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2014年3月18日 (火)

Mtさん公判最終弁論~玉井検事の論告を完膚なきまでに粉砕

 10・5関電前事後弾圧のMtさん公判は、昨日検事の論告求刑にたいし、弁護側の最終意見陳述が行われ、結審しました。
 この日玉井検事は40ページ近くにわたる論告を行いましたが、内容たるや公判での証言・ビデオ映像にもとづくものではなく、警察官の一部証言の上に推論を延々と積み重ねる作文でしかありませんでした。検事は最終段階になりこのままでは無罪と恐れ、なんと3月9日に関電前で相互タクシー(当日と同じ運転手を雇って)を使っての現場検証までやり、証拠として提出してきましたが、単なる捜査報告なので、客観性に乏しく、証拠としては採用されませんでした。この日の論告は、この検証を使ったもので、10・5事件で無罪判決を出した石井裁判長に対する嫌がらせとしか思えない、重箱の隅をつつくようなことを延々論じる論告で、随所に失笑が漏れました。
 これに対し弁護団からは、警察官証言が信用できないことを、ビデオと証言に基づき何点かにわたり論証し、玉井検事の論告を完膚なきまでに粉砕しました。その主なものは、影山警部の証言のデタラメさです。影山警部は、Mtさんのアンダーミラー「損壊」にたいして、至近距離(助手席)から見ていたにもかかわらず、「両手で1分間にわたってグリグリねじりまわし、手前に引いてもぎ取った」と証言しています。しかし、ビデオ映像ではミラーが取れる時間は1秒足らずしかなく、また車両の実地検証でも手前に引くと取れず、Mtさんの証言のように、左手で押すと簡単に外れることも確認されました。
 またAさん事件第一現場では、タクシーに接触したAさんと城戸警察官がもつれ合って倒れた偶発的事故であることが複数の証言で確認されています。そのため付近にいた警察官は誰一人(本人も瓜生警察官なども)逮捕行為に向かっておらず、10mほど離れたところにいて、何かあれば逮捕を目論んでいた影山警部が、倒れていた二人を見てかけより、「おまえ、暴力行為やぞ」と叫び、その後第二現場で「職務質問」に及んでいるのです。
 暴力事件なら直ちに逮捕すればよいのですが、実際倒れる現場は見てなくそうしていません。この大きな事実を見ずに、やれ影山警部の位置からはタクシー越しに二人の様子が見えるとか、タクシーと歩道の距離は1mだから倒れてもタクシーに轢かれる恐れがなかったからAさんは城戸を引き倒したとか、重箱の隅をつつくようなことを推論ばかりで言ったのです。~これらの論告に対し弁護士は、1分間証言一つとって影山の証言は全く信用できない、と弾劾し、その他主要な論点でも(公務執行妨害罪が成立しない)、検事の主張をすべて論破しました。
 最後にMtさんは、これまでの裁判証言には出てこないこの日の玉井論告を弾劾し、またこの事件が大阪府警公安三課と天満警察が一体となり、他の弾圧事件も含めて組織的犯罪を繰り返している大阪府警による治安弾圧であることを訴え、無罪判決以外ないと結びました。なお求刑は懲役1年6ケ月で、判決は4月28日、14時から、大阪地裁1004号法廷で行われます。
 70名ほどの傍聴参加、ありがとうございました。判決公判と、引き続き5月にも開始される大阪駅前宣伝行動弾圧の裁判への傍聴・支援、大阪駅前での各種行動(辺野古大阪行動など)への妨害を許さない闘いへの参加も、よろしくお願いします。

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