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2012年8月

2012年8月31日 (金)

関電包囲行動、今日も圧勝

 8月最後の金曜日、関電包囲行動が取り組まれた。11時からのストップ原子力★関電包囲行動は、さすがに昨日の疲れからか今日は圧倒的少数。しかし昨日12時までがんばり、電車がなくなり路上で夜を明かした人を先頭に、意気だけは軒高。15時頃から関電お客様相談室に電気料金支払いの相談に行こうとすると、なぜか普段は3階にあるお客様相談室のコンピューターが壊れたとかで、1階に料金受付室が急遽作られている始末。また1階の喫茶室もこの日は5時で閉店と表示。関電さーん、何を恐れているんですかー、何かやましいことでもあるのですかー。
 夕方5時頃になると、仕事をおえた参加者がぼちぼちやってくる。しかしなぜかこの頃登場する公安警察が、今日は来ない。まさか昨日の疲れでダウンしたとも思えないが。それで関電の柵にくくりつけるリボン行動は今日は警察の妨害がないためいともスムーズ。柵がみるみる黄色に染まっていく。関電さーん、警察にも見放されましたよー。

 そして5時30分ころから、関電名物、集団退社。3列整列、お手手つなぎ、肥後橋目指してまっしぐら。花金だけど、居酒屋行っちゃだめ。騒いでるのはバカ左翼。相手にしてはだめですよ。関西電力犯罪企業、オウム以上の犯罪集団。サリンより怖い放射能。日本に一つの原発企業。日本一の寄付金企業。世界に冠たる原発企業。早く往生してくださいねー。南無脱原発、南無脱原発、原発往生、原発往生、チーン。
 
 日ごろの、あ!関電書道展の上に、今日は正門前におりんまでそなえつけられ、みんなでチーンと鳴らし原発の往生を願いました。
 こうして花金6時頃にはあの大きな関電ビルにはほとんど人がいなくなりました。
 聞くところによると、関電社員同士で居酒屋で飲んではならないそうです。自宅以外酒も飲めない(もっとも、幹部社員はホテルのラウンジなどで飲んでいるでしょうけど)ほど、世間の目を気にする優良企業。うらやましいですねー。

 しかし、毎週金曜日の行動は人数も減らず、ずーとずーと続くでしょう。
 花金5時半、幼稚園以下の集団退社を、いつまで続けるつもりでしょうか。
 次期総選挙で原発ゼロ派が勝利すると、過半を原発に頼る関電は、真っに倒産でしょうか。

 途中、関電に対するお目玉か、集団退社の頃は雷・大雨となりましたが、みんなが集るときには止み、一気に涼しくなり、天気まで味方してくれました。
 
 そこで替え歌。
 ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ、朝は11時に関電へ、楽しいな、楽しいな、関電の前には、ルールも規制もない。楽しいな、楽しいな、関電前の包囲行動。(もうすこしなれた詩を後日アップします)
 と、かくてまた今日も圧勝。来週金曜日も、あなたを待てば雨が降る、濡れて来ぬかと気にかかる。ああ、ビルの谷間の抗議行動。関電前で会いましょう。

中央公会堂内外1000名が、橋下のガレキ受け入れを弾劾

 昨日、大阪市中之島中央公会堂で、大阪市のガレキ受け入れ市民説明会があった。出席した橋下市長は、600名ほどの参加者の大半からガレキ受け入れ反対の意見が次々とあげられるのに対し、「賛成派はこの会場の何倍もいる」と言ったという。しかし、参加者の最後に大学教員P1010391_31_5も勤める大阪市民から、理路整然と全面的反論がなされるや(会場外にもネットで実況中継された)、官僚に短く答弁させると、終了を宣言し、脱兎のごとく会場から退散したという。終了を聞きつけた大阪以外の市民も会場になだれ込んだが、終了をつげ退出をせまる大阪市当局を弾劾し、会場内で数百人で集会が持たれ、抗議行動はえんえん10時頃まで続いた。
 
  この日は午後から大阪市役所南で、夜は出ぬくいお母さんたちのために「お母さんの部」が開かれ、子どもたち多数が市役所内外を行き来する中で、俳優の山本太郎さんも駆けつけてくれて、300人あまりでコンサートあり、スピーチありの集会が行われた。最後は関東から母子で避難してきている、2才のりんちゃんのリードで、「志を果たしていつの日にか帰らん」と「故郷」を合唱した。
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 続いて5時半からは場所を中央公会堂の前に移してアピール。ただ公会堂前の広場は、市当局がコーンとビニール棒柵をめぐらし広場は使えず、歩道上でのアピールとなった。司会・リード役は6・27関電株主総会同様にぱおんさんで、彼女の歯切れの良いスピーチと、市民のアピールが続いた。6時過ぎから会場前に大阪市民が列を作るが、市の規制とアピールに拍手や歓声で呼応する人もあらわれ、会場に入る大阪市民200人くらいと、会場前の300人ぐらいが一体となった会場前集会となった。
 

  6時半過ぎに並んだ人が会場に入っていく。さらに来る市民にも集会主催である「ちょっと待って!放射能ガレキ関西ネット」から質問マニュアルのビラが手渡され、「がんばって手を上げて質問してね」と激励P1010393_33の声がかけられる。集会のほうは、放射線防御プロジェクトの木下黄太さんも駆けつけ、わかりやすいミニ講演会。さらに5月に市民説明会が行われた尼崎の市民などからは、「尼崎では市外の人も参加させた。(焼却・埋めての行われる)此花区の隣の尼崎市民も当然影響を受ける。参加させないのはおかしい」と、橋下市長を弾劾する声が次々と上げられた。また福島や関東から母子で避難してきた人たちからも、「せっかく放射線濃度の低い関西に逃れてきたのに、ガレキ焼却で放射線がばら撒かれたら、住む所がなくなる」と、切実な訴えがなされた。
 
 7時過ぎに市民説明会が始まったが、会場内から「橋下市長が5分遅れて来た」との連絡。さっそく司会のぱおんさんが、「橋本さんはルールを守らなければ懲戒処分と言っているのに、自分は遅れて来るなんてずるい」と、すかさず弾劾。その後一部実況を入れながら、山本太郎さんの発言などが続いた。そして8時半前に、終了を宣言し、逃げ去ったわけだ。
 
  その後12時P1010396_34まで、会場内外で集会や座り込み・コールなどが続いたが、大阪市環境局と警察権力は、最後までがんばる30人の仲間に対して暴力をふるい、強制的に排除するという暴挙を働いた。
 
  多くのマスコミも会場外のアピールの模様を撮影。会場内にも多数のマスコミ席が。このように会場内外1000名の市民や多数のマスコミを前に、弾劾の嵐を突きつけられたのは、橋下にとっては初めてのことではなかろうか。橋下の性格からは、前に向かって叩き潰しにかかってくるだろう、と誰かが注釈。会場内の模様をUチューブの実況を見ていた山本太郎さんは、9時過ぎのアピールで、「今日は皆さんが圧倒してましたね。しかしあの人はこんなことではこたえません。次は1万人の人で包囲しましょう」とまとめた。

 橋下市長はこの1回の説明会で「市民への説明は終わった」とし、11月の試験焼却につきすすんでくる。安倍元首相と同様に、「慰安婦」問題は存在しないと同じ見解を持ち、「つくる会」教科書勢力と新自由主義的歴史観を共有することを宣言し始めた橋下。いまや橋下を許すな!は、原発や沖縄基地強化に反対する圧倒的多数の市民の共通課題になりつつある大阪市でのガレキ焼却を許すな!はその最先端の闘いだ。さらに仲間の輪を広げよう。次は10月中・下旬、数千から万規模の市民で、大阪市役所・橋下市長を包囲しよう。

2012年8月30日 (木)

今日は市役所、明日は関電、そして9月は南労会闘争

 すでに8月30日のガレキ説明会は何度も告知し、また8月31日のJAL解雇撤回集会もお知らせした。その中でこの間抜けていたのが、毎週金曜日の関電行動。少し人数は減ってきたが、毎週金曜日の行動と、関電包囲行動の適宜の行動が取り組まれている。あす30日(金)は、金曜行動と関電包囲の行動が重なり、さらにこの日から毎月最終金曜日には、電気料金を自動引き落としではなく、関電本店に直接支払いに行き、いろいろ文句を言おうという行動も始まる。15時から、関電3階にあるお客様相談室で、原発推進に抗議したり、原発の寄付金の分だけ電気料金を払わない方法をぜひ「相談」してみたい。そのあとは関電包囲行動、リボン付け行動、関電書道教室、関電前鍋料理コーナーなど盛りだくさんだ。
 ちなみに、解散総選挙での最大の争点は原発をゼロにするかどうか。ここに来て卑劣民主党もゼロを言いはじめ、さらに夏場の電力不足論も無事破産し、関電の旗色は悪くなる一方。高浜の再稼働が出来なければ、大飯原発は13ヶ月すれば定期点検で、来年夏にはまた止まる。関電の原発の息の根を止めるまで、リボンに鍋に書道展に相談に、しなやかにしたたかに闘い続けよう。そうすれば勝利はわれわれのものだ。覚悟しなさい、関電さん。

 おっと、表題とかなりずれましたが、9月は関西の労働運動の拠点=港合同の中でも、21年にわたって争議を闘い続けている南労会闘争の、勝利を求めての決定的な時期でもある。すでに支援要請が各団体にとどいているが、9月21日の大阪地裁での証人調べに、現在の南労会側の最高責任者=若杉常務理事が法廷に出てくる。この決定的時点にあたり、9月5日から裁判所前での座り込み・ビラまき行動、地裁への署名提出行動、検察庁への署名提出行動などが連続的に取り組まれる。そして9月21日の裁判と、9月27日の府労委審問(ここにも若杉が出てくる)を迎えることになる。20日あまりの連続行動への支援を、阪神社会運動情報資料センターからも呼びかけたい。
 9月5日(水) 11時半~14時半 裁判所前座り込み・ビラまき行動(東門)
 9月6日(木) 8時15分~9時  ビラまき行動(集合は西門)
 9月12日(水) 11時半~14時半 座り込み・ビラまき (東門)
 9月12日(水) 15時 大阪地裁への署名提出行動
これ以降の行動は、次回にアップします

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2012年8月29日 (水)

明日30日は、大阪市ガレキ説明会 橋下市長に直接意見を言おう

 これまで何回か知らせてきたが、明日30日は大阪市のガレキ受け入れの住民説明会。東北の放射能に汚染されたガレキを大阪市で焼却・埋め立てるというもの。これまで関西各地で反対運動が起こり、また東北の自治体も・環境省も関西で焼却する必要はないといっているにもかかわらず、1000キロも離れた大阪に膨大な運送経費をかけて運び焼却する。この過程で、此花区などではこれまでの産業廃棄物の焼却により、各種の病気が発生している。その上今回の放射能を含むガレキの汚染は、大気を汚し、風向きでは大阪市以外にも拡散する。当然大阪市は、尼崎市など近隣市の住民にも同意を求めなければならないにもかかわらず、説明会は大阪市民だけが対象。
 このことも含め、直接橋下市長に抗議の声を届けるのが、30日の行動。
 15時からは、市役所南で抗議するお母さんの部で、俳優の山本太郎さんも駆けつける。
 17時半からは、中央公会堂に前に陣取り、参加者にビラまきを行うとともに、「橋下市長に届け」とばかりに抗議の声を上げる。また中に入れる人は、納得のいく説明を求めて発言を行う。そしてその模様は、会場外に実況中継される。
 このブログを拡散し、できるだけ多くの人が参加されることを訴えます。

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2012年8月28日 (火)

毎週火曜日17時から、大阪市役所南で、ガレキ受け入れの反対行動 9月以降もやります

 この間、毎週火曜日17時から、大阪市役所南の路上で、橋下大阪市長の放射能汚染ガレキ受け入れ反対の行動が取り組まれれてきましたが、多くの参加者の希望で、9月以降も継続することになったそうです。
 関西でのガレキ処分問題は、当初尼崎市神戸市など各地で受け入れの動きがありましたが、そもそも東北のガレキを1000キロメートル以上離れた関西までわざわざ運んで焼却する必要はないというのが、8月に入ってからの東北各府県や環境省や関西広域連合の意見となりました。

 その中で大阪市の橋下市長だけが賛成しているという奇妙な事態になりました。そもそも、橋下市長は脱原発で大飯原発の再稼働には当初反対だったはずです。もし動かすとしても夏場限定という主張でした。しかし5月下旬、突如として再稼働に賛成し、ガレキ問題では関西全域で、大阪市だけが受け入れるという事態になったのです。
 その裏には、5月下旬に、森関経連会長(関西電力会長)に、もし電力が不足し、熱中症などで死者がでたら誰が責任を取るのかと、計画停電を大阪市で行うぞと、恫喝されたといわれています。日頃は市民の味方づらをし、世論の大半が再稼働反対だからその世論に上手にのって支持率を維持してきたわけですが、ここにきて、橋下と関電と、民主党との結託ぶりがあからさまになりました。その典型が、ガレキ受け入れです。

 30日(木)には。橋下市長・松井が中之島公会堂での市民説明会に出てきます。5月には尼崎市で2回にわたる説明会がありましたが、勉強不足の稲村市長を市民が完膚なきまでに粉砕し、受け入れ断念の道筋をつけました。
 28日(火)の抗議行動から、30日には全関西の人が市役所・中之島公会堂周辺に集り、大阪市在住の人は中にはいり、大阪市民以外は公会堂周辺で、ガレキ受け入れ断念をせまる声上げていきましょう。橋下は、2・300人の市民の声など意に介さない厚顔無恥な人物です。しかし1000人を超える人が公会堂周辺を取り囲むと一気に弱気になります。数が勝負です。このブログを見た人も情報を拡散し、30日には、橋下市長・松井府知事に直接、関西全域が当事者だ、と受け入れ反対の声をぶつけていきましょう・

 なお30日の行動には、夜はなかなか外に出られないお母さんたちのために、15時から市役所南で。「お母さんの部」が開かれます。ここには俳優の山本太郎さんや放射線防御プロジェクトの木下黄太さんもかけつけScan10060_830、いっしょにガレキ受け入れ反対を叫びます。
 その意味で、本日17時からの火曜日行動は、30日に向かう仕上げの闘いでもあります。仕事を終えて、中之島の市役所南にどんどん駆けつけよう。 Scan10061_831

2012年8月27日 (月)

新宿梁山泊の『百年 風の仲間たち』、伊丹上演せまる

 趙博作、金守珍演出の新宿梁山泊第47回公演 『百年 風の仲間たち』は、8月の東京公演を終えて、いよいよ9月7日(金)~9日(日)の伊丹アイホールでの上演が迫ってきました。この劇は浪速の歌う巨人・趙博の『百年節』を音楽劇に仕立てたもので、大阪・猪飼野を舞台の在日関西人の物語。白か黒かの二分法を打破し第三の存在として自己を押し出し、「国やら民族やら、そんなもんを肩で風切って越えていく、悲しくも美しい痛快時代劇」です。阪神センターの関係者も出演します。ぜひ見に行こう。
 チケットは全席指定、前売り3800円、当日4100円。伊丹アイホール(AI・HALL)は、JR伊丹駅西1分。上演時間は、7日、19時から。8日、14時と19時から。9日は15時からです。

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2012年8月26日 (日)

8・31JAL不当解雇撤回!仲間にエールを!怒るみんなの大集会

 表題の集会が8月31日18時半から、エル・シアター=府立労働センター(エル・おおさか)で開かれます。JALの稲盛会長は裁判所で、165名の従業員の雇用継続は可能だったと証言したにもかかわらず、裁判所は解雇正当の判決を出しました。またJALの赤字は、国策民営会社として、原発と同じように政治家が利権として群がったことにもあります。整理解雇4要件を破壊しようとする動きに対して、広範な労働者・市民の支援陣形を形成し、阻止してい

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きましょう。

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2012年8月25日 (土)

酷暑のなか、遠いところへ逝ってしまった、お二人。加瀬都貴子さんと辻岡尚さん。

 9月間近かというのに、まだまだ暑い。この暑さの中で、敬愛するお二人の方が亡くなった。それぞれ病気をえていて厳しいとは聞いていたが、この夏をのり越えることができなかった。 一人は神戸市民救援会議の加瀬都貴子さん。88歳で8月5日になくなられた。もう一人は港合同の辻岡尚さん。62歳で8月18日に亡くなわれた。私と同年代の辻岡さんと、田舎の施設で暮らす私の母と同世代の加瀬さん。それぞれ多くのことを教えていただいたが、私や母がまだまだ何とかがんばっているのに、まだまだ導きをいただかなければならなかったお二人の死は本当に残念である。

 加瀬さんとの出会いは1970年4月25日、大学1年、神戸ではじめてのデモ参加のときである。東遊園地から出発したデモ隊が、元町大丸前で機動隊に襲撃され、多くのけが人が出た。その時に医薬品を携えながら救援活動に当たってくれたのが加瀬さんをはじめとする神戸市民救援会議であった。次に印象に残っているのは71年1月30日、生田公会堂で破防法弁護団長の井上正治氏を招いての救援集会を主催され、会場一杯の400人が集った。そしてこの日、69年11月決戦で逮捕され1年余の獄中生活を送った神戸の反戦派労働者がみんなの前に立った。会場前で、自分の救援=解雇撤回を求める署名活動を行っていた人の姿は今も鮮やかに残っている。この70年・71年から40年のつきあいであった。私の3回にわたる逮捕の時も弁護士手配・差し入れなど、本当にお世話になった。
 そのお返しではないが、まだ葺合区神若通りで酒屋を営んでいる時に、仕事の手伝いに行ったことがある。つれあいの俊行さんといっしょに重い酒瓶の回収作業であった。回収を終えて、不要の瓶をドラム缶で思いっきり割るのは爽快であった。仕事が終わると、すぐ南にある大安亭商店街で、神戸風のお好み焼きを食べた。今はアイナック神戸の沢や川澄たちが本拠にしていることで有名になった商店街である。
 迷惑のかけっぱなしであったが、唯一喜んでいただいたことがある。それは、2009年に神戸市民救援会議の『救援ニュース』の1号から100号までを、縮刷版として編集・印刷して納品したことである。ニュースの第一号は69年11月。それから必ず毎月1回、今日まで発行されている。縮刷版は69年から78年まで、70年安保・沖縄闘争や、神戸大学松下教授への処分、平和台病院闘争、三里塚闘争、狭山闘争・八鹿闘争などが登場する、神戸の社会運動の一つの記録誌でもある。すべて手書き・ガリ版刷りのものだが、後世に残す一端を担わせていただいたのは、印刷業者冥利につきる。思い出は尽きないが、雲の上から、われわれの闘いを、あの辛口批評で見守っていてください。

 辻岡さんとの交流は、1995年の阪神大震災の救援、関西合同労組の争議闘争からだからそんなに古くはない。それは多分それ以前の関西の政治的分岐にあったからだろうと思うが、阪神大震災救援にあたっては、港合同は大和田さん・辻岡さんを先頭に、政治的立場を超えて神戸に何度も何度も足を運んでくれた。関西合同労組の倒産・争議にあたっても、自分たちの経験・闘い方を惜しみなく伝授してくれた。この過程で、動労千葉・関西生コンとともに3労組の運動を牽引し、日比谷野音集会の基調報告も行う労働運動のリーダーであった。阪神間で小さな学習会を行うときも、講師として気安く駆けつけてくれた。
 ただ、昨今は病気をえていたようで、港合同の年末の餅つき大会でも、なかなか姿を見ることはなかった。そして今年4月の大和田さんの死という、本当に辛いことも出会いながら、闘いの魂を伝えるために、命を削りながら大和田さんの追悼集『団結こそ命、闘いこそ力』(三一書房)の発行にこぎつけたという。8月21日発行の『未来』には、大和田さん追悼会で、病をおしてあいさつを行う辻岡さんの姿がある。
 大和田さんといい、辻岡さんといい、本当にかけがえのない労働運動の指導者を2012年に亡くしたことは、本当にこれから労働運動の再生が必要な時だけに、痛恨の極みである。しかしながら、非力ではあるが私たちは、辻岡さんや大和田さんの教えを引き継ぎ、労働運動の再生のためにがんばることを、お誓いするものです。辻岡さん、大和田さんとともに、関西の労働運動のこれからを、引き続き見守ってください。

                      阪神社会運動情報資料センター 松田耕典

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2012年8月24日 (金)

本の紹介 『レフト  論集・左翼労働運動の総括と展望』

 私淑する労働運動の先輩であり、闘いの時々にいくつかの論考を発表されてきた労働運動研究家でもある静岡の大庭伸介さんが、『レフト』という本を7月末に刊行した。
 サブタイトルには「資本主義と対決する労働者たち」とあり、内容的には日本の左翼労働運動の総括と展望が、600ページを超える大部の著作に、広く深く展開されている。
 
 第一部は筆者の静岡での実践を軸に、今日ナショナルセンターを形成した連合との対決をあらゆる角度から論じている。
 第二部は、労働運動の最前線の実践家でありながら、かつ折にふれて行ってきた戦前・戦後を通じての左翼労働運動の研究・検証(これらの多くは既にパンフレットや雑誌論文として多くの読者を獲得してきた)が、統一的にまとめられている。ここだけで300ページにもなり、ゆうに一冊の単行本としても通用するものであり、読者はこの学習を通じて、今日の労働運動の混迷を打ち破る根拠を得ることができると考える。
 第三部は日本革命と天皇制、第四部は浜松・日本楽器争議、第五部は岸本健一『日本型社会民主主義』についてのメモ、第六部は三田村四朗研究ノートと、それぞれ筆者のこだわり続けてきた課題を、今回一つにまとめて発表された形になっている(と推察します)。
 
 これまで大庭さんの著作をいくつかは読ませていただき、また陶山健一さん(元革共同政治局員、『反戦派労働運動』著者)と親交があったことは知っていたが、陶山さんの主著の一つ『日本型社会民主主義』(発表名は岸本健一)について、かなりの分量のメモが作成され、陶山さんとの間で行われていた論議の内容を初めて目にすることができた。第四部にはその陶山さんからの手紙も再録されており、現場実践家と政治党派の指導部との間での生きた交流が伺える。ここらも読み、学ぶべき課題と思う。
 600ページを超える大作で、全部読んだわけではないが、文句なく推奨できる労働運動再生のための貴重な著作である。値段も2500円と非常に廉価である。販売を依頼されたわけではないが出版社ルートでは入手困難と思うので、連絡していただければ、手元にある何冊かから、おわけしたい。この本が多くの人に読まれることが、労働運動の再生に繋がると確信します。

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2012年8月23日 (木)

大阪市はがれき受け入れ=大阪湾汚染をやめよ!

20120820162601661 大阪市の放射能ガレキ焼却・埋め立てという近畿全体と大阪湾を汚染するとんでもない暴挙に反対する行動がこの30日に中之島であります。その中心の方よりの呼びかけを転載します。

橋下市長の強行路線により、関西では、
大阪市だけが放射性物質付着の瓦礫を受入、焼却し、大阪湾に埋立処分をすることになりました。 瓦礫は、放射性物質以外にも、ヒ素、アスベストなどの有害物質が付着していると考えられます。 焼却すると、フィルターで取れない放射性物質を含む有害物質が大気に拡散されます。 有害物質が濃縮された焼却灰は、ドラマ缶にさえ入れられず、そのままの状態で、夢洲に埋め立てられ大阪湾に流れ込むことは、確実です。 私たちは、被災地でも、焼却することにも、反対しています。 放射性物質を含む有害物質は、拡散しないことが、大原則です。 一箇所に集めて、処理するべきです。 大阪まで運び処分するのには、現地処理と比べて、約20~30億円のお金がかかります。 これは、被災者を含む私たち国民の税金です。 国民の税金で、放射性物質を含む有害物質を拡散させ、健康被害を生む、この政策への疑問は、日に日に高まってきているにも関わらず、強行しようとする、大阪市長、橋下と知事、松井は、絶対に許せません!  
 8月30日18:00から中央公会堂で、大阪市民対象の説明会があります。 橋下も松井も参加します。 恐らく、これが大阪市民への最初で最後の説明会となりそうです。 どうか、大阪市民の方は、住所の書かれた郵便物など、証明出来る物を持参して、説明会に参加して下さい。 市外の方は、会場を囲んでの行動集会をします。 瓦礫受入だけではなく、馬鹿げた政策を強行する橋下への抗議です。 人数が、勝負と考えます。 皆さん、お忙しい中、申し訳ありませんが、どうか、参加して下さい。 お願いします。   難波希美子 090-5040-1118

『東日本大震災により生じた廃棄物の広域処理に関する住民説明会』は19時から。 開場が18時からで、先着750名で締め切りです。 此花区説明会では、30秒遅刻も入れてもらえませんでしたので、早い目に入場して下さい。 以下『ちょっと待って放射能ガレキ関西ネット』より転送・・・・・・・ 当日、中央公会堂前と予備として女神像前を、中に入れなかった市民と、中に入れない他府県民のために、 関西広域市民ネットワーク『ちょっと待って放射能ガレキ関西ネット』が場所取りしておりまして、アピール行動が企画されています。 概略は以下の通り。 ○15:00~17:00 市役所前でのお母さんたちによるアピール行動。 朗読、演奏、夜の一般の部に引き継ぐメッセージ書き、ダイイン等々。 ○17:30~19:00 入場する市民向けのビラ、質問虎の巻、署名用紙配布と訴え。申請スペースで一斉コール。 ○19:00~20:30 3分間リレートーク。 終了後、出てきた市民への連帯呼び掛け、署名回収、一斉コールなど。

チラシ https://docs.google.com/open?id=0BzAqTQQSwm-icWJjWkMtNXpvbm8
大阪市のホームページ http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000163892.html

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改めて現場での闘いが重要 野田との会談決裂にあたって

 解散危機を突破した野田首相が、首都圏反原発連合と会談した。この間の脱原発闘争の広範な広がりへの野田政権の対応ではあるが、野田の木で鼻をくくったような答弁で、わずか20分で当然にも決裂した。横にはかつて年越し派遣村で、村長の湯浅を内閣参与に取り込んだ菅元首相がいたが、原発ゼロの確約など出来ない野田政権にとって、取り込みなど最初から不可能だったのだ。当然と言えば当然の決裂で、われわれは改めて、再稼働の狙われる現地(北海道泊、愛媛伊方など)での闘いを強め、福島の支援を広げ、官邸前や関電前での闘いを拡大し、さらにはガレキ拡散や内部被爆の問題など、あらゆる現場最前線の闘いを強化していかなくてはならない。

 とりわけ関西では、少し前まで再稼働反対のポーズをとっていた橋下が市長を務める大阪市が、関西で唯一放射能ガレキを受け入れる。そのための説明会が8月30日、中之島中央公会堂大ホールで開催される。この場で撤回を迫っていこう。
 そもそも広域処理など最初か不必要で、受け入れに積極的だった尼崎市など他市は受け入れ中止を表明している。にもかかわらず、大阪市だけが舞洲で焼却し夢州に埋めるという。すでに此花などでは住民から、これまでも各種の産業廃棄物の焼却で各種健康被害が出ていることがこの過程で報告されている。にもかかわらずの強行である。しかも説明会は大阪市民だけという。此花区の舞洲といえば、淀川をはさんで兵庫県の尼崎と目と鼻の先にあり、大阪市役所よりも近いところにある。当然にも汚染を受け、豊中に住む橋下などより先に被害を受ける。近隣都市には何の断りもなく、説明会にも参加させないという。
 当然にも、この大阪市のやり方に抗議の声があがっている。抗議の声を拡大し、受け入れを阻止しよう。
 29日(水)の17時から市役所南で、抗議行動を行う。
 30日(木)当日には、関西全域から集まり、15時に市役所南で、17時半からは公会堂前で抗議行動を行う。抗議電話・FAXもどんどん送り(電話06-6208-8000 FAX06-6206-9999、関西全域の市民の手で、ガレキ焼却を阻止しよう。

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2012年8月22日 (水)

排外主義の洪水と日・韓・中の背後でほくそえむアメリカ

 1週間ばかりテレビも新聞もほとんどない世界から関西に帰ってきて、たまった新聞やテレビを見ると、日韓中の間にある小島の領有をめぐって、ナショナリズムと排外主義の嵐である。一度書いたが、「わが国固有の領土」なる概念が、そもそも明治維新以前には北海道も沖縄もはいっていなかったのだから、近代140年ほどの歴史(まさに帝国主義の時代)の中で作られた概念で、この概念のため幾たびかの戦争をくり返し、東アジアの中で膨大な人々の血が流されてきた。石原を先頭に、中国や韓国は許せない、実効支配のため上陸をとあおっているが、誰も人の住まない島のために、14億の中国人民を敵に回して戦争を始めるつもりだろうか。
 
  その上で、石原は釣魚台諸島5島のうち、米軍が射撃場として使っている2島は購入の対象にしていない。日本国の固有の領土を実効支配におく、日本人を尊厳を取り戻すと言うが、要するに中国の悪口をあおることはあっても、米国の支配には一言も言わない。「ノーと言えるニッポン」が彼の政治的立場だったはずだが、140万人もの人が住む沖縄は米軍の実効支配にあるため米軍犯罪を取りしまることも出来ない。そのため独立をも含む自決権の行使を求めて島ぐるみの闘いをくり返し、この9月9日にも10万人規模の県民大会が開かれる。人口比で計算すると、日本の人口を1億2500万人とすると、実に800万人以上の決起となる。
 この切実な願いは無視して、アホウドリの生息地で、人は誰も住まない、豊かな漁場の領有・使用については、中国・台湾・沖縄の漁民たちの話し合いで漁業権を決めればよいのではないか。
 
  マスコミは、かつて野球の星野などを使い原発安全神話をタレ流してきたが、今度は「固有の領土」神話を洪水のようにばら撒いている。石原ら極一握りの極右分子以外が排外主義を扇動するためのツールをことさら取り上げ、日・中・韓の東アジア16億人の人々の対立をあおっているが、背後で一人ほくそえんでいるのは、沖縄米軍基地を自由に使い、引き続きの世界支配を維持しようとしているアメリカではないのか。ちなみに、釣魚台諸島(いわゆる尖閣列島)をめぐって、軍事的衝突になった時、日米安保があるから米軍は日本を助けるかと言えばそんなことはない。それより大事なのは自国軍隊の射爆場で、1972年「沖縄返還」時にすでにその布石を打っている。
 こんな単純な真理も見31scan1003435ることができないのだろうか。
 あとこの事態のエスカレートを煽り、実利を狙っているのは、田母神を先頭とする自衛隊の反動幹部たちだ。彼らはこれを通じてますます自衛隊を戦前の軍部のような存在感のある実体勢力に育て上げようとしているのだ。
 石原と田母神らの増長と、その背後でほくそえむアメリカ。これを煽るマスコミ・反動文化人。彼らを喜ばすだけの言動を許してはならない。

 それと、日本の領土だと思っている方がいるかもしれないが、それをことさら責めようとは思わないが、沖縄列島(石垣島)からもはるかに遠い、誰も住まない、港湾・接岸施設もなく、水も湧かないリゾート地にもならないこれらの島に、あなたは行ってみたいと思いますか。誰も行きたいとも思わない島をめぐって、ナショナリズムをあおり、悪くすれば14億人の中国を相手に(今、日本の最大貿易国は中国ですよ)、相互の感情・交流を阻害し、戦争にもなりかねないような事態を、あなたは歓迎しますか。

 知識人などの発言もはばかられるような排外主義の嵐の中で、斉藤貴男が書いた記事を参考までに添付する。

2012年8月21日 (火)

落雷・豪雨のなか、8・19伊方原発再稼働反対!松山集会に500人

 ストップ伊方原発再稼働、とめよう大飯原発 8・19松山行動in愛媛は、全国各地から500人が集り、今秋にも予想される、四国電力伊方原子力発電所の再稼働をストップさせる大衆的行動として成功しました。
 集会は広い松山城P101036530の堀之内にある公園に、黄色の横断幕やのぼり旗がたなびく中で、午前中の交流広場、ビデオ上映会のあと、13時から集会が行われました。まず最初に、黒田節子さん、木田節子さんら福島の女性たちが現地からの報告を行いました。続いて伊方訴訟にかかわってきた小林圭二さんのあいさつ途中で空が一気に曇りだして、やがて雷・豪雨となり、屋外集会を中断。ビデオ会場として確保していた美術館講堂にうつり集会を続行しました。地元八幡浜でずっと闘って来られた斉間淳子さんからのアピールのあと、各地からの1分間スピーチがつづきました。

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予定されていたデモ行進は中止になりましたが、そのあと公園内をデモ行進し、県庁前の抗議行動を行いました。
 集会には地元愛媛の各地や、四国各地、さらに九州・中国・関西・北陸・関東からだけでなく、北海道の泊原発の再稼働に反対するグループも参加しており、再稼働阻止の闘いを全国が連携して闘うことを確認できる集会でした。
 夜は各地からの参加者で交流会が持たれ、また22日には多くの参加者が松山から車で1時間半のところにある伊方原発のゲート前まで行き、あらためて今秋の伊方原発再稼働阻止を誓いました。 P1010375_32_2

2012年8月17日 (金)

40インチ大画面DVD上映会

 先月から阪神社会運動情報資料センターの40インチ大画面を使ってDVD上映会を行っています。 毎日、仕事や闘争でゆっくり映画や報道番組を見ることなど少ないと思います。 そんな皆さんのためにこの企画をしました。見たい映画やドキュメントで良いものがあれば気軽に声Koudan をかけてください。いっしょに観賞しましょう。8月は下記のものを上映したいと思いますので、時間の許す方はぜひ参加してください。

  日時   8月22日(水) 18時半から
  場所   阪神センター204 (阪急「塚口」北東5分)
  作品  「はだしのゲン」  1時間程
          神田香織の立体講談
     広島の原爆投下の惨劇を描いた「はだしのゲン」
     の世界を神田香織が語りくだす。
   会費  200円  ビール・お菓子持ち込み可
 今後、上映して行けそうな作品について意見があればお寄せください。またDVD持って来てくれれば助かります。1時間以内のものが良いと思います。

写真は神田香織師匠。(神田さんは当日来ません)

9月は19日(水)に行います。

ビデオ上映会世話役  I  090-9713-3294

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2012年8月15日 (水)

宝塚保養キャンプ無事終わる

 春休みに続いて宝塚の大林寺で行われた福島の子どもたちを迎えての保養キャンプが8月10日に無事終わりました。今回のキャンプには福島より児童6人と保護者1名が参加され、花火大会や宝塚歌劇など宝塚らしい催しに参加できまた何よりも広い境内で思う存分走り回ったりと、楽しい1週間を過ごしてもらえたと思います。そして20名の若者がボランティアで協力してくれたことが良かったし、カンパも最初は心配でしたが後半には前回とは違う広範な人たちから送られてきました。
 私が印象に残っていることは、西谷から次のキャンプ地の六甲に親子を車で送っていく時、お母さんから「皆さんの情熱に感謝してます、子どもたちが寝た後はリラックスしてください」と言われたことです。私はもっと自然な感じで福島の人たちと交流できたらもっと良くなると思いました。
 最後の日のバーベキュー大会は、放射能のない安全な肉や野菜をいっぱい食べて子どもたちもご機嫌でした。宝塚保養キャンプの特徴は徹底した安全な食べ物を提供することでした。そのため色々苦労もありますが他のキャンプとはちょっと違うのです。
 しかし、私たちが受け入れる福島の子どもは限られます、だからキャンプの意義は大きいけれど、それと同時に全国で巻き起こっている原発を無くす巨大な闘いをさらに推し進めなければなりません。

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2012年8月12日 (日)

8・19ストップ伊方原発再稼働!松山行動と、藤村官房長官の地元=吹田行動

 猛暑とオリンピックと高校野球と盆休みで、電車はガラガラ、階級闘争も一休みと思いきや、消費増税強行、「近いうち解散」、原発再稼働への陰謀が進んでいます。猛暑に負けず、それぞれの取り組みを行っていきましょう。
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   で、重ねて8月19日の行動の案内。一つは愛媛・松山での伊方原発再稼働阻止の取り組み。松山市堀之内公園で、午前中は交流の広場、13時から集会、14時50分からデモ行進が行われます。また夜の交流会や、翌日の伊方現地行動など、次の最火点と言われている伊方原発に対する全国的取り組みが必要です。松山までは大阪・神戸から高速バスで6000円程度、4時間少しで行けます。愛媛ー四国では持続的取り組みが行われていますが、大きな戦いにするには関西圏の取り組みが重要です。

 もう一つの行動は、現閣僚の中で原発推進最強硬派である藤村官房長官の地元=吹田で集会とパレードが行われます。すでに5日、11日とJR吹田駅前でビラまき・アピール・署名行動が取り組まれており、反応は次第に良くなってきています。11日には服部衆議院議員もかけつけてくれました。選挙に弱く、野田首相の松下政経塾の先輩というだけで官房長官になったとと言われている藤村官房長官の地元で、原発ゼロを求める行動は決定的です。19日、16時半からJR吹田駅前ポケットパークでアピールを行い、Scan10033_34関電・藤村事務所にむけてパレードを行います。ぜひ参加しましょう。

2012年8月11日 (土)

米中に勝てない、1位になれない国ーオリンピックが終わった

 サッカー男女戦が終わって、ナショナリズムの祭典オリンピックがほぼ終わった。マスコミはテリー伊藤を先頭に「メダルラッシュ」をあおり続けたが、冷静に結果を分析すると、銀メダルと銅メダルのラッシュで、金メダルの前には、女子サッカーや卓球・体操や男子サッカーなどに米・中・韓が立ちふさがり、この国の経済・政治力をスポーツでも体現する結果となった。
 かつてお家芸と言われた柔道にいたっては、その前近代的体質・根性論などもあって、国際競争から完全に脱落で、それはかつての日本の主力産業=造船・繊維産業、現在の電気産業の落日を見るようである。
 いよいよもって米・中・韓に勝てない国となったとき、支配階級は争闘戦に勝つため再び労働者に低賃金・競争の道をしいてくるだろうが、労働者階級は彼らに唯々諾々と従うのであっていいのであろうか。冬季五輪ではカーリングという競技が注目されフアンも増えたが、今回はアーチェリーなどにも、どきどきさせられた。陸上などはとっくの昔にメイン競技から降りているのだから、これまでメジャーでなかった隙間産業的スポーツにもっと注目の行くような政策が採られれば、「1位じゃなくてもいい」生き方、社会のあり方が少しは世間に浸透するのではないかと思うがどうだろう。
 ただ一点、女子サッカーだけは賛辞を送りたい。ワールドカップ優勝後はマスコミの寵児となり、ごく一部だが自己を見失う人もいたようだが、しかし本当にマイナーから出発した競技ゆえ天狗になることもなく、地域密着で女子サッカー人口の裾野を広げてきた。サッカー通ではないが、彼女らのパス回しのうまさとチーム力には感服した。また、キャップテン宮間のチーム統率力とフリーキック・コーナーキックの絶妙さ、ゴールキーパー福元のファインセーブにも感心した。澤・川澄・大野・近賀らは神戸在住で親近感がすこしはあるが、宮間・福元は岡山の湯郷という田舎のチームで、大半の選手はバイトをしながらのサッカー生活だと思うとき、この国のこれまでのマイナーなスポーツが、国威発揚のためでなく、地域密着のスポーツとして発展することに焦点があたることを願ってやまない。また市尼高校出身のデイーン元気や、アーチェリーの早川のような選手に、必要以上に「日の丸」を背負わせることも、本来のスポーツの発展とは違うのではないかとも思った。

 ともあれ、酷暑の夏の電力消費の前半のイベントは終わった。後半は40度近い炎天下で、電力消費のピークを最高に押し上げる高校野球となる。元東電社員の木村さんが言っていたが、猛暑の昼間の高校野球をやめれば電力消費は一気に落ちると言う。熱中症多発の、真夏の、スポーツとしても最悪の環境での高校野球の、開催時期・時刻をずらすことも、そろそろ検討課題ではあるまいか。
 まだまだ猛暑のみぎり、健康には気をつけて、再稼働阻止・オスプレイ配備反対を闘っていきましょう。

2012年8月 9日 (木)

8・22ビデオ会は、神田香織の『講談 はだしのゲン』と決まりました

 8月8日、阪神センターではソーメンとビールで納涼大会。この間それぞれ行動を行ってきましたが、ビール片手にその報告会です。
 8・6ヒロシマは平和の夕べを中心に参加。YMCAでの集会はこれまでの最高の参加者数で、椅子が足らなくなり補助席を出すほどの盛況(詳しくは関実ブログ参照)。小出さんや神田さんの話などに聞き入ったとのこと。また『はだしのゲン』の作者中沢啓二さんや、前広島市長の秋葉忠利さんも参加していたとのことです。
 で、そこで手に入れた神田香織のDVD『講談 はだしのゲン』を8月22日の阪神センタービデオ会で行うことになりました。なかなか迫力ある講談だそうで、8月22日、18時半から上映します。
 また8・6ヒロシマでは、例年参加している広島修道大の森島先生などが催している文化交流会館での集会にも参加し、福島の中手さん(現在は北海道在住)やチェルノブイリからの訴えを聞きました。
 また7日には、今年で最後と言われている「被爆電車」にも参加。車両が古くなり運行が困難といわれていますが、車両そのものは残るはずで、これからも米澤さんの話と訴えも聞けると思います。

 あと、関西各地の脱原発行動(大阪市への闘争、吹田での藤村官房長官への行動、7・29西宮での今中さんを迎えての脱原発集会など)の報告や、現在選挙戦本番中の箕面市議選の情勢も報告されました。まだまだ暑い日がつづきますが、暑さに負けずがんばる英気を養うひと時をすごしました。

2012年8月 8日 (水)

届いた誌・紙から~『ピスカートル』

 東京にある、「今、憲法を考える会」のニュース『ピスカートル』最新号が届いた。会は百万人署名運動の事務局次長だった小田原紀夫さんらが運営する市民団体で、今号のメインは毎週金曜日の官邸行動について。
 大学講師の小田原琳さんや、評論家の菅孝行さん、飲み友達の木村信彦さんらが書いている。なんといっても、現在の金曜行動をどう捉えるかと言うことになる。今週号の『週刊ポスト』でも、60年安保と比較し、国会包囲の後は政権が倒れるのではある。
 小田原さんは、数よりも「一つの渦」の一滴、の重要さを訴えている。それは共通ではあるが、同一ではない意志ということで、30才台の女性の典型的な声かもしれない。
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  木村さんは、60年・70年を経験したバリバリの左翼として、それ以降の運動の停滞の反省的総括の上に今回の行動を積極的に評価しているが、ただ、それぞれ過渡的ものを、次にどう発展させるかではないかと論じている。リーダーは20万のデモを背景に野田首相に会おうとしているが、それは1905年のロシア革命でツアーへの請願かもしれないが、それがそのままでは終わるはずがない。
 
  ともあれ、いろいろ評論的評論をするのではなく、行動に参加しながら、一連の行動を積極的に評価しつつ、「次は何か」を運動の中に示していくことができるなら、運動全体の勝利となっていくのではないか。

2012年8月 7日 (火)

『オキュパイ大飯の乱』が発行されました

 4月中旬に大飯原発直近にテントを張り、原発再稼働を監視した闘いは、6月30日~7月2日には数百人が車両でバリケードを築き座り込む、再稼働阻止の直接行動とした爆発しました。最初3張りだったテントも、最終的には50を超え、全国の闘う仲間の闘争拠点となり、日本におけるドイツ・ヨーロッパ型の脱原発直接行動となり、その名も「オキュパイおおいテント村」と言われるようになりました。
 この闘いを中心Scan10030_31的に担ってきた20名近くの仲間(この中には尼崎から参加した人もいます)の闘争報告が、『オキュパイ大飯の乱』(発行・原発再稼働反対監視テント)としてまとめられ、8月5日に発行されました。A5版・108ページで、500円です。
 
  阪神社会運動情報資料センターでもこの冊子の作成にも協力したこともあり、販売を引き受けることになりました。5部注文の方は1部400円となります。闘う仲間に、どんどん広めていって、秋からの伊方や高浜の再稼働反対の闘いの武器にしていきましょう。注文はメール化ファックス(06-6428-7709)で、代金は受け渡しの時に。

2012年8月 6日 (月)

オスプレイ配備反対!大阪行動、400人で

 8月5日のオスプレイ配備反対の沖縄県民大会は台風直撃のため延期になりましたが、これに連帯する大阪の闘いは西梅田公園に400人が集まりました。約20人のスピーや、服部衆議院議員の発言、全港湾山元書記長のまとめ、集会決議の採択のあと、色とりどりののぼりや横断幕を広げ、P1010351_30梅新のアメリカ領事館をへて、市役所南までのデモ行進をしました。阪神センター関係者も10人ほど参加し、元気よくデモ行進を行いました。
 この日アメリカでは、森本防衛大臣がオスプレイに登場するというパフォーマンスを演じて見せましたが、1回乗ってそれで安全など誰も信じませんし、1回乗って墜落したら世間の物笑いの種です。こんなパフォーマンスをしなければならないほど、沖縄や全国の人々の反応を気にしているわけです。まとめで、沖縄県民大会にあわせ再度行動を行うとの提起がありましたが、8月・9月の闘いが、オスプレイ配備を阻止する正念場です。脱原発の闘いと一体で、労働者・市民の怒りを野田政権にぶつけていきましょう。P1010354_31

 なおこの日、野田政権の中で、原発維持の最強硬派である藤村官房長官の地元=吹田で、原発ゼロをめざす行動が行われました。19日にはデモ行進も行われます。もともと選挙に弱い藤村の地元で、藤村こそ原発推進の最悪人物の宣伝は効果大です。吹田まで出かけたり、吹田・摂津市在住の友人・知人・住民にどんどん声をかけていきましょう。

2012年8月 5日 (日)

宝塚・大林寺での夏期保養キャンプ始まる

 8月4日から、福島の子どもたちを迎えての、宝塚保養キャンプ始まりました。15時36分、JR宝塚駅に、子ども6人・大人1人、迎えに行った蒲牟田さんが到着。3人は春にも来た子ですが、一回り大きくなっていました。駅にはなぜか朝日放送のテレビクルーも。2台の車に分乗して、清荒神の大林寺まで。そこではたくさんのスタッフの出迎えをうけ、少し休憩ののち、ホールで対面式の開所式が行われました。 P1010347_30
 
  植木さんの司会で、大林寺の木下住職の歓迎挨拶、井上さんの食事の話、石川さんの生活面での注意などが行われ、福島から来た7人が自己紹介。前回は女の子ばかりでしたが、今回は二人男の子も。
 開所式が終わると早速広い境内を走り回り、昆虫採集。男の子はさっそくバッタを捕まえて大喜びでした。

 続いて夕方からは宝塚花火大会。特別観覧席を20席確保して、手作りの弁当を手に、福島の人とスタッフとテレビクルーが4台の車に分乗して花火会場近くに。7時半の開始P1010349_31を前に、すでに宝塚駅周辺は浴衣姿の花火客で一杯です。大混雑の中を武庫川べりの特別観覧席で花火を鑑賞しました。。
 
  今回のキャンプの大きな特徴は、若いボランティアが大量に参加してくれたこと。行政もさまざまな援助をしてくれ、一般おカンパも前回近く集り、費用的にもクリアーです。こうして皆様の協力のうちに2回目のキャンプが始まりました。
 
   5日の日は清荒神散策など。さらに今後宝塚歌劇の観劇、プールでの水泳、西谷での自然とのふれあい、など今回も多様な企画が盛り込まれています。一般の人の参加は、9日の夕方のバーベキュー大会に可能です。あと10日の後片付けには人数が要りますので、手伝っていただけれえば助かります。
 なおテレビの放映は、13日以降に、朝日放送(6チャンネル)の夕方のキャストという番組で行われます。乞うご期待。

2012年8月 4日 (土)

お知らせ3題 8・5県民大会は延期など

 オスプレイ配備反対の沖縄県民大会は、台風直撃のため延期になりました。
 しかし、関西の集会・デモは断固行われます。14時45分、西梅田公園に集ろう。
呼びかけは沖縄を闘う2市民団体ですが、賛同が、連帯労組関西生コン支部・港合同や、しないさせない戦争協力(シーサーネット)や、関西合同労組、宗教者団体など多士済々に広がっており、もちろん阪神社情センターも賛同しています。この闘いを皮切りに、10月配備本番には、関西でも1万規模の闘いに発展させたいと思います。猛暑のみぎり、暑さ対策を万全に、西梅田公園からアメリカ領事館へのデモ行進に、がんばりましょう。

 本日から、福島の子どもたちを迎えて、宝塚キャンプが始まります。夕方到着。本日は宝塚花火大会。前回来た子どもが何人か来ますので再開が楽しみです。春に続き2回目の開催ですが、スタッフは青年・学生が多数いますので、あとはカンパのお願い。この催しは、今回は少し行政の協力もありますが、費用はすべてカンパでまかなっています。で、カンパまだの方は10日までに、一度大林寺に激励かたがた訪れ、いくばくかのカンパを、よろしくお願いします。

 ブログアクセスが8月4日で3万を突破しました。2万を突破したのは6月下旬だったと思います。1日250件平均で、本当に多くの方のアクセスに感謝します。7月後半から、二人の管理人がそれぞれ独特の課題がはいり、少し手を抜いた形になっていますが、時折アクセスが一気に上がったりします。ひきつづき各種課題を広く網羅していく予定ですので、ご愛顧のほどをお願いします!

脱原発のうねりはやまず 8・3関電前に2000人

 毎週金曜日の関電包囲行動は、大飯再稼働から1ヶ月になるがその勢いはやまず、昨日も2000人あまりが関西電力本店を包囲した。その上で、関電警備陣と警察の手による規制線と退勤花道に怒りが集まり、この日は東通用口前の規制線=退勤花道が取っ払われ、退勤の関電社員に直接抗議が行われた。このため関電社員は幼稚園の遠足よろしく、幹部社員に先導され、一列で足早に集団退勤を始める始末。これへも怒りが高まり、ついに東通用口は6時15分頃にはシャッターが下ろされた。
 このP1010341_31ため関電社員は西正門から帰ろうとするが、ここでも抗議に遭遇。「放射能を撒き散らす仕事はやめなさい」「八木社長に、再稼働反対、高浜再稼働発言はおかしいと言いなさい」と声をかける。それでも押し黙り集団退勤。で、6時半過ぎには数百人の関電社員が退勤してしまう始末。残った社員はさみだれ式に南通用口から退勤。
  関電社員には責任はないという一部の意見もあるが、活断層の上にある大飯原発をとめず、つぎには高浜再稼働を行おうとしている関電。そこでの業務は再稼働推進の業務である以上、各段階の社員にそれぞれ責任があることは明白。本来なら労働組合などを通じて、これだけ批判のある原発業務はやめるべきとの意見を出すべきだが、その労働組合が、民主党内の脱原発議員に脅しをかけている。労使一体で原発を推進している関P1010340_29電の社員一人ひとりにそれ相応の責任があるのではないか。
 
 その上でいったん事故になれば誰も責任を取れず、東電は3兆円もの税金を投入しているわけで、そのような会社破産になる前に原子力から撤退すべきという意見を、まじめに関電の存続を考えるなら出てしかるべきではないのか。そのような意見を言う自由すらないなら、それは戦前日本の社会と同じで、外からの声と中からの声で絶対に改めなければならない。でなければ、必ず原発事故はまた起こってしまう。引き続き、関電への行動を強めていこう。

 なおこの日関電前には、脱原発の各種の課題でがんばっている団体がさまざまなビラを持参。関電前は、関西での脱原発運動の交流の場としても大きく広がっている。その中の二つのビラを紹介しておく。一つは大阪市のガレキ焼却への抗議行動。今ひとつは、野田政権の閣僚の中で、原発推進Scan10029_31の最強硬派は、吹田・摂津を選挙区とする藤村官房長官で、この藤村官房長官に抗議する吹田での連続抗議行動が呼びかけられている。8月はこの二つの課題をしっかりやり抜こう。Scan10028_30

脱原発、一斉廃炉が日本経済を救う

 野田首相がさす120716_03がに脱原発デモを無視できなくなって、「代表と会う」意向を示した。基本は、聞く気がないのだが。これを一つの機会として、あらゆる手を尽くして原発の無い日本を目指そう。当ブログの前記事の通り、その方向へ野田政権を追い込もう。
 原発をやめたら日本経済が成り立たない?逆だ。 福島第一原発の事故がどれほど復興を遅らせ、日本経済の足を引っ張っていることか!
 廃炉を決断すれば、それは膨大な予算と労働力を使う超巨大プロジェクトとなる。安全な廃炉技術を確立すれば海外に輸出できる。脱原発=廃炉プロジェクト一斉開始こそ市民、いや人類の安全と経済を両立させられる唯一の「原発政策」だ。(写真は7月16日の代々木公園17万人集会)

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2012年8月 2日 (木)

明日は、関電包囲行動  ツイッター・ノー・ヌークスの規制に疑問の声

 あすは「STOP原子力★関電包囲行動」の、関電包囲行動(11時~21時)の日であるとともに、ツイッターグループの関電包囲行動(18時~19時半)の行動日でもある。毎週金曜日の首相官邸包囲行動(首都圏反原発連合有志呼びかけ)が、万から十万規模になり、また意見聴取会でも70%が原発ゼロで、脱原発のうねりが大飯再稼働後もとまらないことを示している。しかしながら野田政権は、脱原発路線ではなく、とりわけ野田・藤村官房長官・細野原発担当大臣は原発維持派で、ひきつづきあらゆる課題をめぐって、脱原発の運動を強めていかなくてはならない。首相官邸と関電包囲の行動は、野田や関電八木が原発撤退を決断せざるをえないように発展させていかなくてはならない。

 しかしその上で、ツイッターグループの組合旗規制など、運動全体の発展を阻害するあり方への批判もネット上で展開されている。さらに、脱原発論者でもない菅(元首相)や辻元(元国交副大臣)らに会い、「野田は会うことに前向き」などの仲介を頼むなど(菅や辻元は市民運動の味方面して政治的出世を果たすことを身上とする人物)、不思議な行動もとられている。関電前でも、関電社員の退勤時に抗議を行うのだが、なぜか退勤の花道が作られ、その前で抗議してはならないことが「ルール」らしい。運動内部への分断に手を貸すことは慎まなければならないが、組合旗規制や菅などとの談合や退勤花道「ルール」は、本当に脱原発を実現する道なのか、大衆的な論議が必要と思う。

 明日の行動を見て、今後この問題も詳しく論じていきたいが、本日は7月20日の「教育合同のぼり」規制問題だけを紹介する。それは要するに、「組合旗があると(市民の足が)遠ざかる」から「旗を出すな」という主張で、「主催者」として規制を行ったものである。これに当然にも教育合同は抗議したわけであるが、回答した「横山純」氏は、まわりくどい言い方をしながらも旧来の主張を繰り返し、ガイドラインに沿った「参加の可否」を判断せよ、と言っている。つまり「組合ののぼりは認めない」と言っているわけだ。明日、教育合同の方が来るかは行ってみないと判らないが、いわば「排除の論理」を通告したわけだ。(横山氏の回答の読み方が間違っていたら、ごめんなさい。)
 それにしてもおかしな主張だ。中身がおかしいと言っているのではなく、7・29国会包囲行動には多くの組合旗が立っているし、国会正面には革マル全学連という政治団体の旗が翻っており、機関紙「解放」では、革マル派が牽引したとある。この派の政治的登場は認められても、大阪教育合同ののぼり旗だけが規制されるのはなぜだろうか。また国会周辺にも関電前でも「日の丸」を持った人物も来ているが、その一方で「日の丸・君が代処分反対」ののぼり旗は規制され、のぼりに「脱原発」と入れてやっと掲げることを認めれたという。「日の丸」にもたまに脱原発と書いたものもあるが、無記入のものが規制されたという事は聞いたことも見たこともない。これでは橋下維新の会と真向から闘っている教育合同や、「日の丸・君が代処分」と闘う人々を意識的に排除するダブルスタンダードではないのか。

 だれが本当に脱原発を闘う人々なのか、だれが脱原発を政治的に利用しようとしているのか、そう時間がかからないうちに明らかになるとは思うが、せっかく高揚している運動に、排除の「ルール」を持ち込むのはいかがかと思う。脱原発を闘う人々は、そんな細かいルールなどなくても、闘う仲間と政治的宣伝のためにのぼり旗や横断幕のみを持ち込む(機関紙に載せる写真を撮るために)団体などすぐに見分けることができる。組合で真剣に関電包囲の意義を論議して参加した大阪教育合同を排除するなら、そう遠くない時期に、排除したほうが脱原発を闘う市民から相手にされなくなるのではないか。
 われわれ、旧来から関電包囲を闘ってきた部分は、細かいルールなど何もなく、関電に対する怒りを一人ひとりがアピールしながら、来るものは拒まず去るものは追わずの精神で、原発立地で闘う人々や、福島の人々や、官邸前で闘う人々や、ガレキ焼却に反対する人々、福島保養キャンプを行う人々、地域で自然エネルギーと取り組む人々など、全国の人々と連帯して闘う。この多様性の中にこそ、政・官・財・学・報一体となった中央集権体制の元での原発推進体制を覆すことが出来ると思う。われわれが一点参加を拒むものは、「在特会」のような意識的妨害団体だけである。関電前にも来たことがあるが(もちろん再稼働賛成の宣伝のため)、われわれは妨害と、警察権力の彼らを使っての介入を粉砕した。
 明日、8月3日、時間のある人は昼間から、仕事のある人は21時まで行われている関電包囲行動に参加し、高浜再稼働発言を行った、八木社長・森会長を弾劾し、再稼働撤回・原発ゼロへ、むけてともに闘おう。

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