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2014年4月18日 (金)

日勤教育と、ビラまき規制と監視カメラ~JR西日本尼崎事故体質は変わらない

Jr  4月25日のJR福知山線脱線事故から間もなく9年になる。日頃から使う路線だし、事故のあった尼崎市久々知(くくち)の踏切もよく通るし、また事故の当日は伊丹警察にイラク派兵反対のデモ申請に行っており、警察が慌てふためきながらも時々刻々と対応していた姿も見ており、事故を昨日のことのように覚えている。
 事故の原因は、運行の遅れを取り戻すためのスピード超過であったことは、あまりにもはっきりしている。直接的責任をだれが負うかは別にして、JR西日本の経営陣の責任は、道義的にも刑事的にも免れない。にも拘らず、経営陣にその態度が見えず、表面的には反省し、「二度と無いように取り組んでいる」ということを装う姿がありありのため、今日に至るもJRへの批判はやまない。
 毎年4月になるとJR尼崎駅を黒ずくめ、花束を持った新入社員と思しき人たちが徒党を組んで歩く姿に遭遇する。何の集団かと思えば、JR尼崎事故を追悼するJR西日本の社員たち、多分配置された職場ごとに、追悼行事・献花を行っているものと思われる。しかし一見追悼のように見えるが、自己の意思で参加していないことはその様子を短時間観察すればすぐわかる。関係者に「あなたたちは何をしようとしているのですか」と質問しようものなら、迷惑千万、あなたには関係ないとばかりの返事が返ってくる。自分たちはしっかり追悼している、それを他人にとやかく言われるいわれはない、という態度がありありだ。
 
 その現在も変わらぬJR西日本の体質を示して余りあるのが、JR大阪駅でのビラまき規制であり、駅全体に監視カメラをつけ乗降客・通行人を監視対象とするあり方。さらには1年半前にあったJR西日本執行役員の痴漢・自殺事件だ。
 前者は、この間このブログでも指摘してきたが、監視カメラは、防犯・安全というより、駅全体、通行人・乗降客をすべて監視対象とP1010780し、一方的に情報を独占し、何かあれば自己の都合のよいように操作する。ビラまき規制は、駅全体を開かれたコミュニケーションの場とするのではなく、これまた経営者にとって都合の悪いものは取締・規制対象とするという考えがありありだ。JR尼崎事故が社員に対する「日勤教育」「背面監視」という、根本のところで社員を信用しない、機械の一部品・ロボットのように扱ってきたことにあることは多くの識者が指摘してきた。それが今は、通行人・乗降客にも拡大し、管理を強めれば経営は安泰と思っている。 
 そこに勤める人間の労働条件や人権に対する配慮のない会社や社会は、短期日で見れば一見効率が上がるかに見えるが、長い目で見れば安全と働くモチベーションを阻害していく。
 この体質が会社全体を覆っていることは、JR西日本幹部・執行役員が電車内で痴漢をし逮捕され、会社は体面ばかりを重視し、短期日で釈放ののち、自殺に追い込まれたことの中にも示されている(痴漢が事実かどうか、なぜ短期日で釈放されたか、不明なところは多いが、「事件」そのものが執行役員にあるまじきとされ、自殺に追い込まれたことは想像に難くない。このことは相変わらずこの会社が、経営トップの顔色ばかりをうかがい、社員の責任性や自発性が生かされない会社であることを垣間見せたが、その体質が問題とされるのを恐れてブロックをかけたのか、マスコミ的にもほとんど追及されなかった。ここにも隠ぺい体質がある)
 

  今、ビラまきは違法というImg033看板を持ち、毎週市民の前に立つことを「仕事」としている姿と、日勤教育・背面監視、「儲け第一」「経営トップの君臨・無責任」と、事故当日の情報操作(当初は脱線でなく、一般車両による踏切事故と発表)と、事故・救援に無対応だった管理職たちの姿と、必死で救援に向かったNスピンドルをはじめとする事故現場周辺の会社・市民の対応の対比として、これからも語り継がれるだろう。

 このような中でも、「ノーモアJR尼崎事故 生命と安全を守る」ために奮闘するJR西日本の現場社員を中心とする人々が行う集いが19日にある。いつまでも責任を取らず、まるで事故などなかったかのようにする経営陣。福島原発事故にも通じるこの国と独占企業経営陣の無責任性には、現場に責任を持つ労働者の粘り強い闘いだけが救いとなる。
  4月19日、14時、尼崎・小田公民館(JR尼崎駅北東3分)へ。

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