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2016年12月15日 (木)

<カジノ法>ギャンブル依存「完治せぬ病」 経験者が警告

<カジノ法>ギャンブル依存「完治せぬ病」 経験者が警告

毎日新聞 12/15(木) 9:10配信    

 今月に入って急加速したカジノ法案が、猛スピードのままゴールへ--。「統合型リゾート(IR)整備推進法」が15日未明に国会で成立した。だが、カジノ開設に伴う課題は積み残されたまま。ギャンブル依存症の経験者は「対策が不十分なら、さらにまん延する」と警告する。

 「ギャンブル依存症は完治しない根深い病」。約10年前から依存症の自助グループに通っている関西地方の60代男性は、自身の経験を踏まえて、カジノ合法化に強い危機感を口にした。

 男性は会社勤めをしていた40代にパチンコにのめり込むようになった。家族には仕事があるとうそをつき、休日も子供の世話よりも店通いを優先した。大当たりが出る台を前に「『勝てば取り戻せる』と、1万円札を紙くずを捨てるように使った」。消費者金融で借金を重ねた。

 そんな生活が10年ほど続いた。自分でも「おかしい。何とかした方がいいな」と思い始めていた頃、学生だった息子に言われた。「病気なら治してこい」。その言葉に背中を押され、知人の紹介でカウンセリングを受け、全国規模で活動している自助グループの支部に通い始めた。

 週1回程度、依存症に苦しむ当事者約10人が集まり、本名を明かさずに自身の体験や心情を率直に語り合った。「まずは自分が依存症で、無力だったと認めることが大切」と振り返る。回復できると信じ、仲間と思いを共有することで少しずつギャンブルと距離を置けるようになった。多い時には1カ月で70万円を使い、借金は膨れ上がった。家族の財産や貯金を返済に充てた。「二度と手を出したくない」と思う一方、今でも「手元に10万円があればパチンコに行ってしまうかも」と不安は消えない。

 ギャンブル依存症の当事者や家族の多くは周囲に隠して孤立しているとみられる。男性は「自分のように支援機関にたどり着く人は、ほんの少し。現状でも対策ができていないのに、カジノまで解禁するのは許せない」と訴えた。【武内彩】

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