« 汚染水垂れ流しを許さない! なんでもありの菅政権は人類と地球環境を滅亡に招く | トップページ | 負けた維新を持ち上げる神戸新聞 »

2021年4月12日 (月)

宝塚市長選、中川智子市長後継の山崎はるえ候補が、維新を振り切り当選

 Img_2303 11日投開票の宝塚市長選では、中川ともこ市長の後継の山崎はるえさんが、維新と自民をはねのけ、2万8885票を獲得し、見事初当選をかちとった。
 山崎はるえ候補は40歳代で弁護士になり、宝塚に居住は数年前。立候補を決めたのは数か月前で、知名度も低く、その後コロナ下で大衆集会や街頭宣伝も出来ないまま3月になってやっと本格的に選挙戦に突入した。対立候補は自民と維新の現職県会議員。自民は生まれも育ちも宝塚で、市議・県議時代は教職員組合だけを攻撃する名うての右派議員。維新は兵庫県で初めての首長をと、全力投入。さらに山崎さんへの女性票を減らすための女性泡沫候補(どこかかの陣営の差し金説も)は、選挙カーの音声はテープで、一人で街を回り街頭演説(それでも7000票余りを獲得)。
 ある種現状打破の3陣営に囲まれての極めて厳しい選挙戦の出発だったが、山崎候補の演説は日を追うごとに聴衆をつかみ始めた。初日はほとんど声も出なかったが、上原公子前国立市長のつきっきり指導で日に日に声も大きくなり、個人演説会では聴衆の心をとらえる15分程のスピーチでファンを一気に増やしていった。心理学を学びDVやイジメに向き合い、その限界を弁護士から指摘されたのに発奮して40歳代で司法試験に合格。中川ともこ市長と知り合ったのは大相撲宝塚場所での女性市長が土俵に上がれなかったことの法律相談を受けてから。
 Img_2270_20210412033901 中川後継と言うことで、女性市長12年の実績にケチをつけたい人を敵に回してのある種「防衛型」の選挙だったが、「福祉行政など受け継ぐものは受け継ぎ、教育問題での不十分性(柔道教員による生徒への体罰など)は新しく取り組み、市民にオープンの市政、宝塚新時代」をと訴え、急速に名前と人柄が浸透していった。
  昨年11月1日、都構想住民投票で2度目の敗北を期した維新は、求心力を高めるため大阪ローカル政党からの突破をかけて、4月宝塚市長選、6月尼崎市議選、7月兵庫県知事選に的を絞り、特に宝塚市長選に全力投球してきた。4月3日の告示日前日には吉村洋文大阪府知事の宝塚入りを狙ったが、大阪のコロナが連日最高数を更新し、また兵庫県に隣接する池田市の冨田市長の市政・市役所私物化(市長室にサウナ持ち込み、市長室に宿泊など)がマスコミに大きく報じられ一気にトーンダウン。告示後もマスコミは兵庫県知事選候補選びでの維新の動きを大きく取り上げたが、そこは8年前にも維新市長候補を撃退した反維新の砦=宝塚は全力でふんばった。
 勝利の要因は、中川市長の路線を引き継ぐことを鮮明にしたうえ、また市民にオープンの宝塚新時代を切り開くことをさし示したこと。候補者が日に日に成長し、未来を託したいと感じた事だろう。今一つは12年前から成長する市民と野党の共闘だ。2代続く市長の汚職を弾劾する市民は、12年前に市長候補に中川ともこ元社民党衆議院議員を押し立てImg_2228_20210412034101 た。この時当時の民主党は別候補を立て、共産党は社民党籍を嫌ったがK市会議員が党中央を訪れ懸命に党中央を説得し、この中で中川市長が誕生した。2期目からは民主党、社民党、共産党の3党の野党共闘が成立。3期目は市民と野党の共闘の上に、医師会などの推薦も得て圧勝。その秋には「みなせん」も媒介になり、同じ事務所で同じ陣営が兵庫6区(宝塚・伊丹・川西)の衆議院選挙を担い、小選挙区では落選ながら兵庫県下で唯一の野党議員を誕生させた。
 今回の選挙では新人の弁護士候補でもあり政党の直接支援は受けなかったが、宝塚市の10人からの市議や近隣の市議・県議の応援を受け、勢いを増した。この中で中川ともこ市長はもとより、初日の嘉田由紀子元滋賀県知事(現参議院議員)、1週間ぶっ続けの上原公子前国立市長、最終日には衆院7区の安田真理予定候補、相崎佐和子県議(伊丹)、北野聡子、川口潤、大島淡紅子、田淵静子(以上宝塚市議)、高橋あこ伊丹市議など女性議員が次々に応援に立ち、男性も北上あきひと県議(川西・猪名川)、丸尾牧県議(尼崎)、梶川美佐男宝塚市議など多数の議員が、女性市長のバトンを繋ごうと訴え、大きな共感を呼んだ。
 当選後は稲村和美尼崎市長、伊藤舞芦屋市長をはじめ、近隣の西宮、川西、三田、丹波篠Img_2316 山、丹波市、猪名川町などの首長かけつけ、引き続きの女性市長の誕生を祝福した。
 こうして一首長選ながら、世界的なジェンダーギャップが指摘されるなか、兵庫県東部・阪神地区では、3市で引き続きの女性市長を誕生させ、大阪維新の兵庫で初の首長を阻止したことは実に多大な意義があると言わねばならない。
 山崎新市長のもと、維新のもと文化廃れた大阪に代わり、「文化かおる宝塚・阪神モダニズム」(~中川市長の「未完の事業」)めざして、宝塚新時代を築いていこう。



« 汚染水垂れ流しを許さない! なんでもありの菅政権は人類と地球環境を滅亡に招く | トップページ | 負けた維新を持ち上げる神戸新聞 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 汚染水垂れ流しを許さない! なんでもありの菅政権は人類と地球環境を滅亡に招く | トップページ | 負けた維新を持ち上げる神戸新聞 »

2022年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村