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2017年4月13日 (木)

森友事件は終らない~主犯は安倍昭恵論が広がる

 森友事件は一時のマスコミフィーバーが収まり、安倍官邸周辺の幕引き路線が奏功という説もあるが、ことはそんなに簡単ではない。週刊誌では、すっかり牙を抜かれた『ポスト』『現代』に代わり、『サンデー毎日』『週刊朝日』が追い続け、月刊誌では保守本流の『文藝春秋』とリベラルの『世界』も追う。特に注目は『週刊朝日』の「安倍昭恵主犯説」と、『文藝春秋』の「安倍昭恵」座談会だ。

 ここにきて政治家の口利きは、これ以上他の政治家の名前が上がらないことは、誰に「忖度」したかと言えば、安倍首相夫妻ということ以外残らない。
 実は2015年9月3日~5日の疑惑の3日間、4日には安倍夫婦は関西入りしており、安倍晋三は国会論戦を放棄し「ミヤネ屋」に出演、昭恵は大阪府私学審会長の梶田叡一に奈良学園大で会っている。その翌日塚本幼稚園で講演し、名誉校長になり、100万円を渡した(?)ということだ。安倍昭恵は早くから塚本幼稚園の教育に共感し、ここが小学校を作ることに肩入れしてきた。14年12月という総選挙のさ中に他のスケジュールはキャンセルしたのに、塚本幼稚園で講演し小学校名誉校長就任を受諾している。翌15年4月には豊中の校舎予定地を籠池夫婦と視察した3ショットの写真がある。つまり14年以前から接触し、17年事件発覚後も月に30回もメールを交換する深い関係だったのだ。
 いくら逃げ回Img0034131ろうとこの事実は消せない。

 そして安倍昭恵の行状は、森友学園にとどまらず、全国に学校経営を展開する加計学園(理事長は安倍晋三の心腹の友)や、高校生未来会議などとも深い関係にある。
 いわば官邸に部屋と5人の秘書を持つ、それでいて閣議に責任を負わない内閣特命大臣として、江戸時代の水戸光圀のドラマのように全国を行脚し、首相夫人という印籠をかざしていたということだ。まさに印籠政治に対する官僚の忖度政治が二人三脚で展開されていたということだ。


 『文藝春秋』はその昭恵の精神構造まで分析しているが、ここでは展開しない。
 また『週刊朝日』では、田原総一朗と室井佑月が谷査恵子の行動を公務でないと閣議で決定したことを、笑い飛ばしている。「私人」である安倍昭恵を守るために「閣議決定」をおこなう、江戸時代の病弱な将軍の裏で展開される「御台所」(大奥)政治にまでこの国の政治は劣化しているのだ。

 そこらの所は『サンデー毎日』の伊藤智永が連載で追及している。筆者は伊藤の見解に100%同意するものではないが、一部を以下に紹介する。ともあれ、これで森友から逃れられると思ったら大きな間違い。「政界は一寸先は闇」を安倍や菅は、自民党の寝首掻き族(麻生や石破)によるか、人民の手での朴槿恵型になるかは今後の展開次第だが、これを安部一族は早晩これを味わうことになるだろう。(つづく)

まやかしの保守 ついに「日本会議」政治が沈没す=伊藤智永 『サンデー毎日』連載
▼保守思想を媒介した構造的な腐食

▼安倍首相が「日本会議」を使い捨てる日

「森友疑惑」とは、保守ネットワークを温床とする構造的な腐食ではないか。「保守業界」をえぐり続ける異能記者が、安倍政権が利用した「日本会議」の空疎な正体を明らかにし、まやかしの愛国蜜月政治の落日を論証する。

「安倍晋三先生に敬愛以上のものを持っていた。昭恵夫人ともども、小学校開設にご助力頂いていると認識していた。多くの皆さんの期待に舞い上がっていた。国有地取得では神風が吹いた、見えない力が働いたのかなと感じた。昭恵夫人に助けを頂こうと考えたが、8億円もの想定外の値引きには当時びっくりした。何らかの政治的関与、口利きがあったのだと思う。九分九厘できていたのに、応援してくれていた人が手のひらを返すように離れていく。安倍首相も国会で私を『しつこい人だ』と言い出した。私だけを悪者にする政府や大阪府のやり方に、おかしいぞ、これはどうなっているのかな、不可思議な力が働いているのかなという心境になり、何もかもお話しすることにした」

「森友学園」の籠池泰典理事長が国会の証人喚問で語った証言は、今後「事件」に発展するのかという観点から見れば、カネの授受など真偽の確かでない部分が多かった。だが、なぜこんなスキャンダルが起きたのかという世相や政治潮流への関心で見るなら、安倍首相夫妻をシンボルとする「保守」ネットワークが問題の温床だった構図が、かなり生々しく飲み込めた。

 籠池氏は自ら認めたように、「安倍流保守」の人脈と影響力をもってすれば、殊更に刑事犯罪を問われかねない賄賂を贈ったり、請託をしなくても、行政が特別の配慮や手心を加えてくれて当然と思い込んでいたと言うのだ。

 了見違いも甚だしいが、呆(あき)れたことに、そんな了見違いが第2次安倍政権の4年間に(国有地の取得要望書提出は政権発足の9カ月後)、籠池氏自身も「驚き舞い上がる」ほどのスピード感で、あれよあれよと取り運ばれ、「九分九厘」成就する寸前だったというのだ。「事件」になるかどうかに関係なく、これだけですでに政治腐敗と言わずして何であろう。

 これが氷山の一角でないとは思いにくい。古典的なカネの介在した「疑獄」とは異質の「保守」思想が媒介する構造腐食が進行していると考えるべきではないのか。・・・・続く・・・・・

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