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2021年1月

2021年1月31日 (日)

立憲民主党に喝! 支持率低迷は、ボトムアップの党の不実践

立憲民主党の定期党大会で、オンラインの参加者に壇上から手を振る枝野幸男代表(中央)ら=31日午後、東京都内のホテル(代表撮影)© 時事通信 提供 立憲民主党の定期党大会で、オンラインの参加者に壇上から手を振る枝野幸男代表(中央)ら=31日午後、東京都内のホテル(代表撮影)

 立憲民主党の枝野幸男代表は31日の党大会で、秋までに行われる衆院選で政権交代を目指す決意を示した。ただ、低支持率にあえぐ立憲にとって、この目標実現のハードルは高い。党内には枝野氏の指導力を疑問視する声も漏れる。

 「政権の選択肢として認めてもらうことが目標で、これには特効薬や奇策はない。地道に活動を展開していくことに尽きる」。枝野氏は党大会後の記者会見でこう強調した。

 立憲の衆院議員数は昨年9月の旧国民民主党との合流などを経て、109人にまで拡大。2009年に政権交代を果たした直前の旧民主党とほぼ肩を並べる規模だ。

 しかし、メディアの世論調査で菅内閣の支持率が急落する中、立憲の支持率は軒並み1桁台にとどまる。政権批判の受け皿として、世論の期待が集まっていないためだ。

 党関係者はこうした現状を「旧民主党政権の印象を拭いきれていない」と分析。実際、枝野氏や福山哲郎幹事長など主だった幹部の顔ぶれは旧民主党時代から代わり映えしない。12年の野党転落以降、「スキャンダル追及など政権批判ばかりで自民党に対抗する旗印がない」(立憲中堅)ことも低迷が続く要因となっている。

 このため立憲は、新型コロナウイルスの感染拡大も踏まえ、政策提案型への脱皮を図っている。先の新型コロナ特別措置法改正案などをめぐる自民党との修正協議では、立憲案をほぼ丸のみさせ、政権担当能力をアピールしてみせた。

 ただ、こうした対応が追い風となるかは見通せない。「衆院選を控えた野党第1党の党首としては物足りない」(若手)と党内の不満は枝野氏に向かっている。「結果次第で代表選だ」(中堅)との声も出ており、衆院選は枝野氏にとっても正念場となる。

2021年1月30日 (土)

2月末まで、菅政権の早期退陣を求めて、行動の紹介

当面の行動日程

定例行動

毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南

 

Img006_20201215101201 131日(日) 第5回狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいIN関西 13時 大阪・北区民センター(JR「天満」西2分) 石川一雄さん、袴田巌さん、青木惠子さんほか

2月7日(日) 武庫川ユニオン春闘学習会 13時半 リベル会議室((阪神「出屋敷」北1分)

211日(木・休) スガも維新もいらない!競争・強制でなく、命と人権を守る教育を! 
13
時半 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西2分) 講演:纐纈厚明治大学特任教授

2月13日(土)日本学術会議「任命拒否」を問う 14時 エルおおさか南館(地下鉄「天満橋」
西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分) 講演:松宮孝明(立命館大教授)

2月14日(日) チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西 29周年の集い 14時 ドーンセンター(地下鉄「天満橋」東南5分)

2月15日(月)~16日(火) 関西合同労組春闘行動

『アイたちの学校』尼崎連続上映会

2月17日(水) 14時 園田西生涯学習プラザ

2月19日(金) 14時 立花北生涯学習プラザ

        19時 地域総合センター・水堂

2月22日(月) 14時 武庫東生涯学習プラザ

2月24日(水) 10時 小田北生涯学習プラザ

2月26日(金) 14時 中央北生涯学習プラザ

         19時 地域総合センター南武庫之荘

2月27日(土)  14時 大庄南生涯学習プラザ

2月28日(日)  10時 中央北生涯学習プラザ

         14時 小田北生涯学習プラザ

 

2月20日(土) 北上あきひと新春の集い・県政報告会 14時 川西・アステホール(阪急「川西能勢口」南2分)

222日(月) 生活保護基準引き下げ違憲訴訟第24回期日(判決) 15時 大阪地裁202号法廷(地下鉄「淀屋橋」北東7分)

227日(土) 安田真理と内田樹のトークイベント 14時 芦屋市民センター(JR「芦屋」西南5分、阪急「芦屋川」南6分、阪神「芦屋」北8分)

2021年1月29日 (金)

28日のマルイ前行動に共感。チラシ90枚がまける つぎは30日の辺野古行動

 Img_1855 緊急事態宣言下で、国民には自粛を求めながら、銀座のクラブをハシゴする自民党と公明党の幹部たち。日本一の名家=石原家のおぼっちゃま(と言っても60歳を超えた元自民党幹事長)の石原伸晃は無症状でも即入院の「上級国民」ぶりをいかんなく発揮。一般市民は自宅待機で死んでいっているというのに。また自民党幹事長二階の地元では側近議員の秘書たちがカラオケボックスで宴会し、クラスターを発生。GOTOトラベルが感染を拡大したという京大の研究報告も出ている。それでも補正予算でまた1兆円を計上する自公政権。彼らに任せていては、国民の「命とくらし」は守れない。
 他方で、野党も自公政権に倣い自粛を決め込み、その影響下にある市民団体も運動をしない。兵庫では予定されていた1月18日の国会開会日闘争を放棄する体たらくだ。
 それに代わってというわけではないが、マルイ前の行動は、1月からは木曜・土曜の行動が工夫を凝らして展開されている。今この時期に、菅のコロナ無策を批判し、「菅退陣こそ最良のコロナ対策」を訴え、国民の命とくらしを守るのが、野党や市民運動の役割ではないのか。そんな風を感じてか、昨日のマルイ前行動には11人が参加し、チラシの受け取りも、マイクアピールへの聞き具合、アコーデオン演奏への共感具合も、この1月の中では一番良かったのではないか。
 2月4日の木曜行動を大いに盛り上げていこう。

 Img_1862 1月28日(木)15:00~16:00、三宮マルイ前にて有志による木曜行動が取り組まれました。春を感じさせる暖かさの中、参加者は11名(先週8名)、KMさんのスピーチ、KGさんのアコーディオン演奏、横断幕、ポスターで道行く人たちに訴えました。人通りはいつもより多かったです。久しぶりにチラシを100枚用意し、90枚を配りました。署名は、日本学術会議任命拒否撤回が4筆、改憲発議反対が4筆の計8筆(先週4筆)でした。(市民デモHYOGOレポート)

 1月30日土曜日13時からは辺野古神戸行動。沖縄では辺野古新基地への自衛隊駐屯=日米共同軍事基地化が暴露され怒りが高まり、宮古島市長選ではオール沖縄系の候補が現職(自公系)を破り勝利した。
 今こそコロナ対策を取りながら、街頭で菅政権の退陣を求める行動を強めていこう。

辺野古陸自共同使用「徹底調査と真摯な説明を」 沖縄選出野党議員が政府に要求~琉球新報

辺野古陸自共同使用「徹底調査と真摯な説明を」 沖縄選出野党議員が政府に要求

     
辺野古陸自常駐の極秘合意の調査と撤回などを中山泰秀防衛副大臣(中央)に要請した、うりずんの会の(左から)伊波洋一、赤嶺政賢、屋良朝博、高良鉄美各氏=27日、東京都

 【東京】陸上自衛隊と米海兵隊が、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブの共同使用を極秘合意していたとされる問題が明らかになったのを受け、県選出の国政野党国会議員でつくる「うりずんの会」が27日、外務省と防衛省に調査と説明を求めた。菅義偉首相はじめ、加藤勝信官房長官、岸信夫防衛相ら政府首脳がそろって「政府間の合意」を否定し、詳細な説明を拒み続けていることに、「永田町でのみ通用する答弁だ」などと反発を強めた。

 「徹底した調査と県民に対する真摯(しんし)な説明を求めた」。うりずんの会の伊波洋一参院議員(沖縄の風)は同日、陸自と米海兵隊によるシュワブへの陸自常駐の極秘合意について外務、防衛両省にこう要請したと明かした。

 同計画について「県民にさらなる過重な基地負担を押し付けるもので、絶対に認められない」とする要請書を提出し、計画の撤回を求めたことも明かした。

 一方、この計画について、政府側は「政府間の合意はない」と繰り返すのみで、陸自と米海兵隊間でのやりとりの詳細について説明を避け続けている。

 赤嶺政賢衆院議員(共産)は極秘合意があったとされる2015年当時に米海兵隊司令官だったニコルソン氏の言動に触れ、「共同使用に一生懸命働き掛けていたこともはっきりしている。今の(政府側の)答弁は永田町でのみ通用する答弁だ」と断じた。

 高良鉄美参院議員(沖縄の風)も「ニコルソン氏の過去の発言と(計画が)符号している」と指摘した。

 屋良朝博衆院議員(立民)は要請に応じた中山泰秀防衛副大臣が、常駐を予定していたとされる陸自の水陸機動団について「配備する予定はない」と繰り返したとし「言葉を出した以上、責任が発生している。言葉通りにやってもらいたい」と語気を強めた。

 伊波氏は、昨年に続き今年も実施される金武町ブルービーチ訓練場での日米共同訓練など、陸自と米海兵隊が連携を強めていることに「米軍演習の激化と連動している。合意を明らかにする必要がある」と警戒感を強めた。

 この日の要請では、新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)が発生しているシュワブ内での新基地建設に伴う埋め立て工事の中止も求めた。

2021年1月28日 (木)

菅首相を評価していた田原総一朗氏「期待外れ」「スピーチもへたっぴいだ」

菅首相を評価していた田原総一朗氏「期待外れ」「スピーチもへたっぴいだ」

 


 

菅義偉氏の能力を高く評価していた識者たちも…© NEWSポストセブン 提供 菅義偉氏の能力を高く評価していた識者たちも…

「影の総理」「危機管理の達人」「叩き上げの苦労人」さらには「鉄壁のガースー」──憲政史上最長の安倍政権を官房長官として7年8か月支えた菅義偉・首相は、昨年9月にコロナ危機のなかで首相に就任すると、手腕を期待され高い支持を得ていた。しかし、後手に回るコロナ対策に国民は失望するばかり。いったい何を間違ったからこうなったのか。菅氏の能力を高く評価していた識者に聞いた。

 まずは菅政権の“ご意見番”的存在の評論家・田原総一朗氏だ。田原氏は、「次は菅さんがいい」と安倍晋三・前首相に進言し、就任会見で菅首相が明言した「行政の縦割り打破」について、自身のブログで〈それができるとおおいに期待している〉と評価していた。

 しかし現状をこう語る。

「海外では1回目の感染爆発のときに医療体制を大改革したが、日本はそれができず医療崩壊を招いた。安倍政権時代の縦割り行政を継承し、官邸と厚労省、財務省の方針がまとまらなかったことに原因がある。菅さんは縦割りを打破するといっていたが、結局できなかった。ただ、分科会も悪い。菅さんは尾身茂会長の情報を相当信頼している。尾身さんも年が明けたら感染者は減ると考えていたんでしょう。だから菅さんも、緊急事態宣言は出さなくていいと甘く考えていた」

 期待外れだったのは政策だけではない。

「スピーチもへたっぴいだよ。安倍さんには優秀なスピーチライターがいて本人も何度も練習していた。だから二階さんにはスピーチライターを変えろ、菅さんにももっと練習するように伝えてくれといっておいたんだ」

 そして田原氏は、「菅がいいというより、今の自民党だと他に誰もいないでしょう」と加えた。

「こんなに発信の仕方が下手だとは思わなかった」──そう語るのはネット媒体のコラムで〈叩き上げタイプなので、ついていって頼りになる〉と菅氏に期待を寄せていた経済評論家の山崎元氏だ。

「トップは国民に語りかけることが重要なんです。しかし、菅さんは就任後、日本学術会議の問題が起きると国会を開かないし、記者会見もあまりやらなかった。コミュニケーションのスタイルが自己防衛的過ぎるんでしょうね。批判を跳ね返せるようガードを高くして身構えてしまう。胸襟を開いて周囲の意見を聞く姿勢があってもよかった。

 学術会議の人事にしても、有無をいわせず押し切るんじゃなくて、もう一度同じ6人を推薦させて任命したうえで組織改革を進めればよかった」

 山崎氏は菅政権誕生時の自身の思考を振り返って、こう話した。

「当時は、安倍政権のタガがだいぶ緩んできていて、“やっている感”を出すばかりになっていた。だから、菅さんだと、もう少し堅実なんじゃないか、という期待が生じたのでしょう」

※週刊ポスト2021年2月5日号

2021年1月27日 (水)

「反社」のレッテル貼りを許さない!〜関西生コン・西山直洋さんインタビュー~レイバーネット日本より

「反社」のレッテル貼りを許さない!〜関西生コン・西山直洋さんインタビュー

 

動画(8分)

 関西生コン弾圧のもうひとつの主役は右派メディアだった。連帯ユニオン関西生コン支部に対して「ブラックマネー、武闘派」などのレッテルを貼り、弾圧の素地をつくった。もっとも悪質だったがの2019年2月〜3月の『週刊実話』の「ブラックマネー 関西生コン事件」の連載(写真上)で、この記事に対しての反撃訴訟が「週刊実話・名誉毀損裁判」である。原告は、関西生コン支部の武健一委員長である。1月25日午後4時半から、東京地裁で第5回の口頭弁論が開かれた。

 裁判に先立って、集まった当該や支援者は「警察庁」に「国策弾圧の責任」を問う請願行動を行った。しかし警察庁は、警備会社ALSOKを前面に立てて、面会も受け取りも拒否。受付で15分ほど電話でやりあったが、警察庁側は「受け取らない、郵送しろ」の一点張りで、代表は「これは請願権の侵害である」と強く抗議した。

 この日の弁論で原告側は、『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか』の著書や労働法学者80人以上の「弾圧に関する意見書」を証拠として提出した。報告集会で大口昭彦弁護士は「裁判官は、弁護士に一切目をあわせないなど予断と偏見を感じる。きょう提出した証拠を通して、産別労組としての関西生コン支部の特質・成果をしっかり伝え、法廷の場で議論をつくりだしたい」と語った。

 この日は、関西生コン支部執行委員の西山直洋さん(写真上)が大阪から上京した。かれは、ストライキを威力業務妨害とされ、懲役2年6ヵ月・執行猶予5年の大阪地裁判決(2020年10月)を受けたばかりだった。記者は西山さんに現状を聞いた。「あまりにひどい不当判決だったので、学者も声を上げはじめ、よりいっそう連帯の輪が広がっている。裁判所は反動化している。勾留理由開示裁判では、裁判長が『私は労働法はまったく知りませんので、今後は勉強させてもらいます』と言い放った。これには本当に驚いた。こんな裁判官が労働事件をやっているのだ」。

 西山さんは続ける。「『週刊実話』の記事は拘置所で読んだが、書き方がひどい。労働組合に「反社」(反社会的勢力/暴力団)のレッテルを貼って報道している。権力と完全に一体化している」と。西山さんはニコニコしながら語っていたが、言葉のはしばしに腹の底からの怒りを感じた。(M)

1月22日「『核兵器禁止条約』発効で問われる日本政府の姿勢」~坂本茂雄ブログより

1月22日「『核兵器禁止条約』発効で問われる日本政府の姿勢」

 今日1月22日、核兵器禁止条約が発効しました。

 今年は、「核廃絶元年」として歴史に刻まれるはずです。

 保有、使用、威嚇から援助まで、あらゆる関与が全面的に禁じられるもので、国連での採択から3年半、50を超す非核国が批准しての出発となります。

 しかし、この条約に背を向ける核保有国と同盟諸国に法的拘束力は及ばず、ただちに核をなくすことにはいたりませんが、まずは核の役割を低減させ、保有国にその使用をためらわせ、核軍縮へと動かすことには少なからず作用し、包囲網としての効果が期待されます。

 条約の発効とともに、核大国・米国に誕生したバイデン政権はトランプ前政権の核軍拡を転換し、「核なき世界」をめざしたオバマ路線に立ち戻る方針を掲げています。

 この機に、本来なら真っ先に批准すべきはずだった被爆国・日本は今までのかたくなな姿勢を改めるべきではないでしょうか。

 日本政府は、核保有国と非核国の橋渡し役を果たすなどと言う以上、条約の締約国会議の場に座らずして双方をつなぐ対話も始めようがないはずです。

 国連の中満泉・事務次長(軍縮担当上級代表)は、「新型コロナの大流行で私たちが学んだのは、莫大な軍事費をかけて何千発もの核弾頭を持っていても、本当の意味での安全保障は確保できないということだったと思います。」と述べられています。

 また、13歳の時に広島で被爆し、米国留学後、カナダに移住し、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」に協力し、被爆証言を続けてきたサーロー・せつこさんは、「唯一の戦争被爆国として、核保有国と非保有国の橋渡し役を自任する日本政府の対応も残念だ。被爆者は自らの体験から無差別に命を奪う核兵器の非人道性を説き、廃絶しなければならない絶対悪だと訴えてきた。本来なら、これは日本政府も担うべき役割だ。核廃絶を求める国連決議案を毎年提出しているとはいえ、条約から目を背け、米国の主張をおうむ返しするようでは、国際社会からの信頼を失いかねない。」との指摘や、批准国に感謝のメッセージを発し、「日本こそ核廃絶の動きを」と訴える被爆4世の若者たちの言葉を日本政府は、真摯に受け止めなければならないはずです。

2021年1月26日 (火)

石原伸晃氏コロナ感染→即入院を「ラッキー」と弟・良純氏


石原伸晃氏コロナ感染→即入院を「ラッキー」と弟・良純氏

公開日: 更新日:

 



 




20日の衆院本会議に出席した石原伸晃衆院議員(C)日刊ゲンダイ
20日の衆院本会議に出席した石原伸晃衆院議員(C)日刊ゲンダイ
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 新型コロナウイルスに感染したとして、無症状ながら東京都内の病院に入院していたことが分かった自民党元幹事長の石原伸晃衆院議員(63)。

 25日午前に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」にコメンテーターとして出演した俳優で弟の石原良純氏(59)は、兄である伸晃議員の感染判明の経緯や入院について触れ、「(伸晃議員は)無症状ですが、既往症があるということでお医者さんに勧められて入院したということで、今の医療状況の中ではラッキーというか、手厚い看護を受けられた方だと思う」と語っていたが、「ラッキー」という言葉に納得する国民がどれほどいるのか。新型コロナに感染し、自宅療養を強いられている感染者の中には、伸晃議員のように既往症がある人も少なくないからだ。

 すでに東京や大阪など大都市部では、新型コロナに感染した70代や80代の高齢者が、基礎疾患がありながら自宅療養を余儀なくされ、死亡するケースも相次いでいる。こうした状況の中、伸晃議員が即日入院できたことに対し、ネット上では<上級国民はすぐに入院できるのか><国会議員は無症状でも自宅療養なしの特権>といった批判的なコメントが目立つ。

良純氏は番組で、伸晃議員が過去3度にわたって(濃厚接触者の疑いなどで)PCR検査を受けていたことも明かしていたが、伸晃議員が自身の経験からPCR検査の必要性、重要性を認識していたのであれば、元幹事長として党や国会にPCR検査体制の拡充を強く働きかけていてもよかっただろう。

 そうすれば、新型コロナ陽性者との濃厚接触の疑いがあるとしてPCR検査を希望したものの、すぐに受けらずに亡くなった立憲民主党羽田雄一郎元国土交通相(享年53)のような最悪のケースも防ぐことができたはずだ。

 伸晃議員の即入院が決まったこと以上に国民が怒っているのは、自宅療養と入院の基準が不明確なことに加え、1年も前から今のような医療体制の崩壊懸念が指摘されながら政府が何の準備もしてこなかったこと。その怠慢を許してきた与党幹部としての政治責任を問うているのだ。

~日刊ゲンダイ

2021年1月25日 (月)

1~3月、当面の行動

当面の行動日程  
 注意:緊急事態宣言下で延期 ・中止になる行動もあります

定例行動

毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

Img_1825 木曜行動 15時~16時 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南

 

1月25日(月)福島原発事故から10年 避難者からの報告 18時半 大阪中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) 報告:菅野みずえさん

1月25日(月) Eテレ 斎藤幸平 100DE名著④ 『資本論』 2225分~50

1月30日(土) 宝塚99%の会 ソウルの親境無償給食に学ぶ 9時半 東公民館(阪急「山本」南8分)

Img006_20201215101201 131日(日) 第5回狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいIN関西 13時 大阪・北区民センター(JR「天満」西2分) 石川一雄さん、袴田巌さん、青木惠子さんほか

 

2月6日(土) ロックアクション大阪

2月7日(日) 武庫川ユニオン春闘学習会 13時半 リベル会議室((阪神「出屋敷」北1分)

211日(木・休) スガも維新もいらない!競争・強制でなく、命と人権を守る教育を! 13時半 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西2分) 講演:纐纈厚明治大学特任教授

2月11日(木・休) おおつる求伊丹市議市政報告&意見交換会 10時 稲野センタ(阪急「稲野」南西5分)  15時 いたみホール会議室(阪急「伊丹」北3分)

2月11日(木・休) ふっとばせ軍国風 宝塚集会 10時 宝塚男女共同参画センター(阪急「宝塚」直結 ソリオ2 4F) 講師:黒井秋夫さん

2月13日(土)  「エネルギーの選択が私たちのくらしを変える」 10時 宝塚男女共同参画センター(阪急「宝塚」直結 ソリオ2 4F) 講師:大谷常雄(コープこうべ)

2月13日(土)日本学術会議「任命拒否」を問う 14時 エルおおさか南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分) 講演:松宮孝明(立命館大教授)

2月14日(日) チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西 29周年の集い 14時 ドーンセンター(地下鉄「天満橋」東南5分)

2月15日(月)~16日(火) 関西合同労組春闘行動

『アイたちの学校』尼崎連続上映会

2月17日(水) 14時 園田西生涯学習プラザ

2月19日(金) 14時 立花北生涯学習プラザ

        19時 地域総合センター・水堂

2月22日(月) 14時 武庫東生涯学習プラザ

2月24日(水) 10時 小田北生涯学習プラザ

2月26日(金) 14時 中央北生涯学習プラザ

         19時 地域総合センター南武庫之荘

2月27日(土)  14時 大庄南生涯学習プラザ

Img_1783 2月28日(日)  10時 中央北生涯学習プラザ

         14時 小田北生涯学習プラザ

 

2月20日(土) 北上あきひと新春の集い・県政報告会 14時 川西・アステホール(阪急「川西能勢口」南2分)

2月21日(日) 自衛隊第三師団申し入れ行動 10時半 伊丹市千僧・陸上自衛隊第3師団西門前8阪急「伊丹」北西20分) 11時から阪急「伊丹」駅前で街頭宣伝行動 写真は1月の申し入れ行動

222日(月) 生活保護基準引き下げ違憲訴訟第24回期日(判決) 15時 大阪地裁202号法廷(地下鉄「淀屋橋」北東7分)

227日(土) 安田真理と内田樹のトークイベント 14時 芦屋市民センター(JR「芦屋」西南5分、阪急「芦屋川」南6分、阪神「芦屋」北8分)

 

3月1日(月) 日本ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター

3月6日(土) 平井美津子さん講演会 「植民地支配責任とは」 14時 エル大阪・南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

37日(日) 命とくらしの映画祭 10時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分) 映画上映と講演 講演:藤原辰史(京都大准教授)

37日(日) 福島原発事故10年 さよなら原発集会 エルおおさか大ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

3月16日(火) 関電原発不正マネー徹底究明 第1回口頭弁論 10時半 大阪地裁大法廷

3月20日(土) 芦屋九条の会集会 14時 ルナホール・小ホール(JR「芦屋」西5分)

320日(土・休) 関電よ☆老朽原発をうごかすな!高浜全国集会 14時 高浜町文化会館(JR「若狭高浜」西7分) 前段集会 1145分 高浜原発キタゲート

3月21日(日) 市民デモHYOGO 3月交流会 13時 神戸勤労会館

山下慶喜さん、2743票で11位の上位当選 24日投開票・茨木市議選

何度も着替えて歩いて、自転車で 終日雨の最終日

2021年01月23日 | 今日の宣伝行動( #駅頭、 #スポット演説) #茨木市

 最終日、基本的には一人で大型メガフォンを積み込み、流しとスポット演説。

 24日投開票の茨木市議選(定数28人)で、山下けいきさんは2743票を獲得し、堂々11位の上位当選をかちとった。相変わらず維新が上位を占める選挙結果ではあったが、自民と維新の現職もそれぞれ1人落選している。当センターもブログでは取り上げたものの、直接市内に応援に行ったのは1回きり。厳しい選挙戦を制した山下けいきさんの、今後ともの活躍を期待したい。

緊急事態宣言下、行動は続く 関電包囲に300人

 Img_1799 緊急事態宣言下でも菅自公政権の悪業は止まらない。
 兵庫の市民運動は、「感染拡大、政治の責任 菅政権は退陣を!」を掲げて、毎週木曜日のマルイ前行動や、土曜日の辺野古行動をはじめ各地で各種の行動を続けている。(右は21日の木曜行動)
 24日は雨の中、関西電力よ!老朽原発をうごかすな!行動が、関電本店前に300人が結集し行われ、兵庫の市民運動からも20人余りが参加した。
 集会では福井・小浜から中嶌哲演(明通寺住Img_1832 職)さんが来られ、15日の大飯原発の再稼働を弾劾するとともに、高浜・大飯・美浜の老朽原発をうごかすな!と訴えた。若狭の原発を考える会の木原壯林さんからは、地元自治体の「地元合意」と称する老朽原発再稼働への動きを激しく弾劾するとともに、「老朽原発」という言葉が一般新聞にも出るようになったこの間の運動の意義を纏めるとともに、この3月にも迫った高浜原発の再稼働を阻止Img_1841 するために、3月20日高浜現地に集まろうと訴えた。全国各地からのssン貨車を代表して東京のたんぽぽ舎や、参加の労働組合などの発言を受けて集会は終了。
 そののち西梅田公園に移動し、デモに出発。デモは国道2号線、1号線を経て、梅田まで。連日の雨の中、参加者数が危ぶまれたが、それでも各地から300人が集まり、2~3月の闘いをやり抜くことを誓ったことは、意義深い行動となった。(写真は関電前の集会と、中島哲演さんを先頭にデモ行進をおこなう参加者)

菅政権、自滅の刃

【点描・永田町】不安と不信の「緊急事態再宣言」

配信

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時事通信

新型コロナウイルス感染症対策本部で、1都3県に緊急事態宣言の発令を表明する菅義偉首相=1月7日、首相官邸

2021年1月24日 (日)

雨にも負けず、本日関電本店前へ!

関電よ老朽原発うごかすな!大集会
1・24老朽原発動かすな集会_0001
●日時 1月24日13:30
●場所 関電本店前
(地下鉄肥後橋駅/京阪中之島線渡辺橋)
●主催 老朽原発うごかすな!実行委員会
●連絡先 木原壯林 090₋1965₋7102
●概要
・集会13:30~14:15
・終了後、歩いて西梅田公園まで移動
・西梅田公園からデモスタート(梅田まで75分程度)
・解散16:00頃

関電よ老朽原発うごかすな!大集会
 関電を糾弾し、梅田デモで訴えよう!
 関電は、運転開始後44年、46年になり、超危険な老朽原発・美浜3号機、高浜1号機の2021年1月、3月再稼働を画策しています。
 原子力規制委員会(規制委)が、上記老朽原発の運転を認可したのは2016年ですが、認可以降に、関電の原発に関して、蒸気発生器配管の減肉・損傷、再稼働準備工事中の人身事故、原発関連工事費の不正還流など、トラブル、事故、不祥事が頻発しています。運転認可時には想定されなかったことばかりです。原発の40年越え運転が理不尽であり、関電が原発を安全に運転する資質と体制を持たず、また新規制基準がきわめて不完全で、規制委の審査がいい加減であることを示しています。
 12月4日の大阪地裁判決は、規制委のいい加減さを端的に指摘する画期的なものです。規制委は、原発の耐震設計について、「過去の地震規模の平均値でなく、バラツキをも考慮せよ」と規定していましたが、原発運転の認定にあたっては、原発の耐震性は、平均値に見合ったもので可としています。大阪地裁は、これが過小評価であるとして、大飯原発3,4号機の設置変更許可の取り消しを命じたのです。この判決に基けば、同じ方向で認定された老朽原発を含む全ての原発の耐震性も過小評価されていたことが立証されます。
 ところで、美浜原発、高浜原発から100㎞圏内には、福井県のみならず、京都府、滋賀県のほぼ全域、岐阜県の西半分、大阪府、兵庫県の一部が含まれます。このことと、福島原発事故では事故炉から約50㎞離れた飯館村も全村避難であったことを考え合わせれば、美浜や高浜の原発で重大事故が起これば、何百万人もの人々が避難対象になりかねないことになります。避難は不可能です。
 しかも、今、新型コロナウィルスの感染が拡大し、終息の兆しも見えません。この中で、超危険な老朽原発が稼働され重大事故を起こしたら、集団避難のバスの中で、長期にわたる避難生活の中で、ウィルスの感染を防ぐことは不可能です。それでも、関電は、稼働中の原発を停止せず、危険きわまりない老朽原発の再稼働まで画策しているのです。
 一方、関電は、使用済み核燃料中間貯蔵施設候補地の2018年内決定の約束を反故にして、使用済み核燃料を増やす原発の運転を継続し、老朽原発の運転まで進めようとしています。人々の安全や安心を顧みない身勝手きわまりない関電の姿勢の現れです。許されるものではありません。
 老朽原発廃炉を勝ち取り、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう!

●カンパのお願い●
1・24大集会へのご支援をお願いします
《カンパの振り込み先(郵便振替)》
口座記号・番号
00990₋4₋334563
《加入者名》
老朽原発うごかすな!実行委員会

核禁条約「日本は批准を」 被爆者団体など決意新たに

核禁条約「日本は批准を」 被爆者団体など決意新たに

会員記事 核といのちを考える

編集委員・北野隆一

 核兵器禁止条約の実現に尽力した被爆者団体やNGOなどが主催する記念イベントが23日、東京と広島、長崎をつないでオンラインで開かれた。発効を「スタート」と位置づけ、日本政府の条約への参加を求める発言が相次いだ。

 日本原水爆被害者団体協議会日本被団協)の田中熙巳代表委員は「条約が発効した22日は人類史上に銘記される日。日本政府に批准させ、核兵器廃絶の世界のリーダーになるよう求めたい」とあいさつ。カナダ在住の被爆者サーロー節子さんはビデオメッセージで「被爆した何十万の死者の記憶に思いをはせ、核兵器の完全廃絶まで、いとしい死者とともに歩み続けましょう」と語った。

 ビデオで中満泉・国連事務次長…

2021年1月23日 (土)

きょうは選挙戦最終日 昨日少しだけ応援に 頑張れ!山下けいきさん

2021年01月22日 | 今日の宣伝行動( #駅頭、 #スポット演説) #茨木市


 今朝は阪急南茨木駅から。最初から雨模様で今日は終日雨の中の選挙戦? 雨の中でもメロディが浮かんできます。岡林信康の「がいこつの唄」に竹内まりやの「シンクロニシティ(素敵な偶然)」と「人生の扉」。

 雨と寒さの条件は他候補も一緒。今日明日、そして明後日の投票日まで雨模様。いかに与えられた気象条件の中で知恵を絞りながら自分らしく楽しく動けるか考えながらの今日明日になりそうです。


 雨の中、駆けつけてもらった多くの仲間に感謝。皆さん温かくしてして、そしていい1日を! 山下勝利に向けてネットで拡散していただければありがたいです。









阪急南茨木駅前のポスター



 朝立ちが終わり、今度は傘を持ってタスキとミニメガフォンで一人でも(いつもはのぼりを背負ってのアピール行動なのですが)。

 阪急茨木市駅、イオン、阪急本通商店街、JR茨木駅と市内中心部を往復し、そのままのぼり5駅アピールランのコースに。阪急総持寺駅、JR総持寺駅、阪急茨木市駅と回りました。途中スポット3回。

 安威川では母親の後を追いかけるような鳥たちの可愛さににっこり。忙中閑あり(?)。午後は自転車に大きなメガフォン積んで、流しとスポット宣伝。

河井被告有罪で問われる菅、二階氏の政治責任 混迷気味の議員辞職問題、リーダー失格の声も

河井被告有罪で問われる菅、二階氏の政治責任 混迷気味の議員辞職問題、リーダー失格の声も

 


 

2020年10月27日夜に保釈され、東京拘置所を出る河井案里被告(中央、写真:時事)© 東洋経済オンライン 2020年10月27日夜に保釈され、東京拘置所を出る河井案里被告(中央、写真:時事)

 コロナ対応における度重なる迷走で、菅義偉首相が国会論戦で野党から集中砲火を浴び続けている。

 その菅首相にとって「さらなる火種」(自民幹部)となるのが、2019年夏の参院選の大規模買収事件で有罪判決を受けた参院議員、河井案里被告の議員辞職問題だ。

 1月21日の判決を受けて、野党はもちろんのこと、与党内からも案里被告の議員辞職を求める声が噴出している。同被告が議員辞職せずに控訴すれば、今後も議員歳費を受け取り続けることになるからだ。その場合、国民の猛反発は確実で、「次期衆院選での自民党への強い逆風になる」(自民若手)のは間違いない。

薄い「逆転無罪」の可能性

 2019年の参院選広島選挙区(定数2)に自民党2人目の公認候補として案里被告を押し立てたのは、当時の官房長官だった菅首相と二階俊博自民党幹事長だったとされる。

 それだけに、「(案里被告という)猫の首に鈴(議員辞職)をつけるのは菅、二階両氏の責務」(自民長老)と言えるが、2人とも「進退は個人の判断」と口を濁すばかり。いら立つ自民党内には「案里被告に引導を渡せないようならリーダー失格」(若手)との厳しい声も出始めた。

 東京地方裁判所は21日、案里被告に対し、懲役1年4カ月、執行猶予5年(求刑は懲役1年6カ月)の判決を言い渡した。高橋康明裁判長は「民主主義の根幹となる選挙の公正さを害した」と断じた。

 判決によると、案里被告は参院選前の2019年3~5月、夫で衆院議員の克行被告=公選法違反で公判中=と共謀し、広島県議4人に現金計160万円を配った。判決は、いずれの県議も案里議員を応援しており、政治資金の処理に必要となる領収書もないことから、現金の趣旨は買収だったとした。

 「量刑を含め、大方予想どおりの判決」(司法関係者)で、案里被告が控訴しても「逆転無罪の可能性は低い」(同)との見方が大勢を占める。公判が続く限り、「推定無罪の原則から案里被告の権利は守られる」(同)が、国会議員としての進退は「まったく別問題」(閣僚経験者)だ。

 案里被告については、地元の広島で公設秘書の有罪確定に伴って連座制適用を求める行政訴訟も起こされており、検察側が勝訴すれば、その時点で案里被告は失職する。一方、1審判決を受けて案里被告が3月15日までに議員辞職を申し出れば、4月25日の衆参統一補欠選挙に、参院広島選挙区も追加されることになる。

 有罪判決を受けた案里被告は21日、「主張の一部しか受け入れられず、大変遺憾。判決内容を精査し、今後の対応を検討したい」と進退には踏み込まないコメントを出した。

 一方、菅首相は同日夕、記者団に対し「行政の長として、個別事件の裁判所の判断について、所感を申し上げるべきではない」と案里被告の進退問題に踏み込むことを避けた。

岸田氏や公明党は議員辞職を求める

 自民党本部から案里被告の陣営に1億5000万円もの資金が提供されたことについて再調査の必要性を問われても、菅首相は「総裁になって報告を受けている。党で所定の手続きを得たうえでルールに基づいて交付されている」と事実上、再調査を否定した。二階幹事長も「判決が確定していない中でのコメントについては差し控えたい」と素っ気なく答えた。

 案里被告と夫の克行被告はともに自民党を離党しているが、案里被告は自民二階派に特別会員としてとどまっている。しかし、二階氏は「党としてはつねに襟を正し、引き続き緊張感をもって国民の信頼回復に努めてまいる所存だ」と一般論でかわした。

 一方、自民党内では岸田文雄前政調会長が案里被告に説明責任を果たすよう求めたうえで、「どう身を処されるか、しっかりと自分で考えていただきたい」と暗に議員辞職を決断するよう求めた。また、公明党の石井啓一幹事長は「判決を1つのけじめとして、議員辞職をすべきではないか」と即時辞職を要求した。

 もちろん野党側は「即時議員辞職は当然」と口をそろえ、案里、克行両被告が議員辞職しない場合、自民党総裁の菅首相の政治責任は重大として、国会で厳しく追及する方針だ。

 「政治とカネ」をめぐっては、2020年末に安倍晋三前首相の「桜」疑惑に関連し、安倍氏の公設秘書が罰金100万円の略式命令を受けている。さらに、吉川貴盛・元農林水産相が大手鶏卵会社から現金を受け取り、収賄罪で在宅起訴された。

 一連の不祥事について、与党内からは「次期衆院選まで国民は忘れない。政府与党首脳が厳しい姿勢を示さなければ、政権への強い逆風になる」(公明幹部)と、不安の声が噴出する。

 そこで当面の問題となるのが案里被告の議員辞職への道筋だ。さらに、案里被告が辞職しても、今回の買収事件の「主犯」とみられている克行被告が辞職しなければ、「(けじめは)不十分で、自民への逆風は収まらない」(自民幹部)。

後継候補をめぐる「複雑な事情」

 仮に、両被告が3月15日までに失職か議員辞職すれば、4月25日に衆院広島3区と参院広島選挙区で補選が実施される。当然、議席の獲得を目指して各党が候補を擁立することになる。

 与党としては、買収事件の逆風をかわすため、「一致結束して後継候補を支援するのが当然」(自民県連)のはずだ。しかし、両区の候補擁立をめぐる各党の事情は複雑で、「一筋縄ではいかない」(同)のが実態だ。

 まず、衆院広島3区では、公明党が2020年11月に斉藤鉄夫党副代表(衆院比例中国)の擁立を決定した。先手を打たれた自民広島県連は、後継公認候補の公募手続きを急ぎ、12月8日に石橋林太郎広島県議を選任。同9日には広島県連会長の宮沢洋一・元経済産業相が二階氏と山口泰明選対委員長に、石橋氏を選任するよう要請した。

 公明党は「買収事件を起こした選挙区で、後任の自民候補は応援できない」として、斉藤氏当選を目指して地元での選挙態勢づくりを進めた。これに対し、自民県連は「選挙区に後継候補を出さない選択肢はありえない」(幹部)として、石橋氏での候補1本化を求めて対立は深刻化した。

 広島は伝統的に岸田派(宏池会)の牙城であり、公認争いには「ポスト菅」を狙う岸田氏のメンツもかかる。ただ、公明側は岸田氏が斉藤氏への1本化に反対すれば、「他選挙区の岸田派候補の支援は拒否する」と脅しをかけ、岸田氏周辺でも「党本部裁定しかない」との声が広がっていた。

 最終的に「斉藤氏を広島3区の与党候補とし、石橋氏は比例名簿の上位」で妥協する方向が固まったとされる。これは、公明党の山口那津男代表が「斉藤氏一本化」を求めた段階で、最終的な決定権限を持つ菅首相と二階氏が黙認する姿勢を示したことも踏まえると、計算済みの動きともみえる。

 ただ、克行被告は法廷闘争で徹底抗戦を続ける構えで、「元法相でもあり、河井氏の後見人だったとみられる菅首相も含めて、議員辞職での説得は困難」(自民選対)との声が多い。辞職しなくても10月までに行われる衆院選で決着がつくからだ。

 これに対し、案里被告の議員任期切れは2025年7月だ。もちろん、近い将来に議員辞職か失職となる可能性が大きいが、それまでは自民党への批判がやむことはない。

北海道、長野補選はダブル敗北が濃厚

 4月25日の統一補選で自民が敗北することによる、政権への打撃を減らしたい思惑もにじむ。すでに補選実施が確定しているのは、吉川被告の議員辞職に伴う北海道2区と、2020年末に急死した立憲民主党の参院議員・羽田雄一郎・元国土交通相の参院長野選挙区だ。

 自民党執行部は、北海道2区では候補擁立を見送る不戦敗の方針を固め、参院長野選挙区も「候補は立てるが、相手が弔い選挙なので、勝てない」とあきらめ顔だ。つまり、現状では「ダブル敗北」となるのは確実。菅、二階両氏の責任も問われるが、下村博文政調会長が年明けに「ダブル敗北なら政局になる」と発言し、二階幹事長の逆鱗に触れて釈明する騒動が起きている。

 そもそも北海道2区の不戦敗は、補選敗北のダメージを減らす姑息な手法だ。そこで、執行部が視野に入れているのが案里被告の議員辞職で参院広島選挙区の補選を追加することで、「1勝1敗1不戦敗」に持ち込もうという思惑だ。

 参院広島選挙区は定数2で、案里被告と一緒に当選したのは立憲民主党の森本真治氏。仮に補選が実施されて立憲民主が野党統一候補を擁立して議席を獲得しても、2025年の参院選では森本氏との間で公認争いが起こるため、「勝てる候補は出せない」(自民県連)とみられているからだ。

 そのうえ、自民党が強い広島で衆院3区候補に公明の斉藤氏を立てるかわりに、参院広島選挙区で岸田派の候補を立て、その候補を公明党が全面支援することが「暗黙の条件」(自民県連)でもあるようだ。

 まさに、各党が入り乱れる政局がらみの奇々怪々な動きともみえ、野党陣営からは「将来の公認争いなど考慮せず、参院広島補選で勝負しなければ、次期衆院選での政権交代などありえない」との声が出始めている。

2021年1月22日 (金)

今週末の行動予定

1月22日(金)関電包囲行動、

時間=11時〜19時

場所=関電本店前(科学館ななめ前)

 

1月23日(土)辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動

時間=13:00~14:00

場所=神戸三宮マルイ前

 

 

 

「短命首相リスト入り?」 菅政権の支持率急落 海外メディアは…

「短命首相リスト入り?」 菅政権の支持率急落 海外メディアは…

菅首相の短命化の可能性を報じる米ブルームバーグ通信の記事

 「短命首相のリスト入りも」。菅政権の支持率低下を受けて、海外の主要メディアでも政府の新型コロナウイルス感染症対策や五輪開催姿勢に疑問を投げかける記事が増えている。コロナと五輪という共通課題で、菅義偉首相のかじ取りは海外からどう見られているのか。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

「菅首相は短命化様相」とブルームバーグ

 「日本の感染拡大で菅首相は短命宰相化の様相」。米主要経済通信社のブルームバーグは17日、こんな見出しの記事を配信した。新型コロナ陽性者の急増でかつては高かった菅氏の支持率が低下したことから、「日本の短命首相の長いリストに加わることになるのではないか」との内容だ。

 この記事は、毎日新聞の直近の世論調査にも言及。支持率が前回から7ポイント下落して33%に落ち込み、不支持率は57%に達したとの結果が出ていることを伝えている。

 こうした世論の厳しい評価の背景としてブルームバーグの記事が挙げたのは、新型コロナ感染症拡散の懸念があるにもかかわらず、旅行や外食の振興を補助する「GoToキャンペーン」を推進したことや、非常事態宣言実施を求める知事らの声に抵抗したことだ。

 また、東京五輪に関しても菅首相が「高まる反対にもかかわらず開催の決意を表明してきた」と指摘。主要メディアによる世論調査では再度の延期か、中止にすべきだとの声が広がっている。だが、菅首相は「決して受け入れないとの決意」と報じ、政権側と世論の間に溝があることを強調している。

「反対強いのに五輪推進」とBBC

 英BBC(電子版)も19日、2012年ロンドン五輪の組織委員会副会長だったキース・ミルズ氏の「五輪組織委は中止計画を作るべきだ」との発言を報じた。その記事の中で、「菅首相は世論の反対が強まっているのにもかかわらず開催を推進している」と指摘。最近の日本での世論調査で8割が再延期か中止を求めたと伝えている。

 米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は15日に「薄れる東京五輪開催の希望」との記事を掲載した。新型コロナ感染症の感染者数は(米国などと比べ)相対的に少ないものの最近になって急増しており「(開催の)計画は日ごとに不確かになっている」と分析。河野太郎行政改革担当相がロイター通信に開催は「どちらに転ぶかは分からない」と話したことにも触れている。

緊急事態宣言の発令について記者会見する菅義偉首相の映像を流す街頭ビジョン=東京都新宿区で2021年1月7日午後6時25分、宮武祐希撮影

 香港の主要英字紙、サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(電子版)も20日、「窮地に立つ菅首相は、新型コロナとの戦いにもかかわらず開催の姿勢」だが、新型コロナで首都圏などに緊急事態宣言が発出されており、日本側の「開催一辺倒」の公式姿勢には、河野氏発言に見られるように「乱れ」も見えてきていると伝えた。

「ワクチン接種は遅れるかも」とAP

 一方、米AP通信は菅首相が18日に国会で行った施政方針演説に関する記事で、新型コロナウイルスのワクチンの接種を2月下旬にも始める計画だが、「多くの人々が安全上の懸念を持っており実施は遅れるかもしれない」との見方を示した。また、菅首相については、感染防止策が後手に回っているとの批判に言及している。

衆院本会議で、施政方針演説を行う菅義偉首相=国会内で2021年1月18日、吉田航太撮影

 シンガポールのストレーツ・タイムズ紙(電子版)も19日、施政方針演説に関し、新型コロナ対策は「致死的ウイルスの拡散と、自殺や倒産、家庭内暴力などの社会・経済的影響という二つの脅威と、どのように戦うつもりなのか、新しい考えは少なかった」と辛口の論評を加えた。政府が出した緊急事態宣言についても、世論調査で「過半数が不十分と感じている」と伝えている。

2021年1月21日 (木)

中盤戦を奮闘する山下けいきさん 自転車行進と中心街ねり歩き

 今日はJR茨木駅からスタート。



半藤一利さんの「遺言」――記者に語った「歴史から何も学ばぬ日本人」

半藤一利さんの「遺言」――記者に語った「歴史から何も学ばぬ日本人」

己を責め、死にまさる苦しみを背負いながら、追い求めた「事実」の重み

伊藤千尋 国際ジャーナリスト

 

拡大半藤一利さん=東京都千代田区、2010年3月10日

 

日本人は戦争の激震をどうやって乗り切ったのか

 昭和史に光をあてた作家でジャーナリストの半藤一利さんが1月12日に亡くなった。90歳だった。

 『文藝春秋』の編集長を長く務めた保守の論客だが、反戦の意志も明確に打ち出した気骨ある信念のジャーナリストだ。代表作に、終戦の日に軍部が天皇の玉音放送を阻止しようと反乱を起こした宮城事件を書いた『日本のいちばん長い日』がある。岡本喜八監督らの手で映画化されヒットした。

 なぜこの本を書こうとしたのか。

 半藤さんは、著書『あの戦争と日本人』に、一億玉砕を豪語して戦いつづけた大日本帝国がいかにして戦争をやめることができたのか、日本人はその「激震」をどうやって乗りきったのか、知りたかったと書いている。

軍国主義の反省を捨て去った安倍政権をどう見たのか

 当時の取材から半藤さんは何を知ったのか、さらに今の日本がどう見えるのだろうか。

 私が半藤さんに単独インタビューしたのは、2014年7月10日だ。その直前の1日、当時の安倍晋三政権は閣議だけで憲法解釈を変え、集団的自衛権の行使の容認を決定した。戦前の軍国主義の反省から生まれ歴代の政権が尊重した憲法9条の精神を、いとも簡単に捨て去った。

 昭和史に詳しい半藤さんはこんな日本をどう見ているのだろうか。このとき84歳だったが、記憶も話しぶりも明晰で、質問に対してよどむところがなかった。

拡大他国への攻撃に自衛隊が反撃する集団的自衛権の行使を認めるために憲法解釈を変える閣議決定をした後、会見する安倍晋三首相=2014年7月1日、首相官邸
拡大集団的自衛権の行使容認に反対する動きは全国で続いた。被爆地・長崎での集会の参加者は「絶対に許さないぞ」と拳を突き上げた=2014年7月1日、JR長崎駅前

 

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2021年1月20日 (水)

菅政権の特措法・感染症法“罰則”案が酷い 調査拒否・虚偽報告に懲役刑も…

菅政権の特措法・感染症法“罰則”案が酷い 調査拒否・虚偽報告に懲役刑も…片山前知事も「国会で118回嘘はお咎めなしなのに」と批判

菅政権の特措法・感染症法罰則案が酷い 調査拒否・虚偽報告に懲役刑も…片山前知事も「国会で118回嘘はお咎めなしなのに」と批判の画像1
首相官邸HPより


 ついに明日18日から通常国会が開かれるが、この感染拡大状況を招きながら、菅義偉首相はここにきてその本性をあらわにしてきた。申請期限を少し延ばしただけで「持続化給付金」や「家賃支援給付金」を打ち切り、追加の補償策や困窮者への支援策をほったらかしにしているというのに、特措法や感染症法の改正による「罰則」の強化を打ち出してきたからだ。

 菅首相といえば、官僚やメディアを恫喝によって従わせるという“強権性”によってここまでのし上がってきたが、ついに国民をも罰則で恫喝しようというのである。

 しかし、法改正によって目論む罰則の数々は、そのいずれもが政治の責任を放棄した、滅茶苦茶なものだ。

 たとえば、政府の特措法改正案では、緊急事態宣言の前段階で対策を講じるための「予防的措置」(仮称)を新設し、飲食店や施設などに対して営業時間の変更などを要請・命令できるようにするというが、これに応じない事業者には「予防的措置下では30万円以下、緊急事態宣言下では50万円以下」の行政罰を設けることが検討されているという。

 つい最近まで税金を使って「『GoToイート』で外食をしよう!」と大々的に展開していたというのに、急に手のひらを返して「飲食の感染リスクが高い」などと言い出し、夜8時までの時短営業を要請しながら「昼のランチも控えて」と支離滅裂なことばかりを言っている。普通に考えて、「夜だけではなく朝も昼も危ない」と言うのなら時短営業ではなく休業を要請し、それに見合った十分な補償をおこなうのが筋だ。

 ところが、特措法改正の政府案では、要請に応じた事業者への支援は「国・自治体の努力義務」にとどまっている。ようするに、自分たちは支援するもしないも「努力」でよくて、事業者には過料の罰を与えるというのである。

 対策としてやるべきこともやらずに、一方的にムチだけは振るう──。この、政府としての責任を棚にあげた罰則は、これだけではない。

 感染症法の改正案では、保健所の調査を拒んだり虚偽の回答をした者や、入院勧告に従わない患者に対し、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」の刑事罰を設ける方針だというからだ。  続きはリテラで

2021年1月19日 (火)

茨木市議選、山下けいきさん奮戦中

宣伝カー使わないエコ選挙スタート 歩き、走り、自転車で

2021年01月17日 |  #選挙 #選挙ポスター不正請求疑惑 #茨木市

 今日から茨木市議選スタート。阪急茨木市駅での出発式には100名を超す皆さんが集まり励ましていただきました。

国会開会日に国会前で「コロナ対策を真面目にやれ!国民の命を守れ!」〜

「コロナ対策を真面目にやれ!国民の命を守れ!」〜やっと開会した国会に物申す

 

 1月18日、第204回通常国会(150日間)がやっと開会する。菅政権は、コロナ禍での特措法、コロナ対策、財源などを保障する第3次補正予算案組み換えなどの国会審議を避けてきた。「いのちとくらしと雇用・営業をまもれ! 学術会議の任命拒否撤回! 共謀罪廃止! 改憲手続法強行するな! 改憲反対! 1・18国会開会日行動」が、1月18日正午、衆議院第2議員会館前で行われた。コロナ禍でも国会を閉じてきた菅政権の責任は重い。医療体制の緊急確立、休業補償の徹底を国論の焦点に据えるべきだ。衆議院第2議員会館前には、450人の労働者・市民が集まった。最初に菱山南帆子さんの国会へ響く「コロナ対策を真面目にやれ!」「国民の命を守れ」の訴えで開会した。(宮川敏一)

【開会・司会者】
◆菱山南帆子さん
「やっとの国会開会になりました。逃げていた菅政権の無策を正しましょう。立憲野党の皆さんの共闘を確認して頑張りましょう」。

【主催者挨拶】
◆藤本泰也共同代表
「未曾有の危機、やっと国会が開会する。菅政権の支持率が低下している。後手後手の政策は今に始まったことでない。官房長官時代から変わらない。新自由主義のもとコロナの危機を菅政権に任せられない。新自由主義から市民生活は守れない。菅政権の無策の政治に終止符を打ちましょう。頑張りましょう」。

【国会議員挨拶】
◆福島瑞穂議員(社民)
「コロナ対応、菅政権の終わりにする国会にします。自民党は北海道2区に候補者を出さない。政権政党のていをなしていない。政府の無策を棚に上げて、罰則など宣言下で乱暴な政治を押し付ける。そんな菅政権を打倒!頑張りましょう」。

◆山下芳樹議員(共産)
「コロナ危機は菅政権の失政だ。無策を重ねている。PCR検査の拡充と休業補償の徹底が必要! 市民と野党の共闘で頑張りましょう」。

◆伊波洋一議員(沖縄の風/写真)
「宮古島市長選挙はワンチームで勝利した。私たちは保守の皆さんとも協力して力を広めた勝利でした。宮古市政は安倍政権と同じだった。中央の政治も宮古の教訓から政権移行を実現しましょう」。

◆近藤昭一議員(立憲)
「やっと国会が開かれた。菅政権は国会を開かないとしてきた。私たちは徹底して追及する。コロナ問題は切迫している。国民の立場から、豊かな社会をつくりましょう」。

◆他3人の発言があった。

【閉会】
◆菱山さん「立憲野党の皆さんは、13時に開会する国会に臨みます。明日1/19も18:00からこの場所で、19日行動があります。引き続き参加と呼びかけをお願いします。これで閉会します」。

沖縄・宮古島市市長選、オール沖縄派の座喜味一幸氏が勝利



選挙イヤー初戦は知事派勝利 自公推薦で敗れた現職、ショック隠せず 宮古島市長選




玉城デニー・沖縄県知事

 17日に投開票された沖縄県宮古島市長選は、玉城(たまき)デニー知事を支える「オール沖縄」勢力が擁立した元保守系県議で無所属新人の座喜味(ざきみ)一幸氏(71)=立憲、共産、社民、地域政党・沖縄社会大衆推薦=が、菅義偉政権が推して4選を狙った無所属現職の下地(しもじ)敏彦氏(75)=自民、公明推薦=を破って初当選した。「オール沖縄」勢力にとっては2022年の知事選などに向けて弾みがつく結果となり、玉城知事は18日、「多くの市民に、市政を刷新して一歩前進していこうという判断をしてもらった」と語った。

 任期満了を10月に控え、衆院選が実施される21年、沖縄県では宮古島を皮切りに3市長選が続く。2月の浦添、4月のうるまの両市長選も、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に反対する「オール沖縄」勢力と推進する政府・与党の対決構図となる中、知事陣営が「選挙イヤー」の初戦を制した。

 一方、下地氏は「オール沖縄」勢力に対抗して県内の保守系首長でつくる「チーム沖縄」の会長を務める。菅首相も自身の秘書を陣営の会議に派遣するなど政府・与党は支援に力を入れてきただけに、陣営は「多選批判が響いたのか……。3連戦の初戦を落としたのは痛い」(自民関係者)とショックを隠せない。

 座喜味氏は20年6月の県議選で落選するまで県議会自民会派に所属していたが、「オール沖縄」勢力が市政刷新を狙って擁立。玉城知事も告示後に応援に入るなど全面的に支援した。17年の前回選は宮古島への陸上自衛隊配備への賛否が最大の争点になったが、今回は両候補ともに配備容認の姿勢を示し、大きな争点にならなかった。【竹内望、遠藤孝康】

 

宮古島市長に座喜味氏

オール沖縄と保守共闘で大勝利~しんぶん赤旗

写真

(写真)当選確実が報じられた後に、万歳を三唱する座喜味一幸氏(中央)ら=17日、沖縄県宮古島市

 任期満了に伴う沖縄県宮古島市長選が17日に投開票され、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力と一部保守勢力の共闘による統一候補で前県議の、座喜味一幸(ざきみ・かずゆき)氏(71)=無所属新=が自公推薦の現職に2782票差をつけて当選しました。今後の県内の首長選挙や総選挙に向けてオール沖縄にとって弾みとなる画期的な大勝利です。

 座喜味氏は、4選を目指した自民、公明推薦で無所属の現職、下地敏彦氏(75)との激しい一騎打ちに勝利。座喜味氏の「市民が主役、開かれた市政を必ず実現する」との訴えで、無党派層にも支持が広がりました。

 午後10時40分に「当選確実」が報じられると座喜味氏の選挙事務所は、支持者らの跳びはねながらのガッツポーズや盛大な拍手など、歓喜に満ちあふれました。

 当確後に座喜味氏は、コロナ禍での検査体制拡充や経済の立て直し、市民の所得増などの公約を強調。同市で政府が強行する陸上自衛隊ミサイル基地配備・弾薬庫建設について「市民の理解を得ない安全保障はない。国に求めるべきものは求める」と語りました。

 事務所に駆け付けたオール沖縄の金城トオル・衆院沖縄4区予定候補は「このような共闘で勝てたことは、総選挙勝利に向けて本当に大きな力になる」と力を込めました。

 開票結果は次の通り。

当座喜味一幸71無新

 15757

 下地 敏彦75無現

 12975

 (投票率65・64%)

2021年1月18日 (月)

1・24関電よ☆老朽原発うごかすな!大集会のお知らせ

関電よ☆老朽原発うごかすな!大集会
1・24老朽原発動かすな集会_0001
●日時 1月24日13:30
●場所 関電本店前
(地下鉄肥後橋駅/京阪中之島線渡辺橋)
●主催 老朽原発うごかすな!実行委員会
●連絡先 木原壯林 090₋1965₋7102
●概要
・集会13:30~14:15
・終了後、歩いて西梅田公園まで移動
・西梅田公園からデモスタート(梅田まで75分程度)
・解散16:00頃

関電よ老朽原発うごかすな!大集会
 関電を糾弾し、梅田デモで訴えよう!
 関電は、運転開始後44年、46年になり、超危険な老朽原発・美浜3号機、高浜1号機の2021年1月、3月再稼働を画策しています。
 原子力規制委員会(規制委)が、上記老朽原発の運転を認可したのは2016年ですが、認可以降に、関電の原発に関して、蒸気発生器配管の減肉・損傷、再稼働準備工事中の人身事故、原発関連工事費の不正還流など、トラブル、事故、不祥事が頻発しています。運転認可時には想定されなかったことばかりです。原発の40年越え運転が理不尽であり、関電が原発を安全に運転する資質と体制を持たず、また新規制基準がきわめて不完全で、規制委の審査がいい加減であることを示しています。
 12月4日の大阪地裁判決は、規制委のいい加減さを端的に指摘する画期的なものです。規制委は、原発の耐震設計について、「過去の地震規模の平均値でなく、バラツキをも考慮せよ」と規定していましたが、原発運転の認定にあたっては、原発の耐震性は、平均値に見合ったもので可としています。大阪地裁は、これが過小評価であるとして、大飯原発3,4号機の設置変更許可の取り消しを命じたのです。この判決に基けば、同じ方向で認定された老朽原発を含む全ての原発の耐震性も過小評価されていたことが立証されます。
 ところで、美浜原発、高浜原発から100㎞圏内には、福井県のみならず、京都府、滋賀県のほぼ全域、岐阜県の西半分、大阪府、兵庫県の一部が含まれます。このことと、福島原発事故では事故炉から約50㎞離れた飯館村も全村避難であったことを考え合わせれば、美浜や高浜の原発で重大事故が起これば、何百万人もの人々が避難対象になりかねないことになります。避難は不可能です。
 しかも、今、新型コロナウィルスの感染が拡大し、終息の兆しも見えません。この中で、超危険な老朽原発が稼働され重大事故を起こしたら、集団避難のバスの中で、長期にわたる避難生活の中で、ウィルスの感染を防ぐことは不可能です。それでも、関電は、稼働中の原発を停止せず、危険きわまりない老朽原発の再稼働まで画策しているのです。
 一方、関電は、使用済み核燃料中間貯蔵施設候補地の2018年内決定の約束を反故にして、使用済み核燃料を増やす原発の運転を継続し、老朽原発の運転まで進めようとしています。人々の安全や安心を顧みない身勝手きわまりない関電の姿勢の現れです。許されるものではありません。
 老朽原発廃炉を勝ち取り、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう!

●カンパのお願い●
1・24大集会へのご支援をお願いします
《カンパの振り込み先(郵便振替)》
口座記号・番号
00990₋4₋334563
《加入者名》
老朽原発うごかすな!実行委員会

読売でも不支持49%、支持39%で逆転 溺れる狗に情けは無用

菅内閣「不支持」49%・「支持」39%で初の逆転、コロナ対策に強い不満か…読売世論調査

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読売新聞オンライン

内閣支持率が続落した菅首相(13日夜、首相官邸で)

2021年1月17日 (日)

わたしの住む街で戦争の訓練をしないで!〜習志野演習場の降下訓練に抗議~レイバーネット日本

わたしの住む街で戦争の訓練をしないで!〜習志野演習場の降下訓練に抗議

報告:笠原眞弓

 

1月13日の昼下がり、世間はコロナで不要不急の外出を控えるようにという“お ふれ”の出されいてる千葉県で、自衛隊習志野演習場での降下訓練への抗議集会がおこな われた。

いつもより人通りの少ない津田沼駅頭に「重要・急ぎの大事なこと」「ここで引いたら 、戦争が1歩前に出てくる」という危機感を胸に集まった人々は、50人。人通りの少ない 中、用意したチラシの160枚をまいた。また、人々の反応も、いよいよ自分たちの枕元へ の危機感からか、1、2年前より好意的と感じたのは、私だけではなかった。

主催者「安保官憲法に反対するママの会@チバ」の金光理恵さんは、午前に陸自が降下 訓練をしたこと、あまりに自宅から近く、恐怖にかられながらも自宅前や陸自の正門前で 抗議したと切り出す。実は2017年から米軍と共同訓練をしている。今年もそれに対する抗 議書を提出したが、今朝になってコロナ対策のために米軍の参加が中止になったことが知 らされた。

米軍参加の意味は大きく、正規の軍隊と平和憲法のもとの自衛隊という全く違う組織が同 じ訓練をすることの怖さ、参加米兵の人数も増え、3年間で延べ245人になったことにも目 を向けたいという。米軍は厚木などからの参加ではなく、遠くアラスカなどからも参加し ている。明らかに米国が戦争を始めた時、自衛隊をその戦争に駆り出ためだと指摘する。 ママの会は「だれの子どもも殺さない」を合言葉に活動している。それは、米兵も自衛官 も守るということときっぱりという。

共催した「9条の会千葉地方議員ネット」の中村公江さんは、市街地近くでの降下訓練の 恐怖、文教地域での騒音被害などについても言及された。

船橋市議の金沢和子さんも、米軍との合同訓練は、決して友好関係を育むためのものでは ない。いざ戦争のときに、自衛隊を利用するため。米軍と訓練をするようになってから、 陸自の情報が入らなくなっていて、これは怖いことではないかと心配する。

習志野市の市議の谷岡隆さんも、谷津干潟近くでの演習の問題の他に、日本に攻めてくる 国のない現在、なぜこのような訓練が必要なのか、米国が引き起こす戦争になぜ日本が参 加しなければならないのかと、当然の疑問を述べる。

対立関係の改善になぜ武器を使うのかと疑問を呈するのは千葉市議の岩崎明子さん。前県 議の丸山慎一さんは、木更津配備のオスプレイに関する情報を述べ、他にも大分からの連 帯のメッセージが届いた。

今日の集会のために急遽作られたグループ「トリオtheママの会」からの訓練反対の発言 もあった。

菅政権の経済政策に専門家から批判殺到 トヨタ社長もダメ出し

菅政権の経済政策に専門家から批判殺到 トヨタ社長もダメ出し


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菅政権の経済政策に各方面から厳しい視線(写真/共同通信社)

菅政権の経済政策に各方面から厳しい視線(写真/共同通信社)

写真2枚

 

 

 後手後手に回ったコロナ対策で菅政権が窮地に陥っている。菅義偉・首相は「感染拡大防止と経済の両立」を掲げたが、その対応には、政府のコロナ分科会の経済専門家からも公然と批判が出ている。

 経済学者の小林慶一郎氏(東京財団政策研究所研究主幹)は毎日新聞(1月9日掲載)のインタビューでこう指摘している。

〈勝負の3週間が始まった11月に強い策をやって12月上旬までに感染者が減り、年末年始の催しが一定程度可能となっていれば、経済的な損失も少なかったはずだ。「Go To」を進めることで外食や旅行に進んで行くべきだというメッセージになり、経済活動を活発にさせる流れとなって、人々が感染にあまり注意を払わなくなった側面はあると思う〉

 安倍晋三・前首相のブレーンも菅政権の経済政策に異議ありという。元財務官僚で安倍政権の内閣官房参与を務めた本田悦朗・元駐スイス大使が語る。

「財政資金を使って旅行・外食の需要を喚起するGo Toキャンペーンを実施すると、ほぼ確実に感染が拡大します。需要喚起には国民が移動し、接触するのが普通だからです。そのため安倍政権の閣議決定では、Go Toキャンペーンは感染収束後に実施されるべき政策とされていた。

 感染防止と経済を回すことはトレードオフ(二律背反)の関係にあり、両立を目指す菅政権の政策は不可能を強いるもの。だから“二兎を追う者は一兎をも得ず”になっている。経済を回すには一刻も早く、感染封じ込めを優先する必要があります」

 経済界からは、感染対策の失敗を機に菅政権の「カーボンニュートラル」(*注)などの経済政策にも批判があがり始めた。

【*注/二酸化炭素の排出量と吸収量とがプラスマイナスゼロの状態になること。菅政権は2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすると宣言】

 日本自動車工業会会長の豊田章男・トヨタ自動車社長は政府が2030年代にガソリン車の新車販売をなくすことを検討していることに対し、会見(12月17日)で「自動車業界のビジネスモデルが崩壊してしまう」と懸念を表明。電気自動車(EV)は製造や発電段階で多くの電力を消費し、火力発電の割合が高い日本ではEV製造がCO2を多く排出すると指摘した上で、「国のエネルギー政策の大変革なしに達成は難しい」と厳しい言い方をした。

経済界の大立者が首相の政策に真っ向から注文をつけるなど近年なかったことだ。経済ジャーナリスト・福田俊之氏が語る。

「企業の経営トップは重要なことは必ず自ら決断する。しかし、菅首相は感染対策は専門家任せ、景気対策、成長戦略はブレーンの言いなり。企業トップの多くは、リーダーとして決断力に欠け、頼りないと見ている。カーボンニュートラルはそんな菅首相が打ち上げた人気取りのスローガンだが、自動車をはじめ多くの産業にとっては死活問題になる。豊田社長としては、首相がどこまで本気なのかを確かめる狙いもあって、ガツンと言ったのではないか」

 リーダーシップなき首相は経済界にとっても“お荷物”でしかない。

※週刊ポスト2021年1月29日号

2021年1月16日 (土)

女性差別問題に取り組み始めた革共同再建協議会の『未来』の記事紹介

#Me Too運動に学ぼう
党内性暴力事件 真の謝罪のために ①

石川由子

私たちが1970年に、華僑青年闘争委員会の糾弾を受けてから50年が過ぎた。たたかうアジア人民と連帯できてきたのか。我々は血債を本当に償うことができたのか。その道筋として築き上げた7・7自己批判の思想は今錆びついていないだろうか。もう一度検証されねばならない。

いや7・7思想は錆びつき風化しそうな現実の中で、2019年末党内女性差別事件が起こった。深刻な女性差別、「障害者」差別事件だ。私は初めてこの話を聞いたとき、最も厳しい糾弾と自己批判を要求されるのは私たち女性解放戦線だと思った。その後の展開は違っていたが、今でもこの考えは変わっていない。
女性解放戦線の一員として私は被害者Aさんに心から謝罪します。もうずいぶん長い間私たち女性解放戦線は開店休業状態でした。党内外の女性差別を正面から見据え、それと全力でたたかってはきませんでした。党内の男性たちを教育することを怠ってきました。
加害者Xは許せるものではないが、私は「同じ女性としてただあなたと共に怒る」ことですませることができる立場ではありません。あなたの糾弾は私に向けられているのだと受け止めます。

女性解放闘争の再確立を

これまで革共同では女性の政治課題が並べられることはあったが、男性の差別意識の切開、男性にとっての女性解放闘争課題、「女性への血債」が提起されることは皆無だった。男性による女性差別、とりわけ暴力に焦点をあててシリーズで書いていきたい。ここで分析を試みることで被害者への謝罪の内実としたい。
男性による暴力を論述する際、暴力をふるう男性をモンスターにしてしまい、その内面を全く顧みない傾向があるように思う。彼らは普通の労働者であることを忘れてはならない。同じ階級の中にある差別への糾弾は、連帯の熱い呼びかけとして男性にこそ読んでもらいたい。

性暴力の告発がようやく始まった!

#MeToo運動が今、世界中で起こっている。これは2007年、家庭内で性的虐待を受けた黒人女性を支援するために始まった運動だ。黒人女性は奴隷時代より、白人男性によるレイプは日常だった。この状態は今でも続いており、差別と貧困による家庭の崩壊、家庭内暴力にさいなまれている。黒人女性にとって黒人男性の家庭内性暴力を告発することは並大抵のことではない。「犯人は父、兄弟、親族だから経済的にも精神的にも家庭が崩壊する」など、女性ならではの恐怖のために告発できないことも当然ある。さらには黒人コミュニティの問題を白日の下にさらし、家庭はおろかコミュニティの崩壊を避けたいという気持ちが強くはたらくため、その困難さは私たちの想像を絶するものだ。
メンタル支援から始まった地道な#MeToo運動は、10数年後ハリウッド女優の目に留まり一気に拡散した。数百人が集まり互いにケアしあっていた場が、著名な女優たちにのっとられる形になってしまった。もちろんハリウッドの女性たちの勇気ある行動を貶めるつもりは毛頭ない。彼女らの勇気が世界中に拡散したのは事実であり、女性たちが性暴力を告発することができるようになった意味は巨大だ。それでも後に女優たちはこの場に集まっていた黒人女性たちに謝罪したそうだ。ハリウッドの怒りの対象は超ド級の権力型性犯罪、もともとの#MeToo運動の住人の怒りの対象は黒人内部の性暴力に対して。ハリウッドは権力者を排除することで勝利とすることができるかもしれないが、黒人たちはそうはいかない。ともにBLM運動に代表される黒人解放運動の中での差別の告発であるからだ。女優たちもそのことは判ったのだろう。
#MeToo運動の真の創始者であるタラナ・バーグはヴォーグの取材に対して「性暴力に対処するということは、個々の加害者を罰することではありません。性暴力の温床となる権力や特権のシステムを解体することなのです」と言っている。別の所では#MeToo運動が「魔女狩り」のように誤解されることを危惧している。
「魂の殺人」と言われる性暴力は最も被害者を苦しめるものの一つであることは間違いない。「性」の自己決定権を侵害されることは自分自身=自我の侵害だ。自分が引き裂かれることだ。体の傷よりも深くいつまでも癒えることなく、ナイフのように体に突き刺さる。女たちは血を流しながらもその傷を「痛い」「苦しい」と声をあげて泣き叫ぶことさえできなかった。外に向けることのできない苦しみの刃を自分に向けて内罰的に心を病むしかできなかった女たち。ようやく「痛い」と叫ぶことができた! 外に向かって声を上げ怒りに転化できる! 人との連帯を求める#MeToo運動は世界中の女たちの共感をえた。

今のところ、この共感は女性の中の共感である。これはもちろん最も大事なことだ。それを受けて男性たちがどう自己変革できるかが問われている。この自己変革はきわめて意識的自覚的な行為である。(続く)

いよいよ明日から茨木市議選 頑張れ山下ケーキさん!

南茨木駅~スポット宣伝~茨金

2021年01月15日 | 今日の宣伝行動( #駅頭、 #スポット演説) #茨木市
 今朝は阪急南茨木駅から。これから出発 


仲間も多く駆けつけてくれました。


私はミニメガフォンで訴え。うれしいことに活動報告の「お元気ですか」を取りに来られる人も。







 今日は私の誕生日で68歳に。スタッフの川越さんも誕生日間近かということで昼は一緒に村上さんが作ってくれた赤飯で祝いました。
 Facebookでも200名を超える皆さんからお祝い(中には市議選勝利を願うコメント付きで)のメッセージをいただきました。おかげさまで元気に活動でき、選挙準備も順調に進んでおりこのまま勝利を目指して走り抜けるだけです。





 昼からは流しとスポット宣伝。

野々宮の入り口、その後玉島、平田、星見と流し


水尾グリーンタウンの西、そして東。真砂玉島台、
平田ビューハイツの南、そして北、


星見町、スギ薬局前、イオン南、末広町サンピア前、



オークタウン、橋の内、総持寺台、総持寺スーパーV前、阪急本通商店街の14か所。

教育委員会学務課長と対市要望の件で話。

コロナ禍の街頭生活相談・労働相談のお知らせ

また街頭で相談会やるよ!

 大阪でも「緊急事態宣言」が発令され、お店の営業が制限されるし、感染もひろがる…大変なことになってくることを受け、「コロナ生活補償を求める大阪行動」を中心に、また街頭での生活相談・労働相談をやることにしたので、宣伝!
生活相談チラシ_0001
コロナで緊急事態
困っている人 収入減った!生活苦しい!解雇された!家族といっしょがつらい!他
生活相談・労働相談やるよ!

1月23日(土) なんば戎橋
 地下鉄御堂筋線なんば駅下車 14番出口から
2月6日(土) 大阪市役所前南西角
 地下鉄御堂筋線淀屋橋駅下車 1番出口から
 10:00~16:00

ひとりでなやまず、苦しまず、ぜひ相談に来て下さい
☎080―4239―7360
主催/コロナSOS市民相談at大阪市役所実行委員会


 今回は年末年始と違い、食料や物資の支援は行わず、相談に特化したものとした。また、単に相談を受け付けるというだけでなく、行政の無策を撃つ!という位置づけもあるので、更なる行政交渉につなげる行動である…当然、「さらなる支援金や給付金を出せ!」という運動にもつながるものである。

 多くの人の支援や協力もお願いしたい。

いくつかの行動が中止になるも、支持率急落の菅を追い落とす時 

当面の行動日程

定例行動

Img_1776 毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南

 

1月17日(日) 阪神大震災27周年

1月17日(日) 自衛隊第3師団申し入れ行動 10時半 伊丹市千僧・第三師団西門前(阪急「伊丹」西北20分)

1月17日(日) 改憲反対市民フォーラム街頭宣伝 12時 JR大阪駅南     

1月17日(日) 市民連合高槻・島本連続講座 日本学術会議任命拒否の意味するもの 高槻現代劇場文化ホール3F(阪急「高槻市」駅南5分) 講師:松宮孝明(立命館大教授)

 

118日(月) 国会開会日前日闘争 東京:正午 国会議事堂前 兵庫:

1月18日(月) Eテレ 斎藤幸平 100DE名著③ 『資本論』 2225分~50

Img005_20201221105401 119日(火) 19日行動 国会前 18時半

1月20日(水) 尼崎共同行動相談会 18時半  小田北生涯学習センター(JR「尼崎」駅北東4分)) 

1月22日(金) 連帯ひょうごみなせん世話人会 18時 稲葉プラザ(JR「須磨海浜公園」北東5分)

124日(日)関電よ☆老朽原発をうごかすな!大集会 13時半 関電本店前

1月24日(日) 幸徳秋水墓前祭 12時半 四万十市中村・幸徳秋水墓地

 

1月25日(月)福島原発事故から10年 避難者からの報告 18時半 大阪中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) 報告:菅野みずえさん

1月25日(月) Eテレ 斎藤幸平 100DE名著④ 『資本論』 2225分~50

1月30日(土) 宝塚99%の会 ソウルの親境無償給食に学ぶ 9時半 東公民館(阪急「山本」南8分)

131日(日) 宝塚市を愛する市民のつどい 13時 16時 2回開催 ベガホール(阪急「清荒神」南1分) ゲスト:山﨑はるえ(弁護士) 参加無料・要申し込み

Img006_20201215101201 131日(日) 第5回狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいIN関西 13時 大阪・北区民センター(JR「天満」西2分) 石川一雄さん、袴田巌さん、青木惠子さんほか

 

2月6日(土) 大島淡紅子の市政レポート&新春交流会 10時 花王園(阪急「山本」西3分)

2月6日(土) ロックアクション大阪

2月7日(日) 武庫川ユニオン春闘学習会 13時半 リベル会議室((阪神「出屋敷」北1分)

211日(木・休) スガも維新もいらない!競争・強制でなく、命と人権を守る教育を! 
13
時半 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西2分) 講演:纐纈厚明治大学特任教授

2月13日(土)日本学術会議「任命拒否」を問う 14時 エルおおさか南館(地下鉄「天満橋」
西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分) 講演:松宮孝明(立命館大教授)

2月14日(日) チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西 29周年の集い 14時 ドーンセンター(地下鉄「天満橋」東南5分)

2月15日(月)~16日(火) 関西合同労組春闘行動

2月20日(土) 北上あきひと新春の集い・県政報告会 14時 川西・アステホール(阪急「川
西能勢口」南2分)

222日(月) 生活保護基準引き下げ違憲訴訟第24回期日(判決) 15時 大阪地裁202号法廷(地下鉄「淀屋橋」北東7分)

227日(土) 安田真理と内田樹のトークイベント 14時 芦屋市民センター(JR「芦屋」西
5分、阪急「芦屋川」南6分、阪神「芦屋」北8分)

 

3月1日(月) 日本ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター

3月6日(土) 平井美津子さん講演会 「植民地支配責任とは」 14時 エル大阪・南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

37日(日) 命とくらしの映画祭 10時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分) 映画上映と講演 講演:藤原辰史(京都大准教授)

37日(日) 福島原発事故10年 さよなら原発集会 エルおおさか大ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

3月16日(火) 関電原発不正マネー徹底究明 第1回口頭弁論 10時半 大阪地裁大法廷

3月20日(土) 芦屋九条の会集会 14時 ルナホール・小ホール(JR「芦屋」西5分)

320日(土・休) 関電よ☆老朽原発をうごかすな!高浜全国集会 14時 高浜町文化会館(JR「若狭高浜」西7分) 前段集会 1145分 高浜原発キタゲート前

321日(日) 市民デモHYOGO 3月の集い

3月28日(日) 三里塚現地闘争   

2021年1月15日 (金)

政府は国民の悲鳴を聞け!〜総がかり行動が新宿駅西口で街頭宣伝

政府は国民の悲鳴を聞け!〜総がかり行動が新宿駅西口で街頭宣伝

 1月14日午後6時、新宿駅西口・小田急百貨店前で、「STOP!改憲発議 総がかり行動 緊急署名街頭宣伝」の取り組みが行われた。コロナ禍での街頭宣伝に緊張感を持って取り組んだ。この日の東京感染者は1502人にのぼり、不安は広がり新宿駅西口の人通りも少ない。それでも菅政権の大企業優先、国民無視の経済政策は安倍政権と変わらない。むしろ「ヤクザから半グレ」のように凶暴になっている。休業補償の徹底と国民投票法案の阻止を道ゆく人に訴え、署名もお願いした。司会務める菱山南帆子さん(写真)の声が駅前に響いた。(宮川敏一)

 

*共催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会/安倍9条改憲NO!全国市民アクション

【開会】18:00
◆菱山南帆子さん(司会)
「GoToキャンペーンを続けてきてコロナを全国ばらまいた。宣言を出したら手のひら返しで罰則を迫る。自民党政権はだめ。医療費を上げるなど市民の悲鳴を喜ぶようだ。大企業本位の政治はやめさせましょう!」。

◆高田健共同代表(共催者挨拶)
「ノーベル賞受賞の学者4人が声明を出した。勇気ある行動に敬意を表したい。政治が国民を守る本気度を持ってほしいと。菅政権はここまで緊迫が迫っても国会を開かない。国民を愚弄している。それが自民党だし、公明党だ。声を大にして訴えましょう」

◆土井とみえさん(市民代表)
「菅首相は就任ととも学術会議への人事介入をしました。学問の問題だけでなく、平和を築く悲惨な戦争の教訓から生まれた。いとも簡単に平和思想の学者を切り捨てる。許せません、コロナだけでなく菅首相にNO!を突きつけましょう」。

◆他にも2名が発言をした。

◆参加者は25人、署名30筆でした。

【今後の行動予定】
◆1・18国会開会日行動
 1月18日12:00〜12:30
 衆議院第2衆議院会館前
◆1・19国会議員会館前行動
 1月19日18:00〜19:00
 衆議院第2衆議院会館前
◆憲法9条改憲NO!
 ウィメンズアクション
 1月22日18:00  有楽町駅イトシア前

頑なにコロナ対策の失敗を認めない菅首相 ブレーンの心も折れたか ~この首相の下では命とくらしが守れない

頑なにコロナ対策の失敗を認めない菅首相 ブレーンの心も折れたか

 

 

菅義偉・首相の行動に側近たちも…© NEWSポストセブン 提供 菅義偉・首相の行動に側近たちも…

 危機に臨む総理大臣に求められるのは、正確な現実認識と、国民に語りかける「言葉」の誠実さだろう。緊急事態宣言で国民は生活に厳しい制約を求められている。それでも一歩ずつ危機の出口に向かって進んでいる実感があれば、「希望」を持って耐えられるが、総理の言葉が信じられなければ、国民に希望を見出す力そのものが生まれない。

 菅義偉・首相は年初からの10日間で4回、国民に語りかけた。1月4日の年頭会見では、「絶対」とこう強調した。

「医療崩壊を絶対に防ぎ、必要な方に必要な医療を提供いたします」

 1都3県に緊急事態宣言を発出した1月7日の記者会見では「必ず」とこう断言してみせた。

「1か月後には必ず事態を改善させる。そのために総理大臣としてありとあらゆる対策を講じて参ります」

 しかし、国民の何人がそれを信じただろうか。「あらゆる対策」と言いながら、菅首相はコロナ変異種が国内で発見されても11か国とのビジネス往来の停止を先送りし、Go Toイートの停止も「自治体の判断」に任せて全国半数の県で続けられている(1月7日時点)。

 菅首相自身、自分の言葉を信じてはいない。会見翌日に出演したテレビ朝日『報道ステーション』のインタビューでそれがはっきりわかった。もし、1か月後に結果が出なかったら営業規制の対象拡大や宣言延長の可能性はあるのか。国民が知りたい疑問だ。

 そのことを問われると、こう言ってのけた。「仮定のことは考えない」──“あんたが考えなければ誰が考えるんだ”と国民を呆れさせた。

 1都3県に続いて大阪、京都、兵庫の知事が緊急事態宣言を要請すると、その判断も丸投げした。

「政府の分科会の専門家は『もうしばらく様子を見て、分析したい』という方向だったようだ。いずれにしろ、必要であればすぐ対応できるような準備をしている」(1月10日のNHK『日曜討論』)

 菅首相は二言目には「必要があれば躊躇なくやる」と言うが、必要かどうかの判断は丸投げだ。そんな総理に、危機の打開を託せる道理がない。

ブレーンの「支える気持ち」が折れた

「この総理には無理だ」。そう痛切に感じているのは感染対策にあたっている政府の専門家たちだ。

 厚労省のクラスター対策班メンバーだった理論疫学者の西浦博・京都大学教授は緊急事態宣言の直前、菅首相の楽観論の機先を制するタイミングで今後の感染状況について厳しい試算を公表した。

 飲食店の営業時間短縮を中心とする緊急事態宣言では、東京の感染者数は2か月後(2月末)も現在と同水準の1日約1300人、昨年の宣言並みの厳しい対策を取ったとしても、新規感染者が1日100人以下に減るまでには約2か月かかるという内容だ。「1か月で改善」は無理という試算である。

 菅首相は、そうした専門家の懸念に有効な反論ができない。政府が感染対策の方針を誤っている時、総理が失敗を認め、批判に耐えて方針を修正していく姿勢を見せれば、まだ「この総理は現実を直視している」と国民の信頼を取り戻すことができる。

 ところが、菅首相は頑なに失敗を認めない。専門家はそうした姿勢に不信感を強めている。

 政府のコロナ感染対策分科会の尾身茂会長もその1人だろう。菅政権は昨年11月に「勝負の3週間」を掲げ、感染対策を打ち出した。当時、Go Toが感染拡大を招いたとの批判を浴びた首相は「分科会からトラベルが感染拡大の主要な要因でないとの提言をいただいている」と専門家に責任を転嫁した。それに対して尾身会長は国会の閉会中審査(12月16日)に出席し、「人の動きを止めることが重要で、Go Toも考えるべきと再三申し上げている」と、Go To停止を進言したことを証言して首相に冷や水を浴びせた。

 厚労省の専門家組織「アドバイザリーボード」も勝負の3週間の後、〈全国的に感染が拡大することが懸念される〉という感染状況の評価を発表し、〈新型コロナの診療と通常の医療との両立が困難な状況が懸念される〉と医療崩壊の危機に警鐘を鳴らした。厚労省の専門家が「勝負の3週間」は“敗北”だったと結論づけたのだ。

 それでも、首相は耳を貸さなかった。

「私は昨年11月以降、専門家のご意見に沿ってGo Toトラベルを順次停止し、飲食店の時間短縮を要請しました。早期に取り組んでいただいた地域ではその効果が現われ、感染を抑えることができています」

 1月7日の会見ではそう自己正当化したが、詭弁である。「早期に取り組んでいた」はずの大阪も、首都圏の1週間後に宣言発出へと追い込まれたことからも明らかだ。

 報道ステーションでは、「去年の暮れにですね、(東京の新規感染者数)1300人というのがありました。あの数字を見た時に、かなり先行き大変だなと思いました。想像もしませんでした」と語った。

「尾身会長ら専門家が警鐘を鳴らしたのに総理は大晦日まで感染状況の現実を見ていなかった。懸命にやってきた分科会やアドバイザリーボードのメンバーは気持ちが折れただろう」(感染症研究者)

 そうしている間に、医療の最前線は崩壊した。中川俊男・日本医師会会長は1月6日の定例会見でこう訴えた。

「必要な時に適切な医療を提供できない、適切な医療を受けることができない、これが“医療崩壊”だ。医療自体を受けることができない“医療壊滅”の状態にならなければ医療崩壊ではないというのは誤解で、現実はすでに医療崩壊である」

 首相が年頭会見で約束した「必要な方に必要な医療を提供する」ことはすでに不可能なのだ。

※週刊ポスト2021年1月29日号

大阪のコロナ対策は何とかならんのか!

大阪のコロナ死者計714人、東京超え全国最多に…国内の新規感染者は6608人

 新型コロナウイルスの新規感染者は14日、全47都道府県と空港検疫で計6608人が確認された。厚生労働省によると、全国の重症者は同日午前0時現在で前日より20人増えて計920人となり、11日連続で過去最多となった。

 東京都では1502人の感染が確認され、木曜日では過去2番目に多かった。大阪府では592人の感染が判明し、2日連続で500人を超えた。11人の死亡が確認され、累計の死者数が714人となり、東京都の707人を超えて全国最多になった。

2021年1月14日 (木)

菅首相と同じ後手…吉村知事の卑劣な手口

菅首相と同じ後手…吉村知事の卑劣な手口を“8割おじさん”西浦教授が「チープ」と批判!「ガラスの天井」誤用でも恥ずかしい展開


菅首相と同じ後手…吉村知事の卑劣な手口を8割おじさん西浦教授が「チープ」と批判!「ガラスの天井」誤用でも恥ずかしい展開の画像1
大阪府ホームページより


 本日13日、政府は大阪・兵庫・京都の関西3府県と、さらに愛知・岐阜、福岡、栃木を加えた計7府県を緊急事態宣言の対象区域に追加する。菅首相は東京都小池百合子都知事を当てこするために、大阪は飲食店への時短営業の成果が出ていると繰り返し述べ、7日の会見でも大阪への再発出について「現時点においてはそうした状況にはない」と発言。この対応に批判が集まったことでようやく発令の運びとなったが、大阪の新規感染者数のみならず重症患者や死亡者数の多さを考えればあまりに遅きに失した判断で、後手後手だという批判は免れない。

 しかし、後手後手だったのは菅首相だけではなく、大阪の吉村洋文知事も同罪だ。

 実際、12月からの大阪の新規感染者数は高止まりの状況で、さらには重症率や死亡者数は最悪のレベルにあった。しかし、吉村知事は4日の会見で「大阪は感染の急拡大が抑えられており、今の段階で要請する考えはない」と緊急事態宣言の発出要請を否定。だが、その2日後の6日に新規感染者数が560人と過去最多を更新すると、7日には〈緊急事態宣言の発令を要請すべきと考えました〉(Twitterより)と態度を一転させたのだ。

「感染は抑えられている」などと誤った現状認識でもって豪語していたのに、過去最多の数字が出た途端、手のひらを返す……。当然、「読みが甘すぎた」と吉村知事は府民に認めるべき事態だが、本人は〈首都圏の感染急拡大状況、真冬のコロナ感染力を考慮〉(前出・Twitterより)などとまるで先手を打ったかのように振る舞う始末。さらに、メディアもこの場当たり的な対応の責任を追及することもなく、むしろ“素早い判断”などといったように持ち上げているのである。

 自分の判断ミスや誤りを、何が何でも認めない──。実際、吉村知事はこの非常時に、言葉の誤用を指摘されて逆ギレまでしてみせた。8日の会見で、記者から「緊急事態宣言が必要だと検討に入ったタイミングはいつか」という旨の質問を受けた際、吉村知事は「(6日に)560名の一挙にガラスの天井を突き抜けた瞬間と、そしてそれが次の日も600名を超えるだろうという報告を受けたことがひとつ」と発言した問題だ。

 言うまでもなく「ガラスの天井」という言葉は、女性やマイノリティが実力や実績はあるのに「見えない障壁=ガラスの天井」にぶつかって昇進や意思決定の場に登用されないという実態を示すもの。ようするに、吉村知事は「コップの水が溢れた」「臨界点を超えた」というような意味で「ガラスの天井」を誤用したのだろう。

「ガラスの天井」誤用言い訳のため、大阪の医療を「いつ割れてもおかしくない」と認めた吉村知事

 

 女性登用の問題は政治・行政において重要な課題だが、知事が「ガラスの天井」という言葉を誤用したとなれば、当然、ジェンダー平等という課題への認識が問われる問題であり、多くの人が誤用を指摘。しかし吉村知事は、立憲民主党蓮舫議員と太田房江・元大阪府知事という女性政治家の名前を挙げ、逆にこう噛みついたのだ。

〈蓮舫議員や太田議員が、「吉村が『ガラスの天井』を間違って使ってる!」と一生懸命だが、僕が役所内の「ガラスの天井」を打ち破る為に何をしてるのかも知らないんだろうな。その意味で使ってない。記者会見では、いつ割れてもおかしくない状態を「ガラス」に喩えただけ。会見の中身を見たら明らか。〉

 素直に誤用を認めればいいものを、「いつ割れてもおかしくない状態を「ガラス」に喩えただけ」って……(苦笑)。百歩譲って、そうした意味で使ったというのなら、吉村知事は大阪の医療提供体制やコロナ対応はガラスのように脆いものだと自負しているということなのか。それはそれで無責任な話ではないか。

 しかも、吉村知事はこの「ガラスの天井」問題の直前にも、蓮舫議員の〈大阪は昨日今日で感染者が急増したのではありません。今日の宣言対象になぜ早く要請しなかったのでしょうか〉というツイートに対して、〈昨日と今日で感染者は急増してます。11月以降の大阪の感染状況、事実を確認してから発信して下さい〉と、反論していた。

 蓮舫議員が「昨日今日」を「最近」という意味で使ったことはバカでもわかる話だが、吉村知事はこの非常時に、わざわざ自分から「昨日と今日で急増したんだもんね、ほーら、嘘言った」と絡んでいったのである。こいつはもしかして小学生なのか。

 だいたい、大阪の新規感染者数が6日から急増したのも、それまで感染を抑えられていたわけではなく、たんに年末年始で検査数が少なかっただけだろう。それでよくもまあこんなことが言えたものである。

 しかも、吉村知事が問題なのは、幼稚で自分本位な決めつけや開き直り、責任転嫁が言葉だけではなく、コロナ対策そのものを歪めてしまっていることだ。

 実際、いまは死亡者数も重症者数も東京を超えているのに、「大阪は感染が抑え込まれている」などと言って非常事態宣言を要請しなかったのも、“東京と違ってうまくいってるぜ”感を無理やり出したかっただけ。ようするに、自分のかっこつけのために大阪府民の生命をさらなる危機にさらしてしまったのである。

 

吉村の「大阪・兵庫間の往来自粛」について資料を誤用された“8割おじさん”西浦博教授が批判

 

 さらに、吉村知事はここにきて、 “8割おじさん”こと西浦博京都大学教授からも、そのずさんな政策決定プロセスと、責任転嫁のやり口を指摘されている。

それは、吉村知事が昨年3月、松井一郎大阪市長とともに唐突に打ち出した「大阪・兵庫間の往来自粛」をめぐってのものだ。

 この自粛をめぐっては、大阪・神戸間で多くの地域が生活圏をほぼ一体化しており、2府県間だけの往来自粛に意味があるのかというツッコミが殺到。これに対して、吉村知事は〈国がこの書類を持って大阪府と兵庫県にわざわざ説明に来て提案された〉〈僕は無視できない〉などとツイートし、ドヤ顔である文書の画像を投稿した。

 その文書こそ、当時、厚労省クラスター対策班のメンバーだった西浦教授が作成した資料だったのだが、そこには〈大阪府・兵庫県内外の不要不急な往来の自粛を呼びかける〉と書かれていた。つまり、「大阪府とそれ以外の地域の往来」と「兵庫県とそれ以外地域の往来」の自粛が提案されており、大阪府と兵庫県の間の往来の自粛が提案されたわけではなかったのだ。

 当時、本サイトではいち早く吉村知事のこの「誤読」疑惑を取り上げたのだが、すると、吉村知事は本サイトの記事をリツイートし、〈このレベルのことは僕が19日最初に記者発表した段階で記者が聞いてるよ。国の提案は大阪兵庫間だけなく、その他の府内外も含む。要請期間も3週間の長期。緊急事態宣言もない中で、連休3日間に絞り込み、大阪兵庫間に絞り込みをかけた。国の試算値を重視し、対応は政治判断〉と反論。最初は威勢よく「国の提案だ」とツイートしていたのに、問題を指摘されたら「政治判断だ」と言い出したのである。

 ところが、この吉村知事の打ち出した「大阪・兵庫間の往来自粛」について、資料の作成者である当の西浦教授が、明らかな間違いであると指摘した。昨年12月に発表した著書『理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!』(中央公論新社/聞き手・川端裕人)のなかでこう語ったのだ。

〈これは僕らが思っていたものとはだいぶ違うもので、やっぱりこういうコミュニケーションは難しいということを強く感じさせられました。大阪市長と府知事は、大阪から全国に散らばるということではなく、県境をまたぐ移動をとにかく止めないといけないと受け止めて、中でも、兵庫県だけをターゲットにしました。阪神圏の往来が一番多いからなのかもしれませんが、その結果、兵庫県知事との間が険悪な雰囲気になったとニュースで見ました。大阪側からの事前調整がなかったということでしたが、兵庫県との往来だけをピンポイントに止めても流行制御に直結しないことは皆さんすぐに分かりますよね。発表の前に厚労省の連絡担当などに一言でも事前相談をもらっていれば……。〉
〈これはきちんとしたプロセスを経ており、そもそも審議官・局長や大臣を通した上で医療体制班が出しているものです。しかもフォーマルには通知ですらなく、メモとして渡したものなんですが、こちらには連絡なく公開されることとなりました。やっぱりコミュニケーションは難しかったということです。〉

続きはリテラで

 

2021年1月13日 (水)

最前線でコロナと闘う病院労働者の窮状に思う/山本義隆~10・8山﨑博昭プロジェクトより

新年のご挨拶

最前線でコロナと闘う病院労働者の窮状に思う/山本義隆

 

謹賀新年

 昨年来のコロナ禍はますます拡大の様相を示しています。コロナは期せずして日本社会の歪みを焙り出すことになりました。

 昨年私は、10・8山﨑博昭プロジェクトのホームページに、コロナについて思う処を表明しました。5月には、自身の2年前の入院経験を踏まえ「とくに看護師さんたちが汚い仕事でも嫌な顔ひとつせず献身的に働いていることは、本当に頭が下がります」と書き、医師に比べて給料の低い看護師に「危険手当」を考慮すべきと訴え、医療労働者を守ることの重要性を強調しました。

 そして7月には、始まった「GOTOキャンペーン」に対して、特定業界への優遇措置で「感染地域の拡大を助長するような政策を、それも多額の税金を使って推進することは、愚かと言うよりははっきり言って犯罪的です」と表明しました。その後、首相は安倍から菅に代りましたが、コロナに対するほとんど無策に等しい対応と、この「GOTOキャンペーン」は変わってはいません。

 昨年12月24日の『毎日新聞』(註:下に画像)で、日本看護協会会長が看護師の窮状を訴えています。看護師は、一方では一般患者の減少による病院経営の悪化で給料やボーナスが減らされた者も多く、他方で、これまでは外部業者に委託していたトイレや病室の清掃などもやらなければならず、家族や子供が差別された者もあり、10か月間の緊張と激務で、心身ともにもう限界に近いとあります。

 金と暇のある人たちが政府から補助されて旅行や会食を楽しんでいるのと比べると、その落差は大きすぎます。国が真っ先に補助すべきは、病院労働者のような最前線でコロナと闘っている人たちでしょう。病院労働者の窮状は政府の無策の結果でもあるのです。せめて金銭面だけでも十分な形で報いるべきでしょう。

 正月早々、堅苦しい話で恐縮ですが、あまりの理不尽に書かずにはいられません。ともあれ、今年がなんとか良い方向に向かいますように。くれぐれもお体、気を付けてくださいますよう。

2021年正月 山本義隆

註:山本義隆さんの年賀状を転載。見出しは勝手ながら事務局がつけました。

毎日新聞(2020年12月24日、夕刊)画像をクリックすると拡大されます。

2021年1月12日 (火)

「コロナ死&病床使用率」衝撃実態リスト…医療危機に直面

「コロナ死&病床使用率」衝撃実態リスト…医療危機に直面

公開日: 更新日:


 

自衛隊が看護師を派遣する事態に(旭川の慶友会吉田病院=2020年12月)/(C)共同通信社
自衛隊が看護師を派遣する事態に(旭川の慶友会吉田病院=2020年12月)/(C)共同通信社
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 春や夏の波とはスケールがケタ違いの新型コロナ第3波。感染が急拡大するのに伴い、死者数が急増している。9日には累計死者数が4000人を超えた。2000人から3000人に達するまでは1カ月かかったが、わずか18日間で1000人増えた。47都道府県の死者数はどれだけ深刻なのか――。東京換算(第2弾)により、実態を探った。

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  ◇  ◇  ◇

 第3波は昨年12月から勢いを増した。12月1日から今年1月10日までの死者数は1915人と累計死者数の半数近くを占める。この期間の都道府県別の死者数を東京の人口に換算してみた。厚労省が8日に発表した6日時点の病床使用率を付け加えた(別表)。

 旭川でクラスターが多発し、死者が多く出た北海道がダントツ。続く大阪は病床使用率が66%に上る。菅首相は北海道と大阪の時短営業の成果を強調してきたが、死者数は飛び抜けて深刻なのだ。

 4位の愛知、7位の岐阜の病床使用率は60%に迫る。両県は医療逼迫を受け、12日にも政府に緊急事態宣言を要請する予定だ。

第3波襲来で、12月1日から1月10日までの期間で、死者数は累計死者数の半数近くを占める…(C)日刊ゲンダイ
第3波襲来で、12月1日から1月10日までの期間で、死者数は累計死者数の半数近くを占める…(C)日刊ゲンダイ
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優等県だった岩手がワースト6位に

 7月末まで感染者ゼロだった岩手県は11月以降感染者が増え、11月23日に初めて死者が出た。12月以降、22人が亡くなった。東京の人口に換算すると250人のスケールだ。死者急増は基礎疾患のある高齢者が多く利用する医療機関のクラスターが要因だ。

 人口約70万人の高知の死者8人は東京の160人に相当する。熊本と奈良は死者数、病床使用率とも厳しい状態だ。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)は言う。

「人口が少ない地方の死者数はどうしても小さく見られがちですが、危機的状況に直面している県は少なくありません。もともと、地方は重症化、死亡リスクが高い高齢者が多い上に、病院、医療スタッフともに医療提供体制は脆弱です。旭川のように医療機関でクラスターが発生すると、一気に医療提供体制は傾いてしまいます。旭川の事例を教訓にすれば、病院の関係者に定期的な検査を行い、クラスターの発生を予防することが重要です。ところが、菅首相は、医療提供体制に関しては、コロナ受け入れ病院の補助金を上乗せする程度で、危機感は感じられません。地方の実情に関心があるのかさえ疑問です」

 グーグルの感染予測(11日時点)によると、今月9日から2月5日までの28日間の感染者数は27万9010人(1日あたり約1万人)、死者数3947人(同約140人)に膨れ上がっている。

 菅首相は11日、済生会宇都宮病院の小倉崇以救命救急センター長ら医療関係者と公邸で面談。小倉氏は、地方都市で高齢者に感染が広がっているとして「非常に危機的な状況だ」と訴え、菅首相は「重く受け止め、しっかり対処したい」と応じた。

 口先だけでなく、具体的に何をするのか。一刻の猶予もないはずだ。

冤罪に加担したメディアの責任も問い直したい〜「袴田事件」再審、高裁に審理差し戻し~レイバーネット日本より

冤罪に加担したメディアの責任も問い直したい〜「袴田事件」再審、高裁に審理差し戻し
新型コロナの感染爆発、緊急事態・再宣言と気の重い年末年始、うれしい報せが12月23日に飛び込んできた。袴田事件再審の高裁決定取り消しだ。1966年に静岡県清水市(現・静岡市清水区)の一家4人殺害事件で死刑が確定した袴田巖さんImg006_20201215101201 (84歳)が再審を求める袴田事件。その第2次再審請求審で、最高裁第三小法廷(林道晴裁判長)は再審開始を認めなかった東京高裁決定を取り消し、審理を高裁に差し戻す決定(12月22日付)を出した。事件発生から半世紀を超え、死刑確定から40年、「これ以上、拘置を続けるのは耐え難いほど正義に反する」と述べた静岡地裁の再審開始決定(2014年3月)からも6年9か月、東京高裁は審理を引き延ばすことなく、1日も早く再審開始を決断すべきだ。《袴田さん再審開始へ光/喜ぶ姉「何よりうれしい」》 ―24日付『朝日新聞』社会面トップの見出しだ。(山口正紀) 続き

2021年1月11日 (月)

菅政権の失政こそが問題〜二度目の「緊急事態宣言」に寄せて

菅政権の失政こそが問題〜二度目の「緊急事態宣言」に寄せて

柴田武男(FBグループ「緊急事態宣言は断固阻止」管理人)

 


*1.7 緊急事態宣言発令反対!緊急行動(新宿アルタ前) 写真提供=ムキンポさん

 1月7日、二度目の「緊急事態宣言」が発令されました。お正月だからと言うわけではありませんが、初心を確認しておきます。正直、この問題を当初より厳しく追及しなければならないとはあまり考えてませんでした。しかし、事態はより悪化しています。それは、立憲民主党の枝野代表に象徴されるように、チェックの役割を果たすべき勢力がむしろ自民党より積極的に力で国民を抑えつけようとしていることです。

 新型インフルエンザ等対策特別措置法はそういう趣旨の法律ではありません。予想できない未知の感染症の流行に対応するというためのものであり、その一環として緊急事態宣言があります。十分な説明と国民の納得・合意を前提にやむなく発出するものです。ほとんどの日本国民はそれを理解して、緊急事態宣言に頼るまでもなく、かなり自発的にマスク、手洗いなどの感染防止策を必要と理解してを着実に実行しています。

 それでも、感染拡大が抑えられないのは、第一にGOTOという人の長距離移動を税金で奨励するという感染拡大策を取ったことです。さらに、この状況でも東京五輪は開催するとして予算の増強、五千人は必要という医療ボランティアの確保があります。緊急事態宣言はこうした失政を覆い隠し、感染拡大は国民がしっかりしていないからだとして発出されます。そこが根本的な問題です。小池都知事のフリップ芸は、すべて責任を国民に押しつける内容です。

 安倍政権は初動対策で深刻な過ちを犯しています。菅政権はそれを上塗りしています。現在の感染拡大はそのツケです。菅政権のすべきは、GOTO政策など今までの政策の過ちを自己点検して修正し、東京五輪の中止を即時に決断して、国民に対策の見通しを合理的に説明して、協力を求めることです。強制力で国民を抑えつけることは、政策の間違いを糊塗するには役立つますが、感染防止には逆効果です。

-------- ●FBグループ「緊急事態宣言は断固阻止」の趣旨--------------------
 安倍政権が法律の不備を理由に新型インフルエンザ等対策特別措置法の改悪を意図していました。それを阻止するためにFBグループ「感染対策失敗を法律のせいにするな! 新型インフルエンザ等対策特別措置法改悪反対」を2020年3月4日に立ち上げましたが、3月13日に改悪されました。今度は緊急事態宣言の発動が危惧され、それを阻止することが必要となりました。グループ名を「緊急事態宣言は断固阻止」と変えて新たな闘いを始めます。このグループは安倍政権の不安を煽る政治を止めさせるために結成しました。現在1446人が登録されています。

野上忠興氏が衆院選大予測「自民42議席減で菅首相は退陣」

野上忠興氏が衆院選大予測「自民42議席減で菅首相は退陣」

公開日: 更新日:


 

野上忠興氏(C)日刊ゲンダイ
野上忠興氏(C)日刊ゲンダイ
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 衆院議員は今年10月21日に任期満了を迎える。それまでに必ず総選挙が実施されるが、菅政権はここへきて逆風にさらされている。「自民敗北」は、あり得るのか。選挙情勢分析に定評のある政治評論家・野上忠興氏に話を聞いた。(聞き手=小塚かおる/日刊ゲンダイ)

■選挙は五輪後 勝敗ラインは単独で絶対安定多数

 誰が考えてもコロナ禍が、ある程度収束するまで選挙は難しい。菅首相自身も「まずは新型コロナウイルス対策に全力を尽くす」と言っています。机上では、来年度予算を3月中旬に上げて「春解散」ということも考えられますが、東京五輪があると仮定すれば、常識的には五輪後に時間を置かずに選挙をやって、自民党総裁選は「追認」という形でしょう。「五輪後総裁選吹き飛ばし解散」ですね。

 五輪が中止になった場合は、残り任期を全うして、解散は次の総理に譲るという可能性もなくはないですが、とにかく菅首相は五輪にかけ、ワクチンに期待しているのだと思います。「人類がコロナに打ち勝った」とうたい上げて成果をアピールするのでしょう。ただし、総裁選で「追認切符」を手にするためには、言わずもがな、衆院選でそこそこの数字(議席数)が必要となります。安倍前首相は責任を問われる勝敗ラインを「自民党が50以上、負けなければいい」と言っていました。しかし、現有議席は282ですから、50減なら232で、単独過半数(233)を割り込みます。与党で過半数を維持したとしても、それで勝利とはいえません。勝敗ラインは、せいぜい自民単独で絶対安定多数(261)確保、つまり、21議席減まで。「よく奮闘した」という格好に収まるのはこのラインでしょう。

■公明の組織弱体化が自民にも影響

 議席予測は<別表>の通りです。全選挙区を個別に分析し、自民党は現有から42議席減となりました。自民党自体も昨年12月の第1週に独自の情勢調査を行い、やはり40議席程度を減らすという結果だったと聞いています。

 世論調査で内閣支持率はガタ落ちなのに、自民党の支持率が堅調なのは、野党が相変わらず不甲斐ないからで、「平時」なら選挙で自民が負けることはありません。しかし、コロナ禍は命と生活に関わる問題であり、後手後手のコロナ対策への不満で有権者は鬱屈しています。

 さらには、有権者が首相の資質に疑問を抱き、桜を見る会や鶏卵汚職と不祥事も続いた。経済状況も厳しい。信を問うには最悪な状況です。いざ選挙となれば、自民支持者でも、選挙区は自民に投票しても、比例は自民に入れないという現象が起き得るのではないでしょうか。

 自民にとって、もうひとつ痛いのは、友党である公明党の組織の弱体化でしょうね。最盛期だった小泉時代の898万票(2005年衆院選比例)から前回は697万票(17年衆院選比例)まで200万票も減っています。これは、各選挙区で公明票をもらっている自民にも影響する。

 前回、野党候補と1万5000票差以内で勝利した自民議員は34人。公明票は表向き各選挙区に2万~2万5000票といわれますが、比例票を選挙区数で割ると、実質1万7000票程度になります。自民でギリギリ当選してきている34人は、公明票がしっかり出なければ落選の憂き目に遭うことになります。

 ただでさえ、自民議員の4割を占める3回生以下は、これまで「風」に乗って楽な選挙ばかりしてきた。後援会活動や党員集めもほとんどしていないツケが回ってくるということになります。

 選挙関係者の中には、自民が70議席くらい減らしてもおかしくないという見方もありますからね。

野上忠興氏の獲得議席予測(C)日刊ゲンダイ
野上忠興氏の獲得議席予測(C)日刊ゲンダイ
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4.25補選勝利で野党一本化に弾み

 野党については、共産党が候補者を降ろすかどうかが鍵です。吉川貴盛元農相の辞職に伴う北海道2区の補欠選挙(4月25日投開票)は、立憲民主党の候補に一本化することで調整が進みそうです。補選で野党が大勝すれば、他の選挙区での一本化にも弾みがつく。前回1万5000票差以内で負けたような選挙区は、野党がひっくり返すことになるでしょう。

 現状、立憲の支持率は低迷しています。直近の朝日新聞の世論調査でも、前回の6%が5%に落ちました。しかし、比例区の投票先では12%から14%にアップしています。政党支持率の約3倍です。ある与党の選挙関係者の言葉を借りれば、「選挙というのは自民党に入れたいか、入れたくないか」となります。このご時世に積極的に自民に投票したい人がいるのかどうか。特に無党派層は、そうでしょう。全国の有権者は約1億人。自民にお灸を据えようということで投票率が2ポイント上がっただけでも200万票増え、比例区への影響は大きい。

 野党の一本化に加わらない日本維新の会については、関西は強いものの、全国的な広がりはないとみています。東京でも候補者を擁立しますが、選挙区での当選は難しく、自民に投票したくないけれど、立憲にも入れたくないという保守票の受け皿にはなるでしょう。れいわ新選組は山本太郎代表の人気だけなので、選挙区と比例区で1人ずつ取れば御の字でしょう。

■東京、静岡で閣僚経験者が落選危機

 ブロック別では、北海道は立憲と共産の共闘が他ブロックより進んでいます。共産は北海道で比例1議席獲得を悲願にしています。前回、8000票強足りずに議席に届きませんでしたからね。

 今回は共産が選挙区で候補者を降ろす代わりに、立憲系の労組が比例で共産に協力するなどバーターがあるかもしれません。北海道は自治労を中心に労組が強いところですからね。そうなると自民は現有6議席から半減の可能性があります。

 東北は青森と山形以外は、自民にとって厳しい選挙となりそうです。コロナ禍の影響で野菜が大暴落して、農家は参っている。東北、新潟、長野は農家の「反乱」が起きやすい土壌。秋田、福島、岩手では、花の1区で自民が敗れる可能性があります。

 勝敗の行方を左右する首都圏については、自民党調査でも厳しい結果が出ているといいます。特に大票田の東京では自民は1区が厳しい。野党が候補者を一本化できれば、埼玉1区と千葉1区も自民現職が危なくなります。都市部は政治意識が高いので、「政府は何をやっているのか」という怒りが投票行動に結びつきやすいのです。東京は共産が候補者を降ろすかどうかで結果が大きく変わってくる。野党が一本化できれば、8区の石原伸晃元幹事長や14区の松島みどり元法相が敗れることも。24区の萩生田光一文科相も安泰ではありません。

 東海では静岡1区の上川陽子法相。後援会活動をおろそかにしていることが響いていると言われています。まだ野党が乱立しているので落選までは分かりませんが、大苦戦しそうです。

■山口では林待望論、安倍前首相は不出馬情報

 西日本では広島3区が話題です。公選法違反で起訴され公判中の河井克行元法相の選挙区に、公明が斉藤鉄夫副代表を擁立しました。これに地元の自民は反発していて、「もう自民党員を辞める」との声も出ていると聞いています。漁夫の利で野党が議席を獲得しそうです。公明は最悪ケースでは、広島3区に加え、北海道10区、神奈川6区、大阪3区の計4議席を落とす可能性があります。

 中四国、九州は波乱の少ないブロックですが、香川1区の平井卓也IT担当相は選挙があまり強くなく、波乱要因です。

 注目は、やはり山口。自民の河村建夫元官房長官の3区で、同じく自民の林芳正参院議員が立候補を模索しています。実は山口では、安倍政権が幕を下ろしたことで、林待望論がジリジリと増している実相があります。下手すれば、林氏が3区ではなく、安倍前首相の4区で出馬する可能性もないとはいえない。4区の大票田の下関市は、もともと林氏の地盤ですからね。

 安倍前首相については、再々登板はあり得ません。体調も、総理大臣のプレッシャーから解放され、ストレスがなくなって気分が良くなっているようですが、決して潰瘍性大腸炎の持病が良くなったわけではないと聞いています。そのため、安倍氏が衆院選に不出馬で政界引退する可能性も絶無ではないとの情報もあります。その場合、後継は弟の岸信夫防衛相の長男になるのか、兄の長男になるのか不確かですが、いずれにしても故・晋太郎から3代続けて安倍家が4区を確実に維持できるのかどうか。

 国会で虚偽答弁を繰り返した桜を見る会の件で、安倍氏は地元でもかなり評価を落としていますからね。(表あり)

▽のがみ・ただおき 1940年生まれ。64年早大政経学部卒。共同通信社横浜支局勤務後、政治部へ。佐藤栄作、田中角栄両首相番後、主に官邸・自民党を担当し、福田派・安倍派をカバー。政治部次長、整理部長、静岡支局長などを経て2000年からフリー。著書に「気骨 安倍晋三のDNA」(講談社)、「ドキュメント安倍晋三」(同)、「安倍晋三 沈黙の仮面」(小学館)などがある。

2021年1月10日 (日)

政権の無策でコロナ感染急拡大 それでも市民の行動は続く

 コロナ感染の急拡大がとまらない。連日最高値を記録する都府県が続出。兵庫県でも4日間にわたり前日の記録をむり替え、昨日はついに初めて300人超え。東京は連日3000人規模、神奈川も999人と1000人にあと一歩、大阪は一時高止まりだったがここに来てまた600人台と急増。北海道だけがわずかに減少だが、全都道府県で感染者ゼロがなくなってしまった。
 Img_1752 これもそれもすべては政治の責任と言っていい。7月に人々の移動と会食を促進するGOTOトラベルを前倒しで始めたのは安倍首相・二階自民党幹事長・菅官房長官だった。9月に菅政権が成立し「コロナ対策第一」と言いながら、医療・検査の拡充もせず、学術会議問題で強権的手法を示し、GOTOはトラベルにつづきイートも満展開。11月にはいり北海道・大阪の急拡大に一定対応したものの、感染源である首都・東京に対しては何の対策も取らずさらに感染を全国化させた。12月に入り支持率急落を目の当たりにしたが、それでも12月28日まではGOTOトラベルをやめなかった。大みそかに東京が1300人を越し首都圏4都県知事が自己の責任逃れも含め緊急事態宣言を政府に要請。そしての1月7日の宣言となった。その後の特措法改正は18日の通常国会後だという。既に首都圏で感染しても入院できず自宅待機の患者が数千人に及ぶという。すべて後手後手だ。
 Img_1715 もちろん宣言で解決できるものではないが、ここまで感染が拡大したのはまぎれもなく政治の責任=コロナ対策無策にあることはあまりにも明らかだ。宣言下の休業・時短に対しての補償は極めて不十分で、市中感染を検査するシステムはいまだに整備されない。もはやこの政権では市民の「命とくらし」は守ることは出来ない。また野党も、自党の国会議員が病院に収容される前に死亡しなくてはならなかった現実に対し、怒りの行動をとろうともしない。何ともお気楽な野党だと言わねばならない。
 こんななか、1月7日、夕刻に首都圏で緊急事態宣言が出されようとする前に、神戸・三宮マルイ前で、「感染拡大、政治の責任 菅政権は退陣を」を掲げて木曜行動が有志で行われた。寒波も伴い人通りに少ないマルイまではあったが、9人が1時間わたり訴えた。
 続いて土曜日は、午前中は「こわすな憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGO」の世話Img_1729 人会がリアル+オンラインで14人の参加で開催された。まじかに迫った1・23新年交流会は、現況ではさらなる拡大は避けられず交流にはなじまないので、3月21日に延期し開催することが決め引き続き「いのちとくらし」を守る行動や、反原発運動を強めることを確認した。
 午後は辺野古宇神戸行動。この冬一番の寒波の中、14人の参加で道行く人にアピール。多くの人が署名に応じてくれた。
 午後3時半からは大阪の辺野古行動(当ブロガーはパス)。
 午後5時半からは阪急ヘップ5前での「梅田解放区」。若者や音楽を中心に20人がアピール行動に参加。「感染拡大、政治の責任」『菅はやめろ』「吉村、松井のやめろ」のコールがヘップ5前を通行の人々に響き、スマホで写真を撮る人や、こぶしを一緒にあげる若者も目立った。
 こうして新年早々、とまらない感染拡大を前に、「もうスガは要らない」の恨みがこだまする神戸・大阪の1日となった。

2021年1月 9日 (土)

この政権では命とくらしが壊される 菅政権打倒へ 1~3月の行動

当面の行動日程

定例行動

毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南

 

19日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

1月9日(土) 辺野古神戸行動 13時 三宮マルイ前

辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南

梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

1月10日(日) 三里塚新年デモ&団結旗開き 13時半 三里塚現地

 

1月11日(月) 西宮ピースネット 1115分 JR西ノ宮駅前 

1月11日(月) Eテレ 斎藤幸平 100DE名著② 『資本論』 2225分~50

1月15日(金) 関生弾圧裁判 10時 大阪地裁201号法廷

115日(金) 尼崎地区労旗開き&春闘学習会 18時半 リベル会議室(阪神「出屋敷」北)

Img005_20201221105401 1月16日(土) 平井美津子さん講演会 14時 エル大阪・南館((地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

116日(土) 中村哲さんの意志をひきつぎ平和をめざそう 13時 エルシアター((地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

1月17日(日) 阪神大震災27周年

1月17日(日) 自衛隊第3師団申し入れ行動 10時半 伊丹市千僧・第三師団西門前(阪急「伊丹」西北20分)

1月17日(日) 改憲反対市民フォーラム 12時 JR大阪駅南     

1月17日(日) 市民連合高槻・島本連続講座 日本学術会議任命拒否の意味するもの 高槻現代劇場文化ホール3F(阪急「高槻市」駅南5分) 講師:松宮孝明(立命館大教授)

 

118日(月) 国会開会日前日闘争 東京:正午 国会議事堂前 兵庫:

1月18日(月) Eテレ 斎藤幸平 100DE名著③ 『資本論』 2225分~50

119日(火) 19日行動 国会前 18時半

120日(水) 尼崎共同行動街宣 18時 JR尼崎 

1月22日(金) 連帯ひょうごみなせん世話人会 18時 稲葉プラザ(JR「須磨海浜公園」北東5分)

123日(土) 市民デモHYOGO新年交流会 15時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南)

124日(日)関電よ、老朽原発をうごかすな!大集会 13時半 関電本店前

1月24日(日) 幸徳秋水墓前祭 12時半 四万十市中村・幸徳秋水墓地

 

Img006_20201215101201 1月25日(月)福島原発事故から10年 避難者からの報告 18時半 大阪中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) 報告:菅野みずえさん

1月25日(月) Eテレ 斎藤幸平 100DE名著④ 『資本論』 2225分~50

1月29日(金) みなせん野党協議 18時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

1月30日(土) 宝塚99%の会 ソウルの親境無償給食に学ぶ 9時半 東公民館(阪急「山本」南8分)

131日(日) 宝塚市を愛する市民のつどい 13時 16時 2回開催 ベガホール(阪急「清荒神」南1分) ゲスト:山﨑はるえ(弁護士) 参加無料・要申し込み

131日(日) 第5回狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいIN関西 13時 大阪・北区民センター(JR「天満」西2分) 石川一雄さん、袴田巌さん、青木惠子さんほか

 

2月1日(月) 日本ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター(阪急「西宮北口」東南5分)

2月6日(土) 大島淡紅子の市政レポート&新春交流会 10時 花王園(阪急「山本」西3分)

2月6日(土) ロックアクション大阪

2月7日(日) 武庫川ユニオン春闘学習会 13時半 リベル会議室((阪神「出屋敷」北1分)

211日(木・休) スガも維新もいらない!競争・強制でなく、命と人権を守る教育を! 13時半 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西2分) 講演:纐纈厚明治大学特任教授

2月13日(土)日本学術会議「任命拒否」を問う 14時 エルおおさか南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分) 講演:松宮孝明(立命館大教授)

2月14日(日) チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西 29周年の集い 14時 ドーンセンター(地下鉄「天満橋」東南5分)

2月15日(月)~16日(火) 関西合同労組春闘行動

2月20日(土) 北上あきひと新春の集い・県政報告会 14時 川西・アステホール(阪急「川西能勢口」南2分)

2月22日(月) 生活保護基準引き下げ違憲訴訟第24回期日(判決) 15時 大阪地裁202号法廷(地下鉄「淀屋橋」北東7分)

227日(土) 安田真理と内田樹のトークイベント 14時 芦屋市民センター(JR「芦屋」西南5分、阪急「芦屋川」南6分、阪神「芦屋」北8分)

2月27日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分) 講師:松原康彦「沖縄と私」

 

3月1日(月) 日本ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター

3月6日(土) 平井美津子さん講演会 「植民地支配責任とは」 14時 エル大阪・南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

37日(日) 命とくらしの映画祭 10時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分) 映画上映と講演 講演:藤原辰史(京都大准教授)

37日(日) 福島原発事故10年 さよなら原発集会 エルおおさか大ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

3月16日(火) 関電原発不正マネー徹底究明 第1回口頭弁論 10時半 大阪地裁大法廷

3月20日(土) 芦屋九条の会集会 14時 ルナホール・小ホール(JR「芦屋」西5分)

320日(土・休) 関電よ☆老朽原発をうごかすな!高浜全国集会 14時 高浜町文化会館(JR「若狭高浜」西7分) 前段集会 1145分 高浜原発北ゲート前

3月28日(日) 三里塚現地闘争   

2021年1月 7日 (木)

大阪の感染者560人…吉村知事「感染拡大が抑えられている」「緊急事態宣言は不要」に非難殺到! 12月死者は東京の倍

大阪の感染者560人…吉村知事「感染拡大が抑えられている」「緊急事態宣言は不要」に非難殺到! 12月死者は東京の倍

大阪の感染者560人…吉村知事「感染拡大が抑えられている」「緊急事態宣言は不要」に非難殺到! 12月死者は東京の倍の画像1
大阪府ホームページより


 この男はこんな事態になっても、“やってる感アピール”することしか考えていないのか。もちろん吉村洋文大阪府知事のことだ。

 東京をはじめとする1都3県の知事がそろって官邸を訪れ、政府に緊急事態宣言を要請したことを受け、吉村知事は4日の会見でこう語ったのだ。

「副作用が強く、最後の手段。大阪は感染の急拡大が抑えられており、今の段階で要請する考えはない」
医療体制が逼迫したまま年末年始に突入したが、大きな機能停止や障害はなかった」

 大阪は感染拡大が抑えられているから、緊急事態宣言は必要ないというのだ。

 菅義偉首相も同日の会見で、小池百合子都知事への皮肉で、「北海道、大阪など、時間短縮をおこなった県は結果が出ています」「北海道、大阪など、これは時間短縮、こうしたことをおこなった県では効果が出て、陽性者が下降してきております」と引き合いに出しており、それに便乗したのだろうか。

 しかし、この吉村知事の発言にはネット上でも批判の嵐が巻き起こった。せっかくだから、その一部を引用してみよう。

〈え?死亡数たしか多かったよね?〉
〈重症者”過去最多”の大阪府〉
〈夢見てる人いた。大阪も死者数とかヤバいっしょ。 こいつは、人死んでも気にならないんだろうな。 怖っ。〉
〈ちょっとしか検査しなけりゃそりゃ「判明している」感染者数は数字上少なくてすむだろうね この期に及んで一日の検査数2000だよ? これマジでこいつをリコールしないとみんな死ぬぞ〉
〈大阪はコロナ死亡率最多で、自衛隊に泣きついた位の医療崩壊具合なのに緊急事態ではないと。まあ今更と言えば今更だが。〉
〈いい加減にしてくれよ吉村知事さんよ。大阪を止めろ!兵庫県や周辺の感染増は大阪からの飛び火なのは明らかじゃないか‼️〉
〈いえ。 抑えられてませんから!! 近県は、迷惑被ってますしちょっと前迄周りに頼ってたの誰でしたっけ?!〉
〈ねごとは寝て言え!〉
〈負けを認めなければ負けではないという維新の「勝つまでジャンケン」精神を感じる。〉
〈凄いな。まだ初夢を見続けとるんじゃ?〉
〈えっ、この人、どこの大阪に住んでるの???〉
〈「言い切ったら信じるやつおる作戦」やな。 安倍とかも使ってるやつ。〉
〈ポストトランプ〉

 

12月だけじゃない 1月の死者も東京21人なのに大阪は40人と倍

 

 いずれも的を射た批判ばかりだ。大阪の重症者数は4日時点で、過去最多の171人。重症者の病床使用率も、見かけの数字ですら72.5%を超えている。決して楽観できる数字ではない。

 重症者に関しては大阪と東京で基準が違うからなどと言い訳するかもしれないが、しかし死者数にいたっては東京の倍近い。

 大阪の12月の死者数は259人で、東京は138人で、2倍近い。言っておくが、東京都の人口が約1400万人で大阪府の人口が約880万人だ。にもかかわらず、死者数は2倍近いのだから、いかに大阪がたいへんな状態になっているかわかるだろう。

 この傾向は年が明けても変わっていない。大阪の死者数は1月1日9人、2日6人、3日7人、4日11人、5日7人で計40人。対して東京は1日4人、2日0人、3日1人、4日2人、5日14人で計21人。やはり東京の倍以上の水準で推移している。

 感染者数じたいは東京のほうが多いにもかかわらず、この死者数の多さは全国最悪レベルと言っていいだろう。

 しかも、感染者数でも、大阪はきょう、1日あたりの新規感染者が560人と、過去最多を記録した。

 吉村知事の発言はこの数字が発表される前だったが、それ以前だって、大阪の感染者数は決して少ない数字ではなかった。たしかに、11月22日の490人からは下がっていたが、12月前半が400人前後、後半は300人前後で、これはむしろ高止まりしているというべき数字だろう。

 年明けは、262人、258人、253人、286人と4日連続で300人を下回っていたが、これは年末年始で単純に検査件数が少なかったから。もともと大阪の検査件数は少なく、11月以降、平日でも6000件を超えたのは合計5日だけというお粗末さなのだが、年末年始はそれがさらに極端に減った結果、感染者数も少なくなったにすぎない。

 ようするに、どこからどうみても大阪は「感染を抑えられている」ような状況にはなかったのだ。東京が深刻な状態であることは言うまでもないが、大阪はそれ以上と言ってもいいだろう。

続きはリテラで

コロナで解雇、8万人超に 緊急事態宣言で急増も

コロナで解雇、8万人超に 緊急事態宣言で急増も、厚労省

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共同通信

厚生労働省が入る中央合同庁舎=東京・霞が関

 

 

【関連記事】

最終更新:

2021年1月 6日 (水)

「雇用と生活を守れ!飲食店関連コロナ集中労働相談」のお知らせ

全国一般東京東部労働組合の須田です。

「雇用と生活を守れ!飲食店関連コロナ集中労働相談」のお知らせ

新型コロナウイルスの感染状況が広がっていることを受けて、政府は今週中にも2回目の
緊急事態宣言を発令する方針を表明しました。今回の宣言では、東京、埼玉、千葉、神奈
川の1都3県のとくに飲食店などを対象とすると報じられています。

 

すでに多くの飲食店では昨年からの「自粛」要請による休業や営業時間短縮などの措置で
疲弊し、そのしわ寄せは飲食店で働く人たちに広く及んでいます。具体的な相談事例とし
ては、解雇・雇い止めされた、休業手当が支払われない、シフトが一方的にカットされた、
店舗そのものが倒産・閉鎖して生活に困っているなどです。

 

飲食店では女性労働者や非正規労働者が多く働いていますが、その労働条件はもともと劣
悪なうえに、今回のコロナ禍が直撃している格好です。また、飲食店と取引している配送
業やおしぼり業などで働く人たちにも影響が広がっています。今回の宣言は、飲食店とそ
の関連で働く人たちの生活をさらに困難にさせるのは間違いありません。

 

そこで都内の一人からでも入れる労働組合「全国一般東京東部労働組合」では、飲食店に
関連した労働相談を1月9日(土)に集中して受け付けます。当日は労働問題にくわしい
スタッフが電話・来所・メールで相談に対応し、解決策をアドバイスしていきます。相談
無料・秘密厳守で行います。

 

【相談要領】
1.日時 2021年1月9日(土)午前10時~午後5時
2.場所 全国一般東京東部労働組合事務所
(東京都葛飾区お花茶屋1-18-11田邑ビル5階)
3.相談方法
①電話 03-3604-5983/03-3604-1294
②来所面談(電話予約のうえで上記事務所にてお話をうかがいます)
③メール(相談内容をinfo@toburoso.orgまで送信してください)
4.相談無料・秘密厳守
5.主催 全国一般東京東部労働組合

 

※ なお、当日は新型コロナウイルス関連以外及び飲食店関連以外の労働相談も受け付け
て対応します。
※ また、新型コロナウイルス関連及び飲食店関連の労働相談は集中相談日以降も継続的
に受け付けます。

大阪朝鮮高校、ラグビー全国大会(花園)で、準決勝で惜しくも敗退

 




























 

準決勝で敗れた大阪朝鮮の選手たち=2021年1月5日、東大阪市花園ラグビー場、金居達朗撮影© 朝日新聞社 準決勝で敗れた大阪朝鮮の選手たち=2021年1月5日、東大阪市花園ラグビー場、金居達朗撮影

 (5日、全国高校ラグビー大会準決勝 桐蔭学園《神奈川》40―12大阪朝鮮《大阪第2》)

 大阪朝鮮の選手たちは「使命」を抱えて第100回の大会を戦い抜いた。

 流通経大柏(千葉)との準々決勝。4点リードの最終盤に、自陣ゴールラインをすぐ後ろに背負って、相手の強力FW陣の猛攻を受けた。10分間にもわたって耐え続け、ノーサイドを迎えた。準決勝では、前回王者の桐蔭学園相手に臆することなく、低く刺さるタックルを重ねた。後半に突き放されたが、前半は12―12と互角に戦った。

 2大会ぶり11回目の出場。今大会が3度目となった4強が最高成績だ。激戦区の大阪で強豪の一角と目されるのに、部員減の危機感を抱えている。主将のナンバー8金勇哲(キムヨンチョル)は「どんどん学生数が減っている。ぼくら部員は39人しかいない。難しい状況です」と言う。OBでもある権晶秀(コンジョンス)監督(39)は「高校の生徒数は私のころは約600人だった。今は約200人。20年で3分の1になっています」。

 権監督は「ぼくは在日3世。この子たちは4世。世代を重ねるとだんだん日本社会に同化していく。(朝鮮学校に通う生徒が)減っていくのは自然な部分もある」と話す。朝鮮学校は学校教育法で「各種学校」に位置づけられ、高校無償化から除外されている。このため、近年は学費の高さから敬遠されている面もあるのではないかとも権監督は考えている。

 そんな逆境のなかで3年生を中心に部員たちが掲げていたテーマが使命なのだという。

 89回大会(2009年度)から94回大会(14年度)の間の6大会で、大阪朝鮮は4度も8強入りした。その姿を見てラグビーを始めた選手がいまの3年生には多い。「ぼくらが小さいころ見た朝高(ちょうこう)の姿をぼくらが花園で見せて、小さい子たちに朝高でラグビーをしたいと思ってもらう」。それが自分たちの使命だと考えた。

 小学生の頃に見た先輩たちは、最後まであきらめず、激しいプレーを貫いていた。そんな姿に近づけるようにと、30メートルダッシュ50本などの苦しい練習を乗り越えてきた。

 初の決勝進出こそ逃したが、苦しい試合を制し、強敵にもひるまなかった。「ぼくらができるプレーは全部した。ぼくらの強い意志は見せられたと思う」。金勇哲はそう言った。使命を果たせたのかが、わかるのはまだまだ先のこと。ただ、「朝高ラグビー、ここにあり」という姿ははっきりと見せた。(内田快)


2021年1月 5日 (火)

「菅さんは決定的に間違った」自民党内から指導力いぶかる声 支持率急落に浮上の手立てもなし

「菅さんは決定的に間違った」自民党内から指導力いぶかる声 支持率急落に浮上の手立てもなし

 

AERA 2021年1月11日号より© AERA dot. 提供 AERA 2021年1月11日号より

 発足当初は高い支持率を誇った菅内閣だったが、学術会議問題などから支持率は急落。安倍前首相の「桜を見る会」問題が追い打ちをかけ、強力な浮上策も見当たらない。AERA 2021年1月11日号の記事を紹介する。

※【「桜を見る会」問題で安倍前首相が国会での答弁を修正し謝罪 当時の対応に首をかしげる側近も】より続く

*  *  *

 野党は通常国会で引き続き、「桜を見る会」問題に関して安倍前首相の証人喚問を求めることで一致している。だが、自民党は昨年末で幕引きを図ることに必死だった。

 なぜなら発足直後、朝日新聞の世論調査で65%だった政権への高支持率が、わずか3カ月で大幅下落。今後、30%を割り込めば政権運営そのものが危険水域に突入するからだ。

 この下落の要因は言うまでもなく、菅義偉首相の新型コロナウイルス対策での指導力不足だ。中でも下落の決定打は、イベントや帰省で人の移動がピークを迎える年末年始を見据えて、早々に「Go Toトラベル停止」に踏み切れなかったことだ。その結果、予想されていた通り、昨年末には1日に4千人近い感染者を出してしまったのだ。

 ある自民党関係者は、菅首相が語った「アクセルを踏みながら、ブレーキをかける」という一貫性のない対応について、こういぶかった。

「菅さんは決定的に間違った。年末はそもそも医療従事者そのものが手薄になり、医療機関が逼迫(ひっぱく)しやすい時期。そこに感染のピークをもってきてしまった。取り返しがつかない。結果として地方経済も疲弊し、この数カ月の全ての政策が台無しになってしまった。結果を出すと言いながら、結果を出せない。まさに菅さんの指導力が問われているのです」

■支持率下落に追い打ち

 自民党の中堅議員の一人は、下落した支持率を回復させる手立てが事実上ないことが最悪だと指摘する。

「深刻なのは12月15日の臨時閣議で73.6兆円の追加経済対策を含む、第3次補正予算案を閣議決定した以降に支持率が下がり続けているということです。これを出してもダメなら、来年度予算が成立するまでの間、全く打つ手がなくなる。支持率をプラスに転じる材料がなにもないのです」

 そこに追い打ちをかけたのが「桜を見る会」の問題だった。何しろ菅首相は、7年8カ月もの間、官房長官として安倍前首相を支えてきた立場だ。虚偽答弁を繰り返す安倍前首相をかばう格好で、菅首相も国民を欺き続けてきた責任がある。

 東京地検特捜部は昨年12月24日、この問題で安倍前首相の公設第1秘書を政治資金規正法違反(不記載)の罪で略式起訴し、安倍前首相を不起訴処分にした。これを受け、菅首相は官邸で記者団の取材に応じた。官房長官時代の自らの説明について「私自身も事実と異なる答弁になってしまい、国民に大変申し訳ない」と陳謝したものの、自らの責任については「(安倍前首相に)確認しながら答弁した。それに尽きる」と明言を避けた。

■菅氏と安倍氏の政争

 実は菅首相は、安倍前首相にどのようにけじめをつけさせるかで、極めて難しい政治判断を強いられた。前出の自民党関係者は、この問題は経済対策以外は「脱安倍」路線を貫くことで前政権との違い、独自性を内外に知らしめたい菅首相と、チャンスがあれば安倍前首相の再々登板をもくろむ「安倍・麻生」らとの政争の一面があるとみる。

 それが顕著になったのが議院運営委員会での公開の質疑応答だった。当初、野党は偽証罪が適用される「証人喚問」を求めたが、自民党の森山裕国会対策委員長はかたくなに拒否。前日になって議院運営委員会を報道陣に公開することで与野党が一致した。総理大臣経験者が議院運営委員会で謝罪、弁明する事態は極めて異例だ。

「菅首相にしてみれば、マスコミを入れないという判断をすれば、政権支持率は今以上に下落するのは間違いない。その一方、派閥を持たないため、この桜の問題をきっかけに、安倍氏の出身派閥である細田派、安倍氏に近い麻生派の協力を得られなくなれば、来年度の予算成立を前に政権運営そのものが立ちゆかなくなる」(自民党関係者)

 脱安倍を旗印にする菅政権としてみれば、政権支持率が高ければ、証人喚問もあった可能性はあると、この自民党関係者は語った。

 いずれにしても新年を迎えたからといって「桜疑惑」が収束するわけではない。その上、コロナの感染拡大も続くようであれば、さらに政権支持率は下落するであろう。党内には、菅首相の「次」を考えておく必要がある、との声も出始めた。具体的には河野太郎・行政改革相、そして、野田聖子幹事長代行などだ。今年は衆議院議員が任期満了を迎える。コロナと桜をどう乗り切るかが、菅政権の最大の課題だろう。(編集部・中原一歩)

※AERA 2021年1月11日号より抜粋

2021年1月 4日 (月)

菅首相が緊急事態宣言を出さないのは補償をしたくないから!「特措法改正」も野党のせいにして時間稼ぎをするため

菅首相が緊急事態宣言を出さないのは補償をしたくないから!「特措法改正」も野党のせいにして時間稼ぎをするため


菅首相が緊急事態宣言を出さないのは補償をしたくないから!「特措法改正」も野党のせいにして時間稼ぎをするための画像1
首相官邸HPより


 この宰相は国民を見殺しにするつもりなのか──。新型コロナ感染拡大を受けて昨日2日、東京都小池百合子知事や神奈川県の黒岩祐治知事ら首都圏の4知事が緊急事態宣言の発令を検討するよう西村康稔・経済再生担当相に要請をおこなったが、菅義偉首相がいまだに否定的な姿勢を崩していないというからだ。

 東京都は大晦日に新規感染者数が1337人となり、政府の指標で最悪の「ステージ4(感染爆発)」の基準をすべて超えただけでなく、本日3日には重症患者が101人と緊急事態宣言解除後では初の100人を超えた。

 無論、これは十分予想されていた事態だ。たとえば、12月18日に東京都病院協会は〈現在、東京都では医療崩壊直前です〉という緊急メッセージを発表。そのなかで〈現状のまま感染者が増え続け、東京都で1日1000人を超えるような事態になれば、適切な医療を受けられず死亡する人が出てくることが高い確率で予想されます〉とし、〈緊急事態宣言やロックダウンに匹敵する極めて強力な対応を行うことが不可欠〉と訴えていた。その恐れていた事態が、いままさに現実となったのだ。

 しかし、医療従事者や専門家たちが鳴らしてきた警鐘を無視し、感染爆発と医療崩壊を招いた菅首相は、なんと、この期に及んでも緊急事態宣言を出す気がないらしいのだ。

 昨日の4知事による緊急事態宣言発令検討の要請では、菅首相に近い黒岩知事も加わったことから、一時は水面下では政府も要請に応じる方向なのかと見る向きもあった。しかも、政府側の西村大臣も、東京都で新規感染者数が1300人を超える前日の12月30日にはツイッターに投稿した動画で「緊急事態宣言も視野に入ってくる」と語っていたのだ。しかし、知事から直接要請を受けたというのに、西村大臣が打ち出したのは「営業時間短縮の強化」でしかなかったのである。

 これはもちろん、菅首相の方針にほかならない。実際、西日本新聞は本日、その内幕をこのように伝えている。

〈政府は水面下の交渉で知事側に難色を示した。首相が宣言発出に否定的だったからだ。
官邸に独自のパイプを持つ神奈川県の黒岩祐治知事はこの日、西村氏ではなく首相との直接会談を強く要望したが、首相は応じなかった。〉

 だが、菅首相は“子飼い”である黒岩知事の会談を蹴っただけではない。4知事と西村大臣の面会は昨日15時半からおこなわれ、18時半すぎからは会見が開かれたが、一方、菅首相は対応を西村大臣に丸投げしただけではなく、面会が終わるのを待つことなく、17時7分には公邸を出て、赤坂にある衆院議員宿舎に帰ってしまったのだ。

 この重大局面にあって、知事たちにも会わず、大臣の報告を受けることもなく、さっさと公邸から引き上げる──。ようするに、「緊急事態宣言を出す気はない」という方針を態度で示してみせたのだ。

菅首相「特措法改正で罰則とセット」のは緊急事態宣言を先延ばしするための作戦か

 

 しかも、開いた口が塞がらないのは、菅首相が緊急事態宣言の発令を見送る理由として、特措法改正の優先を挙げていることだ。
 
 菅首相の周辺は「発令するとしても特措法改正で対策の実効性を担保してからだ」と述べているが(時事通信3日付)、特措法の改正は第2波による感染拡大が起こった昨年7月から野党がその必要性を訴えて臨時国会の早期招集を要求したが、当時の安倍政権はこれを拒絶。菅政権が発足しても、菅首相は「GoTo」の推進にかまけるだけで第2波の徹底した抑え込みに乗り出さず、12月には野党4党が特措法改正案を国会に提出したが、菅政権は会期延長もせず閉会させてしまったのだ。
 
 それが、いまごろになって特措法改正を盾にして、緊急事態宣言の発令を見送る理由に使うとは──。

 言うまでもないが、特措法改正をおこなわなくても、医療崩壊を食い止めるために即刻、緊急事態宣言を発出することはできるし、補償・給付金も出せる。そうすれば、十分に実効性は担保できるはずだ。

 ところが、菅首相は「給付金と罰則はセット」だとし、特措法を改正して休業や時短営業の要請に応じない事業者への罰則規定の創設することにこだわり続けているのだ。しかも、その特措法改正のための通常国会の開会予定は2週間も先の1月18日なのに、それを早めるという動きもない。

 もしかしたら、これはただの時間稼ぎなのではないか。全国紙政治部記者もこううなずく。

「菅首相はとにかく給付金や補償を出したくないから緊急事態宣言をやりたくない。それで特措法改正で罰則規定を持ち出し、国会を揉めさせ、野党のせいにして緊急事態宣言を出さずに済ませようとしているんじゃないか。それ以前に、先延ばしにすればそのうち感染が落ち着くなどと甘く見ているとしか思えない」

 繰り返すが、国民の会食を止めるのにもっとも効果的なのは時短営業ではなく休業要請、罰則ではなく十分な国による補償・給付金を約束することなのだ。ところが、菅首相はまったく逆で、それをしないために時間稼ぎをしているのである。

 営業時間の短縮だけで乗り切ろうとした「勝負の3週間」が大失敗に終わり、その後も感染拡大に歯止めが効かないのは、「GoTo」によって人の移動にお墨付きを与え、対策の先頭に立つ菅首相自らが“ステーキ大人数会食”を繰り広げるなど「最悪の模範」を示した結果だ。ところが、菅首相は対策を打ち出そうとしないどころか、感染爆発によって医療提供体制も経済も終わらせようとしている。この“死神総理”を動かすには、国民が大声で怒るしか、残された手はない。

2021年1月 3日 (日)

「コロナ禍のため閉店、所持金200円」〜相談村に3日間で260人超え~レイバーネット日本

「コロナ禍のため閉店、所持金200円」〜相談村に3日間で260人超え

レポート=松本浩美

 

 1月2日(日)、新年2日目。労働問題に詳しい弁護士や労働組合が主催する生活困窮者向けの相談会の取材に新宿・大久保公園へ。これまで年末の12月29日、30日と開催、そして年が明けて本日は最終日だ。

 主催者の発表によれば、訪れた相談者は3日間で260人を超えたという。1日当たりの相談者は、初日は56人~57人、2日目は70人、そして3日目は80人を超えたという(14時30分時点)。

 ちなみに、本日は女性の相談も10人を超えた。女性の場合、女性専門のブースがある。私がいる間にも若い女性、小さいお子さんを連れた30代くらいの女性が訪れた。女性の場合、身なりだけでは困窮しているかどうかはわからない。スタッフに連れられている姿を見て初めて、「この人は相談に来たのだ」とわかったくらい。

 男性でも、相談ブースへ向かうところを見て、「あ、この人は相談者か」と思った人も少なくない。本当に身なりだけではわからない。
 主催側から発表された具体的な相談例は次の通りであった。いずれも日本人。

1.64歳男性
 日雇いで建設の仕事に従事していたが、コロナ禍のため仕事がなくなり、生活費が足りなくなった。

2.48歳男性
 寿司屋で働いていたが、コロナ禍のため閉店することになったため、店主から「明日から来なくていい」と言われた。店主はに休業補償、雇用調整助成金を求めたが応じてくれない。ネットカフェでしばらく過ごしていたが所持金がなくなり、相談会へやってきた。所持金200円。

3.52歳女性
 派遣社員としてホテルで働いていたが、コロナ禍の影響で仕事がなくなった。ネットカフェで暮らしていたが、体を壊してしまった。相談会が開かれる前から会場で待っており、体調が悪くてうずくまっているところを、スタッフによって発見された。住まいを失った人向けの東京チャレンジネットを希望しているが、まず病院へ行くことになった。

4.37歳男性
 日雇いの仕事で食いつないでいる。食料品がほしくてやってきた。

5. 38歳男性
 都内K区に住む。所持金数百円となり、生活保護を申請しようとしたが「働けるのだからダメ」と水際作戦に遭ったため、相談に訪れる。スタッフが同行して申請することとになった。

 このほか、外国籍の人たちも10人ほど相談に訪れた。難民申請が認められず、2年間野宿生活を余儀なくされたミャンマーの人。同じく、路上に放り出されはしないまでも、難民申請が認められず、働くことも公的支援も得られないエチオピアの人も相談にやってきた。


*終了後の集会(写真提供=指宿昭一弁護士)

 なお、本日はずっと外にいることが予想されたので、セーターとジーンズの下にはヒートテック、マフラー、耳当て、ロングのダウンコート、ブーツと完全装備で来たのだが、会場の大久保公園はビルの間にあるため、日当たりが悪かった。ずっと日陰にいることになってしまい、プレス向けの発表を待つ間、かなり寒い思いをした。これだけフル装備でも、外気10度ぐらいであっても、ずっと外にいれば寒い。夕方になると鼻水が出そうになった。

 それにしても、こういう話は何度聞いても慣れてしまっているようで慣れない。今は「ああそうなんだ」と聞いていられるが、あと数時間したら我に返って打ちのめされる。いつもそんな感じだ。どうか1人でも多くの人が支援につながってほしい。屋根のあるところで暖かい部屋で過ごしてほしい。 わずか半日、外で過ごしただけだが、心の底からそう思った。日の当たらない場所は本当に寒かったから。

2021年1月 2日 (土)

関西生コン支部弾圧を許さない!〜元旦の大阪府警本部前に400人

関西生コン支部弾圧を許さない!〜元旦の大阪府警本部前に400人

 

 1月1日午前10時から11時過ぎまで、大阪府警本部前で、約400名の近畿・東海の仲間による関西生コン支部弾圧弾劾行動が行われました。10・8大阪地裁、12・17京都地裁で不当判決を受けた当該組合員も次々発言しました。

 12・17加茂生コン事件の判決は、保育園に子供が通うために提出する「就労証明書」の発行を要求したことを、行政に申立書を提出して以降はその必要がなくなったから不当な要求だとし、組合員10人での企業への監視活動を「脅迫」だとしました。賃上げ要求など、労組の要求が法律的な義務を超えるものであることは当然です。大勢での示威行動は労組の行動の原点です。裁判所がこれらすべてを否定したことを許さず、闘う決意を共にしました。(愛知連帯ユニオン)

2021年1月 1日 (金)

茨木市議選、17日告示、23日投開票 山下ケーキさん頑張れ

みそかはビラセット 2019年安威川ラン 2018年ビラニック

2020年12月31日 | 今日の動き #茨木市

市議選前の最終ビラとなる「お元気ですか」381号



 今年の大みそかは、あと2週間余りで始まる市議選の前に配布する活動報告「お元気ですか」の折りとセット作業。配布準備に追われています。BGMで流れていたのは長渕剛の歌。鹿児島出身で「桜島」という歌もあります。

光沢紙でつるつる。たまったのが落ちてしまいました。




 今日のBGMで手を動かしながらも聴き入ったのは、ケ・サラ 〜故郷の風のように — JUNCO (北海道歌旅座)/Too far away 水越恵子/永井龍雲・・笹舟/初恋 ふきのとう/ファイト!吉田拓郎、

 50年前は1970年。その年の大みそかはおそらく鹿児島吹上浜の海鳴りが響く中できらめく天の川を見上げて片思いの人を想い、2月から始まる大学入試の準備をしていたように思えます。
その頃から平和憲法こそ目指すべき道と確信して半世紀。大好きな平和憲法の理想実現に努力してきました。片思いならぬ両想いの憲法と私(たち)。いつまでもこの関係が続くよう、がんばりたいものです。

 大阪に出てきて故郷では当たり前に見られた天の川が見えなくてがっかり。それもあって夜空を見ることから遠ざかっていきました。ここ2、3年は月を見ることで昔のような安らぎを覚えるようになりました。今日も澄み切った夜空に満月がきれい。心が洗われます。

今年も元気で頑張るぞ! 元旦、関生闘争、400人が大阪府警本部前に結集

当面の行動日程

Img_1685 定例行動

毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  辺野古大阪行
動:毎週土曜日15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 三宮マルイ前~12月いっぱいは休止   

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日 JR大阪駅南

 

 

1Img_1676 1日(金) 関生弾圧粉砕闘争 10時 大阪府警本部前

1月3日(日) 3の日行動 12時半 神戸・三宮マルイ前

4日(月) Eテレ 斎藤幸平 100DE名著① 『資本論』 2225分~50

1月6日(水) ロックアクション 新春街頭宣伝 18時 南森町交差点(地下鉄「南森町」)

19日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

1月11日(月) Eテレ 斎藤幸平 100DE名著② 『資本論』 2225分~50

1月14日(木)~18日(火) 安田真理宣伝カー運行日 Img_1688

1月14日(木) 辺野古神戸実行委員会 18時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

 1月15日(金) 関生弾圧裁判 10時 大阪地裁201号法廷

115日(金) 尼崎地区労旗開き&春闘学習会 18時半 リベル会議室(阪神「出屋敷」北)

1月16日(土) 平井美津子さん講演会 14時 エル大阪・南館((地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

Img_1693 116日(土) 中村哲さんの意志をひきつぎ平和をめざそう 13時 エルシアター((地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

1月17日(日) 阪神大震災27周年

1月17日(日) 自衛隊第3師団申し入れ行動 10時半 伊丹市千僧・第三師団西門前(阪急「伊丹」西北20分)

1月17日(日) 改憲反対市民フォーラム 12時 JR大阪駅南

1月17日(日) 市民連合高槻・島本連続講座 日本学術会議任命拒否の意味するもの 高槻劇場文化ホール3F(阪急「高槻市」駅南5分) 講師:松宮孝明(立命館大教授)

 

118日(月) 国会開会日前日闘争(予定)

1月18日(月) Eテレ 斎藤幸平 100DE名著③ 『資本論』 2225分~50

1月22日(金) 連帯ひょうごみなせん世話人会 18時 稲葉プラザ(JR「須磨海浜公園」北東5分)

123日(土) 市民デモHYOGO新年交流会 15時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南)

1月24日(日) 関西合同労組旗開き

Img005_20201221105401 124日(日) 関電よ、老朽原発をうごかすな!大集会 13時半 関電本店前

1月24日(日) 幸徳秋水墓前祭 12時半 四万十市中村・幸徳秋水墓地

 

1月25日(月) 福島原発事故から10年 避難者からの報告 18時半 大阪中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) 報告:菅野みずえさん

1月25日(月) Eテレ 斎藤幸平 100DE名著④ 『資本論』 2225分~50

1月29日(金) みなせん野党協議 18時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

1月30日(土) 宝塚99%の会 ソウルの親環境無償給食に学ぶ 9時半 東公民館(阪急「山本」南8分)

1月31日(日) 宝塚市を愛する市民のつどい 13時 16時 2回開催 ベガホール(阪急「清荒神」南1分) ゲスト:山﨑はるえ(弁護士) 参加無料・要申し込み

Img006_20201215101201 131日(日) 第5回狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいIN関西 13時 北区民センター(JR「天満」西2分) 石川一雄さん、袴田巌さん、青木惠子さん

 

2月1日(月)  日本ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター(阪急「西宮北口」東南5分)

2月6日(土) おーちゃん(大島淡紅子)の市政レポート&新春交流会 10時 花王園(阪急「山本」西3分)

 

2月7日(日) 武庫川ユニオン春闘学習会 13時半 リベル会議室((阪神「出屋敷」北1分)

        講演① 春闘を取り巻く情勢~津野公男

2月11日(木・休) スガも維新もいらない!競争・強制でなく、命と人権を守る教育を! 13時半 天王寺区民センター(地下鉄「四天王寺夕陽丘」西2分) 講演:纐纈厚明治大学特任教授

2月13日(土)日本学術会議「任命拒否」を問う 14時 エルおおさか南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分) 講演:松宮孝明(立命館大教授)

2月14日(日) チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西 29周年の集い 14時 ドーンセンター(地下鉄「天満橋」東南5分)

2月20日(土) 北上あきひと新春の集い・県政報告会 14時 川西・アステホール(阪急「川西能勢口」南2分)

2月27日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分) 講師:松原康彦「沖縄と私」

 

3月1日(月) 日本ドイツ現代史研究会 18時半 西宮市民交流センター

3月6日(土) 平井美津子さん講演会 「植民地支配責任とは」 14時 エル大阪・南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

37日(日) 命とくらしの映画祭 10時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分) 映画上映と講演 講演:藤原辰史(京都大准教授)

37日(日) 福島原発事故10年 さよなら原発集会 エルおおさか大ホール

3月16日(火) 関電原発不正マネー徹底究明 第1階口頭弁論 10時半 大阪地裁大法廷

3月20日(土) 芦屋九条の会集会 14時 ルナホール・小ホール(JR「芦屋」西5分)

320日(土) 老朽原発再稼働阻止!若狭現地闘争

328日(日) 三里塚現地闘争

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