8/1日本ドイツ現代史研究会
『日本ドイツ現代史研究会』のご案内
第4回は8月1日(月) 18時半から西宮市民交流センターで
日本ドイツ現代史研究会は、石田勇二『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社現代新書)をテキストに、4月末に第1回研究会を開催。その後駆け足で、5月末・6月末と研究会を行い、ひとまず石田本を使ってのラフな研究を終わりました。次回は会場の都合で、8月1日(月)になり、石田テキストの総集編としての研究会を行います。
報告は石塚さんから、ナチ・ドイツの空軍省と文部省設置について。それまでドイツには文部省も空軍省もなく、いかにナチスが政権を取る過程でこの二つを重視していったかを、報告してもらいます。
もう一つの報告は、今後にもかかわるテーマですが、20年代~30年代ドイツ階級闘争において、ドイツ共産党や社民党がナチスの台頭にどのように対峙していったか、いけなかったかについてです。その手はじめに当研究会参加者の方から、初期のドイツ共産党について報告をしてもらいます。
結論めいたものを確認する場ではありませんので、ワイマール憲法下でなぜナチ・ドイツが政権を取ってしまったのかについて、あらゆる角度から研究・報告し、忌憚のない論議と学習ができたらと思います。
夏以降についてですが、7月分が8月1日になり、8月はお休みにします。9月にはドイツ現代史研究科の外部講師を招いての講演会をおこない、ひとまずドイツ現代史研究の第1期を終わります。つづいて10月から日本現代史に入っていきたいと考えています。テキストは、加藤陽子の『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(新潮文庫)の声が上がっていますが、まだ決まっていません。こちらも意見をお寄せください。例によって入手可能な市販本から入り、昭和初期の軍部の台頭と侵略戦争への全面突入についての本格的研究までたどり着くための研究会です。今後もドイツ、日本をいきつもどりつしながら、研究を深めていきたいと思っています。
第4回 8月1日(月) 18時半 西宮市民交流センター(阪急「西宮北口」東南4分 東出口から、但馬銀行北の小道を東へ3分
●テキスト 石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社現代新書 2015年6月刊) ●講師 石塚 健さん(元高校社会科教員) Aさん(ドイツ現代史研究家) 講師の報告のあと討論 ○連絡先 尼崎市南塚口町2丁目38-6 阪神社会運動情報資料センター 090‐9213‐5291 松田 直接会場に参加でもOKです
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