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2022年5月 5日 (木)

日比谷メーデー

「子ども育てる権利を守ろう!」〜日比谷メーデーでグレン・ウッドさん訴える

 

動画(グレンさん訴え 4分半)

 5月1日の日比谷メーデーは、久しぶりに観客を会場に入れての開催になった。入場制限はあったものの、日比谷野外音楽堂はほぼ埋まり、コロナ前の賑やかな雰囲気に包まれた。会場を見渡すと、東京清掃労組の数がひときわ多く、ほかに国労や民間中小ユニオンの旗が目立った。

 争議団の発言では、育休取得で報復解雇された「三菱UFJモルガンスタンレー証券」のグレン・ウッドさんが壇上に上がった(写真上)。長男の手を引いていた。グレンさんは、この子が生まれるときに難産だったため、育休を申請したが拒否された。それどころか報復のハラスメントを受けて解雇されてしまった。
 グレンさんは以後、解雇撤回を求めて裁判を6年間たたかっている。「素晴らしい育休制度ができているのに、なぜ使えないのか。少子化のなかで、こういうことをやってはいけない。子どもが出来ても仕事が続けられない社会はおかしい。これは家族・子どものためだけではなく、日本の将来、会社の将来のためにも大事なことだ。日本の将来のため頑張りましょう」とグレンさんが訴えると、会場から大きな拍手が起きた。

 来賓挨拶では、今年参院選に比例区で挑戦する福島みずほ社民党党首が登壇。「国会に残って頑張って踏ん張りたい。世界の流れは社会民主主義で、チリでは30代の大統領が選ばれた。いま日本でいのちを守る政策が必要だ」とアピールした。

 この日は、日比谷メーデー始まって以来の右翼の激しい妨害行為があった。10台近い右翼街宣車の大音響だけでなく、構成メンバーが押しかけて集会警備のメンバーと揉み合うシーンもあり、現場は騒然とした。「労働者のメーデーができなくなったら大変なことだ。権利侵害だ」として、主催者側は右翼の妨害にしっかり対処しない警察に対しても強く抗議した。(M)

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*以下は現場にいた高野幹英(まっぺん)さんのレポート

右翼のメーデー妨害を許すな!

 

動画(右翼妨害 6分)

◼️日比谷公園霞門前の反対車線に右翼の街宣車5台ほどが集結し、汚い言葉でメーデー参加者を罵っていた。実行委員の1人がたまりかねて抗議に行くと殴る蹴るの暴行の上、逆に「暴力を振るわれた、警察は逮捕しろ」と妄言をはき、門前まで襲撃して来た。警備隊はそれを押し返し、警官隊もそこに入って制止。

◼️街宣車が行進妨害と交通違反

実行委員会の警備担当が「この50年で右翼がメーデーに手を出したのは初めてだ!」と激怒し「こちらはメーデー実行委員会だ。君たちは君たちでやればいい!」「間もなくデモ行進が始まります」と言うと、門前に3台の街宣車が集まり行進を妨害。交差点での方向転換は明らかな交通違反だ。また、そのため行進出発が遅れた。

◼️メーデー始まって以来の暴挙

警備担当、今度は警察に「こんな事はメーデー始まって以来です。労働者の祭典であるメーデーにさえも右翼が入り込んできた。警察はしっかりして欲しい。我々は遊んでいるわけじゃない。メーデーは私たちの権利です」「右翼は殴ったり蹴ったりやりたい放題です。これでは私たちも防衛隊を出して対峙しなければなりません」

◼️右翼はゴジラと闘う自衛隊?

右翼の街宣車はいつも演歌や軍歌を鳴らすもので、その音楽的発想の貧しさは誰もが知る事だが、今回は伊福部昭の『ゴジラ』。艦隊が海上から勇ましく爆雷を投下するシーンに使われる音楽だ。ゴジラはお前たちのほうだろう!(高野幹英)

↓主催者の鳥井さんが訴え。右翼に手を殴られ出血も。

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