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2022年1月16日 (日)

松井市長が呼びかけた「大阪雨がっぱ」36万着…あれから2年弱でどうなった?

松井市長が呼びかけた「大阪雨がっぱ」36万着…あれから2年弱でどうなった?

公開日: 更新日:
「雨がっぱ」を呼び掛けた松井裕樹市長(C)日刊ゲンダイ
「雨がっぱ」を呼び掛けた松井裕樹市長(C)日刊ゲンダイ
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「使用していない雨がっぱがある人、それから雨がっぱの在庫がある人。ぜひ大阪府、大阪市に連絡をいただきたい」

 大阪市の松井一郎市長が医療用ガウンの代替品として雨がっぱの提供を唐突に呼びかけたのは、2020年4月14日のこと。世界的な需給逼迫やサプライチェーンの寸断により、医療現場で物資が不足し、ゴミ袋で代用していたためだ。あれから1年9カ月。コロナ失策の代表格である「アベノマスク」は一般提供に8.5万件の申し込みがあったとはいうものの、在庫の9割近い7000万枚超が強制廃棄される雲行きだ。松井市長の雨がっぱはその後、どうなったのか。 

 大阪市には呼びかけに応じ、提供の申し出が殺到。あっという間に約30万着分の雨がっぱやポンチョ確保の見通しが立ち、募集は4日間で打ち切られた。市によると、寄付総数は雨がっぱ(ポンチョ含む)36.3万着、ガウン・エプロン4.4万着、防護服3.1万着。到着から間髪入れずに配布を始め、在庫数はそれぞれ7000着、1000着、7000着(昨年12月20日時点)だという。

 

市本庁舎の玄関ホールにあふれ、消防が指導

一時は玄関ホールに山積み(C)共同通信社
一時は玄関ホールに山積み(C)共同通信社
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 当初、主な保管場所とした市本庁舎の玄関ホールは雨がっぱが入った段ボール箱であふれ返り、20年6月初旬には市消防局の指導を受ける事態にも発展。市火災予防条例では、燃えやすい合成樹脂類を1カ所に3トン以上保管する場合、消防署への届け出を義務付けているからだ。

「全国から一気に大量に集まって、受け入れるのも大変でした。(20年)6月には市の別の施設に在庫を移し、配布を希望する方に取りに来ていただいています。市内の医療機関や介護施設に配布したほか、市の各部局で利用しています。ありがたいことですが、とにかくすごい量で……。はけ切れるか心配でしたが、市サイドから声もかけて毎月ちょっとずつ減っています」(健康局総務部総務課)

ちなみに、N95マスク(寄付総数5.3万枚)、サージカルマスク(44.4万枚)、フェースシールド(6.4万枚)、手袋(71.2万枚)は在庫ゼロ。市は当面、雨がっぱなどの配布希望を19日まで募るが、一掃する見通しは立っていないという。


 今こそ、2年弱も市職員に余計な仕事を増やした松井市長のひと言の出番やないか。

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