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2020年4月24日 (金)

緊急事態宣言から2週間 東京、大阪の感染拡大が止まらない

 コロナ感染症対策として、緊急事態宣言が出されてから2週間、そろそろ効果があるはずだが、東京、大阪の感染拡大が止まらない。小池・吉村両知事はテレビへ出てパフォーマンスをくり返しているが、病院感染激増の上に、根本のPCR検査はやらず、公園封鎖など場当たり的政策ばかりしている。
 感染拡大について言えば、昨日までの感染者総数は1万2428人。ちょうど人口1万分の1。すなわち人口200万の県で200人であれば全国平均となり、多い都府県、少ない県が丸わかり。感染もある種全国化してる中、それぞれの知事の医療・福祉行政へのこれまでの手の入れ方、県民からの行政への信頼度も読める統計となっている。
 その中でパフォーマンスの割にはまったく発生件数が減らず、全国の3倍、2倍をいっているのが東京、大阪だ。埼玉762人、千葉776人、神奈川877人、兵庫580人とほぼ人口比なのに、東京は3572人、大阪は1415人と人口比で3倍、2倍だ。
 この原因については、場当たり的マスコミ狙いのパフォーマンスではコロナは押さえこめないということだろう。東京・大阪が首都圏・関西圏の感染尾根源となっているわけだから(ちなみに大阪から遠い兵庫県の北部・西部=丹波篠山、豊岡、相生、明石、南あわじ市などはずーっとかんせんしゃゼロ地帯)詳しく見ていく必要があるが、今日は大阪についてみてみることにする。

●二つの病院取り上げられ「府市あわせ」の大阪
 パフォーマンスだけの維新政治。大阪維新の橋下知事誕生以降この10年は、公務員攻撃と府市二重行政の解消による福祉の切り捨てに尽きる。その代表例が大阪市立環境科学研究所と大阪府立公衆衛生研究所の統廃合で、このため検査部門が圧倒的に縮小化しており、コロナ対策に立ち遅れたわけだ。この事実について橋下徹は「改革を断行し、有事の今現場を疲弊させている」と保健所、府市立病院の統廃合を認めているが、「平時には間違ってなかった」と居直っている。
 この上にコロナ対策でパフォーマンスに終始しているのが、吉村知事と松井市長だ。小池東京都知事の五輪第一と同様に、万博第一でコロナ対策を怠った。そのため3月末には「大阪は花見OK、学校は4月開校」の独自性をアピールしてみたが、東京同様3月末からの感染者急増で、朝令暮改の第一号となった。
 そして今、大阪府下の病院では病院防具の不足と府下で病院クラスターが次々起こり、昨日は陽性の看護師を自宅待機にさせずそのまま勤務させていたということも暴露された。医療機関に、人も金もつぎ込むのではなく、市民からカッパを募る「雨合羽」作戦。もう一つの受け狙いが十三市民病院(300床)を、コロナ感染症専門病院にしたこと。マスコミはすぐにこれに飛びつき「吉村の英断」というが実は真逆だ。
 実は十三市民病院のコロナ専門病院化の裏で、同規模の住吉市民病院が統廃合計画で閉院になり(20193月)、民間売却計画もとん挫し、そのまま残っているという事実を隠蔽している。十三市民病院の入院患者を追い出したり、出産予定の妊婦を他病院に回さなくても、現在使用されていない住吉市民病院をコロナ専門化すればよかったのだ。しかしそうすれば、維新政治の1丁目1番地の「二重行政はふしあわせ」の失敗が満天下に暴露されるのを隠しているのである。
 4月第2週の大阪府の感染者は405人。第3週は402人。この高止まりを吉村は「やや減少」と誇って見せたが、内心は上手くいっていないことを自覚している。これにいら立ち「自粛」しない業者の名前を公表すると言いだした。法的根拠のない行為を安倍政治を先取りし行うという維新政治の全面化である。そして吉村は5月連休明けの緊急事態宣言解除に前のめりだ。SNS世界では午前1時にツイッターする吉村にたいし、「吉村寝ろ!」の大合唱。しかし一体全体このような「やってる感」だけでコロナ感染症を封じ込められるのであろうか。
 緊急事態宣言解除に反対するものではないが、PCR検査を増やし、感染者を隔離・分離していくというコロナ対策の「1丁目1番地」をやらず、マスコミ受けと強権発動だけでは、行政の暴走は市民を混乱させ、最後は大きな批判にあうだろう。何よりも感染者の減少、死者の低減化の事実と数字だけが、コロナ対策が成功したか、信頼できる知事かどうかの市民の判断材料である。コロナ下の維新政治を厳しくチェックしていこう。

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