台風来襲でも、終日何もしない政権~坂本茂雄ブログより
10月15日「台風来襲でも、終日何もしない政権に怒りを覚えます」
安倍首相の言う「緊急事態」の中には、「自然災害」が含まれていないのだろうと思わざるをえません。
昨年の西日本豪雨災害をもたらす恐れのあるときには、「自民赤坂亭」で「お友達」らと酒宴に興じていました。
そして、千葉県を中心に大きな被害をもたらした台風15号の際には、大規模停電が始まったのは、台風通過後の9月9日にもかかわらず、政府の最初の災害対策会議は翌10日午後2時半、首相を中心とする関係閣僚会議は開いていないし、11日に首相は予定通り内閣改造を強行し、2回目の災害対策会議が開かれたのは12日ということで、初動態勢の遅れが批判されました。
そして、今回の19号台風はといえば、10月12日には、ほとんどの交通機関がストップし、午後には各地で被害が出始めていたのに、翌朝の朝日新聞を見て、何の動きもなかった首相動静に「またか」と思わざるをえませんでした。
そして、13日0時段階では次のような被害が把握されていたのです。
<停電>
朝、一時的に千葉県で約48万戸が停電
11時、西日本から東日本にかけて、約1万6000戸が停電
21時、首都圏と静岡で約27万戸以上が停電
<避難指示・勧告>
6時過ぎ、静岡県島田市で9万8662人に避難勧告、静岡県伊豆市で3万472人に避難勧告
12時 11都県で約460万人に避難指示・勧告
18時 17都県で約640万人に避難指示・勧告
22時 約1305万人に避難指示・勧告
<観測記録の更新>
12時 静岡県伊豆市市山で24時間雨量517.5mm(10月 史上1位)
19時 神奈川県箱根町で24時間雨量870mm(史上1位)
20:32 横浜で最大瞬間風速43.8m/s(10月 史上1位)
<ダム緊急放流>
20:50 茨城・水沼ダム ・21:30 神奈川・城山ダム ・21:30 栃木・塩原ダム
<河川の氾濫>
多摩川、千曲川など13の川が氾濫
そして、これからも各地の川の氾濫はまだまだ予断を許さないし、ダムの緊急放流で下流の水位が上がることによる洪水リスクも指摘されている時でした。
これほど甚大な被害をもたらした台風の上陸日、安倍総理は終日 来客なく公邸で過ごしていたのです。
そして、翌13日午後4時44分から僅かな時間で災害対策本部会議を開いて、5時34分には自宅で過ごしています。
この政権は、口で言うほどは危機管理意識がないことも明らかになっていますが、国民の人命・安全第一と言うことに本気度が感じられない政権であることに怒りを覚えます。
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