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2021年4月10日 (土)

兵庫県知事選 自民党には自由も民主主義もない ボスが決めたことに反対なら分裂するしかないヤクザ組織

 この所各地の首長選で自民党候補が敗れるか、分裂するという事態が続いている。完敗は千葉県知事選。昨年コロナで安倍首相が全国一斉休校を決めたのに反対を表明した当時の千葉市長が、知事選で自民党県議に100万票の差をつけて圧勝した。分裂の典型は岐阜県知事選。山形県知事選も敗北。それぞれの県連会長=野田聖子や加藤鮎子が責任をとって辞任している。
 安倍政治8年の悪弊=忖度政治がコロナ下で対応不能となり、より極右的な維新に近い部分が右から割って出るというのが多いパターンではないか。そしてその決め方には、ほとんど自由も民主もなく、戦国時代並みに謀略・調略・裏切り・下剋上と何でもありで、民主的に決められたことがボスの手によって一夜にして覆る。これを示して余りあるのが、7月兵庫県知事選での知事候補選びだろう。
 しかし他方野党は、千葉のように元民主党系の人物が保守の一部も巻き込んで勝利するのはいいが、兵庫県のように自民の右派(典型は伊丹市選出の中田慎也県議=日常の演説・振るまいはヘイトそのもの)主導で維新系候補担ぎ、いち早く松井・維新がそれ乗り(知らされてなかった室井衆議院議員もいち早く合流)、それに慌てて立憲などの兵庫県民連合が維新系候補になびくという最低の光景も垣間見られる。
 自民分裂の中で、4・25の3つの国政選挙も含めて、有力な候補を求め、野党共闘を進め、背水の陣をひけば勝利をたぐり寄せられる状況にありながら、維新候補に相乗りと言う最悪のパターンに進むなら、兵庫の立憲系は壊滅になるだろう。
 実は明日投票の宝塚・伊丹市長選が、その明暗を示している。宝塚は中川市政を引き継ぐ女性弁護士を擁立し、立憲・社民・共産と市民運動が連携しての野党共闘が健在で自民、維新と闘い勝利に向かっている。隣の伊丹では保育所統廃合や病院統合を進めた保守系候補に対立候補をたてられず(擁立の動きはあったが、立憲が極めて消極的であった)、現職5期を狙う候補を維新も推薦し、これに伊丹市職労など連合も支援している始末。対立候補は2年前に自民党で県議選に落選した人物と、同じく市議選に落選した共産党候補で、これではハナから勝負は決まっている。伊丹と宝塚は、兵庫県下野党唯一の衆議院議員で立憲民主党県連代表や、県連政調会長のいる地域であるにもかかわらず。このような不戦敗仕方なし、勝ち馬に乗るだけの思考が蔓延していると考えるのは当ブロガーだけではない。
 このまま最悪のパターン、自民・維新・立憲系で「きわめて維新色の強い人物」(面接した自民党神戸市議=反対した=の評価)を知事選候補とするのだろうか。それとも立憲では傍流の井坂氏や、国民の向山氏のように独自候補を模索する動きすら取れないのか。すべてが議員間での裏取引・闇政治が地方自治でもまかり通ることを兵庫県民は決して許しはしないだろう。



 

 




兵庫県知事選で自民党県連としての推薦候補の決め方に不満を募らせ、会見を開いて怒りをあらわにする同党県議団のメンバーら=9日午後4時59分、兵庫県庁(撮影・小林良多)© Copyright(C) 2021 神戸新聞社 All Rights Reserved. 兵庫県知事選で自民党県連としての推薦候補の決め方に不満を募らせ、会見を開いて怒りをあらわにする同党県議団のメンバーら=9日午後4時59分、兵庫県庁(撮影・小林良多)

 兵庫県知事選(7月1日告示、同18日投開票)の推薦候補を巡り、自民党県連が混迷の度合いを深めている。所属の地方議員でいったん、前副知事の金沢和夫氏(64)を選んだが、地元国会議員らの主導で一夜にして前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)に一本化。金沢氏を支援する同党県議団は強引な決め方に怒りをあらわにし、県連内に亀裂を生む結果となった。

 事態が一転したのは8日夜。県連の選挙対策委員会は推薦候補に金沢氏を選んだが、国会議員団と意見が割れる結果となり、県連会長の谷公一衆院議員(69)=兵庫5区=が事態の収拾に動いた。

 関係者によると、谷氏が県連幹事長、総務会長、選対委員長にそれぞれ電話で聞き取り、3対1で斎藤氏に一本化を決めたという。

 谷氏は党本部に推薦を上申後、選対に国会議員が含まれない現状に不満を示し、「選対の結果は重いが、今後の県政を担えるのかという点で判断した。満場一致ではないので、承服できないという声もあった」と苦渋の選択をにじませた。

 金沢氏推薦を覆された自民党県議団(32人)は猛反発。9日午後に総会を行い、今後の方針を協議した後、メンバーが会見を開いた。

 議員団幹事長の藤本百男県議(67)は「十分な根拠や説明もなく、民主的に決まった選対方針と違う決定をした谷会長の行為を認めることはできない」と声を震わせた。「私たちの意思は変わらない」と述べ、金沢氏の支援を続けるとした。金沢氏も取材に応じ、立候補に向けて活動を続ける姿勢を示した。

 一方、自民推薦が内定した斎藤氏は「結果を謙虚に受け止め、関係者に感謝の気持ちだ」と冷静に語った。日本維新の会と自民の双方から推薦を得られる見込みとなったことを受け、「政党への推薦の要請に区切りを付け、県民一人一人と向き合いたい」と述べ、両党以外に申請するつもりはないとした。

(大島光貴、永見将人、藤井伸哉、長谷部崇)

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コメント

立憲民主党自体が地方自治体の首長選挙における与野党相乗りに否定的ではないことが一番の問題点
ではないのでしょうか?北海道や東京、岩手、埼玉などは別として。
幾ら何でも維新推薦の候補に相乗りとは・・・・・せめて反維新で金沢氏推薦ならまだしも。
もっとも、三田市長は維新も立憲も相乗りで共産以外のオール与党ですが。

兵庫の立憲民主党県議達は、何故にいまだに態度をはっきりさせないのでしょうか?
泉明石市長擁立が無理でも幾ら何でも維新の推薦を受ける候補に相乗りはないでしょうが、
県民連合が斎藤氏推薦ならばさっさと会派離脱すべきでは。

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