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2015年9月 8日 (火)

伊丹市で進められる「全国最大規模」の監視カメラ1000台

 おおつる求伊丹市会議員のブログによれば、全国最大規模の監視カメラ設置が、伊丹市で進められようとしている。名目は「犯罪防止」だが、寝屋川事件でも監視カメラでは少年少女の命は守れなかった。むしろ、スマホや監視カメラがあれば、子どもの位置が特定できることに安易に依存する父母や地域の在り方が、地域コミュニティの力を弱めることは、尾木ママが指摘しなくてもよくわかる。安易な監視カメラへの依存は、分断化された地域の在り方をさらに分断・破壊していく。
 伊丹市議会での反対を強めてほしい。

現在、伊丹市で進めている施策で、上手く説明できないけど、
   なんか「気持ち悪い」感覚がボクの中で、くすぶっているもの。
   
   防犯カメラ1,000台を市内全域に設置する『全国最大規模』の取り組み。
   事業の詳細は「安全・安心施策推進班」


   ボクが議員になる前に予算がついた。
   呼称は『安全・安心見守りカメラ』(仮)  なかなか“ステキ”なネーミングだ。

                   安全・安心見守りキャラクターアッちゃん(伊丹市Webより)



   ちなみに昨年度の犯罪等の市内発生件数は、
   不審者情報65件、引ったくり55件、放火16件、自転車事故442件。
   「他市と比較しても、とりたてて多いわけではない」(担当課)
   国レベルでは防犯カメラについての法令が整備されていないため、市独自で作成中。
   9月議会にでてくる、とのこと。


   現在、面積25.09平方キロメートルの伊丹市に、マンションやコンビニなど
   官民合わせて700以上の防犯カメラが設置されている。
   そこに「新たに1000台設置」というもの。
   お手本は、お先に始めた大阪・箕面市、とのこと。


   大前提として。
   もちろん、「安全・安心」は、とても大切。
   特に子どもの事件・事故を無くしていく方策を考えていくことには、
   子をもつ親として、ボク自身も、異論は一切ない。


   市長が各地域で意見聴取をしたところ、延べ500名を超える参加者の98%は賛成
   残りの2%も反対ではなく条件付賛成、とのこと。
   地域住民からは、少年のたむろ、ごみ問題、ペット飼い主のマナーなど諸問題から
   「もっとたくさん設置して欲しい」という意見も多かった模様。

   本来であれば、
   議会や地域から、監視カメラへの懸念・疑問などの意見が多数出て、
   その上で、メリット・デメリットを大いに議論すべき案件だと思う。
   ただ、そんな雰囲気無しで、ドンドン進んでいるように見える。
   だから、あえて立ち止まる事が大切だ。
   それが議員の仕事でもあると、ボクは確信している。



   ◆1,000台の内訳

   《地域防犯用》850台 各小学校区(17)に50台
    目的:カメラ設置を明示することにより、犯罪への抑止力が働く。
    方法:通学路や公園を中心に、各地域で設置場所を選定。
       4.5m以上の場所にカメラ設置し、目線の高さに看板「カメラ作動中」設置。
    管理:録画画像は1週間程度保存され、上書きにより自動的に消去される。
       但し、裁判官が発する令状や、捜査機関からの照会等があった場合は、
       映像を提供する。

   《防災・減災用》 150台
    目的:自然災害による市内の被災状況を敏速に把握・対応するため。
    方法:リアルタイムで映像が見られるようネットワークカメラを設定。

    《防災・減災用》については、早急に設置すべきものだと思う。
 
   一方で、《地域防犯用》について、なんか「気持ち悪い」感覚。
   あえて言葉にしてみると、以下のようになる。

   *マイナンバーが始まる。街中に監視カメラが設置される。
    良い事ばかりでないはずなのに、過去の会議録を読んでも、
    特定の議員が質問しているだけで、個人情報やプライバシーなどの問題が、
    専門家や学識経験者の助言や参考意見を聞くことも無く、
    議会の中で十分に議論されていない、と感じる。

   *設置により、どれくらい犯罪が減るのか「想定自体をしていない」(担当課)

   *各小学校区50台という数字の根拠。
    ①箕面市が50台なのを参考とした。
    ②「基準はないが、50台あれば効果は非常に高い」と伊丹警察に助言された。

   *設置する場合、運用管理面が非常に重要になってくる。
    そのルールが出来上がってないのに、既成事実だけはドンドン進行中。


   *市長答弁が、その時期に起こった子どもの残虐事件を強調し、
    感情に訴える内容であること。
    疑問や懸念を持ったら、「子どもの安全に後ろ向き」という雰囲気を作り出すため、
    この傾向はとても危険。


   *地域の役員や代表者の方への意見聴取はしているが、
    「一般市民への説明会などは考えていない」(担当課)

 良かれと思って始めたことが、
   将来的に拡大解釈や、恣意的適用をされることは、良くあること。
   将来、「息苦しい街」にならないためにも、
   運用・管理の徹底や、歯止めを慎重に議論していきたい。

   私も含めた各議員・議会が、ある意味『試されている』と思う。
   チェック機関である議会の機能を果たすのか、
   それとも、単なる市長の「追認機関」なのか、が。

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コメント

覗き見されてるみたいで気味が悪いだけやね

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