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2016年10月 5日 (水)

朝まで生テレビ異聞

 9月30日に「朝まで生テレビ」があった。先月は見なかったが、2か月続きで「天皇メッセージ」をめぐって9割保守論客ばかりで、リベラルは天皇制そのものの存続を民主主義の発展と天皇一族の人権という観点から願わない青木理だけだったが、小林よしのりが左側に座り、八木秀次や竹田恒泰と対峙する、なかなか面白い論議だった。
 結論から言えば、男女同権の時代に皇位の継承を願うなら、女性天皇・女性宮家を認めるべきという声が論議を圧倒したという、ごく自然な流れだった。よく朝生に出てくる「若手女性保守派論客」の三浦るい(? フルネーム、なかなか覚えられない)も、こと皇統の男系維持のために、皇室に入り「男子皇族を生むこと」を自己の生涯最大の課題にするような女性などいない、男子出産するため特殊な医療措置を受ける事など、「気持ち悪い」とまで言っていた。
 要するに司会の田原総一朗も言っていたが、この国では第二次大戦の敗戦で初めて男女同権になり、女性に参政権が与えられた。天皇制の存続以上に、この歴史を逆戻りさせることはできない、ということに価値観を置かないと、天皇制の存続もない、ということが大方の意見ということだろう。
 その中で、八木や竹田という天皇制を政治支配の道具として利用したいことありありの「論客」(今の天皇をまったくリスペクトしていない)に交じって、女性でありながら男女同権にあらゆる角度から反対している杉田水脈が、この立場を代表する稀有な存在として出演し、何回か発言した。しかしその発言たるや、下記の小林よしのりのブログのように、「発言した内容が、竹田恒泰のコピペ、渡部昇一のコピペ、その他・男系論壇のコピペばっかりで、自分の考えが全くなかったのには驚いた。」であった。というよりも、涙目の稲田朋美を見て、「辻元清美許さん!」という保守男性を組織する「名誉男性」という役割を積極的に買ってでているのであろうか。
 その杉田自身も、自己の主張は、0・02%くらいしか受け入れられないだろうとブログにつづっているのを見ると、そもそもこのような稀有な主張の人が選挙やテレビに出ること自体がある種の売名行為で、テレビ局(田原総一朗)のミスキャスなのだろう。
 8月の「天皇メッセージ」自身については、青木理のような立場で、現実的に批判的に論究していく必要があることは言うまでもない(残念ながら今の段階では「天皇制をなくするための、激論・朝まで生テレビ」は成立しないだろうが)。
 

小林よしのりのブログより

「朝ナマ」に出た水脈とかいう女性も、そういう「名誉男性」

に憧れているのだろう。

発言した内容が、竹田恒泰のコピペ、渡部昇一のコピペ、

その他・男系論壇のコピペばっかりで、自分の考えが全く

なかったのには驚いた。

あれほどまでに自分の周囲の馬鹿な男どものコピペだけで、

自分を形成してしまって大丈夫なのだろうか?

 

「名誉男性」は基本的に懐古趣味オヤジの世間で育っている。

その世間が「名誉男性」を作り上げるのだ。

なんで女性なのに、女性に不利になる社会を目指すオヤジの

アイドルになりたがるのだろう?

「名誉男性」の奴隷根性は、わしの観察対象である。

 

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