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2022年4月

2022年4月30日 (土)

チョムスキーの心頭を突く発言〜動画「ウクライナ戦争とアメリカの巨大な欺瞞」を見る

チョムスキーの心頭を突く発言〜動画「ウクライナ戦争とアメリカの巨大な欺瞞」を見る

牧子嘉丸

 

ノーム・チョムスキー動画(1時間2分)

 この動画を見てすぐに思い出したのは、ロシア映画の話題作「親愛なる同志たちへ」である。これは1962年スターリン亡き後の冷戦下のソ連で起こった「ノボチェルカッスク事件」を女性の視点で描いた作品である。ウクライナに近いロシア南部ノボチェルカッスクの機関車工場で発生した労働者のストライキに端を発したこの弾圧事件は、ソ連崩壊までの30年間隠蔽され続けてきた。

 84歳のアンドレイ・コンチャフスキー監督はソ連邦最大の労働者蜂起の悲劇を掘り起こして、歴史の真実と祖国への愛憎を映像で表現し記録した。私がチョムスキーの動画を見て、この作品を思いうかべたのは、何より自国の歴史に真摯に向き合う姿勢が共通しているからだ。

 チョムスキーはロシアのウクライナ侵攻を主権国家への重大な侵犯・侵略であるという厳しい批判を前提にして、同時に西側やNATO、またアメリカにそれを糾弾する資格・権利があるのかと問う。特に自国アメリカが、ベトナム・ニカラグア・アフガン・イラク等に侵攻し、独立国家の主権を踏みにじり、政権を転覆させるためにいかに多くの市民を戦闘に巻き込んできたかを振り返る。

 その具体的な指摘に、いまさらながらアメリカの戦争犯罪の歴史に慄然とする。その戦争犯罪の張本人が、今プーチンの戦争犯罪を非難できるのか、その資格があるのかと厳しく自国の指導者に問いかけている。

 人権問題でも環境問題でも核禁止条約でも、必ず自分たちは免れる特権条項を設けて、他国には厳しく、自国には大甘な対外政策にも言及し、その意外な事実にも驚かされる。

 今回の侵攻を受けて、「こんなことが21世紀の現代に起こるとは」という発言を何度も耳にした。たしかにその通りなのだが、イラク・シリア・パレスチナ・ミャンマーと戦火が止んだことはないのも事実だった。そのときは傍観的な姿勢で報道しながら、今の反ロシアの大合唱は人々の思考・懐疑をストップさせ、歴史の真実追求を麻痺させている。

 橋下徹や東国原英夫らは論外だが、ロシア・スラブ研究家という女性教授らの発言も現象面だけの説明であり、頻繁にテレビ出演する元自衛隊出身の解説者も要するに軍備の拡張・増強へと向けるように視聴者の不安を煽っている。

 ロシアの現在を見て、かつての自国の暴虐・弾圧・侵略の歴史を反省しようなどというコメントはもちろん、ましてアメリカの戦争犯罪の歴史を教訓にしようなどという意見は聞いたこともない。

 池上彰は「ロシアはウクライナを今の朝鮮半島のように南北分断化しようとしているのでは」と物知りセンセイらしく発言していたが、その分断化の原因が日本帝国主義の植民地支配にあったなどとは口が裂けても言わない。こんな程度の歴史観で世界情勢の解説を得々とやっているのだ。

 芸能人のコメント、大学教授の解説、自衛官出身者の軍事評論と毎日垂れ流される情報のなかで、一元的な善悪論を身に着けていないだろうか。そんな疑問をかすかに感じながらも日常に流されているなかで、このチョムスキーの発言ははっと心頭を突くものがある。

 無明のなかの明かりであり、混迷のなかのしるべでもある。最初1時間はちょっと長いなあと正直思ったのだが、インタビュアーとの明確・明晰なやりとりに時を忘れて聞き入ったのである。すぐれた歴史的洞察と公正な知的探求心、そして何によりも旺盛な批判的精神にあふれた内容については私の下手な要約より、ぜひお聞きください。

 翻訳の労をとってくださった方や配信していただいた方にお礼申し上げます。(レイバーネット会員)

2022年4月29日 (金)

本の紹介 『物語 ウクライナの歴史』(中公新書) 評者:志水博子

毎木曜掲載・第251回(2022/4/28)

「わかったつもり」にならないために

『物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国』(黒川祐次著:中公新書、946円) 評者:志水博子

冒頭に著者が学生時代に強く惹かれたという絵画『ウクライナの夕べ』(アルヒープ・クインジ作/写真)が出てくる。「丘の斜面に白い漆喰の壁と藁葺きの屋根の素朴な農家が二、三軒、夕日を受けてあかく輝き、ひとめで懐かしいという感情が湧きあがってくるような絵であった」と。それはウクライナについてよくいわれる「穀倉地帯」そのもののイメージであるが、ウクライナで暮らしてみると、それだけでは片づけられない複雑で懐の深い大国であると感ずるようになったとも著者は記している。そして、そのギャップは、「ウクライナが1991年の独立まで自分の国を持たず、それまで何世紀もロシアやソ連の影に隠れてしまっていたことによるのではないか」と。

本年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻した。なぜ、戦争が起こったのか、それを知りたくてネット上に溢れる論考をいくつか読んだ。侵略者であるロシアを一方的に非難する論考。ソ連崩壊後の米国をはじめとする軍事同盟NATOの動向がロシアを追い詰めたとする論考。両者の議論は次第にヒートアップし、それぞれが「正しさ」を主張し合い、非難合戦の相を呈しているようなところさえあった。

「わからなさへの定位」とは、重い障がいのある娘星子さんについて語った思想家最首悟さんの言葉であるが、わかりたいという気持ちはしばしば「わかったつもりになる」ことを招いてしまう。それを戒めた言葉だと理解している。なぜ、戦争が起こったのか、知りたいが、それは容易にわかることではない。

そんな時に、藤原辰史さんの論考を目にした。そこにはこうあった。「いまウクライナ危機関連の記事は北大西洋条約機構(NATO)とロシアのパワーゲーム分析の性格が強すぎて、ウクライナとそこで暮らす人びとの生活と歴史へのまなざしが弱い。結局為政者たちと同じ『上から目線』に見えてしまう」と。そして、「こんな危機の時だからこそもっと非英語の情報を、歴史や文化や生活や科学も含めて集め発信すべきだろう。歴史や文化にはその冷静さを保つヒントがある」と。そこで紹介されていたのが本書である。

本書は2002年の刊行である。ユーラシア東部の島国で生まれ育った私は、遠いユーラシア大平原の国の歴史を初めて追ってみた。動物意匠と黄金への偏愛ともいえるスキタイ芸術の見事さ、ゴーゴリが描いたポーランドに対する反乱のコサック『隊長ブーリバ』、ウクライナ史最大の英雄と言われているフメリニツキーの人生、悲劇の英雄マゼッパはウクライナの民族主義者たちから独立を求めた愛国者と称えられている。また、ウクライナ語最大の詩人と言われるシェフチェンコは、ウクライナ民族主義と独立の象徴的存在だったという。彼の帝政ロシアに対する怒りを謳った『遺言』は歴史を超えてなんというか暗示的でさえある。 歴史の中に連綿と生き続ける「ウクライナ・ナショナリズム」、それは必ずしも国家的なものではなく民族的なものでもあるのだが、ユーラシア大陸の要の土地で様々な国と民族とのかかわりの中で否応もなく不撓不屈のアイデンティティとして歴史的に形成されて来たことが伝わってくる。

後半はソ連時代の歴史。1922年ソヴィエト社会主義共和国連邦」(ソ連)が誕生し、ウクライナはその共和国としてその後約70年存続する。レーニン時代を経て、スターリンの凄まじい弾圧。1932〜33年の大飢饉は、「これは強制的な集団化や穀物調達のために起こった人為的な飢饉であり、その意味でユダヤ人に対するホロコーストに匹敵するジェノサイドだという学者もいる」という。第二次大戦後もソ連やドイツなどの大国の関係性の中で、ウクライナ民族主義者組織 (OUN)やウクライナ蜂起軍 (UPA)は翻弄されながらもますます「ウクライナ・ナショナリズム」を強めていく。

ヤルタ会談、そもそもそれがウクライナであったことさえ知らなかったが、風光明媚な景色とは対照的に、権力者たちの権謀術数が描かれている。そしてフルシチョフ・ブレジネフの時代を経て、ついにゴルバチョフの時代に、ウクライナは独立を果たし、ソ連は崩壊する。  

著者は最後にウクライナの将来性として2点挙げている。ひとつは大国になりうる潜在力、そしてもうひとつは地政学的な重要性。しかしそれゆえにこそ、ウクライナは幾多の試練を経てきたのではないか。そしてこう記す、「ウクライナが独立を維持して安定することは、ヨーロッパ、ひいては世界の平和と安定にとり重要である。これはアメリカや西欧の主要国の認識であるが、中・東欧の諸国にとってはまさに死活問題である」と。

本書から20年が経ち、今、そのウクライナで多くの無辜の民が亡くなっている。ウクライナの社会学者イシチェンコは「どうして戦争が始まったのかはまだ分からない」という。私たちは、やはり「わからなさへの定位」を抱えながら平和を祈るよりほかにはないのだろうか。

2022年4月28日 (木)

維新本性暴露噺二題~どいつもこいつもろくな奴おらんのう

「お前こらぁ」維新市議が橿原市長に暴言『音声を独自入手』叱責受けた市長は告訴検討

配信  MBS

「投票依頼はしていない」公選法違反に問われた維新・前川衆院議員 初公判で無罪主張

奈良  2022/04/25 19:

公職選挙法違反の罪で在宅起訴された日本維新の会の前川清成衆院議員(59)の初公判が行われ、前川議員は無罪を主張しました。


 起訴状によりますと、日本維新の会の前川清成衆院議員は、奈良1区から出馬した去年10月の衆院選で、公示前に自身への投票を呼びかける選挙はがき35通を出身大学の卒業生らに送った罪に問われています。

 4月25日の初公判で前川議員は「投票依頼もしていないしするつもりもなかった」と無罪を主張しました。

 一方、検察側は『前川議員が面識のない有権者に選挙はがきを送っていた』と指摘。公職選挙法が禁じる「不特定多数への事前の投票呼びかけ」にあたるとしました。有罪が確定すれば前川議員は自動失職します。

2022年4月27日 (水)

当面の行動

当面の行動日程                  阪神社会運動情報資料センター掌握分

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

阪神間の行動

 

 

4月27日(水) 宝島社裁判 第3回公判 14時半 大阪地裁807号法廷

※4月29日(金・休) 528福島みずほ国政報告会実行委員会 18時 いたみホール・会議室(阪急「伊丹」北3分)

 つじ恵全国行脚 29日(金・休) 札幌

         30日(土) 帯広

         51日(日) 名古屋

         52日(月) 豊橋

4月30日(土) 神戸平民倶楽部と大逆事件~岡林寅松・小松丑次とその周辺 14時 神戸学生青年センターウエスト100(阪急「六甲」西100m)

4月30日(土) 連帯兵庫みなせんと野党の協議 18時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

4月30日(土)~5月1日(日) アジアから問われる日本の戦争展2022 10時~19時 エルおおさか9・6・5階(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

51日(日) メーデー 尼崎 11時 阪神尼崎駅前 春の憲法学習会

        メーデー 中の島 13時半 中之島公園・剣先ひろば 

53日(火) 憲法集会  大阪:扇町公園 13

              神戸:みなとのもり公園 13時  ビラまき 12

5月3日(火) 大椿ゆうこキックオフ集会 15時 PLP会館

57日(土) ウクライナ反戦・阪神尼崎スタンディング 12時 阪神尼崎駅前

57日(土) ウクライナ反戦集会&デモ 14時半 神戸・花時計前

57日(土) つじ恵関東総決起集会 14時 東京・私学会館(JR「四谷」)

5月7日(土) 競争・強制でなく命と人権を守る教育を!集会 14時 エル・おおさか南館5階(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)  講師:桜井智恵子関学大教授

5月7日(土) 原発の何が問題か? 裁判の争点から読み解く 14時 宝塚市男女共同参画センター1AB(阪急「宝塚」直結1分)

58日(日) 阪神センター春の交流会 16時~19時 阪神センター(尼崎市南塚口町)

 

5月9日(月) 6・19「ウクライナ侵攻と日本の軍拡・改憲」高作正博関西大教授講演集会実行委員会 18時半 

※5月14日(土) 川西憲法集会 14時 きららメッセ(能勢電「絹延橋」西7分) 講演:冨田宏治関学大教授 各政党代表

5月14日(土) 『全共闘白書』出版会 

5月14日(土) 老朽原発うごかすな実行委員会 14時 PLP会館

5月15日(日) グループZAZA・連続講座 丁章(チョンジャン)さん講演会~無国籍の在日サラムを生きるとは 14時 エルおおさか6階会議室(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

515日(日) 沖縄「返還」50周年 南西諸島に自衛隊を配備するな 14時 PLP会館(JR「天満」南7分)  報告:清水早子(宮古島在住)

2022年4月26日 (火)

安倍元首相「防衛予算を増やさないと笑いもの」蚊帳の外からの“トンデモ発言”に失笑の嵐

安倍元首相「防衛予算を増やさないと笑いもの」蚊帳の外からの“トンデモ発言”に失笑の嵐

公開日: 更新日:

 ロシアによるウクライナ侵攻後、安倍元首相がやたら元気だ。

 あちこちに顔を出して「核共有」や敵の中枢攻撃能力の保持を主張。「防衛予算の増額を!」と訴えている。

 21日も日本戦略研究フォーラム主催のシンポジウムで講演し、防衛予算をGDP比2%まで増額すべきと持論を展開した。今年度の防衛費は当初予算の5兆4000億円に補正予算を合わせた6兆1700億円だが、来年度は当初予算から6兆1700億円以上にする必要があると強調。「日本が(防衛)予算を増やさないとなったら笑いものになる」とまで言っていた。

アベノマスクの方が笑いもの

持参金3000億円ごと北方4島を奪われたのは誰だ(ロシアのプーチン大統領と安倍元首相)/(C)共同通信社
持参金3000億円ごと北方4島を奪われたのは誰だ(ロシアのプーチン大統領と安倍元首相)/(C)共同通信社
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 ネット上では<誰から笑われるの?><あなた自身が世界の笑いもの><アベノマスクの方が笑いもの>と呆れる声が続出だ。

 ウクライナ危機でドイツやスウェーデンも防衛費の増額を決めたが、同時に増税などによる財源も示している。アベノミクスの愚策のせいで円安を止められず、庶民生活は逼迫しているのに、防衛予算のための増税を国民に強いるのか。それで米国製の武器を爆買いしたところで、国力が落ちてしまえば意味がない。

 そもそも、プーチン大統領と27回も会談して信頼関係をアピールし、「ウラジーミルと同じ未来」を見ていた安倍元首相が反省のそぶりもなく、手のひら返しでプーチン大統領を批判して、侵攻に備えた軍備を訴えるのは違和感がある。

「国民の多くは、北方領土が返ってくる見込みもないまま先に3000億円の経済協力を決めた安倍氏のロシア外交は失敗だったと感じている。その批判の矛先をそらすために、積極的に発言して目先を変えようとしているのでしょうが、逆効果です。安倍氏がロシアや軍事について語るたびにプーチン大統領との蜜月関係は何だったのかと思い出してしまうし、どんどん発言のつじつまが合わなくなっている。黙っていた方がまだマシで、焦りが裏目に出ているように見えます」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 元外務次官の竹内行夫氏も、今月刊行した著書「外交証言録 高度成長期からポスト冷戦期の外交・安全保障 国際秩序の担い手への道」で安倍外交を批判。とりわけロシアとの北方領土交渉で「2島先行返還」にかじを切ったことについて、安倍元首相は「国家主権を自ら放棄した歴史上初めての宰相」になり得ると、厳しい表現で断罪している。

 どうしても防衛予算の上積みが必要というなら、ロシアに献上した3000億円も防衛費に回せばよかったのではないか。かやの外からほえるだけの安倍元首相はあまりに無責任だ。

2022年4月25日 (月)

市民デモHYOGO 48人で春の交流会開催

   

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4月24日(日)14:00~17:00、神戸市勤労会館308号室にて、市民デモHYOGO春の交流会が開かれました。参加者は48名、うち女性が12名、若い学生が2名でした。水溜さんの司会で、中村さんが主催者挨拶と過去1年間の振り返り、寺嶋さんが提案「市民デモHYOGOのこれからについて~経実連から何を学ぶか~」を行いました。質疑応答の後、4班(沖縄、憲法、原発、いのちと暮らし)に分かれて分科会を開き、活発な意見交換を行いました。
 10分間の休憩後、各分科会から結果報告を行い、その後、松田さんから報告「西宮市長選を闘って~その教訓と今後」、松本さん(連帯兵庫みなせん)から報告「7月参議院選挙に向けて~私たちの課題」を受け、質疑応答をし、西から「まとめと閉会の挨拶」を行い、16:50にお開きとしました。
 ロシアのウクライナ侵攻、それに便乗した憲法攻撃(軍事費の倍増、敵基地攻撃能力保有、核共有、緊急事態条項新設など)、辺野古設計変更承認強要、琉球弧の軍事要塞化、原発再稼働・汚染水の海洋放出、格差・貧困の放置、慰安婦問題など、私たちが取り組む課題は盛りだくさんですが、私たちは社会的弱者の側に立ち、国家主義と軍事強国化の流れを阻止するべく、社会に深く根を下ろした市民運動を作り上げるためにお互いに奮闘することを確認し合いました(添付写真ご参照)

 

2022年4月24日 (日)

宝島社裁判 4月27日(水) 13時半 大阪地裁

4月27日「宝島社裁判」第三回口頭弁論のお知らせ

 
 裁判のお知らせ…宝島社「大阪ミナミの貧困女子」差別出版裁判-絶版と謝罪を求める-
 第三回目の口頭弁論は、4月27日(水) 14:30~ 大阪地裁807号法廷である。

宝島裁判バナー
  支援者は、14時頃に807号法廷前へ、閉廷後、弁護士会館で集会とのことである。
 参考:「大阪ミナミの貧困女子」は何が問題なのか?

2022年4月23日 (土)

本日、「つじ恵が参院選を語る」集会

「つじ恵が参院選を語る」~4月23日(土) PM2時~4時半 尼崎中小企業センター大ホール

  ロシアのウクライナ侵略が世界を揺るがし、日本において一部の政治家が「日本も核配備の議論をすべきだ」と言い始めています。戦後77年間、不戦国家を貫いてきた日本は、状況に流されるのではなく、戦争反対の立場から、即時停戦を呼びかけるべきではないでしょうか。

 コロナ感染が収まらず戦争の影響で物価が上昇して生活が苦しくなる中、今政治に求められるのは、消費税廃止と国民への給付金の支払いによって、国民の生活を守ることです。衣食足りて礼節を知るという言葉があります。政治が国民生活を守ることができてこそ、日本が一丸となって戦争反対を世界に発信できるのです。
 7月の参議選において、平和を求める私たちの政治を実現しましょう。

 

          記

1 日  時  2022年4月23日(土) PM2時~4時半
2 場  所  尼崎中小企業センター大ホール(尼崎市昭和通2-6-68阪神尼崎駅5分)

3 タイトル   「つじ恵が参院選を語る」

4 弁  士  つじ恵(れいわ新選組参議院第四総支部長、元衆議院議員・弁護士)

5 応援弁士  白井聡(政治学者)、丸尾牧(兵庫県議)、やはた愛(大阪選挙区候補)

2022年4月22日 (金)

インドが自衛隊機受け入れ拒否 ウクライナ支援物資積み込み地~自衛隊機による物資輸送がとん挫

インドが自衛隊機受け入れ拒否 ウクライナ支援物資積み込み地

2022年04月21日12時11分

自民党の高市早苗政調会長=11日、同党本部

自民党の高市早苗政調会長=11日、同党本部

 自民党の高市早苗政調会長は21日の政調審議会で、自衛隊機によるウクライナ周辺国への支援物資輸送について、「物資の積み込み地であるインドから自衛隊機の受け入れを拒否された」と明らかにした。同日の政審で輸送計画を了承し、22日に閣議決定した上で週末に派遣する予定だった。計画の修正が必要で、派遣は遅れる見通しだ。

インド太平洋戦略に積極参加 台湾総統、米議員団と連携確認―中国反発

 自衛隊機が他国領域に入る際には、その国の許可がいる。インドは伝統的にロシアと関係が深く、インドがウクライナを侵攻するロシアに配慮したとの見方も出ている。松野博一官房長官は21日の記者会見で「政府としてさまざまな支援の可能性を検討していくが、現時点で具体的に決まったことはない」と述べるにとどめた。

フランスの大統領選(2)悪夢の選択とフランスの新たな政治地図

フランスの大統領選(2)悪夢の選択とフランスの新たな政治地図

 

 4月10日のフランス・大統領選の第一次投票が行われた。首位は現大統領エマニュエル・マクロン(有効票の27,85%、約978万票)、2位が極右「国民連合」候補のマリーヌ・ルペン(23,15%、8,133,828票)。政策綱領「共同の未来」を通して、抜本的な社会・環境政策と民主主義の活性化を主張した「屈しないフランス・民衆連合」のジャン=リュック・メランションは、21,95%(7,712,520票)を得票し、421,308票の僅差で決勝戦に残れなかった。4位は極右のゼムールで7,07%(249万票弱)、5位が保守「共和党」の候補ペクレス4,84%(168万票弱)、6位に緑の党ジャド4,63%(163万票弱)と続く。*写真=「6月12日・19日 もっとうまくやるよ! 民衆連合と共にコーアビタシオンを押しつけよう」(4月16日パリの反極右デモで。筆者撮影)

 

新たな政治地図:3つの政治勢力(陣営)

 

 前回2017年の第一次投票ではマクロン、ルペン、フィヨン(保守)、メランションの順で、4つの勢力が接戦で24,01%〜19,58%(4,43%以内の差)を得票した。今回は3つの勢力が他を大きく離して現れた。マクロンは前回、「右でも左でもない」「同時に右と左」の中道として、既存の中道保守の政党だけでなく社会党とその支持層の右派を吸収した上に、大統領に就任すると保守の政治家も首相と大臣の複数ポストに抜擢した。そして直ちに、富裕層のみに有利な保守のネオリベラル政策をとったため、総選挙で社会党ほどは弱体化しなかった保守「共和党」は、野党の第1党だったがマクロンの政策に対抗しなかった(国会で対抗し続けたのは、少数左派野党の「屈しないフランス」と共産党。社会党はこの双方を合わせた議員数がいたが、生ぬるかった)。

 その結果、今回、さえない候補者を見限った保守支持者からマクロンにかなりの票が流れて、5%以下という前代未聞の信じがたいスコアになった(世論調査を4%以上も下回った)。つまり、マクロンへの投票の増加は、保守支持者によるところが大きい。65歳以上の40%がマクロン支持で(高齢層は従来、棄権が少なく保守支持が多い)、またウクライナ戦争の勃発という状況下で、「現状維持」を望む保守層がマクロンに多数投票したと見られている。マクロンへの投票率が高い場所は大・中都市と豊かな郊外であり、中産階級以上の(ネオ)リベラル政策支持層、とりわけ年金生活者層(43%がマクロン支持)による。マクロン支持層はブルジョワジー勢力と呼べるだろう。後述するが、2017年の大統領選の際すでに社会党・緑の党の統一候補よりマクロンを選んだ左派ブルジョワジーは、マクロン陣営に居を定めたのだ。

 ルペンの得票は、2017年第一次投票768万票弱より45,5万票(1,9%)増えた。同じく極右のゼムールを合わせると30,22%(1000万票以上)、極右に近いもう一人の候補が得た2,06%を合わせると、実に32%以上も極右は得票したことになる。この3人の合計(1134万票強)は、前回の決選投票でのルペンの得票1064万票弱を上回る。極右の言説は、ジャン=マリ・ルペン(マリーヌの父)の時代から「移民排斥・治安」をテーマにフランス社会に浸透し、2002年の大統領戦ではルペン父が社会党候補を僅差で超え、決選投票に残った。その時の得票数は第一次 480万票(棄権率今回より高かった)、第二次553万票だから、20年間に極右票は2倍近く増えたことになる(2007年の大統領選では、サルコジが極右支持層の票を食ったため383万票に減り、以後娘マリーヌによる党の再建が始まる)。

 ルペンは前回2017年大統領選の際も大・中都市から離れた「都市周辺périurbain」と農村部で最も得票し、低所得層(庶民層)の支持者が多い。政策内容を見ると決して富の分割を促すものではないのだが、ルペンが庶民の味方であるかのようなイメージ作り、差別的言説にもかかわらず「マイルド」な女性党首のイメージを拡散するのに、メディアは大いに加担した。また、マクロンは2019年の秋、「超保守」の週刊誌へのインタビューで極右の語彙を用いて左派の市民にショックを与えたが、2020年の秋からは極右が掲げる「治安・移民」テーマを前面に押し出した。2017年のマクロン対ルペンのシナリオを再現して勝とうという戦略であり、メディアはこの「マクロン対ルペン」のお膳立てに加担した。コロナ危機が続き、貧富の差の拡大や自由の制限など重大な社会問題が起きていたのに、それらをテーマに取り上げるのではなく、治安やイスラム教徒敵視の極右のテーマを増幅させたのだ。何より、ルペンより過激な差別発言をするゼムールを頻出させて差別的言説をはびこらせ、二人の極右候補の対比を騒ぎ立てた結果、ルペンの「国民連合」が極右だという認識が薄くなった(前回のコラム参照)。

 

第3の勢力(1)社会民主主義政党の衰退

 

 ジャン=リュック・メランションは2008年に社会党を抜けて「左の党」を作り、2012年 に共産党と「左翼戦線」を組んで大統領選に初出馬した。2005年のEU憲法条約の国民投票の際、ネオリベラル・市場競争の論理が明記された内容にメランションは反対を唱えた。保守と社会党双方の内部で意見が分かれた国民投票の結果は、55%がノーだった。賛成派(左右とも多数派)とメディアは反対者を国粋極右だと決めつけ(国粋主義による反対はもちろんあったが)、EUのネオリベラル政策に反対する左派の批判を封じこんだ(ブレグジット議論の際と似ている)。サルコジ大統領の任期中、EU憲法条約はリスボン条約として国会で批准されたが、国民投票の結果を踏みにじるこの行為は、保守・左翼両方の政治と民主主義機構に対する不信と幻滅を引き起こした。民意の無視は、政治的に重要なトラウマとなった。

 メランションは、ネオリベラル政策を進める社会民主主義(既成左翼政党)と袂を分かち、民衆の要望に根ざした新たな左派勢力の構築をめざした。2012年の第一次投票で11,1%の得票(398万票強)。2017年の大統領選第一次投票では19,58%(706万票)を獲得し、国会で17人の議員からなる「屈しないフランス」会派を形成した。今回は、さらに65万票以上増やして21,95%を得票し、第3の政治勢力となった。

 ちなみに、2012年と2017年の大統領選で共闘したのに、今回は独立候補を立てた共産党の得票80万票(2,28%)が加わっていれば、41万票差だったルペンを凌いで決選投票に残れたのである。キャンペーン中に社会党、共産党、緑の党は、マクロンや保守、極右の政策を批判するより、メランション叩きに力を注いだ。第一次投票の結果が出た後、これら3党の候補が得票できなかったのは、左派有権者がメランションに「有効投票」を投じた(死票にならないように、支持しないがマシな候補に入れる)からだとコメントされたが、それは事実に反する。ある出口調査では、メランション投票者の8割が「政策・政治方針に賛成」と答えている。また、世論調査(メランションの得票率を5%も低く見積もっていた)と最終結果を見ると、メランションは2月末から11〜12ポイントも上昇したが、社会党(1,75%という史上最悪の得票率)、共産党(2,28%)、緑の党(4,63%)の合計は、2月末の合計に比べて2,8ポイント減にしかならない。

 ちなみに今回、社会党と緑の党の得票率の合計6,38%(224万票)は、2017年の社会党・緑の党統一候補アモンの値6,36%にほぼ合致する(票数では少し減少)。つまり、社会民主主義路線(ネオリベラル政策受容)の政党支持層は6%強にすぎないのだ。2012年にサルコジを凌いで大統領に当選したオランドは、第一次投票の際に28,63%、1027万票を得票した。期待と公約に反したネオリベラル政策、緊急事態宣言やデモの過剰弾圧を行ったオランド政権5年間の後、左派の有権者の多くはすでに市場論理を優先する社会党を見限ったのだ。そして、社会党支持層の右派(ブルジョワジー)はマクロンに投票した。

 では、メランションのキャンペーン最終段階の追い上げは何によるかというと、棄権が多いとされる二つのカテゴリー、若者と都市郊外の「恵まれない地区」(移民系・低所得者層が多い)が多数投票したためだと分析されている。2017年の大統領選第一次の際すでに、18-24歳の若者層でメランションは得票率が最も高かった。今回も18-24歳(34%)と25-34歳(31%)の若者層でトップとなり、前回よりさらに多く得票した。35-49, 50-64歳ではルペンの得票率が最も高く(29%)、65歳以上はマクロンが圧倒的に高い(41%)。気候危機や社会危機を懸念して(彼らが最も被害を受けるのだ)抜本的な政策変革を求める若者たちは、メディアが流布しなくてもネットで政策綱領「共同の未来」の存在を知り、各地で多数行われたメランションと民衆連合の集会に足を運び、メランションに票を投じた。それに対して、第二次大戦後の経済成長と福祉の充実を最も享受している65歳以上の高齢層(の裕福な人たち)は、年金受給の権利を現在の62歳から65歳に引き上げようとするマクロンを支持し、マクロン対ルペンという悪夢の選択を若者たちに強いたのだ。

 

第3の勢力(2)政策綱領と民衆連合による再建

 

 メランション支持の若者層の多くは都市部に住む高学歴の中産階級だが、ネオリベラル政策が増大させた不安定雇用や家賃高騰の現実に直面している。片や、メランションの得票率がとても高かった「恵まれない」都市郊外と海外県・海外領土では、失業・低所得や不安定雇用による生活難に加え、レイシズムと反移民・反イスラム差別を受けやすい人が多い。メランションのキャンペーン・チームは、棄権率の高い郊外や都市辺境部の社会住宅団地(HLM,HBM)で頻繁に戸別訪問を行って住民と話し、選挙人リストへの登録を促し、政策綱領「共同の未来」の内容を伝えた。その結果、例えばパリの北郊外セーヌ・サン=ドニ県(平均所得が全国で最も低い)ではメランション49,09%、マクロン20,27%、ルペン11,88%の得票率だった。60%を超えた市もある。パリでも北東部(18区、19区、20区)はじめの庶民地区でメランションはトップになり、全体でマクロン党に次ぐ成績だった。モンペリエ、マルセイユ、リール、ナント、ストラスブールなど社会党と緑の党が市町村選挙で勝った大都市でも、また保守が市長のトゥールーズ、ル・アーヴルなどでも、メランションはマクロンを凌ぐ得票率を得た。それらは何週間、何ヶ月間もボランティアたちが行ってきた戸別訪問や、「選挙人登録と市民の権利」キャンペーンの成果といえる。

 レユニオン島、アンティル諸島、仏領ギアナなど、全世界にまたがるフランスの海外・領土は生活水準が本土より低く、若者の失業率も高い。その上、住民は気候変動による害や殺虫剤使用が引き起こした環境汚染・健康被害などに苦しむが、本土の政治家とメディアから全く軽視・蔑視されている。メランションは海外県・領土を気候変動に対する闘いと、レイシズムに対抗するクレオリザシオン(異文化の混成から生まれる開けた社会)の先端と捉え、キャンペーンをレユニオン島から始め、「水」へのアクセスや海洋の保護を重要なテーマに掲げた。こうして第一次投票でグアドループ、マルティニーク、仏領ギアナで50%以上、全体でも首位(40%)を得票し(棄権率も多少改善)、前回首位だったルペンに大きく差をつけた。

 ルペンは農村部と「都市周辺périurbain」(2000〜10万人の市)で多く得票している。マクロンは10万人以上の大都市だけでなく、高齢者が多いためか農村部と小中規模の市でも得票率が高い。メランションはSNS網へのアクセスが低い層に入り込めていないが、ある研究者の分析によると、棄権が多い労働者、失業者、非正規・不安定雇用労働者、低所得者層において今回は得票率を増し、これらの層へのルペンのさらなる浸透と棄権の増加を防いだ。社会党・共産党が見捨てた庶民層(民衆)を、急進的な社会・環境政策によって再びつかんで政治の主役に据えるという目的に、少し近づいたと言えるだろう。また、干害など気候変動の被害がすでに顕著なフランス南東部の農村地帯でも、支持率が上がったという。

 今回の民衆連合の得票22%に、旧左派勢力(緑の党、共産党、社会党)と極左候補者の得票を合計すると左派は32%弱、1100万人の陣営となる。極右陣営は32,3%、マクロンと保守を合わせたネオリベラル・ブルジョワ陣営が32,6%である。従来の左右二陣営に代わって、3つのほぼ同量の支持層を持つ陣営ができたといえる。それに加えて、前回より多い棄権した人々(26,3%)がいる。政治に幻滅して棄権する人々や、選挙人登録をしていない人々に働きかけ、民衆連合を中心に左派の新しい政治勢力を固めていけるかどうかが今後の課題である。

 

悪夢の選択を超えて

 

 マクロンの目論見通り、2002年、2017年に続いて保守対極右の大統領選決戦投票が4月24日に行われる。「極右を防ぐための共和国の防波堤」が再び呼びかけられているが、20年前、5年前とは異なる点も多い。まず、警官組合(マクロン政権下に極右性が顕著になった)は、呼びかけない。今でさえ警察による暴力はまともに罰せられないが、ルペンは治安部隊の行為すべてに対して無罪推定を約束している。経営者団体も呼びかけない。

 メランションは「極右に一票も入れるな」と第一次投票後のスピーチで述べ、キャンペーン・サイトへの登録者(支持者)30万人強に対して意見聴取を行った(白紙・無効投票、マクロン、棄権の3選択肢)。5年前も同じ言葉と原則(投票者の票は自分のものではないから、各自が責任を持って判断する)だったが、「共和国の防波堤」としてマクロンへの投票を呼びかけた人々と主要メディアは当時、そのことでメランションを叩いた。今回も同様に、マクロンへの投票を明示せよという声がある。前回の決選投票の際にルペンは大差で敗れた(66,1%-33,9%)。ルペンに流れた票は、保守フィヨンから(20%)の方が、メランション(7%) よりずっと多かったのだが、メランション支持者は常に疑われ、叩かれる。世論調査でカトリック教徒の40%が極右(ルペン、ゼムール、デュポンテニヤン)に投票したという結果が報道されても問題にされないが、イララム教徒の7割がメランションに投票したことは「コミュニティ主義」と批判されるのと同じく、メディアの言説にはバイアスがかかっているようだ。

 5年前のマクロンは政治家としての経験が皆無で、中道を自称してレイシズムを告発したため、左派でマクロンに投票した人は多かった(2002年シラク当選の時より少なかったが)。しかし、5年の任期の間、マクロンは庶民に対して侮蔑に満ちた数々の言葉を発し、富裕層優先のネオリベラル政策で低所得層を痛めつけた。治安部隊による過度の暴力的弾圧によって痛めつけられた人も多い(数々の重傷者、死者さえ出し、大勢が不当に有罪になった)。マクロンは警察による暴力を増大させただけでなく、市民の自由を束縛・制限する法と措置を次々にとって、ファシストが当選したら法治国家をすぐに崩せるお膳立てをした。さらに反イスラムの極右の言説まで取り入れたのだ。この5年間、マクロンの政策と措置に抗議し、市民と共に唯一闘ってきた政治勢力は「屈しないフランス」だけだ。何もしなかったどころかメランションを批判・中傷し続けた人々は、第一次投票後に初めて「共和国の防波堤」を言い出したのである。ルペンの「脱悪魔化」を率先して進めてきたメディアも、急に「極右」という語彙を使い出し、「国民連合」がロシアから融資を受けたことやルペンの収賄疑惑を報道する。

 何より悔しいのは、第一次投票が終わってようやくメディアも政策綱領に興味を持ったようだが、マクロンのもルペンのもお粗末な内容のため、重要なテーマ(マクロエコノミー、貧富の差の拡大、エコロジー、公共サービス、住居難問題、民主主義の再生、男女平等とマイノリティの権利促進など)が吟味されずに、薄っぺらな言葉の応対に終わることだ。ルペンは「購買力」の擁護を強調して庶民の味方のふりを続けるが、経済政策の内容はネオリベラルであり、彼女の措置は豊かな層にしか利さない。福祉から外国人を排除する差別措置など、政策の要はレイシズムだ。一方マクロンは、「共同の未来」の語彙を借りた「エコロジー転換計画」やら「市民と共に統治」など、内容は曖昧模糊(ゼロ)なキャッチフレーズを連発するが、ネオリベラル思考を変える兆しはなく、騙されたい人しか騙されないだろう。双方とも原子力推進だが、EPR建設予算をどこから出すのかさえ不明のいい加減さだ。この事態を避けるために、各候補の政策綱領を公平に比較する努力を第一次投票前にメディアがしなかった(マクロンが拒否したので、恒例の「候補者間テレビ討論」さえ今回催されなかった)のは、本当にひどい。

 マクロンとルペンの「テレビ討論」が行われる前夜の4月19日、民間テレビ局のインタビューでメランションは国民に向けて、自分を首相に選出してほしいと述べた。民衆連合をさらに発展させて国会で過半数を取れれば、与党として「共同の未来」の政策綱領を施行できるという論理である。第五共和政の憲法で国政を決定し司るのは「政府」であり、首相は政府の長として国会に対して責任を持って政治にあたる。つまり、国会で過半数の議員を選出できれば、その与党の政策を行う首相と閣僚を選ぶことになる。メランションは6月の総選挙でなるべく多くの「民衆連合」の議員を選出するために、政策綱領に賛同するすべての政党や団体、個人との共闘を呼びかけたわけである。

 第五共和政は大統領に権力が集中しやすいが、7年任期の時には途中の総選挙で大統領とは別の党が与党となって政府を作る「コーアビタシオン」(ミッテラン左翼政権下で2度、シラク、バラデュール保守政府。シラク保守政権下のジョスパン左翼連合政府)があった。それで、国会議員の任期5年に合わせる憲法改正が行われたのだが、それによって大統領が首相の権限を専有して全て一人で決める傾向が強まり(サルコジ)、マクロンに至っては与党に属さない保守の政治家を首相や大臣に抜擢して、立法も自分の取り巻きに用意させた。メランションはもともと第五共和政に反対で、より民主的な第六共和政をめざす。しかし、この共和国の窮地を脱し、国会に本来の権力を取り戻させようという、独創的な戦略を考えついた。大統領選以外に関心を抱かなくなった市民に対して立法と国政の本来の意味をアピールし、とりわけ僅差で敗れて失望・落胆している若者や低所得層の人々に新たな希望を与える、闘いの続行を呼びかけたわけだ。

 民衆連合は緑の党、共産党、反資本主義新党に書簡を送り、政策綱領への賛同を元に、6月の総選挙で過半数を狙う共闘を呼びかけた。これまでの恨みや裏切りを克服し、1100万、1200万、1300万人の政治勢力を形成できれば、社会・環境・民主主義の急進的な変革を行えるという趣旨である(しかし、政策綱領の内容に対して差異が大きすぎたら、またそれぞれの党・組織の利を優先したら、それはできない)。

 4月20日のマクロン・ルペン討論は案の定、人々に希望を抱かせ未来の社会ビジョンを描けるような要素は一つもない、凡庸でひどい内容だった。民衆の生活難を解消する賃上げや価格凍結、富の分配、気候変動に対する抜本的なエコロジー転換計画の内容など、肝心なことは何も議論されなかった。ルペンでなくメランションが討論相手だったら、どれほど市民の意識が高まったことだろうか。  「もう一つの世界」の可能性を大統領選第一次投票と悪夢の選択で終わらせずに、三つ目の闘い(6月12日、19日の総選挙)に向けて新たな挑戦が始まった。差別主義・国粋主義に民衆が取り込まれるのを食い止め、人間社会と環境の破壊を進めるネオリベラル政策に終止符を打つ、急進的な社会変革の政策綱領がここにある。それに基づいたヒューマニズムを語る勢力がフランスで育ち、広がった。「生命がいちばん強い、闘いがいちばん強い」とメランションは語る。この新しい政治勢力の存在は、おそらく世界各地の人々に希望を与えているだろう。

★フランスの大統領選(1)「もう一つの世界は可能だ」
http://www.labornetjp.org/news/2022/0407pari

 2022年4月21日 飛幡祐規

2022年4月21日 (木)

連休み末まで、当面の行動

当面の行動日程                  阪神社会運動情報資料センター掌握分

Img_4155 定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

阪神間の行動

 

 

421日(木) 琉球遺骨返還訴訟判決 14時半 京都地裁101(大法廷)

3月21日(木) 木曜行動 14時半 三宮・マルイ前

※4月22日(金) 第11回さようなら原発1000人集会第1回実行委員会 19時 いたみホール会議室(阪急「伊丹」北3分)

4月23日(土) チェルノブイリ36年の集い 海に流すな!放射能汚染水 13時半 大阪市生涯学習センター・第一研修室(大阪駅前第2ビル5階)

※423日(土) つじ恵と参議院を語る会 14時 尼崎中小企業センター(阪神「尼崎」北東5分) 応援弁士:白井聡(政治学者)、やはた愛(れいわ新選組)、丸尾牧(兵庫県議)

4月23日(土) 梅田解放区 17時半

※4月24日(日) 第三師団申し入れ行動 10時半 陸上自衛隊第3師団西門

※4月24日(日) 西宮ピースネット 11時 JR西宮駅前

424日(日) 市民デモHYOGO 春の交流会 14時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

 

4月27日(水) 宝島社裁判 第3回公判 14時半 大阪地裁807号法廷

※4月29日(金) 528福島みずほ国政報告会実行委員会 18時 いたみホール・会議室(阪急「伊丹」北3分)

4月30日(土) 神戸平民倶楽部と大逆事件~岡林寅松・小松丑次とその周辺 14時 神戸学生青年センターウエスト100(阪急「六甲」西100m)

4月30日(土) 連帯兵庫みなせんと野党の協議 18時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

4月30日(土)~5月1日(日) アジアから問われる日本の戦争展2022 10時~19時 エルおおさか9・6・5階(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

 

51日(日) メーデー 尼崎 11時 阪神尼崎駅前 

        メーデー 中の島 13時半 中之島公園・剣先ひろば 

53日(火) 憲法集会  大阪:扇町公園 13

              神戸:港の森公園 13時  ビラまき 12

Img_418357日(土) ウクライナ反戦・阪神尼崎スタンディング 12時 阪神尼崎駅前

57日(土) ウクライナ反戦・オール兵庫デモ(仮称) 14時半 神戸・花時計前(JR「三宮」南10分)

5月7日(土) つじ恵関東総決起集会 東京・私学会館(JR「四谷」)

5月7日(土) 競争・強制でなく命と人権を守る教育を!集会 14時 エル・おおさか南館5階(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)  講師:桜井智恵子関学第教授

5月7日(土) 原発の何が問題か? 裁判の争点から読み解く 14時 宝塚市男女共同参画センター1AB(阪急「宝塚」直結1分)

※5月8日(日) 阪神センター春の交流会 16時 阪神センター

2022年4月20日 (水)

吉村知事肝いりの大規模入院施設の利用率が最大7%で閉鎖、80億円が無駄金に! 続きはリテラで

吉村知事肝いりの大規模入院施設の利用率が最大7%で閉鎖、80億円が無駄金に! 一方でまた竹中平蔵のパソナに巨額発注

吉村知事肝いりの大規模入院施設の利用率が最大7%で閉鎖、80億円が無駄金に! 一方でまた竹中平蔵のパソナに巨額発注の画像1
大阪府公式チャンネルより


 地方の一部で感染が急拡大し、「ついに第7波入り」という見方が広がっている新型コロナ。もっとも、維新府政によって保健衛生や医療が弱体化した大阪では、第6波のピークから感染者は減っても死亡者がなくならず、いまも毎日5〜10人の府民がコロナで命を落とし、累計死者数は4868人(4月18日時点)と、人口が1.6倍の東京都より約600人も多い異常な事態が続いている。

 しかも、ここにきて、吉村洋文・大阪府知事のさらなるコロナ失策が浮き彫りとなった。吉村知事が約80億円をかけて整備した「大阪コロナ大規模医療・療養センター」だが、入所者がほとんどおらずガラガラで、5月末にも閉鎖される方針だというからだ。

「大阪コロナ大規模医療・療養センター」は昨年10月末、吉村知事が鳴り物入りで整備したもので、国内最大規模となる1000床を用意。大阪は昨年春の第4波で入院できずに自宅で急変する患者が続出するなど全国で最悪の死亡者数を出したため、自宅での病状悪化を防ぐために設けられた。

 だが、その運用状況は散々たるものだった。大阪では今年1月に入ってから新規感染者が急拡大、早々に保健所機能がパンクし医療提供体制も逼迫したが、そんななか1月31日になって「大阪コロナ大規模医療・療養センター」の運用を開始。しかし、運用スタートから2週間の段階で同センターを利用したのは、わずか3人。その後も入所者は伸びず、もっとも利用者が多かった3月10日でも70人にすぎなかった。つまり、最大時で利用率が7%だったというわけだ。

 なぜ、このような結果になったのか。まず、第6波で大阪では高齢者施設でのクラスターが多発、入院できないまま死亡にいたったケースが数多く起こったが、同センターは第4波や第5波で問題化した若年・中年層が自宅で急変するケースを念頭に置いていたため、介護が必要な高齢者の利用に対応していなかった。つまり、ターゲットが完全に外れ、第6波に対応できる体制ではなかったのだ。

 しかし、これはまったく想定できないような事態ではなかったはずだ。第4波ではそもそも若年・中年層へのワクチン接種が進んでいなかったし、逆に第6波では高齢者へのブースター接種の遅れが指摘されていた。状況を考えれば対応のための見通しが甘かったと指摘されて当然だろう。

2022年4月19日 (火)

「つじ恵が参院選を語る」~4月23日(土) PM2時~4時半 尼崎中小企業センター大ホール

 ロシアのウクライナ侵略が世界を揺るがし、日本において一部の政治家が「日本も核配備の議論をすべきだ」と言い始めています。戦後77年間、不戦国家を貫いてきた日本は、状況に流されるのではなく、戦争反対の立場から、即時停戦を呼びかけるべきではないでしょうか。

 コロナ感染が収まらず戦争の影響で物価が上昇して生活が苦しくなる中、今政治に求められるのは、消費税廃止と国民への給付金の支払いによって、国民の生活を守ることです。衣食足りて礼節を知るという言葉があります。政治が国民生活を守ることができてこそ、日本が一丸となって戦争反対を世界に発信できるのです。
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月の参議選において、平和を求める私たちの政治を実現しましょう。

1 日  時  2022年4月23日(土) PM2時~4時半
2 場  所  尼崎中小企業センター大ホール(尼崎市昭和通2-6-68阪神尼崎駅5分)

3 タイトル   「つじ恵が参院選を語る」

4 弁  士  つじ恵(れいわ新選組参議院第四総支部長、元衆議院議員・弁護士)

5 応援弁士  白井聡(政治学者)、丸尾牧(兵庫県議)、やはた愛(大阪選挙区候補)

NHKがウクライナ避難民インタビューで「字幕改変」か 大学教授が指摘




NHKがウクライナ避難民インタビューで「字幕改変」か 大学教授が指摘









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NHKのニュースの字幕が…(写真/AFLO)


NHKのニュースの字幕が…(写真/AFLO)


写真2枚

 戦禍を逃れ、日本へと避難してきたウクライナ人女性が、神妙な顔つきで心境を吐露する。

「今は大変だけど平和になるように祈っている」

 画面下の字幕にはそう記されている。4月10日、NHKの正午のニュースで、ウクライナのザポリージャから来日した女性が取り上げられた。祖国を憂い、平和を祈るウクライナ人女性のインタビューに映るが、発言内容に疑問の声を上げるのは、ロシアやウクライナ情勢に詳しい青山学院大学名誉教授の袴田茂樹氏だ。

「実際にニュースを見ていて、強い違和感を持ちました。映像中の女性の言葉は、南方アクセントのロシア語とウクライナ語のミックスで、直訳すると『私たちの勝利を願います。勝利を。ウクライナに栄光あれ』と話しています。戦争に勝つことを願う主旨の発言で、平和云々は語っていない。NHKの字幕は意訳ではなく戦闘を悪とする平和主義の意図的な改変だと感じました」

 NHKは昨年12月、東京五輪の公式記録映画に密着したドキュメンタリー番組『河瀨直美が見つめた東京五輪』で、五輪反対デモの参加者という人物について、「お金をもらって動員されている」と字幕を付けて放送したが、後にそうした事実は確認できていなかったことが発覚。2月に公表した調査報告書で、「担当ディレクターが問題ないと思い込み、真実に迫る姿勢が欠けていた。上司の確認にも問題があった」と謝罪したばかり。字幕の“改変”はなぜまた繰り返されたのか。

4月10日の正午のニュースで放送された映像

 

4月10日の正午のニュースで放送された映像

 

 NHKに聞くと「インタビューは、当日取材現場にいた、日本語が分かるウクライナの方にご協力をいただき行ないました。引き続き、発言の内容が的確に伝わるよう努めてまいります」(広報局)とのことだった。前出の袴田氏が語る。

「ロシアの侵攻もウクライナの反撃も戦争は等しく悪だというスタンスなのかもしれませんが、どんな背景があるにせよ女性の発言内容を変えて良い理由にはならない。特に今は情報が錯綜しており、メディアにはロシア情勢を正確に伝えてほしいと願っています」

 公共放送のNHKは、先頭に立ってその役割を果たすべきだ。

2022年4月17日 (日)

原発も戦争もなくそう!〜「4.16さようなら原発首都圏集会」開かれる

原発も戦争もなくそう!〜「4.16さようなら原発首都圏集会」開かれる

 

 4月16日、13:30に「さようなら原発首都圏集会」が東京の亀戸中央公園で開催された。福島原発事故から11年、世界に類のない巨大事故は、未だに廃炉の行方も見えない。国と東京電力は、ALPUS汚染水の海洋放出を強引に進めている。再び福島の海を汚そうとする。事故の教訓と反省を生かすことなく、政府は新たなエネルギー基本計画を策定し、30年までに電源構成に占める20〜22%を原発で補おうとする。それは30基の原発を再稼働が前提になっている。さらに破たんしている核燃料サイクルの延命を図ろうと強引に進める。福島原発事故から廃炉の時代を迎え、世論も強く求めている。今こそ「さようなら原発」の声を上げ、脱原発のうねりをつくりあげましょう! (報告=宮川敏一)

■主催「さようなら原発」一千万署名 市民の会
【音楽】13:00 ニシカワmeetsフォーク
【開会】13:30

◆主催者挨拶 鎌田慧さん(ルポライター)
「ロシアのウクライナ侵略が公然と行われているが、止められない現状がある。バイデンはホロコーストと言っているが、ホロコーストといえば、私たちは大空襲、原発投下で甚大な被害を体験していている。ウクライナ侵略で、保守自民党は水を得て魚のような、核の保有、敵基地攻撃を口にする。ロシア軍はチェルノブイリ原発制圧を狙い、塹壕を掘って大量に被曝している。原発が核爆弾と同じ役割を果たしている。1日も早く、停戦と戦争をやめさせる。平和運動を広める久々の集会です。原発をなくなるまで、戦争がなくなるまで、頑張りましょう!」

【連帯挨拶】
◆フクシマから「福島原発刑事告訴裁判について」宇野朗子さん

・多く皆さんの前でお話しできるのが嬉しい。原発事故で立ち退き、避難した人は全てを置いてきた。命を落とした人もいた。今も6万人以上がいる。子供甲状腺がんが福島だけでも293名。1万人に一人以上です。私たちは汚染水の海上放出をやめさせます。原発事故から何を学ぶのか政府は放棄しています。公正な裁判を求め最後まで頑張ります。

◆「六ヶ所再処理工場について 判決の先延ばしを日本電源は妨害する」 山田清彦さん
・6/12 六カ所村村長選に立候補します。核燃料サイクルが動いたら大変と声を大にしてきました。「怖いからと」公約をして頑張ります。

◆「東海第二原発運転差止裁判について」大石光伸さん
・闘いは東京高裁に移った。昨年水戸地裁は東海第2原発を運転してはならないとした。福島第1原発事故を受けてのものと思います。1年経っても始まらない。避難の実効性がなければならない。東京高裁はこれをくつがえそうとする。原発事故から11年の闘いで明らかにされてきた。この10年で真実を明らかにした裁判だった。歴史に刻んだ闘いで最高裁まで頑張ります。

◆ロシア侵攻と原発占拠について 伴英幸さん
・思いもよらないロシアのウクライナ侵略、チェルノービリ原発の制圧から、核施設でロシア兵の被曝があった。欧州一のサポロジェ原発も一時制圧された。いつでも原発は標的される危険がある。日本では原発攻撃あればひとたまりもない。きちっと危険を受け止め脱原発で頑張らなければならない。

◆ウクライナ支援について 田口務さん(YMCA)
・ロシア、ウクライナにあるYMCAは市民の立場から友好活動を進めてきた。ウクライナの個人所得は日本の1/5で個人では渡航避難できない。行政の手続きの難しさから日本に避難できない。どのように支援するか課題がある日本への避難者は女性が主。ウクライナで女性の大学進学率は90%で、結婚しても働き、専業主婦の感覚がなく、みんなが働きたい思いを持っている。日本でも働く場所確保が課題に。

【閉会挨拶】
◆落合恵子さん

・木々を見て、当たり前ですが原発のある国に春がきたと改めて思った。プーチンのウクライナ侵略をどんな言葉を用いるのか? 原発のある国に人は生きている事実。私たちは絶えちゃいけないのです。ウクライナに15基の原発がある。日本も同じ、11年前の春、どれだけの苦しみを味わったか。その苦しみの一つも減らないで来た。耐えちゃいけない。唯一の誇りは闘ってきたこと。権力と闘えます、宝です。私たちは被害者になりたくない。福島の悲しみを振りかえりたくない。誰に対して加害者にもならない。それが自分自身の誇りだ。この先、環境は変わらないかもしれない。でも、変わらないからやらないも卑怯に。ちゃんと平和を作ろうよと頑張りましょう。

【デモ行進】14:45
■会場→錦糸町駅方面

2022年4月16日 (土)

ウクライナ反戦を軸の当面の行動

当面の行動日程                  阪神社会運動情報資料センター掌握分

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

阪神間の行動

 

Img_4155 4月17日(日) 改憲阻止市民フォーラム 12時 JR大阪駅前

417日(日) 止めよう!戦争への道 めざそう!アジアの平和 2022春 関西の集い
13
50分 エルシアター
(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分) 講師:水島朝穂早稲田大法学学術院教授 矢野宏『うずみ火』代表 
集会後デモ行進

417日(日) 『なぜ君は総理大臣になれないか』映画上映会&対話集会 14時 いたみアイフォニックホール(阪急「伊丹」北東6分) 小川淳也立憲民主党政調会長 ほか

4月18日(月) 関電不正マネー徹底究明 関電株主訴訟 13時 大阪地裁前集会 14時 開廷

4月18日(月) 連帯兵庫みなせん世話人会 18時 長田文化センター(JR「新長田」西南3
分)

※420日(水) 阪神センター情勢研究会 18時半 阪神センター

421日(木) 琉球遺骨返還訴訟判決 14時半 京都地裁101(大法廷)

※422日(金) 第11回さようなら原発1000人集会第1回実行委員会 19時 いたみホール
会議室

4月23日(土) チェルノブイリ36年の集い 海に流すな!放射能汚染水 13時半 大阪市生涯学習センター・第一研修室(大阪駅前第2ビル5階)

Img_4199 ※423日(土) つじ恵と参議院を語る会 14時 尼崎中小企業センター(阪神「尼崎」北東5分) 応援弁士:白井聡(政治学者)、やはた愛(れいわ新選組)、丸尾牧(兵庫県議)

424日(日) 市民デモHYOGO 春の交流会 13時 神戸市勤労会館(JR三宮東南4分)

4月27日(水) 宝島社裁判 第3回公判 14時半 大阪地裁807号法廷

4月29日(金) 528福島みずほ国政報告会実行委員会 18時 いたみホール

4月30日(土) 神戸平民倶楽部と大逆事件~岡林寅松・小松丑次とその周辺 14時 神戸学生
青年センターウエスト100(阪急「六甲」西100m)

4月30日(土) 連帯兵庫みなせんと野党の協議 18時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4
分)

4月30日(土)~5月1日(日) アジアから問われる日本の戦争展2022 10時~19時 エルおおさか9・6・5階(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

 

51日(日) メーデー 尼崎 11時 阪神尼崎駅前 

        メーデー 中の島 13時半 中之島公園・剣先ひろば 

53日(火) 憲法集会  大阪:扇町公園 13

              神戸:港の森公園 13

57日(土) ウクライナ反戦阪神尼崎スタンディング 12時 阪神尼崎駅前

Img_4183 57日(土) ウクライナ反戦・オール兵庫デモ(仮称) 14時半 神戸・花時計前

5月7日(土) つじ恵関東総決起集会 東京・私学会館(JR「四谷」)

5月7日(土) 競争・強制でなく命と人権を守る教育を!集会 14時 エル・おおさか南館5階(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)  講師:桜井智恵子関学第教授

5月7日(土) 原発の何が問題か? 裁判の争点から読み解く 14時 宝塚市男女共同参画センター1AB(阪急「宝塚」直結1分)

2022年4月15日 (金)

ゼレンスキーがロシアを翻弄する “毛沢東” 式抗戦術

東大専任講師・小泉悠氏が絶賛… ゼレンスキーがロシアを翻弄する “毛沢東” 式抗戦術

社会・政治 投稿日:2022.04.14 06:00FLASH編集部

東大専任講師・小泉悠氏が絶賛… ゼレンスキーがロシアを翻弄する “毛沢東” 式抗戦術

【写真あり】毛沢東は日中戦争に際し、人民による強力な抵抗を組織した各国の支持をたくみに取りつけたゼレンスキー大統領

 

 いまだ混迷を極める、ロシアによるウクライナ侵攻。首都キーウの近郊で多数の民間人の死者が見つかったことで、岸田文雄首相は4月8日に追加の経済制裁を発表した。

 

 開戦初期には「数日以内に首都が陥落」という見通しだったにもかかわらず、ロシアが苦戦を強いられているのはなぜなのか。

 

 ロシア軍の “電子戦” の拙さを指摘するのは、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏だ。

 

 

「ロシアは今回、情報戦で完敗しています。普通、戦争時にはサイバーアタックでネットや放送網を止めるものですが、なぜかロシアはまったくそれができてない。

 

 それどころか、ロシア軍は通信を傍受される始末で、通信機が使えないから、兵士は隠し持ったスマホで連絡を取っているんです。そうなると、当然指揮系統は混乱しますよね。ロシア軍はガタガタです」

 

 他方のウクライナは、国民による “ゲリラ情報戦” で、ロシア軍を撹乱している。東京大学先端科学技術研究センター専任講師でロシアの安全保障政策を専門とする小泉悠氏は、巧みな戦術に舌を巻く。

 

「国民がSNSを通じて軍に協力しています。『テレグラム』というメッセージアプリに、ウクライナ政府が『通報窓口』を作っていて、そこに国民からロシア軍の目撃情報が入ってくる。

 

 一方、自国軍の動画は一切SNSに上げないため、統率の取れていないロシア軍は、ウクライナ軍がどこにいるかわからない。地の利に加えて、情報の利ともいうべきものを獲得しています。

 

 さらに驚くべきは『占領者』という地図サイト。これはウクライナの国防安全保障会議が作ったものですが、ロシアの侵略勢力がどこの部隊から何人来ているかということが表示されています。

 

 さらにこのサイトでは、ロシア兵の名前を検索することで安否などがわかり、捕虜になっている場合は動画などが撮られていることも。ロシア軍兵士のご家族は、非常に精神的に揺さぶられるでしょう。さらに国際社会に対して、ロシアの蛮行を告発するという目的もあります」

 

 実際に、サイトにアップされている捕虜が登場する動画を再生すると、「私たちはロシアに騙された。平和をもたらすためだと聞いて徴兵されたのに、一般の市民、学校、産婦人科といった日常的なものが攻撃されており、軍用施設などはなかった。ロシアは武器を手放すべきだ」と、力なく語るロシア兵の姿が見られた。

 

 この成功を支えているのは、やはりゼレンスキー大統領の戦略の妙にあると、小泉氏は分析する。

 

「ゼレンスキーは元お笑い芸人ですから、政治経験はなくても『侵略を受けている国のリーダーはこうあってほしい』という、人が見たい役柄を演じるのが天才的にうまいんです。だからこそ国民が連帯して、各々のスマホを通じて自主的に軍に協力している。

 

 これは、毛沢東が日中戦争時に書いた『抗日遊撃戦争論』を彷彿とさせます。『強い敵と戦うときは人民の力が非常に大事だ』と、抗戦に際して人民の心をがっちり掴んで協力を得ることの重要性を説いた本ですが、ゼレンスキー政権は、毛沢東的な戦いを非常にうまくやれていると思います。

 

 そして、国民とともにあるというこの姿勢が、NATOやアメリカの世論を味方につけているのです」

 

 では、対するプーチンはなぜ情報戦に敗れたのか。元在ロシア防衛駐在官の佐々木孝博氏は、戦術のアップデートがなされていないことを要因に挙げる。

 

「2014年のクリミア併合時、ロシアはフェイク動画をプロパガンダに用いています。ロシアの砲撃訓練のビデオを、ウクライナ軍が東部ドンバスの民間人に対して攻撃しているものだと偽って表示したり、ウクライナ軍の軍用車両にナチスの鉤十字を合成したりしました。当時は、こうした情報戦が成功してフェイクニュースが拡散され、クリミア併合が圧倒的賛成で認められる世論を作り上げました」

 

 今回、ロシアは8年前と同じ手法で「ウクライナ政府はネオナチに支配されている」「ウクライナ東部でロシア系住民が虐殺されている」といった偽情報を拡散して情報戦をおこなおうとしたが、ことごとく失敗に終わっていることは周知のとおりだ。

 

「失敗した理由は、前回の成功体験から、同じことを繰り返しているからです。今回はウクライナ側が官民一体となって正しい情報を共有しているために、嘘はすぐにバレてしまう。ウクライナはクリミア併合時の情報戦での “敗戦” を苦い教訓としたことで、フェイクに打ち勝ったのです」(同前)

 

 前出の小泉氏は、それでもフェイクを用いた戦術には脅威があると警鐘を鳴らす。

 

「フェイクは社会に巨大な分断を作ります。日本にも1割くらい偽情報を信じてしまう人たちがいて、実際、いまでもロシア側の言い分を支持している。もし台湾有事が起きて、中国が虚偽情報キャンペーンを仕掛けたら、日本は一丸となってフェイクを打ち消せるでしょうか」

 

 いかにして社会が連帯するか、我々は常に考えなければならない。

 

写真・AP/アフロ

 

( 週刊FLASH 2022年4月26日号 )

2022年4月14日 (木)

〈違反を認識の内部資料〉国民民主議員にトヨタ系19労組が違法献金の疑い

〈違反を認識の内部資料〉国民民主議員にトヨタ系19労組が違法献金の疑い

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文春オンライン

党税調会長などを歴任した古本氏 ©共同通信社

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒアリングの結果、判明した実態は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年4月21日号

2022年4月13日 (水)

安倍元首相が敵基地攻撃能力問題で「基地に限定する必要ない」と国際法違反の軍事行動を主張! やっぱりプーチンと同じ穴の貉



安倍元首相が敵基地攻撃能力問題で「基地に限定する必要ない」と国際法違反の軍事行動を主張! やっぱりプーチンと同じ穴の貉


安倍元首相が敵基地攻撃能力問題で「基地に限定する必要ない」と国際法違反の軍事行動を主張! やっぱりプーチンと同じ穴の貉の画像1
2016年に訪日したプーチン大統領と安倍首相(当時)(官邸ホームページより)


 ロシアによるウクライナ侵略を口実に兵器共有論や次世代原発の新設など火事場泥棒の主張を展開している安倍晋三・元首相が、さらにとんでもないことを言い出し、問題となっている。

 3日、安倍元首相は自民党山口県連などが主催した憲法改正に向けた総決起大会に出席し、講演。そのなかで、政府が保有の検討をおこなっている「敵基地攻撃能力」について、こんなことを口にしたのだ。

「私は打撃力と言ってきたが、基地に限定する必要はない。向こうの中枢を攻撃するということも含むべきだ」

 とんでもない暴論だ。まず言っておくが、敵のミサイル発射拠点を破壊する「敵基地攻撃」じたいも、国際法にも憲法にも反する先制攻撃であり、第二次世界大戦の反省から日本が原則としてきた専守防衛から逸脱するもの。相手国がミサイル発射の準備をしていると判断し、自衛権の行使を発動させようとしたとしても、それが日本を狙った攻撃であるかどうかは判別するのは難しく、逆に相手国が自衛権を発動させて戦争に発展する危険さえある。

 だが、安倍元首相はそうした議論もすっ飛ばし、基地に限定せずに攻撃することを可能にしろ、と言い出したのだ。

 この安倍元首相の主張は、まるでロシアの攻撃を正当化するようなものではないか。周知のように、ロシアのウクライナ侵略は、軍事施設のみならず原発や民間施設への攻撃を繰り返しており、軍事行動は軍事目標に限定すべきとしている国際人道法違反だと指摘されているが、「基地に限定する必要はない」というのは、それと同じことをやれ、と言っているに等しい。

 だいたい、安倍元首相は首相在任時、異常なくらいにプーチン大統領に尻尾を振り続け、クリミア侵攻後もロシアへの経済支援をむしろ強化していた。

 そして、今回、ロシアが本格的なウクライナ侵略の動きを見せても一切批判せず、侵略強行後の2月27日に出演した『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ)では「プーチンとしては(NATOに対する)不信感のなかで、領土的野心ではなく、ロシアの防衛、安全の確保の観点から行動を起こしているのだろう」などとプーチン大統領の国際法違反の侵略行為を擁護するかのような発言をおこなった。

 結局、安倍はいまも“プーチンの犬”のままということなのだが、この元総理大臣がとんでもないのは、一方で、ロシアのウクライナ侵略を自分の野望である日本の軍国化実現に利用し始めたことだ。最近の安倍元首相は非核三原則の見直しや核シェアリング、防衛費の拡充などを主張し、ついには「基地以外も攻撃できるようにしろ」などと叫び始めたのである。

騙されるな! 安倍晋三の軍拡主張は単なる「戦前回帰」「軍国趣味」願望

 

 だが、安倍が口にしているこれらの主張は、たんに自分のイデオロギー、軍国趣味で日本を戦前の大日本帝国に引き戻そうとしているだけで、現実の戦争抑止に何の実効性もないことは明らかだ。

 実際、安倍元首相が口火を切った共有論や非核三原則の見直しは、安全保障の専門家らから総スカンを食っただけでなく、自民党の安全保障調査会ですら「『違うよね』というのが今の結論」(宮沢博行・調査会幹事長代理)と当面は採用しない方針でまとまった。
 
 当然だろう。そもそも、今回のプーチンウクライナ侵略ではっきりとしたのは、核抑止論の限界だ。核抑止論は核の保有によって相手国に恐怖を与え、核の使用を思い止まらせる力となるというものだが、しかし今回、プーチンは核を保有するNATO加盟国に対し核の使用をちらつかせて戦争を仕掛けた。つまり、核保有による相互抑止はまったく働かなかったのである。

 一方、今回の件であたらめて、その重要性が再認識されたのが、国際世論、経済制裁の力だ。NATOやアメリカが戦闘に参加せず、徹底した経済制裁をおこなうと宣言した際、無責任な日本の右派メディアやネトウヨ論客は一斉に「弱腰すぎる」「経済制裁なんて意味がない」とわめいていた。しかし、国際社会が一致して、前例のない強い制裁をおこなった結果、ロシアプーチン大統領は明らかに追い詰められつつある。

 もちろん、これでロシアが侵略を止める保証はないが、少なくとも、この経済制裁と国際世論の反発が、事態の拡大を食い止めているのは明らかだ。右派は当初、「このままでは中国とロシアの連携が強まっていくだけ」「中露が軍事的に連携して、このタイミングで中国が台湾に攻め込む」などと喧伝していたが、経済制裁と国際社会の反発によって、中国が露骨な動きができなくなっているというのは専門家の一致した見方だ。

 いや、それ以前に、現実的に考えれば、経済制裁を強化し、国際社会が一致してプーチン大統領の戦争犯罪を徹底追及していくしか方法はないのである。今後の日本も同様で、侵略を防ぐためには結局のところ、世界各国との経済関係を強化し、いざとなったら味方になってくれる「友好国」を増やしていくことが最も重要なのだ。

 ところが、この期に及んでも安倍元首相やその一派らは、あたかも憲法9条を改正し、核兵器を持てば、海外からの侵略リスクがなくなるかのようなインチキを振りまき、日本を戦前に戻そうと躍起になっている。

  しかも、このタイミングで佐渡金山問題などの歴史修正主義的主張を叫び、同じ民主主義陣営の国である韓国と亀裂を深めようとしている。結局、この男は日本国民の安全なんて1ミリも考えておらず、その目的は「戦前回帰」「日本の軍国化」というイデオロギーの実現だけなのである。

コロナ対策から逃げ出したような無責任男の口車に、ゆめゆめ乗ってはならない。

2022年4月12日 (火)

警察の争議介入を許すな! 4・10滋賀県警弾劾デモに150名

警察の争議介入を許すな! 4・10滋賀県警弾劾デモに150名

 

 4月10日「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!京滋実行委員会」が主催する「警察・検察は労働組合つぶしをするな! 滋賀集会」には、近畿と東海から120名が大津湖岸なぎさ公園に結集、その後、150名となったサウンド・デモは、滋賀県警本部前から大津署前を通り、警察の労働争議介入に怒りの声を上げました。

 この行動は、一連の関西生コン支部に対する弾圧後も、解雇撤回を求める街宣活動等に、組織犯罪対策課の警察が介入する等の事態が続いていることへの反撃として企画されたものです。
 集会は、主催者の司会で始まり、関生支部の坂田副委員長が経過報告、関西合同労組、なかまユニオン、東海の会、若狭の原発を考える会、労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委と、闘いの紹介と連帯の発言が続きました。

 途中、主催者からは、「検察に誘導された生コン京都協組の理事長は『この事件はピストルを突き付けてお金を奪う代わりに、ストライキを突き付けてお金を奪ったのです』と証言した。労働運動が犯罪にされている」と関生京都3事件の裁判の報告がありました。最後に全港湾大阪支部の小林委員長が「これまでの反弾圧闘争を総括し、今日の行動を新たな前進を画するものにしていこう」とまとめがありました。(愛知連帯ユニオン)

2022年4月11日 (月)

5月7日まで、当面1か月の行動

当面の行動日程                  阪神社会運動情報資料センター掌握分

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

阪神間の行動

 

411日(月) 福島みずほ国政報告会実行委 18時 いたみホール会議室(阪急「伊丹」北3分)

※413日(水) 辻元清美講演会 18時 いたみホール・中ホール(阪急「伊丹」北3分)

416日(土) 京都学生集会 14時 キャンパスプラザ京都(JR「京都」北西5分) 講師:白井聡 つじ恵 やはた愛

417日(日) 改憲阻止市民フォーラム 12時 JR大阪駅前

417日(日) 止めよう!戦争への道 めざそう!アジアの平和 2022春 関西の集い
13
50分 エルシアター
(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分) 講師:水島朝穂早稲田大法学学術院教授 矢野宏『うずみ火』代表 
集会後デモ行進

 

418日(月) 関電不正マネー徹底究明 関電株主訴訟 13時 大阪地裁前集会 14時 開廷

418日(月) 連帯兵庫みなせん世話人会 18時 長田文化センター(JR「新長田」西南3分)

※420日(水) 阪神センター情勢研究会 18時半 阪神センター

421日(木) 琉球遺骨返還訴訟判決 14時半 京都地裁101(大法廷)

※422日(金) 第11回さようなら原発1000人集会第1回実行委員会 19時 いたみホール会議室

423日(土) 水俣講演会 14時 海外移住と文化の交流センター5Fホール(JR「元町」北10分)

423日(土) チェルノブイリ36年の集い 海に流すな!放射能汚染水 13時半 大阪市生涯学習センター・第一研修室(大阪駅前第2ビル5階)

※423日(土) つじ恵と参議院を語る会 14時 尼崎中小企業センター(阪神「尼崎」北東5分) 応援弁士:白井聡(政治学者)、やはた愛(れいわ新選組)、丸尾牧(兵庫県議)

424日(日) 市民デモHYOGO春の交流会 13時 神戸市勤労会館(JR三宮東南4分) 

427日(水) 宝島社裁判 第3回公判 14時半 大阪地裁807号法廷

430日(土) 神戸平民倶楽部と大逆事件~岡林寅松・小松丑次とその周辺 14時 神戸学生青年センターウエスト100(阪急「六甲」西100m)

430日(土) 連帯兵庫みなせんと野党の協議 18時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

430日(土)~51日(日) アジアから問われる日本の戦争展2022 10時~19時 エルおおさか9・6・5階(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

 

51日(日) メーデー 尼崎 11時 阪神尼崎駅前 

        メーデー 中の島 13時半 中之島公園・剣先ひろば 

53日(火) 憲法集会  大阪:扇町公園

              神戸:港の森公園 13

57日(土) つじ恵関東総決起集会 14時 東京・私学会館(JR「四谷」)

57日(土) 競争・強制でなく命と人権を守る教育を!集会 14時 エル・おおさか南館5階(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)  講師:桜井智恵子関学第教授

57日(土) 原発の何が問題か? 裁判の争点から読み解く 14時 宝塚市男女共同参画センター1AB(阪急「宝塚」直結1分)

連帯兵庫みなせん、参議院選挙野党統一候補に向けて討論集会

 Img_4198 4月10日、神戸市婦人会館で、参議院選挙野党統一候補に向けて討論集会が開かれた。
 連帯兵庫みなせん代表・事務局長の松本誠さんからの経過報告や、衆議院選兵庫1区、6区、7区の総括報告や、兵庫野党5党(立憲、社民、れいわ、新社会、みどり。共産党・国民民主党は欠席)からの決意が語られ、さらに大阪の市民連合・大阪アピールからも梅田さん山本さんが参加し挨拶が行われた。
 経過報告では、衆議院選では12選挙区のうち9区で野党共闘が成立したが、結果は小選挙区で1人当選、比例で1人復活、その上に維新は8人比例復活で9人全員が当選という二重に厳しい結果だったが、野党共闘が間違っていたのではなく、より地域に根差した日常的共闘の積み上げImg_4199 が必要と確認した。
 とくに7区では立憲民主党の内部の問題もあり最有力候補が敗退したが、その問題の解決を図りながらむかえた3月27日の西宮市長選・市議補選(定数2)では、市長選も市議補選も維新候補を3人全員落選させるという完ぺきな勝利を実現した。
 参議院選では、大阪・兵庫は4人区・3人区だが、維新・公明・自民が3年ごとの2回の選挙で14議席議席を独占しており、実質1人区という認識に立つべき。なら大阪で1、兵庫で1しかなく(それぞれ2人たてて、2019年の2016年も共倒れで落選)、それに向けて大阪府と兵庫県の府県を越えたバーター共闘以外ない、というのがみなせんの結論だ。
 この日はこの間討論を進めている、大阪の市民連合・大阪アピールの代表的人格も参加、何とか勝利を実現していきたいとなった。
 会場からの意見でも、西宮市長選を闘った仲間から「反維新の運動を大きく巻き起こす」「ベストでなくてもベッターな候補に投票を集中する」ことが勝利の道で、政党はこの道に立つべきとの訴えや、5区=丹波から参加した仲間から、「今回負ければ向こう3年選挙のない黄金の3年を自公政権に与える。憲法改悪は不可避。その道を大阪・兵庫で与えてはならない」との訴えがなされた。
 最後にアピールが採択され、兵庫・大阪で府県を越えた共闘を積み上げていこうと、70人弱の参加者は確認した。Img_4200  なお共産党県委員会は欠席の理由を「1人区は共闘・統一候補だが、複数区では切磋琢磨。このことは市民連合でも確認されている」とメールで返事してきたが、市民連合の方針は「複数区でも可能な限りの共闘・統一候補」とうたわれており、それを指摘すると「見逃していた」という恥ずかしい返事があったことも報告された。
 7月参議院選まであと3か月。
 兵庫、大阪でそれぞれ1人の候補者で、必ず勝利するために全力で頑張ろう。

 

 

2022年4月10日 (日)

ウクライナからロシア軍の撤兵を求めて、市民デモに120人

  Img_4183 4月9日(土)14:30に三宮東遊園地南側の(新)花時計前に集まって、ウクライナ侵攻抗議集会を行いました。即時停戦を求めるロシア大使宛ての申入書を採択しました(明日10日投函します)。
  15:00からデモに移り、週末で賑わう三宮センター街~元町商店街を、「戦争反対!」、「侵攻やめよ!」、「今すぐ停戦!」等とコールしながら歩きました。途中で、買い物客の方がデモに加わられました。デモ参加者は約120名。かなり暑い中、久々の長距離デモで皆さんややお疲れだったようです。これまで、見かけなかった方も多く、「初めてです」と話しかけられる方も数名おられました。 
   戦争が更に長引くようだと、4月末ないし5月始めに再度集会とデモを計画しなければならないでしょう。ウクライナの映像を見ると何もしないわけには行きません。

2022年4月 9日 (土)

県立明石公園の樹木伐採で丸尾牧兵庫県議が県に申し入れ

  時折新聞記事をにぎわす出来事で、県立明石公園の樹木伐採というのがある。
 昨年7月維新の推薦を受けて当選した斎藤元彦知事の県政で、市民的話題になった件では一番大きいのではないだろうか。
 尼崎選出の丸尾牧県議(無所属)が、この件について兵庫県に樹木伐採見直しの申し入れを行っているので、紹介する。

丸尾は斎藤知事に明石公園樹木伐採について見直しを求める申入書提出! 2022-04-08 19:38



本日、丸尾は斎藤知事に、県立明石公園の樹木伐採について見直しを求める申し入れ書を提出!
〇現在計画中の樹木伐採は、知事の表明した通り、一旦中断すること。
〇石垣保存とは関係のない樹木の伐採は中止すること。
〇石垣保存について、安全面は最優先ですが、景観という視点と共に環境保全という視点も入れること。ただし、安全面を考慮し、環境グループなどにも協力していただき、石垣周辺の樹木の定期的な点検を行うこと。
〇こどもの村のリニューアルについて、極力、樹木の伐採を行わずに実施すること。
〇あり方検討会委員候補として、下記の人選を検討すること。
・造園関係の専門家、明石公園で行っている環境教育の担い手、野鳥や昆虫などとの共生をテーマに活動している方、明石公園の利用者などを選任すること。
〇明石公園のパークマネジメントに、「環境との共生」という視点を入れ、安易な樹木伐採を行わないこと。   
明石公園の樹木については、2017年7月に、明石公園城と緑の景観計画が策定され、「石垣の保全のため、石垣より5mの範囲内で樹木を原則伐採する」ことなどが決められ、2020年9月に、史跡明石城保存活用計画で、「遺構・石垣の保存上影響のある樹木については、伐採を行う。また、史跡内の樹林地で樹木密度が高い場所や枝が茂りすぎている樹木については伐採や剪定を行い、堀・土塁や曲輪の形状などが、確認できるように維持管理する。」ことなどが確認されました。
 明石公園における具体的な樹木伐採について、県の計画に沿って、2018年度から実施され、18年度301本、19年度313本、20年度683本、21年度390本伐採、残りは22年度に持ち越しとのこと。
 一方で、日本野鳥の会ひょうごや明石公園の緑を考える会などが、齋藤知事宛に、「必要以上に樹木が伐採され、明石公園の貴重な生態系が脅かされており伐採計画を見直すこと。明石公園全体の整備計画についても、環境学習や県民の憩いの場として自然環境を保全すること。」などを求めています。
そこで、私は今年2月27日に明石公園の樹木伐採調査を行った造園設計事務所所長の高田宏臣氏に、意見書を書いていただきました。
高田氏は、石垣周辺の樹木伐採で、石垣が乾燥し、石垣の風化が加速するなどの危険性を指摘しています。また、木の伐採個所は、土がむき出しとなり、苔や下層植生が消滅し土壌が硬化することにより浸透不全で、表土の流出が起こっていると指摘しています。
坤櫓周辺の石垣に生息する希少種ウスゲヤマザクラは伐採予定になっているが、伐採により、根腐れによる石垣の乾燥、目地詰め石落下、石積の不安定化にも繋がると指摘。
同じく、伐採予定の坤櫓周辺の石垣に生息する希少種アベマキについても、水分を吸い上げ、石垣が保湿され、風化を防いでいる側面もあるとのこと。
東の丸口にある箱掘石垣上部の伐採予定の木々についても、石垣は木々の根と一体となって保たれるとし、石垣の状態を観察しながら、極力手を入れないことが大事と考えるとのこと。
総合公園石積み上部のクスノキについては、現状の石を包み込むように根が覆い、石垣背面に広く根を張っており、現段階で倒木や、石垣の崩落の危険はない、とのこと。
私も現地を見学させていただいた中で、石垣保存とは関係のない樹木も伐採されていること、小学校の環境教育で、観察対象になっていた樹木が伐採されたことなどから、過剰な樹木伐採になっているのではないかとの印象を持ちます。石垣保存を目的とした樹木伐採についても、高田氏の意見にあるように、樹木が石垣と共存している面があることも理解します。とは言いながら、石垣の崩落というような状況をつくってはならないため、そこは適切に管理すると共に、明石公園を利用する環境グループなどと連携し、定期的な点検を行うことが必要です。
以上のことを踏まえ、以下の提案を致します。
〇現在計画中の樹木伐採は、知事の表明した通り、一旦中断すること。
〇石垣保存とは関係のない樹木の伐採は中止すること。
〇石垣保存について、安全面は最優先ですが、景観という視点と共に環境保全という視点も入れること。ただし、安全面を考慮し、環境グループなどにも協力していただき、石垣周辺の樹木の定期的な点検を行うこと。
〇こどもの村のリニューアルについて、極力、樹木の伐採を行わずに実施すること。
〇あり方検討会委員候補として、下記の人選を検討すること。
・造園関係の専門家、明石公園で行っている環境教育の担い手、野鳥や昆虫などとの共生をテーマに活動している方、明石公園の利用者などを選任すること。
〇明石公園のパークマネジメントに、「環境との共生」という視点を入れ、安易な樹木伐採を行わないこと。

2022年4月 8日 (金)

またまた土日は大忙し

当面の行動日程                  阪神社会運動情報資料センター掌握分

Img_4155_20220408093701 定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

阪神間の行動

 

49日(土) 辺野古神戸行動 13時 神戸三宮・マルイ前

49日(土) 市民デモHYOGO ウクライナ反戦デモ 14時半 神戸・東遊園地南端(阪急・JR・阪神「神戸三宮」「三宮」南10分、神戸市役所高層棟南)

49日(土) 緊急討論会「ウクライナ問題をめぐって」 14時 東山やすらぎ・ふれあい館(京都市東山区梅林町576) 報告:新開純也

49日(土) 未来アジア学習会 『独ソ戦』を学ぶ 13時~16時 南久宝寺ビル(南久宝寺町
1-9-2)

49日(土) 梅田解放区 17時半 梅田・阪急ヘップ5前

※49日(土) 尼崎革新懇総会 記念講演 13時半 尼崎中央北生涯学習プラザ(バス停・尼崎総合医療センター西2分) 講演:佐々木寛 市民連合@新潟共同代表、新潟国際情報大教授

410日(日) 関西三里塚集会 14時 エルおおさか606(地下鉄「天満橋」西5分 JR
「大阪天満宮」南15分)  講師:藤原辰史京都大准教授

410日(日) 連帯兵庫みなせん集会 13時半 神戸婦人会館(「高速神戸」北3分)
大阪・兵庫の府県を越えた野党共闘=バーター共闘目指し、大阪からも参加

410日(日) 関生弾圧反対!滋賀集会 14時 大津湖岸なぎさ公園打出の森

政府与党と一部野党による経済安保法案の内閣委員会可決に抗議します

【報告と声明】
政府与党と一部野党による経済安保法案の内閣委員会可決に抗議します
https://kosugihara.exblog.jp/241414435/

 

東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

 

4月6日、問題だらけの「経済安全保障推進法案」は、衆議院内閣委員会での岸
田首相出席の質疑後に採決され、維新の修正案、立憲の修正案が否決された後、
政府原案が賛成多数で可決されました。

 

経済安保、付帯決議「事業の自主性尊重を」 立民も賛成 衆院委で法案可決
(4月6日、日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA062DY0W2A400C2000000/

 

反対したのは共産とれいわのわずか2人のみ。自公に加えて維新、国民、さら
には立憲までが賛成に回りました。とりわけ野党第一党の立憲が、修正案が受
け入れられなかったにもかかわらず、附帯決議で折り合い、危険な原案に賛成
したことは重大です。

 

市民や弁護士、自治体議員の有志でつくる「経済安保法案を懸念するキャンペ
ーン」は、採決直後に衆議院第2議員会館前で緊急アピールを行いました。21
人が参加し、福島みずほ参院議員(社民党党首)、ともに内閣委員である塩川
鉄也衆院議員(共産)、大石あきこ衆院議員や海渡雄一弁護士、立憲推薦の参
考人を務めた井原聰さん(東北大学名誉教授)などが発言。

 

内閣委員二人の発言概要は以下です。

 

塩川鉄也衆院議員(共産)
「経済安保法案では軍事転用の為の協議会で研究者に秘密保持義務が課される。
罰則を設けるのは初めてだ。民間企業に制約を課し国が介入するが規制の中身
など政省令に委ねるものが138項目もある。大手企業の経済安保担当室に経産
省の役人が天下るなど政官業癒着も進むだろう」

 

大石あきこ衆院議員(れいわ)
「経済安保法案反対はわずか2人。まともな野党をみんなの力で作り直さないと
いけない。ほとんどの人が法案を知らず、ええもんやないかと思い込まされて
いる。米国追従、中国封じ込めで緊張を高め、経済戦争や軍事に人々を動員す
る。立憲は良い質疑をしたのに、なぜ賛成なのか」

 

同キャンペーンが抗議声明を公表しましたので転載します。ぜひご一読のうえ、
広めてください。なお、法案の衆院委員会の可決を踏まえて、キャンペーンの
名称を「経済安保法案に異議ありキャンペーン」に改称しています。

 

※12日には院内集会も行います↓

 

◆経済安保法案に異議あり!4.12院内集会
4月12日(火)
12時~13時(11時30分から通行証を配布)
参議院議員会館B101(永田町駅、国会議事堂前駅)
※会場定員につき先着30人です。
参加費 無料
<発言>
井原聰さん(東北大学名誉教授/衆議院内閣委員会の参考人を務める)
海渡雄一弁護士(デジタル監視社会に反対する法律家ネットワーク) 他
国会議員から
主催:経済安保法案を懸念するキャンペーン
[連絡先]090-6185-4407(杉原) 03-3341-3133(東京共同法律事務所・海渡)

 

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【声明】
政府与党による経済安保法案の内閣委員会採決に抗議する

 

1 はじめに
 政府与党は、4月6日の衆議院内閣委員会において、岸田政権の提案する重要
法案である経済安保法案について、立憲民主党の提案していた「自由かつ公正
な経済活動を維持する」という観点からの当然の修正を拒否し、原案を採決し
た。原案に反対したのは、わずか2人の委員(共産、れいわ)のみであった。
法案は明日7日の本会議で審議・採決される。

 

2 法案の数々の問題点
(1)立憲民主党の提案した修正案は、経済安全保障の「基本理念」を新設し、
国家及び国民の安全の確保と自由かつ公正な経済活動の促進との両立、必要性
最小限の規制、事業者の自主性の尊重、我が国が締結した条約その他の国際約
束の誠実な履行義務等を盛り込むべきとするものであったが、これらの当然と
もいえる基本理念が盛り込まれないまま、採決が強行された。付帯決議におい
ても「自由かつ公正な経済活動の促進との両立」はふれられているが、「新た
な国際経済秩序の形成の促進の重要性に留意」という多義的な内容が加筆され
ており、「必要最小限」の文言は盛り込まれなかった。

 

(2)法律の施行状況の国会への報告を定める立憲民主党の提案した修正条項
は、今後も施策の民主的チェックのために必要不可欠な規制であったが、この
ような当然の修正も受け容れられなかった。付帯決議に、施行状況を「国会を
含め、国民に公表すること」が盛り込まれたが、公表すべき事項も明確にされ
ておらず、実効性は疑わしい。

 

(3)法案の制定により、経済活動が軍事・安全保障目的に従属することとな
り、官民の対等な関係が主従関係に転化される。また、法案そのものが、国家
安全保障を名目として、多くの事項を政省令などに委任しているため、規制内
容そのものが明確でない。

 

(4)企業活動に伴う企業秘密が厳密に定義されず、無限定に拡大する危険性
がある。また、秘密漏洩に対する罰則が強化される。

 

(5)先端的な重要技術の開発支援のため、官民伴走支援のための協議会の設
置と調査研究業務の委託と守秘義務を求めるとされている。これは、アメリカ
の軍事技術開発機関であるDARPA(国防高等研究計画局)のような機関の設立
にもつながる重大な提案である。官民協力による秘密の軍事技術の大規模な開
発につながる提案であり、科学者や技術者、企業までをも軍事研究に囲い込む
もので、学術研究体制に歪みをもたらすことになる。また、ユネスコの科学及
び科学研究者に関する勧告で認められている、軍民両用技術の開発における
「研究を離脱する権利と責任」「意見表明と報告の権利と責任」を無効なもの
としてしまう危険性がある。
 特定重要技術の定義もあいまいのまま、先端科学技術開発にシフトした国費
による委託事業は他の分野や基盤的研究費の減額を引き起こすばかりでなく、
研究の多様な展開を阻害し、さらなる研究力の低下を引き起こす危険性がある。

 

(6)安全保障上機微な発明というあいまいな要件で、特許出願の非公開に関
する制度を創設するとしているが、このような制度によって発明者の特許権が
侵害される。法案は一応その補償の仕組みを提案しているが、その実効性には
疑問がある。付帯決議では、「国費による委託事業の成果である技術や、防衛
等の用途で開発された技術、あるいは出願人自身が了解している場合などを念
頭に、支障が少ないケースに限定する」としているが、法文上の限定となって
おらず、実効性は疑わしい。

 

3 衆院本会議と参院による徹底審議と政府原案の抜本的な見直しを求める
 法案は、7日には衆院本会議で審議される。さらなる徹底審議を求め、我々
の指摘する問題点が払しょくされるような抜本的見直しを求める。
 立憲民主党は、同党の提案した修正案の内容の一部が付帯決議に取り入れら
れたことなどを理由に、法案の修正案が否決されたにもかかわらず、内閣委員
会において原案賛成の態度をとった。自由経済と自由貿易、特許公開など国の
根幹にかかわる原則を、安全保障を理由に、政令以下の下位法規に大幅に委任
して改変してしまう本法案の構造には根本的な疑問がある。
 その問題点を指摘し、修正案を提起しながら、法文レベルにおける規制が功
を奏しなかったにもかかわらず、原案に賛成してしまうという態度は責任ある
野党の態度と言えるか大いに疑問である。同党は参議院の段階において、法案
の徹底審議により原案の抜本的修正に努力すべきである。
 
  2022年4月6日       経済安保法案に異議ありキャンペーン

 

[連絡先]090-6185-4407(杉原) 03-3341-3133(東京共同法律事務所・海渡)

2022年4月 7日 (木)

映画『標的』上映は、元町映画館で8日金曜日前

映画『標的』静かに広がる~「慰安婦」バッシングの植村隆さん

林田英明

 

元「慰安婦」だった韓国人女性の証言を1991年にスクープした元朝日新聞記者、植村隆さん(63/写真)に対する「捏造」バッシングが始まったのは2014年。教職の内定していた大学だけでなく、家族への脅迫も激しくなっていった。多くの市民や弁護士とともに立ち上がる姿と、なぜ彼がスケープゴートにされていったかを丹念に追うドキュメンタリー映画『標的』(2021年、1時間39分)が全国で静かな広がりを見せている。4月2日、元町映画館(神戸市)で1週間限定上映のスタート日に植村さんは舞台あいさつに立ち、30人の鑑賞者を前に率直な思いを語った。

 

●主人公は娘とハルモニたち

 

神戸松蔭女子学院大学の教壇に立つはずだったので、植村さんは冒頭、神戸への愛着を吐露してから本題に入った。

「映画の主人公は私ではなく娘だったんじゃないかな」。そう、卑劣な匿名の脅迫者は、当時高校生の娘の顔をSNS(ネット交流サービス)にさらし、殺害予告まで行った。植村さんは自分の責任を感じていたが、娘は親を責めることはなかった。映画では終盤、誹謗中傷した男性に対して和解ではなく、なぜ判決を選んだかを娘は顔を上げて話す。「私の他にも不当な被害を受けている人のために」と、激越ではなく、言葉を選ぶように事実を判例として残す意義を静かに訴える娘を植村さんは尊敬したという。「いつもは親をののしったり、もっときれいな服を着ろとか言う年ごろの娘なんだが、バッシングの時は何も言わなかった」と振り返る。子は親の背中を見ているのだ。

そして植村さんは、もう一方の主人公に「意に反して日本軍人たちの性の相手をさせられたハルモニ(おばあさん)たち」を挙げる。映画では、最初の証言者、金学順(キム・ハクスン)さんはじめ3人が登場する。いま、日本で「慰安婦」問題を正面から取り上げる映画はない。『標的』の監督、西嶋真司さん(64)にしても、企画を何度も出してはボツにされる民放ディレクターを退職して製作に打ち込み完成させている。教科書からも「慰安婦」の記述がほぼ消滅した。唯一「ともに学ぶ人間の歴史」(学び舎)を採択した学校へ抗議はがきや電話が大量に寄せられるのが日本の現実である。それだけに、この映画の中でのハルモニたちの証言は聞くべき価値があろう。

金学順さんは訴訟を起こすための弁護団の聞き取りに以下の3点を挙げた。(1)日本政府の謝罪(2)犠牲者の慰霊碑建立(3)若い世代への伝達。同席して聞いていた植村さんは、金学順さんの願いが30年たってもまだ実現していないことに驚き、あきれる。「慰霊碑は沖縄での建立にとどまっており、本土では平和の少女像一つで激しい抵抗がある」と嘆く。

 

●「ヒラ社長」全国を駆け回り

 

植村さんは『週刊金曜日』発行人兼社長を2018年から務める。歴史修正主義勢力からのバッシング中、果敢に記事を展開してくれた恩義と、リベラルなジャーナリズムの灯を消してはいけないとの思いが後押しとなった。しかし、広告に頼らず護憲と平和、人権の記事を展開する同社の経営は苦しい。社長を引き受けるに当たって植村さんは給料を社員の最低ラインに抑えるよう要望した。「それは簡単に実現しました」と笑わせ、それ以来、自分のことを「ヒラ社長」と名乗り、「不当判決はあったが元気に闘っている」と頭を下げて拍手を浴びた。

『標的』は釜山国際映画祭招待作品となり、日本ジャーナリスト会議賞を受賞。執念で完成させた西嶋監督は日本人として初めてアン・ジョンピル自由言論賞を受けた。韓国メディアからの注目は高いようだ。日本との温度差を埋める闘いは、櫻井よしこ、西岡力両氏への名誉毀損訴訟が敗訴しても終わらない。亡くなった金学順さんをはじめハルモニたちの思いも背負い、足腰軽く全国を駆け回る植村さんは決して孤独ではない。

~レイバーネット日本より

2022年4月 6日 (水)

阪神尼崎でのウクライナ反戦スタンディングに70人

  Img_4155 昨日は尼崎地区労呼びかけで、阪神尼崎で3回目の「ウクライナ反戦スタンディング」。この種の行動は最初が盛り上がり徐々に参加者が減るのですが、1回目30人、2回目35人と阪神尼崎行動は毎回人が増え、昨日は70人。
 参加者も80歳代の2人(一人は今西正行元県議、もう一人は父親を中国戦線で亡くした方でこの日は子・孫3人で参加)をはじめ、1歳の子どもや子どもの書いた「せんそうはんたい」の絵も参加。
 アピールは酒井浩二尼崎地区労議長や丸尾牧県議、園田学園教職員組合、反戦タイガースなどが古賀アコーデオンのバックミュージックにあわせて発言。特に反戦タイガースは「またも負けたか9連敗」で悲壮ながら、短かめのアピールと「プーチン降ろし」が阪神尼に似合い道行く人にも共感を呼んだ。参加団体は尼崎地区労の傘下の武庫川ユニオン、園田学園労組、兵庫土建阪神支部、JP労組組合員はじめ、阪神センター、立憲民主党、れいわ新選組のつじ恵サポーターズなど多士済々。最後に、3年前老朽原発廃炉!で姫路~大阪92キロリレーデモで記念撮影をした場所で記念撮影。人数もちょうど同じくらいだったのでは。
 9時半すぎには阪神タイガースもやっと白星になったようで、この日阪神尼崎にはさわやかな反戦の声がとどろきました。9日はいよいよ神戸で14時半に東遊園地での集会の後、三宮センター街を通るデモ・パレード。通行の人々にも共感を呼ぶ「せんそうはんたい」の声を届けましょう。また尼崎地区労は5月1日のメーデーを「ウクライナ反戦メーデー」と銘うって、11時から同じ阪神尼崎駅目で行います。当面阪神尼崎駅前が、ウクライナ反戦の情報発信基地になりそうだ。

 

2022年4月 5日 (火)

5月3日 憲法記念日まで 当面の行動

当面の行動日程                     阪神社会運動情報資料センター掌握分

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

阪神間の行動

 

Img_4071 ※45日(火) ウクライナ反戦スタンディング行動 18時 阪神尼崎駅前

※4月6日(火) 尼崎共同行動相談会 18時半 小田北生涯学習センター(JR「尼崎」北東4分)

※46日(水) 阪神センター情勢研究会 18時半 阪神センター

4月6日(水) ロックアクション 18時半 西阿波座公園(地下鉄「本町」西5分)

4月9日(土) 辺野古神戸行動 13時 神戸三宮・マルイ前

49日(土) 市民デモHYOGO ウクライナ反戦デモ 14時半 神戸・東遊園地(阪急・JR・阪神「神戸三宮」「三宮」南8分、神戸市役所高層棟南)

Img_4097 4月9日(土) 緊急討論会「ウクライナ問題をめぐって」 14時 東山やすらぎ・ふれあい館(京都市東山区梅林町576) 報告:新開純也

4月9日(土) 未来アジア学習会 『独ソ戦』を学ぶ 13時~16時 南久宝寺ビル(南久宝寺町1-9-2)

49日(土) 梅田解放区 17時半 梅田・阪急ヘップ5前

※4月9日(土) 尼崎革新懇総会 記念講演 13時半 尼崎中央北生涯学習プラザ(バス停・尼崎総合医療センター西2分) 講演:佐々木寛 市民連合@新潟共同代表、新潟国際情報大教授

410日(日) 関西三里塚集会 14時 エルおおさか606(地下鉄「天満橋」西5分 JR「大阪天満宮」南15分)  講師:藤原辰史京都大准教授

410日(日) 連帯兵庫みなせん集会 13時半 神戸婦人会館(「高速神戸」北3分) 大阪・兵庫の府県を越えた野党共闘=バーター共闘(大阪がA党なら、兵庫はB党。大阪・兵庫のB党支援の人は大阪ではA党を支援する)目指し、大阪からも参加

410日(日) 関生弾圧反対!滋賀集会 14時 大津湖岸なぎさ公園打出の森

 

4月11日(月) 福島瑞穂国政報告会実行委 18時 いたみホール会議室(阪急「伊丹」北3分)

※4月13日(水) 辻元清美講演会 18時 いたみホール・地下多目的室いたみホール会議室

4月17日(日) 改憲阻止市民フォーラム 12時 JR大阪駅前

 417日(日) 止めよう!戦争への道 めざそう!アジアの平和 2022春 関西の集い 1350分 エルシアター(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分) 講師:水島朝穂早稲田大法学学術院教授 矢野宏『うずみ火』代表  集会後デモ行進

4月18日(月) 関電不正マネー徹底究明 関電株主訴訟 13時 大阪地裁前集会 14時 開(阪急「伊丹」北3分)廷

4月18日(月) 連帯兵庫みなせん世話人会 18時 長田文化センター

※4月20日(水) 阪神センター情勢研究会 18時半 阪神センター

421日(木) 琉球遺骨返還訴訟判決 14時半 京都地裁101(大法廷)

※422日(金) 第11回さようなら原発1000人集会第1回実行委員会 19時 いたみホール会議室(阪急「伊丹」北3分)

4月23日(土) 水俣講演会 14時 海外移住と文化の交流センター5Fホール(JR「元町」北10分)

4月23日(土) チェルノブイリ36年の集い 海に流すな!放射能汚染水 13時半 大阪市生涯学習センター・第一研修室(大阪駅前第2ビル5階)

※423日(土) つじ恵参議院選勝利関西総決起集会 14時 尼崎中小企業センター(阪神「尼崎」北東5分)

4月23日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5前

424日(日) 市民デモHYOGO 春の交流会 13時 神戸市勤労会館(JR三宮東南4分)

 

4月27日(水) 宝島社裁判 第3回公判 14時半 大阪地裁807号法廷

4月30日(土) 神戸平民倶楽部と大逆事件~岡林寅松・小松丑次とその周辺 14時 神戸学生
青年センターウエスト100(阪急「六甲」西100m)

430日(土) 連帯兵庫みなせんと野党の協議 18時 神戸市内

4月30日(土)~5月1日(日) アジアから問われる日本の戦争展2022 10時~19時 エルおおさか9・6・5階(地下鉄「天満」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

51日(日) メーデー 尼崎 11時 阪神尼崎駅前

        メーデー 中の島 13時半 

53日(火) 憲法集会  大阪:扇町公園

              神戸:港の森公園 13

2022年4月 4日 (月)

「ロシアもウクライナも両方悪い」は不適切。細谷雄一教授の連続ツイートが「WEBで読める決定版と言える論考」と反響

「ロシアもウクライナも両方悪い」は不適切。細谷雄一教授の連続ツイートが「WEBで読める決定版と言える論考」と反響

3/30(水) 15:41配信

細谷教授との一問一答。「中国が台湾を武力統一しても『両方悪い』となりかねない」

ロシア軍のウクライナへの軍事侵攻を図示したマップ(202231日時点)

 

ハフポスト日本版では、細谷教授に今回の連続ツイートをした経緯を取材した。 細谷教授は、まずロシアの行動が「国際秩序の根幹を揺るがす」ものだったからだと振り返った。この行動を放置する言動が広まれば、「北朝鮮が韓国を侵略しても、中国が台湾を武力統一しても『両方悪い』となりかねない」と警告した。 今回の連続ツイートは最初の投稿だけで30日現在、2万件を超える「いいね」と8000件を超えるリツイートがされた。これに関して、細谷教授は「多くの方にご覧頂いていることは、とても有り難いこと」として感謝を述べた。 反響の背景について「戦争中は、交戦国の双方が自国に都合の良いプロパガンダを発信する傾向がありますので、多くの方はそのようななかで、バランスのとれた見解を求めているのだと感じています」と分析している。 詳しい一問一答は以下の通り。 ―― 326日に「ロシアもウクライナも両方悪い」という議論に関する連続ツイートをした背景には何があるでしょう? 20世紀の国際社会は、戦争違法化の努力を蓄積して、国際連盟規約(1919年)、パリ不戦条約(1928年)、国連憲章(1945年)と、着実な歩みを見せてきました。また、ロシアはウクライナの領土保全と国境線を尊重するというかたちで、1994年のブダペスト覚書、そして1997年のロシア・ウクライナ友好協力条約を締結しました。 2014年のロシアによるクリミア半島の併合や、今年のウクライナへの軍事侵攻は、それらの国際的な合意を反故にするものであり、国際秩序の根幹を揺るがす行動です。 これを放置すれば、これからたとえば北朝鮮が韓国を侵略しても、中国が台湾を武力統一しても、「両方悪い」となりかねず、武力攻撃のハードルが下がります。そのようなことを、日本が認めるべきではないと考えました。 ―― 鈴木宗男参院議員は、ロシア軍の侵攻は「ウクライナにも責任」があると主張。れいわ新選組は、日本の立場を「ロシアとウクライナどちらの側にも立たず、あくまで中立」にするべきと訴えています。日本の政治家・政党がこうした主張をすることをどう受け取っていますか? 「ウクライナにも責任」があるという点については、もちろん対立が生じたときには、一般論として片方が100%悪いということはないのだろうと思います。しかしながら、「ウクライナにも責任」があることは、ロシアの軍事侵略を免責するものにはなりえません。 他方で、侵略国と被侵略国の区別を付けず「中立」であるとして、戦争は「両方悪い」ということであるのならば、そもそも第二次世界大戦でのナチス・ドイツの侵略や、日本の戦争責任についてもすべて免罪することになりかねず、戦後秩序の根幹が崩れます。 ニュルンベルク裁判も、東京裁判も、「侵略国」に責任があるとしているので、その正当性への批判があり得るにせよ、「武力による威嚇や武力行使」を禁止してきた20世紀の国際社会の歩みについての、あまりにも無感覚で無責任な発言といわざるをえません。そこに危惧を感じます。 ―― ウクライナ侵攻の原因について、れいわ新選組は「米欧主要国がソ連邦崩壊時の約束であるNATO東方拡大せず、を反故にしてきたこと」を挙げています。こうした主張をどう捉えていますか? これについては、すでに色々なところで書いてきましたが、国際社会での拘束力のある約束は「署名がある明文化された合意」である必要があります。 確かに19902月にベイカー米国務長官は、それに近い発言を会議中に発した記録が残っていますが、会議での発言の記録全てが自動的に国際法上の拘束力のある合意にはなりません。 ですので、それをもって「約束を反故にした」というのは、複雑な外交の歴史についてのあまりにも安易で、ロシアにとっての都合の良い歪曲といわざるをえません。れいわ新選組のような、適切に背景を理解しないような中途半端な歴史の「利用」は危険です。 ―― 今回のツイートには2万件を超える「いいね」と8000件を超えるリツイートがされています。こうした反響をどう感じていますか? 多くの方にご覧頂いていることは、とても有り難いことと感じています。同時に、戦争中は、交戦国の双方が自国に都合の良いプロパガンダを発信する傾向がありますので、多くの方はそのようななかで、バランスのとれた見解を求めているのだと感じています。 SNSというメディアの性質もあり、私自身も十分に情報があるわけではないなかでの暫定的な発信にならざるをえませんが、ヨーロッパの国際政治史をこれまで研究してきた立場から、やや広い視野から自らの考えを伝えていければと思います。

 

2022年4月 3日 (日)

 元町映画館で、『標的』上映中  4月8日まで

 元町映画館で、『標的』上映中。
 昨日ひょんなことから、旧知の『週刊金曜日』社長の植村隆さんと会った。この日から彼をモデルにした『標的』が元町映画館で上映され、その舞台あいさつに神戸に来たのだという。辺野古神戸行動で植村さんが来ているとの話を聞いたのだが、2時半からの市民デモHYOGO学習会に来ているではないか。さっそく声をかけると「同郷の先輩」(高校は違うのだが)ということで覚えていてくれ気安く話しなり、そのうえ『週刊金曜日』を特別号をサインつきで頂いた。毎週彼が執筆している「ヒラ社長がいく」総集編ということだ。『週刊金曜日』は毎週購読しているが、映画はまだ見ていない。8日の金曜日までやっているので、見に行かなくちゃ。

最新情報!


第33回安鍾泌自由言論賞を受賞!

釜山国際映画祭で上映された『標的』が「第33回安鍾泌自由言論賞(안종필 자유언론상)」に選ばれました。

 

安鍾泌自由言論賞は、元東亜日報の安鍾泌(アン・ジョンピル 안종필)記者が、1970年代、当時の朴正煕(パク・チョンヒ)大統領による軍事独裁政権を批判し、激しい言論弾圧にも臆することなく筆を折らなかった意志を讃えるため1987年に制定されました。

 

何度も投獄されながら一貫して権力批判を続けたアン記者に因み、自由言論賞は報道の自由に貢献したジャーナリストやメディアに贈られます。

 

30年余りの歴史がある賞で日本人の受賞は今回が初めてです。植村裁判を支えた皆様の熱意が海を越えて韓国の方々にも伝わったものと思います。

 

 


日本カトリック正義と平和協議会の推薦映画に

映画「標的」が2021年10月、日本カトリック正義と平和協議会の推薦映画に決まりました。

 

協議会の会報誌やカトリック新聞への掲載の他、「標的」の上映会を数回、協議会主催で行い、上映後、植村さんを囲み、教皇フランシスコが著者となっている「回勅 兄弟の皆さん」にも触れるトークと座談会などが計画されているそうです。

 

「正義と平和協議会」とは、1967年、教皇パウロ六世が教皇庁に「正義と平和委員会」を設立し、全世界の司教協議会にも同じ趣旨の委員会を設けるように要請したのを受けて、日本では1970年、司教協議会の一委員会として発足しました。

 

協議会は福音のメッセージを行動の土台として、神のみ心にかなった世界を実現することを希望し、貧困、抑圧、差別のなかで人間としての当然の権利を奪われ、苦しみの叫びを上げている多くの兄弟姉妹と連帯して、正義と平和のために祈り、活動します。できるだけ広く参加を求め、運営の民主性を示すために、協議会の名称を使用しています。


2021年釜山国際映画祭に正式招待!

2021年10月6日に開幕する第26回釜山国際映画祭に『標的』が正式招待されました。同映画祭の公式サイトのプログラムによりますと、「ワイドアングル」カテゴリーのドキュメンタリー部門で、「釜山映画ファン賞」の選考対象となる11作品に選ばれました。


2021年 JCJ賞を受賞!

日本ジャーナリスト会議(JCJ)は、1958年以来、年間の優れたジャーナリズム活動・作品を選定して、「JCJ賞」を贈り、顕彰してきました。2021年9月3日、64回を迎えた今年の受賞作を発表しました。6作品の中に『標的』が選ばれました。以下が受賞理由です。

 

元朝日新聞記者の植村隆は1991年8月、「元慰安婦 重い口を開く」と記事を書いた。約四半世紀後の2014年、櫻井よしこらによる植村へのバッシング攻撃が突然始まった。映画「標的」は植村に対する卑劣かつ凶暴な攻撃の実態と、植村の訴えに背を向け、不当判決を繰り返す司法の不当な姿を映し出す。

 

歴史修正主義の逆流を剝き出しにした攻撃と闘う植村に、一筋の光となる記事が見つかった。

 

「週刊時事」(92年7月18日号)に櫻井寄稿の原稿が掲載されている。その中で櫻井は「売春という行為を 戦時下の政策の一つとして、戦地にまで組織的に女性たちを連れて行った日本政府の姿勢は言語道断」と書いている。植村の記事と同じ内容だ。

 

植村は、朝日新聞阪神支局で赤報隊の銃弾に斃れた(1987年5月)小尻記者の墓に足を運び、手を合わせた。小尻とは同期入社の仲だ。「バッシングは許せないと、多くの人が支援してくれる。私には喜びであり、感謝しかない」と植村。ジャーナリズムは植村を孤立させてはならない。

 


2022年4月 2日 (土)

ウクライナ反戦と西宮で維新打倒から激動の日々 やるぞどこまでも

当面の行動日程                     阪神社会運動情報資料センター掌握分

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

Img_4097 木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

阪神間の行動

 

4月2日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

4月2日(土) 辺野古神戸行動 13時 神戸三宮・マルイ前(阪急「神戸三宮」南2分)

42日(土) 市民デモHYOGO学習会 沖縄3 14時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4
分) リモート報告:清水早子(宮古島在住 神戸大出身) 会場報告:伊藤武是(弁護士、元裁判官)

42日(土) 森友事件は未解決 怒りの集会・デモ 14時 豊中市立文化芸術センター(阪急「曽根」東4分)

※42日(土) 西宮市議補選報告会 17時半 西宮勤労会館第8会議室(JR「西宮」南西5分)

 4月3日(日) 政治の継続を許さない、維新政治を許さない 3の日スタンディング 12時半 

Img_4082神戸三宮・マルイ前

4月3日(日) 老朽原発このまま動かすな!実行委員会 14時 国労会館(JR「天満」東2分)

※43日(日) 423つじ恵関西集会成功のための実行委員会 18時 中小企業センター・会議室(阪神「尼崎」北東5分)

※4月4日(月) 伊丹市議・高橋あこ事務所会議 1410分 鈴原・高橋あこ事務所

4月4日(月) 連帯兵庫みなせん世話人会 18時 長田文化センター(JR「新長田」西南3分)

※45日(火) ウクライナ反戦スタンディング行動 18時 阪神尼崎駅前

※4月6日(火) 尼崎共同行動相談会 18時半 小田北生涯学習センター(JR「尼崎」北東4分)

※46日(水) 阪神センター情勢研究会 18時半 阪神センター

Img_4071 4月6日(水) ロックアクション 18時半 西阿波座公園(地下鉄「本町」西5分)

4月7日(木) ウクライナ反戦 木曜行動 14時半 神戸三宮・マルイ前

4月9日(土) 辺野古神戸行動 13時 神戸三宮・マルイ前

49日(土) 市民デモHYOGO ウクライナ反戦デモ 14時半 神戸・東遊園地北端(阪急・JR・阪神「神戸三宮」「三宮」南8分、神戸市役所高層棟すぐ南)

4月9日(土) 緊急討論会「ウクライナ問題をめぐって」 14時 東山やすらぎ・ふれあい館(京都市東山区梅林町576) 報告:新開純也

Img_3985 4月9日(土) 未来アジア学習会 『独ソ戦』を学ぶ 13時~16時 南久宝寺ビル(南久宝寺町1-9-2)

49日(土) 梅田解放区 17時半 梅田・阪急ヘップ5前

※4月9日(土) 尼崎革新懇総会 記念講演 13時半 尼崎中央北生涯学習プラザ(バス停・尼崎総合医療センター西2分) 講演:佐々木寛 市民連合@新潟共同代表、新潟国際情報大教授

410日(日) 関西三里塚集会 14時 エルおおさか606(地下鉄「天満橋」西5分 JR「大阪天満宮」南15分)  講師:藤原辰史京都大准教授

410日(日) 連帯兵庫みなせん集会 13時半 神戸婦人会館(「高速神戸」北3分)

410日(日) 関生弾圧反対!滋賀集会 14時 大津湖岸なぎさ公園打出の森

2022年4月 1日 (金)

ヤジはシンゾウにこたえます

ヤジはシンゾウにこたえます【小松泰信・地方の眼力】2022年3月30日

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HBCテレビ『ヤジと民主主義~小さな自由が排除された先に~』(2020年4月26日放送)。ユーチューブで絶賛放映中。

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「政治的な表現行為」としてのヤジ
2019年7月、札幌市内で参院選の街頭演説をしていた安倍晋三首相(当時)に「安倍辞めろ」などとヤジを飛ばした札幌市の男女2人が、北海道警に不当に排除されたとして、北海道に計660万円の損害賠償を求めた。3月25日、この訴訟に対し、札幌地裁広瀬裁判長は、「具体的なトラブルがなく、道警が主張するような危険な事態ではなかったとして排除を違法」、「原告のヤジを『政治的な表現行為』に当たるとし、警察官が『首相の街頭演説にそぐわないもの』と判断してヤジを制限したと推認し、『表現の自由を侵害した』と結論づけ」、よって計88万円の賠償を命じた。

警察は何を取り締まるべきか
「道警は判決を謙虚に受け止めて猛省し、一連の行為を検証して道民の信頼回復に努めるべきだ」とするのは、北海道新聞(3月26日付)の社説。
「そもそも道警が法的根拠を示したのは7カ月後だった」ことから、「聴衆からの政権批判の排除が先にあり、後付けの理屈によって正当化を図った疑いが浮かぶ。組織的指示の有無について道警は検証し明らかにすべきだ」と迫る。
「民主国家では、国民が主義主張を表明し合う中から多数意見が形成され、国政の方向が定まる」とし、「選挙演説の場での市民の異論の表明を保障した意義は大きい」と評価する。
また、「警察が政権党に肩入れした疑念も生じる」とし、「強制力を持つ警察が力ずくで言論を封殺することは民主主義社会にあってはならない」と警告を発する。
信濃毎日新聞(3月26日付)の社説も、「政権を批判する声を警察が力ずくで封じるようなやり方が認められていいはずはない。政治的な意見を表明する自由が民主主義に欠かせないことを踏まえた真っ当な司法判断である」と評価する。
しかし、「札幌の数日後には、滋賀でも首相の演説にやじを飛ばした人が排除されている。翌月の埼玉県知事選では、文部科学相が応援演説をした会場で、大学入試改革の中止を訴えた学生が遠ざけられた」ことに言及し、「公権力によって言論・表現の自由が公然と侵害されたことは重大だ。警察の目におびえて人々が押し黙る、かつてのような息苦しい社会が再び顔をのぞかせていないか。この国の自由のありように、あらためて目を向けたい」とする。

これも忖度ですよ
「『桜を見る会』の招待者名簿は早々にシュレッダーにかけられ、森友学園の決裁文書は改ざんされた。そうした風潮がこの事案に反映されているかもしれない。これでは健全な市民社会は築けなくなる」と、安倍政権下における忖度まん延と関連付けるのは高知新聞(3月29日付)の社説。
「海外に目を移せば、ロシアではデモを取り締まり、批判的な言論を圧殺して、国内の反戦世論を徹底的に抑え込んでいる。ミャンマー、香港では民主派が弾圧される。権力側が事態を自らに都合のいいように進めようとするとき、言論は封殺され、民意はかき消される。権利の後退が何を招くか。近年の国際情勢から学ぶことも必要だ」と訴える。
「警察が市民の『言論』を奪うことこそ、排除に値する」とは、東京新聞(3月30日付)の社説。
低レベルのヤジを得手とする安倍氏は、受け身が不得手。2019年の参院選では、ヤジを聞きたくないためか安倍氏の遊説日程が明かされない、なんともみっともない「ステルス遊説」だった。故に、「道警のヤジ排除は同じ思考回路でできていたのではないか」と、道警の忖度を示唆する。
「遊説でのヤジは政治批判の声を一般市民が直接、首相にぶつける希有(けう)な機会」と位置付け、「市民排除に至った意図や経緯も明確に説明すべきである」と、道警に説明を求めている。

「君と僕が見る未来」は言論が封殺された社会なのか
「異論を自由に唱えられるのは民主主義社会の基本の基だ。政治にもの申す行動を萎縮させないためにも、この司法判断は極めてまっとうと言える」ではじまるのは、西日本新聞(3月29日付)の社説。
「政治家に求められる重要な資質の一つは、異論にも虚心坦懐(たんかい)に耳を傾ける懐の深さだ。特に指導的立場にいる政治家が、耳の痛い話を遠ざけるようでは危うい。(中略)異論に対する過剰規制は萎縮を生み、民主主義を損ないかねない。この問題にはもっと神経をとがらせたい」とする。
同紙同日のコラム「春秋」も、「安倍氏への忖度(そんたく)ではなかったか。ロシアでは司法もプーチン氏の言いなりとされる。日本の司法はまだまっとうだと、少し安心した」としたうえで、「安倍氏はプーチン氏に『君と僕は同じ未来を見ている。行きましょう』と呼び掛けたことがあった。(中略)『君と僕が見る未来』は言論が封殺された社会だとは思いたくない」と、オチを付ける。

これも安倍内閣の犯罪だ
牧太郎氏(毎日新聞客員編集委員)は、『サンデー毎日』(4月10日号)で、河井克行と河井案里が引き起こした大規模買収事件を取り上げている。いったん不起訴になった広島の地元議員を検察審査会の「起訴すべき」との議決に沿い(体調不良の1人を除く)34人を公職選挙法違反で一転起訴としたにもかかわらず、陰の主役である安倍晋三氏に対しては、事情聴取さえなかったことを、牧氏は問題とする。なぜなら、「河井夫婦は現金を配る時、『これ、総理から』『安倍さんから』と話している」からだ。
「聞くところによれば、広島地検の幹部は捜査の過程で、『官邸が圧力をかけて、買収事件の捜査をやめさせようとしている』と漏らしたらしい」として、「『安倍内閣の犯罪』を隠そうとした!としか思えない」と、記している。
冒頭で紹介した番組のインタビューで、元道警警視長の原田宏二氏(2004年道警の裏金問題を告発)は、「今回の場合、恐ろしいなぁと思うのは、これをたくさんのマスコミのカメラのいる前で堂々とやったと言うことですよ。あなたたち無視されたんですよ。法的な根拠のないことが、今、平気で行われているんですよ。あっちこっちで。皆さんが知らないだけで...」と語っている。
今夏には因縁の参院選が行われる。内外の情勢を反映し、数々の重要案件が争点となるはず。
沈黙は黙認。ヤジは公認。堂々と、凜として、言うべきことを言い、書くべきことを書き続けねばならない。
「地方の眼力」なめんなよ

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