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2020年3月18日 (水)

コロナウイルスを奇禍とする安倍の緊急事態宣攻撃に反撃を!~阪神センターからのアピール

コロナウイルスを奇禍とする安倍の緊急事態宣
「こわすな憲法!いのちとくらし!」の市民運動が身を守る              

              2020318日 阪神社会運動情報資料センター
                     

Img_0609   コロナウイルスを奇禍として、超法規的に全国一斉休校を強行した安倍政権は、国難怒号のなか、立憲野党の屈服のもと、緊急事態宣言が可能な特措法改悪を強行した。しかし新型コロナウイルスの世界的拡大は、安倍政権にとって悲願の東京五輪に赤信号がともり、リーマンショック以上の大不況が日本と世界を覆おうとしている。
 全国一斉休校とイベントなどの自粛で、子をもつ親や非正規の労働者は一気に苦境に叩き込まれた。テレワーク・時差出勤可能はごく一部の人のことで、非正規雇用の人々の生活など安倍や麻生の眼中にはない。コロナ対策など名ばかりで(PCR検査はいつまでたっても改善されない)、フリーハンドで政局にのぞみ、政権維持・延命のための東京五輪開催の決定の引き延ばし全力をあげている。ギリシャでは中止の聖火リレーを、「復興」の名で原発被害を切り捨てるため福島から始め、その出発式に安倍が出席しようとしていることの中に、彼らの思いと政治的意図があることを見抜かねばならなImg_0561 い。

 モリ・カケ、桜、検察人事での窮地をコロナを奇禍として突破しようとしている。非常事態の宣言は「専門家の意見を聞く」というが、自粛も学校休校も専門家には相談しない政治判断だった。結果に責任を負うと言うが、森友事件以降、責任を取ったことはない。 
 その中でコロナとの闘いは年を越すも言われだした中で、感染症から生命を守る闘いと、観光やイベント産業の自粛、学校休業など生活破たんに追い込まれる現実から「いのちとくらし」を守る闘い、市民は自衛能力をたかめ、習熟していかなくてはならない。日常生活・集会開催時には6)の項目を参照してほしい。
 日々の権利侵害には現場で即時の反撃が必要だ。神戸灘郵便局の非正規労働者Aさんは、小学4年の子どものための休暇を申請すると、日本郵政会社は「有給休暇」にしようとした。Aさんは即座に異議申し立てをした。フリーランスの休業補償が4100円にも怒り一杯だ。弱い者にさらに犠牲が集中するこの国の社会システムがコロナ禍でもより際立っている。Aさんの怒りの声は国会にき、316日加藤厚労相は「有給休暇でなく休業補償」と答弁し、日本郵便は指導を改めた。命とくらしを守る闘いは今が正念場だ。今こそ声を上げ行動し、コロナをも利用し生活を破壊する安倍政権と闘おう。
 以下は現在進行形のコロナウイルスを利用しての挙国一致体制作りにたいし、基本的人権の侵害を許さず、いのちとくらしを守る市民運動・社会運動の発展のための情勢分析と方針模索である。全文文章化には時間とスペースがなく、レジメで申し訳ないが、討論の材料に参考にしていただければ幸いです

 

1)安倍政権の初期的対応の失敗(クルーズ船)での支持率急低下と、取り戻しのための超法規的行為(全国学校一斉休暇、緊急事態宣言)許すな!
●事実経過
 20年1月 中国湖南省武漢で新型コロナウイルス発生 春節期に具体的措置とらず
 2月 クルーズ船防疫対抗の失敗 700人が感染、クルーズ船はコロナ培養器
 225政府方針 専門家を入れてと言いながら具体的対処方針なくいい加減
 226自粛要請 安倍自ら➡各種イベント、プロ野球、Jリーグなどへ一気に拡大
 227全国一斉休校方針~これは法律に基づかない「ショックドクトリン」政策
 32緊急事態宣言検討 立憲民主党が反対しない 山尾志桜里議員のみ反対論陣
 3・11追悼の政府行事中止 少数だが国会前座り込み、官邸前行動 阿部知子反対 
    加藤登紀子は自粛はねのけ、日比谷公園で311追悼イベント
 313 緊急事態宣言可能な法改正成立 反対=共産・れいわ、福島みずほ欠席
 314 首相記者会見 休校・センバツに詫び 今は緊急事態でない 具体策なし
 今後最大の問題は、①「東京五輪」開催と経済大混乱への対応 株価の大暴落 東証24000円が2週間で16000円(33%の下落)台に リーマンショックを上回る大不況が不可避に 消費税を短期ゼロの可能性も あくまで野党分断・解散総選挙対策で3分の2議席確保が狙い 大不況・大失業に労働者・労働組合が反撃できるかどうか

 

2)非常事態宣言はある種のクーデター
①法にもとづかない権力行使 後から非常事態法を作る 1930年代ナチスの手法
②現在進行形 ⅰ)全国休校  ⅱ)法制定 ⅲ)非自粛派への攻撃 YOSHIKIが椎名林檎を批判 ⅳ)トレぺ・パニック 嘘つき首相の下でネットのデマ宣伝が列島をパニックに ⅴ) 各種集会の自粛・自己規制・中止 ⅴ)公共会場・施設の閉鎖 神戸 西宮 芦屋市 兵庫県など 根拠も期限も不明 「非常事態」では外出禁止も 
③いつまで続くか不明 ~基本的人権の行使(集会・表現の自由)を放棄すれば、権力の思うつぼにはまる

 

3)疫学的対処はなく、政治的対応決断
①日本政府の初期対応の失敗 危機感なし 政府会議に専門家入れず10分程度の会議 
  あとは首相先頭に連日宴会三昧 昨年度はコロナ対策予算ゼロ
②クルーズ船対応の失敗で世界的非難あびる 「ウイルス培養器」700人感染 
③世界的非難 韓国・イタリア・イラン・日本からは入国禁止 
④専門家を入れての政府方針決定(225) 極めて中途半端・具体性無し そのため翌日一挙にイベント中止のショック療法(イベント自粛、野球OP戦・相撲=非観客、サッカー・ラグビー=延期 ジャニーズ、吉本)➡センバツも中止なのに五輪だけ開催か ➄一斉休校~政治的判断だと明言 専門家・文科省の言うことも聞かず 

 

4)コロナウイルス・感染症問題と世界的動向
①コロナウイルスとは 病理学的解明と特効薬待たれる 長期には付き合うしかない インフルエンザとの類似と違い パンデミックとインフォデミック~権力の情報操作
②中国での発生と防疫・封じ込め  武漢型短期封鎖(高い山)か、低い山か
③世界的拡大 当初中国→韓国・日本・イラン・イタリア ついでスペイン・ドイツ・フランス・欧州全域 さらにアメリカ・アフリカ アメリカ―保健医療なし、国家非常事態 アフリカの医療水準~世界的に長期にわたることは不可避 

5)日本における感染状況
①1月末感染1号 中国から避難 クルーズ船防疫の失敗、世界的非難 以降、科学的・疫学的対応でなく政治主導  ②その後の拡大 空気感染はない 飛沫はある 
③数値から見ると特定地域・クラスターが如実 初期:東京・屋形船 北海道・展示会 千葉・ジム 相模原・病院 注記:名古屋・スポーツジム 新潟・卓球教室 現在記:大阪・ライブ(全国的感染に) 兵庫・福祉施設・病院・子ども園  海外渡航帰り ※和歌山・病院=収束・安全宣言の教訓 早めに大量検査 封じ込めに成功
④感染者数 検査件数が少ないから、感染者数が少ない それでも傾向と対策はある 北海道、東京、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫中心に拡大中 新型インフルエンザ数に比べれば、比較にならない数  ➄世界的には中国・アジア(2)➡欧米(3月中旬)  今後はアフリカ・中南米 ⑥PCR検査をさせず、なだらかな山で抑え込み収束狙う? 依然検査数増えず 
⑦兵庫の感染数 発生は遅かったが、主に大阪ライブハウスを根源とし、一気に拡大 17日で86件 20日頃100件越えか 特徴は大阪ライブハウス関係が全県に(丹波、福崎まで) クラスターが3ヶ所=姫路病院、神戸子ども園、伊丹老健施設・宝塚病院 小野病院・尼崎病院発生も病院閉鎖に至らず 海外渡航から帰国者も複数感染 以上からして、数は増加しているが、市中一般に蔓延しているわけではない 行政の和歌山型対応が待たれる 

6)どうやって身を守るか
政府関係の学識者の発言は政治主導であてにならない EX311時の山下俊一教授
高知県感染症対策協議会長・吉川医師の証言=坂本茂雄(高知県議)ブログより
①「このウイルスは発症する前の潜伏期から感染するので、完全に防御するのは難しい。人の行き来は絶対にあるので、起こるべきことが起こった。
②誰でもなるので、感染した時は覚悟して治療に専念する。感染した人を悪く言わないこと。本人がしんどいのに、心まで病むようなことはやめてほしい。
③感染者の8割ほどが軽症と言われ、何も症状が出ない人もいる。恐れすぎないでほしい。
④ただ高齢者や、糖尿病や心不全などの基礎疾患のある人は重症化しやすいので注意。
➄せきエチケットなど、できるだけ感染を広げないような行動をしてほしい。外出後は20秒以上せっけんで手を洗い、付いたウイルスの量を少なくする。しんどい時は無理して出勤せず、早く休んで経過を見るようにしてほしい。」   
⑥あと集会などでは、顔型体温検査(あれば)、入口に消毒液。長時間密室は危険、窓を開け換気、ごく近くでの会話は避ける、など  ⑦マスクは自己から移さないため
⑧家族の感染率は高い 寝室別個か入院、接触避ける看病体制  など

7)インフォデミック(不確定情報による社会的混乱)
①トイレットペーパー売り切れ、コンビニのトレぺ盗難、中国・韓国入国禁止=排外主義宣伝
 嘘つき安倍と、未熟なコミュニケーションツール=SNSの現代社会が作りだした社会の底割れ
 現象 SNS世界は他の基礎的ツール(会って顔を見て話す、電話、手紙など)と併用で有効
②中国・韓国入国禁止 疫学的には現在的には効果なし 排外主義扇動は支配者の常套手段
③長期学校休校は「社会が壊れる」 結局弱者にしわ寄せ 大阪は4月開校を松井が明言
④経済混乱・大失業 解雇・内定取り消し 休業補償なし、フリー手当4100円 などなど
日常的・地域的なコミュニケーション・助け合い能力の蓄積が「いのちとくらし」を守る

8)緊急事態にお手上げの立憲野党と、市民運動・社会運動の構築・再構築
命とくらしを守るための行動に休みはない。「不要」な活動など無い。「不急な行動」は延期。基本的人権の侵害は許さない。自己規制は結局「ものいわぬ民」「一億総翼賛」になっていく。観念論でなく地域に根ざした人々との結合で声を上げることが政治を動かす(神戸灘郵便局の例)。 政治的反撃は控え宇野でなく、市民牡気分とみい着しながら行動で、目に見える形にする。安倍政治批判の発信はやめない(桜、検察人事など)。こちらも自粛すれば彼らの思うつぼ。
 Img_0526_20200318113701 ①「コロナウイルスとの闘いは別の形の戦争」論の誤り 第二次大戦、阪神大震災、東日本大震災とは比較対象ですらない。  反動文化人(木村太郎、野口健、何人かの音楽家などが)、「非常事態」「国難」「今は命を守るために自粛」(何の因果関係もない)を煽っている。法に基づかない国家権力発動は独裁につながる。法理的に「集会中止」が可能なのは「明白かつ現在の危機」~これがないならあらゆる集会の中止、会館閉鎖は違法 
② コロナ対策の要求は、ⅰ)「コロナ対策、PCR検査に金を惜しまず、総合的医療体制構築を!」 ⅱ) 関連情報を隠蔽するな  ⅲ)基礎的自治体の医療・検査・備品・就業を支えるのが国の役割、それ以外に口出しするな~特に学校一斉休校は「天下の愚策」、基礎自治体の自治力が問われている~ これが117311の教訓ではないか
③市民運動の分断許さない  ⅰ)中止・延期は丁寧な直接的民主的討論で ⅱ) 公共施設の閉館には抗議=「集会休止での逸失利益」請求は当然の権利~この時「権利意識」 を出さないと奴隷根性はびこる ⅲ)各種集会・行動を継続・持続し、戦線の再構築へ 敵は宴会政治も含めひと時も休息してない 中止のままで反動長引けば、運動消滅の危険も  ⅳ)街頭・現場へ出る、街頭は委縮してない(マルイ前や梅田解放区行動など孤立してなく、反応も悪くない) 
③学校休校の保護者をあらゆる形で支援する。春休みまでは長すぎ、子どもにとっても破壊的。学校・図書館を開放せよ。 子どもたち(特に中学生)は怒っている。「梅田解放区」に手をふる中高生多数。大阪維新の松井すら、休校続けば社会が壊れると、4月から開港を宣言している。
Img_0415 ④フリーランス・非正規の解雇・収入減を許さない。政府による自粛・休業で、生活保障は当然の権利。フリーランスの休業補償4100円では暮らせない、なめとんのか!  
➄高齢者・施設入居者へ感染させない=基礎自治体はここに全力尽くせ(伊丹高齢者施設、姫路病院など)  医療崩壊させない=感染者を少数で押さえ、院内感染防ぎ、病院全体は診療継続させる=北播総合医療センター(400床)、尼崎総合医療センター(800床) などを骨格に地域医療を守ろう 。   などを訴えて行動していこう。
 (つたない文章・レジメに付き合い感謝。ご意見・批判を。筆者の力量不足もあり、ひとまず了)

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