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2021年3月

2021年3月31日 (水)

日本のジェンダーギャップ指数120位 過去ワースト2位

 
 
菅義偉内閣の女性閣僚は2人にとどまる=首相官邸で2020年9月16日午後10時19分、玉城達郎撮影© 毎日新聞 提供 菅義偉内閣の女性閣僚は2人にとどまる=首相官邸で2020年9月16日午後10時19分、玉城達郎撮影

 スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」(WEF)は31日、世界各国の男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数」の最新ランキングを発表した。2020年の日本の順位は156カ国中120位。119位はアフリカの産油国で長期独裁政権が続いたアンゴラだった。過去最低となった19年の153カ国中121位より一つ向上したが、過去2番目に低い順位だった。政治、経済分野の男女格差が改善されず、主要7カ国(G7)中でも最低だった。

 指数は各国の政治▽経済▽教育▽健康――の4分野14項目の男女間格差を総合して数値化し、順位付けしている。順位のもととなるジェンダーギャップ指数は男女平等の達成率を表し、日本は65・6%。19年の65・2%とほぼ同じだった。

 分野別では、国会議員の女性比率などに基づく政治分野が147位(19年144位)▽女性管理職比率などに基づく経済分野が117位(同115位)▽識字率や在学率に基づく教育分野が92位(同91位)▽健康寿命などに基づく健康分野が65位(同40位)――だった。

 世界で最も男女格差の小さい国は19年に続きアイスランドで、平等達成率は89・2%だった。世界全体で男女格差の解消にかかる見込み期間は135年。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受け、19年の99・5年から大幅に拡大した。【塩田彩/統合デジタル取材センター】

2021年3月30日 (火)

終わってない!福島原発事故〜さようなら原発首都圏集会

終わってない!福島原発事故〜「さようなら原発首都圏集会」に1500人

 

「福島原発事故10年 さようなら原発首都圏集会」が3月27日13:30、日比谷野音で開かれた。集会の閉会後の14:45からは東京駅近くの鍛冶橋まで、東電本社前、銀座を経由してデモ行進をした。あの過酷な福島第1原発事故から10年が過ぎても、国と電力会社はその責任も認めず、被害者の補償も放置したままに原発再稼働をこだわっている。原発のない世界こそ私たちの求める脱原発です。12時の開場とともに参加者が野音会場を埋めて行く。13時からオープニング・ライブも行われ会場を盛り上げた。(宮川敏一)

◆オープニングライブ 13:00
・片平里菜(シンガーソングライター・福島県出身)の歌!

◆開会 13:30
司会者:古今亭菊千代さん
「憲法9条がなければ落語もないということで、憲法を守り勇気を持って脱原発を訴えます」。

◆主催者挨拶
・鎌田慧さん
「原発事故で多くの人たちが命を土地を失った。しかし国は原発を続ける。許せない。署名を880万筆国会に提出した。水戸地裁で東海第二原発を禁止する判決があった。裁判官の英断があった。原発は全てが行き詰まっている。人類、未来を救うは私たちです。頑張りましょう」。

・澤地久枝さん(写真上)
「90歳の誕生日を迎えた。原発の危険と悲惨を若い人に伝えたい。総理大臣が原発を止めると言えば原発はやめられる。それをやらない。菅と安倍に憎しみを持つ。原発の無い社会を作りましょう」。

◆フクシマから
・地脇美和さん
「福島のJビレッチから聖火リレーがスタートした。県民の思いをねじ伏せてこと。あらゆる基準値を恣意的に変えられた。嘘とお金ばらまきは続く。皆さんと力を合わせて頑張ります」。

◆ゲンパツゼロ自然エネルギー100国際会議ー福島から10年
・吉原毅さん
「原発は止める!声を出してやりましょう!莫大な金を使う原発より自然エネルギーを頑張りましょう」。

◆菅直人衆議院議員
「国会議員の半分が原発ゼロで日本の原発は無くなる。選挙で結果をだしましょう」。

◆東海第二原発運転差止裁判
・大石光伸さん
「3月18日水戸地裁で私たちは勝利した。判決文は800ページにのぼる。8年間の闘いで日本原電は証人は必要ないと突っぱねたが、裁判官は全員証人を認めた。原発の安全を否定した。日本原電の控訴に負けないで頑張ります。首都圏の老朽原発を無くしましょう」。

◆閉会挨拶
・落合恵子さん
「反原発を訴える場にひさびさに出てきました。桜の季節、桜を忘れない。調子が悪くなったら入院させる。後でポストに着かせる。そんな自民党政権は早く潰さないといけない。皆さん原発ゼロまで頑張りましょう」。

いつもさえてる、ぼうご奈津子の漫画(漫画は掲載できず、検索を)


「国民の疑惑を招く会食」とは?<令和の歴史教科書>





ぼうごなつこ
 バックナンバー

コロナ禍以前でも問題ある「会食」


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「言い訳」も人それぞれ


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2021年3月29日 (月)

当面の行動

当面の行動日程

定例行動     

毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南

 重要行動  阪神間の行動  原発関連行動   斜字  実行委員会など

162896327_4068870646510263_5919284883711

 

 

4月3日(土) 毎月3の日スタンディング 12時半 神戸・三宮・マルイ前

4月3日(土) 森友学園問題追及5年め突入集会 14時 豊中市立文化芸術センター(阪急「曽根」東4分)

4月4日(日) 民衆の国際連帯で東アジアの平和をめざす4・4円山集会 14時 丸山公園野外音楽堂(阪急「四条河原町」東へ15分)

4月4日(日) つなぐ神戸市会議員団 街頭市政報告会 14時 三宮センター街入口 

165440033_3441872752583406_2100980407901 ※44日(日) 宝塚市長選・告示

 

※47日(水) 労働組合潰しを許さない阪神集会 18時半  リベル3F会議室(阪神「出屋敷」北西1分) 問題提起:小谷野毅(全日建連帯書記長)

※47日(水) 尼崎共同行動相談会 18時半 小田北生涯学習プラザ(JR「尼崎」北東4分)

4月8日(木) 労働組合潰しを許さないはりま集会 18時半  加古川市勤労会館(JR「加古川」南15分) 問題提起:小谷野毅(全日建連帯書記長)

4月9日(金) 労働組合潰しを許さない神戸集会 18時半  神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分) 問題提起:小谷野毅(全日建連帯書記長)

4月10日(土) 広域一元化条例いらん!御堂筋デモ 14時 新阿波座公園(地下鉄「本町」西3分)

4月10日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

※411日(日) 宝塚市長選投票日

 

412日(月) 連帯兵庫みなせん世話人会 18時 稲葉プラザ(JR「須磨海浜公園」北東5分)

※4月12日(月) 日本・ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター(阪神「西北」東南5分)    

4月13日(火)  能勢町議会選挙・告示日

415日(木) 「白バス」逆転勝利を世論に!労働組合つぶしの大弾圧を許さない裁判所包囲兵庫ぐるぐるデモ 16時半 17時デモ出発大阪中之島公園水上ステージ(地下鉄「淀屋橋」北東5分)

4月17日(土) 佐高信が斬る!菅総理大臣の10の大罪 14時 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西北2分)

4月17日(土) 狭山神戸アクション 15時 三宮マルイ前

417日(土) 連帯兵庫みなせんと兵庫6野党の協議 18時 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分)

※4月18日(日) 第三師団申し入れ行動 10時半 陸上自衛隊第3師団西門

4月18日(日) 憲法改悪に反対する市民フォーラム 12時 JR大阪駅前

418日(日) 検証シンポジウム 第2弾「関西生コン事件を考える」 13時 PLP会館 (JR[天満]南7分)

418日(日) 能勢町議会選挙 投開票日

4月18日(日) 映画『主戦場』東大阪上映会 ①10時~ ②13時~ ③16時~ ④19時~   布施・夢広場ホール(近鉄「布施」駅前・イオンビル5F

※4月18日(日) 命どう宝!知ろう!感じよう!沖縄の心 14時 サンシビック尼崎(阪神「尼崎」西南5分) 講演:糸数慶子(前参議院議員)

 

424日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分)

◎424日(土) 市民デモHYOGO 学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分) テーマ:沖縄の歴史 報告:松原康彦

▽4月24日(土) チェルノブイリ35周年の集い 13時半 大阪市生涯学習センター・第一研修室(JR「北新地」北3分)

4月24日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

※4月25日(日) 西宮ピースネット 11時 JR「西宮」駅南

◎425日(日) 北海道・長野・広島 全国3ヶ所国政選投開票日 名古屋市長選 四万十市長選

5月1日(土) 前川喜平がスガーリンを語る スガ政治の裏で何がおこなわれたか 14時 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西北2分)

※5月1日(土) 尼崎メーデー  9時 阪神尼崎集合 10時 尼崎記念公園

◎53日(月・休) 兵庫憲法集会 13時 神戸・東遊園地

56日(木) 鳥居一平さん講演会 18時半 神戸学生青年センター・ウエスト100 2階ホール(阪急「六甲」西南1分) 新センターがこの日からオープンします

5月8日(土) グループZAZA・連続講座 藤原辰史さん講演会 「パンデミックを生きる指針―歴史研究のアプローチ」 14時 エルおおさか(地下鉄「天満橋」西5分)  第2回 74日 第3回 828日  第4回 116

5月8日(土) 狭山市民の会・こうべ例会 15時 兵庫文化センター(JR「兵庫」駅北東2分)

5月9日(日) 「改めて問う!日本の社会保障」学習会 13時半 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分) 報告:嘴本郁(神戸の冬を支える会)      

 ※5月10日(月) 日本・ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター(阪急「西宮北口」東南5分)

▽5月13日(木) 反原発関西訴訟 14時 大阪地裁 13時集合(地下鉄「淀屋橋」北東7分)

5月22日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分) テーマ:憲法闘争 講師:片岡隆(芦屋9条の会)

523日(日) 石川一雄さん不当逮捕58か年 座り込み行動 10時 JR神戸14時 駅北側  カオリンズさんライブ

 

530日(日) 尼崎市議選 公示日

66日(日) 尼崎市議選 投開票日

2021年3月28日 (日)

土曜辺野古行動

  Img_2167 3月27日(土)13:00~14:00、三宮マルイ前にて、辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動が取り組まれました。参加者は16名(先週9名)、チラシ配布は180枚(先週155枚)、署名数は31筆(先週25筆)でした。
   春の陽気の中で、参加者から、神戸市会での意見書採択を「やった!」「よかった!」という声が上がった。神戸行動のTwitterには80を上回る声が寄せられています。署名に応じた、沖縄出身の大学職員はビックリしていました。意見書採択を大いに宣伝して、そして辺野古新基地建設を阻止していこうと確認しました。

神戸市議会で「辺野古基地問題で、政府は沖縄県と話し合いを」意見書採択される

26日午前の神戸市会本会議で、「辺野古基地建設について沖縄県と更に対話を深める意見書」が、

賛成多数で採択されました。意見書を添付します。

 Img_2153 自民党、公明党、共産党、立憲民主党、つなぐ、共創・国民民主、国民民主党・友愛の会派と、

無所属の上原議員、村上議員の56名が議員提案、公明党の吉田謙治議員が提案理由を説明し、

辺野古署名運動実行委員会のメンバーら約30名が見守る中、意見書が採択されました。

日本維新の会と無所属の平野議員、松本議員の12名は反対しました。

 

約2年にわたる署名運動の努力がようやく実を結ぶことができました。

これまで運動にかかわってこられた皆さん、大変お疲れ様でした。

 

写真は、意見書採択ののち、会派「つなぐ」を訪れ、粟原幹事長、高橋議員から説明を聞く辺野古署名実・傍聴の人々

 

2021年3月27日 (土)

柏崎刈羽原発、地に落ちた東電への信頼 再稼働へ地元の同意見通せず

「もうあきらめて出て行ってくれないか」柏崎刈羽原発、地に落ちた東電への信頼 再稼働へ地元の同意見通せず

2021年3月27日 06時00分
 東京電力が経営再建の柱としている柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働が「凍結」された。自ら引き起こしたテロ対策設備の不備が原因だ。社長が立地自治体で謝罪行脚したものの、同県議会の自民党会派からも「企業の体をなしていない」と厳しい声が上がった。東電の信頼は、福島第一原発事故から10年で完全に失われた。(小野沢健太)
花角英世知事(右)に頭を下げる東京電力の小早川智明社長(左から2人目)=3月25日、新潟県庁で

花角英世知事(右)に頭を下げる東京電力の小早川智明社長(左から2人目)=3月25日、新潟県庁で

◆「原発運転する資格あるのか」

 「原発を運転する適格性があるのか、疑問符が付く状況だ」。同県の花角英世知事は25日、県庁を訪れた小早川智明社長に淡々と言った。小早川氏が「私が先頭に立って原因究明と再発防止に取り組む」と釈明するも「行動と実績で示してください」と静かな声で突き放した。
 東電の応援団となるはずの県議会最大勢力の自民党は、党県連幹事長の小野峯生みねお県議が「撤退もありえることを基本に、今後を考えてください」と迫った。
 直後、県議会は、政府と国会に対して「東電に原発を運転する資格があるのか」を再審査するよう求める意見書を全会一致で可決。県議会から「再稼働」を議論する空気が消えた。

◆経済浮揚に期待、擁護の声も

 一方、原発が立地する柏崎市と刈羽村では26日、小早川氏の訪問が歓迎され、東電擁護の発言が相次いだ。東電は原子力規制委員会の再稼働審査を通過した7号機について、早期稼働を計画。約1000億円のコスト削減が見込める上、低迷する地元経済界も好機ととらえているからだ。
 刈羽村の品田宏夫村長は規制委が事実上の運転禁止を命じる方針に、「事実関係をしっかりと主張するべきだ」と反論するよう促した。柏崎市の桜井雅浩市長も「再稼働は必要。2度とこういう事態にならないよう対処してもらいたい」とくぎを刺すにとどめた。
 それでも東電の組織的なずさんさが露呈し、再稼働推進を議論する状況ではなくなった。柏崎市議会の真貝維義つなよし議長は取材に「経済界から再稼働を求める請願を議会で審議するはずだったが、できなくなった。非常に残念だ」と悔しがった。

◆新潟県の検証、より慎重に

 柏崎刈羽原発は、規制委と地元自治体の手続きがストップしたため、再稼働の時期は不透明に。県知事が稼働の可否の判断材料とする「福島事故の検証作業」も終わりが見通せない。
 2017年から続く県の検証は、有識者が「事故原因」「健康と生活への影響」「避難」の三つをテーマにしている。
 避難委員会の副委員長を務める佐々木寛・新潟国際情報大教授は「避難の判断は、東電からの情報に頼らざるを得ない。東電が信用できないのだから、より慎重に検証する必要がある」と指摘する。
 来年は知事選があり、再稼働の争点化を避けるために早めに同意判断をする観測も流れていた。ただテロ対策設備の不備が明らかになった1月以降、検証作業はストップしている。
 東電トップは今回、県議会で野党会派とは面会せず、地元住民に直接説明する場も設けなかった。原発から約3キロに住む刈羽村の安沢蔵明さん(86)は、うんざりした様子で語った。
 「原発は国策だから仕方なく受け入れてきた。福島の事故も今回の不祥事も、東電がだらしないから起きた。もうあきらめて出て行ってくれないか」

2021年3月26日 (金)

福島第1原発で見つかった「桁違い」の高濃度汚染

福島第1原発で見つかった「桁違い」の高濃度汚染 原子炉格納容器の上ぶた、デブリに匹敵の4京ベクレル

 

全国新聞ネット

 

2021/03/25 07:00

© 全国新聞ネット 東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器上ぶた=2018年11月(東電提供)

 史上最悪レベルの原子力災害となった東京電力福島第1原発事故から10年の3月、原子力規制委員会は事故原因に関する報告書を取りまとめた。炉心溶融が起きた1~3号機の原子炉格納容器の上ぶたに、溶融核燃料(デブリ)に匹敵する高濃度の放射性物質が付着していると指摘し、今後の廃炉作業に警鐘を鳴らす。廃炉の計画は大幅に見直しを迫られる可能性が高く、政府と東電が「2041~51年」としている廃炉の完了は極めて困難な情勢だ。(共同通信=広江滋規)

 上ぶたがセシウムを「捕獲」

 格納容器の上ぶたは鉄筋コンクリート製の3層構造。現場でロボットを用いて測定した放射線量などから、いずれも上から1枚目と2枚目の間に、1号機で100兆~200兆ベクレル、2号機は2桁違う2京~4京ベクレル、3号機は3京ベクレルの放射性セシウムが存在する可能性が高いと結論付けた。それより下層の詳細や付着したメカニズムは分かっていない。

 事故当時、1~3号機にあったと推定される計約70京ベクレルの放射性物質のうち、大気中に放出されたのは約1・5京ベクレルで、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の約8・5京ベクレルに比べ少なかったとされる。規制委の調査チームは「上ぶたが放射性物質を捕獲したことが主な理由だ」と分析した。

© 全国新聞ネット 福島県双葉町の海際から望む東京電力福島第1原発=9日

 一方、人を容易に寄せ付けない高濃度の汚染は、今後の廃炉作業に影響を及ぼしかねず、更田豊志(ふけた・とよし)委員長は「格納容器の底部にいると思っていたデブリが随分高い所(上ぶた)にいると考えてもらっても間違いない。デブリを取りに行く以前に、ふたをどけるところから大問題になる」と、危機感をあらわにした。

 1~3号機には計約880トンのデブリがあると推定されている。圧力容器内に残るデブリなどを上から回収する場合、ふたが障害になるとみられる。東電は、撤去方法に関し「現場で得られる情報に基づきステップ・バイ・ステップで検討する」とのコメントにとどまった。

 爆心フロア

 「壊れてねえな。不思議な感じだ」。規制委の調査チームは昨年9月、3号機原子炉建屋の3階天井に空いた穴にカメラを付けたさおを差し込み、事故後初めて4階部分をのぞき込んだ。

 画像で確認した限り、床一面にがれきが散乱しているものの配管や足場などはほぼ無傷。3階天井の太いはりが下方向に曲がっていることなどから4階で水素爆発が発生したと考察し、激しい損傷を想定していた調査チームの岩永宏平(いわなが・こうへい)企画調査官は戸惑った。岩永氏は「水素爆発の圧力波が均等に広がったため、配管などの小さな設備はあまり影響を受けなかった」と話した。

© 全国新聞ネット 東京電力福島第1原発3号機の原子炉建屋で、損傷した3階の天井からカメラを入れて4階を調べる原子力規制委員会の調査チーム=2020年9月(規制委提供)

 報告書によると、福島中央テレビ(福島県郡山市)が第1原発の南西約17キロに設置していたカメラの映像解析の結果、3号機の爆発は4階部分で発生した水素爆発で5階の屋根が損傷し、直後に建屋内に残存していた水素を含む可燃性ガスが燃焼。球状の噴煙を伴う上昇気流が、巨大な屋根の破片を上空約200メートルまで噴き上げた「多段階事象」だったとした。

 逆流

 また格納容器の圧力を下げるために放射性物質を含む蒸気を放出する「ベント」が、2号機では一度も成功しなかったと判断した。1、3号機のベントによる蒸気が配管を逆流したり、2、4号機に流入したりしたことも確認した。今後、配管の構造などを詳しく調べ、規制に反映させる。

© 全国新聞ネット 原子力規制庁の安井正也特別国際交渉官

 調査チームリーダーの安井正也(やすい・まさや)特別国際交渉官(前原子力規制庁長官)は「1回結論を出しても反証が上がってくるかもしれない。それを恐れずまた新しいデータを集めていく。調査がこの1年でおしまいなんていうことには全くならない」と話した。

 規制委は2013~14年に1、4号機の原子炉建屋などを現地調査。放射線量が低下したことから19年9月に調査再開を決定し、2、3号機の原子炉建屋に立ち入った。

2021年3月24日 (水)

「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が連鎖で地域集会

「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が連鎖で地域集会
4・7〜9  阪神・はりま・神戸

 当たり前の労働組合活動に対し、「威力業務妨害」「恐喝未遂」などの容疑で延べ89人にも及ぶ組合員を逮捕するなど、2018年以来続く、全日建連帯労組関西生コン支部への異常な弾圧。この弾圧はすべての労働運動、市民運動に向けられたものだとして、この事実をより多くの仲間に知ってもらおうと、昨年10月に結成された「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」は、県内3地区で地域集会を開催する。
 労働組合つぶしを許さない兵庫の会・地域集会
◎内容=①問題提起「関西生コン事件と脅かされる労働基本権」 講師:小谷野毅氏(全日建連帯労組書記長)②全日建連帯労組関西生コン支部からの闘争報告③各地の闘いの報告と交流
◎参加費=500円
■阪神集会
◎4月7日(水)18時30分◎リベル3F会議室(阪神出屋敷駅陸橋を渡り北へ徒歩2分)
■はりま集会
◎4月8日(木)18時30分◎加古川勤労会館301号会議室(JR加古川駅から南へ徒歩19分)
■神戸集会
◎4月9日(金)18時30分◎神戸市勤労会館308号室(JR三宮駅から東へ徒歩5分)

2021年3月23日 (火)

5月末までのスケジュール、一挙公開

当面の行動日程

定例行動     

毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南

 重要行動  阪神間の行動  原発関連行動   斜字 実行委員会など

 

Img_20210225_121838 3月25日(木) 優生保護法兵庫訴訟 結審 14時半 神戸地方裁判所(「高速神戸」北東3分) 傍聴券抽選は13時半

3月26日(金) 神戸市議会本会議 10時 神戸市役所25階受付

3月26日(金) 53憲法集会プレ集会 18時半 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分)木下智史関西大教授

3月27日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

3月27日(土)~42日(金) 映画『生きろ 島田叡』上映 元町映画館(JR「元町」西南7分)

328日(日) 五輪反対集会 14時 大淀コミュニティセンター1階ホール(阪急・地下鉄「天六」北西10分) 特別講演:天笠啓祐(ジャーナリスト・日本消費者連問)

328日(日) 「戦争法」違憲訴訟の会 416判決前集会 半田滋(東京新聞記者)講演会 13時半 エルおおさか南館・5Fホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分)

328日(日) 引き下げアカン!大阪の会 第7期総会&記念講演会 13時 此花会館梅花ホール(JR環状線「西九条」) 記念講演:雨宮処凛

 

4月3日(土) 毎月3の日スタンディング 12時半 神戸・三宮・マルイ前

4月3日(土) 森友学園問題追及5年め突入集会 14時 豊中市立文化芸術センター(阪急「曽
根」東4分)

162896327_4068870646510263_5919284883711 4月4日(日) 民衆の国際連帯で東アジアの平和をめざす4・4円山集会 14時 丸山公園野外音楽堂(阪急「四条河原町」東へ15分)

4月4日(日) つなぐ神戸市会議員団 街頭市政報告会 14時 三宮センター街入口 

※44日(日) 宝塚市長選・告示

 

※47日(水) 労働組合潰しを許さない阪神集会 18時半  リベル3F会議室(阪神「出屋敷」北西1分) 問題提起:小谷野毅(全日建連帯書記長)

※47日(水) 尼崎共同行動相談会 18時半 小田北生涯学習プラザ(JR「尼崎」北東4分)

4月8日(木) 労働組合潰しを許さないはりま集会 18時半  加古川市勤労会館(JR「加古川」南15分) 問題提起:小谷野毅(全日建連帯書記長)

4月9日(金) 労働組合潰しを許さない神戸集会 18時半  神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分) 問題提起:小谷野毅(全日建連帯書記長)

4月10日(土) 広域一元化条例いらん!御堂筋デモ 14時 新阿波座公園(地下鉄「本町」西3分)

4月10日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

※411日(日) 宝塚市長選投票日

※4月12日(月) 日本・ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター(阪神「西北」東南5分)

4月13日(火) 能勢町議会選挙・告示日

4月14日(木) 連帯兵庫みなせん世話人会 18時 稲葉プラザ(JR「須磨海浜公園」北東5分)

415日(木) 「白バス」逆転勝利を世論に!労働組合つぶしの大弾圧を許さない裁判所包囲兵庫ぐるぐるデモ 16時半 17時デモ出発大阪中之島公園水上ステージ(地下鉄「淀屋橋」北東5分)

4月17日(土) 佐高信が斬る!菅総理大臣の10の大罪 14時 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西北2分)

4月17日(土) 狭山神戸アクション 15時 三宮マルイ前

417日(土) 連帯兵庫みなせんと兵庫6野党の協議 18時 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分)

418日(日) 検証シンポジウム 第2弾「関西生コン事件を考える」 13時 PLP会館(JR[天満]南7分)

418日(日) 能勢町議会選挙 投開票日

4月18日(日) 映画『主戦場』東大阪上映会 ①10時~ ②13時~ ③16時~ ④19時~  布施・夢広場ホール(近鉄「布施」駅前・イオンビル5F

※4月18日(日) 命どう宝!知ろう!感じよう!沖縄の心 14時 サンシビック尼崎(阪神「尼崎」西南5分) 講演:糸数慶子(前参議院議員)

424日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分)

◎424日(土) 市民デモHYOGO 学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分) テーマ:沖縄の歴史 報告:松原康彦

▽4月24日(土) チェルノブイリ35周年の集い 13時半 大阪市生涯学習センター・第一研修室(JR「北新地」北3分)

4月24日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

◎425日(日) 北海道・長野・広島 全国3ヶ所国政選投開票日 名古屋市長選 四万十市長選

 

51日(土) 前川喜平がスガーリンを語る スガ政治の裏で何がおこなわれたか 14時 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西北2分)

51日(土) 尼崎メーデー 10時 記念公園   連合と地区労の共催 9時 阪神尼崎集合

◎53日(月・休) 兵庫憲法集会 13時 神戸・東遊園地

56日(木) 鳥居一平さん講演会 18時半 神戸学生青年センター・ウエスト100 2階ホール(阪急「六甲」西南1分) 新センターがこの日からオープンします

5月8日(土) グループZAZA・連続講座 藤原辰史さん講演会 「パンデミックを生きる指針―歴史研究のアプローチ」 14時 エルおおさか(地下鉄「天満橋」西5分) 第2回 74日 第3回 828日  第4回 116

5月8日(土) 狭山市民の会・こうべ例会 15時 兵庫文化センター(JR「兵庫」駅北東2分)

5月9日(日) 「改めて問う!日本の社会保障」学習会 13時半 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分) 報告:嘴本薫郁(神戸の冬を支える会)      

※5月10日(月) 日本・ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター(阪急「西宮北口東南5分」

▽5月13日(木) 反原発関西訴訟 14時 大阪地裁 13時集合(地下鉄「淀屋橋」北東7分)

 

5月22日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分)テーマ:憲法闘争 講師:片岡隆(芦屋9条の会)

5月23日(日) 石川一雄さん不当逮捕58か年 座り込み行動 10時 JR神戸14時 駅北側
カオリンズさんライブ

530日(日) 尼崎市議選 公示日

66日(日) 尼崎市議選 投開票日

千葉知事選、100万票差に衝撃 衆院選へ募る不安 自民

千葉知事選、100万票差に衝撃 衆院選へ募る不安 自民

配信

時事通信

自民党役員会に臨む菅義偉首相(中央)ら=22日午後、国会内

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月22日 (月)

郵政ユニオンが春闘ストライキ

郵政ユニオンが春闘ストライキ〜非正規社員の処遇改善を要求


*写真提供=内田正さん

 

 郵政産業労働者ユニオンは3月19日、21春闘要求に対する会社の不誠実な回答に対し、全国で6局所をスト拠点とし、指名ストと合わせ15職場、26人がストライキに参加、組合員、支援の仲間とともにストライキ突入集会を行い、ストライキに入っていない職場においても早朝から支援・連帯集会を開催するなど、全国でたたかいに立ち上がった。

 組合は、2月16日、21春闘要求書を提出し、本社交渉を積み重ねてきた。とりわけ今春闘では、最高裁判決で違憲と断罪された手当や休暇をはじめ、非正規社員の処遇改善要求、正社員との格差是正要求、正社員を希望する非正規社員を5年で正社員へ登用することなど、均等待遇の実現をめざし運動を展開してきた。

 さらに6年連続のベアゼロを許さず、大幅賃金引上げと大幅増員の実現、新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、エッセンシャルワーカーとして社会生活を支えてきた日本郵政グループ社員に対して特別手当の支給、健康対策や福利厚生の拡充要求など、労働者の切実な要求として交渉を進めてきた。

 定期昇給の実施や、新型コロナウイルスに罹患した非正規社員に5万円の生活支援金の支給などあったものの、6年連続ベアゼロ、均等待遇要求には背を向け、年間一時金要求にも応えない会社の姿勢を強く抗議し、満身の怒りをもってストライキを貫徹し、職場から要求実現の運動をたたかい抜き、大幅賃上げ獲得、非正規差別を許さない職場づくりを全国の組合員、支援の仲間とともに、大きく進めていくことを決意する一日行動を展開した。(郵政産業労働者ユニオン・浅川喜義)

市民デモHYOGO 春の集い開催

   3月21日(日)13:30~16:30、神戸市勤労会館にて、市民デモHYOGO春のつどいが開催されました。朝から降り続く雨の中、リImg_2148-003 アル出席者が43名、オンライン参加者が5名の計48名(昨年夏の交流会49名、一昨年冬の交流会67名)でした。高崎さんの司会の下、中村さんの活動報告、西の辺野古陳情状況報告、寺嶋さんの市民デモ学習会提案が行われました。休憩をはさんで後半は、沖縄(小野さん)、脱原発(菅野さん)、コロナと格差・貧困(正橋さん)、解散・総選挙(松本さん)の運動課題が提起されました。会場からの発言はこれまでになく活発で、様々な問題が提起されました。オンライン参加者からの発言もありました。

2021年3月21日 (日)

関電よ、老朽原発うごかすな!高浜現地行動に400人(報告 その1)

 Img_2049 3月20日の、関電よ、老朽原発うごかすな!高浜現地全国集会は、18日の水戸地裁の東海第二原発の差し止めという画期的判決を受けて、今こそ老朽原発をこのまま廃炉へという思いが集まる画期的行動となった。
 Img_2072-003 午前11時45分、高浜原発の奥300mにある展望所に250人が終結。直ちにデモ行進高浜原発北ゲート前に。抗議のシュプレヒコールののち、中嶌哲演さん、木原壯林さんらがゲートの中に入って、抗議・申し入れ行動。その間門前では、福島の女性たちや、全国の反原発団体、労働組合、政党人などがシュプレヒコール。兵庫からは、姫路・加古川・神戸・阪神の車や、大阪発のバスに乗って20人余りがこの行動に参加した。

 つづいて午後からは高浜町文化会館に400人が集まり全国集会をおこなった。(つづく)

 

全国的に感染拡大    24都府県、前週より感染者増 リバウンドに警戒必要 

24都府県、前週より感染者増 リバウンドに警戒必要

配信

 

夜の東京・銀座の繁華街。コロナ禍が長引く中、海外からの観光客が減り人通りも少ない=20日

 

2021年3月20日 (土)

最新作「生きろ 島田叡(あきら)―戦中最後の沖縄県知事」~27日から元町映画館(神戸)で上映

佐古忠彦氏、佐々木蔵之介の本気に感謝「沖縄の空気を感じてくれた」 映画「生きろ」

TBSのテレビ放映版を新たに編集した作品、劇場公開作など全22作品を集めた「TBS ドキュメンタリー映画祭」が18日、東京・渋谷のユーロライブで開幕し、佐古忠彦監督の最新ドキュメンタリー映画「生きろ 島田叡(あきら)―戦中最後の沖縄県知事」(20日公開)が先行上映され、トークイベントを行った。

佐古忠彦氏【写真:ENCOUNT編集部】
佐古忠彦氏【写真:ENCOUNT編集部】
   

最新作「生きろ 島田叡(あきら)―戦中最後の沖縄県知事」先行上映

 TBSのテレビ放映版を新たに編集した作品、劇場公開作など全22作品を集めた「TBS ドキュメンタリー映画祭」が18日、東京・渋谷のユーロライブで開幕し、佐古忠彦監督の最新ドキュメンタリー映画「生きろ 島田叡(あきら)―戦中最後の沖縄県知事」(20日公開)が先行上映され、トークイベントを行った。

 Img_20210225_121838 コロナ禍とあって、佐古監督、聞き手を務めた出水麻衣TBSアナウンサーはマスク姿で登場。同作は「NEWS23」「Nスタ」のキャスターとして活躍し、劇場用ドキュメンタリー映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」「米軍が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯」が高く評価された佐古監督の最新作。1945年1月、43歳で戦中最後の沖縄県知事になった島田叡の壮絶な生き様を描く。

 沖縄では3月6日から先行公開されているが、佐古監督は「前々作、前作も、大変な熱気だったんです。今回はコロナの影響もあるので、どうかなと思ったんですが、盛況でした。見た方からは『おじいおばあに聞いていた話がスクリーンにあふれていた』と言っていただき、うれしかった。沖縄戦は3月に始まっている。季節を感じていただきながら見ていただけるのはよいかなと思っていた。そんな中で沖縄の人たちがどうやって、命と向き合ったのかを考えていただきたい」と話した。

 映画製作は2013年に報道ドラマ「生きろ」でドキュメンタリー部分の監督をしたことがきっかけ。緒形直人がドラマパートで島田を演じたが、本作では佐々木蔵之介が島田の声を担当。「ナレーションは(見本として)最初、自分で吹き込んだが、蔵之介さんの読み方が素晴らしかった。直前に沖縄にも行ってくれ、空気を感じながら、演じてくださったんです」と秘話を明かした。

 戦況が悪化する中、「玉砕こそが美徳」とされた時代で、島田は周囲の人々に「生きろ」と言い続けた。「命に向き合うのは、時代に関係ない人間の尊厳の部分。時を越えて、投げかけていくものがたくさんある。映画を作りながら、今日的なテーマがいっぱいあると思った。リーダー論、官僚論、全体主義の中で個はどうあるべきか。逆らえない権力で、島田さんは歯向かったわけです。島田さんも国に忠実な官吏だったかもしれないが、命の尊厳に向き合う瞬間があったんだと思う」と話した。

 TBS ドキュメンタリー映画祭では、昨年大ヒットした「三島由紀夫vs東大全共闘 ~50年目の真実~」、是枝裕和監督がテレビマンユニオンの創設者でメディア・プロデューサーの村木良彦氏を描いた「あの時だったかもしれない ~テレビにとって『私』とは何か~」を始め、22作品を上映。21日までユーロライブにて開催。

2021年3月19日 (金)

木曜行動報告

  3月18日(木)15:00~16:30、三宮マルイ前で木曜行動に取り組みました。いい天気でした。参加者は11名(先週17名)。スピーチは、沖縄、原発、スガ政治、コロナ、憲法など多岐にわたって、4名が行いました。チラシは200枚用意し、128枚(先週250枚)を配りました。受取りがよくなかったです。署名は23筆(先週10筆)。
 シール投票は、「沖縄戦の死者の遺骨が混じった土砂を、辺野古新基地建設のための埋立に使うことに、あなたは賛成ですか?反対ですか?」を問い、「賛成です」が3票、「反対です」が43票、「わかりません」が0票の計46票(先週51票)でした。自由意見欄には、「スガ総理。あなたの親族の遺骨が混じった土砂でも平気ですか?」と1名の方が書き込まれました(先週も1名)。今日も尼崎から来られたKGさんのアコーディオンが奏でられました。

2021年3月18日 (木)

5月末までの行動一覧

当面の行動日程

定例行動     

毎週土曜日202134  辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南

 重要行動  阪神間の行動  原発関連行動  

 

 

Img_1929 ※320日(土) 芦屋九条の会集会 14時 芦屋市民センター401 (JR「芦屋」西5分) 講演:池内了(名古屋大学名誉教授、宇宙物理学者)

▽320日(土・休) 関電よ老朽原発をうごかすな!高浜全国集会 14時 高浜町文化会館(JR「若狭高浜」西7分) 前段集会 1145分 音海展望台 高浜原発北ゲート前 

◎321日(日) 市民デHYOGO 総会&交流会 13時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南)

※3月21日(日) 自衛隊第3師団申し入れ行動 10時半 自衛隊第3師団西門(阪急「伊丹」北西20分)

3月21日(日) 憲法改悪反対市民フォーラム 12時 JR大阪駅南

321日(日) 原発のない福島を!県民大集会 13時半 福島市内

※321日(日) 宝塚市長選・山﨑はるえ事務所開き

 

3月22日(月) 福島原発事故から10年(その2) 世直し研学習会 18時半 大阪市中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) お話:菅野みずえ

3月25日(木) 優生保護法兵庫訴訟 結審 14時半 神戸地方裁判所(「高速神戸」北東3分) 傍聴券抽選は13時半

3月27日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

328日(日) 五輪反対集会 14時 大淀コミュニティセンター1階ホール(阪急・地下鉄「天六」北西10分) 特別講演:天笠啓祐(ジャーナリスト・日本消費者連問)

328日(日) 「戦争法」違憲訴訟の会 416判決前集会 半田滋(東京新聞記者)講演会 13時半 エルおおさか南館・5Fホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分)

328日(日) 引き下げアカン!大阪の会 第7期総会&記念講演会 13時 此花会館梅花殿ホール(JR環状線「西九条」) 記念講演:雨宮処凛

 

4月3日(土) 森友学園問題追及5年め突入集会 14時 豊中市立文化芸術センター(阪急「曽根」東4分)

4月4日(日) 民衆の国際連帯で東アジアの平和をめざす4・4円山集会 14時 丸山公園野外音楽堂(阪急「四条河原町」東へ15分)

※44日(日) 宝塚市長選・告示

 

※4月7日(水) 労働組合潰しを許さない阪神集会 18時半  リベル3F会議室(阪神「出屋敷」北西1分) 問題提起:小谷野毅(全日建連帯書記長)

4月8日(木) 労働組合潰しを許さないはりま集会 18時半  加古川市勤労会館(JR「加古川」南15分) 問題提起:小谷野毅(全日建連帯書記長)

4月9日(金) 労働組合潰しを許さない神戸集会 18時半  神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分) 問題提起:小谷野毅(全日建連帯書記長)

4月10日(土) 広域一元化条例いらん!御堂筋デモ 14時 新阿波座公園(地下鉄「本町」西3分)

4月10日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

※411日(日) 宝塚市長選投票日

 

※4月12日(月) 日本・ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター(阪神「西北」東南5分)

4月13日(火) 能勢町議会選挙・告示日

415日(木) 「白バス」逆転勝利を世論に!労働組合つぶしの大弾圧を許さない裁判所包囲ぐるぐるデモ 16時半 17時デモ出発大阪中之島公園水上ステージ(地下鉄「淀屋橋」北東5分)

4月17日(土) 佐高信が斬る!菅総理大臣の10の大罪 14時 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西北2分)

418日(日) 検証シンポジウム 第2弾「関西生コン事件を考える」 13時 PLP会館(JR[天満]南7分)

418日(日) 能勢町議会選挙 投開票日

4月18日(日) 映画『主戦場』東大阪上映会 ①10時~ ②13時~ ③16時~ ④19時~  布施・夢広場ホール(近鉄「布施」駅前・イオンビル5F

※4月18日(日) 命どう宝!知ろう!感じよう!沖縄の心 14時 サンシビック尼崎(阪神「尼崎」西南5分) 講演:糸数慶子(前参議院議員)

 

◎424日(土) 市民デモHYOGO 学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分) テーマ:沖縄の歴史 報告:松原康彦

▽4月24日(土) チェルノブイリ35周年の集い 13時半 大阪市生涯学習センター・第一研修室(JR「北新地」北3分)

4月24日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

◎425日(日) 北海道・長野・広島 全国3ヶ所国政選投開票日 名古屋市長選 四万十市長選

 

51日(土) 前川喜平がスガーリンを語る スガ政治の裏で何がおこなわれたか 14時 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西北2分)

51日(土) 尼崎メーデー 記念公園   連合と地区労の共催

◎53日(月・休) 兵庫憲法集会 13時 神戸・東遊園地

5月8日(土) グループZAZA・連続講座 藤原辰史さん講演会 「パンデミックを生きる指針―歴史研究のアプローチ」 14時 エルおおさか(地下鉄「天満橋」西5分) 第2回 74日 第3回 828日  第4回 116

※5月10日(月) 日本・ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター(阪急「西宮北口)東燃5

▽5月13日(木) 反原発関西訴訟 14時 大阪地裁 13時集合(地下鉄「淀屋橋」北東7分)

5月22日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」駅東南4分)テーマ:憲法闘争 講師:片岡隆(芦屋9条の会)

 

530日(日) 尼崎市議選 公示日 66日(日) 尼崎市議選 投開票日

差別・抑圧・戦争の道具 五輪は要らない

東京五輪開会式で「渡辺直美を豚に」 女性差別丸出しの佐々木宏を演出総指揮に引き立てたのは森喜朗、安倍の意向も

東京五輪開会式で「渡辺直美を豚に」 女性差別丸出しの佐々木宏を演出総指揮に引き立てたのは森喜朗、安倍の意向もの画像1
東京2020組織委員会公式ウェブサイトより


 東京五輪組織委員会の会長だった森喜朗氏の暴言が世界中に報じられ「性差別が横行する国」だと知れ渡ったのも束の間、今度は東京五輪開会式をめぐって、信じられないような「差別演出」プランが立てられていたことが発覚した。

 東京五輪開会式の演出総指揮をとる「総合統括」を昨年12月に狂言師の野村萬斎からバトンタッチした電通出身のクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が、タレントの渡辺直美をブタに見立てた「オリンピッグ」なる演出案を披露していたと、本日夕方、「文春オンライン」が報じたのだ。

 佐々木氏といえば、ソフトバンクの「白戸家」やサントリーのBOSS「宇宙人ジョーンズ」シリーズを手掛けてきた有名CMクリエイターであり、リオ五輪であの「安倍マリオ」を演出した人物。その佐々木氏が、昨年3月、開会式の演出を担うメンバーのグループLINEに、こんなアイデアを送っていたという。

〈(ブタの絵文字)=渡辺直美
への変身部分。
どう可愛く見せるか。
オリンピッグ(ブタの鼻の絵文字)
歴史を振り返るというより、過去大会ハイライトシーンを、
どうワクワクする様に見せるか。〉
〈ブヒー ブヒー
(宇宙人家族がふりかえると、宇宙人家族が飼っている、ブタ=オリンピッグが、オリの中で興奮している。)〉
〈空から降り立つ、オリンピッグ=渡辺直美さん〉

 絶句するほかないだろう。最近も『スッキリ』(日本テレビ)がアイヌ民族を「あ、犬」と表現し大きな問題となったように、人を動物に喩える行為には差別的な文脈がつきまとうことが多く、とてもじゃないが五輪のような公的イベント・国際舞台でやるようなことではない。

~続きはリテラで

2021年3月17日 (水)

田崎史郎が今さら証言! 安倍総理の側近が「悔しいけど玉川徹さんの言うとおり」「PCR検査しなきゃいけなかった」

田崎史郎が今さら証言! 安倍総理の側近が「悔しいけど玉川徹さんの言うとおり」「PCR検査しなきゃいけなかった」と言っていた

田崎史郎が今さら証言!  安倍総理の側近が「悔しいけど玉川徹さんの言うとおり」「PCR検査しなきゃいけなかった」と言っていたの画像1
16日放送『羽鳥慎一モーニングショー』に出演する田崎氏


 新型コロナの第1波から約1年経って、政府がようやく基本的対処方針に「無症状者に焦点を当てた幅広いPCR 検査の実施」と明記した。とはいえ、その件数は「1カ月間に1万件程度」としており、まだまだ十分とはいえない状況だ。

 このように、わずかながらも政府が方針転換を図ろうとするなか、おなじみの“安倍・菅政権の代理人”である田崎史郎氏が、本日16日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)でこんなことを言い出した。

「やっぱりPCR検査なんです」
「僕はいまでも覚えているのが昨年のクルーズ船のことがあったとき、PCR検査を300件しかやる能力がないという話だった。6月ごろでしたか、安倍政権時代の安倍総理の側近の人が『悔しいけれども、玉川さんの言うとおりだ』と。『PCR検査をしなきゃいけなかったし、いま、それをしないといけない』(と言っていた)」

 ご存知のとおり、『モーニングショー』レギュラーの玉川徹氏は、昨年の早い段階から「PCR検査を増やすべき」と指摘しつづけ、「PCR拡充派」の筆頭として橋下徹氏などから名指しで猛攻撃を受けてきた人物。さらに、官邸ワイドショーを中心にテレビ番組の監視をおこなっていたことが情報公開請求によって明らかになったが、そこでも玉川氏はコメントが仔細に書き起こされ、監視対象とされていた。

 それを、いまごろになって田崎氏は「悔しいけれども、玉川さんの言うとおりだ」と昨年6月ごろに安倍首相の側近が話していた、などと言い出したのである。

 田崎氏といえば、本日16日付の朝日新聞で〈僕が総理らと会食してきたのは、権力中枢に食い込むためです。「政権を擁護するコメントばかり言う」と批判する人もいますが、「政権が何を考えているか」という事実を伝えているつもりです〉などと胸を張っていたが、だったら昨年6月のうちに言っておけよ、という話だろう。

 その上、今週は玉川氏が休みできょうも番組出演はなかった。もしかしたら、田崎氏は玉川氏に得意げな顔をされたくないから、わざわざいない日を選んでこの話をしたんじゃないのか。

続きはリテラで

2021年3月16日 (火)

3・15関西生コン大阪1次弾圧判決速報〜 不当判決許さず、闘いぬく!~レイバーネット日本

3・15関西生コン大阪1次弾圧判決速報〜 不当判決許さず、闘いぬく!

 

 3月15日大阪地裁で、2017年12月の産別ストライキ現場への弾圧について、関西生コン支部の副委員長、執行委員、争議対策部員ら7人の各組合員へ、「威力業務妨害」と称して懲役1年6か月から2年、執行猶予3から4年の不当判決があった。不当判決を受けた組合員は判決後、支援集会に合流、「労組活動を認めない不当判決。控訴して無罪を勝ち取る」「この国はこんなもの、変えていくのは闘いと労働組合、このような社会を変えていく新しい労働運動を作っていく」等と次々と決意を語った。

 この日、関西と東海の支援者約100名が早朝8:30から大阪地裁前に結集、マイク宣伝と裁判所各入口でのビラ牧で、出勤する職員や通行人に600枚のビラをまいた。

 10時に予定されていた判決はハプニングで11時に。判決は、宇部三菱セメント大阪港サービスステーションで、バラセメント輸送を委託された植田組とダイワN通商の車両を、あるいは中央大阪生コンで北神戸運輸のミキサー車を、「路上に停車させる」「車両の前に立ちはだかる」等して、2時間以上業務を遅延させるなどしたとし、ストライキに協力するようにとの説得を受け入れない者にも「相手の意思を制圧する」にたる態様であったとして「威力業務妨害」を認定した。労働組合法1条2号の刑事免責については、「輸送運賃の値上げは組合員の労働条件にさほど影響するとは言えず」等と事実に反する決めつけを行い、中央大阪生コンが組合員の勤務する近酸運輸の輸送契約を打ち切ったことについても、「使用者と同視できる程度に労働条件を決定していたとまでは言えず」として、(ストライキは)「労働組合の正当行為とするには限度を超えている」等とした。

 さらに現場に多数配置された警察官が何ら労働組合員の行動を制止しなかったことについては、「暴行や脅迫があったわけではなく、スト決行中の張り紙が出て、外観上はストライキの様相を示していたことから、警察官が慎重に対応したのはやむを得ない」などと言い訳、はしなくも裁判所が警官以下でしかないことを示した。総じて労組のストライキ権を最小限に限定する不当判決であった。

 判決報告集会で、不当判決を受けた組合員に続いて、全日建本部の小谷野書記長が発言、「会社側はスト対策として事前にプラカードを事務所で準備し、当日の出荷先も決めていなかった。それで何が業務妨害か」と判決を弾劾した。また、担当弁護士は、「裁判で弁護側が詳細に論じたことについて簡単に触れただけで退けた。「経営権を侵害し」というフレーズが何度か出てきた。経営権を尊重し、争議権を軽視した不当判決だ」と解説してくれました。

2021年3月15日 (月)

コロナ無策の菅政権 3.21宣言解除なら都内感染1日1300人試算 忍び寄る“魔のGW”

3.21宣言解除なら都内感染1日1300人試算 忍び寄る“魔のGW”

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「変異株、ワクチン、行楽シーズン」の3難関

「もう打つ手がない」――。14日付の産経新聞によると、新型コロナ対策について厚労省に助言する専門家組織のメンバーが11日の会合でこう発言したという。新規感染者の減少が鈍化する中、菅政権は発令中の緊急事態宣言を予定通り21日に解除する方針のようだ。無策のまま、解除すれば「3つの難関」が立ちふさがり、大型連休後半の5月初めには、都内の新規感染者が再び1日1300人を超えかねない。

 ◇  ◇  ◇

 菅首相は18日にも専門家による諮問委員会などを開き、解除の是非を判断する。それにしても、「打つ手なし」だから解除してしまえというのは、あまりにもフザけた話だ。産経の報道だと、関係閣僚の一人は「宣言はもう効かない。早く解除するしかない」と言い放ったという。

 ツイッターでは〈呆れた〉〈打つ手なし????国民の命まもる気持ちなし〉と批判が噴出。舛添前都知事も〈呆れるほど無責任〉と酷評し、〈打つ手なし〉はトレンド入りするほどだった。

 毎日新聞が13日に行った世論調査では、宣言を「21日以降も延長すべきだ」が57%に上った。菅政権は無策を棚に上げ、本気で解除する気なのか。

 宣言発令中の1都3県は、病床使用率こそ落ち着きつつあるが、新規感染者は減るどころか、増加傾向だ。厚労省が12日に公表したデータによると、宣言下の1都3県は東京と埼玉で、直近1週間(~3月11日)の新規感染者は前週よりも増えた。既に解除された大阪、京都、兵庫の3府県も増え、確実にリバウンドしている(別表)。

 原因のひとつは、感染力が強い「変異株」の存在だろう。北海道大の北島正章助教らが国内のある地域で昨年12月4日に採取された下水を分析すると、検出された新型コロナの遺伝物質の5.9%が変異株由来だった。今年1月7日の分析では倍の12.4%に上昇。現在はさらに増加しているとみるのが自然だ。

開花したソメイヨシノの標本木を見上げる参拝客ら(東京都千代田区の靖国神社)/(C)共同通信社
開花したソメイヨシノの標本木を見上げる参拝客ら(東京都千代田区の靖国神社)/(C)共同通信社
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人出を呼ぶ「桜」満開と重なり…

 頼みの「ワクチン接種」も先が見えない。河野担当大臣は、6月末までに5000万人分のファイザー製ワクチンを調達可能と胸を張るが、12日現在の入荷実績はたったの118万人分、接種実績も約23万件にとどまる。

 今後の「行楽シーズン」で気が緩めば、さらに人出は増える。気象庁は14日、東京都心で平年より12日も早い桜の開花を発表。宣言解除と「満開」が重なれば人流増に伴い、リバウンドが加速するのは間違いない。

 東大の仲田泰祐准教授らの試算によると、21日に宣言が解除され花見などで都民の気が緩んだと想定すると、東京の1日当たりの新規感染者は5月第1週に1000人台を突破。ゴールデンウイーク明けの同月第3週に1300人超になるという。今はどう見ても解除できるタイミングではないはずだ。

「昨年、1回目の宣言が全国で解除された日の新規感染者数は東京で8人でした。200~300人台で推移する今、解除する根拠はありません。政府は病床使用率の低下を根拠にしていますが、現在、蔓延しつつある英国型変異株は感染力の強さのみならず、致死率も高いと危ぶまれています。すると、重症化する患者も増える公算は大。解除しても病床はすぐに逼迫してしまいます。医療体制の拡充をしないまま、解除するのは危険です」(西武学園医学技術専門学校東京校校長・中原英臣氏=感染症学)

 前出の仲田准教授の試算は、感染者減が横ばいだった今月7日までのデータを基にしたもの。足元の感染者数が増加しているのだから、さらにペースが速まり、5月初めにも「都内1300人超え」に達する可能性は高い。

 菅首相はそれでも解除する気なのか。

本日関生第一次弾圧判決 威力業務妨害でスト権を否定する反動判決 

Img_2010 本日3月15日、大阪地裁で関西生コン労組に対する第一次大阪弾圧の裁判で判決があった。
判決はストライキ権を認めず、組合のピケット行為を医療業務妨害とする許しがたい反動判決。
被告は執行猶予がついたとはいえ、懲役4年から2年の重い判決。
全員、高裁での勝利・無罪を求めて、控訴した。

明日も明後日も大阪地裁では重要な裁判が行われる。

 

■ 関電株主代表訴訟 第1回口頭弁論

3 16 日 大阪地裁前集合 9:15

「関西電力の巨悪を明らかにするために」

「関電の原発不正マネー、徹底解明!」

 (予定)9:15地裁前集会、入廷行進、傍聴券抽選、10:30開廷(大法廷)、終了後 記

者会見&報告集会(堂島ビル 9 階会議室)

 

■ 新型コロナ・原発差し止め仮処分 決定書交付

317日 大阪地裁前集合 12:30 「コロナ収束まで原発を動かすな!」

 (予定)12:30地裁前集会、入廷行進、13:00 決定書交付(非公開)、旗だし、13:30

報告会(堂島ビル1B)、記者会見(大阪司法記者クラブ)

 

■「3.20 関電よ☆老朽原発うごかすな!高浜全国集会」

チラシ:https://blog.goo.ne.jp/takahamakarakanden

 

◇高浜町文化会館で集会 320 14:00 → 町内デモ 16:30解散

◇集会前段/高浜原発への抗議行動 11:45 原発北ゲートの300m先にある「音海展望

台」集合 → デモ、北ゲート前で抗議行動

2021年3月14日 (日)

米LAでアジア系差別反対集会 コロナ禍、憎悪犯罪や嫌がらせ

 
アジア系住民への差別に反対する集会の参加者ら=13日、ロサンゼルス(共同)© KYODONEWS アジア系住民への差別に反対する集会の参加者ら=13日、ロサンゼルス(共同)

 【ロサンゼルス共同】新型コロナウイルスの流行を背景に米国でアジア系住民への憎悪犯罪(ヘイトクライム)や嫌がらせが横行する中、ロサンゼルスの日系人街リトルトーキョーで13日、差別反対を訴える集会が開かれた。参加者らは「人種差別の暴力をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ「もう黙ってはいない」と声を上げた。

 会場の全米日系人博物館前には千人前後が集結。タイ系で会社経営者のタニー・ジラプラパースンさんは、電車内で見知らぬ男から10分間前後にわたり罵声を浴びせられた体験を語り「いつもの夜が悪夢になった。人生が変わってしまった」と被害の深刻さを訴えた。

辺野古行動報告

   3月13日(土)10:00~12:00、神戸市勤労会館にて、市民デモHYOGOの世話人会が開かれました。リアル9名とオンライン2名の計11名(先月14名)が参加しました。3月7日(日)の「いのちとくらしの映画祭with講演会」を振り返り、3月21日(日)に予定されている「市民デモHYOGO春のつどい」の段取りを話し合い、神戸市会への辺野古陳情(3月15日(月)陳情書提出、3月22日(月)常任委員会で口頭陳述・審査、3月26日(金)本会議-意見書採択?)と市民デモHYOGO新学習会(4月24日(土)第1回-沖縄)について報告を受けました。次回世話人会を4月24日(土)10:00~12:00に開催することを確認しました。

  3月13日(土)13:00~14:00、三宮マルイ前にて、辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動が取り組まれました。一時、小雨が降りました。参加者は16名(先週18名)、署名数は28筆(先週20筆)、チラシ配布は130枚(先週130枚)でした。Tさんはお一人で17筆集められました。「沖縄に行って現地を見たい」という年配者や、真剣に話を聞く小学生がいました。この間、辺野古行動に参加できていない方が様子を見に来られていました。行動が終わった後のうち合わせで、神戸でのでの意見書採択に向けて、3月22日に神戸市会常任委員会への傍聴参加が呼びかけられました。また、Aさんはこの後、名古屋市栄町での辺野古行動に参加するとのこと。お互い体調に気をつけてがんばりましょう。(STさんの報告より)



 



2021年3月12日 (金)

3月末までの行動、これ以外にもミーティングなどあって、なかなかハードスケジュール

当面の行動日程

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前   梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前    関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南  

※阪神間の行動 ▽原発関連行動  ●弾圧・裁判

 

313日(土) 宝塚の平和と人権を考える会3月例会 ミナマタからフクシマへ。終わらないミナマタ 13時 ぷらざこむ(阪急「売布神社」東南6分)

3月13日(土) これでええのん?大阪の教育 支援学校の現場から~君が代強制で失うもの13時半 エル大阪・南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

3月13日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

315日(月) 関生弾圧 大阪ストライキ事件 判決公判 9時半 傍聴券交付 10時 判決大阪地裁201号法廷(地下鉄「淀屋橋」北東7分)

316日(火) 関電原発不正マネー徹底究明 第1回口頭弁論 集合:915分 地裁前ミニ集会  10時半 大阪地裁大法廷 終了後報告集会

320日(土) 芦屋九条の会集会 14時 芦屋市民センター401 (JR「芦屋」西5分)講演:池内了(名古屋大学名誉教授、宇宙物理学者)

Img_1929320日(土・休) 関電よ☆老朽原発をうごかすな!高浜全国集会 14時 高浜町文化会館(JR「若狭高浜」西7分) 前段集会 1145分 音海展望台 高浜原発北ゲート前

321日(日) 市民デHYOGO 総会&交流会 13時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

※3月21日(日) 第三師団申し入れ行動 10時半 陸上自衛隊第3師団西門前

3月21日(日) 憲法改悪に反対する市民フォーラム 12時 JR大阪駅前 

▽321日(日) 原発のない福島を!県民大集会 13時半 福島市内

 

322日(月) 福島原発事故から10年(その2) 世直し研学習会 18時半 大阪市中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) お話:菅野みずえ

3月27日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

▽3月27日(土) さようなら原発首都圏集会 13時半 日比谷野外音楽堂

3月28日(日) 三里塚現地闘争

328日(日) 五輪反対集会 14時 大淀コミュニティセンター1階ホール(阪急・地下「天六」北西10分) 特別講演:天笠啓祐(ジャーナリスト・日本消費者連盟顧問問)

328日(日) 「戦争法」違憲訴訟の会 416判決前集会 半田滋(東京新聞記者)講演会 13時半 エルおおさか南館・5Fホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分)

328日(日) 生活保護引き下げアカン!大阪の会 総会&記念講演会 13時 此花会館梅香殿ホール(JR「西九条」) 講演:雨宮処凛

2021年3月10日 (水)

女性差別維持へ、自民党の懲りない面々

 
 
「『絆』を紡ぐ会」の会合で語る自民党の高市早苗元総務相(中央)=国会内© 朝日新聞社 「『絆』を紡ぐ会」の会合で語る自民党の高市早苗元総務相(中央)=国会内

 自民党国会議員の有志でつくる議員連盟「『絆』を紡ぐ会」の共同代表を務める高市早苗元総務相は9日の会合で、選択的夫婦別姓制度への反対を呼びかける書状を42道府県議会の議長宛てに発送した経緯を明らかにした。県議らへの圧力ではなく、「お願い」だったとも説明した。

 この書状をめぐっては、有志として名を連ねた衆参50人のなかに男女共同参画相に就いた丸川珠代参院議員の名前もあり、野党からはジェンダー平等に取り組む閣僚としての姿勢を疑問視する声が上がっている。また、埼玉県議会の議長が自身のブログに書状を掲載して「選択的夫婦別姓に対する理解不足に辟易(へきえき)する」と訴えるなど、地方からも批判が出ていた。

 高市氏によると、岩手、東京、三重、大阪、沖縄を除く42道府県に書状を発送。自民党籍を持つ議長宛てで、自宅や後援会事務所などに高市氏の封筒を使って送付したという。

 高市氏は、国会議員から県議への圧力と受け取られかねないとの批判について、「選挙を戦っていたら十分ご承知の通り、国会議員は県議会議員に頭が上がらない。むしろ、お願いベースだ」と釈明した。(野平悠一)

2021年3月 9日 (火)

性差別に鈍感、東京五輪への疑問・批判はタブーに―山口正紀の「言いたいことは山ほどある」~レイバーネット日本

●山口正紀の「言いたいことは山ほどある」第10回(2021/3/8 不定期コラム)

性差別に鈍感、東京五輪への疑問・批判はタブーに――森発言報道で露呈した大手メディアの男性支配と体制翼賛

 

 東京五輪・パラリンピック大会組織員会の森喜朗会長が女性蔑視発言を行い、国内外から批判を浴びて辞任した「森発言騒動」から約1か月たった。森氏の後任には橋本聖子・五輪担当相、その後任に丸川珠代・自民党参院議員が就任し、森発言騒動は新聞・テレビの報道上、一件落着したかのようだ。しかし、森発言で問われた問題は解決したのか。また、東京五輪開催に問題はないのか。一連の報道を振り返ると、森発言を伝えるメディアの報道も差別に鈍感だったうえ、後任報道でも密室人事に無批判だった。一連の報道は、森氏に代表されるスポーツ界・政界の古い体質とともに、男性支配の政治ムラにどっぷりつかり、五輪開催に疑問を提示できない大手メディアの残念な実態も浮かび上がらせた。

●鈍感で問題意識に欠けた森発言の第一報

「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「女性っていうのは競争意識が強い」「女性の数を増やしていく場合は、この発言の時間も、ある程度は規制をしておかないと…」「組織委員会にも女性は7人くらいおられる。みんなわきまえておられて…」

 2月3日開かれた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で行なわれた森発言の主な内容だ。JOCの評議員たちは、こんな差別意識むき出しの女性蔑視発言に抗議もせず、笑いまじりにおとなしく拝聴していたという。

 この発言当時、私は肺がん治療のため入院していて報道にリアルタイムで触れることが出来なかった。だが、退院後、発言を報じた各紙紙面をチェックし、「こんな程度の扱いだったの?」と拍子抜けした。2月4日付各紙の報道、見出しは次の通りだった。

『朝日新聞』――第2社会面・横見出し《「女性がたくさんいる会議 時間かかる」/JOC会合 森氏「競争意識強くみんな発言」》
『読売新聞』――第3社会面・1段見出し《「女性が多いと理事会に時間」森組織委会長》
『毎日新聞』――社会面・1段見出し《女性多い会議は「時間がかかる」》
『東京新聞』――1面・3段見出し《「女性が入ると時間がかかる」/森氏が蔑視発言/JOC理事巡り》、8面・横見出し《五輪理念に逆行/森会長 女性蔑視発言》
『産経新聞』――第2社会面・2段見出し《「女性多いと時間かかる」/森氏、JOC会議で発言》

 『東京新聞』は1面で大きく取り上げたうえ、見出しで明確に「蔑視発言」と打ち出し、スポーツ面には解説記事も載せて「五輪理念に逆行」と批判した。

 しかし、『東京』以外の各紙は扱いが小さく、『読売』『毎日』はベタ記事扱いで記事を見つけるのに苦労したほど。記事の中身も、森発言の差別性に対する指摘、批判的な視点ほとんどなく、ただ「こんな発言がありました」と〝客観報道〟しただけだった。

 一方、森発言は海外では大きく取り上げられた。4日付『東京』夕刊《森氏発言 波紋/海外メディア「性差別」》の記事によると、ロイター通信、AFP通信は森発言を「性差別」と断じ、発言中に評議員から笑いがもれたことも紹介、ニューヨークタイムス(電子版)は「元首相の組織委会長、会議に参加する女性の制限を示唆」と報じた。

 また、SNSでは森発言直後から女性たちによる抗議活動が始まった。2月19日付『週刊金曜日』で林香里・東京大学大学院教授は《差別性を認識させたのはSNSの声》として、女性たちの動きを紹介している。それによると、森発言が明るみに出た4日午前、ツイッターでは森発言の「みんなわきまえておられて」に抗議する「♯わきまえない女」がトレンド1位になった。同日夜には森氏の処遇の検討・再発防止などを求めるネット署名サイトが立ち上がり、開始から約1日で8万人を超える署名が集まったという。

 女性たちの抗議や海外の報道に比べ、日本の新聞報道が性差別についていかに鈍感だったか。大手メディアの報道姿勢、ニュース価値観の旧態依然ぶりが際立った。

●男性支配メディアの二重基準

 その原因は、森氏が君臨してきたスポーツ界・政界にも劣らないメディア業界の男性支配構造にある。森発言騒動さなかの2月9日、新聞労連、民放労連、出版労連、「メディアで働く女性ネットワーク」(WiMN)の4団体が記者会見を開き、メディア業界団体と加盟社に女性役員を増やすよう要請したことを発表した。

 それによると、2019年の調査で、新聞労連に労組が加盟する新聞社38社の女性割合は、従業員で19・9%、管理職で7・7%、役員は3・1%だった。また、民放労連の2018年度調査では、在京テレビ局6社の女性の割合は、従業員が24・2%、課長級以上の管理職が15・1%、番組制作部門のトップはゼロ。さらに、出版労連に労組が加盟する41社の女性の割合は、従業員が36・3%、管理職が15・3%、役員は8・3%だった。

 どのメディア企業も女性従業員自体少ないが、管理職や役員となると女性の割合はぐんと低く、メディア業界の男性優位構造がくっきりと浮かび上がった。

 もっと驚いたのが、各業界団体の役員に占める女性の数だ。新聞協会は53人中0、民間放送連盟も45人中0、書籍出版協会では40人中1人、雑誌協会も21人中1人だった。

 政府は2003年に策定した男女共同参画基本計画で、「社会のあらゆる分野において2020年までに指導的地位女性を3割にする」との目標を掲げていたが、メディア企業とその業界団体では、そんな目標など遠い世界の話だったことが明らかになった。

 ネット記事によると、この記者会見には女性記者を中心に多くの報道陣が集まったという。ところが、翌日の新聞を見ると、『朝日』が第2社会面にベタ記事で《メディアも女性役員増を》とごく短く報じただけで、会見内容を詳しく伝える記事は見当たらなかった。

 現場の記者が記事を書いても、男性中心のデスクたちがボツにしたのだろうか。遅ればせながら森発言を批判するようになっても、自分たちメディアに関する「不都合な真実」は報道しない。まさに「男性支配メディアの二重基準」というほかない。

 その後の会長人事報道も、旧来の政治報道から一歩も抜け出せない無批判なものだった。

 2月11日、森氏が会長辞任を決断し、川淵三郎氏に会長就任を要請すると、テレビのニュース・情報番組は一斉に「川淵氏が後任会長に」と報道。12日の各紙も《森・五輪組織委会長辞意/川淵氏を後任指名・受諾》(『朝日』1面トップ)など、川淵氏の会長就任がまるで正式な決定であるかのように報じた。女性蔑視発言を批判されて会長を辞任する人が自分で後継者を決める。こんなとんでもない振る舞いは、長年にわたる森氏のボス支配が何も変わっていないことを象徴するものだった。

 結局、五輪組織委は2月18日、後任会長に橋本聖子・五輪担当相を選出し、菅義偉首相はその後任(男女共同参画も担当)に丸川珠代・参院議員を起用した。

 橋本氏は森氏を「政治の師」と仰ぎ、就任会見でも「今後もアドバイスをいただかなければいけない局面もある」と述べた。丸川氏は選択的夫婦別姓制度に反対して地方議会に圧力をかける文書に署名し、「男女共同参画」とは正反対の政治家。二人はいずれも「男性支配の政治ムラ」を巧みに泳いできた女性であり、だからこそ、「森氏の後継」に抜擢されたといえる。しかし、そうした問題点は大手メディアではほとんど論じられなかった。

 この後任人事決定によって、約2週間に及ぶ森発言騒動・報道は収束に向かい、以後は何ごともなかったかのような五輪報道に戻った。

●東京五輪スポンサーになった大手メディアのタブー

 今、コロナ禍と政府の無為無策に多くの人があえぐ日本で、菅政権が何よりも重視し、優先しているのが、昨年から1年延期していた東京五輪の7月開催だ。

 共同通信が2月に実施した世論調査では、東京五輪を「中止すべき」が35・2%、「再延期すべき」が47・1%で、「開催すべき」は14・5%にとどまった。

 世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、日本も首都圏の「緊急事態宣言」が延長されるほど感染が広がっている。そんな中で世界中から選手を集め、五輪を開催するとどうなるのか。大会には1万人以上の医療スタッフが必要とされるが、コロナで逼迫した首都圏の医療機関のどこからそれだけのスタッフを集めようというのか。

 すでに、東京五輪はとんでもない「金食い虫」になっている。開催経費は招致当初7000億円と宣伝されたが、専門家の試算によると、すでに3兆5000億円に達し、その大部分が税金から支出されている。五輪を開催すればさらに莫大なコロナ対策費が必要になる。それでも、スポンサー企業にとって、五輪は巨大な利益が期待できる投資ビジネスなのだ。

 コロナ禍で非正規労働者が次々と職を失い、飲食関連を中心に倒産・事業閉鎖が相次いでも、政府も東京都も「自粛」「ステイホーム」を呼びかけるだけ。生命と暮らしの危機に瀕した市民に対しても「まず自助を」と突き放す。

 このうえ、まだ金食い五輪に注ぎ込む金があるなら、それをすべてコロナ禍に苦しむ人たちを助けるために使え――それが多くの市民の率直な思いだろう。

 ところが、新聞・テレビは、そんな市民の思いなどおかまいなしに、「7月五輪開催」を前提にした「五輪大本営協賛」ともいうべき報道を続けている。その大きな理由は、大手新聞社自身が東京五輪のスポンサーになっているからだ。

 『朝日』『読売』『毎日』『日本経済新聞』が「オフィシャルパートナー」、『産経』『北海道新聞』が「オフィシャルサポーター」になり、スポンサーとして出資している。系列のテレビ局の報道も「右に倣え」。五輪が開催されれば巨額の広告収入が見込める。

 そうして、大手メディアは五輪招致をめぐるJOC会長の買収疑惑など、さまざまな不正の追及に及び腰になり、いままた五輪開催への疑問・批判をタブーにしているのだ。

 報道機関が「当事者・受益者・関係者」になってしまえば、中立・公正の観点に立ったきちんとした報道は望むべくもない。今からでも遅くない。メディアはスポンサーから撤退し、東京五輪中止を求める世論に応える報道機関本来の役割を取り戻してほしい(了)。

2021年3月 8日 (月)

「いのちとくらしの映画祭with藤原辰史講演会」に150人

Img_1966 3月7日(日)12:30~16:20、神戸市教育会館大ホールにて、「いのちとくらしの映画祭with藤原辰史講演会」が行われました。会場は定員の150名でほぼ一杯、小さな子どもたちを連れた若いお母さんたちの姿もありました。
   映画「パブリック 図書館の奇跡」は2018年のアメリカ映画で、極寒のシンシナティで約70名のホームレスが凍死を避けて図書館に立てこもり、それを図書館員が手伝うというあらすじ。深刻さの中にユーモアを交えた素晴らしい映画でした。
  Img_1970 藤原辰史京大准教授の講演も、過去のパンデミックと今のコロナを比較しながら、自然と人間、戦争とパンデミック、農業と食について歴史的事実をユーモアを交えながら掘り下げる内容でした。例年のことながら、コープ自然派の皆さんの優れた企画力、用意周到さに感心させられました。

2021年3月 7日 (日)

5月3日まで、当面の行動

当面の行動日程

定例行動  毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

Img_1935 木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前   梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前    関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南  

※阪神間の行動 ▽原発関連行動  ●弾圧・裁判

 

37日(日) 命とくらしの映画祭 12時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分) 映画上映と講演 講演:藤原辰史(京都大准教授)

37日(日) 福島原発事故10年 さよなら原発集会 エルおおさか大ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分)

Img_1937311日(木) 原発事故から10年 かけがえのないものを守るために 1815分 国労会館(JR「天満」北東3分) 講演:三田茂医師

▽※3月11日(木) 311十周年尼崎行動 スタンディング&スピーチ 18時 JR尼崎駅北

313日(土) 宝塚の平和と人権を考える会3月例会 ミナマタからフクシマへ。終わらないミナマタ 13時 ぷらざこむ(阪急「売布神社」東南6分) 

●315日(月) 関生弾圧 大阪ストライキ事件 判決公判 10時 大阪地裁201号法廷

●▽316日(火) 関電原発不正マネー徹底究明 第1回口頭弁論 集合:915分 地裁前ミニ集会  10時半 大阪地裁大法廷 終了後報告集会

320日(土) 芦屋九条の会集会 14時 芦屋市民センター401 (JR「芦屋」西5分)講演:池内了(名古屋大学名誉教授、宇宙物理学者)

320日(土・休) 関電よ☆老朽原発をうごかすな!高浜全国集会 14時 高浜町文化会館(JR「若狭高浜」西7分) 前段集会 1145分 音海展望台 高浜原発北ゲート前

321日(日) 市民デHYOGO 総会&交流会 13時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

▽321日(日) 原発のない福島を!県民大集会 13時半 福島市内

 

322日(月) 福島原発事故から10年(そのImg_1929 2) 世直し研学習会 18時半 大阪市中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) お話:菅野みずえ

3月27日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

▽3月27日(土) さようなら原発首都圏集会 13時半 日比谷野外音楽堂

3月28日(日) 三里塚現地闘争

328日(日) 五輪反対集会 14時 大淀コミュニティセンター1階ホール(阪急・地下「天六」北西10分) 特別講演:天笠啓祐(ジャーナリスト・日本消費者連盟顧問問)

328日(日) 「戦争法」違憲訴訟の会 416判決前集会 半田滋(東京新聞記者)講演会 13時半 エルおおさか南館・5Fホ
ール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分)

4月4日(日) 民衆の国際連帯で東アジアの平和をめざす4・4円山集会 14時 丸山公園野外
音楽堂(阪急「四条河原町」東へ15分)

●4月15日(木) 関生弾圧・大阪地裁弾劾行動 16時半 大阪中之島公園水上ステージ

●418日(日) 検証シンポジーム 第2弾「関西生コン事件を考える」 13時 PLP会館(JR[天満]南7分)

4月18日(日) 映画『主戦場』東大阪上映会 ①10時~ ②13時~ ③16時~ ④19時~布施・夢広場ホール(近鉄「布施」駅前・イオンビル5F

5月3日(月・休) 憲法集会 

2021年3月 6日 (土)

「生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事」~3月27日から元町映画館で上映

 佐々木蔵之介は『麒麟が来る』で豊臣秀吉役をやるなど有名な俳優。しかし原発推進の関西電力と深い関係があるようで、関電のコマーシャルに出ている。その彼が今回「生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事」のナレーション役をやっているという。島田知事は神戸二中(現兵庫高校)出身で、沖縄戦が迫るさ中知事として沖縄に赴任、現地で県民のために尽くしながら死亡。島田知事を慕う人は沖縄にも神戸にも未だ多数いる。その映画のナレーションを神戸大学農学部時代から演劇世界に身を投じた佐々木蔵之介がやるのは何かの縁かもしれない。3月27日から元町映画館で上映される。ぜひ観たいものだ。

 

佐々木蔵之介 沖縄戦時の県知事・島田叡の言葉に「震えました」 ドキュメンタリー映画で語り務める

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 太平洋戦争中最後の沖縄県知事となった島田叡を追ったドキュメンタリー映画「生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事」で、島田の心中の声を語りで演じた佐々木蔵之介のコメントが公開となった。

 佐々木は「知事として、そしてひとりの人間として、力と心を尽くし命を繋ぐことを説いた島田叡の言葉に震えました。沖縄の美しい海と空があらためて色濃く深く見えてきます。いつの時代、どの場所でも、誰もが尊い命であることに変わりはなく、天寿を全う出来る世界を願います」と、県民の命を守ろうとした島田に思いを寄せ、命の大切さについてコメントしている。

 佐々木が語りを務めた島田叡は、すでに日本の敗色が濃厚だった太平洋戦争末期の1945年1月31日に沖縄の地を踏み、知事着任と同時にさまざまな施策を断行した人物。米軍が沖縄本島に上陸した後は、壕(自然洞窟)を移動しながら行政を続けた。戦況の悪化に伴って多くの県民が命を落としていく中、島田は軍部からの要求と行政官としての住民第一主義という信念の板挟みになり、苦渋の選択を迫られることになる。

 ドキュメンタリー映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」2部作で注目を集め、本作の監督を務めた佐古忠彦は、「(収録の)直前に摩文仁(まぶに)に行かれたという佐々木さんの、島田のその時々の心情を考えに考え抜いたすばらしい表現力で人間・島田が浮かび上がりました」と、佐々木蔵之介の演技を絶賛している。

生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事
2021年3月6日(土)より沖縄・桜坂劇場 先行公開 3月20日(土・祝)より東京・ユーロスペースほか全国順次公開
配給:アーク・フィルムズ
ⓒ2021 映画『生きろ 島田叡』製作委員会

2021年3月 5日 (金)

維新との闘いは続いている~『未来』312号より

焦点 大阪維新追撃・打倒のために ①
民意を蹂躙する広域一元化条例
剛田 力

コロナ禍でも維新の策動は続いている。再び「都構想」が否決されたあとも、吉村は昨年11月6日に「約半数の賛成派の声を尊重することも大事だ」などと言い出し、「広域行政の一元化」条例の制定を目指すことを宣言。吉村、松井は、住民投票で否決された「特別区設置協定書」(「都構想」)の制度設計で府に移管するとしていた成長戦略、病院、港湾、大学、高校、水道、消防など約430におよぶ大阪市の事務を対象に、その権限と財源を大阪府に移管する条例案をつくり、21年2月議会に提出すると表明。さらに「都構想は、否決ではあるが、現在大阪市がやっている430の広域事務は大阪府が一本化してやっていくという整理ができている。それを大阪市を残したうえで具体的に実現する、そのような条例案を都構想の対案として提案したい」と述べた。
いわゆる「都構想」の行政文書である「特別区設置協定書」に明記された「大阪市廃止」の具体的な中身は、吉村が言った、大阪市が政令指定都市として持っている成長戦略、都市計画、港湾、交通基盤整備、公共上下水道、消防、大学、高校、公園、河川にいたる430の事務権限と財源約2000億円を府に移譲することが含まれている。住民投票は、「大阪市の存続」という市民の意思を示しており、その権限と財源を大阪市に留めるという意味以外のなにものでもない。その自治権の大幅な切り離しが市民にとって大きなリスクをともなうからこそ住民投票が義務づけられている。これを議会判断のみに委ねることができるのなら、住民投票を義務づけた大都市設置法はまったく意味をなさない。

大阪市役所前で都構想に反対する市民(20年6月)

(1)「広域一元化」+「総合区」 ≒「都構想」

松井、吉村は同時に総合区も進めるという。しかしその具体的な内容はまったく示されていない。「広域行政一元化」と総合区を口実にした合区を合わせれば、ほぼ「都構想」のようなものになる。 総合区は2014年の地方自治法の改正により、政令指定都市が新たに設置できるようになった。総合区のポイントは、区長を一般職から議会の承認が必要な特別職に格上げし、予算提案権や区職員への人事権を持たせる点だ。市役所の一部署にすぎない今の行政区に権限を移譲し、地域内分権をすすめるのが狙いとされた。区長は「一般市なみ」の権限を持つ。さらに区長を住民投票の結果などを参考に決める「準公選制」も可能だ。
議会が可決すれば政令市に導入できるようになったが、まだ導入した自治体はない。大阪にとっては市を残したまま区の権限を強める制度となり、本来「都構想」や「広域行政一元化」とは相反するものだ。元々は大阪維新の会が都構想案を出した時に、反対だった他の政党に対し、「反対だったら対案を出せ」となり、公明党が総合区制度を対案として提出したもの。2015年の前回の住民投票後、吉村の市長時代、現在の24行政区を8総合区に再編する案を取りまとめ、都構想と並行して協議されたが、公明が「都構想」推進に転じたため、取り下げた。
今回松井、吉村が取り上げたのは、8区に合区するということに主眼点がある。総合区は、合区しなくても1区だけでもできるし、いつでもやめることができる。8区にする必然性などない。府と市が同じ施設を持つのは「二重行政のムダ」だというのだから、合区によって現在24区ごとに置かれている施設(保健センター、図書館など)を統廃合し、行政サービスが低下するおそれも大きい。
維新は、緊急に必要な政策課題から、目をそらさせようとしている。優先するべきは、何よりもコロナ感染症対策ではないか。防災対策も待ったなしだ。「大阪都」で、特別区ごとに設置するとした4カ所の児童相談所は作らないのか。維新が問題にしてきた、「学力不足問題」はどうするのだ。

(2)追い詰められた維新

維新の狙いは、公明党を議論に引きずり込み、屈服させて「広域行政一元化条例」を大阪市議会で可決、成立させることだ。一方、維新が2月議会での決着を目指すと急いでいるのは、看板政策だった「都構想」が否決されたことに伴う党内の動揺を収めたいとの思いがあるからだ。「府市一体で成長を目指すという従来の姿勢を改めて示せる」と、住民投票の「敗北」で求心力を失った議員や、維新信者の市民に対するアドバルーンを上げているのだ。そもそも維新は大阪府知事、大阪市長を握っており、慌てて条例を制定する必要はないはずだ。なぜ、コロナ禍で大変なときに、こんな策動を始めたのか。「大阪都構想」が住民投票で2回連続否決され「改革政党」としてのイメージが大きく揺らいでいる。このままでは今年の総選挙どころではなくなる。そこで、「既成勢力に踏みつけられても改革し続ける維新」を演出する必要から、今回の条例を急ぐのだ。 維新は追い詰められている。2・3月議会で条例が制定されなければ、看板政策を打ち出すたびに市民から否定され、「改革政党」のイメージはますます崩れる。維新に投票している無党派層のかなりの部分が離れかねない。維新にいる多くの議員は「選挙に勝てるから」と維新に集まっている。維新で勝てないとなると、離散するものが出てくる。
2・3月市議会の攻防は今後の大阪のゆくえを決する大きな山場になる。現在示されている条例案(骨子)では、さすがに直ちに430事業の移管、2000億円の移譲はできず、当面7分野の権限の移管とされた。それも地方自治法との関係で、総務省との調整の必要や、公明党をさらに屈服させるなど、ハードルは高い。

(3)奪われる市の「主権」

大阪府・市は1月22日、大阪市がもつ都市計画の7分野の権限を府に移管する方針を正式に決めた。「大阪都構想」の代案として、条例案を2月の府・市議会に提出する。1月25日に、その「広域行政一元化」条例案の骨子が公表された。
案の骨子は大阪府のホームページでのみ公表され、大阪市はパブコメ(意見募集)もしない(大阪市は総合区もパブコメしない)。すでに大阪市の主権は奪われ、乗っ取りは半ば完了している。以下、骨子を検討する。

骨子は8項目

1項目は、条例の名称。「大阪府及び大阪市における一体的な行政運営に関する条例」 2項目は、趣旨。
3項目は、基本理念。ここでは「副首都・大阪を確立」と打ち出している。
4項目は、責務。「大阪府および大阪市は、この条例に定める事項を誠実に履行する責務を有する」
5項目は、副首都推進本部(大阪府市)会議。ここでは「本部長:知事 副本部長:市長」とある。
6項目は、会議で協議すべき事項。ここでは成長戦略、グランドデザイン・大阪、スマートシティー戦略を上げている。 7項目は、大阪府及び大阪市が一体的に取り組む手法。
8項目は、施行日で2021年4月1日。
4項目に、「条例に定める事項を誠実に履行する」とあるのは副首都推進本部会議を「決定機関」にしたかったのだが、そう書くと府市の議決を拘束するものとなり、自治権や議会の議決権を否定することがあからさまになり、違法性が露骨になるので、一般的な当たり前の表現にした。表現は変えても、副首都推進本部会議が事実上の決定機関となる。
しかも5項目で、本部長が知事に固定され、知事と市長は対等ではなく、あくまで知事が上位で、最終責任者となる。既にある、地方自治法が規定する「指定都市都道府県調整会議」は、協議に応じる義務はあるが、知事と市長は対等。「指定都市都道府県調整会議」は、介護施設の整備や、中小企業支援、治水対策など、住民に必要な公共事業を調整することになっているが、この骨子では次の6項目の「会議で協議すべき事項」でも、まったく触れていない。
7項目での事務委託によって市の権限が府に移譲されて、大阪市が関与できなくなる。7項目は、「市→府」への事務委託という、この条例の「ねらい」の具体的な部分になる。
市から府への事務の委託の対象は、かなり絞った形になっている。しかしここにも注意が必要だ。水道や消防は地方自治法の事務委託制度を見ても都道府県でその事務をおこなっていないものは事務委託できないと考えられている。水道、消防は、そもそも事務委託できないのだ。「都構想」の宣伝で「消防の到着時間の短縮」をメリットとして挙げ、現場から否定されたが、二重にでたらめだ。健康と保険も対象外となっている。だが松井は「バーチャル都構想」と言ってコロナ対策を府に丸投げしている。教育も対象外だが、すでに12月に市も府も条例を可決し、22年4月には市立高校が府に移管される。
残ったのは「住民の反対を押し切ってでもごり押ししたい開発」、万博、カジノ、高速道路の開発などになる。特に、都市再生特別地区の指定は、住居地域など「用途地域」に関わらず、開発の規制をとっぱらうもの。これらを大阪市議会の動向にかかわらず、維新が思い通りにできる府の決定だけで進めることができるようにするものだ。
たとえば大阪市がおこなう都市計画、通常の道路、大型公園、公営住宅などの整備、水道、消防などは、市内エリアに関するもので、これらは府全体に影響が及ぶという意味での「広域行政」では決してない。しかし、大阪市民は自らの都市計画に参画できなくなる。
松井は市長でありながら、1月22日の副首都推進本部会議後の会見で、「大阪市民は大阪府民。大阪市議会の権限など市民にとってはどうでもいい」と発言している。「広域一元化」条例は、大阪市における自治権をはく奪する、自治略奪条例だ。条例では、一元化された事業の実施主体はあくまでも府であり、委託という手法で、大阪市が持つ自治の根幹である権限のみならず財源も奪い取っていくところは、住民投票で2度も否決された「都構想」そのものだ。
計画実行事務は委託することになっていない。大阪市は府の決定に黙って金を出し実施する実行部隊に成り下がる。
3月府議会は2月25日に開会し、3月28日閉会する。府議会は維新が単独過半数のため、議会での勝負は市議会が焦点になる。現状では3月26日の市議会最終日に「広域行政一元化条例」を採択するとみられている。街頭行動や署名、議会工作など、住民投票をたたかった市民とともに行動し、議決を阻止しよう。(つづく)

大阪市の財産を吸い上げて、夢洲でカジノあかん! 大阪市役所ヒューマンチェーン

と き:2月25日(木) 午前11時~午後1時
午前11時~11時50分 街宣行動>
正午~午後0時半 市役所包囲ヒューマンチェーン
午後0時半~1時 集会
ところ:大阪市役所前
主催:大阪カジノに反対する団体懇談会
連絡先:カジノ問題を考える大阪ネットワーク

マルイ前行動、のぼりをたてて賑やかに

   3月4日(木)15:00~16:30、三宮マルイ前にて昨年12月3日(木)以来3か月ぶりに定例行動を再開し

202134ました。寒くもなく風もない良い日和でした。ジャンボノボリを3本立て、横断幕を張り、ポスターを張り巡らし、シール投票を呼びかけ、チラシを配り、スピーチし、にぎやかでした。参加者は18名(先週7名)。
  リレースピーチは5人が行い、チラシは用意した200枚(先週92枚)を全て撒き切り、署名は12筆(先週2筆)でした。シール投票は、「今年、行われる総選挙(衆議院選挙)で、政権交代をあなたは求めますか?」を問い、「求めます」が32票、「求めません」が4票、「わかりません」が1票の計37票(前回昨年12月3日は39票)でした。自由意見欄には、「菅政管はいつまで持ちこたえられるか?」と1名の方が書き込まれました。
  KGさんの昔懐かしい曲を奏でるアコ-ディオンが場を和ませました。通行者は以前と変わらず多かったですが、高齢者が以前より少ないように感じました。

2021年3月 4日 (木)

本の紹介 労働運動の「神髄」見せる関生労組の清々しさ 『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか』~レイバーネット日本より

労働運動の「神髄」見せる関生労組の清々しさ

『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか』(武建一 著、旬報社、1,500円+税、2020年12月)評者:黒鉄好

 

 一切の虚飾のないストレートなタイトルと裏腹に、本書は、囚われの身となった著者が拘置所で迎えた保釈の日の描写から始まる。ドラマか映画でも見るかのように一気に引き込まれる。

 戦後、高度成長の波に乗った日本の歩みにみずからを重ねるように頭角を現す全日建連帯労組関西生コン支部委員長の武さん。権利獲得、ヤクザとの闘争、経営者との対決と協調。破天荒だが正義の炎を絶やさず、大きな敵に敢然と立ち向かう武さんのスケールの大きさが、読者の心を捉えて離さない。

 資本家が資本家たり得るのは、単に生産手段を所有することのみにとどまらず、価格、生産量や出荷量などの決定権――言い換えれば経営権を独占するからである。しかし、武さんの率いる関生労組は、経営者・資本家のこの「聖域」にズカズカと平気で踏み込む。過当競争による値崩れを防ぎ、適正価格での販売を通じて得た利益を労働者に還元する。あるいはコンクリートの品質を確保して建築物の安全を守る。そのような大義名分を掲げ、生産・流通のコントロールに乗り出す。原材料のセメントを少しでも高く売り暴利をむさぼるメーカーと、買い叩こうとするゼネコン。前門の虎、後門の狼という状況の中で、生き残りを賭け、利害が一致する局面では生コン経営者と共闘もする。大資本が関生労組を恐れる理由は、経営権を侵食する存在だからである。(写真=武建一氏)

 『法律など守っていたら組合をつぶすことはできない』――かつて財界の労務担当といわれた日経連が開催した講演会で、元役員の講師が放った言葉を本書は暴露する。それを読んで私は身震いがしたが、衝撃は受けなかった。同じような例は歴史書をひもとけばいくつでも見つけられるからだ。私がすぐに思い出したのは『国労を崩壊させる、その一念で(国鉄「改革」を)やってきたわけです』という中曽根康弘の言葉である。資本家の聖域である経営権に踏み込んでくる者は誰であろうと許さない。どんな手段を使ってでもつぶすという資本側の「不退転の決意」がそこに込められている。

 私は、関生労組にかけられている攻撃がかつて国労に向けられたそれと同じであることを理解した。この攻撃から関生労組を守るためには、あのときと同じように、すべての労働者が考え方や立場の違いを越えひとつにならなければならない。

 この闘いに関生労組は勝てるだろうか? 長く複雑な過程を経るとしても、最終的に勝てると私は判断する。どんな乱暴な経営者もどん欲なハゲタカも「全体の利益」という経済原則を越えることはできないからだ。他人を犠牲にして自分だけがいい思いをしようとする者は、社会各層の利害を調整し、全体の利益を図るという経済の自己調節機能によって手痛い反撃を受ける。武さんの波瀾万丈の人生ドラマからはそんな未来への希望も覗く。自分だけの利益ではなく労働者、社会全体のためになるように行動する。日本社会が久しく忘れてしまっている労働運動、社会運動の「神髄」を見せてくれる1冊である。

2021年3月 3日 (水)

クーデターとの闘いの先頭に立つミャンマーの労働者たち~レイバーネト日本より

クーデターとの闘いの先頭に立つミャンマーの労働者たち

ケビン・リン(Global Labor Justice- International Labor Rights Forum上級顧問)

 


*ヤンゴンのILO事務所前で抗議活動をするストライキ中の被服産業労働者たち

2月26日(金)深夜、ミャンマー軍は公共のテレビで同国の労働団体の多くを違法と宣言し、活動が続けば逮捕するとの脅しを掛けた。国際連帯活動が緊急に必要となっている。

2月1日、ミャンマー軍は選挙不正の疑いを口実にクーデターを起こし、選挙で選ばれた文民政府から政権を奪取した。クーデターの指導者たちは、政府トップの指導者や活動家を拘束し、インターネットを遮断し、飛行便を停止した。これにより、部分的な民主化を目指した10年に及ぶこの国の実験が、暗転し不確実なものとなった。

このクーデターはミャンマー国民が獲得した民主的な権利を脅かそうしている。工場労働者による戦闘的な闘争を通じてこの10年の間に強力な労働運動が構築されてきた。過去3週間にわたる公共部門・民間部門の労働者による職場放棄が拡大し、2月22日からのゼネストが行われ、クーデターに抵抗し、より強力な労働運動を築くための希望が芽生えてきている。

●労働者の反乱

クーデターが宣言されて間もなく、労働者と労働組合組織による大規模な市民的不服従運動が行われた。最初の運動の一つはクーデターの2日後、ミャンマー全土の50の町の110以上の病院や医療施設の労働者が最初に立ち上がり、ストライキを行った。ある政府系病院では、40人の医師の内38人と70人の看護師の内50人がストライキを行った。

「私たちが独裁政権の下で働くことはできません」と、最初のストライキの1つを率いた外科医であるチャウ・ジンさんは言う。「私たちは政権を倒すことができると確信しています。私たちは、ミン・アウン・フライング上級将軍(クーデター指導者)が辞任するまで、決して仕事には戻りません。誰も彼を指導者として認めていません。」

労働組合のナショナルセンターは迅速に動いた。ミャンマー最大のナショナルセンターであるミャンマー労働組合総連盟(CTUM)は、2月8日に最初のゼネストを呼びかけた。政府からの逮捕の脅しや抑圧の強化にもかかわらず、ごみ収集労働者、消防士、電力労働者、民間銀行員、被服産業労働者を含む幅広い部門の労働者がストライキの波を起こし、多くの労働者が街頭デモに参加した。

教師たちは生徒たちと一緒にいち早く運動に参加した。初等・高等教育や修道院学校をカバーする10万人規模のミャンマー教員連盟を含む7つの教員組合が、職場放棄を発表した。

ジャーナリストも職場放棄している。クーデターとメディアの自由への脅威に抗議して、ミャンマー記者協会のメンバーとミャンマー・タイムズ紙の十数名のジャーナリストが辞職した。

重要なのは、地方自治体や商務省、電力エネルギー省、運輸通信省、農業・畜産・灌漑省の職員がストライキに参加しており、この1週間で多くの部署が閑散とした状態になっていることだ。特に運輸部門に大きな打撃を与えた。ミャンマー国鉄(MR)の関係者によると、鉄道従業員の99%がストライキ中であり、鉄道サービスは停止されている。

ストライキ中の労働者は、軍の支配下にあるミャンマー石油・ガス企業、ミャンマーナショナル航空、鉱山、建設現場、被服産業工場、学校を閉鎖に追い込み、軍支配者に経済的打撃を与えている。食品・飲料製品、タバコ、娯楽産業、インターネットサービスプロバイダー、銀行、金融企業、病院、石油会社、卸売市場や小売業に対して消費者はボイコットを行い、軍の経済的権益に打撃を与えている。 軍は弾圧で対応してきている。平和的な抗議行動に参加した労働者や学生が逮捕され、軍は殺傷的な武器を行使し始め、すでに3人が死亡している。

●被服産業労働者が先頭に立つ

被服産業労働者は、クーデター指導者の厳しい警告にもかかわらず、いち早く路上抗議を呼びかけ、街頭行動を組織した。その結果、市民的不服従運動への信頼を高めるのに役立った。ミャンマーに拠点を置く労働者オーガナイザーのアンドリュー・ティレット・サックスは、「工場労働者、その多くは若い女性である被服産業労働者の姿は、一般大衆を深く鼓舞し、恐怖心を打ち砕き、現在見られる大規模な抗議とゼネストの触媒となったようです」と強調している。

「労働者と労働組合がヤンゴン(国内最大の都市)での運動の主要な力です」と、労働・人権活動家のテット・スウェ・ウィンさんは同意した。「工場から何千人もの労働者が街頭に出てきて集会をしているので国民の注目を集めています。労働者たちはこのような行動を取って危険に身をさらしています。労働者の指導者の多くは以前に解雇された経験があります。政府や工場のオーナーから弾圧されてきています。力はとても弱いが、非常に献身的です。」

公務員と民間の労働者とその労働組合が組織的に参加することが、市民不服従運動を前進させ、ミャンマーの未来を決定する最も重要な要素の一つである。

2月22日以降の最近のゼネストでは、ミャンマー社会の広い範囲の労働者が参加している。課題は、労働者の戦闘性をより強め、より多くの民間部門や未組織労働者の間でストライキ行動を増加させることである。

●なぜ国際的な連帯が重要なのか

今週初めに8人のCTUM指導者に逮捕状が出されるなど、軍による弾圧が強まる中、労働者とその労働組合の民主的権利を守るために、国際的な圧力がこれまで以上に急務となっている。

「国際的な支援は私たちにとって大きな意味を持ちます。」とテット・スェ・ウィンさんは述べている。「私たちの自由と権利を支持している人たちが海外にいることが分り、孤立していない、と感じさせてくれるからです。」

労働団体や人権団体はタイ、日本、香港、台湾、カンボジア、フィリピンなどでミャンマー大使館の外で抗議行動を組織し、クーデターを非難する連帯声明を発表している。 この運動が共鳴し、アジア各地でこれほどの支持を集めている理由を理解するのは難しいことではない。各国で抗議している人たちは、非民主的な支配と組合員や市民社会団体に対する継続的な弾圧という共通の課題に直面しているので、連帯を示しているのである。香港やタイなどでは最近、それぞれ大規模な民主的抗議運動が起きている。

●移住労働者

また、アジアの多くの国は、工場や建設業、漁業などでミャンマーからの出稼ぎ労働者が働いている。タイでは、推定300万人から400万人のミャンマーからの出稼ぎ労働者がおり、そのうち数十人がクーデター直後に、ミャンマー大使館前で抗議行動を連日行った。日本でも数百人のミャンマー人労働者が国連事務所前で抗議行動を行った。

●ブランドを圧力を掛ける

ミャンマー最大の被服産業労働組合であるミャンマー産業労連は、世界中の労働組合がミャンマーでビジネスを展開している衣料品ブランドに対し、クーデターを非難し、軍の利益に資する企業との関係を断つよう圧力を掛けるよう呼びかけている。また、労働者が抗議を理由に解雇されないように保護されることも求めている。

2億人の労働者を代表する10の国際産業別労働組合組織GUFは、ミャンマー軍の商業的利益に対して各国政府や企業が圧力を強めるよう働きかけることを、世界中の労働組合に呼びかけている。

米国やその他の国の労働組合や草の根の労働者が、ミャンマーの労働者と具体的な連帯を築くためには、呼びかけに積極的に応えて、クーデターを非難する声明を発表し、ミャンマーでビジネスを行っている企業にも抗議声明を出すように圧力を掛け、各企業がサプラチェーンを通じたミャンマー軍とのビジネス上のつながりを断ち切るよう圧力を掛ける必要がある。

ミャンマーの労働者は、直接行動が強力で、効果的であることを実証してきた。職場で組織化して戦闘的なストライキに参加したり、仕事を放棄して街頭デモに参加したりすることで、自らの民主的権利を守り、ミャンマーおよび世界中の労働者のためにより良い生活を勝ち取るために戦っている。ミャンマーの労働者は私たちの支援を必要としているし、またそれに値している。

2021年3月 2日 (火)

「菅と二階の怒りを買った2人が飛ばされた」……NHK有馬キャスター、武田アナ降板の衝撃



「菅と二階の怒りを買った2人が飛ばされた」……NHK有馬キャスター、武田アナ降板の衝撃

 



 NHKアナウンス室長ですら驚くほどの仰天人事だったという。2月10日、NHK「ニュースウオッチ9」の有馬嘉男キャスター(55)と、「クローズアップ現代+」の武田真一アナ(53)という“二大看板”の降板が発表されたのだ。局内では関係者がこう囁きあった。

「菅政権の怒りを買った2人が飛ばされた――」

◆◆◆

 経済部出身で、シンガポール支局長などを経て17年に「9」のキャスターに就任した有馬氏。ロマンスグレーに穏やかな語り口が人気を博した。

「政治や国際情勢など、多岐にわたる分野をいつも熱心に勉強していた。番組への思い入れも強く、本人は今年以降も続投に意欲を燃やしていたのですが……」(有馬氏の知人)


有馬嘉男キャスター

 有馬氏の降板にあたっては、サンスポが〈本来は昨年、桑子真帆アナが9を卒業した際、有馬氏も一緒に退く意向だった。しかし、桑子アナの後任の和久田麻由子アナを育成するため、一年間の続投となった〉と報じた。しかし、局内でそのストーリーを信じる職員はいない。

「今年は東京五輪や衆院選という大きなイベントを控えている。大事な年に、安定感と人気を兼ね備えた有馬氏を代えるのはデメリットしかない」(NHK関係者)

有馬氏の質問で明らかにムッとした菅首相

 有馬氏の降板をめぐって取り沙汰されているのが、昨年10月26日の臨時国会開幕日、菅義偉首相が生出演した際のやりとりだ。有馬氏は、炎上していた日本学術会議をめぐる問題で、菅首相に質問を重ねた。菅首相は最後には明らかにムッとした様子で「説明できることと、説明できないことがある」と述べた。

「このやりとりを受けて、放送直後から、山田真貴子内閣広報官が原聖樹政治部長に対し、有馬氏の質問内容に抗議した――という話が局内で広まったのです。実際、原氏は後になって周囲に『山田さんに怒られて大変だった』と漏らしていました」(NHK中堅職員)



12月12日には朝日新聞が、坂井学官房副長官の会食時の発言として「所信表明の話を聞きたいといって呼びながら、所信表明にない学術会議について話を聞くなんて。(略)NHK執行部が裏切った」と語ったことを報道。菅官邸のNHKへの怒りは周知の事実となった。このころから、局内では水面下で“有馬降ろし”が始まったという。


菅首相に質問する有馬キャスター(NHK「ニュースウオッチ9」より)

「辞めさせられそうだ……」

「各局の夜のニュース番組は、『news23』(TBS系)の小川彩佳アナや『news zero』(日テレ系)の有働由美子アナなど、軒並み女性キャスターがメイン。そのため、前政治部長の山口太一編集主幹が『9も和久田アナをメインに据えるべき。男性キャスターは補佐役で良い』と言って、局内で根回しを始めたのです。有馬氏を降板させれば、官邸の人事介入やNHK側の忖度が疑われるのは自明だったため、カモフラージュの意味合いもあったのでしょう。山口氏はこうした小細工を思いつくタイプではないため『菅官邸と近い正籬聡副会長や小池英夫理事の入れ知恵ではないか』と冷ややかに見られていました」(前出・NHK関係者)

 こうした動きを察知したのか、昨年11月頃から有馬氏は周囲にこう漏らしていた。

「辞めさせられそうだ……」

 そして事実、有馬氏の降板が決定したの

二階幹事長インタビューで“事件”は起きた

「1月19日放送の『クロ現+』で、自民党の二階俊博幹事長をインタビューしました。このときのやりとりが“虎の尾を踏んだ”と囁かれているのです」(前出・NHK関係者)

 テーマは新型コロナ対策だった。武田アナは、いつもの穏やかな調子で「政府の対策は十分なのか。さらに手を打つことがあるとすれば何が必要か」と質問。すると二階氏は「いちいちそんなケチをつけるもんじゃないですよ」と凄んでみせたのだ。

「武田アナはこの質問で、政権の実力者である二階氏の不興を買った。その直後に突然の降板となれば、訝しむ声が上がるのは当然です」(同前)

「クロ現」と菅首相には浅からぬ因縁がある。23年間にわたりキャスターを務めた国谷裕子氏が14年、集団的自衛権の行使容認について、官房長官だった菅氏に鋭い質問を投げかけ、それを契機に降板になったというのが定説だ。

 武田アナの降板も、政権への忖度が働いたのか。有馬氏が「辞めさせられそうだ」と漏らしていた件も含めてNHKに尋ねると、「ご質問のような事実はありません」と書面で回答があった。

 有馬氏は降板発表後、周囲に「NHKがどう見られてしまっているか……それが情けないところ」と語っていたという。前出のNHK関係者が嘆息する。

「菅政権はNHK改革に前のめりです。ブレーンの高橋洋一内閣官房参与が『Eテレ売却案』をぶち上げたほか、菅首相自らも先月、国家運営の大方針を示す施政方針演説で『受信料の一割引き下げ』に言及した。そんな菅政権の幹部に物を申した有馬氏や武田氏を今降板させれば、世間からどう見られるかは明らかでしょう」

 菅政権への忖度は本当にないのか。今後の報道姿勢が益々注目される。

 後任には元ワシントン支局長の田中正良氏の就任が発表されたが、こちらもドタバタの起用だったという。

「田中氏は今夏の人事で国際部長か中国総局長への異動が確実視されていた。ところが有馬氏の降板で、急きょ白羽の矢が立ったのです。ただ、4月からの新体制では山口氏の根回し通り、和久田アナがメインとなり、田中氏は補佐役に回る予定です」(同前)

 一方、有馬氏の次のポジションは未定だという。本人は何を思うのか。放送を終えた有馬氏を直撃した。


有馬氏は直撃取材に「答えられないよぉ」

――「9」降板について。

「答えられないよぉ。申し訳ない。ゴメン!」

 有馬氏はそれだけ言い残すと、その場を立ち去った。

 これだけではない。じつはもう一人、政権の怒りを買ったとされる意外な人物がいる。NHKのエース・武田アナだ。

「08年から9年間『ニュース7』のメインキャスターを務めたほか、19年には天皇の『即位の礼』関連番組で進行を担当するなど、名実ともにNHKの“顔”。『たけたん』の愛称で親しまれ、昨年12月の『好きな男性アナウンサーランキング』(オリコン調べ)では、フリーの羽鳥慎一アナに続く2位に選ばれました」(NHK局員)

 17年からは、NHKの看板番組である「クローズアップ現代+」のキャスターを担当。だが、今回の人事で降板と大阪放送局への異動が決定、新たに情報番組「ニュース きん5時」を担当することが発表されたのだ。


大阪に異動する武田アナ

「そもそも看板番組のキャスターをコロコロ替えるのは、決して得策ではない。なのに、武田氏をわずか4年で交替させてしまった。後任は井上裕貴アナと保里小百合アナが務めることになっていますが、格落ち感は否めません」(同前)

 武田アナにとっても青天の霹靂だったようだ。

「武田アナは熊本高校の同級生だった妻との間に2人の息子がいますが、家族仲がとても良い。息子の小学校の入学式のために、自分のネクタイを子ども用サイズに作り替えたり、手提げカバンを自ら縫ってあげたほどです。ところが今回の異動で、武田アナは単身赴任をすることになったらしく『あり得ない……』と嘆いていたそうです」(同前)

 なぜエースアナが東京を離れることになったのか。じつは武田アナをめぐっても、ある“事件”が起きていた。

二階幹事長インタビューで“事件”は起きた

「1月19日放送の『クロ現+』で、自民党の二階俊博幹事長をインタビューしました。このときのやりとりが“虎の尾を踏んだ”と囁かれているのです」(前出・NHK関係者)

 テーマは新型コロナ対策だった。武田アナは、いつもの穏やかな調子で「政府の対策は十分なのか。さらに手を打つことがあるとすれば何が必要か」と質問。すると二階氏は「いちいちそんなケチをつけるもんじゃないですよ」と凄んでみせたのだ。

「武田アナはこの質問で、政権の実力者である二階氏の不興を買った。その直後に突然の降板となれば、訝しむ声が上がるのは当然です」

「クロ現」と菅首相には浅からぬ因縁がある。23年間にわたりキャスターを務めた国谷裕子氏が14年、集団的自衛権の行使容認について、官房長官だった菅氏に鋭い質問を投げかけ、それを契機に降板になったというのが定説だ。

 武田アナの降板も、政権への忖度が働いたのか。有馬氏が「辞めさせられそうだ」と漏らしていた件も含めてNHKに尋ねると、「ご質問のような事実はありません」と書面で回答があった。

 有馬氏は降板発表後、周囲に「NHKがどう見られてしまっているか……それが情けないところ」と語っていたという。前出のNHK関係者が嘆息する。

「菅政権はNHK改革に前のめりです。ブレーンの高橋洋一内閣官房参与が『Eテレ売却案』をぶち上げたほか、菅首相自らも先月、国家運営の大方針を示す施政方針演説で『受信料の一割引き下げ』に言及した。そんな菅政権の幹部に物を申した有馬氏や武田氏を今降板させれば、世間からどう見られるかは明らかでしょう」

 菅政権への忖度は本当にないのか。今後の報道姿勢が益々注目される。

2021年3月 1日 (月)

3月末までの当面の行動 菅を倒せ、老朽原発うごかすな!

当面の行動日程

定例行動     

毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南

Img_1937 重要行動  拘束行動  阪神間の行動  原発関連行動

 

3月3日(水)  3の日行動 12時半 神戸・三宮 マルイ前

3月6日(土) 平井美津子さん講演会 「植民地支配責任とは」 14時 エル大阪・南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

3月7日(日) 福島原発事故から10年「終わらないフクシマ」 13時半 加古川市総合庁舎1階「たぱす」 報告:菅野みずえ

◎37日(日) 命とくらしの映画祭 12時半  神戸市教育会館(JR「元町」北7分) 映画上映と講演 映画:『パブリック図書館の奇跡』  講演:藤原辰史(京都大准教授)

▽37日(日) 福島原発事故10年 さよなら原発集会 エルおおさか大ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分)

 

Img_1935 3月8日(月) 連帯兵庫みなせん世話人会 18時 稲葉プラザ(JR「須磨海浜公園」北東5分)

3月10日(水) 労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋集会 18時半 キャンパスプラザ(JR「京都駅」北西5分)

3月11日(木) 原発事故から10年 かけがえのないものを守るために 1815分 国労会館(JR「天満」北東3分) 講演:三田茂医師&

※311日(木) 311十周年尼崎スタンディング 18時 JR尼崎駅北

3月13日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」東南4分)

※313日(土) 宝塚の平和と人権を考える会3月例会 ミナマタからフクシマへ。終わらないミナマタ 13時 ぷらざこむ(阪急「売布神社」東南6分) 

3月13日(土) これでええのん?大阪の教育 支援学校の現場から~君が代強制で失うもの13時半 エル大阪・南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

3月13日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

 

3月16日(火) 関電原発不正マネー徹底究明 第1回口頭弁論 集合:915分 地裁前ミニ集
会  10時半 大阪地裁大法廷 終了後報告集会

※320日(土) 芦屋九条の会集会 14時 芦屋市民センター401 (JR「芦屋」西5分) 講演:池内了(名古屋大学名誉教授、宇宙物理学者)

▽320日(土・休) 関電よ老朽原発をうごかすな!高浜全国集会 14時 高浜町文化会館(JR「若狭高浜」西7分) 前段集会 1145分 音海展望台 高浜原発北ゲート前  大阪からバスが出ます 9時 新大阪集合

◎321日(日) 市民デHYOGO 総会&交流会 13時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南)

3月21日(日) 自衛隊第3師団申し入れ行動 10時半 自衛隊第3師団西門(阪急「伊丹」北西20分)

Img_1929 3月21日(日) 憲法改悪反対市民フォーラム 12時 JR大阪駅南

 

3月22日(月) 世直し研究会 福島原発事故から10年(2) 18時半 大阪・中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) お話し:菅野みずえ

3月27日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

3月27日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

328日(日) 五輪反対集会 14時 大淀コミュニティセンター1階ホール(阪急・地下鉄「天六」北西10分) 特別講演:天笠啓祐(ジャーナリスト・日本消費者連問)

328日(日) 「戦争法」違憲訴訟の会 416判決前集会 半田滋(東京新聞記者)講演会 13時半 エルおおさか南館・5Fホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分)

 

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