都議選自民惨敗の理由、2人のタレントが的確に指摘
山口真由氏、都議選に見解「自民党に否」「国民をバカだと思って扱ってきた」

山口真由氏
元財務官僚で弁護士の山口真由氏が5日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)に生出演。東京都議選(定数127)で、自民党は第1党を奪還したが、公明党との合計で過半数には届かなかったことに見解を述べた。
山口氏はこの結果に「自民党に否が突きつけられた都議選だったと思います」と感想を明かし、「これを『小池の演出だ』と言う閣僚の意見は、非常に表層的だと思う。そのとらえ方ではダメだよと」と続けた。
そして「深層部分にはフツフツとした自民党に対する怒りがあったんだろうと思う」と分析。「コロナ対策というのは、どの政党がやったって難しかったかもしれませんけど、あまりに国民をバカだと思って扱ってきた」と指摘し、「(米国)NBC放送局のCEOが、オリンピックが始まればみんな全てを忘れて楽しむだろうと言いましたよね。あれほどはっきりとは言わないけど、自民党には同じ様な雰囲気を私たちは感じていて。オリンピックを始まったら全部忘れるんだろう、とにかく開会式までこぎつけたいと。そういうメッセージを出し続けて軽視されてバカだと思われたことに対するフツフツとした怒りがあるというのは真摯(しんし)に受け止めて頂きたい所だと思います」と説明した。
坂上忍 都議選、菅自民の五輪問題スルー指摘「票逃げる。もういい加減、気づいて」
坂上忍が5日、「フジテレビ「バイキングMORE」で、自民圧勝予想が覆った4日の東京都議選の結果について、東京五輪・パラリンピックに関して都民ファが無観客を主張した中で、自公が公約で触れなかったことを指して「逃げるような姿勢」と指摘した。
都民ファが劣勢を覆した形に小池さんのある程度のパフォーマンスは影響あったのかなと思うんだけれども」としたうえで、自民について「有権者が変わりつつあるのは、ここで大事な問題から逃げるような姿勢。これが一番デカいと思うんですよね。本質じゃないですか、ここ」と分析した。
重要問題をスルーする政治手法について「無党派が多いといわれている中で、ある意味消去法みたいな所もある。やっぱりネガティブな方が目立って、こういうやり方するんだったら、票がよそ逃げていくというのは、もういい加減、政治家も気づいてくれないと。バレますよというのを自覚して」と求めた。
« 当面の行動 | トップページ | やっと出たか、自民党内から「菅責任論」 »
コメント