調子のいいこと言て、維新の闇の金の部分は深い。間もなく幹事長らの悪業が暴かれるだろう
政策活動費めぐり維新・松井代表「全部自腹と言ったら執行部のなり手がない」 橋下氏は「古い永田町住人」

関西テレビ
「文書通信交通滞在費」略して文通費。
これは、歳費やボーナスとは違い、国会議員に毎月100万円支給されるお金のことで、文書の発送費や交通費などに使うことができるというもの。領収書の公開は必要なく、国会議員の“第2の給料”とも言われている。
日本維新の会の新人議員が、在職1日(それも投開票日)にも関わらず満額支給されたことを疑問視して問題提起し、政界の話題となっている。与野党も日割りでの支給に向けて合意し、次の臨時国会で運用がどう変わるか注目されている。
ただ、この話題は、もう次に進みつつある。今度は「政策活動費」という名前のお金だ。
「政策活動費」は政治資金規正法で認められている政党から政治家個人への寄付で、こちらも領収書の公開は必要なく、具体的な使途は明かさなくていい。令和元年の政治資金収支報告書を見ると、この「政策活動費」、維新の議員には、馬場幹事長や遠藤国対委員長に約5900万円が渡っている。
これほどの金額が領収書の公開なしで使えることも問題ではないのか。
ツイッターなどで連日この問題で維新に発破をかけているのが維新の前代表・橋下徹氏だ。
ここ数日、こんなツイートを連投している。
「活動費について維新幹部の飲み食い領収書を出せないなら、文通費に領収書を求めることには説得力がありません。非公開で法に則って適切に処理しているという態度は維新ではありません。古い永田町住人そのものです」
「維新国会議員幹部の数千万の交際費的な金の使い方について組織内でチェックできないというのは異常な状況です。民間感覚からの異常な乖離です。馬場さんたちが活動費で何をいくらで食っているのか、それすらチェックできない維新に日本の改革はできません」
文通費の議論をリードしている維新は、この「政策活動費」にまでメスを入れることができるのか。
国会議員の厚遇を絶えず批判し、「身を切る改革」を掲げている維新のトップ・松井代表に聞いてみた。
Q政策活動費の領収書公開にまで踏み切るか?
【日本維新の会 松井一郎代表 11月17日】
「情報収集の中で領収書が出ない部分もある。それを全部自腹でやれと言ったら政党執行部のなり手がない。大きな選挙に向けての人材発掘に事実お金がかかる。1人1人の運動にやっぱりさまざまな運動経費も1円から領収書となると運動しにくい」
「すべてがこう…、うーん…、どうしても必要な部分の経費があるのは理解していただきたい」
このように松井代表は、言葉を選びながら領収書の公開については否定した。
同じ日、吉村副代表にも同様の質問をした。
【日本維新の会 吉村洋文副代表 11月17日】
「あってはならないが永田町の与党政治みても人と人との関係とか好き嫌いで進んだり止まったりは正直ある。政治家も政策強い人もいれば人間関係築くのが上手な人もいるしそれが集まって政党という集団になっている」
「これこそ(維新の)代表選挙があるかわからないが、代表の方針だと思います。ここは代表選挙になれば1つの論点になる。奥歯にものが刺さったような言い方で申し訳ないけど」
吉村副代表は、珍しく慎重な言い回しに終始したものの、領収書を非公開にしている現状については「維新らしくはない」として、公開の必要性を否定しなかった。
日本維新の会は、この「政策活動費」については、政党交付金(=税)をあてておらず、党員からの党費やパーティ券など、党の収入でまかなっていると主張している。しかし、そもそも党の収入の大部分は税金を原資とする政党交付金だ。
「永田町の常識は世間の非常識」と常々言っている日本維新の会。本当に国会議員の待遇にメスを入れるつもりならば、「文通費」問題にとどまらない、政治とカネ問題へと切り込む「身を切る改革」が必要ではないだろうか。
(関西テレビ大阪市政担当記者 稲垣伸)
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