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2016年11月 6日 (日)

沖縄の闘いの補足的報告②

暴言、不当弾圧、うず巻く怒り
10月17日 高江で山城博治さん不当逮捕

10月17日 高江の抗議行動中、山城博治沖縄平和運動センター議長が不当逮捕された(写真中央奥が山城さん)。容疑は午後3時半ごろ北部訓練場内でフェンスに設置されている有刺鉄線を切断したというもの。
山城さんは区域外の高江の県道70号線に出てきたところを準現行犯として逮捕された。護送された名護署前では数十人の市民が抗議の声を上げた。
大城悟平和運動センター事務局長は「明らかに運動に対する強い弾圧そのもので不当逮捕だ。逮捕に屈せず、現地の行動はみんなで頑張っていく」と決意を述べた。
18日 N1ゲート前で抗議している市民に大阪府警の機動隊員が「どこつかんどんじゃボケ、土人が」と差別暴言。別の大阪府警機動隊員も「シナ人」と暴言。大阪府警はガラの悪さは一番だと市民から言われている。
19日 市民220人が北部訓練場メインゲート前で抗議行動。前日の差別暴言を「警察上層部は隊員にどういった教育をしているのか。県公安委員会はこうした状態を放置してはいけない」と警察の姿勢を批判した。
一方、翁長知事は、直ちに県庁で記者団の質問に答え「『土人』という言葉は大変衝撃的だ」「言語道断で到底許されない」と強く非難した。また、警察官が発言したことに、「公務員として、表現の自由にも敬意を払いながら県民、国民の安全を守るべき人が、ああいう言葉で対処する様子に『県民に対する配慮が全くない』と感じる人は多いのではないか」と述べた。
20日 翁長知事が沖縄県警本部長と面談、抗議した。知事は、機動隊の発言は「県民の感情を逆なでし、悲しみに陥らせる厳しい言葉だ」と批判。「(こうした発言を)他の都道府県民にするのか。沖縄にだけではないのか」と不快感を示した。
21日、山城さんが8月25日に防衛局職員にけがを負わせたとして公務執行妨害と傷害の容疑で獄中再逮捕。神奈川の男性も同容疑で不当逮捕された。
22日 工事着工から3カ月、ヘリパッド工事は、同時進行で3カ所の工事が急速に進められている。そのため、多いときは10トントラック60数台で砂利を搬入する。その時は、機動隊が4時間にわたって国道を封鎖する。これほど長時間の封鎖は7月22日以来だ。
この日、N1ゲート前の統一行動に250人が座り込み。集会では大阪府警の差別暴言に市民の怒りが爆発。また、山城博治議長らへの勾留が続いていることに早期の奪還を訴えた。砂利搬入はなかった。 (杉山)

今も続いている沖縄戦
芥川賞作家 目取真俊さんが講演

10月14日夜、大阪市内で「今も続いている沖縄戦―辺野古・高江」と題して、目取真俊さんの講演会が開催された。主催は関西・沖縄戦を考える会で、120人ほどの参加者で会場は一杯だった。
沖縄の芥川賞作家である目取真さんは、行動したたかう作家として辺野古新基地建設や高江ヘリパッド建設に対する抗議行動の現場に立ち、海上で拘束されたり、陸上で不当逮捕されながらも不屈にたたかい続けている。
演壇に立った目取真さんは、「私がきょう大阪へ来たのは、今一人でも多くの人が高江にいってほしいということで来ました」というアピールから始めた。そして、「ここに集まっている皆さんの中で、最近高江にいった人は手をあげてください」「まだいっていない人で無理しない範囲で高江に行ける人は一人でも多く是非行って下さい」と心底からの訴えをおこなった。
ヘリパッド建設の強行着工をめぐって攻防が激化している高江の現場から必死の思いで飛んできてアピールする目取真さんの訴えに、会場は一気に高江の緊迫した雰囲気に包まれた。
続いて目取真さんは映像を使って、高江の攻防の現状や高江周辺のヘリパッド建設計画の内容、事態の経緯などを説明した。
米軍訓練場ゲート前や工事車両の前での座り込みをはじめ、さまざまな形で阻止・抗議行動を展開する地元住民や支援する人びと。スクラムを組んで座り込んでいる人たちを引きはがしてゴボウ抜きし、羽交い締めにするなどの暴力を振るい、凶暴な弾圧をする機動隊。沖縄県警300人体制では阻止・抗議行動を押さえ込むことができないため、本土から500人の機動隊を動員したこと。
目取真さんは特に「沖縄に対する差別は関西から始まったと言ってもよい」と大阪府警のタチの悪さを強調(このことは後日、10月18日に具体的に示したのが、抗議行動をしている沖縄県民に対する「土人」という差別暴言や、それ以前にも「シナ人」という差別暴言を吐いた大阪府警の機動隊員ら)。米軍属の元兵士による若い女性の暴行・殺害事件を口実に組織された本土からの送り込みパトロール隊を抗議行動抑制に動員。……などなど。高江をめぐる攻防の生々しい映像の説明は、終始激しい怒りと闘志を呼び起こさずにはいられなかった。

沖縄差別を弾劾

さらに、目取真さんは、ヘリパッド工事強行は、1879年の琉球併合以来のヤマトによる歴史的な沖縄差別のあらわれであることを明らかにし、菅官房長官が6つのヘリパッドを年内にすべて完成させて米軍北部訓練場の一部返還を実現すると発言したことを厳しく弾劾した。
そして、国家権力の凶暴な弾圧に屈することなく、決してあきらめずに最後まで全力でたたかい抜くことが、嘉手納基地をはじめとする沖縄米軍基地の全面撤去と沖縄闘争の発展と勝利につながっていくと強調し、最後の結論として、再度高江の現地行動への決起を訴えた。
『未来』読者の皆さん。高江・辺野古に行くことが可能な人は、一刻も早く行こう、高江・辺野古に行きたくても行けない人は、カンパなど無理のない可能な範囲で支援しよう。(武島徹雄)(いずれも「未来」210号より)

 

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