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2021年11月

2021年11月30日 (火)

維新躍進のウラで…大阪の「コロナ死者数」が「日本で飛び抜けて最悪」になっている理由

維新躍進のウラで…大阪の「コロナ死者数」が「日本で飛び抜けて最悪」になっている理由



配信

現代ビジネス


飛び抜けて悪い数字



〔PHOTO〕Gettyimages

 

 


アメリカ、インドよりも悪い数字



写真:現代ビジネス


早すぎた宣言解除

大阪市の「自立」が崩れた

〔PHOTO〕Gettyimages

 

 

 

山岡 淳一郎(ノンフィクション作家)

2021年11月29日 (月)

当面の行動日程(年内)

当面の行動日程     

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

 

 

11月29日(月) 世直し研究会 18時半 大阪・中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) 講演:方清子

1130日(火) 1226さようなら原発1000人集会実行委 18時 川西アステルーム3(阪急「川西能勢口」南1分)

※12月1日(水) ヤマサクラ反対自衛隊申し入れ行動 9時 中部方面総監部(緑ヶ丘、阪急「伊丹」バス10分))

12月2日(木) 木曜行動 14時半 マルイ前   甲南大訪問日

125日(日) いたみマダン 10時 伊丹小学校(阪急「伊丹」北3分)

125日(日) 老朽原発このまま廃炉!大集会 13時 うつぼ公園(地下鉄四つ橋線「本町」北西5分)

125日(日) いのちとくらしの映画祭WITH山田勝治講演会半 神戸市勤労会館大ホール(JR「三宮」東南4分)

12月6日(月) ロックアクション 18時半 新町北公園(地下鉄「本町」南西7分)

1211日(土) 国は人権を奪う理不尽を知れ 14時半 神戸市勤労会館・多目的ホール(JR「三宮」東南4分)  講演:桜井昌司さん

12月11日(土) 東京裁判と南京 14時 エルおおさか南館ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分) 講演:松岡 環 

12月11日(土) I女性会議集会 14時 あすてっぷKOBE(「高速」神戸北4分)

※12月11日(土) 宝塚の平和と人権を考える会12月例会「橋のない川」を観る: 13時 ぷらざこむ1(阪急「売布神社」駅下車または阪急「中山」駅下車)21会議室  島田耕さん(治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟)のお話、映画「橋のない川」上映。他

※12月11日(土) ヤマサクラ反対行動 13時 三軒寺広場(阪急「伊丹」東2分)

1211日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

※12月12日(日) 北上あきひと県政報告会 14時 川西アステ(阪急「川西能勢口」南2分)

12月14日(火) 連帯兵庫みなせん 18時 新長田文化センター(JR「新長田」南西3分)

※12月16日(木) 尼崎共同行動相談会 18時半 小田北生涯学習プラザ(JR「尼崎」北東4分)

12月19日(日) 改憲阻止市民フォーラム 12時 JR大阪駅前

1219日(日) 連続企画 つじ恵対談集会 15時 尼崎中小企業センター(阪神「尼崎」北東5分) 総選挙総括と22年参議院選、23年統一地方選 講師:石井一 丸尾牧 やはた愛

12月25日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市勤労会館

         市民デモHYOGO学習会 10時 神戸市勤労会館 憲法闘争 

12月25日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5前

※12月26日(日) 第3師団申し入れ行動 10時半 陸上自衛隊第3師団(阪急「伊丹」北西20分)  街頭宣伝行動 10時 阪急「伊丹」駅北

1226日(日) さようなら原発1000人集会 14時 いたみホール(阪急「伊丹」北3分) メイン講師:田中優子(前法政大学総長) 松下照幸(美浜町会議員)

辺野古、国の設計変更認めず 沖縄の玉城知事「軟弱地盤の調査なし」

辺野古、国の設計変更認めず 沖縄の玉城知事「軟弱地盤の調査なし」

会員記事

国吉美香、西村圭史
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工事が進むキャンプ・シュワブ周辺。右の大浦湾には、軟弱地盤が見つかっている=2021年11月25日午後4時33分、沖縄県名護市辺野古、朝日新聞社機から、北村玲奈撮影
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 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、沖縄県玉城デニー知事は25日、埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤対策に伴って政府が申請した設計変更を不承認にし、発表した。政府は大半の埋め立て工事を進められなくなるため、対抗措置を検討している。

 設計変更には県知事の承認が必要だが、県は25日夕、不承認を防衛省沖縄防衛局に通知した。玉城知事はその後に記者会見を開き、軟弱地盤について重要な地点で調査が行われていないことなどをあげ、公有水面埋立法が定める「国土利用上適正かつ合理的なること」の要件に適合しないと指摘。ジュゴンに及ぼす影響など環境保全対策も不十分などと説明した。

 また、変更申請の内容では「普天間の危険性の早期除去につながらない」とも述べ、「事業実施前に必要最低限の調査を実施するべきだった。不確実な要素を抱えたままの見切り発車に全て起因する」と政府の対応を批判した。

 さらに玉城知事は「政府が十分な説明を行わないまま、一方的に強権的に埋め立て工事を強行する姿に、不安、憤り、悲しみを感じておられる県民国民も数多くいる」とも語った。

 政府の設計変更申請は昨年4月。県は延べ39項目452件の質問を防衛局に提出し、回答などをもとに、「災害防止」や「環境保全」の観点から審査を続けてきた。

 移設計画は、辺野古沿岸部の米軍キャンプ・シュワブ北側(約111ヘクタール)と、南側(約39ヘクタール)を埋め立て、V字形の滑走路を造る計画。2013年12月に当時の仲井真弘多(ひろかず)知事が埋め立て申請を承認し、政府は17年に護岸工事、18年12月に土砂投入を開始した。

 南側は陸地化が完了。土砂投入量は21年10月末現在で計画の8・1%となっている。一方、16年までのボーリング調査で北側に軟弱地盤が広がっていることが確認され、地盤改良をしなければ工事を進められない事態となっていた。

 軟弱地盤の存在は18年3月、県民らの情報公開請求で公となった。政府は、杭を約7万1千本打ち込む工事を計画している。軟弱地盤判明によって政府は、早ければ22年度としてきた普天間返還が30年代半ば以降にずれ込み、総工費は従来想定の約2・7倍となる最大約9300億円とする試算を19年末に公表している。

 岸田文雄首相は25日、東京都内で記者団の取材に応じ「沖縄県の対応を注視していきたい」と語った。政権幹部は「法廷闘争の前にワンステップある。まずは今までと同じステップを踏む」として事業主体の防衛省から、国土交通相に行政不服審査請求を行うとの見通しを示した。(国吉美香、西村圭史)

2021年11月25日 (木)

文通費どころじゃない維新の血税かすめとり! 橋下徹が「政党交付金を国に返す」宣言の裏で返還せずダミー団体に横流しプール

文通費どころじゃない維新の血税かすめとり! 橋下徹が「政党交付金を国に返す」宣言の裏で返還せずダミー団体に横流しプール


文通費どころじゃない維新の血税かすめとり! 橋下徹が「政党交付金を国に返す」宣言の裏で返還せずダミー団体に横流しプールの画像1
大阪維新の会公式サイトより


文書通信交通滞在費」(文通費)の問題で、今回の火付け役となった日本維新の会副代表の吉村洋文大阪府知事の開き直りが醜さを増している。自身も在職日数1日で満額100万円を受け取っていたことが判明したというのに、吉村知事はその使途を公開しようともせず、昨日の会見で「ブーメラン刺さってますけど、社会が良くなればそれでいい」などと自己正当化。本日放送の『ひるおび!』(TBS)ではようやく吉村知事の100万円受け取りの話題を取り上げたが、その時間はわずかなもので、さらには、男性アナウンサーは吉村知事が自己申告したことを「潔いというか」と紹介する始末だった。

 どこが「潔い」だ。吉村知事が過去の100万円受け取りを公表したのは、れいわ新選組の大石あきこ衆院議員が衆議院事務局に裏取りした上でその事実をTwitterに書き込み、また本サイトが維新の党本部に取材をおこなって事実確認した直後のこと。ようするに、追い詰められて自白しただけの話だ。

 しかも特筆すべきは、吉村氏が100万円を受け取った際の悪質さだ。これまで本サイトで指摘してきたように、今回当選した衆院議員に支払われた100万円は10月31日が選挙の投開票日で、その1日が10月分の在職日数にカウントされたという不可抗力だったが、吉村氏の場合、自身の判断によってわざわざ月はじめの1日に辞職願を出し、その結果、100万円の文通費が支給されたのだ。さらに、昨日の記事でお伝えしたように、吉村氏はたった1日で文通費をもらったと思われる前後に、橋下徹松井一郎を前にして文通費に言及し「もうちょっと内緒にしといてもらったら(笑)。あれ、完全に第2の財布ですからね」などとネット番組で語っていた。ようするに“確信犯”だった可能性はまったく払拭できていないのだ。

 その上、吉村知事はこれまで「文通費の使途を公開してるのは日本維新の会だけ」などとアピールし、「桜を見る会」の名簿破棄が問題になった際には〈でも文通費はどうだ?維新が公開したから批判もできる〉〈維新以外は公開すらしてない。ブラックボックス。メディアはこっちを批判しないと〉などと論点ずらしの材料にまでしてきた。にもかかわらず、吉村知事と維新は過去に受け取った問題の100万円の使途報告書を公開する姿勢さえ見せず、いまだにどのように100万円が使われたのかを隠しているのだ。

 ところが、ほとんどのメディアがこうした吉村知事の問題や疑惑には触れようともせず「文通費にメスを入れた立役者」として扱いつづけ、維新があたかも「身を切って国会の非常識を正す改革政党」であるかのように喧伝しているのである。腐りきっているとしか言いようがないだろう。

 だが、メディアも維新自身も見て見ぬふりをしている問題はまだある。それは「政党交付金」の問題だ。

 維新はこれまで「身を切る改革」を掲げ、“まずは自ら率先して国会議員の既得権益を改革する”ことを強調してきた。ところが「政党にとって最大の既得権益」「税金の無駄遣い」とも言われ、全国民1人あたり年250円、年間約300億円という文通費以上の税金が投じられている政党交付金については問題視せず、今年も維新は約18億円の政党交付金を受け取っている。ちなみに、政党交付金を受け取れる要件を満たしながらも受け取っていないのは日本共産党だけ。維新は何かあると共産党を猛攻撃して批判するが、共産党が受け取っていない分の政党助成金は維新にも配分されているのだ。

「身を切る改革」と喧伝しながら億単位の政党交付金はちゃっかり受け取ってきた維新

 

「身を切る政党」と言いながら、政党交付金にはメスを入れずにちゃっかり受け取る──。今回、吉村知事の問題に切り込んだ大石議員も〈維新は今年度の政党交付金18億円を返してから、偉そうなこと言え。来年は当然もらうなよ〉とツイートしていたが、維新が「自分たちは身を切っている」と主張するならば、まずは自らを正せというのは当然のツッコミだろう。

 しかし、維新は「最大の税金の無駄遣い」に切り込まず、平然と政党交付金を受け取っているだけではない。維新は姑息な“政党交付金の返還逃れ”を働いたこともあるのだ。

 事の発端は2015年、維新の党は最高顧問だった橋下徹と当時大阪府知事だった松井一郎の離党を皮切りに党内の“大阪派”と執行部の対立が激化、政党交付金をめぐって銀行通帳や印鑑を奪い合うという泥仕合になった。そこで橋下氏は2015年10月にTwitterでこう呼びかけることで、カネを争う汚いイメージを払拭しにかかった。

〈維新の党を作った者の責任として維新の党を解党し支払いを終えて残ったお金は国庫に返納することを決めました。有権者の皆さん本当に申し訳ありませんでした。維新の党は日本の国にとって百害あって一利なしです。これから潰しにかかります。これは政党交付金を少しでも国民の皆様にお返しするためです〉
〈維新の党はここまでの事態に陥った以上、いったん解党して政党交付金を国に返すべきだ。他党に回ろうとも今の維新の党が受け取る資格はない。有権者にお詫びして、皆リセットして一から出直し。そして次の選挙で審判を受ける。これしかない。維新の党の永田町組な何を考えているか分からない〉(原文ママ)

 ご存知のとおり、結局のところ離脱した大阪組は松井氏の新党「おおさか維新の会」に合流。残った執行部は民主党と合流し民進党になったわけだが、しかし、橋下氏が宣言していた「政党交付金の返還」はなされなかった。

 というのも、維新の党が受け取った政党交付金は2014年12月中旬に所属議員に分配されたが、離党する大阪組の各支部は年末の解散を控えながら、その多くを使いきれず“手元”に残したままでいた。もちろん、そのまま支部を解散すれば政治団体ではなくなるので、その場合、交付金は国庫に返還しなくてはならない。

 そこで彼らが利用したのが、2015年12月11日に申請された「なんば維新」なる聞きなれない政治団体だった。所在地は当時のおおさか維新の会とまったく同じで、その代表は松井氏の府議時代からの私設秘書。維新の大阪組は、この急ごしらえの「なんば維新」というダミーの政治団体に寄附のかたちで金を移動。「なんば維新」の2016年分の政党交付金使途等報告書を確認すると、こうして移された合計8689万2898円が政党助成金だった。つまり、維新はこうして国庫に返還されるべき金をかすめとったのである。

続きはリテラで

2021年11月24日 (水)

れいわ比例候補で、今後も政治活動続けるやはた愛が『日刊ゲンダイ』に 12月19日、尼崎にも来るぞ


八幡愛さんが明かす タレント時代の一家離散と政治家転身の経緯

公開日: 更新日:


八幡愛(タレント・政治家/34歳)


八幡愛さん(提供写真)
八幡愛さん(提供写真)
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 グラビアアイドルやタレントで活動していた八幡愛さんは衆議院選挙に立候補して話題に。タレント時代の一家離散から政治家転身への経緯、選挙活動中のセクハラ&お金の苦労、そして、れいわ新選組での今後を語ってくれた。

 ◇  ◇  ◇

 実はタレント時代に家族が解散することになってしまったんです。一家離散。

 それまでも父親が家にお金を入れず、パートで働く母親を助けるために学生時代からアルバイトして家賃を入れたり、14歳離れた弟にお小遣いあげたり。グラビアやタレントの仕事を始めてからも家計を助けながらやっていました。

 2012年から2年かけて裁判になり、親の離婚が成立。日本は戸籍が厳しくて、どっちの親についていくか決めなければいけなかったのですが、私はどちらかに決めるのもイヤなので分籍届を出して戸籍を飛び出しました。今は戸籍上は一人です。

 タレント業は本番中に大物タレントとケンカしたり、いろいろなことをやって迷走しながらも、報道リポーターはずっと続け、社会への問題意識は常に持っていました。

 山本太郎代表との出会いは9年前の脱原発の集会を私がリポートした時です。ご挨拶するくらいでしたけど、れいわ新選組立ち上げの時に「何か手伝えることはないか」とボランティアで参加し始めました。私の地元の関西での集会では会場を押さえたり、道路許可を警察に取りにいったりとかですね。

 生活面ではほぼ貯金もなく、リボ払いなどカード支払いをやり過ぎて生活は自転車操業。でも今は、若い子たちの多くがカードを持っていて当たり前になっていてローンが増えている。そこは変えた方がいいと、実体験から思っていました(笑い)。

■チラシ配りでセクハラに…

2年前の参院選の時は開票センターにボランティアで参加し、質疑もして、れいわから議員が誕生する瞬間を見て「私もいつか仲間になりたい」と強く思ったんです。

 その後もリポーターやボランティアで関わる私を代表は見ていてくれてずっと続いてると思ってくれたんでしょうね、昨夏に、「一緒にやりませんか」と言ってくださった。私はまだ勉強が足りないと思いましたが、ちゅうちょなく快諾。「そんなにすぐ決めていいの? 巻き込まれることになるんだよ」と心配されましたけど、「大丈夫です」と覚悟を決めました。

 今回の選挙では立候補後はマスコミに取り上げていただく機会もあり、グラドル候補者だから炎上もしましたけど、私は気にしてませんでした。ただセクハラはよくありましたね。

 例えば朝に駅前でチラシを配っていると、もらってくれた男性には「オッパイ大きいね」「このチラシでオナニーするぞ」とか言ってくる人がいるんです。もうビックリ! そんなことはグラドルやタレントの時には言われなかったから。

なんで言うのか考えると、候補者は話を聞かないといけないし、「政治家目指してる女だから、何を言っても怒らないだろ」と思ってるのかもしれません。

 男性の候補者もいろいろ言われるでしょうけど、女性にはエロいことも言われる。私は平気ですが、「他の女性候補者さんは、しんどいだろうな」と思いました。

■政治活動にはメッチャお金がかかる

 他には政治活動費にお金がメッチャかかりましたね。事務所を開き、ポスターは1000枚以上、大阪では短い時間だけ駐車場に車を入れて1000円、2000円とかかります。ご寄付でまかなってます。感謝です。

 私は思っていることを口にしてから後悔しちゃうタイプですけど、応援してくれている人の代わりに伝えるんだという意識で選挙活動し、国会には行けませんでしたけど成長させていただきました。子供や学生が生活や教育で、お金に苦労しないようになるといいと思っています。自分のうちが貧乏で苦労してきたので、教育の格差をなくしたい。

~続きは『日刊ゲンダイ』で

2021年11月23日 (火)

吉村知事「自民党がビビる野党」が笑わせる! 維新は自民党の“アシスト係”

吉村知事「自民党がビビる野党」が笑わせる! 維新は自民党の“アシスト係”、あの最悪の残業代ゼロ法案や検察庁法改正案にも賛成~リテラより


吉村知事「自民党がビビる野党」が笑わせる! 維新は自民党のアシスト係、あの最悪の残業代ゼロ法案や検察庁法改正案にも賛成の画像1
日本維新の会HPより


 自分も在職日数1日で満額100万円を受け取っていたことが判明したというのに、メディアの追及がないことをいいことに使途を公開しようともせず、“国会改革の切り込み隊長”として振る舞っている吉村洋文大阪府知事。挙げ句、立憲民主党の代表選の告示日だった19日には、またぞろお得意の野党攻撃を繰り広げた。

立憲民主党もとにかく何でも反対、とにかく批判、官僚を吊るし上げる、スキャンダル追及……そういったことから脱却してもらいたい。自民党、与党が非常に強いので、われわれ維新としては自民党と勝負できる野党を目指していきたい」
「自民党が本当にビビるような野党が必要」

 吉村知事は衆院選直後にも「なんでもスキャンダル追及したり、官僚を吊し上げたりするとか、ああいったパフォーマンスは僕は大嫌いですから」「スキャンダル追及で日程闘争ばかりしたりすることに国民も辟易している」と立憲を批判。こうした発言を逐一メディアが見出しに立てて報じ、その結果、立憲をはじめとする共闘野党が「何でも反対ばかりで国会に不要な存在」であるかのようなイメージが世間にも固定化しつつある。

 だが、こうした吉村知事の発言は、何から何までバカ丸出しの言いがかりでしかない。

 本サイトでは繰り返し指摘してきたが、大前提として野党の役割には権力の監視があり、さらに立法府である国会の大きな役割のひとつに「行政監視機能」がある。吉村知事は「スキャンダル追及」「官僚の吊し上げ」などと言うが、森友・加計問題や「桜を見る会」などの問題追及は権力による不正や税金の無駄遣いを問いただすものであり、その真相を明らかにするのは野党の責務だ。むしろ、自分もちゃっかり受け取っていた文通費の問題をがなり立てながら「政党にとって最大の既得権益」と言われる政党交付金の問題に切り込もうともせず、税金の無駄遣い案件だというのに森友・加計・「桜」の追及を非難する維新は、自分たちの既得権益を守り、さらには権力の不正は隠蔽したいと考えているとしか思えない。

 その上、「自民党が本当にビビるような野党が必要」って、へそで茶を沸かすとはまさにこのことだ。

データ捏造が発覚、残業代なしで働かせ放題「高プロ創設」法案にも賛成した維新

 

 その最たる例が、2018年に当時の安倍晋三首相が通常国会で最重要法案に掲げた働き方改革一括法案だ。

 そもそも、この一括法案に組み込まれていた「裁量労働制の対象拡大」と「高度プロフェッショナル制度の創設」は、「残業代ゼロで働かせ放題」にするもので過重労働を助長し過労死を招きかねないとして維新を除く野党は反対の姿勢を示していたが、審議入りする前に「裁量労働制の対象拡大」の法案の根拠のひとつとなる調査データに捏造や虚偽データが発覚。立憲や共産党といった野党は国会審議はもちろんのこと、維新が攻撃を繰り返している「野党合同ヒアリング」でのしぶとい調査、追及をおこない、安倍首相は追い詰められ、ついには「裁量労働制の対象拡大」を法案から削除、断念せざるを得ない事態となった。

 だが、このとき問題となった捏造データは、そもそも「高プロの創設」を議論した厚労省の労働政策審議会で「議論の出発点」として提出されていたものであり、当然、「高プロの創設」も法案から直ちに取り下げ、過労死を助長させることはないのかをイチから労政審で審議をやり直すのが筋だった。にもかかわらず、安倍政権は「高プロの創設」を残したまま法案を審議入りさせ、挙げ句、維新と希望の党(当時)が衆院での審議終盤になって「高プロ適用への同意を本人が撤回できる」という規定を加える修正案で与党と合意。これによってこの問題法案を衆院で通過させたのだ。

 言うまでもなく、会社側は「残業代なしで働かせ放題」となる高プロを労働者に適用したがるし、日本における雇用主と労働者の力関係を考えれば、労働者側が撤回したいと考えても言い出せない事態となることは容易に想像がつく。にもかかわらず、この程度の修正案で維新は手打ちして、法案を押し通そうと安倍政権をアシストしたのである。

 しかも、この修正案が不十分であることは、当の維新の議員も認めていた。実際、維新の東徹議員は参院厚生労働委員会で、「全国過労死を考える家族の会」の代表世話人である寺内笑子さんの話を受けて、「(労働者側が)なかなか撤回しにくいという状況もあるというふうなことで、それもそうだなというふうに思っている」と発言。維新が合意した修正内容では高プロの危険性を取り除けないと認めたのだ。

 それだけではない。参院の審議では、それまで安倍首相や加藤勝信厚労相(当時)は高プロの創設を「労働者のニーズに応えるもの」として法案の必要性があると言い張ってきたにもかかわらず、実際には聞き取り数はたったの5社12名でしかなく、厚労省が依頼した企業側が選定・同席するという“ヤラセ”調査だったことが発覚。その上、法案要綱が示される以前に労働者に聞き取りをおこなった件数はなんとゼロで、法案の根拠は後付けのでっち上げだったことが露呈したのだ。

 当然、これらの問題を維新も無視するわけにもいかず、参院での採決直前におこなわれた参院厚労委員会では東議員が「なぜ高プロが必要なのか納得できる説明が不十分」「実態は12人からしか聞いていない。もっと実態を把握しておくべき。厚労省に腹立たしさを感じる」などと批判。

 ところが、維新は過労死遺族による反対の声も数々の問題も認識しながら、それらを全部無視し、委員会および本会議での採決では堂々と賛成に回り、法案を成立させてしまったのだ。

 実際、維新は「自民党をビビらせる」どころか、政権が重要法案と位置づける問題法案の審議では完全に自民党の補完勢力に成り下がり、「何でも賛成ばかりの維新」となってきたからだ。

 そして、維新が自民党のアシスト係となって可決・成立した法案により、いま国民の生活が危険にさらされているのが実態なのだ。

“官邸の番犬”黒川検事長を検事総長にするための検察庁法改正案にも賛成しようとしていた維新

 

 これは維新の生みの親である橋下徹と同じ手口だが、ようするに維新はアリバイ的に批判をするだけで、問題があることをわかっていても最終的には政権の方針にお追従し、自民党と結託して危険法案を国会で押し通してきたのである。

 そして、このように維新が問題を無視して補完勢力としての務めを果たし成立させた「高プロの創設」は、いま現実に国民を危険に晒している。今年6月、厚労省は高プロの導入後はじめて高プロ適用者の働く時間の集計を公表したが、今年3月末時点で高プロを導入していた17事業所のうち6事業所で「健康管理時間」(在社時間と社外での労働時間の合計)が月300時間以上の長時間労働となった従業員がいたことが判明。これは残業にあたる時間が「過労死ライン」を超えている可能性があるもので、立憲や共産党などの野党の懸念が現実化してしまったと言えるだろう。
 
 だが、維新がこうして危険法案・問題法案のアシストに回ったのは、当然ながらこれだけではない。とりわけ維新の露骨なアシストぶりが目についたのが、昨年大きな問題となった検察庁法の改正案だ。

 ご存知のとおり、検察庁法の改正案は“安倍政権の守護神”と呼ばれた黒川弘務・東京高検検事長の定年延長を後付けで正当化し、さらには検察に対する政権の恣意的介入を許すシロモノで、きゃりーぱみゅぱみゅ小泉今日子、井浦新、浅野忠信、秋元才加、いきものがかり・水野良樹など多くの芸能人らも反対の声をあげ、批判が高まった結果、安倍政権は採決見送りに追い込まれた。だが、その見送り直前まで、維新はこのデタラメ法案に賛成しようとしていた。

 いや、そもそも検察庁法改正案をめぐって反対の声があれほど高まった原因をつくったのは、じつは維新の国会対応にあった。

 というのも、Twitter上での抗議が広がる原因となったのは、昨年5月8日に安倍自民党が検察庁法改正案の審議を衆院内閣委員会で強行したことにあった。この日、立憲や共産などの野党は森雅子法相出席のもとでの衆院内閣委・法務委の連合審査を求めていたが、それを自民党が拒否。このあり得ない自民党の対応に立憲や共産などは抵抗のために当然ながら審議を欠席したが、ところが維新が出席したことで審議が進められ、翌週には採決がおこなわれる見通しとなってしまった。それを受けてTwitter上では「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグが生まれ、またたく間に反対の声が上がったのだ。

 しかも、維新は審議を欠席する他の野党を腐していたくせに、国民からの批判が高まったあとは改正に慎重な姿勢を見せ、改正案から検察庁法改正部分を分離するよう与党に提案。だが、与党がこれを拒否すると、維新は態度を一転させた。足立康史・国会議員団幹事長代理が「改正案は言うほど悪くない」などと表明し、インターネット番組でも「党内の決裁で、賛成の判断になった」と発言。さらに、自民・公明との間で「内閣の判断で検事総長らの定年延長をする場合、経緯や理由を行政文書として残す」という附帯決議を条件に、検察庁法開改正に賛成することに合意したのだ。

 ちなみに、このとき吉村知事や橋下徹も検察庁法改正案に賛成を示し、松井一郎大阪市長にいたっては維新が賛成に回ったことを批判した共産党の志位和夫委員長に対して〈志位さん、自公は圧倒的な議席を持っているんです。政局ごっこしても可決成立するので有れば、付帯決議を付け権力を牽制するのが少数野党の役割です〉などと上から目線で“プラグマティック自慢”をはじめるという「維新しぐさ」を炸裂させていたが、「理由を記録する行政文書を残す付帯決議」に何の意味もないことは明々白々。ようするに、吉村知事も松井市長も橋下氏も維新の国会議員団も、安倍政権がやろうとすることには絶対に真っ向から批判してこなかったのだ。

「自民に賛成ばかり」維新の実態を報じず、吉村の「立憲は批判ばかり」発言に乗っかるマスコミ

 

 無論、これらは維新の「何でも賛成」事例の、ほんの一部にすぎない。特定秘密保護法や安保法制共謀罪TPP、入管法改正……あらゆる問題法案で維新は政権の無理筋法案に「やってますアピール」の適当な附帯決議や修正案でエクスキューズをつけながら賛成に回り、強行成立に全面協力。そして、その見返りとして、安倍政権からカジノ法案制定、大阪万博誘致など“金のなる木”利権拡大を後押ししてもらってきたのである。

 これらの事例からもよくわかるように、維新というのは危険法案を自民党と一緒になって国会で可決させる「何でも賛成ばかり」の補完勢力でしかなく、挙げ句、問題を指摘して慎重な審議を求める野党の足を引っ張り、「税金の無駄」「野党は反対ばかり」などとほざいているだけのお手軽政党なのだ。

 だが、この「野党は反対ばかり」という、維新の責任放棄を示すものでしかないフレーズを無批判にメディアが取り上げるせいで、あたかも反対することは悪いことのように定着してしまった。そして、維新こそ実態は野党攻撃だけの集団でしかないくせに、あたかも改革政党であるかのように振る舞うことを許してしまっているのである。

 しかし、繰り返すが、批判されるべきは野党の責務を放棄して「何でも賛成ばかり」に成り下がっている維新であり、本来は「有害無益」「税金泥棒」と呼ばれ、国民から唾を吐きかけられるべき存在なのだ。こうした認知の歪みを助長させているメディアは、その犯罪的な報道をあらためるべきだと言っておきたい。

2021年11月22日 (月)

多田謡子反権力人権基金、第33回の受賞者を決定~レイバーネット日本より

多田謡子反権力人権基金、第33回の受賞者を決定
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多田謡子反権力人権基金の久下です。

 

  夭折した多田謡子弁護士の遺産をもとに、友人たちで運営している多田謡子反権力人権
基金は、第33回の受賞者を決定し12月18日に受賞発表会を行います。

 

※※ 長く女性差別と闘った故人からの寄付により、本年は副賞賞金を30万円に増額し
、故人の遺志にかなう受賞者を1名増やして2団体2名に受賞していただくことが出来ま
した。※※

 

  基金についての詳細は下記サイトでごらんになれます。
https://tadayoko.net

 

------------------------------------------------
1.第33回多田謡子反権力人権賞受賞者の決定

 

 2021年11月上旬の運営委員会において、11団体・個人の推薦候補者の中から下
記の方々が第33回受賞者に決定されました。受賞者の方々には12月18日(土)の受
賞発表会で講演していただき、多田謡子の著作「私の敵が見えてきた」ならびに賞金30
万円が贈呈されます。

 

● 差別排外主義に反対する連絡会(差別・排外主義との闘い)
● フジ住宅によるヘイトハラスメント裁判・原告と支える会
     (社員へのヘイトハラスメントに働きながら反対)
● 桜井昌司さん(冤罪との闘い、冤罪被害者救援の闘い)
● ヘリ基地反対協海上チーム(辺野古新基地反対闘争)

 

2.受賞発表会の開催
 受賞者の皆さんをお迎えして、12月18日(土)、東京・連合会館で受賞発表会を開
催します。受賞者の方々には講演をお願いしています。参加費は無料です。本年も多数の
皆さんのご参加をお待ちしております。

 

※※コロナ感染症対策についてのお願い※※
 会場ではマスク着用をお願いします。発熱等、体調の悪い方は参加を見合わせてくださ
い。

 

(1) 日時 2021年12月18日(土) 午後2時から5時まで
(2) 会場 連合会館2階201号室
    東京都千代田区神田駿河台3-2-11
    TEL 03-3253-1771
(3) 議事
  1.活動経過報告
  2.第33回多田謡子反権力人権賞選考経過の報告
  3.受賞者の講演
  4.反権力人権賞の贈呈

 

3.受賞者を囲む交流会
 残念ながら、本年度は恒例の発表会終了後のパーティは行いませんが、引き続き同じ会
場で受賞者を囲んだ交流会を開催します。交流会へのご参加もお願いします。

 

4.ZOOMでの配信について
 午後2時から5時まで、発表会のZOOM配信を計画しています。ZOOMでの視聴を
ご希望の方は、下記アドレスに「発表会、ZOOM視聴希望」と明記してメールを送信し
てください。折り返し、先着順に視聴のためのリンクをお送りします。

 

◎ZOOM配信申し込み先 web(a)tadayoko.net  (a)を@に変えてください。

 

-----------------------------------------------
第33回多田謡子反権力人権賞受賞者選考理由

 

● 差別排外主義に反対する連絡会(差別・排外主義との闘い)

 

 2009年に起きた、埼玉県在住のフィリピン人一家を「追放しろ」という嫌がらせの
デモは、「在特会」ら「行動する保守」を標榜する差別・排外主義勢力の存在を浮き彫り
にしました。多くの人たちが危機感を抱き、街頭とネットで勢力を拡大する彼らへのカウ
ンター行動が取り組まれるなかで、2010年7月、差別・排外主義に反対する連絡会が
結成されました。メンバーに若い人はあまりいません。だからと言って、〝それがどうし
た!〟という気概が一人一人の身体に一杯詰まっています。集会やイベントの防衛では圧
倒的多数に対して毅然として立ち向い、継続してきたデモ行進では、今は「コロナ禍に乗
じたヘイトをやめろ!」という横断幕が掲げられています。一人一人が別に闘いの場(沖
縄、野宿者、原発など)を持ちながら、この連絡会に参加しています。
 今の社会状況の中、ヘイトにさらされる人々の側に立ち、共に立ち向かっていこうとす
る者の存在は貴重です。共に考え、共に闘っていく中でこそ、未来を見通す相乗的な関係
を拡げていくことができるでしょう。
 しっかりと地に足をつけて非暴力で闘い続ける、差別・排外主義に反対する連絡会に多
田謡子反権力人権賞を贈ります。

 

● フジ住宅によるヘイトハラスメント裁判・原告と支える会
  (社員へのヘイトハラスメントに働きながら反対)
 在日韓国人3世の原告女性が、東証一部上場の大手不動産会社「フジ住宅」の子会社に
非常勤採用されたのは2002年でした。「パートにも福利厚生の行き届いた働きやすい
職場」は、親会社に吸収されて以降、激変していきます。会長名の社内文書に「日本人の
誇り」などの言葉が頻出、それはヘイト本などのコピーへとエスカレート。会長の号令で
、自治体教委に育鵬社教科書の採択を求める運動までなされましたが、正社員は沈黙。む
しろ賛同や礼賛を会長に提出する者が現れ、それらは社内文書として配布されました。
 労基署に行くも「表現の自由」と門前払い。弁護士を立てて配布停止を求めるも無視さ
れ、上司からは退職を「提案」されました。止む無く彼女は2015年8月、会長と会社
に損害賠償を求めて大阪地裁堺支部に提訴。一審は人格権侵害などを認めて両被告に11
0万円の賠償を命じましたが、裁判は係争中です。勝訴後もやまぬ誹謗中傷のなか、社内
に留まりながら、まだ認知度の低いレイシャルハラスメントの違法性や、全人格的隷属を
自明とする「企業風土」を問い続ける原告と、署名や街頭宣伝などを通して彼女と共に闘
っている『ヘイトハラスメント裁判を支える会』に、多田謡子反権力人権賞を贈ります。

 

● 桜井昌司さん(冤罪との闘い、冤罪被害者救援の闘い)

 桜井昌司さん(写真)は1967年8月に起きた殺人事件で杉山卓男さんとともに茨城県警に逮
捕されました。物的証拠はなにもなく、別件で逮捕した警察の違法、苛烈な取り調べで「
自白」を強要された二人は、裁判で「自白を強要された」と訴えましたが、無期懲役が確
定しました。
 29年間投獄された後、仮釈放された二人の請求にもとづき再審が開始、2011年水
戸地裁は再審ですべての状況証拠の信用性を否定する無罪判決を出して確定しました。再
審無罪のために二人は44年間闘わねばならなかったのです。無罪確定から4年後に杉山
さんは逝去されました。桜井さんの提訴した国家賠償訴訟では、本年、2021年8月、
東京高裁が茨城県警と水戸地方検察庁双方の違法捜査を認め、逮捕、起訴からの全期間の
損害賠償を命じる判決が確定しましたが、証拠を偽造、捏造、隠蔽した警察・検察はいま
だ桜井さんに謝ろうとしていません。
 雪冤を果たした後も、桜井さんは冤罪と違法捜査をなくすため、取り調べの可視化を求
め続け、とりわけ全国を飛び回って、今も冤罪で苦しむ人びとを励ます活動を続けていま
す。冤罪を生む社会を許さず、重い病をおして、冤罪を生まない社会のために闘い続ける
桜井昌司さんに多田謡子反権力人権賞を贈ります。

 

● ヘリ基地反対協海上チーム(辺野古新基地反対闘争)

 

 沖縄は、日本への復帰(1972年)から来年(2020年)で50年目を迎えますが、復
帰後も沖縄本島の重要な部分に米軍基地が存在し続け、日米安保条約と地位協定は、沖縄
の住民を脅かし続けてきました。
 2012年以来、自公政権は最も危険な沖縄県宜野湾市の普天間基地を県内名護市辺野
古に移転するという口実で、辺野古米軍新基地建設を強行してきました。彼らは埋立工事
を強行して大浦湾の自然を破壊し、外洋部での地盤の軟弱さが明らかになって、建設は無
理とわかっている今も工事を強行しています。こうした中で、しゅんせつ・埋立のための
土砂運搬のダンプに抗議して、陸上では各ゲート前での抗議行動が、海上ではカヌーによ
る海上運搬への抗議が続いています。今年4月には、海上保安庁による不当な規制によっ
てカヌーの艘者1名が重傷を負うという事件がおきました。
 コロナ禍の中でも、海上チームは、カヌー艘者とそれを支える海上船、送り出す地上で
の支援が一体となって闘い続けています。辺野古新基地建設を阻止するために、不当な規
制・弾圧をはねかえして活動を続ける新基地反対協海上チームに対して、心からの敬意を
表し多田謡子反権力人権賞を贈ります。

2021年11月21日 (日)

当面の行動

当面の行動日程     

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

 

 

※11月21日(日) 第200回自衛隊申し入れ行動 10時半 伊丹・第三師団西門(阪急「伊丹」西北25分)

11月21日(日) 改憲反対市民フォーラム 12時 JR大阪駅前

1122日(月) 関生大阪弾圧控訴審 第2回公判 午後 大阪地裁

1123日(火)~27日(土) 老朽原発動かすな!若狭現地行動 

1125日(木) 労働組合弾圧を許さない兵庫集会 18時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分) 講演:竹信三恵子(ジャーナリスト)

1125日(木) 伊丹政策ラボ 学習会 辺野古・遺骨土砂埋め立て問題をめぐって 15時 桜が丘地域センター(阪急「伊丹」北支7分)

11月27日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

1127日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分) 沖縄問題 渡嘉敷さん

1127日(土) 原発・核燃からの撤退を!秋の関西集会 1340分 エルおおさか・南館ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

※11月27日(土) いま「入管」行政を考える 13時半 トレピエ(阪急「武庫之荘」南5分)講演:弘川よしえ弁護士

※11月27日(土) 宝塚宗教者・市民平和会議 講演会 14時 日本キリスト教団宝塚教会(阪急「逆瀬川」北西7分)

11月27日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

※11月28日(日) おおつる求市政報告会 10時 稲野センター(阪急「稲野」南西5分)15時 いたみホール・中和室(阪急「伊丹」北3分)

11月29日(月) 世直し研究会 18時半 大阪・中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) 講演:方清子

1130日(火) 1226さようなら原発1000人集会実行委 18時 川西アステルーム3(阪急「川西能勢口」南1分)

125日(日) いたみマダン 10時 伊丹小学校

125日(日) 老朽原発このまま廃炉!大集会 13時半 うつぼ公園

125日(日) いのちとくらしの映画祭WITH山田勝治講演会半 神戸市勤労会館大ホール(JR「三宮」東南4分)

12月6日(月) ロックアクション 18時半 新町北公園(地下鉄「本町」南西7分)

1211日(土) 国は人権を奪う理不尽を知れ 14時半 神戸市勤労会館・多目的ホール(JR「三宮」東南4分)  講演:桜井昌司さん

12月11日(土) 東京裁判と南京 14時 エルおおさか南館ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分) 講演:松岡 環 

※12月11日(土) 宝塚の平和と人権を考える会12月例会「橋のない川」を観る: 13時 ぷらざこむ1(阪急「売布神社」駅下車または阪急「中山」駅下車)21会議室  島田耕さん(治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟)のお話、映画「橋のない川」上映。他

12月11日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

12月14日(火) 連帯兵庫みなせん 18時 新長田文化センター(JR「新長田」南西3分)

12月16日(木) さんもく会

12月19日(日) 改憲阻止市民フォーラム 12時 JR大阪駅前

1219日(日) 連続企画 つじ恵対談集会 15時 尼崎中小企業センター(阪神「尼崎」北東5分) 総選挙総括と22年参議院選、23年統一地方選 講師:石井一 丸尾牧 やはた愛

12月25日(土) 梅田解放区 17時半

1226日(日) さようなら原発1000人集会 14時 いたみホール(阪急「伊丹」北3分) メイン講師:田中優子(前法政大学総長) 松下照幸(美浜町会議員)

 

2021年11月20日 (土)

12月1日よりの、日米共同方面隊指揮所演習=ヤマサクラ81に反対しよう 明日、第三師団(10時半、西門)への申し入れ行動


おおつる求市議寄りのレポート
議員へ情報提供があったので、
皆さまと再共有。

陸上自衛隊伊丹駐屯地で
日米共同方面隊指揮所訓練(YS-81)
いわゆる[ヤマサクラ81]が実施される。

Yとは富士山
Sとは桜花
日米の部隊章が由来。

12月1日~13日

書面によると
日米の指揮幕僚活動の
能力向上を目的とした、
陸自の最大かつ最重要な
日米共同演習、らしい。

アジア諸国との
緊張を高めるだけ。

平和外交と反対の道を、
突き進むキケン。



























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2021年11月19日 (金)

調子のいいこと言て、維新の闇の金の部分は深い。間もなく幹事長らの悪業が暴かれるだろう

政策活動費めぐり維新・松井代表「全部自腹と言ったら執行部のなり手がない」 橋下氏は「古い永田町住人」

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関西テレビ

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2021年11月17日 (水)

1日で100万円も大事だが、こちらは明白な買収。今どきこんなことが認められるのか

首相の街頭演説、参加の会員に日当5千円 茨城の運送業界団体

有料会員記事2021衆院選

明白な

佐々木凌コメントコメント1
写真・図版
衆院選で国光文乃氏と並んで応援演説する岸田文雄首相=2021年10月26日、茨城県つくば市吾妻1丁目
  • 写真・図版

 衆院選岸田文雄首相が応援に訪れた茨城6区の自民党候補の街頭演説を巡り、一般社団法人「茨城県トラック協会」と住所や役員が同一の任意団体・茨城県運輸政策研究会が、演説を聴きに来た会員に日当として5千円を支払っていたことがわかった。役員の一人は「数時間拘束するので、何も出さないわけにはいかないと思った」と説明している。(佐々木凌)

 日当が支払われたのは衆院選終盤の10月26日に、岸田首相がつくば市内を訪れ、開かれた自民党の国光文乃氏の街頭演説。付近には業界団体ののぼりがはためいた。同市を含む茨城6区では与野党一騎打ちの激戦が繰り広げられていた。

 その4日前の22日付で、県トラック協会が陳情などの政治活動に使う県運輸政策研究会の名前で、選挙区内の石岡、土浦、常総3支部の支部長宛てに文書をファクスで送っていた。「自民党総裁 岸田文雄氏 遊説への参加協力につきまして」との表題で、「参加者に対しまして、日当5000円/人をお支払いさせていただきます」と記されていた。協会には県内の運送業者約1600社が加盟している。

 朝日新聞の取材に、協会と研究会の双方で役員を兼ねる専務理事は、3支部の会員企業の従業員らに演説への参加を呼びかけ、実際に参加した21人に日当5千円を支払ったと認めた。翌27日に安倍晋三元首相が駆けつけた演説会でも参加者3人に、茨城5区の自民党候補の出陣式と演説でも、参加者4人ほどにそれぞれ日当5千円を支払っていたことも明らかにした。原資は県運輸政策研究会の会費収入を充てたという。

「5千円、その場で封筒で」

 専務理事は「会員の社長さんたちを数時間も拘束する以上、何も出さないわけにはいかないと思った」と説明する。参加を呼びかけた理由については「高速道路の値下げなど、与党の先生には要望をすることが多い。お願いごとばかりで、何の協力もしないというのでは、お願いに行きづらくなってしまう」と胸中を明かした。

 衆院茨城6区内のある運送会社社長は、岸田首相の演説に参加し、その場で封筒に入った5千円をもらったという。会社の従業員には声をかけず、1人で出かけた。「交通費としてもらったという認識だった。普段から協会の会議に行く時にもらっていたので受け取った。『投票してくれ』なんて言われていない」と話した。

 国光氏の事務所は「トラック協会に岸田氏が演説をするという案内は送ったが、あくまで一般的な案内であり、動員ではない。日当については把握していないので、コメントは差し控える」、自民党県連は「全く承知しておらず、コメントは差し控える」と説明している。

買収にあたる可能性は?

続きは朝日

2021年11月16日 (火)

【山本太郎とおしゃべり会 In 大阪府・大阪!】2021年11月20日(土)14:00〜16:00

【山本太郎とおしゃべり会 In 大阪府・大阪!】2021年11月20日(土)14:00〜16:00

山本太郎とおしゃべり会 In 大阪府・大阪!

2021年11月20日(土)14時~16時
会場:大阪市立北区民センター 2Fホール
住所:大阪市北区扇町2-1-27
WEB:https://www.osakacommunity.jp/kita-center/facility/#access
※駐車場台数に限りがございますので、なるべく公共交通機関をご利用の上、お越しください。

ご参加される方への注意事項

・事前の参加申し込みは不要です。直接会場にお越しください。

・定員に達した場合は、入場をお断りすることがございます。あらかじめご了承ください。
・入場は開演30分前からになります。
・途中入退室は可です。
・動画の生配信・収録はお控えください。
・お食事はお控えください。
・会場へのお問い合わせはご遠慮ください。

新型コロナウィルスに対する感染予防対策にご協力ください

・当日ご来場前の体温計測にご協力をお願いします。
・ご参加される方は必ずマスクをご着用ください。
・風邪の初期症状、風邪を引いている方、熱が出ている方、その他体調がすぐれない方はご参加をお控えください。
・過去2週間以内に入国制限、入国後の観察期間を必要とされる国・地域への訪問歴や当該在住者との濃厚接触がある場合はご参加をお控えください。

2021年11月15日 (月)

宮古島にミサイルを搬入するな!官邸前緊急アクション

宮古島にミサイルを搬入するな!官邸前緊急アクション〜現地の抵抗と連帯して

植松青児

 

11月14日正午、官邸前。「自衛隊のミサイルが搬入されてしまった」宮古島現地でぎりぎりの抵抗を続けている市民からのライブ動画(写真上)が、その事実を伝えていた。怒りで手が震えるのを抑えながら、集まった40人の市民とともに官邸前緊急アクションを開始した。10人以上がマイクを握り、それぞれの言葉で日本政府に抗議し、ミサイル撤去を訴えた。

この自衛隊ミサイル配備は島じまの防衛が目的ではない。米国の対中国戦略に基づく。宮古島をはじめ八重島〜奄美の島じまは米中の軍事対立に巻き込まれ、危険にさらされている(詳しくは6月のレイバーネットTV「米中対立」https://www.youtube.com/watch?v=WEMK8kTrCCUを参照ください)。

現地の人々は容易には官邸前に駆けつけられない。しかし首都圏の反戦平和運動の対応は鈍い。辺野古の暴挙と同じように、宮古・石垣・奄美等での暴挙にも憤ってきたか。戦争法反対運動の後、「戦争できる国づくり」への抗いを怠ってこなかったか。

車載のミサイル兵器は容易に撤去可能である。撤去させる運動が必要だし、それは十分可能だ。今こそ反戦平和運動の質と熱量が問われている。現地の人々を孤立させてはいけない。

2021年11月14日 (日)

 レイバーネットTV 第164号放送 <特集 : 日本の農業がなくなっていいのか!~コメ大暴落と「貧民連合」>

11月のレイバーネットTVは17日(水)に放送します。力のはいった企画になりま 
した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●労働者の 労働者による 労働者のための
 レイバーネットTV 第164号放送
<特集 : 日本の農業がなくなっていいのか!~コメ大暴落と「貧民連合」>

・放送日 2021年11月17日(水)
 19.30一20.50(80分)
・視聴サイト http://www.labornetjp.org/tv ・配信スタジオ 梨の木舎スタジオ(東京・水道橋)
・キャスター 北健一・北穂さゆり

 

1,キャスターあいさつ(3分)
 「今月の一枚」写真紹介

 

2,動画ニュース(3分/衆院選ハイライト)

 

3,サブ企画 : 「ミサイル基地はいらない!石垣島取材レポート」(15分)
 石垣島では、2019年3月より陸上自衛隊ミサイル基地の建設工事が始まった。
島の中では様々な反対運動が起きる中、若きハルサー(農民)たちは住民投票運
動を始めている。裁判で住民投票の実施を求めたが、1審、2審で却下、棄却。
門前払いだった。日米一体の軍事化の最先端にある「石垣島」。そこで何がおき
ているのか? 映像取材を続けている湯本雅典さんに話を伺う。

 

4,ほっとスポット : ジョニーHと乱鬼龍 (7分)

 

5,日本の農業がなくなっていいのか!~コメ大暴落と「貧民連合」(50分)
 コメ農家が手にする生産者米価の暴落が続いています。農家が手にするコメ代
金は生産費の5割から6割ほどになり、1俵(60キロ・玄米)売るごとに5000円
から6000円の赤字という状況の中で、雪崩のように農業からの離脱が進んでいま
す。いま村で何が起こっているか、山形、新潟の二人の百姓と農業ジャーナリス
トが現場から報告します。
 また、その一方で都会ではコロナ禍、収入の道を断たれ“食べられない”層が社
会に染みわたるように拡がっています。農村と都市で同時に貧困が拡がっている
のです。この状況にどう立ち向かうか、番組では、百姓として地域、生産現場で
何をするかと合わせて、都市とどう手を組むかについても議論し提起します。
ゲスト=大野和興(農業ジャーナリスト)
     菅野芳秀(山形・百姓/『七転八倒百姓記』著者 写真上左)
     天明伸浩(新潟・百姓 写真上右)
 司会=笠原眞弓

 

■ギャラリーはありません。ライブ中継でご覧ください。ツイッターコメント歓 
迎。ハッシュタグは#labornettvです。連絡先:レイバーネットTV 070-5545-8662

2021年11月13日 (土)

当面の行動日程     

当面の行動日程     

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅前

 

 

11月13日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

1114日(日) 関西合同労組大会 13時半 西宮勤労会館(JR「西宮」南西5分)

11月19日(金) いたみアイホール説明会 18時 アイフォニックホール(阪急「伊丹」北東5分、JR伊丹西南8分)

11月20日(土) 108山﨑博昭プロジェクト集会 14時 エルおおさか(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

11月218日) 第200回自衛隊申し入れ行動 10時半 伊丹・第三師団西門(阪急「伊丹」西北25分)

11月21日(日) 改憲反対市民フォーラム 12時 JR大阪駅前

1122日(月) 関生大阪弾圧控訴審 第2回公判 午後 大阪地裁

1125日(木) 労働組合弾圧を許さない兵庫集会 18時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分) 講演:竹信三恵子(ジャーナリスト)

11月25日(木) 伊丹政策ラボ 学習会 辺野古・遺骨土砂埋め立て問題をめぐって 15時 桜が丘地域センター(阪急「伊丹」北支7分)

11月27日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

1127日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

1127日(土) 原発・核燃からの撤退を!秋の関西集会 1340分 エルおおさか・南館ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

11月27日(土) いま「入管」行政を考える 13時半 トレピエ(阪急「武庫之荘」南5分)講演:弘川よしえ弁護士

11月27日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

11月29日(月) 世直し研究会 18時半 大阪・中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) 講演:方清子

11月30日(火) 1226さようなら原発1000人集会実行委 18時 川西アステルーム3(阪急「川西能勢口」南1分)

 

125日(日) いたみマダン 10時 伊丹小学校

125日(日) 老朽原発このまま廃炉!大集会 13時半 うつぼ公園

125日(日) いのちとくらしの映画祭WITH山田勝治講演会半 神戸市勤労会館大ホール(JR「三宮」東南4分)

12月6日(月) ロックアクション 18時半 新町北公園(地下鉄「本町」南西7分)

1211日(土) 国は人権を奪う理不尽を知れ 14時半 神戸市勤労会館・多目的ホール(JR「三宮」東南4分)  講演:桜井昌司さん

12月11日(土) 東京裁判と南京 14時 エルおおさか南館ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分) 講演:松岡環

12月11日(土) 梅田解放区 17時半 阪急ヘップ5

12月19日(日) 改憲阻止フォーラム 12時 JR大阪駅前

12月25日(土) 梅田解放区

1226日(日) さようなら原発1000人集会 14時 いたみホール(阪急「伊丹」北3分) メイン講師:田中優子(前法政大学総長) 松下照幸(美浜町会議員)

 

2021年11月12日 (金)

山本太郎の「麻生太郎は万死に値する」は何の問題もない! 過去には当の麻生太郎も自民党議員も「万死に値する」発言

山本太郎の「麻生太郎は万死に値する」は何の問題もない! 過去には当の麻生太郎も自民党議員も「万死に値する」発言

山本太郎の「麻生太郎は万死に値する」は何の問題もない! 過去には当の麻生太郎も自民党議員も「万死に値する」発言の画像1
れいわ新選組公式ウェブサイトより


 れいわ新選組山本太郎代表が“炎上”している。きっかけは昨日10日、国会内で会見をおこなった際、自民党麻生太郎副総裁について、このように批判したことだった。

「はっきり言って、副総裁辞任とかじゃなくて、もうすでに万死に値する人間であると。万死に値する存在であるとしか言いようがないです」

 ところが、この発言がメディアで取り上げられると、ネット上では以下のような批判が殺到したのだ。

〈山本氏の発言は生存権を侵害する憲法25条違反〉
〈国会議員は、すぐにでも山本太郎議員に対する辞職勧告決議案を提出して下さい〉
〈麻生の暴言を問題視しながら、自分は万死に値すると平気で暴言を吐く〉
〈簡単に死という言葉を使ったり、葬式のように手を合わせたりするような奴は政治家どころか人としてダメだと思うよ〉
〈国会議員が、他人の生きる価値を勝手に見出だして発言するとか狂気の沙汰ですよ〉
〈『万死に値する』とか、政治家として進退かけて言ってるんだろうな? 死ねって言ってるんだぞ?言い過ぎましたじゃ済まねーぞ?〉

「死ねって言ってるんだぞ?」「生存権の侵害だ」って、まったく何を言っているんだか。「万死に値する」という表現は「何度も死ぬべきほどに罪が重い」という意味であり、論壇誌の記事タイトルなどにもよく使われ、とりわけ政治家に対する批判としてはごく当たり前のものだ。

 だいたい、こうして鬼の首をとったように騒いでいるほとんどがネトウヨだと思われるが、ネトウヨはかたや生活保護バッシングを繰り広げて人びとの生存権を脅かしておきながら、与党の有力政治家に対する当然の批判を「生存権の侵害だ!」とがなり立てるのである。おまけに「憲法違反だ」って、臨時国会の招集拒否など自民党政権による明確な憲法違反行為には目を瞑っていながらよく言えたものだ。

 そもそも、政治家が政治家に対して「万死に値する」と批判をおこなうことは日常茶飯事であり、国会でもしょっちゅう登場する。

 じつは、山本太郎に「万死に値する」と名指しされた張本人である麻生太郎も、2012年に『報道2001』(フジテレビ)に出演した際、普天間基地の移設問題に絡んで「問題を混乱させたもとは、鳩山元首相だ。万死に値する」と発言している。

 さらに言えば、昨年11月には自民党議員が麻生太郎に対し「万死に値する」と批判をしているのだ。

麻生が鳩山に、自民党の西田昌司が麻生に「万死に値する」と言っても批判は起こらなかったのに…

 

 それは昨年11月24日におこなわれた参院財政金融委員会でのこと。質疑に立った自民党西田昌司参院議員は、日銀の金融緩和とセットで財政出動をしなかったことや2度にわたる消費増税といった経済政策を批判し、こう述べた。

「私は、今日は麻生大臣来られていませんけれど、この間の麻生大臣、財務省のこの財政政策は、本当にこれは、申し訳ないですけど、万死に値すると思っています」

 今回、山本太郎麻生太郎を「万死に値する」と批判したのも、「国の通貨発行権を使いながら全国にお金を回してデフレを終わらせるということを、ずっと言い続けてきた人間が完全に財務省の手先になっている」という経済政策をめぐる話のなかで出た言葉だったが、同じように経済政策を批判するなかで与党・自民党の西田議員も麻生太郎を「万死に値する」と言い切っていたのである。

 言っておくが、昨年、西田議員が麻生太郎を「万死に値する」と言ったことはネット上で炎上などしなかった。

 麻生太郎が鳩山元首相に「万死に値する」と発言したときも同様で、今回のような批判は何も起こらなかった。ネット上ではむしろ「よく言った!」「内乱罪で死刑にして欲しい。私刑でもいい」「その通り」「ほんとそう思うわ」「同感」などといった賛同コメントが書き込まれていた。

 ようするに、今回発言したのが山本太郎だったために「生存権の侵害だ」「辞職勧告決議案を出せ」などと騒いでいるだけなのだ。

 にもかかわらず、ネット上では今回の山本太郎の発言によって、またも「政治家に何を言ってもいいわけではない」「誹謗中傷はやめろ」などという批判が起こっているのである。

 たとえば、フィフィは〈芸能人への誹謗中傷には敏感になったけど、何を勘違いしてか、この前の選挙特番の件にしろ、政治家にはどんな発言してもいいって思ってる人がいるよね。てか、その程度の人間と思われるのにね〉と、まったく言論というものを理解していないツイートをしている。

 これまでも、爆笑問題太田光安倍晋三・元首相について「バカ」と発言したり、同じくマツコ・デラックスが「無神経、馬鹿じゃないと総理大臣ってできないと思うのよ。安倍ちゃんなんて馬鹿の象徴じゃない?」と発言した際にも、ネトウヨが激高し、「名誉毀損だ!」と大騒ぎしてきた。そして、今回もまた同じ光景がまた繰り広げられているのだ。

 だが、これは「名誉毀損」でもなんでもない。たとえば「バカ」と評することも、それは過去の判例から裁判所が法的に認めていることでもあり、実際に森喜朗・元首相の名誉毀損裁判で2000年に東京地裁は〈原告は政治家で、しかも内閣総理大臣である。その資質、能力、品格が政治的・社会的に厳しい批判に、時には揶揄にさらされることは避け難い立場にある〉としている。 

はっきり言う、麻生太郎が政治家としてやってきたことは「万死に値する」

 

 しかも、繰り返すが「万死に値する」という表現は「死ね」という意味ではまったくない上、麻生太郎の経済政策に対する正当な批評であり、これを名誉毀損だの誹謗中傷だのと批判するほうがどうかしているとしか言いようがない。いや、もっと言えば、麻生太郎を批判するのに「万死に値する」などという表現では全然足りないくらいだ。

 実際、このコロナ禍で生活に困窮する人が増加しているというのに、自民・公明の与党は「18歳以下の子どもに現金5万円とクーポン券5万円相当を支給する」というトチ狂った案で合意。だが、このようにいますぐに支援が必要な人の存在をないものにした政策は、麻生太郎の存在が大きく影響を与えている。

 事実、麻生氏は昨年の一律現金給付について「お金に困っている方の数は少ない」「個人の貯金に回っただけ」などと言い、厳しい生活を強いられている国民を無視。また、当初は一律現金給付を否定して、「商品券とかいうものは貯金には(お金が)あまりいかないんだよね」と発言していた。今回のクーポン券を配るという愚策も、こうした麻生氏の「なんとしてでも貯金させない」という強い意思が働いているのである。

 そして、麻生太郎は、何度となく国民の「生存権」を真正面から否定してきた。老後を心配する高齢者について「いつまで生きているつもりだよ」と発言したり、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」「飲み倒して運動も全然しない(で病気になった)人の医療費を、健康に努力している俺が払うのはあほらしくてやってられんと言っていた先輩がいた。良いことを言うなと思った」などと国民皆保険制度を否定するようなことを繰り返し発言してきた。

 さらに、1983年には「婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」などと発言したことも有名だが、福田淳一・元財務事務次官セクハラ問題では「はめられた可能性は否定できない」などと被害者女性があたかもハニートラップをしかけたような二次加害そのもののデマを口にしたり、「福田の人権はなしってわけですか」「セクハラ罪っていう罪はない」「殺人とか強制わいせつとは違う」と加害者である福田元次官を擁護。2018年11月には元民主党の北橋健・北九州市長にかんして「人の税金を使って東大へ行った」と述べ、教育への公的支出を否定した。また、2019年には「いかにも年寄りが悪いという変な野郎がいっぱいいるけど、間違っていますよ。子どもを産まなかったほうが問題なんだから」と発言し、麻生氏が首相在任中だった2009年には、学生から“若者には結婚するお金がないから結婚が進まず少子化になっているのでは?”と問われると「金がねえなら、結婚しないほうがいい」「稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、よほどのなんか相手でないとなかなか難しいんじゃないか」などとも発言した。

 国民の健康と安全を守るべき立場にありながらその生存権を否定し、女性を貶め、男性に“経済的強者であることが男の価値”などと押し付け、教育の公的支出にさえケチをつける──。選挙中の「温暖化のおかげで北海道の米がうまくなった」発言をはじめ、麻生太郎の暴言を振り返ればキリがないが、つまり麻生太郎の政治家としての歴史は、国民に暴言を吐いて踏みつけにし、傷つけ、その政策で国民の命を危険にさらしてきたのだ。

 これを「万死に値する」と評して、一体なんの問題があるだろう。むしろ、この機会に、麻生太郎がそう言われて当然の愚策と暴言を繰り返してきたことのほうを問題にすべきだと言っておきたい。

2021年11月11日 (木)

衆院選で当選した「維新」議員の顔ぶれがひどい! 暴言、ヘイト、極右、金の不祥事、女性への暴力行為を報道された議員まで

衆院選で当選した「維新」議員の顔ぶれがひどい! 暴言、ヘイト、極右、金の不祥事、女性への暴力行為を報道された議員まで


衆院選で当選した「維新」議員の顔ぶれがひどい! 暴言、ヘイト、極右、金の不祥事、女性への暴力行為を報道された議員までの画像1
日本維新の会公式Twitterより


 10月31日におこなわれた衆院選は、自民党が公示前より議席を減らしながらも絶対安定多数の261議席を獲得するという結果になった。これはおおいに問題だが、もうひとつ気になるのは、日本維新の会(以下、維新)が大きく躍進したということだ。

 維新は大阪府内の19選挙区のうち15選挙区で候補者を擁立して全員が当選を果たしただけではなく、兵庫6区でも維新公認の市村浩一郎氏が僅差で制し、大阪以外の小選挙区で初めて議席を獲得した。さらに比例代表では前回衆院選の8議席から大きく伸ばして25議席を獲得。これらにより、維新は公示前の11議席から4倍近い41議席となり、第3党に躍り出た格好だ。

 しかし、こんなヤバい政党が国政で発言力を持つようになって本当に大丈夫なのか。維新の松井一郎代表は今回の選挙戦でも「大阪の改革を全国に広げる」などと訴えてきたが、本サイトでは繰り返し指摘してきたように、吉村洋文・大阪府知事や松井市長の新型コロナ対策は“やってる感演出”のパフォーマンスだけで、維新の行政サービス切り捨て路線のツケによって医療崩壊が起き、全国で最多の死亡者を出したのが実態。こんなものを全国で広げられてはたまったものではない。

 しかも、維新といえば「不祥事のデパート」であり、衆院選でも元秘書への暴行で自民党を離党した石崎徹氏を公認(結果は落選)。日本記者クラブでおこなわれた党首討論でも、メディア側から不祥事を起こした候補者が多いことについて「議員の資質管理は大丈夫か」と突っ込まれていたほどだった。

 そして、この不安は的中した。今回、維新が公認して当選した議員も、御多分に洩れず、差別・暴言を連発したり、不適切な支出や不透明な資金の流れが指摘されたり、さらに極右思想を剥き出しにする「問題議員」がわんさといるからだ。

 そのひとりが大阪1区で当選した井上英孝氏だろう。井上氏といえば、2012年の衆院選に維新から出馬して国政初当選を果たしたが、「週刊文春」(文藝春秋)2013年1月3日・10日号で、女性への暴言や暴力行為を告発されている。「私は維新のプリンスに暴行されました」というタイトルのその記事は、食事会で一緒になった女性に対し、「お前らみたいな女が市会議員としゃべれるなんてないねんぞ」「お前みたいな女はカネさえもらえれば誰とでもヤりよるねん」などと暴言を吐き、帰ろうとする女性の首を背後から絞め上げたというもの。周囲の人がなんとか止めたものの、女性は失神寸前で唇の色が変色するほどだったという。

 当時、「文春」の直撃を受けた井上氏は「全然覚えてない。まあ、その場のノリでそういうことになるっていうことは、別に……。でも、そんなん言うたら、首絞めたということ書くんやろ。しかし俺のことを貶めたい人もおるやろうし、(こうした証言の)一個一個に反応せえへんよ。まあまあ、好きにして」などと回答し、事実をはっきりは否定していない。

 ちなみに、この「文春」報道と同一と思われる被害女性が今年10月7日付で井上氏を侮辱罪、暴行罪並びに傷害罪容疑で大阪地検特捜部に告訴状を提出している(警察への提出が適するという理由で不受理)。背景は不明だが、井上氏は真相をきちんと説明する必要があるのではないか。

“暴言王”足立康史を筆頭に、ヘイトスピーチ、差別的発言が問題になった候補が次々当選

 

 維新といえば、2019年の参院選で維新公認で立候補予定だった元フジテレビアナウンサー長谷川豊氏が被差別部落に対する差別発言をおこない公認停止となったが、差別発言を連発しながら当選した議員も数多くいる。

 なかでもやはり問題なのは、公然と差別発言を連発しながら党として除名もせずのさばらせ、今回、大阪9区で当選してしまった「維新の暴言王」こと足立康史氏だ。

 周知のように足立氏は、維新のなかでもとりわけ極右色が強く、国会議員でありながらSNSで「朝日新聞、死ね」だの「立民は北朝鮮の工作員」だの暴言やデマを連発・拡散。国会でも数々のデマや暴言を吐き6回も懲罰動議にかけられているが、とくに酷かったのが2016年に起こった民主党(当時)代表だった蓮舫氏の「二重国籍」問題での執拗な攻撃。「差別だ」と批判されると、足立氏は〈外国の主張を繰り返す元外国籍の国会議員の発言について「外国の代弁者のよう(な発言)だ」と言うのが、なぜ民族差別になるのか。一国の総理をヒトラーとなじるより、民進代表〔蓮舫氏〕を中共の代弁者と批判する方が、よほど人道的では?〉などとツイートし、さらに2019年には国会(衆院総務委員会)で「国会議員に立候補している候補者が、日本にいつ帰化したのか、知りたいと思っている国民は僕の周りには多い」と発言した。

 また、このほかにも足立氏は、2018年に〈社会保障は、日本人を対象に支援が必要な方を徹底して支援する〉と投稿したり、昨年には「在日外国人にもマスク、現金給付も示唆 菅官房長官会見詳報」という毎日新聞の記事を引用した上で〈生活保護と同じ問題。執行状況の情報開示が必須〉とツイート。在日外国人の排斥を剥き出しにしてきた。

 さらに、東京1区で落選するも比例復活した小野泰輔氏も、ヘイトスピーチを拡散させたことを問題視されたことがある。小野氏は2012年6月から2020年6月まで熊本県副知事という公職にあったが、昨年、東京都知事選に出馬した際には、百田尚樹氏や高須克弥氏、野口健氏、竹田恒泰氏といったネトウヨ論客のツイートを繰り返しリツイートしていたこと、さらに、そのなかに韓国人に対するヘイトスピーチに該当すると思われるツイートもあったことが問題になった。

 しかし、こうした差別ツイート問題について、都知事選の候補者討論会でジャーナリストの津田大介氏から指摘を受けると、小野氏は「私には在日や韓国の友だちもたくさんいる」などと釈明。これは「I have black friends」と呼ばれる差別主義者が自分を正当化するためによく持ち出す典型的な論法であり、現に「在日や韓国の友だち」を持ち出したところを見ると、何を問題視されているかある程度認識していた証拠だ。その上で、差別そのものを否定するのではなく論点ずらしで応じたことは、過去のツイートそのもの以上に、小野氏の差別に対する認識が甘いことを露呈させたと言っていい。

 また、東海ブロックで比例復活した愛知維新の会代表の杉本和巳氏は、さっそく明日発売の「週刊文春」が、マントラを唱えることで力強い癒しを得るという「オームチャンティング」を議員会館で開催していた「議員会館の不正使用」疑惑を報道。しかし、杉本氏の問題行動といえば、2019年に「あいちトリエンナーレ2019」における企画展「表現の不自由展・その後」に対し、「公的な施設が公的支援に支えられて行う催事として極めて不適切」として展示の即時中止を求める要望書を実行委員会事務局に提出したことだろう。

 この主張自体が政治による不当な介入にほかならず、大前提には歴史修正主義があり、看過できるものではないが、さらに問題なのは、こうした動きが不正がおこなわれたリコール運動につながったことだ。実際、同じ維新の常滑市議会議員・山田豪氏は「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」の副事務局長を務め、その後、署名偽造に関与していたことを認めて議員辞職し、書類送検。同じく維新で今回の衆院選に愛知5区から出馬予定だった田中孝博事務局長は逮捕・起訴されている。

 維新がこのリコール運動に深く関与していたことは周知のとおりであり、その中心となった愛知の維新代表である杉本氏も当然、リコール不正署名問題への関与が疑われてきた。しかし杉本氏は、NHKの取材に対し「田中氏は、ことし2月に離党しているし、愛知維新の会は、署名が始まる前の段階でリコール活動に組織として関わらないことを役員会で決めたので、維新とは関係のない個人の問題だ」などと発言。田中氏が離党したのは疑惑発覚後であり、さらには維新の関係者が複数リコール不正にかかわっていることが判明しているにもかかわらず、無責任にも「個人の問題」などと言って説明責任から逃げたのだ。

夫婦別姓反対論者の女性候補も当選、馬場幹事長は「命の選別」の本音むき出し

 

 女性の当選者にも問題議員はいる。近畿ブロックで比例復活した三木圭恵氏は、自身のHPで“愛国心や道徳心の育成”“日教組によりズタズタにされた学校教育の再生に向け教育改革を推進”“夫婦別姓家族の崩壊に油を注ぐ”という文言を掲げてきた人物なのだが、さらに維新の女性局長としての挨拶文では〈「女性が生き生きと社会で働き、素晴らしい能力を発揮し、子育てにも介護にも、積極的に笑顔で取り組める」ことを目標〉と、子育てのみならず介護まで女の仕事だと決めつけていた。三木氏の主張は伝統的家族観を重視し、女性の権利を貶めようとする自民党高市早苗政調会長とほとんど変わらず、国会でも“維新の高市”と化すことは間違いないだろう。

 このように、歴史修正主義に基づく差別的言動や表現への不当な攻撃を繰り出してきた足立氏、杉本氏らの問題議員に加え、新人でも差別発言予備軍を国会議員にしてしまう維新。だが、それも当然だろう。党の幹事長であり、大阪17区で当選した馬場伸幸氏自身が差別を丸出しにしてきたからだ。

 昨年、京都ALS患者の女性が元厚労省医系技官ら2名の医師によって殺害された事件が発覚した際は、松井代表が〈維新の会国会議員のみなさんへ、非常に難しい問題ですが、尊厳死について真正面から受け止め国会で議論しましょう〉などと呼びかけ、そこに足立氏や音喜多駿・参院議員らが同調。だが、もっと酷かったのが馬場幹事長で、馬場幹事長は自身もALS患者であるれいわ新選組舩後靖彦・参院議員がこの事件を受け〈「死ぬ権利」よりも、「生きる権利」を守る社会にしていくことが、何よりも大切です〉といった声明を出したことに触れ、「議論の旗振り役になるべき方が議論を封じるようなコメントを出している。非常に残念だ」などと非難。「尊厳死」の名を借りて「命の選別」をしたいという欲望を丸出しにした挙げ句、当然の権利を訴えた舩後議員に「議論を封じるな」とまで言い出したのだ。

 さらに、維新は前述の蓮舫氏に対して「二重国籍」問題を攻撃してきたが、今回の選挙公約においても〈二重国籍の可能性のある者が国会議員となっていた事例に鑑み、外国籍を有する者は被選挙権を有しないことを定めるとともに、国政選挙に立候補する者は自らの国籍の得喪履歴の公表を義務づけます〉などというグロテスクな純血主義・人種差別を全開にした公約を盛り込んだ。この問題について、投開票日にTBSラジオで放送された『総選挙スペシャル2021』では、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏が「これ自体が偏見や差別を助長する政策ではないのか」と馬場幹事長を追及。しかし、馬場幹事長は「公人ですからきちっとした経歴を明らかにするのは当たり前」「“人歴”をオープンにするのは当たり前」などと開き直った上、評論家・荻上チキ氏から「たとえば被差別部落出身であることを書け、とは言わないと思うんですけど、国籍についてはどうして求めることが妥当なんでしょうか?」という質問に対し、「同和地域の出身の方は同じ日本人ですからそういうことを公表する必要はまったくないと思いますけれども、どこの国籍を持っていたかとかいうことは(中略)オープンにしていただく必要がある」と回答。荻上氏が「帰化された方などにかんしては同じ日本人というカテゴリーとはまた別という理解ですか?」と問うと、馬場幹事長は「そうですね」と言い切ったのである。

馬場幹事長の問題はさらにある。それは「金の問題」だ。

 馬場幹事長は自民党堺市議時代の2009〜2010年に、自身が代表を務めていた党支部を介して計415万円を自らの後援会に還流。これにより税金の還付を受けていたとみられている。また、同じく市議時代の2007年には、大阪府警から「暴力団員と社会的に非難される関係を有している業者」とされた警備会社から12万円の献金を受けていた

こともわかっている。

続きはリテラで

2021年11月10日 (水)

関電役員の不正 大阪地検は不起訴決定 11月10日(水)正午から大阪地検前で抗議行動

2019年12月、全国から3300人を超える市民が

関電役員の不正を刑事で裁くべきだと、大阪地検に告発しました。

ところが11月9日、大阪地検は何と不起訴決定をしました。

私たちの真摯な気持ちを踏みにじる決定は許せません。

 

そこで、11月10日(水)正午から大阪地検前で抗議行動を行います。

是非ご参加ください。

 

なお、今後、検察審査会に申し立てをすることになりますので、

念のため印鑑をご持参下さい。

よろしくお願いします。

2021年11月 9日 (火)

書評 : 竹信三恵子著『賃金破壊』(旬報社) 関西生コン弾圧事件の過酷な事実と背景

●書評 : 竹信三恵子著『賃金破壊』(旬報社)

関西生コン弾圧事件の過酷な事実と背景

北健一(ジャーナリスト)

 

 「労働運動を『犯罪』にする国」という副題が示すように、本書は直接には、戦後最大級の労働組合弾圧である関西生コン事件を抉ったルポルタージュである。著者の深くていねいな取材は、関生弾圧を追いながら、「働き手を支えるたくさんのものが、静かに破壊されようとしている」(エピローグ)実態を浮き彫りにし、読み進むうちに背筋が凍る。

 本書は、関生支部に加入するふつうの組合員の「小さな話」から始まる。子どもたちを抱えたシングルマザーが自立できる労働条件は、いかに築かれたのか。関生支部を中心とする生コン業界労使の歩みの末に、賃上げも時短もシングルマザーの経済的自立も成し遂げられたことが腑に落ちる。

 多くの努力があって、大阪の生コン業者は大阪広域協組に、関連の6労組は関西生コン労組連合会に結集した。そうした大同団結で価格交渉力が上がり、生コン価格は3割がた上がった。増収を、生コン労働者らの賃上げ原資になる運送会社の運賃に回すという約束を守らせるため、関生支部は全港湾と共に2017年12月、ストライキに立ち上がる。

 ストの時点で、大同団結は綻び始めていた。広域協組は「ストは犯罪、関生を業界から一掃する」と呼号して組合を攻撃。組合員や、組合員が多い会社から仕事を干し上げる。広域協組執行部への疑問が再燃するなか、大弾圧の火ぶたが切られ、「業界の空気は大きく揺り戻されていった」。

 労使対立の先に刑事事件があった。より正確に書けば、不当労働行為の加害者をかばう形で警察が労使関係に介入した。その構図を本書は鮮やかに描く。


*竹信三恵子さんのネット番組

 セメント業界に炭鉱会社の労務管理が受け継がれていることや「ダブルスピーク」の指摘なども興味深いが、本書の白眉の一つが「影の主役としてのメディア」という章だろう。ネットにあふれた組合叩き動画が、月70万円で請け負われた「仕事」による事実は、自民党マネーを吸い込んで野党攻撃のtweetをする「Dappi」と酷似する。他方、産経新聞などを除く主流メディアは、弾圧をほとんど報じてこなかった。著者は、新聞記者だった自身の経験も振り返りつつ、「対抗報道の不在」が生じる背景にも切り込んでいく。

 労使関係を「刑事事件」に仕立てたのが関生弾圧ならば、刑事事件とされたものを労使関係に戻していくことが、屈せざる者たちの課題となる。それは、長い時間をかけて壊されてきた「賃上げ装置」を立て直していく課題に、まっすぐにつながっている。

 上野千鶴子氏は本書の「帯」で「労働組合が骨抜きにされてから、私たちは経営側にやられっぱなしだ」と書いた。関生弾圧はその象徴にも見える。

 だが、荒涼たる光景にもいくつかの芽吹きがあることも、本書には活写されている。報道の現場でも、労働委員会や国賠訴訟の法廷でも、そして職場でも。

 「賃上げ装置」をさらに壊そうとする政党が総選挙では躍進した。だからこそ、「関生的な労組へのニーズ」(エピローグ)は、むしろ高まっているのではないか。

 やられっぱなしに見えて、そうでもない。無理に作られた「刑事事件」は労使関係に戻せる。「やられっぱなし」は「やり返し」に転じられる。どこか魔女狩りにも、レッドパージにも似た過酷な事実とその背景を追った本書を閉じるとき、胸の奥に温かいものが流れる気がした。

*『賃金破壊』(旬報社HP)

2021年11月 8日 (月)

「新基地建設反対は揺るがない」オール沖縄会議がオンライン集会

「新基地建設反対は揺るがない」オール沖縄会議がオンライン集会

配信

琉球新報

新基地建設阻止に向けて頑張ろう三唱するオール沖縄会議の関係者ら=6日、名護市辺野古

 

 

 

琉球新報社

2021年11月 3日 (水)

橋下徹元知事に「ちょっと待って!」のあの女性が、10数年を経て国会議員に

橋下徹元知事に「ちょっと待って!」あの女性は今…

都構想に「オルタナティブを」

© 株式会社全国新聞ネット

真下 周

共同通信社記者

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 12年前、大阪府知事として彗星のごとく現れた橋下徹氏の最初の職員朝礼で「ちょっと待って!」と食ってかかった女性職員を覚えているだろうか?

 大石あきこ氏(43)。「公務員はぬるま湯」と示唆する橋下氏に、その場で立ち上がって「どれだけサービス残業やってると思ってるんですか!?」と抗議し、周囲を凍りつかせた様子はテレビのワイドショーでも取り上げられた。

 あれから長い月日がたち、大阪維新の会は大阪の地で根付いた。彼女は今、「れいわ新選組」の公認候補として、11月1日に住民投票がある都構想に、「私たちがオルタナティブ(代案)を出す」と反対の声を張り上げている。

 私と同年代で、大阪市内で子育てするという共通点のある彼女がどんなことを考えて行動しているのか知りたくなり、会って話を聞いてみた。語られたのは「維新的でない暮らし」への選択肢だった(聞き手 共同通信=真下周)。

橋下徹氏に抗議した様子はテレビでも話題になった(大石氏のブログから)

―どうして公務員を辞め、政治家になろうと思ったのか。

 「維新府市政で成長している」とか「都構想で大阪がよくなる」とか言うけど、内部の人間からすれば、真実が語られていないんです。はっきり言って大阪は成長してない。職員は政治活動制限条例で黙らされ、トップダウンの体制下で物言わぬ公務員になってしまった。災害が増えて、役所のインフラの重要性は増しているのに削る。間違った為政者のもとで働いていると実感してました。40歳になり、ようやく子供も手を離れるころになり、「チェーン店でうまくないそばを打つより、自分で店を持ってこだわりのそばを打ちたい」と思ったんです。どうせ一回きりの人生なので。

 府庁を2018年秋に辞めました。直前に台風19号が襲い、私が勤めていた湾岸沿いの咲洲庁舎(*旧WTCタワー。維新が二重行政の象徴としてやり玉に挙げてきた)も隣接する駐車場の車があちこちでひっくり返る大変な被害だった。当時の松井一郎知事が府内の甚大な被害状況が明らかになった2日後、平日にもかかわらず維新幹部として沖縄知事選の応援に高飛びしてしまった。「終わったな」と思った。それが辞める直接のきっかけです。

―新型コロナウイルスの流行でPCRの検査機関がクローズアップされた。大阪は2017年に市立と府立の地方衛生研究所が統合し、独立法人化している。

 維新の取り巻きの人たちは、よく勉強せずに「2つあるのが無駄」という間違った発想で民営化を進めました。「単純検査だから外注、非正規でいい」に、私たちは抵抗した。こういった組織は普段は誰にも関心を持たれないけど、10年に1度のパンデミックや食中毒が大幅に拡大するような状況で活躍する。将来こういう事態が必ず起きると思ってました。見えないところでみんなを守っている分野って膨大にある。統合・民営化に反対する市民団体を有志で立ち上げ、議員にも働き掛けて1~2年あらがった。最終的に民営化を押し切られました。前代未聞のことで、今でも全国で唯一の民営施設です。

 橋下氏が4月、ツイッターで「首長時代に徹底的な改革を断行して、現場を疲弊させたところがある。お手数おかけしますが見直しをお願いします」と、〝ごめんちゃい〟投稿しましたね。地味なものは政治パフォーマンスに使いにくいから、リストラ対象になったのです。

こうした公共財に対する考え方はどうやって養われたか。

私は府に環境職として採用されました。環境農林水産部の騒音振動グループが長かったです。騒音の規制ですね。今は自分が演説で騒音立てているけど(笑)。他に大気汚染防止。窒素酸化物(NOx)とかPM2・5とか。工場のダクトの排出量を計ったり、小学校の屋上に置いている検査計で濃度監視したり。すべて見えないところで活躍したい部署。でも、彼ら維新のイデオロギーは、自分たちが無駄と思ったものは精査することなく削る。「見えない、目立たないところの意義は分からない」です。

ただ、見えないところの重要性に気付ける市民もほとんどいない。

 その通りです。市民はそういうものかも。私だって、自分に子供ができて初めて保育所というサービスの重要性を知った。妊娠した時、だれでも保育園に入れると楽観してました。でも10月までに産まないと翌年4月の一斉入所に応募できず、「待機」をすり抜けられないと知った。「保育所で子供を預かるのは国の義務だ」とかいくら正論で言っても、ないものはない。結局、なんとか入れたけど、市役所の職員に「空きが出てラッキーですね」と言われて腹が立ったし、保育園が足りないのがこれだけ悲惨なのか、と。

 原発だって東日本大震災が起きるまで、地震が起きたらそこに逃げ込めば安全、なんて言っている人もいた。人はインフラで助けられたと気付いた時に謙虚になるもの。でもそういう人の心理を役所が真に受け、また利用して(サボタージュを)やっちゃうのが維新政治の特徴。まじめに現場で10年に1度の危機に備え、人命を救う研究や取り組みをしている人にすれば侮辱ですよ。彼らの労働を無にしており、それは社会の危機に結びつく。

街頭演説に向かう大石あきこ氏=10月下旬、大阪市淀川区

でも選挙をベースに政治は決められていく。人気が重要では。

 選挙は民主主義の一部にしかすぎないですよ。社会を変える時に、社会の過半数が問題を知っていて合意する必要はないわけで。例えば、地下鉄ホーム柵とか、障害者が自分たちの必要なことを役所に申し入れて実現する。これは皆の安全につながり、エゴじゃない。少数運動でも社会をよくすることは可能。本来の民主主義はそういうものです。その申し入れに合理性があれば行政は対応する。「多数決で決めよ」だけで全てが成り立ってはいません。

あなたは、少人数学級の実現を目指すなど、教育分野での活動も積極的だ。

 一人一人の子供のための公教育を充実させたい。市立小に通う私の娘は人前で話すのが極度に苦手で、特定の場面で言葉が出なくなってしまう。不安とか自信のなさとかが影響するようです。保護者としての心配は多い。でも苦手なことが多い子も大事にされる学校、社会であってほしいと思います。大阪ではかつて同和教育から発展したマイノリティーに目配りする人権教育が手厚かったのに、維新下の教育でそれが奪われ、競争があおられている。影響はじわじわ出ていますよ。

ただ、若い世代で維新を評価する声が特に大きいのが教育分野だ。中学校の給食導入、私立高校の授業料無償化、民営化した地下鉄の無料パスカード配布。恩恵は目に見え、実感できる。最近では、協賛企業名が入ったエコバッグを市立小の小学生に配った。

 「教育に手厚い」という評価はあやしいですね。その陰で公立学校の統廃合が進められ、教師の人件費削減が同時並行で進んだ側面を忘れないでください。たしかに中学校の給食導入のように、いいと思える施策もあるけど、パスカードをもらったところで「大阪市に住んでよかった」と言うほどのものでもない。私も含め庶民って1万、2万円を簡単に浪費していて、目の前の100円、200円の割引にこだわりやすいんです。それを巧みに利用しているのが維新。労働組合が強ければ、まともな行政があれば、あなたの月収10万円ぐらい上がるのに、目の前にぶら下げられる月200円で得したと思わされてしまう。だまし絵ですよ。苦しい生活の中でエコバッグを与えて喜ばせる。そういう為政者を英雄として祭り上げたまま、一票を入れ続ける地獄です。

子供の数が減っている。公民館の利用は高齢者がほぼ独占。図書館に行けば、幼児の声が私語として注意される。市民プールで「こどもは向こうへ」と排除されることもある。子育て世代は肩身が狭い。現役世代への投資を掲げる維新は魅力的に映る。

 子育て世代とお年寄り世代の対立が現象として生み出されています。でも、それは「(資源や利益は有限とする)限られたパイ論」に捕らわれているから。たしかに昔だったら子供の声で一々言われませんでしたよね。でも今は、閑静な住宅外に保育所を建てるのは迷惑、といった運動が起きてしまう。私の仕事でも、「子供の騒音」という苦情が増えてました。これは高齢者のエゴとも言える。でも子供の割合が増えると、状況は変わってくるはず。じゃあ、どうやって増やすかですが、ファミリー層にお金と時間がもっとあればいい。ゆとりができ、プールにも図書館にも頻繁に足を運べるようになります。若い世代が非正規雇用で低賃金と長時間労働にあえぐ一方で、お年寄りは正社員で退職金をもらい、年金もまだあるから、相対的に力関係が上になっちゃってる。

 ファミリー層の所得が向上したら、こんな不均衡はすぐ是正される。エコバッグやパスカードで満足していたらいけません。小さなばらまきの一方で、彼らのお金と時間の余裕を失わせてきたのが維新。ここを打破して世代間格差をなくす。

 政府には通貨発行権があります。実際に今回コロナで10万円を給付したでしょ。国債もめちゃくちゃ発行してる。財政が破綻しないかという心配は無用です。金を刷り続けて、だぶついたら超大金持ちから徴収すればいい。それまでは財政出動して、ファミリー世帯の懐をうるおすべきです。ハイパーインフレ?なりません。とにかくお金を配りましょう。

ビラを配る大石あきこ氏=10月下旬、大阪市淀川区

あなたは介護職の月8万円の賃上げなどで、所得を倍増させる計画をぶちあげている。

 これが維新のシナリオに対抗するオルタナティブ。維新は「限られたパイ論」と「生産性の向上」の2本柱です。私たちは、お金に関してパイは限られていないという考えで、パイが限られていると思わされている世論を揺さぶるのがミッション。これはMMT理論(現代貨幣理論)でも言っていることです。限られたパイ論では、パイの争奪戦になる。最も分かりやすいのは、年寄りが取るか、若者が取るかの構図で、分断やいがみ合いが起きる。維新はポピュリズム手法を駆使したマーケティングによって、政治的に最大限アピールできるような形でパイを配分し、人気として回収します。 そういう技術にたけている。でも、そんな人たちが行政の担い手でいいんですか?どちらかをてんびんにかける発想から足を洗う必要がある。両方救えるに決まってます。

 本当にパイが有限なのは「労働」だけです。つまり生産能力、供給力。これを最大限に活用する。庶民が必要とする労働にお金をつぎ込む。そうすれば介護の人手が確保され、子育て支援が充実し、教員が大幅増となり、少人数学級が実現できます。

 私たちは反緊縮と積極財政を言ってきた。消費税廃止、所得倍増、そして安定した社会保障。みんなが節約していがみあうのではなくて、弱者を切り捨てる必要もなく、全員が底上げできる。維新に対抗するためには「反対」だけではだめ。こっちの方がいいと選択したくなるオルタナティブが必要です。

推進派がことあるごとに持ち出すのが、都構想後の財政シミュレーションのグラフ。

 これ、「特別区設置協定書」の説明パンフレットにも載ってます。「右肩上がりで未来アゲアゲ」に見えるようにつくられている。都構想で成長の好循環を生むから、移行に初期費用がかかってもプラス収支になるというもの。プラス収支の成分を分解したら、3つあります。①経済成長による税収増、②地下鉄民営化による配当増、③ごみ収集と市民プールのコストカット。これで71億円のプラス収支って主張。

 でも、①は国の経済成長率1%の数字をそのまま使用してます。①を抜いたら、たちまち右肩下がり。その額、マイナス700億円。コロナ後で果たして1%の成長が維持できます?②の地下鉄民営化の配当増もコロナ後を反映してません。③のゴミ収集も災害や疫病の時に大事になるインフラ。カットできます?それに市民プールの削減は市民の反対が根強く、賛成票を減らしそうだから、松井市長は「プールがなくなるのは誤解だ」と言い始めました。

 要するに、このグラフはいくらでも操作できる。700億のマイナスを無理やり71億のプラスに見せる。詐欺ちゃいます?

都構想財政シミュレーションに反論している(大石氏のブログから)

都構想で児童相談所は現状の2カ所から特別区ごとに4カ所に。保健所も同数できる。

 都構想に関係なく、児相は4カ所に増やす方向で進められています。保健所も増えること自体はいい。ただ箱を作っても詰める中身が大事。専門職員を増やし、養成しないといけない。2000年に24あった保健所が1カ所に集約され、あとは保健福祉センターになりました。これもある意味、リストラ。維新台頭後も職員数のリストラは続いた。もっと早く手をつけておくべきでした。ただ、今からでも大阪市を廃止せずにできます。わざわざ(特別区になり財政状況が弱まる)悪い条件に持っていく必要はないですよ。

維新は今、インバウンドやカジノを含むIR誘致といった外需呼び込みに躍起。これでうるおえば街はきらびやかになり、先端産業も入ってくる。ホームレスは排除されても、市民生活は豊かになる。そうすれば福祉などに金を回せる、と。

 思い出してください。バブル熱でつくったものが、彼らが今、二重行政として批判する二つのタワーでした。今また同じあやまちを繰り返そうとしてません?当時は2個つくった。今度は1個つくろうとしてない?二重行政を解消した先に、また無駄な箱物をつくり、10年後に今度は「一重行政でつくった」とでも言うんでしょうか。今回、コロナで少し冷静になった人も多いと思う。維新が「1個だけつくらせて」と言っているカジノや万博のタワー、「もうやめたら?そんなに一発当てたいの?」と疑問に思う仲間を増やしたいですね。やっぱり手堅い産業がいいよ、と目を覚ましてほしいです。

大阪が他市に比べて成長が遅れている、と。その理由は何だと考えるか。

 インバウンド景気が20年ずっと続くなら、状況は変わったかも。でも続くわけがないです。インバウンド需要はいわば「手堅くない産業」。所得を上げる要素に入れすぎない方がいい。製造業などの安定した産業はどうなりました?大阪だけの話でなくって、日本でも世界でも抱える、2番目の都市の地盤沈下ってやつ。かつて栄えた第2,第3の都市はラストベルト(さびれた地帯)になってしまいました。今は、金融資本がもうかる産業にシフトし、手堅い製造業が枯れてしまっている。大阪の企業はずいぶん海外に出て行きました。外需を輸血としたら、輸血に頼りすぎるのはどうなのか。血をつくりだす努力をした方がいいです。

人口減など構造的な頭打ちの状況に、統治方法を変えて外から富を呼び込み、現状を突破しようという「維新の夢」のオルタナティブが介護や保育というのは、物足りないのでは。

 私には介護を放置しておく選択肢はないですよ。すでに老人の孤独死が言われて久しい。身内がそうなっていいか、と想像力を働かせてほしい。「生まれてこなきゃよかった」と言って死んでいく人が増えるような世の中で生きていたくはないですね。

 人はきらびやかなものが好き。私もUSJやTDLは好きですよ。すぐれたCMには見入るし、iPhoneのような機能的商品、成功した商品を選ぶ。コストパフォーマンスがいいモノへの支持は根強い。だけど、それだけの社会で私たちは生きていけない。

 きらびやかなもの、単純なものが好きなマンガのような社会が20年、30年続いています。でもアメリカでは、若い人の半分は資本主義のイメージが悪い。安定を求める人が増えている。世界のトレンドを見た時に、「安定した雇用、社会保障」は必ず来ます。それを叫ぶ民主社会主義者のサンダースが若い人の間で絶大な人気を誇っているでしょ?社会不安が強まる中で、介護や保育は安定の象徴。安定雇用、社会保障、そして消費税廃止で本物の好景気を導いて、「好きなものを買えるよ」「まっとうな給料でいい物づくりしよう」と呼びかけたいですね。維新のマンガ的な成長戦略のやり口には、別のマンガ的手法で対抗できます。

インタビューに答える大石あきこ氏=10月中旬、大阪市中央区

維新とれいわもある意味で似ている部分がある。

 アウトサイダー的な部分はそう。でも目指す方向はまるで違います。維新は「反緊縮」を、声を大にしては言えない。きらびやかな世界を見せて、実はけちけちとした生活を強いている。そこでの住人は、半ば諦めの中で最もコスパのいい生活をしようと行動することを余儀なくされます。都構想になればもっと加速するでしょうね。だから今回の大阪市廃止をなんとしても止めたい。そういうムーブメントをつくっていきたい。

 旧態依然としたものをぶちこわすとき、左からぶちこわそうとする人と、右からぶちこわそうとする人がいる。右からぶちこわす人たち、例えば維新は、資産家には優しい一方、現場の既成組織を敵視する。労組を悪者にし、人権を軽視し…。でも私は労組が破壊されては困るし、人権は大切、という考え。維新の対抗軸になるためには、本当に勝つための戦いをしないといけない。都構想はひとつの試金石。両方が改革者として登場した時、市民に「真の改革者はどっち?」「どっち側からぶち壊してほしい?」と問うほかない。強くて優しい社会を実現させましょう。

× × ×

大石あきこ 1977年生まれ、43歳。府立北野高卒業。大阪大大学院環境工学専攻。2002年、大阪府庁に入職し、18年に退職。20年2月、れいわ新選組の大阪5区公認候補に。同年3月、著書「『都構想』を止めて大阪を豊かにする5つの方法」を出版。

47NEWS

2021年11月 2日 (火)

吉田晴美さん当選!これはゴールではなく始まりだ〜東京8区からの私的報告 永田浩三(政治をかえる 8区の会 よびかけ人共同代表)

吉田晴美さん当選!これはゴールではなく始まりだ〜東京8区からの私的報告

永田浩三(政治をかえる 8区の会 よびかけ人共同代表)

 


*当選を喜ぶ吉田晴美候補(10月31日・撮影=永田)

 東京8区は杉並区の大部分。今回ついに悲願を達成できた。立憲民主党公認で、市民と野党の統一候補の吉田晴美さんが当選したのだ。これまで8回にわたって石原伸晃元自民党幹事長が連続当選を続けてきた。石原軍団が勢揃いし、華やかな選挙戦に人だかりができた。だが、彼は政治家として問題がありすぎないか。原発事故の被害者に対して「金目でしょ」と言ったり、生活保護を受けているひとを「ナマポ」と言ってさげすんだり・・。

 わたしを含め杉並区民の有志は、6年前から、石原氏の打倒を目標に準備を進めてきた。秘密保護法・集団的自衛権の問題だけでなく、沖縄の辺野古の新基地建設反対や原水爆禁止運動について、地域の小さな勉強会を繰り返した。

 杉並区は1954年のビキニ事件のとき、日本だけでなく世界に広がった水爆反対署名の起点となったところ。原発反対の高円寺の乱もその延長上にあった。

 前回、2017年の総選挙では、対抗馬の候補者一本化はかなわなかった。立憲・共産・希望・無所属などが乱立。にもかかわらず、立憲の吉田晴美候補は石原氏を二万票あまりの差まで追い詰めた。今度がんばれば、ひょっとして石原氏を倒せるかもしれない。区民の話し合いの場は「@杉並」から始まり、「政治をかえる8区の会」にリニューアルした。

 そして今回の総選挙。立憲の吉田さん、共産の上保さん、れいわの辻村さんという3人の候補者と区民が共通政策を作っていくという地道な作業が繰り返された。われわれは、決して乱暴な一本化はしてはならないと考えていた。ひとりひとりにリスペクトを持ち、時期が熟せば、結果的に結論が出るに違いない・・・。だが簡単ではなかった。

 そんななか思いもかけないことが起きる。10月8日、れいわ新選組代表の山本太郎氏が東京8区から野党統一候補として立候補することを表明したのだ。そんなことは聞いていない。地域の有志から山本代表に対して、「吉田晴美さんですでに一本化していたのに」という質問をぶつけたが、これは正確ではない。東京8区はどうなるのか。全国の注目が集まった。


*筆者=左

 だが3日後、山本代表は立候補の断念を表明。これを機に、結果的に候補者一本化が一気に進むことになった。一本化とは2人の候補が降りること。「政治をかえる8区の会」主催の集まりに吉田・上保・辻村の3人の候補者がそろい、そこで吉田晴美さんへの一本化が実現した。候補者の素晴らしさに対して、異論は出なかった。それでも一本化は痛ましいものでもあった。

 混乱はどこから来たのか。主な理由は、立憲民主党東京都連にあると、わたしは想像するが、正確なところが明らかになるまで、すこし時間がかかるだろう。吉田さん、山本代表どちらも、混乱の直接の原因ではない。

 さて、選挙戦である。8日からはほんとうに嵐のようだったが、政党、地域の活動との連携は見事だった。前候補者の上保さんは最終日まで吉田さんの応援に貼り付いた。前川喜平さん、宇都宮健児さん、神田香織さんも応援に駆けつけて下さった。

 わたしも何度か演説をさせてもらったが、吉田さんの周りにはどんどんひとが増えていった。こんなに楽しい選挙活動はなかった。道行くゆくひとの多くが、「がんばれ」と声をかけてくれた。開票中継のなかの分析では、無党派層の7割以上が吉田さんを支持したようだ。地滑り的な勝利。みんな怒っていたんだ。政治を変えたかったんだ。

 だが、総選挙全体で見るとどうだろう。甘利自民党幹事長は選挙区では負けたが、立憲野党の大物も次々に落選した。

 そうしたなかで、吉田晴美さんというひとを国会に送り出す意味は大きい。これはゴールではなく始まりだ。これからも地域からの民主主義を大事に育てていきたい。これは私的な報告だ。行き届いていないところが多々あることをお許しいただきたい。

2021年11月 1日 (月)

れいわ新選組3議席獲得 比例近畿で大石あきこ当選

 252054171_1500610206987358_4232947274730 今回の総選挙でれいわ新選組は、比例東京、南関東、近畿の3ブロックで議席を獲得。衆参合わせて5議席という国政政党の要件を完全に満たした躍進を実現した。阪神社会運動情報センターは、兵庫8区のつじ恵と大阪5区の大石あきこ(いずれもれいわ)を軸に政権交代をめざして野党候補の支援を続けてきたが、大石あきこが比例区で当選(つじ恵は2位)という勝利を得ることが出来た。また全国各地のれいわの候補者も奮闘し、おおざっぱに言って総計で共産党の半分、社民党の2倍の票を獲得している。
 立憲民主党が、ボトムアップの政治と言いながらこの4年何一つそれを実行せず、反原発も言わず、そのことを指摘されてもまともに答えない中で、新たな勢力=れいわ新選組への支持が後半広251060932_1500593013655744_4409585736945 がっていったと言える。
 尼崎=兵庫8区で立候補したつじ恵は、3月下旬の立候補表明直後に尼崎の既成勢力の代表6人から「立候補辞退」を申し入れられ、その後も既成の運動から排除され、野党共闘成立後も無視の攻撃を受け続けたが、半年弱の選挙戦で共産党系の既成左派・リベラル勢力の6割を取り、れいわの近畿ブロックでは大石につぐ得票となった。比例近畿での復活はならなかったが、この貴重な礎をもとに今後とも尼崎で政治活動をおこなうことを表明した。
 (最下段写真は、Img_350910月27日、阪急「武庫之荘」北で、れいわ比例カーから演説するつじ恵)

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