引越社がブラック企業ネット投票1位。おめでとう勇猛な副社長!(その1)
今年、超有名になった企業が「アリさんマークの引越社」だろう。タレントを使い、超高額のテレビコマーシャルを打つよりも遥かに社名を上げてくれたのが井ノ口副社長だ。社前抗議街宣というごく普通の労働組合活動に立ちはだかって「こら、誰にモノ言うとんのじゃ!」「われ、いま足踏んだやろ、何踏んどるんじゃ、こら!」「こら、何やっとんじゃお前!」などと蛮勇を振るった副社長。動画で見るとわずかな時間に延べ10回以上も「こら!」「お前!」を連発している。今時のやーさんでさえ(チンピラ以外は)こんな乱暴な言葉は使わない。ビデオを見た第三者の私でさえ、今にも井ノ口さんにドツカレるのではないかと思って怖かった。
しかし、世の中は最近の選挙を見てもわかるように、乱暴な言葉を使って相手を罵倒し、恐怖を与えたり、相手の意欲をくじく人物が勝利するのが流行りだから、ネットで一番人気に選ばれたのもうなずける。
ところがこれで井ノ口副社長は焦って週刊誌に反論を載せた。「乱暴な言葉を使ったのは事実で、反省するが、足を踏まれたら誰でも怒るでしょう。」と言い訳をしている。
いやいや、仮に足を踏まれたり、ちょっと肩がぶつかったりしたくらいで「尋常な人」は「なに踏んどるんじゃ、こら!」などと怒鳴ったりしない。上場企業の副社長ならなおさらそうだろう。大音量で街宣したからなどとも言っているが、動画は正直だ、副社長。全然大音量じゃない。落ち着いた声、適正な音量、穏やかな表現で引越社の不当労働行為を批判しているだけだ。これだけでも副社長の弁明がおかしいことは明らかだ。第一、反省など口先だけであり、組合と労働者が悪いと居直っているので、反省ゼロだ。
引越社は役員が揃って靖国参拝をするらしい。類は友を呼ぶという。反省のない軍国主義教団とヘイト勢力と同じで「反省なし・傲慢会社」と言うことだ。ブラック企業ネット投票1位の引越社さん、おめでとう!
次回は引越社の差別実態を物証により明らかにする。「待て、次号!」
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