プルサーマルのひどい実体・その2
今日は大飯原発現地集会の日だが、そのすぐ近くに27日、MOX燃料がフランスから運び込まれた。ところがその核燃料サイクル発電は.自民党の議員でさえ、技術未完成というようなお粗末なものである。その上とんでもない事実が明らかになった。コストが全然見合わないのだ。プルサーマルは40年間で19兆円の事業費を使うが、それで取り出せるプルトニウムは9千億円にしかならない。
お小遣いを19万円持ち出したパパがそれをギャンブルに使ってしまい、残ったのが9千円と思えばいい。あなた、明日から私達どうして生活するの!と妻が激怒するのは当然だ。さらに悪いことにお金は水の泡と消えるけれどプルトニウムは年間8トン貯まる。現在のプルトニウム貯蓄量は44トンだから、何と来年の今頃には52トンの猛毒物質が貯まってしまう。18万1千円が家計から消えた代わりに、ハズレ馬券と各種請求書とマルチ商法に引っかかって無理やり買わされた商品の山とで家の中が占領されて、妻はさらに激激怒!!
ま、こういう事なら平謝りで許してもらうか、許してもらえなければ離婚の羽目になる・・・程度であるが、プルトニウムは先日も紹介したように、ひとさじで何十万人も殺せる猛毒物質。人間の力の及ぶ所ではない。プルサーマル発電所は1基たりとも動かさせてはならないのだ。
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