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2021年7月14日 (水)

武建一委員長への実刑を阻止 懲役3年・執行猶予5年の不当判決弾劾し控訴審へ

●関西生コン事件 7・13大阪地裁判決 

武建一委員長への実刑を阻止、タイヨー生コン事件は無罪

懲役3年・執行猶予5年・未決換算190日の不当判決弾劾し、控訴審へ

 


*上の写真=井手窪啓一さん撮影

報告=愛知連帯ユニオン

 7月13日10時大阪地裁において、関西生コン労組事件・武建一委員長への判決がありました。この裁判には遠くは北海道から等、全国の支援・400名以上が詰めかけ、権力と結託した使用者団体・大阪広域生コン協同組合の300名弱の動員を大きく凌駕し、圧倒しました。

 判決は、滋賀県のフジタの工事現場に対するコンプライアンス活動事件、2017年12月のセメントステーション等におけるストライキ事件、さらに、タイヨー生コンからの1000万円の会館建設カンパ「恐喝」事件について行われ、タイヨー生コン事件は無罪、その他について、懲役3年・執行猶予5年・未決換算190日というものでした。

 この判決は、違法行為をしたものが罪に問われずに違法行為を摘発したコンプライアンス活動を「恐喝未遂」とし、産業別労組のストライキにおける平和的説得活動を「威力業務妨害」とし、それらについて、労組の委員長として「予想外のこととは認められず、想定の範囲内」であるから共謀共同正犯が成り立つとするデタラメなものでした。

 しかし、2018年から組合員等延べ89名を逮捕した異様なこの事件で、予想された委員長の実刑判決を阻止し、ひとつの事件の無罪判決を勝ち取ったことは大きな意味があり、この間の全国での支援の広がりの力を示すものであったと思います。


*報告する武委員長(下も)

 タイヨー生コン事件は、会館建設のカンパとして組合に提供された1000万円を、一連の弾圧の中で、後から「恐喝」として検察がデッチ上げたものでした。しかし、裁判を通しても、そもそも、労組や委員長が1000万円をタイヨー生コンに要求したという事実も証拠も何ひとつなく、今回の無罪判決に至ったのです。

 2017年12月のストライキに対しては、裁判長は、昨年10・8組合役員と本年3・15現場メンバーへの不当判決を踏襲し、「現場の行動は平和的説得の範囲を超えている」「対象となった企業に組合員はおらず、労組法の使用者に当たらないから正当行為としての刑事免責の対象外」等と不当判決を繰り返しました。裁判後に武委員長が指摘したように、このような判決を放置しては、憲法28条の労働三権は空洞化してしまいます。

 滋賀県でのゼネコン・フジタの現場での違法行為を摘発するコンプライアンス活動については、裁判長は、「個々の態様は穏当なものであったとしても、また、個々の組合員が先行する大阪高裁の星山決定によって違法性がないと信じていたとしても、コンプライアンス活動が4か月にも渡って執拗に繰り返されてフジタの負担になった」「湖東協組の北川建材が、アウト業者から生コンを買うと大変なことになると言って、湖東協組からの生コンの購入を求めたこと合わせてと総合的な判断すると、一連の行為は脅迫に当たる」としました。違法行為の摘発を「執拗に繰り返す」、マル適マークを取得した生コンの購入を促すと脅迫になるとでもいうのでしょうか。

 先日の熱海の土砂崩れは、長年、産廃の不法投棄を疑わせる違法な盛り土の放置が原因でした。コンプライアンス活動はやってみれば解りますが、「執拗に」行わなければ、簡単には不法行為は是正されないのです。

 連帯ユニオンは不当判決を許さず、闘い続けます。これからも全国での支援の拡大をよろしくお願いします。

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