« おおつる求、二期目も全力で頑張る | トップページ | 5月末まで当面の行動 今日は神戸で沖縄・憲法集会 »

2019年4月26日 (金)

選挙(議会)が嫌いなはずの(?)あるみさんの熱弁はつづく

 今回の統一地方選への阪神社会運動情報センターの対応について、新左翼を自認する幾人かから「選挙ばかりや、何時から議会主義になったんや」との声が寄せられている。要は武装闘争はどうなった?ということであろうが、何とも現実を見ない声に少々うんざりする。
 現実とは何か。それは大阪維新が選挙を通じて大阪をファシスト王国にしようとしていることに対して、選挙で闘うのか、武装闘争で闘うのかということで、他の方法がない以上われわれは選挙で戦ったということである。しかもわれわれ70歳に手が届こうとする70年安保闘争世代(半世紀前!)とつながる40才代の女性候補が幾人も手を上げている時、それを黙って見過ごし「議会主義ナンセンス」とつぶやく人びとこそ、ナンセンスである。言っておくが選挙でも最終盤になると維新などと街頭で激突寸前になる。数がいなければ蹴散らされる。70年闘争時、少数派セクトが悲哀を味わったと同じことが、1930年代ドイツの街頭で起ったと同じ事が今回も起こっているのである。それを知ってか知らずかの言動にはあまり付き合いたくない。
 その上で野党共闘(市民と野党の共闘)の大惨敗が大阪12区の補欠選挙であった。このことについては今後研究・論及していきたいが、まずは「選挙嫌い」のはずの「たたかうあるみさん」が論及してくれているので、勝手にコピペして紹介する。
 願わくはあるみさん、県議選尼崎や伊丹市議選の現場―選挙事務所に一度でも来てくれていたら、もう少しこと細かい現実が共有できただろうにと思わざるを得ないが、大枠の分析は正しい、といつもながら感心させられるので紹介する。

 

 

宮本たけし氏惨敗の理由をもう少し考える

 先日、統一地方選挙で共産党の現職がぽろぽろ落選している、共産党の組織力が落ちているのではないか?と書いた。
 もっとも、大阪の場合はもう一つの原因がある。それは先の大阪市長・府知事のW選挙で、自民党が推す候補者に乗っかった…これが裏目に出たのではないかというものだ。
 もちろんあのW選挙の段階で、自民党の推薦候補にのるか、それとも自主投票的になんにもしないか(自ら候補を出して自滅という道は考えない)というのは「苦渋の選択」である。自民党が推薦してきた両候補は、決して悪い人材・人選では無かった。そこで「乗っかる」という戦略を採用したわけだが…
 肝心の自民党が、コケた!両候補を十分、バックアップすることもなく、組織はバラバラ(逆に維新のほうが組織はしっかりしている…維新はもともと自民党から分派してきた人達も多く、そのへんが自民党組織をそのまま、あるいは強化して大阪で権力を握って来た。逆に自民党は権力を失うとともに「利権」も失い…「身を切る改革」が利いている…組織力を低下させていったとされている)「共産党色」がつくことを恐れて、共闘体制も十分とらなかった…ということで、ボロ負けする。また自民党の敗因は、自民党中央、すなわち安倍政権が改憲その他で維新との関係を良好にしておきたいため、大阪自民党を見捨てた…という面もあろう。
 ただでさえ「自民党と野合」したと批判されるのに、選挙でまけたほうにつくとよけい勢いが削がれる…そこで無党派層の「反自民」が共産党に流れず、統一地方選挙後半でも維新にどかぁ~っと流れた!ということだ。

 後付けになってしまうが、W選挙で独自路線を貫き、少なくとも静観しておくという態度をとっておけばよかったという意見もある。ただこれも難しく、「反維新」を掲げる左の人たちは共産党の「お客さん」でもあるのだが、静観したら静観したで、またその「お客さん」からボロクソ言われるのだ。
 そうすると、統一地方選挙後半では、支持層からの反乱もあり得るのだ…どっちにしても勝てない。

 「野党共闘」路線はどうか?何回も書くけれど、これは選挙区に自由党・立憲民主党、社民党の支持者がそこそこ居る場合は有効だが、府議や市議にどんな党派が出ているか?地方選挙だとどこもそうかもしれないが、自民・公明・共産党、あと無所属、大阪の場合は維新がほとんど。大阪12区でみると、府議選挙は寝屋川選挙区で維新・公明・共産で争われたが、四条畷・大東選挙区では維新と公明だけが立候補して無投票で終わっている。市議選挙では寝屋川市で立憲民主党の新人が最下位当選(ちなみに1票差!で共産党候補が落選している)しているが、社民党候補は千票取れず、幸福実現党よりちょっと上ぐらいという体たらく。四条畷市には立民、社民、国民、自由党の候補者そのものがおらず、大東市は今回選挙やっていないが、民主党から2名の議員が出ている。
 他の立憲野党の支持層が少ない中、無党派層に訴える「力」が「野党共闘」にあるか?と言えば、はっきり言いましょう…「野党共闘」とは何か、何のためにやるのか…ということを普段から宣伝していない以上、別の言い方をすれば、安倍改憲を阻止する、安倍のデタラメをやめさせる運動を普段からやっていないと…一般市民は「野党共闘?何それ?」の世界なのだ。これが現実である。
 そういった中で、共産党の宣伝カーで「市民と野党の統一候補~」と何度叫んでも、空回りするだけである。

 そうすると、宮本たけし候補は、共産党として闘ったほうが良かったのか?
 そう、その通りだ!そのほうがなんぼかマシであったろう。

 だが、党中央は「野党共闘路線」を選び、宮本氏を無所属にして選挙に臨んだ…このことが、外部の他党支持者なんかからは「共産党が腹をくくった!」と好意的にとらえられた(私も実はそうだ)こともあって、全国から選挙ボランティアが1000名来た!という効果も生み出したが、それだけ外部から「野党共闘よろしく~」と頑張っても、空回りしていたのだ。

 普段から運動をつくっておいて、支持してくれそうな人を「開拓」しておかないと、野党共闘路線なんて成り立たないのである。

« おおつる求、二期目も全力で頑張る | トップページ | 5月末まで当面の行動 今日は神戸で沖縄・憲法集会 »

コメント

あらあら、いつの間にか「選挙嫌い」ってことにされてる~w まぁ普段は「選挙よりも、占拠」って書いているからかなぁ~。また園君からの受け売りなんだけれど、東京などの「大集会」では、議員を読んで盛り上がろう!というような傾向もあって、それは違うでしょ…という意識もあります(ですから「黄色いベスト運動」や「梅田解放区」なのです)
 とはいえ選挙を軽視するつもりがさらさらありませんが、あくまでも普段の大衆運動や、議員さんと組んでの「車の両輪」であると考えていますよ。ですから「運動」も「選挙」もやっている「阪神社会運動情報センター」さんの活動は、もっと注目されてもいいハズです。その上で、私たちの運動は議員さんがいないケースも多いのですから、その時は運動の力で情勢を切り開く必要があります。

もっとも3年前の参議院選挙では、私は香川県で「共産党候補」の応援なんかもしています(新左翼な人が共産党の応援をするのですから、凄い時代です)
http://tatakauarumi.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-1a61.html
この時期に「野党共闘」の意義や運動をいろいろ勉強させてもらいました(前後の記事もごらんください)そうゆう意味で、今回あまり乗り気がしなかったので「宮本選挙」の手伝いをしなかったのは「間違い」なんですが、外から「観察」してどうか?という論考はできたとは思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« おおつる求、二期目も全力で頑張る | トップページ | 5月末まで当面の行動 今日は神戸で沖縄・憲法集会 »

2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村