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2021年8月 4日 (水)

旧優生保護法、違憲、国会不作為認定ながら、請求は棄却

 Img_3125 昨日14時から神戸地裁で、優生保護法国家賠償兵庫訴訟に判決があった。250人以上の傍聴希望者と多くのマスコミ(50人くらい)が駆けつけ、神戸地裁の人権認識が問われる注目度の高い裁判であったが、これまで同様原告の請求を棄却する反動判決だった。
 判決は、裁判長が主文(原告の訴えを棄却する)を読むと、ただちに退廷し、傍聴者は何が起きたか判らなかったという。少し時間がたち、傍聴者の怒りを恐れての退廷とわかり、ふつふつと怒りが込み上げてきたという。また裁判所正門に「不当判決」の文字が掲示されると、傍聴にはずれ待っていた人々の中から、「神戸地裁は恥を知れ」と抗議のシュプレヒコールがおこった。 
 で2時半からの2か所に分かれての裁判報告集会は、判決内容の入手、弁護団声明が遅れ3時過ぎからの開会。弁護団の声明が配布され、その内容についての怒りの解説のあと、原告の怒りが表明された。
 Img_3133 判決の骨子は、憲法違反、国会の不作為を認めながらも、これまでの判決同様、強制不妊手術から20年を過ぎており、裁判を起こすのが遅すぎたため訴えとして認められない(除斥期間20年)というもの。そもそも原告たちは、子どもの時だったため行われた手術が強制不妊手術と知らず、旧優生保護法が社会的問題になり、自分が受けた手術が強制不妊手術だと判り裁判を起こした人が多い。そのため手術後から20年がたっていたとしても、判決で違憲、国会の不作為と認めているのに、なぜそれが国の責任を問えないのかわからないと激しく弾劾した。
 また参加した泉房穂明石市長(弟さんが障害者であることは広く知られている)は、明石市に住む原告に対し、行政の責任として支援策を条例として作り取り組んできた者として、国=行政ができることはいくらでもあると語気鋭く弾劾した。
 反動判決が続いているが、原告は控訴するだろうし、国会議員の不作為を問う行動もなされていく。
 引き続き、国家の責任を追及する原告たちを支援していこう。

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