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2020年6月23日 (火)

小池百合子 “ネット引きこもり”選挙は、「都民の声は聞かない選挙」


山本太郎の街宣で露呈 小池知事“ネット引きこもり”の限界

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注目度は高い(街頭演説をする山本太郎候補)/(C)日刊ゲンダイ
注目度は高い(街頭演説をする山本太郎候補)/(C)日刊ゲンダイ
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 東京都知事選(7月5日投開票)の告示後初めての週末。れいわ新選組の山本太郎代表はその“集客力”を見せつけた。3密を避けるため、基本的にはゲリラ演説に徹しているが、事前告知した街頭演説には聴衆が殺到。一方、小池都知事は「『オンライン選挙』のモデルケース」と称し、街頭に出ることもなく、ひたすら動画で“実績”を自画自賛している。

  ◇  ◇  ◇

「今は平時じゃない、緊急時なんだっていう危機意識が足りな過ぎるのが今の政治だと思う」

 山本氏が20日、JR秋葉原駅前で開催した「大ソーシャルディスタンス祭」。“太郎節”は相変わらず健在だった。集まった聴衆からは、「いいぞ!」「そうだ!」の声が飛んだ。

 山本氏は街宣を告知しない“ゲリラ戦”を展開しているが、この日の街頭演説は、19日に移動規制が解除されたことに伴い、試験的に事前告知した。陣営発表によると、集まった聴衆は2000人超。立憲民主党に離党届を出した須藤元気参院議員も応援に駆けつけ、聴衆からは歓声が上がった。

21日は、午前11時にJR立川駅北口から街宣をスタート。事前に告知したからか、老若男女ザッと400~500人の聴衆が殺到。子どもを連れた夫婦や若いカップルの姿も目立った。

 土日を合わせれば、集まった聴衆は3000~4000人に上った。

「コロナ禍もあって、ここ数カ月、山本代表は“過去の人”扱いでした。実際、話題にもならなかった。でも、街頭に立ち、演説を始めると、あっという間に聴衆を引き付けている。訴えていることは相変わらず、都民全員に10万円支給とか、授業料の1年間免除など生活に根差したこと。やはり生活不安が強い都民には響くのでしょう」(都政関係者)

 

「耳を傾けるつもりはない」という姿勢の表れ

 一方、小池都知事は街頭に全く出てこないで引きこもっている。

「前回の知事選では毎日のようにテレビなどで討論会をしていたのに、今回は、公務を理由に引き受けていないようです」(前出の都政関係者)

 出馬会見で「『オンライン選挙』のモデルケースをつくることにチャレンジしていきたい」とドヤ顔で語っていた小池都知事。しかし、「#小池ゆりこに物申す」とのハッシュタグまで作って〈サンドバッグになる覚悟で、ご批判の声にも答えてまいります〉とSNS上で質問を募ったのに、待機児童数の減少や都内の一部エリアの無電柱化などの“実績”を一方的に猛アピールするだけだった。

 しかも、言うにコト欠いて、コロナ後、満員電車が緩和されたことも自分の手柄であるかのように語っているから度し難い。

 さすがに都民も関心が薄いのか、小池都知事の動画チャンネルの登録者数はたったの495人。「#小池ゆりこに物申す」で集めた疑問に答える動画は21日深夜時点で3本公開されているが、視聴回数は合わせても1万回にも届いていないのだ。政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう言う。

「言いたいことを一方的にネット上で言うことが新しい選挙の形だと思うなら、それはそれで結構です。小池さんの戦術ですからね。しかし、そうした戦術は要するに、都民の声に『耳を傾けるつもりはない』『私はやりたいようにやる』『批判には答えない』という姿勢の表れでしょう」  

 このまま小池都知事は都民の前に直接姿を見せず、勝ち逃げするつもりだ。都民はそれでいいのか。~日刊ゲンダイ

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