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2016年4月13日 (水)

ひきつづき本の紹介 『前衛』5月号と、『世界 別冊』志位・小沢対談

 ひきつづき本の紹介をしていく。本当に久方ぶりに、日本共産党中央委員会の発行する理論政治誌『前衛』を買った。また『世界 別冊』のトップは志位和夫(共産党委員長)と小沢一郎(生活の党代表)の対談だ。昨年の戦争法反対闘争、9・19の国民連合政府声明、さらにつづく野党共闘の一つのキーパースンが日本共産党と志位和夫委員長という事になる。
 『世界 別冊』の対Img002_4131談は、この種の対談としては、なかなか優れものである。2月19日に5野党党首会談がおこなわれ、野党共闘が決ったが、これを主導したのはこの2人ということがよく判る。小沢代表は「もう共産党はここまで決断すれば十分だと思いますよ(笑)。…自分たちの候補も降ろしているのですから。これ以上いったら解散して新党を作れという話になる(笑)。」とまで、べたほめだ。
  これに応えて志位委員長は「共闘の成否はこれからにかかっています。国民の声によって生まれた共闘ですから、国民の声によって大きく発展させていただきたい。」とまで応えている。もちろん長期の戦略などとの整合性など多々あるが、当面7月の参議院選、解散総選挙も含めて、1人区の候補をおろし野党共闘を進めていくことへの決断は、かつてなかったことと評価したい。
 つづいて『前衛』の穀田恵二国会対策委員長論文だが、こちらも基本志位委員長と同じトーンだ。その上で、最後は「ワクワクする闘い―「主権者は私だ」「私たちが政治を変える」と結んでいるが、1人区の候補者を下す、勝ち目のない選挙区は立候補を辞退する、を「ワクワクする闘い」と本当に思えるなら、この党の脱皮は一定なされるのではないかと思う。
 ただ、地方幹部や現場党員の方は、やはり比例区の得票ノルマが気になるようで、他党に候補者を譲ることを「ワクワクする」とは思えないようだ。
 そこらは、『前衛』5月号の渡辺治(一橋大名誉教授)論文は、相変わらず「共産党が伸びれば政治は変わる」論文である。また2月14日の兵庫県野党6党討論会での村上県書記長の「中央の決定がない限り地方での協議はありえない」とする発言は、志位・穀田発言・論文の「値打ち・役割」を全く理解できない、「親の心子知らず」といえるだろう。同じく憲法集会に関する阪神間の某県会議員(党中央委員)の対応もそうだったし、なかなか共闘現場に、(何度呼びかけても)理由をつけて出てこないシールズの共産党メンバーも同じである(ように指導されている)ように思える(もちろん他のシールズのメンバーはそうでなく、各種大衆集会に来て、発言してくれている)。
 本当に志位・穀田路線が現場まワクワクしながらで貫徹するのなら、他の左派潮流にもいまだ残っている同様のセクト主義的態度は、この間決起している人々から一気に見捨てられることになることは必定だ。この4月・5月の憲法集会などは、結集の数より、どこが真に開かれた大衆政党であるか問われる集会となるのかもしれない。
 最後に少し嫌味に聞こえるかもしれないが、先日山下芳生共産党書記局長が「病気」を理由に更迭され副委員長になった。山下書記局長と言えば、今話題の衆議院京都補選で「独自候補を立て、勝ちに行く」と発言した人物だ。彼のこの考えは既に明確に否定されたている。多分このあたりが更迭の理由と思うが、だとしたら「病気」などと言わずに、「共産党の野党共闘を第一とする志位・穀田路線を理解できてなかった結果の解任」と発表すれば、国民的理解(野党共闘に反する幹部は解任される、それほど共産党は野党共闘を大事にしている)は一気に進むのではないかと思う(「政治的病気は、スターリン主義の党によくある「ウソ」であることは多くの人は知っている)。巨人の賭博選手の処分のようにあいまいにすれば今後も同種の事は起こるが、バドミントンの桃田選手のように厳しい処分が一罰百戒で、こんごは発生しなくなる(中国のことわざに「泣いて馬謖を斬る」というのがある)のではないか。一時は共産党内外にセンセーションを起こすかもしれないが、今ほど透明性が求められているのではないか。そう発表したら、当編集部も脱帽する。
 また、渡辺治の論説については(短いスパンではそれなりの「説得力」はあるが、中長期のスパンでは、あまり「当たってない」)、別途論究したい。
 ともかく、共産党の歴史的決断が、現場まで貫徹されることを望みたい。

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