« 沖縄県議選勝利と一体で、違憲広告が沖縄2紙と朝日に掲載 | トップページ | 戦争法廃止で、東京・大阪、全国で行動 »

2016年6月 6日 (月)

川崎でヘイトデモを阻止~『産経新聞」と警察権力はヘイトデモを擁護するな!

 6月5日の川崎でのヘイトデモが、数百人の抗議のなかで、当然にも中止に追い込まれた。しかし、産経新聞などは、「ヘイトのデモも、反ヘイトの罵声も同じ」「表現の自由を守れ」などとのキャンペーンを相変わらず行っている。
 しかし、そもそも彼らの「デモ」の出発点が、埼玉県でのカルデロンさん一家に対する国外追放を求めるデモで、当該の家族や娘の中学校まで押しかけ、罵声を浴びせるものであって、およそ表現の自由とは関係のないものであった。
 関西でも2009年秋から、宝塚のO市議が「慰安婦問題の解決を求める市議会決議をあげた中心人物」として攻撃対象にされ、O市議の事務所のある駅に押しかけ、周囲を威嚇し、事務所の一部を壊した。しかし警察権力はこの野蛮な行為を放置。西宮北口では「慰安婦問題」を訴える青年に乱暴狼藉を働いたがこれまた放置。また京都の朝鮮学校を襲撃する事件も起こした(これは裁判で彼らの敗訴が確定した)。
  宝塚では市民がヘイトデモに抗議する行動を半年以上にわたり毎回行い、O市議が選挙で再選されるや、ヘイトデモの意味がないと判り、宝塚から退散した。大阪駅前での「水曜行動」妨害活動も続き、この問題が大きな社会的争点になり、2010年5月30日には大阪で400人近くの賛同のもと、「奴らを通すな!」と、労働組合も参加した3000人のデモ行進が行われ、彼らの乱暴狼藉に対し、一定の社会的反撃となった。
 しかしそれ以降かれらは、在日の居住区におしかけ(そこに日常住む人は逃れられない)、あるいは組合事務所におしかけ、乱暴狼藉の限りを尽くして来たのだ(徳島県教組、例のオツルの有罪が確定した事件)。そしてやっと「ヘイト対策法」(極めて不十分)ができ、今回の川崎でのカウンター行動の座り込みによるデモ中止となったわけだ。
 報告によると、在日の居住区でのデモの会場が確保できないとなるや、平和運動の展示の行われていた地区で、警察の許可を得てデモ行進を行おうとしていた。さすがにこの確信犯行為には、「軽いノリ」でヘイトデモに参加していた人は離散し、集まったのはわずか20人とのこと。これをヘイトデモを許さない数百人が取り囲み、彼らの警察官に守られたデモの行く手が阻止されたわけだ。
 もし警察官がいなかったら、ヘイトデモへのもっと激しい怒りが彼らを見舞っただろう。「ヘイトは良くないが、ヘイトデモへの罵声も同じ」などのお説教は、ヘイトデモを助ける最後の言葉だ。ナチスの襲撃にとっては、「ヒトラー暗殺計画」をも含む体をはった反撃でない説教は、「ナチスに膝まづけ」と言っていると同じであったことを考えるべきだ。
 かれらにかける言葉は、「奴らを通すな!」「川崎をなめんな!」以外ない。そのことを身をもって知らしめない限り、ヘイトデモは無くならないだろう。「奴らを通すな!」「川崎をなめんな!」~これこそ体をはって実現する本当の民主主義なのだ。

川崎のヘイトデモを市民の力で阻止する!~路上に座りこんで抗議

    佐藤和之

 6月5日午前11時40分、「川崎浄化デモ」なるヘイトデモを、市民の力で阻止しました。午前10時、「ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク」によるカウンター行動の呼びかけに応え、市民約200名が中原平和公園に結集。他方、ヘイトデモ隊約20名は11時出発予定でしたが、市民が路上で即座にシットインし、10メートルも進むことができません。周囲で市民も、横断幕やプラカードや肉声で激しく抗議。膠着状態が続きましたが、11時40分、ついにヘイトデモは中止するとの発表。市民の怒りの声を背に、ヘイトデモ隊は退却していきました。非暴力で身を挺して抗議した市民側の完全勝利です。

 振り返れば5月24日に国会でヘイトスピーチ解消法が成立、5月31日に川崎市はヘイトデモを行う団体に公園使用申請を不許可とし、そして6月2日には横浜地裁川崎支部は共生の街づくりを推進してきた社会福祉法人青丘社を起点に半径500メートル以内にヘイトデモの接近を禁じる仮処分命令(同行為を行なわせてはならない)を決定しました。

 これを受けてヘイトデモ主催者は場所を変更し、川崎市中原平和公園からのデモ申請を中原警察署に提出し、なんと神奈川県警はこれを許可しました。立法府の法制定、行政府の公園使用不許可、司法の判断が出そろった中で、しかも、警視庁は6月3日、法の施行に合わせて各県警本部あてに「ヘイト解消法施行について」という文書を送付して、「いわゆるヘイトスピーチと言われる言動やこれに伴う活動について違法行為を認知した際には厳正に対処する等により、不当な差別的言動の解消に向けた取組みに寄与されたい」と指示しているにもかかわらずです。

 しかも当日、中原平和公園に隣接する川崎市平和館では、例年通り「平和をきずく市民のつどい」が開催され、多くの平和団体や市民や子どもたちが集まっていました。沖縄基地問題や日本軍「慰安婦」問題や原発問題などをめぐって、学習し討論し集会アピールを採択しました。したがって今回のヘイトデモは、平和運動に対する妨害であり敵対行為であることは明白だったのです。ヘイトデモは違法です。全国からヘイトデモを根絶していきましょう。

世直し・社会変革 - 政治ブログ村

 愛読ありがとうございます。スマホ、アイフォンからも応援していただくことができます。(画面をPC設定、デスクトップ設定などにしたら順位がわかります。)
上 の
ークを強く押してくださいせ。

« 沖縄県議選勝利と一体で、違憲広告が沖縄2紙と朝日に掲載 | トップページ | 戦争法廃止で、東京・大阪、全国で行動 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1545696/65868128

この記事へのトラックバック一覧です: 川崎でヘイトデモを阻止~『産経新聞」と警察権力はヘイトデモを擁護するな!:

« 沖縄県議選勝利と一体で、違憲広告が沖縄2紙と朝日に掲載 | トップページ | 戦争法廃止で、東京・大阪、全国で行動 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ