無料PCRに希望者殺到で“検査難民”続出! 体制拡充しなかった岸田政権の怠慢大罪
無料PCRに希望者殺到で“検査難民”続出! 体制拡充しなかった岸田政権の怠慢大罪

オミクロン株が猛威を振るい、感染者が激増。危惧された通り、PCR検査を受けられない“検査難民”が続出している。現在、無料検査を受けられる施設が増えているが、希望者が殺到し、検査キットも足りなくなっている。首相に就任してから3カ月間、検査体制の拡充を進めず、安穏としていた岸田政権の罪は重い。
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オミクロン株拡大を受け、現在、症状がない人でも無料でPCR検査や抗原検査を受けられる施設が47都道府県に広がっている。都内では269カ所で実施されているが、予約できないケースが続出。
PCR検査とは違って、30分程度で結果が分かる抗原検査キットに至っては、在庫不足に陥っている。「あるドラッグストアでは、午前中に当日分の検査キットがなくなり、受け付けてもらえなかった」(同)という。
日刊ゲンダイの記者が都内の複数のドラッグストアを回ると、〈検査キットがないため、本日は受け付けしておりません〉と貼り紙している店舗もあった。
「無料検査の実施で、検査を受けたい人が各地で殺到。それほど、周囲で感染者が増えているということでしょう。需要が一気に拡大し、事業者間で検査キットの取り合い合戦が始まっている状態です」(業界関係者)
「陽性か否か確定できなければ治療に進めない」

そもそも、日本の検査体制は、海外と比べても圧倒的に劣っている。米国のバイデン大統領は今月初旬、10億回分の検査キットの無料配布を打ち出している。フランスは2020年の時点で既に、薬局などで無料検査を受けられる体制を構築済みだ。
感染状況が落ち着いていた昨秋、岸田政権がタカをくくっていた結果、万全の体制をつくれず“検査難民”が続出している格好だ。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏(内科医)はこう言う。
岸田首相は今ごろになって検査キット確保にシャカリキだが、果たして間に合うのか。
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