「やってる場合か 中止だ!中止」〜五輪ノーの声、都庁前から世界へ~レーバーネット日本より
「やってる場合か 中止だ!中止」〜五輪ノーの声、都庁前から世界へ
東京五輪開催予定日の1か月前の6月23日、都庁前で「世界同時五輪反対行動」が取り組まれた。集会デモの参加者は850人に達した。多くの日本人がいまや反対といわれる世論が、見事に可視化した。みんな怒っていた。
「やってる場合か 中止だ!中止」「IOC=腐敗・貪欲・搾取」「感染五輪反対!」等々、手書きのプラカードが目を引いた。世界に訴えるためか英語のものも多い。なによりメディアの数がものすごい。ドイツ、フランスをはじめ欧米・アジアから世界のTV局がやってきて、参加者にインタビューをしまくっていた。
そして、個人でSNSで発信する人たちの数も半端ではない。その一人は「五輪なら何でもいいのか、政府のやっていることはひどすぎる。ツイッターで発信したいと思いやってきた。でも海外のメディアばかりで日本のTVはいないのには驚いた」と。確かに日本の大手のテレビクルーの姿がみえない。筆者が確認したのは新聞系の記者くらいだった。大手のTV局はスポンサーであり、この重要なデモをスルーしたのだ。それでも海外メディアが、日本の五輪反対の声を大きく報道するのは間違いない。国際世論に影響を与えるだろう。
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