土) 宝塚の平和と人権を考える会 14時 ぷらざ・こむ(阪急「売布神社」東南5分) 中川智子前宝塚市長

910日(土)~11日(日) 表現の不自由展 KOBE  会場:神戸市内

910日(土) 谷正充と共に歩む会報告会 10時 キセラ川西プラザ文化棟2階(能勢電「絹延橋」西5分) 講演:福島瑞穂 ゲスト:北上
        あきひと

9月10日(土) 梅田解放区 17時半

9月11日(日) 檻の中のライオン講演会 in 兵庫  1325分~ キセラ川西プラザ大会議室(能勢電「絹延橋」西5分)  講演:楾
        (はんどう)大樹弁護士

 

9月17日(土) 狭山市民の会こうべ例会 15時 兵庫区文化センター(JR「兵庫」駅北2分)

917日(土) 安倍の国葬反対兵庫デモ 東遊園地

◎917日(土) 緊急シンポジーム「安倍銃撃死と統一教会問題」 18時 PLP会館(JR「天満」南7分) パネラー:白井聡(京都精華大教員) 紀藤正樹(弁護士) 大石あきこ(衆議院議員)ほか

919日(月・休) 安倍の国葬に反対する大阪行動 14時 PLP会館PLP会館(JR「天満」南7分)

923日(金・休) 狭山神戸駅前座り込み行動 10時~15時半

924日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市文化センター

9月24日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5前

◎926日(月) 安倍の国葬反対関西闘争 18時半 大阪中の島公園

927日(火) 安倍の「国葬」粉砕闘争 東京・日本武道館周辺

 

1016日(日) 川西市長選・川西市議選 投開票日

2022年8月10日 (水)

萩生田政調会長で安倍派後継レースに波紋 「統一教会と関係ないな」内閣改造で厳しい身体検査

 
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閣議に臨む岸田文雄首相。改造後はどんな顔ぶれになっているのだろうか© AERA dot. 提供 閣議に臨む岸田文雄首相。改造後はどんな顔ぶれになっているのだろうか

 キーワードは「旧統一教会」と多くの議員が口をそろえる8月10日の内閣改造。閣僚候補らには厳しい「身体検査」が予想される。そして、問題はそれだけではない。五輪に絡む巨額の資金提供疑惑も捜査が進んでいる。いずれの問題にも絡まず、なおかつ岸田文雄首相のお眼鏡にかなう人材はどれだけ残っているのだろう。

「今回の内閣改造はまさに旧統一教会改造だよ。この問題をひきずると岸田首相は、大変な事態になると危惧して、思い切った前倒しを仕掛けた」

 そう話すのは、岸田政権を支える麻生派の幹部。7月8日の安倍晋三元首相の銃撃事件以降、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員との接点についてのニュースが連日のように流れている。

 自民党の国会議員を中心に地方議員までが結びつき、選挙支援を受け、旧統一教会のイベントに参加するなど、自民党と旧統一教会の「闇ルート」が次々と白日の下にさらされている。

 自民党内には、SNSなどで旧統一教会の関連団体などとの関係を積極的にアピールしていた議員も少なくない。

 その一人のある自民党衆院議員はこう打ち明ける。

「関係していた団体の名称から旧統一教会とは想像もしなかった。ネットで少し調べればわかったのかもしれないが、まったく違和感がなかった。霊感商法が騒がれていたのは30年近く前で、その時はまだ子どもだったのでピンとこなかった。議員になってからイベントにも参加したし、選挙の支援も受けたけど、これを機に旧統一教会との関係はきっぱり断つ。正直、今でもあの人たちが旧統一教会の関係者だとは信じられない……。ただ。ここまで騒がれると政治生命には大きなマイナスだ」

 その上で、

「党内では、2人寄れば、内閣改造、党人事の話。旧統一教会と関係がある議員は徹底的に排除されるだろうという空気感だ」

 と内情を話した。

 とりわけ、今回の党人事は早々に、茂木敏充幹事長の留任が決まった。注目は、政調会長だ。

 高市早苗政調会長は交代との声が多く聞こえてくる。また、党三役の一人、福田達夫総務会長は閣僚ポスト起用もあるとの見方が出ている。

「これまで、高市政調会長は茂木幹事長ともめている、と何度も報じられた。党の内側の話が記事になるのは、かなりギクシャクしている証拠。岸田首相は、茂木幹事長をとり、高市政調会長は切る決断をしたんじゃないか。高市政調会長の後ろ盾だった安倍元首相が亡くなり、派閥にも入っていないからやりやすいのでは。後任は萩生田光一経済産業相で決まりとの声も聞く。岸田首相とも親しく、安倍派だから」

 岸田派の元職員で自民党本部の政調担当を長く務めた、政治評論家の田村重信さんはそう推測する。

 そうなると安倍派内のパワーバランスにも影響を及ぼすという(安倍派内の後継争いについては8月8日のAERAdot.「『アッキー』不出馬で安倍派分裂がささやかれる後継争い」で詳報)。

「萩生田経産相が政調会長となれば、安倍派の後継者に大きく近づく。政調会長は『大臣3人前』と言われるほど大きなポスト。萩生田経産相よりも年長の塩谷立、下村博文両会長代行は、かなりきつくなるでしょう。今後の派内は、萩生田経産相と松野博一官房長官が軸になって、トップを争うんじゃないでしょうか」

 そして、閣僚も半分以上が交代する見込みだという。

 二階派の国会議員が話す。

「9月の改造と思っていたらお盆前。予想より1カ月も早い。派閥から推薦を出さないと大変だと、大慌てでやっている。それでなくても非主流派と呼ばれて冷や飯食っているんだから。とにかく、『旧統一教会との関係はないな』と念を押してから推薦するんだ。こんな身体検査は初めてだ」

 一方、自ら旧統一教会との関係を明らかにしたのは岸信夫防衛相。末松信介文部科学相、山口壮環境相ら数人の閣僚も同様だ。

「岸防衛相だけは、体調を考えて、という理由で外れるだろう。他の旧統一教会と関係のあった閣僚は、よほどの理由がない限り交代だ。昨年10月の総裁選に勝った後の組閣は、安倍元首相、麻生副総裁にかなり気を使った人事。今回は、岸田首相自身の政策をしっかり遂行できるような配置にするはず。それに、昨年10月の衆院選、今年7月の参院選と2度、国政選挙に勝っていることがポイント。党内では、その功績が大きく評価されているので、より強い力を発揮できる」(前出の田村氏)

 また、自民党の閣僚経験者からは、

「副大臣、政務官の人事も注目だ。選ばれるということは、旧統一教会との関係がない、クリーンだというイメージになる。当選回数などで、就任が確実視されても名前がない議員は、旧統一教会と関係ありだろう。今後の人事にも響いてくる」

 との指摘もある。

 旧統一教会関係だけでも頭を抱える問題だが、実は自民党はもう一つ、隠れた難題がある。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の元理事の高橋治之氏の会社が、紳士服大手「AOKIホールディングス」側から多額の資金提供を受けたとされ、東京地検が捜査している事件。

 高橋氏は、電通の元役員で、東京五輪・パラリンピックの招致や、スポンサーの選定などに大きな影響力を有していたのではないかと、みられている。

 そこで、微妙なのが遠藤利明選挙対策委員長だ。

「遠藤選対委員長は、党三役の総務会長へ、との声も強い。しかし、遠藤氏は五輪担当相で、五輪の組織委員会副会長という要職にあった。高橋氏の事件がいつ弾けるかわからない状態で、岸田首相がそこをどう考えるかですね」

 と自民党の閣僚経験者が語る。東京地検特捜部がすでに強制捜査に着手しているが、逮捕には至っていない。「高橋氏の背後にバッジ(議員)がいるから慎重に進めている」との情報も永田町には流れているという。

 「旧統一教会」という前門の虎、「五輪疑惑」という後門の狼。岸田首相は、奇策の前倒し内閣改造で乗り切れるのか?

(AERA dot.編集部・今西憲之)

2022年8月 9日 (火)

日本共産党に異変、「全会一致」にならなかった中央委員会総会

 
 
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2022年参院選で街頭演説する日本共産党の志位和夫委員長(2022年7月5日、写真:AP/アフロ)© JBpress 提供 2022年参院選で街頭演説する日本共産党の志位和夫委員長(2022年7月5日、写真:AP/アフロ)

(筆坂 秀世:元参議院議員、政治評論家)

 日本共産党の第6回中央委員会総会が8月1日、2日の2日間行われた。ここで珍しいことが起こった。中央委員会総会には、通常、幹部会を代表して志位和夫委員長が報告を行い、討論を踏まえて結語(まとめ)が述べられる。この報告と結語が採決にかけられるのだが、共産党の場合、ほとんど全会一致で可決される。私自身、何十年も中央委員を務め、何十回と中央委員会総会に出席したが、全会一致以外知らない。

 ところが今回は違ったのだ。書記局の発表には「幹部会報告と結語を圧倒的多数で採択した」とあるのだ。

 志位委員長によると「保留」の態度を表明した人が一人いたそうだ。「保留」の理由は明らかにされていないので知る由もないのだが、志位氏の報告や結語を読んでみるとさもありなんと思えてくる。

 小さな綻びのようだが、そうとも言い切れない動きもある。

党内から公然と出てきた委員長公選論

 いま党内の一部から共産党の委員長を党員による投票で決めたらどうかという意見が出ている。代表的なのが、私も以前党本部で机を並べていた松竹伸幸氏だ。松竹氏はブログで「共産党の党首公選を考える」というタイトルですでに11回も意見を掲載している。もっと続くようだ。

 同氏のブログによると、「党首公選を求める声は少なくない。SNSを見ていると、共産党員と思われる人も、そんな発言を活発にしているようだ」という。

 松竹氏は、 「現在、共産党だけに党首公選の仕組みがなく(あとで書くように公明党にも存在しない。公明党と同じだなんて恥ずかしいな)、他党には存在するので、その違いを政党のあり方、成り立ちの違いからくる普通のことと受け止めている人もいるかもしれない。しかし、日本のほかの政党も、設立以来ずっと党首公選などはしてこなかった。党首公選は、時代の変化、世論の変化をふまえた新しいシステムなのである」とも指摘している。

 松竹氏には、難しい挑戦だが、党首公選実現のため大いに頑張ってほしいと思う。何しろこれまで共産党は、党内で選挙というものをやったことがないからだ。共産党規約3条には、「すべての指導機関は、選挙によってつくられる」という規定がある。

 また13条には、次のように規定されている。

〈党のすべての指導機関は、党大会、それぞれの党会議および支部総会で選挙によって選出される。中央、都道府県および地区の役員に選挙される場合は、二年以上の党歴が必要である。

 選挙人は自由に候補者を推薦することができる。指導機関は、次期委員会を構成する候補者を推薦する。〉

「指導機関は、次期委員会を構成する候補者を推薦する」。この規定が曲者なのだ。例えば新しい中央委員会のメンバーを現在の中央委員会が決めるということなのだ。その数は200人を超える。この段階でほぼ決まったのも同然である。なぜなら実際に行われていることは、この200人を超える中央委員、准中央委員候補の名簿を見て、信任したくない人に印を付けるだけだからだ。

 もっと分りやすく言えば、志位氏ら幹部が候補を選んで名簿を作成した段階で決まっているのだ。候補者名簿が掲載された人で当選できなかった人はいない。すべての段階でこのやり方なのだ。

 そもそも本当の意味での選挙は、共産党には存在しない。党員ならこの実態を誰でも知っているはずだ。

 共産党は今年創立100周年を迎えた。いまの綱領路線が確立してからだけでも約60年になる。この間、トップに座ってきたのは宮本顕治、不破哲三、志位和夫の3人だけだ。3人とも世間の常識から外れた長さだ。この異様さに、そろそろ党内から大きな声が上がって当然だ。

責任転嫁の「惨敗」参院選総括

 第6回中央委員会総会は、惨敗を喫した参院選の総括と来年(2023年)の統一地方選挙への取り組み方針を決めるために行われた。

 志位氏によると参院選挙は「二重の大逆流」の中で行われたそうだ。それは何か。

 1つは、野党共闘と日本共産党への攻撃が総選挙後にさらに強まり、「野党共闘は失敗した」「共産党との共闘が失敗の原因」などのキャンペーンが行われたことだという。だがこれは事実であって、これを「大逆流」などというのは責任転嫁に過ぎない。そもそも立憲民主党が政権獲得する目途などまったくないときに、閣外協力に合意し、それを選挙の最大の売り物にした。この見通しの甘さ、悪さが国民に見透かされただけのことだ。

 もう1つの大逆流が、ロシア・プーチン政権によるウクライナ侵略だそうだ。志位氏は、「ロシアの蛮行に乗じた日本共産党攻撃、憲法9条攻撃が荒れ狂い、軍事力大増強の大合唱が始まりました。一時期は、わが党の訴えへの冷たい反応が一挙に広がり、取り組みの足が止まるという状況が各地で起こりました」と述べている。

 嘘でしょう! と言うしかない。9条攻撃がどこでどう荒れ狂ったと言うのか。そんな事実を知らない。「取り組みの足が止ま(った)」のは、党員の活動力が低かったというだけのことだろう。そもそも止まるほど活動していたとも思えない。

 こんな責任転嫁の選挙総括では、次の展望も出てこないだろう。昨年の総選挙のあとも“政治対決の弁証法”という意味不明な造語を使って選挙総括をし、参院選を「反転攻勢に転ずる選挙」にすると語っていた。“政治対決の弁証法”というのは、共産党が躍進すれば敵の攻撃が強くなり押し返される。だがこれを打ち破れば、また前進できるということを言っているだけなのだ。勝ったり、負けたりを、マルクス主義らしく“政治対決の弁証法”などといって目くらまししているだけだ。

笑ってしまった「折り入って作戦」

 今回の志位氏の報告を聞いて、昨年の総選挙以来、共産党の選挙戦術に「折り入って作戦」というものがあることを知った。志位氏はこの作戦について次のように説明している。

〈「折り入って作戦」とは、“後援会員、支持者、読者に「折り入って」と協力を率直にお願いし、ともにたたかう選挙”にしていくということです。それは、現在の自力のもとでも勝利をつかむうえでのカナメをなす活動として、また、「国民とともに政治を変える」という党綱領路線にもとづく選挙活動の大道に立った方針として、昨年の都議選、総選挙のとりくみから重要な教訓として導き出したものです。その決定的な意義を、全党のみなさんにしっかり伝えていく中央としての活動に弱さがありました〉

 調べてみると「折り入ってお願いがあります」と冒頭に書き込んだ候補者のビラがあった。別に「折り入って」と言わずともできることだ。共産党の中央委員たちがこれを重要な作戦だとして真面目に議論していたと思いたくないほど、ばかばかしい戦術である。選挙に負け続けていることに納得した。

活動と支持拡大を7倍に引き上げようという無茶な提起

 共産党は参院選挙の直前の6月に第5回中央委員会総会を開き、そこで志位氏が、「折り入って作戦」と合わせて、有権者との対話、支持拡大を、7倍に引き上げようという提案を行っている。この提起に対しどういう反応があったかについて、志位氏は結語で次のように語っている。

〈「7倍」という提起に対して、討論のなかで、予定候補者の同志からも「7倍にして勝ちます」という決意が語られましたが、全国からの感想でも「7倍」が非常に衝撃的に受け止められています。「7倍はとてもやれそうもない」というのではなくて、「ここまで来たからにはテンポを7倍にアップしてやろうじゃないか」という決意として返ってきていることがとても心強いことだと思います。ここまでみんなの力で攻撃や大逆流を押し返してきた。そこに確信をもって、いまここで、その流れをうんと飛躍させて、組織活動のテンポを「7倍」に引き上げ、勝利に必要なことを掛け値なしにやりきる決意を固めあいたいと思います〉

 またいつものパターンだ。腹の中じゃ誰もできるとは思っていない。こんな無責任な提起と議論しかできない指導部や中央委員に引導を渡したくなるのも当然だ。

2022年8月 8日 (月)

安倍政権時代に変化した旧統一教会と自民党の関係 特定秘密保護法成立も共感呼ぶ




安倍政権時代に変化した旧統一教会と自民党の関係 特定秘密保護法成立も共感呼ぶ


2021年9月には友好団体の集会にメッセージを送ったこともある安倍晋三氏


2021年9月には友好団体の集会にメッセージを送ったこともある安倍晋三氏


写真2枚

 安倍晋三・元首相を銃撃した山上徹也容疑者は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に入信した母親が全財産を教団に貢いだため裕福だった家庭が崩壊、貧困の中で育ち、憎しみのはけ口を安倍氏に向けた。しかし、それとは逆に、同教団には安倍氏を熱心に応援する2世信者たちがいた。

 旧統一教会が安倍氏と支持層に食い込んだのには、教団側の事情が深く絡んでいる。

 もともと安倍・岸家と旧統一教会の関係は安倍氏の祖父・岸信介元首相から始まる。岸氏は自宅の隣にあった旧統一教会の本部に足を運び、教祖・文鮮明氏とも会談、次第に関係を深めていったとされる。

 旧統一教会は1968年に友好団体の「国際勝共連合」を設立し、反共産主義運動を展開していくが、日米安保条約改定反対運動で首相の座を追われることになった岸氏は、左派勢力の拡大を抑えるために教団に近づいたと見られている。

 文氏が1984年に米国での脱税容疑で実刑判決を受けて収監されると、岸氏は当時のレーガン大統領宛に文氏は反共主義者だとして「適切な措置」(釈放)を求める親書を送ったほどだ。

 そうした関係は安倍氏の父・晋太郎氏(元外相)にも受け継がれ、旧統一教会・勝共連合は「反共」で一致する自民党議員に食い込んでいた。

 しかし、安倍政権時代に旧統一教会と自民党の関係は質的に大きく変化した。宗教社会学が専門の櫻井義秀・北海道大学大学院教授が指摘する。

「反共を掲げていた文鮮明氏は1991年に北朝鮮を訪問して当時の金日成主席と会談し、それをきっかけに統一教会は北朝鮮に投資を始めた。反共活動の大義名分を失うわけです。そのため、勝共連合は生き残りを模索せざるを得なくなった」

 折しも、旧統一教会の霊感商法や合同結婚式が社会問題化して批判を浴び、教団の日本での活動は低迷、2009年には霊感商法など強引な寄附集めをしないという「コンプライアンス宣言」を行なう。

インスタのDMで2世信者からAさんに届いた選挙協力のお願い

インスタのDMで旧統一教会2世信者が選挙協力のお願いをすることもあったという

写真2枚

 そうした中で2012年に第2次安倍政権が発足すると、安倍首相は翌年、「特定秘密保護法」を強引に成立させた。

「統一教会と勝共連合は長年『スパイ防止法』の制定を訴えてきたことから、それを特定秘密保護法として成立させた安倍政権は強いシンパシーを感じさせた。そこで自分たちの存在意義を示すために、安倍政権を支持したということでしょう。統一教会は、日本は韓国に仕える存在だという考え方ですから、嫌韓志向のネット右翼とは相容れないが、家族観などで合致点を見出した。一方、安倍氏や自民党にとっても統一教会・勝共連合の支持は選挙の票につながるから都合がいい。お互いを利用し合う新たな関係が構築された」(同前)

 安倍派の福田達夫・総務会長は「党が団体から影響を受けて政治を動かしたことは一切ない」と話したが、果たして本当にそう言い切れるのか。

 安倍氏を熱烈に支持する2世信者と、安倍氏に憎悪の目を向けた山上容疑者。そのどちらもを理解しなければ、事件の深層は見えてこない。

※週刊ポスト2022年8月19・26日号

旧統一教会の「電話作戦」有権者には片っ端から投票呼びかけ、マスコミには無言の抗議

『報道特集』が報じた旧統一教会の「電話作戦」有権者には片っ端から投票呼びかけ、マスコミには無言の抗議

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旧統一教会の創始者、文鮮明氏(左)と、妻で現「世界平和統一家庭連合」の韓鶴子総裁(写真・AP/アフロ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年8月 7日 (日)

『フツーの校長、市長に直訴! ガッツせんべいの人権教育論』(久保敬 著、解放出版社、1500円) 評者:大西赤人

「さあ、勝ち抜いてこい!」とは言えない

『フツーの校長、市長に直訴! ガッツせんべいの人権教育論』(久保敬 著、解放出版社、1500円) 評者:大西赤人

 

 筆者は〝お笑い〟を良く見聞きするほうで、以前から漫才・コントのコンビ「かまいたち」が好きである。ツッコミの濱家隆一は子供時代の自分について、しばしば〝貧乏で、勉強もしなくて、ヤンチャ(ワルに近いニュアンス)で〟というように振り返って笑いを取るのだが、たしかに学問的知識や教養が潤沢ではないとしても、その言動は無知・無学とはほど遠く、いわゆる「地頭」の良さを折々に感じさせる。

 先頃、その濱家に関して、『朝日新聞』に「『出会えてなければ人間ゆがんでた』かまいたち濱家さんが慕う先生」「やんちゃだった僕を認めてくれた先生」「『ごめんな』」と謝ってくれた かまいたち濱家さんの人生を変えた先生」というようなタイトルの連続記事が載っていた。「教科書も持っていかへんし、手ぶらで学校行くようなやつやった」濱家少年が、5、6年生時の担任との出会いから学習に前向きになり、将来は「漫才師でめちゃめちゃ売れてる」と卒業文集に書くほどまでに変貌したというのだ。そして、その担任教師が、昨2021年、松井一郎・大阪市長らにコロナ禍における市の教育施策を批判する「提言書」を送り、大きな話題となった人物――久保敬であることを初めて知った。

 大西は昔から、絶対やりたくない――自分には出来ない――職業は医師と教師(とりわけ小中学校の教師)と考えていた。どちらも文字通り人間の運命を直接的に変える可能性があるからで、もちろんそこには良い方向に動かす場合も含まれるわけだが、間違えば人生を枉《ま》げてしまうかもしれないと思うと、恐さのほうが先立った(後年、ある人から〝大西さんの本を読んで看護師になろうと決めました〟というふうに聞かされた時、晴れがましいくらいの話なのに、むしろ戦《おのの》きを感じたことを覚えている)。

 濱家が救われたと感謝する久保は、本書において自らを「ぼくは優柔不断で決断力のない人間です」(「はじめに」)と書き起こす。子供時代には「テストの偏差値に一喜一憂し、自分の価値をそこに見出し」「自分より下だと思ったら、平気で見下すような態度がとれる人間」だったと振り返る。テレビドラマ『熱中時代』の水谷豊扮するヒーロー先生に憧れて小学校教員になったものの、熱意ばかりが先走って子供の心情を推し量ることはなく、「正しいことを教えてあげているのだから、言われたことに従うのは当然なのだ」と考えていたという。そんな久保は、始めて勤務した学校で「解放教育」を知り、被差別部落や在日朝鮮人の子供たちとも触れ合う中で、「正直なありのままの一人の人間として子どもに向き合うことの大切さ」を教えられる。

 2011年の橋下徹市長誕生以来、大阪市では「教育行政基本条例」や「学校活性化条例」が制定され、教職員組合に対する弾圧が強まり、学校は生徒の評価や競争の要素ばかりが際立つ場となった。そして、コロナ禍において現場を無視した「オンライン授業」が実施される中、大阪市立木川南小学校の校長だった久保は、ついに矢も盾もたまらず「豊かな学びの文化を取り戻し、学び合う学校にするために」と題した提言を松井市長に送る。その行動は勇気ある直言として多くの賛同と支持とを受けるものの、当局にしてみれば、それは看過しがたい叛乱であった。「提言書」提出から約三ヵ月後、久保は「あなたの行為は、職務上の義務に違反するとともに、本市学校園に勤務する教育公務員としての職の信用を傷つけるものである」として、市教育長から「文書訓告」処分を受ける(その後、処分取り消しを要求中)。

 しかし、提言の内容は、機器の充当、教師の準備、生徒の習熟などが欠けたまま強行されるオンライン教育への懸念と疑問を示したものに過ぎず、それを「子どもの安心・安全に関する関係教職員らの努力を蔑《ないがし》ろにしたもの」(「訓告」から)と位置づけるなどは、単に事実の糊塗隠蔽でしかない。家庭に貸し出すWi-Fiルーターも足りない中で、どうやって全員一斉に在宅でオンライン授業を受けろというのか?

 久保は、提言の冒頭にこう記している。
「学校は、グローバル教育を支える人材という『商品』を作り出す工場と化している。そこでは、子どもたちは、テストの点によって選別される『競争』に晒《さら》される」

 これは、橋下、吉村(洋文)、松井三代の「維新」市政の中で推し進められた教育体制に向けた久保の自省的悲鳴である。ところが、この率直な言葉をも「訓告」は、「これが比喩的な表現であることを考慮しても、児童生徒を『商品』に例えていることが不適切な表現であるとともに、日々業務に励む関係教職員らの努力を蔑ろにしたもの」と本末顛倒に断ずる。

 コロナ禍が始まって二年半余。もちろん人々はそれぞれに疲弊し、様々な行き詰まりを感じているだろう。けれども、不満を十分に表すことが出来ず、総てをつかみきれないまま自分の中に抱え込まざるを得ない子供たちは、大人たち以上のストレスに苛まれながら学校生活を強いられているのではないだろうか。加えて、全国的に教員の不足が指摘されており(NHK調べで全国68の教育委員会を対象に2800人、全日本教職員組合調べで19都道府県と4つの政令市を対象に1020人)、状況はますます悪化しているかもしれない。

 久保は、「戦場のような社会に『さあ、勝ち抜いてこい!」と送り出しているぼくは、『立派に死んで来い』と教え子を戦場に送り出した戦前・戦中の教師と変わらないではないかと』と記している。武器を手にすることはなくとも、疑問を持たず、思考停止し、指示されるまま忠実に動く人間、そして斃れるまで戦う人間を作り出す場……それは学校ではなく、まさに悲惨な工場そのものであろう。

2022年8月 6日 (土)

統一教会との関与が示された議員・知事ら121名一覧。現職閣僚から首相経験者まで

統一教会との関与が示された議員・知事ら121名一覧。現職閣僚から首相経験者まで

公開日 2022年08月05日 19:03

更新日 2022年08月06日 11:11,

無料記事 

 

7月8日、奈良市内で街頭演説をおこなっていた安倍晋三元首相が銃撃・殺害された事件に端を発して、政界と旧統一教会(*1)の関係に注目が集まっている。

関連記事:統一教会とは何か?安倍晋三・岸信介元首相らとの関係は

これまで与野党問わず数多くの議員が、旧統一教会と関与していたことが報じられている。そこで本記事では、計121名にのぼる議員の名前・関与の形態について、報道や資料などとあわせて見ていく。

まず現職議員100名を見た後、非現職(故人・引退など)議員15名、そして知事6名の順となっている。最後には、関係がないとされながらも議論を呼んだ議員4名についても見ていく。

(*1)統一教会は、1994年に世界平和統一家庭連合と名称を変更しているが、本記事では旧統一教会と称する。

現職(100名)

現職議員については、自民党・安倍派議員の名前が多く挙がっているが、それに限らず自民党を筆頭として、多くの議員の名前が取り沙汰されている。

自民党(77名)

自民党では、首相・閣僚経験者をはじめとして、現職だけでも75名が旧統一教会や関連団体との関係が指摘されている。

イベントや祝電の送付のみならず、議員から教会側への会費・寄付金の提供や、教会による選挙支援など、浅からぬ関係が示唆される議員が多い。

菅義偉(元首相


菅義偉元首相(Wikipedia

2017年5月12日、官房長官(当時)を務めていた菅氏は、統一教会の金起勲(キム・ギフン)北米大陸会長らを、首相官邸に招待したことが報じられている。金会長は、同教会のネット番組の中で「最終日には菅義偉官房長官が首相官邸に私どもを招待してくれた」と発言している。

麻生太郎(元首相)


麻生太郎元首相(Wikipedia

2011年5月11日、麻生氏は安倍晋三氏らとともに、旧統一教会系の米紙ワシントン・タイムズに全面意見広告を出稿している(広告内容は、米軍のトモダチ作戦へのお礼)。

同紙は読者も限られるため、事実上の寄付の面も否定できないという指摘がある。

萩生田光一(現経済産業大臣)


萩生田光一経済産業大臣(Wikipedia

現経済産業大臣の萩生田氏は、党総裁特別補佐を務めていた2014年10月に、都内で開催された日本統一教会会長・徳野英治氏の講演会で来賓挨拶おこなっている。

また、自身が関連する政治団体から「会費」などの名目で旧統一教会の関連団体に数万円を支出している。

岸信夫(現防衛大臣)


岸信夫防衛大臣(Wikipedia

現防衛大臣の岸氏は、7月26日の会見で、旧統一教会関係者が自身の選挙を支援していたことを認めた。会見では「電話作戦など、ボランティアでお手伝いをいただいたケースはあると思う」などと説明した。

岸氏は、7月8日に銃撃されて死去した安倍晋三氏の実弟でもある。

末松信介(現文部科学大臣)


末松信介文部科学大臣(Wikipedia

現文部科学大臣の末松氏は、7月22日の会見で、旧統一教会の関連団体との関係について「パーティー券購入の事実がある」明らかにした。

末松氏の事務所によると、2020〜2021年にかけて、教団側の関係者2人が政治資金パーティー券を1枚ずつ、計4万円分購入したという。

野田聖子(現少子化担当大臣)


野田聖子少子化担当大臣(Wikipedia

野田聖子少子化担当大臣は8月2日の会見で、2019年に岐阜県内で開かれた旧統一教会の関連団体が共催した会議に祝電を送ったり、野田氏の代理として秘書が出席したりしたことがあると明かした

野田氏は「旧統一教会とは距離を置いていたが、共催だったので見過ごしてしまった」と説明している。

山際大志郎(現経済再生担当・スタートアップ担当大臣


山際大志郎経済再生担当大臣(内閣府

山際大志郎経済再生担当は、2011年11月に開催された旧統一教会の関連団体である国際勝共連合らがが後援した集会「アジアと日本の平和と安全を守る全国大会」に参加

2013年には、旧統一教会の関連団体である平和大使協議会に会費1万円を支払っている。

山口壮(現環境大臣)


山口壮環境大臣(首相官邸

山口壮環境大臣は5日、旧統一教会の関連イベントに「2、3回」祝電を送っていたと明らかにした。その上で「祝電を出してもらえるかと言われたら、どんな団体でも、祭りや慶弔ごとには全部出している。どの事務所もそうだと思う」と語った

小林鷹之(経済安全保障担当大臣)


小林経済安全保障担当大臣(首相官邸

小林経済安全保障担当大臣は5日、選挙の支援依頼や献金などを受けたことはないとしつつ、「祝電や地元の会合であいさつをした」と語った

その上で、今後は「この団体と関係を持つつもりはない」として、会合などの主催者を慎重に確認すると述べた。

細田博之(現衆議院議長)


細田博之衆議院議長(Wikipedia

自民党の重鎮として官房長官などの要職を歴任し、現在は衆議院議長を務める細田氏は、2019年10月5日に旧統一教会系の団体「天宙平和連合(UPF)」が名古屋市内で主催したイベントに出席している。

同イベントには教会の韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁も登壇しており、細田氏がスピーチをおこなう場面もあった。共にイベントに出席した伊達忠一前参議院議長は、「自民党の宮島喜文候補を当選させるために旧統一教会から票の割り振りを受けた際のお礼として出席した」とコメントしている。

甘利明(前幹事長)


甘利明前幹事長(Dick Thomas Johnson

自民党で初めて現職幹事長ながら2021年の衆院選で落選した甘利明前幹事長は、今年春に経済安全保障に関連した講演を旧統一教会の関連団体でおこなった。甘利氏は「今回限りということでお受けしました」と述べている。

加藤勝信(元内閣官房長官)


加藤勝信元官房長官(Wikipedia

菅政権下で官房長官を務めていた加藤氏は、2014年、2016年の2回に渡って、自身が代表の自由民主党岡山県第5選挙区支部から統一教会の関連団体に複数回にわたって会費を支払っていた

政治資金収支報告書から判明したもので、同支部は2014年3月13日と2016年3月27日に「会費」名目で、それぞれ1万5,000円を旧統一教会系の関連団体である世界平和女性連合に支出している。世界平和女性連合は、1992年に旧統一教会総裁の文鮮明氏と韓鶴子氏によって創設された。

稲田朋美(元防衛大臣)


稲田朋美元防衛大臣(Wikipedia

過去に防衛大臣などを務めた稲田氏は、2010年4月に統一教会の関連団体・世界平和女性連合のイベントに参加している。稲田氏は2006年4月および2009年11月にも同連合のイベントに参加している。

また今月5日には、稲田氏の地元である福井県で、同氏後援会を旧統一教会関係者が立ち上げていたことが報じられた。

中谷元(元防衛大臣)


中谷元元防衛大臣(Wikipedia

防衛大臣を務めたことがある中谷氏は、統一教会の機関紙「世界日報」で、2016年2020年の2回に渡って、インタビューを受けている

石破茂(元防衛大臣)


石破茂元防衛大臣(Wikipedia

過去に防衛大臣などを務めた石破氏は、2017年に旧統一教会と関係が深い、世界日報元社長から選挙区支部に10万円の寄付を受けている

石破氏の事務所は、「政治資金規正法に従い適正に処理し、その収支を報告している」としたうえで、「旧統一教会や関連団体から選挙時の組織的支援はない」と回答した。

下村博文(元文部科学大臣)


下村博文元文部科学大臣(Wikipedia

下村氏は、文部科学大臣を務めていた2015年に旧統一教会の名称変更承認に圧力をかけた疑いがあることを、旧統一教会を批判してきた弁護士グループから指摘されている。

旧統一教会は1997年から文化庁に対して名称変更を申請していたが、霊感商法などへの批判をかわすための申請は認められないと拒否されてきた。しかし、下村氏が文部科学大臣を務めていた2015年にその方針が一転し、「世界平和統一家庭連合」への名称変更が認められている。

同弁護士グループは会見で、「(下村氏について、)2012年4月ごろから旧統一教会関連団体で講演をしたり、あるいは旧統一教会の関連誌にインタビュー記事を載せたり、そういう関係性があったことがわかっている」とコメントしている。

また石破氏と同じく、世界日報から2016年に献金6万円を受け取ったことを明らかにしている。

武田良太(元総務大臣)


武田良太元総務大臣(Wikipedia

総務大臣を務めた経験がある武田氏は、2017年7月に国会議員団として統一教会及び関連団体の幹部らとアメリカ外遊へ出かけ、ワシントンDCの米下院議院会館で「韓日米の国会議員カンファレンス」に出席した。

また2017年2月には、韓国・ソウルの大韓民国国会会館とロッテホテルにおいて、UPFが主催する会合にも出席している。その際には、韓鶴子総裁から「それぞれ自分の国の氏族メシアになってください。皆さんの国の国民を救って生かす、実質的な真の父母様の教えを教育する、誇らしい国家メシアになることを祝願いたします」と直接ミッションも託されたことも報道されている。

山下貴司(元法務大臣)


山下貴司元法務大臣(Wikipedia

法務大臣を務めたことがある山下氏は、2018年7月に岡山県で開催された教団の集会「復興祈念・2018孝情文化ピースフェスティバル in OKAYAMA」に来賓出席し、祝辞を述べている

井上信治(元内閣府特命担当大臣)

自身が関連する政治団体から「会費」などの名目で旧統一教会の関連団体に数万円を支出した

古屋圭司(元国土強靭化担当大臣)

初代国土強靭化担当大臣を務めた古屋氏は、1999年に安倍晋太郎元官房長官の紹介によって勝共推進議員などの活動に参加していたことが明らかになっている。

平井卓也(元デジタル大臣)


平井卓也元デジタル大臣(Wikipedia

初代デジタル大臣を務めた平井氏は、2016、2017、2019年にUPFが主催するピースロードイベントに参加している。

ピースロードとは、旧統一教会の青年信者たちが自転車リレー形式で日本を縦断するプロジェクトだ。開催期間中は記念式典や募金、ゴミ拾いなどがおこなわれることから、地元メディアが活動を取り上げることもあり、旧統一教会にとっては新たな信者の獲得や資金を集める絶好の機会になっているとされる。

平井氏は、2022年にはピースロードの実行委員長に就いていたとも報じられている。

磯崎仁彦(現官房副長官)

現官房副長官の磯崎氏も、平井氏と同様に2021年にピースロードのイベントに来賓として出席したことを明らかにしている。

柴山昌彦(元文科大臣)

文科大臣を努めた柴山昌彦氏は、2021年と2022年の計2回、関連団体の地元集会において挨拶をおこなっている。

衛藤晟一(元内閣府特命担当大臣)

内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)を努めた衛藤晟一氏は、1995年に都内ホテルでおこなわれた統一教会幹部・朴普煕氏が主催するイベントに招待された。衛藤氏の事務所は、参加の有無などを明らかにしていない。

また2014年には、関連団体が参院議員会館内でおこなった会合において講演している。

田中和徳(元復興大臣)

復興大臣を努めた田中和徳氏は、2017年に旧統一教会の幹部である金起勲(キム・ギフン)北米大陸会長らが来日した際、菅義偉官房長官や高村正彦副総裁(いずれも当時)とともに自民党本部で面会したとされている。

山谷えり子(元国家公安委員会委員長)

国家公安委員会委員長を努めた山谷えり子氏は、2001年に旧統一教会に関連が深い世界日報に登場している。

同氏は統一教会との関係について「私は関係ありません」と述べているが、ジャーナリストの有田芳生氏は、2004年の参議院選挙で統一教会が山谷氏を西日本の組織のみで支援したこと、2010年には全国の組織で応援したことを指摘している。

逢沢一郎(元国対委員長)

元国対委員長でもある逢沢一郎氏は、2018年以降、複数の旧統一教会関連団体の会合に出席している。

また、その際には来賓代表として、「(韓鶴子氏)総裁より本当に高額な多額な心のこもったご奉仕を頂きましたこと、ご寄付をいただきましたことを、私からも心から厚く感謝御礼を申し上げます。誠にありがとうございました」祝辞を述べたことが報じられている。

井上義行

2000年から安倍元首相の秘書官を務め、先の参院選で自民党比例区選出で当選した井上氏は、世界平和連合青年フォーラムのイベントに登壇している。

また、旧統一教会の集会において同議員が「すでに信徒になった」という発言があったと指摘されている。

小鑓隆史

厚生労働大臣政務官などを務めた経験がある小鑓氏は、世界平和連合から選挙支援を受けていることが判明している。

その様子は小鑓氏のTwitterアカウントからも確認可能だ。2018年5月には、「世界平和連合の皆さんが隆和会という後援組織を立ち上げて頂きました。応援歌まで作って下さり感謝。」とツイートしており、参院選直前の今年6月にも、「他会場もオンラインで繋いでの和会の国政報告会。巨人の星の替え歌で激励頂き、感謝です🥲」と投稿している。

北村経夫

参議院議員の北村氏も、旧統一教会からの選挙支援を受けた議員の1人だ。

北村氏は、2013年に全国比例で初当選した際、旧統一教会の選挙支援を受けており、教団の内部文書には、北村氏の当選の可否が「組織の『死活問題』」と記されていた。

また、UPFが2019年に名古屋市内で開いた国際会議でも「日頃よりみなさまには大変お世話になっております」と挨拶を述べていたことが報じられている。

工藤彰三

元国土交通大臣政務官の工藤氏は、2019年に愛知県で開かれた旧統一教会関連のイベントに出席し、祝辞を述べている。

また、工藤氏は教団関連の政治活動団体に以前から選挙応援を受けてきたとも説明している。2021年衆議院選挙でも、教団側の関係者が有権者に電話で投票を呼び掛ける活動をおこなっていたとされ、団体側も工藤氏を選挙で支援してきた事実を認めた。

その上で工藤氏は、「破壊的なカルトや反社(反社会勢力)と認定されている団体なら付き合わないが、決してそういうわけではない」と述べ、今後も付き合いを続ける意向を示している

中村裕之

中村氏もまた、旧統一教会から選挙支援を受けてきたことを明らかにしている。

中村氏は、裕世会という旧統一教会の関係者らが中心となった組織から支援を受けており、裕世会には旧統一教会の北海道地区幹部を務めていた男性も所属していた。

伊東良孝

伊東氏は、2021年、衆議院議員会館で開かれた日本・世界平和議員連合の総会に参加していたことが報じられている。同会合には、旧統一教会の創始者が設立した政治団体「国際勝共連合」の梶栗正義会長も参加していた。

また伊東氏は2015年にも、地元の釧路市で旧統一教会の関連団体が主催するイベントに出席している。

江島潔

江島氏は、UPFが2019年に名古屋市内で開いた国際会議に出席し、壇上で旧統一教会トップの韓鶴子総裁に花束を贈呈している。

山本朋広

山本氏は、旧統一教会が2017年5月に有明コロシアムで開いた「1万人集会」で、「日頃より世界平和統一家庭連合の徳野会長、また世界平和連合の太田会長を始め、本当に皆様には我々自民党に対して大変大きなお力をいただいていますことを改めて感謝を申し上げたいと思います」と来賓挨拶をした

島尻安伊子

島尻氏は、琉球新報のアンケートで、旧統一教会とその関連団体が主催するイベント・集会への参加経験があることを認めた

また、2021年10月の衆議院選挙では、世界平和連合から推薦を受けたことも明かしている。

国場幸之助・比嘉奈津美

国場氏および比嘉氏は、琉球新報のアンケートで、旧統一教会とその関連団体が主催するイベント・集会への参加経験があることを認めた

猪口邦子

2021年、世界平和女性連合の雑誌に登場(*2)

(*2)公開時、猪口氏の名前が誤っておりました。お詫びして訂正いたします。

船田元

2016年、UPFのイベントに祝電を寄せた

木原稔・西野太亮・馬場成志

いずれも、UPFが主催する「ピースロード 2022 in KUMAMOTO」というイベントの実行委員に名を連ねる

高木毅

2006年、安倍元首相らとともに、教団が主催する合同結婚式に祝電を送付

奥野信亮

2022年6月に議員会館内で開かれた、旧統一教会の友好団体と自民党の国会議員による「日本・世界平和議員連合懇談会」の総会に参加している。

土井亨

2021年、2022年の6月に議員会館内で開かれた、UPFが創設した議員連盟、日本・世界平和議員連合懇談会の総会に参加した。

関芳弘・藤原崇

両氏は、2021年6月に議員会館内で開かれた、UPFが創設した議員連盟、日本・世界平和議員連合懇談会の総会に参加している。

田畑裕明

田畑氏が代表を務める政治団体が、複数の旧統一教会関連団体に会費を支出。また関連団体が主催した集会の写真で、田畑氏がガッツポーズをする姿が捉えられている。

田畑氏は2017年の選挙について、旧統一教会関係者から「個人レベルで支援がありました」と語っていたが、新たに関連団体が組織的に応援していたことが分かっている。

神田憲二

2022年6月に議員会館内で開かれた、UPFが創設した議員連盟「日本・世界平和議員連合懇談会」の総会に参加

池田佳隆

2017年と2019年に関連団体のイベントに出席。17年の挨拶では旧統一教会総裁の韓鶴子氏を「類いまれなリーダーシップに導かれた」と称賛。

井原巧

世界平和連合から選挙などの政治活動で支援を受けた。井原氏の事務所は「応援メッセージや後援会名簿をいただいたりしたことはある」と回答している。

小田原潔・大岡敏孝・高木啓・高鳥修一・奥野信亮・上野通子

自身が関連する政治団体から「会費」などの名目で旧統一教会の関連団体に数万円を支出

杉田水脈

2016年に「幸福の科学や統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない」とツイート

2019年には、国際勝共連合と関係が深い団体主催の会合で講演し、「懇親会までじっくりとお話しさせていただき、本当にありがとうございました。」などとTwitterに投稿している。

御法川信英

2017年、高村正彦元副総裁のもとを旧統一教会のキム・ギフン北米総会長が訪れた前日、同一行と御法川信英氏が面談。

御法川は、これが旧統一教会系のメディアであるワシントン・タイムズ財団のイベントだったと投稿しており、開催された議員会館の会議室は御法川氏が押さえたと見られている。また旧統一教会の徳野英治氏会長(当時)が同席

その他

各個人について具体的な報道・資料などは確認できなかったものの、ジャーナリスト鈴木エイト氏の調査に基づくリスト(日刊ゲンダイが報道によれば、旧統一教会と関係のある国会議員として、下記の自民党議員の名前が挙げられている。

  • 高市早苗(現政務調査会長、元総務大臣
  • 細野豪志(元環境大臣)
  • 北村誠吾(元内閣府特命担当大臣
  • 山口壮
  • 野上浩太郎
  • 江崎鉄磨
  • 衛藤征士郎
  • 西村明宏
  • 中根一幸
  • 義家弘介
  • 根本幸典
  • 谷川とむ
  • 鈴木英敬
  • 石井拓
  • 吉川有美
  • 加田裕之

立憲民主党(8名)

立憲民主党は8月2日、旧統一教会と党所属議員の関係を調査し、次の8名が接点を持っていたことを明らかにした。

一方、寄付金のやりとりや選挙支援は確認されなかったと述べている。

中川正春(元文部科学大臣)中川正春元文部科学大臣(Wikipedia

与党(民主党)時代に文部科学大臣を務めた中川氏は、2018年に教団の会合に祝電を送っていたと明らかにしている。

篠原孝(現幹事長代行)

立憲民主党の現幹事長代行を務める篠原氏は、2004年に教団の会合に祝電を送っていたと明らかにしている。

小宮山泰子

小宮山氏は、2006年に教団の会合に祝電を送っていたと明らかにしている。

松木謙公

松木氏は旧統一教会との関連が疑われる団体の会合に出席して、会費を支払ったと明らかにしている。

下条みつ

落選中の出来事で記録が確認できないが、旧統一教会関連団体との関係が指摘

笠浩史・森田俊和

両氏ともに、旧統一教会関連会合に祝電を送っていたと公表

原口一博

秘書が会合に代理出席していたと公表

日本維新の会(13名)

日本維新の会では、国会議員団が自主申告制で調査を行った結果、62議員のうち13名が旧統一教会関連団体のイベントへの参加など接点があったと報告している。

  • 馬場伸幸(共同代表)
  • 藤田文武(幹事長)
  • 足立康史(国会議員団政調会長)
  • 高木佳保里(幹事長代理)
  • 伊東信久
  • 小野泰輔
  • 中司宏
  • 沢田良
  • 高橋英明
  • 吉田豊史
  • 室井邦彦
  • 柴田巧
  • 青島健太

国民民主党(2名)

国民民主党では、次の2名が統一教会との関係を指摘されている。

玉木雄一郎(現代表)


玉木雄一郎代表(Wikipedia

国民民主党代表の玉木氏は7月19日の会見で、旧統一教会の友好団体「世界日報社」の元社長から2016年に計3万円の寄付を受けていた明らかにしている。

前原誠司(現代表代行 兼 選挙対策委員長)

2011年5月11日、麻生氏や安倍氏らとともに、統一教会系の米紙ワシントン・タイムズに掲載された意見広告に全面意見広告を出稿している。

非現職(15名)

統一教会との関与・支援については、現職議員以外についても数多くの名前が挙がっている。以下では、すでに引退した議員や故人などについて、具体的な報道とともに見ていく。その中には、複数の首相・閣僚経験者も含まれている。

安倍晋三(元首相・故人)

 

安倍元首相については、本誌過去記事でお伝えしたように、官房長官を務めていた2006年、福岡県で開かれた統一教会の合同結婚式を兼ねた大会に、複数の自民党幹部と共に祝電を送っていたことが報じられている。この際は、元首相は事務所を通じて「私人としての立場で地元事務所から『官房長官』の肩書で祝電を送付したとの報告を受けている。誤解を招きかねない対応であるので、担当者にはよく注意した」とコメントしている。

さらに2013年には、当時総理大臣を務めていた安倍氏が、元産経新聞政治部長を努めた北村経夫参議院議員が参院選に出馬することを受けて、旧統一教会に応援を依頼したことが取り沙汰された

そして直近で知られているのは、2021年9月に統一教会の関連団体である天宙平和連合(UPF)が主催した集会で、ビデオ映像での基調演説をおこなっている。安倍元首相は演説で「日本、米国、台湾、韓国などの自由と民主主義の価値を共有する国々の結束が、より一層求められている」などと述べた他、「朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子(ハン・ハクチヤ)総裁をはじめ、皆様に敬意を表します」と発言している。

この事実は、しんぶん赤旗などが報じ、安倍氏が宣伝利用されることで、霊感商法の新たな被害につながるおそれがあると批判した。安倍元首相を殺害した山上徹也容疑者は、この映像を見て殺害の決意を固めたという。

岸信介(元首相・故人)

安倍元首相の祖父でもある岸信介元首相は、旧統一教会の関連団体(フロント企業)である国際勝共連合の創設に尽力するなど、積極的な関与を示していた。1970年4月に日本の統一教会を訪問した他、1970年代には「自民党によるスパイ防止法制定などの反共立法過程で、財政支援と世論形成のために国際勝共連合を積極的に活用した」と言われる


岸信介元首相

日米安保条約締結をめぐる、極右と左派の先鋭化した対立や学生運動の盛り上がり(安保闘争)に際しては、岸氏は、左派の学生運動に対抗する右派の学生組織を求め、それが統一教会の学生組織であった原理研究会だったとされる


文鮮明氏と岸信介元首相(1973年11月23日、統一教会本部、出典不明)

岸氏の私邸は渋谷区南平台にあり、当時の統一教会本部と隣接していたことも、両者の交流を促す理由になったと言われる。

福田赳夫(元首相・故人)

前述した福田達夫議員の祖父であり、福田康夫元首相の父である福田赳夫元首相は、1974年の文鮮明氏による晩餐会に参加している。その中で福田氏は、

アジアに偉大なる指導者現る。その名は文鮮明である。私はこのことを伺いまして久しいのでありますが、今日は待ちに待った文鮮明先生と席を同じくし、かつただいまは、文先生のご高邁なご教示にあずかりまして、本当に今日はいい晩だなと気が晴れ晴れしたような感じがいたすのであります。

などスピーチをおこなった。なお福田氏は、国会で文鮮明氏との関係を追求された際には、以下のように深い関係を否定している。

また、文鮮明氏は、私、何年前になりますか、大蔵大臣をしておったときだと思いますが、文鮮明氏を囲むパーティーをやりまして、そこへ出ていったことはあります。同僚の自民党の議員の案内でありましたが、大変りっぱな人だというので、出ていって、そのあいさつ、演説を聞いてみますると、大変いいことで、私のかねて強調しておる協調と連帯そのもののことを演説しておるわけでして、ああいいことを言ってくれるなと、こういうふうに存じまして、私はそれに相応ずるがごときごあいさつをしたことを記憶しておりますが、それだけの話でありまして、その文鮮明氏が他にどういうことをしておるのか、そのことについてはいささかも承知しておりません。

安倍晋太郎(元官房長官・故人)

安倍元首相の父である安倍晋太郎元官房長官もまた、国際勝共連合との関係が指摘されている。1999年、自民党の古屋圭司元内閣府特命担当大臣(防災)や同党の鴻池祥肇元沖開発政務次官らが、安倍氏の紹介によって勝共推進議員などの活動に参加していたことが明らかになっている。(『週刊現代』99.2.27号)


安倍晋太郎元官房長官(Pete Souza

また旧統一教会が「安倍晋太郎氏を総理にすることを政治目標にしていた時期」もあると言われるなど、両者の関係は密接なものだった。

なお岸信介・福田赳夫・安倍晋太郎の各氏は、いずれも1974年の文鮮明氏による晩餐会に参加している。

鳩山由紀夫(元首相)

民主党政権の首相経験者である鳩山由紀夫氏は、旧統一教会のイベントに出席および祝電をおこなったことがあるとしている。

同氏は「儀礼的なもので、正直に言って自分には記憶すらなかった」としつつ「政治家として、一部の国民を苦しめるような宗教団体は規制すべきだったがその責任を果たさず、無思慮にかかわったことを大変反省している。心よりお詫びいたします」と謝罪した。

金丸信(元副総理・故人)、田原隆(元法務大臣・故人)

元副総理を努めた金丸信氏は、1992年、アメリカで実刑を受けたことから上陸拒否の対象となっていた文鮮明氏の入国を特別に認められたことへの関与明かされている。金丸氏は、来日した文氏と会談をおこなっており、その年に北朝鮮を訪問した文氏について「世界平和に貢献すること」だと評価している。この時の法務大臣は田原隆氏。

ちなみに同副総理は、同年8月に東京佐川急便事件に絡んだ5億円の闇献金を理由として、衆議院議員を辞職している。

高村正彦(元法務大臣・引退)・中村正三郎(元法務大臣)

元法務大臣の高村正彦氏は、1980年の弁護士時代に統一教会の訴訟代理人を務めていた。また統一教会から乗用車を提供されていたことも認めており、その上で「当然のことながらすぐ返しました」と答えている。(7月21日日テレ系『情報ライブミヤネ屋』)

本件については、1998年9月の国会で中村敦夫議員が以下のように質問している。

実は高村外務大臣、この方はかつて統一協会の代理人だったわけですね。裁判の記録などにも載っているわけです。それから、一九八九年の資産公開では、統一協会の霊感商法の元締めであるハッピーワールドという会社、ここから時価三百八十万円のセドリックを提供されているというような、これは相当に深い関係だと思うんです。こういう方が今、日本と北朝鮮の問題のさなかで外務大臣をやっているということを私は大変危惧するわけです。

当時、この質問に対して中村正三郎法務大臣(当時)は「実際にどのようなことがあるか、またどのようなことが法律に反するんだという観点から私ども行政をやるわけでありまして、ちょっと私としてもお答えできない」と答えている。

菅原一秀(経済産業大臣)

元経済産業大臣の菅原一秀氏は、自身が代表を務める自由民主党東京都第9選挙区支部から旧統一教会の関連団体に会費15,000円を支払った。また2017年には、統一教会の学生組織によるイベントに参加している。

菅原氏が旧統一教会に接近したのは、安倍元首相への接近を意図していたとも言われており、2019年の第4次安倍第2次改造内閣で初入閣を果たしている。ただし大臣就任後すぐに、選挙区民の買収と接待などが報じられ、辞任に至っている。

伊達忠一(前参議院議長・引退)・宮島喜文

前参議院議長の伊達忠一氏は、自身に近い宮島喜文元議員のために統一教会の組織票を回してもらうよう2016年に安倍元首相に依頼した証言している。

また組織票に対する返礼として、2020年に旧統一教会などが主催するイベントにおいて「今日ほど文総裁・韓総裁ご夫妻が説いておられる共生・共栄・共義の精神が切実に必要とされる時代だろうと思っています」などとスピーチをおこなった

2016年に、伊達前参院議長や旧統一教会の支援によって当選した宮島喜文元議員は、今年7月の参院選で、関連団体からの支援を外されたことで、再選への立候補を断念したことが明らかになっている。

保岡興治(元法務大臣・故人)

元法務大臣の保岡興治氏は、秘書が旧統一教会の合同結婚式にも参加した信者だった他、安倍元首相とともに旧統一教会の合同結婚式に祝電を送付していたことで知られる。特に信者の秘書については国会でも問題視されており、社会民主党の福島瑞穂議員からの質問に、以下のように答えている。

十五年ほど前、お父様が奄美の方で、お知り合いと、ぜひうちで働かせてもらえないか、仕事を探しているというお話で、私の法律事務所で雇用したことがございます。非常に優秀なスタッフで、その後政策秘書として私のもとに仕えておりますが、一切不都合なことは今までないと承知しております。

鴻池祥肇(元沖縄開発政務次官)

沖縄開発政務次官を努めた鴻池祥肇氏は、安倍晋太郎元官房長官の紹介によって勝共推進議員などの活動に参加していた。

二之湯智(国家公安委員会委員長)

現職の国家公安委員会委員長である二之湯智氏は、旧統一教会の関連団体が開催した京都府のイベントで、実行委員長を務めていたことを認めた。

その上で、「平和の祭典って言うんですかね、運動をおこすのでちょっと名前貸してほしいということでしたのでそれは貸しました。それ以上の付き合いはございません」や「統一教会がどういう教義をもって布教活動をしているか、さっぱり分かりません」などと述べた

二之湯智氏は7月25日に議員任期満了を迎えているものの、現在は引き続き国家公安委員会委員長を努めている。現役の国家公安委員長が、旧統一教会の活動を「さっぱりわかりません」と述べたことには、批判が集まっている。

その他政治家(6名)

その他、国会議員だけでなく地方議員や知事なども関与が指摘されている。現職知事6人がいる。

 

関係不明・関係なしながら議論となった現職議員(4名)

最後に、旧統一教会との関係については現時点で関係不明もしくは関係無いとされたものの、発言などが議論を読んだ現職議員を見ていく。

岸田文雄(首相)

岸田文雄首相は、旧統一教会と政治家の関与について「政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明していくことが大事だ」と述べるにとどめている。自身の関与や党としての包括的な調査については明言しておらず、野党などは批判を強めている。

松野博一(官房長官)

松野博一官房長官は、3日に首相や官房長官の旧統一教会との関係について「総理や私の個々の政治活動に関わることであり、政府として会見の場でコメントすることは差し控えさせていただきたい」と発言した。同日、同氏の事務所は選挙支援や関連イベントの出席などの接点がないと明らかにしている。

茂木敏充(幹事長)

茂木敏充幹事長は、自民党と旧統一教会について組織的関与がないとの姿勢を強調している。ただし、自民党議員との接点が次々と明らかになっている中で、党内からも姿勢を疑問視する声が出ている。

福田達夫(総務会長)

福田達夫総務会長は先月29日、会見の中で「わが党が組織的に強い影響を受けて、政治を動かしているのであれば問題かもしれないが、僕の今の理解の範疇だとそういうことが一切ない」と述べた上で、党と旧統一教会との関係について「正直、何が問題かよく分からない」と発言した。

この発言が批判を集めたことで、同日夜に福田氏は「被害者を生み出すような社会的に問題が指摘されている団体との関係が問題であることは言うまでもありません」と釈明。自身の関与は否定した上で、「そのような団体との付き合いについて『何が問題か分からない』という趣旨の発言ではございません」と述べた。

2022年8月 5日 (金)

安倍の国葬粉砕へ 全国各地で行動を!

服喪強制で翼賛政治狙う

9・27安倍の国葬反対

 

閣議決定強行弾劾

岸田政権は、7月8日に銃撃死した安倍晋三元首相の国葬を9月27日におこなうことを、7月22日に閣議決定した。安倍元首相の銃撃死を利用し、法的根拠もなしに閣議決定一本で、1億円を超す予算の執行と、服喪を全国民に強要する国葬を認めるわけにはいかない。国葬は戦前、天皇の勅令として国威発揚のため使われ(最後の国葬は山本五十六連合艦隊司令長官)、新憲法のもと失効した。1967年の吉田茂の国葬も、その根拠があいまいで国論を二分し政治的には失敗となった。今回の銃撃死という突然の事態から日を置かずの国葬は、モリ・カケ・桜とまだ記憶に新しい安倍政治の犯罪性を、国家行事で国民に弔意を強制し帳消しにするものである。さらに第二次安倍政権は2015年の安保関連法の制定と改憲攻撃の連続であり、アベノミクスでの格差拡大と非正規雇用拡大をもたらした。この怨嗟の的の「アベ政治」を、国葬によって批判を封じ込め、以降の政治を翼賛政治に導くことは、絶対に認めるわけにはいかない。

 

各地で反対行動

22日午前の閣議決定に際して、首相官邸前では400人の抗議集会が開かれ、福島瑞穂社民党党首などが参加し、「憲法違反の国葬反対」「閣議決定徹底弾劾」などの抗議の声をあげた。また自民党大阪府連前でも20数人が抗議行動をした。閣議決定には各地で抗議が起こり、23日の神戸の市民団体の会合でも国葬に抗議する行動を8月・9月おこなうことを決めた。

国葬の閣議決定に先立ち、参議院選挙直後ながら、社会民主党、日本共産党、れいわ新選組は、国葬反対の意思表示をし、立憲民主党の泉健太代表も国葬反対を表明した。さらに立憲・共産と、維新・国民民主の4党国会対策委員長会議でも、国会で追及をおこなうことが合意された。

このような流れを受け、マスコミ各紙・各社の世論調査でも、賛成・反対が拮抗となっている。稀代の悪政をおこなった安倍元首相の銃撃死を利用して、国民に服喪を強制する国葬を許してはならない。9・27に至る過程で、安倍の国葬反対行動を全国各地で起こしていこう。

 

統一教会問題の幕引狙う

「国葬強行」閣議決定の今ひとつの狙いは、銃撃死以降に判明してきた自民党と統一教会の癒着問題の幕引きを狙うものである。山上徹也容疑者の母親が統一教会員であり、多額の献金で山上の家庭・生育を破壊・ネグレクトしてきた。そのため高校は有数の進学校でありながら大学進学できず、職歴は就職氷河期に典型な非正規雇用の繰り返しで、最後は食生活にすら事欠き、山上の人生は統一教会と安倍により蹂躙されたと言って過言ではない。

そもそも統一教会は宗教の形式をとった反共カルト集団で、安倍の祖父・岸信介の仲介で日本に上陸した。それと一体の国際勝共連合は1968年に岸元首相と反共右翼の大物=児玉誉士夫・笹川良一と、文鮮明が設立したことが判明している。この統一教会=国際勝共連合が、霊感商法などで多額の資金を集め、この金をバックに自民党右派人脈と結合し、反共政治の推進と霊感商法の犯罪性を隠蔽する政治的力として利用した、持ちつ持たれつの共犯者に他ならない。安倍晋三こそは岸信介の孫にして、統一教会と最も癒着し、その集票力を配下の候補者に配分し派閥を形成してきたボスである。霊感商法を告発する弁護団は、安倍の統一教会への肩入れをやめるよう何度も申し入れをおこなったが、昨年9月には全面賛美のビデオメッセージを送った。これが山上が銃撃を決意する最終判断になった。安倍を先頭とする政治的癒着は、ジェンダー平等(選択的夫婦別姓、LGBT等)への阻害や、こども庁の名称に「家庭」を入れるなど、家族イデオロギーを執拗に強化する現在の反動的潮流の大元となっている。

 

岸田政権の終わりの始まりに

国論二分状況をも無視して国葬強行を岸田首相は決定した。それはハト派を装い、「新しい資本主義」などを掲げながらも具体策のない岸田にとって、長期政権へのある種最大の強敵=安倍元首相の死に対し、安倍を取り巻く右派人脈を取り込む最大の装置が国葬だからである。安倍政治は2006年の教育基本法改悪以降、生活保護基準の大幅引き下げ(13年)、特定秘密保護法(13年)、集団的自衛権を認めた戦争法(15年)、共謀罪法(17年)などの強行と、モリ・カケ・桜などの極悪政治であった。これを、国葬を通じ過去のものとして清算し、岸田自らはクリーンを装い、安倍以上に憲法改悪・軍事大国化の道を歩む出発点とするために他ならない。

安倍の国葬を通じ、大政翼賛の道を歩もうとする岸田政権を許してはならない。安倍を追悼したいなら、自民党と統一教会でやればよい。個人の内面の意思に踏み込み国民統合を進めることは許されない。国葬強行を国論二分の大衆行動で粉砕し、岸田政権の改憲・軍事大国化・生活破壊政治の終わりの始まりにしよう。

2022年8月 4日 (木)

追い詰められる自民党…旧統一教会の名称変更問題で「下村議員許すまじ」と文科省反乱か~日刊ゲンダイ


追い詰められる自民党…旧統一教会の名称変更問題で「下村議員許すまじ」と文科省反乱か

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役人に全責任を押し付けるつもりか(下村博文元文科相)/(C)日刊ゲンダイ
役人に全責任を押し付けるつもりか(下村博文元文科相)/(C)日刊ゲンダイ
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旧統一教会グッズの出品が急増! フリマアプリが霊感商法の場になる? 安倍元首相側近の井上義行氏が大炎上!旧統一教会の「全面支援」で当選していた 旧統一教会にとって日本は“金ヅル”…韓国本部に「年間200億円」送金の仰天と衝撃の献金実態

「党との組織的な関係はない」──。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関わりについて、自民党の茂木幹事長は2日の記者会見でもこれまでの見解を繰り返した。だが、100人近い所属国会議員がイベント出席などで関係しているうえ、旧統一教会の丸抱え選挙で支援を得て当選した議員までいる。“個人の責任”で逃げるのはとうてい無理があり、早晩、追い詰められるのは必至だ。

  ◇  ◇  ◇

 3日召集の臨時国会は3日間で閉じるが、野党は閉会中審査を要求。「国葬」について説明が尽くされていない問題もあり、自民党はいやでも閉会中審査を開かざるを得ない。

 これに野党側は手ぐすね引いている。立憲民主党はもちろんのこと、いつもは“ゆ党”の日本維新の会も強硬姿勢だ。2日早々と、教団側と接点のあった所属議員13人の氏名を公表。松井一郎代表が「自民党が何の問題もないというのは大問題だ」と迫り、内部調査を実施していない自民党の対応を批判した。

 独自調査を最も進めているのが共産党だ。旧統一教会と自民党の癒着疑惑の“核心”となっている2015年の統一教会の名称変更問題で、宮本徹衆院議員の求めに応じて文化庁が「決裁文書」を開示したことは既に日刊ゲンダイでも報じた。実は、この「決裁文書」にズサンな誤りが複数見つかったうえ、それを文化庁がスルーしていたことが分かったのだ。

■「決裁文書」は間違いだらけのデタラメ

 教団側が提出した書類には、名称変更後の新法人の「新規則」全文が添付されている。規則の新旧対照表には、「名称変更(統一教会→家庭連合)」と「宗教法人の認証者(東京都知事→文部科学大臣)」の2カ所の条文の変更が明示されているのだが、「新規則」全文を見ると、なぜか名称は、古いままの「統一教会」と表記されているうえ、認証者として新旧ともにあり得ない「文化庁」と書かれてあるのだ。よくぞ、こんなデタラメな書類を文化庁は平気で受領し、名称変更を認めたものだ。“書式主義”の霞が関では、通常あり得ないことだ。

 文化庁宗務課の担当者はこう言った。

「新規則の全文は参考として添付されたもので、変更手続きの必要書類ではありません。誤記があっても認証の判断には影響していない。当時、誤記と分かったうえで受領したのかどうかは分かりません。当時の経緯を精査しているところです」

 宮本議員は「初めから(名称変更を認める)結論ありきで手続きが進んだのではないか」という疑念を強めていて、さらに追及を続けるとしている。

なぜ文化庁が間違いだらけの文書を開示したのか

文化庁は大臣に事前報告していた(C)日刊ゲンダイ
文化庁は大臣に事前報告していた(C)日刊ゲンダイ

 それにしても興味深いのは、なぜ文化庁が間違いだらけの文書を野党議員に開示したのか、だ。自分たちの対応が、いかにデタラメだったのか、自ら公表するようなものだからだ。名称変更当時の文科相・下村博文衆院議員に対する“反乱”が文科省内で起きているという見方がある。

「下村氏は当初、ツイッターで『文化庁によれば、通常、名称変更については大臣に伺いを立てることはしない。今回の事例も最終決裁は、当時の文化部長』と弁解した。全責任を役人に押し付けようとした。しかしその後、有田芳生前参院議員が保有していた文書で、文化庁が大臣に事前報告していたことが明らかになり、下村氏は説明を変えた。文科省内では『下村氏は文化部長に全責任を押し付けるつもりなのか』と怒りが渦巻いています」(文科省関係者)

 今後について、元文科次官の前川喜平氏が発売中の「サンデー毎日」で、「(認証の経緯は)リークで出る可能性はある、加計学園の時は散々出た。文科省はそういう意味で情報管理が甘いですから」と話している。

 官僚リークはあるのか。野党に加え、霞が関を敵に回したら、いよいよ自民党は逃げ切れないんじゃないか。

2022年8月 3日 (水)

「誰が統一教会の支援を受けるかは安倍さんの一存」~デイリー新潮

安倍元総理と統一教会の“ズブズブ癒着”に新証言 「誰が統一教会の支援を受けるかは安倍さんの一存」


国内 社会



安倍晋三

安倍晋三元総理(他の写真を見る


文鮮明の釈放を懇願する文書

 自民党と統一教会の関係が次々に報じられる中、選挙時の統一教会の支援対象は、安倍氏の一存で決まっていたという証言が。実際、統一教会内部の文書には、安倍氏の子飼い議員に対する選挙応援を〈首相からじきじき〉に依頼があった、との記述が見られるのだ。

 ***

 日米安保条約改定で嵐吹き荒んだ政治の季節。岸信介政権下の1950年代末、渋谷区南平台にあった岸邸で幼き安倍晋三氏は周囲の喧騒をよそに「アンポ、ハンターイ」と言って、祖父を苦笑いさせたという。かように有名なエピソードが語られる岸邸の隣にかつて統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連施設があった。そのことが岸家と統一教会を結ぶ一つのきっかけになったとされる。

 そして2022年夏、その“ご近所付き合い”が、凶弾を放たれるきっかけになるとは――。岸家と安倍家の誰もが想像しえなかったに違いあるまい。

 1968年に統一教会は「国際勝共連合」を設立。当時、岸氏の後ろ盾があったとされ、反共産主義の政治団体として活動してきた。また、「週刊新潮」7月28日号では、当誌の依頼でジャーナリストの徳本栄一郎氏がアメリカで発掘した1984年の知られざる書簡をご紹介した。それは当地で巨額脱税により実刑判決を受け、収監されていた統一教会の開祖・文鮮明の釈放を、岸氏がロナルド・レーガン大統領(当時)に懇願する内容だったのだ。


「安倍さんの一存で決まる」

 こうした密接な関係は安倍晋太郎、そして晋三へと引き継がれ、自民党の議員も巻き込みながら、現在まで連綿と続くことになる。

「選挙で誰が統一教会の支援を受けるかは、安倍さんの一存で決まるといわれていました」

 と自民党のベテラン秘書。

「教会の組織票は約8万票といわれています。ただ、衆院選では1選挙区あたりの統一教会の票数はそれほどでもないので、参院の全国比例でその組織力が発揮されます。どの候補を応援するかは、安倍さんの意向がかなり反映される。落選しそうな意中の候補がいれば、安倍さんから“彼を頼む”といった具合です」

 実際、過去に統一教会系の団体から推薦を受けた元議員はこう語る。

「推薦を受けるにあたって団体のトップと面談をします。そこでは、不倫スキャンダルや金銭トラブルがないことが条件で、さらに安倍元総理が応援している候補であれば、ほぼ確実に支援してもらうことができます。選挙の直前になると、統一教会系の施設で泊りがけの研修を行います。自分の場合は妻同伴で2泊3日でした」


安倍氏が選挙応援を教団に依頼

 そうした安倍氏肝いりの候補の一人だったのが、元産経新聞記者で、2013年の参院選全国比例で初当選した安倍派の北村経夫参院議員だ。

 カルト宗教に詳しいジャーナリストの鈴木エイト氏によれば、

「初当選時、当時首相だった安倍氏が北村氏の選挙応援を教団に依頼しているのです」

 教団の内部文書にはこう書かれていた。

「〈首相からじきじきこの方(北村氏)を後援してほしいとの依頼〉〈まだCランクで当選には遠い状況です〉〈今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の『死活問題』です〉と。19年の参院選でも統一教会内部で北村氏を応援するビラが出回っていました。当時、大宮で行われた演説会では国際勝共連合の関係者が仕切っており、300人以上が入れる会場に半分から3分の2くらいは信者が動員されていました」

 自民党山口県連の関係者が後を受ける。

「北村さんはいずれの選挙も盤石な地盤を築いていたとは言い難く、安倍さんが選挙直前になって慌てて、統一教会に支援を依頼したといわれています。“統一教会のおかげで当選できた”と地元ではまことしやかにささやかれているのです」

 北村事務所は、

「旧統一教会から支援を受けたことも、見返りを求められたこともありません」

 と回答するも実際、統一教会の推薦が決まると手厚い支援が受けられるようで、

「一般的に統一教会サイドから20~30人程度のボランティアが連日手伝いに来てくれます。電話作戦やチラシ配り、ポスター張りなどの機動部隊となってくれるので、貴重な戦力です。15~20人くらいの人員で選対事務所を切り盛りしているところもありますから、本当に助かります」(県連関係者)

細田衆議院議長の熱のこもったスピーチ

 鈴木氏が再び言う。

「議員側が統一教会の支援を受けるメリットの一つはこのマンパワーです。候補者は選挙の時の支援スタッフや事務所スタッフを賄える。ほかにも、いきなり国政は難しくても、息のかかった地方議員を育て、国政に打って出させるといったケースもあります」

 統一教会の「政界汚染」はこうした例にとどまらない。

 鈴木氏は、統一教会の関連団体のイベントへの出席歴や献金を受けたりした議員を独自に調査し、100人を超えるリストを公表している。そこには、麻生太郎自民党副総裁をはじめ多くの“重鎮”が名を連ねている。

 例えば、元安倍派の議員では、女性記者へのセクハラ疑惑が報じられている細田博之衆院議長。19年10月に、統一教会系の天宙平和連合(UPF)が主催する会合に出席し、披露したのは、以下のような熱のこもったスピーチだった。

〈韓鶴子総裁の提唱によって実現したこの国際指導者会議の場は、大変意義が深いわけでございます。この会が大きな成果を上げ成功されることを念じまして、ごあいさつとさせていただきます〉

汚染は野党にも

 ほかにも安倍元総理の「秘蔵っ子」と呼ばれた稲田朋美元防衛相は09年と10年に統一教会系の団体のイベントで講演を行っており、菅政権で官邸を仕切っていた前官房長官の加藤勝信氏は18年に関連イベントに秘書を代理出席させたほか、同氏が代表を務める自民党支部は関連団体に会費を支払っている。

 汚染は野党にも及ぶ。国民民主党の玉木雄一郎代表は「世界日報」の元社長から計3万円の寄付を受け、前原誠司氏は統一教会系米紙「ワシントン・タイムズ」の全面意見広告に名を連ねている。

 それぞれの事務所に見解を尋ねると、細田事務所は回答ナシ。稲田事務所は、

「両集会への参加は事実です。当日はひと言挨あいさつをし、途中退席しました。講演はしていません」

 ほかの議員は、

「慶事や行事などの案内などを受けることもあり、適宜事務所で判断して対応しています」(加藤事務所)

「賛同者として名を連ねたとありますが、前原にその認識はなく、(中略)統一教会の活動には一切関わりはございません」(前原事務所)

「(寄付は)いずれも事実です」(玉木事務所)

「見破れなかったこと自体が問題」

 前出の鈴木氏が教団側の意図を解説する。

「統一教会が政治家と付き合うメリットは、内部統制の意味合いが強いと思います。信者の中には霊感商法や過度の献金などで教団に不信感を抱いている人もいる。そこで名のある政治家がメッセージを寄せれば、教団への信頼を担保することができるのです」

 政治家としては前述した“見返り”を期待してのことなのだろうが、統一教会による被害に詳しい弁護士の紀藤正樹氏は手厳しい。

「統一教会には数えきれないほどの関連団体、友好団体があり、専門家でもすべてを見分けることは難しい。そうやって自分たちの正体を隠して政治家に接近するのが、カルト宗教の手口です。そうと知らずに協力してしまった政治家もいるかもしれませんが、見破れなかったこと自体が問題です。結果的に統一教会へのお墨付きを与える格好となり、社会全体としてカルトを糾弾する状況が生まれなかったのですから」

2022年8月 2日 (火)

旧統一教会側と自民党、改憲案が「一致」 緊急事態条項、家族条項…濃厚な関係が影響?

旧統一教会側と自民党、改憲案が「一致」 緊急事態条項、家族条項…濃厚な関係が影響?

2022年8月2日 06時00分
 安倍晋三元首相銃撃事件を契機に、自民党との深い関係が露呈した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)。その旧統一教会の政治部門とされる国際勝共連合(勝共連合)の改憲案と、自民党の改憲草案が、「緊急事態条項」や「家族条項」などで一致していることが、注目を集めている。被害者弁護団から「反社会的勢力」とも指摘される旧統一教会側の主張が、関係の濃い自民党の改憲草案にも反映されていたのか。(特別報道部・山田祐一郎、中山岳)

◆中国の覇権的行動、北の核・ミサイル、大地震や原発事故の対応が最優先

改憲案を説明する国際勝共連合の動画=同連合のホームページから <br>

改憲案を説明する国際勝共連合の動画=同連合のホームページから

 国際勝共連合の関連サイトでは、安全保障や憲法、家族政策などについての同団体の考えが動画で紹介されている。その一つに、「憲法改正」がある。2017年4月に公開された長さ約17分の動画で、渡辺芳雄副会長が同団体独自の改憲案を解説している。
 渡辺氏は「個人においても組織、国家においても変化に対応できなければ存続できない。滅びるのであります」と改憲の必要性をこう訴えかける。
 日本を取り巻く状況の変化について、「中国の覇権的行動」「北朝鮮の核・ミサイル開発や挑発的行動」「大規模地震や原発事故」などを指摘した渡辺氏。改憲の優先順位として「緊急事態条項の新設」を真っ先に挙げた。
 災害時を想定して「政府の権限を強化して、所有権を一時的に制限したり、食料や燃料の価格などをしっかり規制したりして命を守る」とした上で、こう述べる。「早く憲法で明記して憲法を守りながら国民の生命と財産を守る状況を作らないといけない」
 自民党は、12年にまとめた改憲草案の中で、外部からの武力攻撃や大規模災害時に、首相が緊急事態の宣言を行い、緊急政令を制定できるなど首相や内閣の権限を強化、国会議員の任期を延長できるなどと定めた。その後の議論を踏まえ、18年に公表した「たたき台素案」では、大規模災害時の対応として同様の緊急事態対応を規定。対象に「外部からの武力攻撃や大規模テロ・内乱」を含めるかについては、「対象にすべきだとの意見がある」と付け加えた。

◆旧統一教会との関係は改憲にもマイナスに働く?

 岸田文雄首相は今年5月、改憲派の集会に寄せたビデオメッセージで、改めて緊急事態条項の必要性を訴えた。新型コロナウイルスへの対応やロシアによるウクライナ侵略を挙げて「有事における迅速な対応を確保するため、こうしたことを憲法にどのように位置づけるかは極めて重要な課題」と強調。大規模災害以外の有事にも対象を拡大する印象を与えた。
 「18年の素案で、緊急事態の対象が限定されたような印象を与えたが、現状は12年の草案の考え方に逆戻りしている」と話すのは、愛媛大の井口秀作教授(憲法学)。「一番の懸念は、国会を通すことなく政令によって国民の権利が制限される可能性があるということ。必要な根拠も、新型コロナやウクライナ侵攻など後付けで増えている」と緊急事態条項の問題点を指摘する。
 安倍氏の死去を受け、岸田氏は「思いを受け継ぐ」と改憲への意欲を見せたがその後、霊感商法などで多くの被害者が出ている旧統一教会と自民との関係が次々と明らかになった。勝共連合が緊急事態条項の創設を唱えることに、井口氏は「反共を掲げる団体の素直な主張なのだろうが、自民草案との間に因果関係があるのかは分からない」としつつ、「旧統一教会との関係は改憲派からも反発を呼び、改憲にマイナスに働くのでは。自民が緊急事態条項など改憲の主要項目を戦略的に変更することもあり得る」と話す。

2022年8月 1日 (月)

安倍元首相国葬に反対53% 内閣支持12ポイント急落51%

安倍元首相国葬に反対53% 内閣支持12ポイント急落51%

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