投稿「よく考えて政治選択を」 (通信員1)
3.11前に政治を戻してはならない
脱原発・反米軍基地・反消費税を実現しよう
衆議院が解散し総選挙まで3週間足らずになった、世間の声は民主党も自民党もダメだから第3極日本維新の会に期待するしかないという声がある。
そこで私はこの維新の会に代表される第3極なるものを批判してみようと思う。
これを語る前にまず、今の日本の状況を考えてみる必要がある、問題は多いがまず第一には何よりも3.11大震災と福島原発事故のことである。あれ程の大惨事を起こしたのだから当然、原発は無くすしかないはずだ、しかしこの点で色々理由を付けて20年・30年先に結論を先伸ばそうとする党がある。こんな連中に騙されてはならない、10万・20万のデモがあるのに30年後にゼロにするという呑気なことを言っている議員は福島の現実をまったく理解していない人たちだ。橋下大阪市長は脱原発のポーズをとりながら夏場だけはと大飯原発の再稼働を許し、今また東北の瓦礫を大阪市で焼却し放射能をまき散らそうとしている。脱原発を装っているだけにたちが悪い。
次に経済の問題では、今の不況を克服するのにまだ規制緩和や大規模公共投資をすればよいと、嘗て小泉改革で非正規労働者が増えた失敗を行おうとしている。日本には1000兆円の借金があることを忘れてるのか、誰がこの借金を作ったのか。こんなことに消費税を使われるのは国民は誰も納得しないだろう。
そしてもう一つは平和の問題である、これが一番核心かもしれない、維新の会など第3極と言われる党はこの問題以外では民主党や自民党を批判しているように見えるが、この点では一致して反中国・反南北朝鮮で固まっている。いやむしろ石原の太陽の党は、改憲をして核武装も含め軍事力を強化すると言っているのだからもっと軍事費を使おうということになる。減税などできるはずがない。また沖縄にはもっと日本のために犠牲になってくれということで話にならない。
こうしてみると、維新の会など第3極といわれる党はおよそ民主党や自民党よりも右翼的なことがよく分かる。来たるべき選挙では、私たち平和を望むものはよく考えて間違いのない政治選択をし、護憲勢力を前進させよう。
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