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2012年3月

2012年3月30日 (金)

稲村尼崎市長の、朝日新聞でのウソ八百を弾劾する

 朝日新聞3月28日づけの政治時評2012に、稲村尼崎市長が全面に登場し、知らない人なら本当かと思うウソ八百をならべている。たいがいの人は、稲村市長の橋下大阪市長評価に驚いているようだが、これはすでに2009年の時点で批判済みなので、今回はあまり触れない。
 
 ただ橋下のやっていることは、労組敵視、教育破壊にとどまらず、業務命令での「アンケート」と称する思想調査は、憲法に保障された良心の自由、思想信条の自由の破壊(基本的人権の侵害)で、労組法違反でもあり、労働委員会から異例の中止勧告が出たほどだ。また「大交の選挙支援リスト」を騒ぎまくったが、捏造が発覚した。民主党のかの偽メール事件以上だが、橋下の下では誰も責任を取らないし、マスコミも追及しない。
 教員が「君が代」を歌わないと「ルール違反」で懲戒処分というが、自分は法律家でありながら憲法や労組法を遵守をしない(ちなみに稲村さんも法学部出身ですから、労組法や労働委員会制度程度は知っていると思うのですが)。 このような事実を前にしても、橋下を賞賛し、また小泉構造改革を賛美する。ようするに、事実を事実として評価するのではなく、どちらの側に立ってものを言っているかではないのか。それは99%の労働者・市民の側ではなく、米倉経団連会長ら1%の側である、このことを押さえておきたい。

 さて後半では、「地方からの成功体験の積み上げ」と称して、知らない人には本当かと思われるウソ八百をついている。「市長は市民の声を直接聞いて、政策に生かす」~開いた口がふさがらないとはこのことである。労働福祉会館の問題に1年半係わり、あらゆる会合に出てきたが、市長は一度も市民の前に出てこなかった。2011年4万6000筆、2012年1万2000筆の市民・利用者の声に一度でも向きあったのか。何度も何度も行われた「市民説明会」のどの会場でも、ただの一人も廃止賛成の声が出なかったことを、知らないのだろうか。どの口から「市民の声を直接聞く」といえるのか。2枚舌なら、1枚をエンマ様にぬいてもらえばよい。

 「民主主義が進化、深化するには、情報が共有され、整理」されることが必要というが、労館問題では一貫していたのは、「老朽化・財源がないから廃止」であった。だが最後に出てきたのは、(日曜92%の利用率の労館ホールの機能をひきつぐ)ホール機能をもった23億円の新施設の建設だ。財源問題では利用者一人当たり213円の労館を廃止し、1449円かかる施設を残すことが最後に暴露された。これでは、都合の悪い事実はふせ、あとでメルトダウンだったという、原子力行政・東電と同じではないか。どこが「順序だてて合意形成」だ。

 最後に「地方の自治体から政治を変えていこう」「信頼を修復し、成功体験を積み上げ」というが、今回の労館問題のどこにそれがあるというのだ。離島や地方出身者が寄る辺を求めて集う場所、労働者福祉行政の拠点、としての労館。それを一方的に廃止して、市民との間に、「信頼が修復」されたのか。
 労館問題の底にあるのは、橋下市長と同様に「労働者」や「福祉」が嫌い、そのためなら「日の丸」条例を出す保守系会派=新政会とも組んで条令案を通す、ということではないのか。労館廃止条令はそのようにして可決された。「市民自治」などというきれいな言葉を使うのでなく、「市民は4年に1回投票。その間はつべこべ言わず、市長に任せなさい。私が民意。」と言ったほうが、よっぽど首尾一貫しているのではあるまいか。

 最後の最後に、事実の裏もとらずに、たかがこの程度の主張とはいえ都合の良い一方的主張をたれ流す、「朝日新聞」や、「地方からの民主革命に期待する」という東大教授なる人物も情けない限りである。地方の民主革命は、アメリカのオキュパイ運動や、選挙だけに頼らない脱原発運動ですでに始まっているではないか。もし朝日に気骨があるなら、清武の主張も、ナベツネの主張も平等に載せたように、労働福祉会館存続を求める人の主張も載せたらフェアと思うが、どうだろう。
 そんな期待より、このブログのアクセス数が朝日を超えることを期待するのが、民主主義の成熟かも知れない。乞う、アクセスを。(さらに詳しい全面的な稲村市長批判は、4月5日発行の「センターだより」に載せます。こちらも乞う、ご期待)

2012年3月28日 (水)

本の紹介 中公新書『高校紛争』~文句なしに面白い68年・69年の高校生の反乱

Scan1002750_2  2月末に、『高校紛争』という、1968年~71年の高校生の反乱を扱った新書が出た。直ちに読むとともに(一晩で読める)、当時の大阪の高校生運動を知る何人かに勧めた。いずれも自分の高校のことなどが、ほぼ事実として書かれており、面白く読んだという感想をもらった。
 
 面白さの第一は、大学闘争ー学生運動と違い、わずか4年余りであるが大学闘争以上に全国の高校を席巻したこと、党派の指導がなくても各地の高校生は自分で考え、自分で行動し、そしてそれぞれ過酷な責任を負わされ、その後の人生を歩んだこと。それは現在アメリカを席巻するオキュパイ運動に通じるものがあるからではなかろうか。
 もちろん全共闘運動もそのような側面があり、これについては各種の本が書かれているが(当事者の思い入れが強く、あまりたいした本はない)、高校生運動では全国の運動を網羅した本がなかっただけに、この本は出色のできであると思う。
 
 
面白さの第二は、全国各地の高校が登場するが、私の知る範囲(大阪・兵庫の高校生運動)から類推するに、直接は知らない札幌や仙台・東京、さらには佐世保の出来事も、ほぼ事実に近いと思う。とりわけ、大阪の大手前・市岡・付属池田などとなると、ごく近くに関係者もおり、ほぼ事実に即して復元されていると思う。もちろん取材と文献によるため(筆者は1960年生まれ)、その取材対象・文献に規定された偏りは一定あるかもしれないし、記録として残らなかったことも多々あるわけで、これで完全とは言えないが、300ページほどの新書としては、実によくできていると思う。

 さて、最大の問題は、党派の問題と、党派に包摂されない運動の関係である。それは反戦高協、とりわけ大阪の反戦高協の運動に凝縮されていると思う。反戦高協といえば通例中核派の高校生組織のように思われがちだが、極めて大衆的で戦闘的な組織であり、各学校ごとの自主性・主体性が尊重された組織であったとある。知人に聞くと実際そうであったし、また課題も政治テーマから校則・スリッパにまでいたり、その中で15~18歳の世代が時代と格闘しながら自己形成していく。
 この自主性・主体性が尊重される中で、大阪の高校生の中に相当な影響力が行使されていく。この自主性が権力の弾圧と、時代的制約と指導党派により(69年11月決戦に中核派は高校生も含め全組織をかけた)、損なわれていく。それがあまりにもごく短期間であったため、これまでほとんど検証されることがなかったといえる。(数年前に中村雅俊主演で上演された『僕たちの好きだった革命』は、「山崎、結局時代に負けたんだよ」で結ばれる。ちなみに主人公=山崎義隆は大手前高校の山本義隆と山崎博昭から合成した名) この点は作家・三田誠広などでなく普通に運動を担った関係者の証言(もちろん清算的でなく、今後の運動につながるもの)で、深められることを期待したい。
 
 
ちなみに評者は反戦高協ではないが、佐世保闘争あたりから時代の影響を受け、68年高校3年時は、生徒会や体育祭の運営をめぐり団交が行われ、卒業式闘争は頓挫したが、卒業アルバム(69年3月)には「安保粉砕」の文字が躍っている。もちろん田舎のことでどの組織ともつながりはなく、この本にも出てこないが、ゆるやかなフラクションは形成されていた。このような高校生が全国で勝手に「反戦高協」を名乗り、中学生でも「高校になったら反戦高協」と考える子がいた(当時の『前進』には中学生の投書が何通か載っている)ほど、社会的広がりをもっていた。
 
この高校生運動が、なぜかくも全国を席巻し、どのように社会に影響を与えていったか、そして挫折していったかは、この本でもまだまだ検証されてはいない。それは本書に出てこない無名の人々の人生の終末期の今後の発言と、本書に出てくる坂本龍一や高橋源一郎や村上龍や、出てはこないが沢田研二たちの今後のいきざまが、一つの検証装置になるかもしれない。

 他方で、これらの運動を指導した政治党派の否定的側面を逆証明した本として、『全学連と全共闘』(平凡社新書)がある。この本がダメということではなく、同じ世代の(1961年生まれ)の筆者が新左翼運動全般を扱ったこの本は、新左翼運動の問題点が、最も頻繁に登場する清水丈夫(60年安保全学連書記長、70年時は中核派指導部)という人物を通じて、如実に判るようになっている。もちろんこの問題の克服は後だしじゃんけん的批判ではなく、評者自身の今現在抱える課題の克服として、詳しくはまた別個に提起したい。

 ともあれ省みられることのなかった68年・69年の高校生の反乱を、今日のオキュパイ運動を考え、自立した共産主義者の新たな共産主義論(運動組織論)のとらえ返しとしてこの本を読むことは、懐旧的意味でなくすぐれて今日的意味があると思う。ぜひ一読を勧めたい。(Q)

阪神センター合同お花見大会

Photo 阪神センター関係者は、今年は新年会予定日と労館闘争が重なり、新年会ができませんでした。そのため4月4日(水)に、1~3月を振り返り、4~6月のたたかいに英気を養うために、お花見大会を行います。酒と焼肉をベースに、各種課題を飲み干していきましょう。  会費は1000円、酒や肴の持ち込み大歓迎。
4月4日(水)18時半から 阪神センター北5分の塚口北公園
 雨天と超寒いときは、阪神センターの室内で行います。

第三期沖縄意見広告の成功へ、4・13集会に集まろう

Scan1002550  第三期沖縄意見広告運動が展開されていますが、その成功のため4月13日に沖縄から伊波洋一前宜野湾市長をむかえて、集会が開かれます。
 いま野田政権は、消費増税、原発再稼動、TPP強行、沖縄基地固定・強化という、超反動的な攻撃に全力をあげています。沖縄基地問題では、政府閣僚が頻繁に訪問し、辺野古新基地建設をしつように狙っています。
 しかし沖縄の民意は9割以上が「基地は要らない」でかたまっており、仲井真知事もこの線を踏み外すことは許されません。そのため野田政権は6月県議選で基地容認派を過半数にしようと策動を続けています。

 私たちはこの策動を許さず、本土において沖縄闘争の陣形を強化し、「沖縄に米軍基地はいらない」の声を、目に見える運動にしていかなくてはなりません。一昨年・昨年と、本土1紙・沖縄2紙に全面広告をうった沖縄意見広告運動は、大きな反響を呼び起こしました。今年もさらに大きな陣形にして、沖縄の闘いに応えていきましょう。
 個人1口1000円、団体1口5000円で、個人1万口、団体1000口を目指しています。ぜひともご協力をお願いします。
 また4・13集会は、18時半から、エルおおさか南館5階ホールで開かれ、武建一発起人のあいさつや、関西各地で沖縄闘争をたたかう市民・住民団体、労働組合の発言がおこなわれます。ぜひとも参加ください。

宝塚キャンプ キンボール大会と中川市長訪問

P_2  ほぼ半分の日程が過ぎた「宝塚保養キャンプ」ですが、27日に子どもたちはキンボール大会に参加しました。キンボールはカナダ発祥の大玉バレーボールのような競技で、なじみが薄いようですが宝塚は結構盛んです。4人一組で大玉を地面に落ちないようにささえ、他のチームを指名してバレーのサーブのように飛ばし、それを捕球できなければ得点になります。福島の子もそれぞれのチームにはいって元気にがんばりました。しかし2年のMちゃんは背が低いため思うように活躍できず、試合が終わるとご機嫌ななめでした。が、そのあと宝塚の子たちと記念写真をとり、おみやげをもらったころは、日ごろの口の悪さがもどって、元気をとりもどしていました。

 そのあと、議会で忙しい中ではありましたが、子どもが大好きな中川ともこ市長を訪ねました。市長室のベランダから武庫川や六甲山を説明してもらったあと、市長さんに寄せ書きを贈りました。時間がなかったため「春が来た」の合唱は行えませんでした。中川市長は29日の焼肉バーベキュー大会にも来てくれるそうで、この日は福島と宝塚の親善大使の役割を果たしました。28日は須磨水族園への遠足です。29日が焼肉大会で、30日にはお土産をたくさんもって、福島に帰ります。

2012年3月27日 (火)

管理人HCの不日記帳

日記となると毎日書かねばなりませぬ。
そんな時間と根気に恵まれていないので不定期で書きます。
従って「不日記帳」
今日はがれき処理の嘘について。
東北のがれきを西日本にも運んで来て、細かく砕いて高温の焼却炉で焼いたら被災地のがれき処理の手助けになる。

これが本当かどうか、考えてみました。どう見てもおかしい。
武田先生という方の一文に出会いました。
まあ読んでみてください。
http://takedanet.com/2012/02/post_740a.html

ひとつはがれきの完璧な放射線検査はできない。安全性が確認できない物を砕いて燃やして、全国の大気が汚染されないかと言う疑問を素人の私でも持ちます。
専門家と称する人が言いました。「バグフィルターで99.9%セシウムを取れるから大丈夫。」
そこで調べてみると、バグフィルターは煤煙を除去するものであり、猛毒ダイオキシンすら除去できるかどうかわからないそうです。そんなフィルターで放射性物質を除去できるとは到底思いません。
次に、被災地でなく全国で燃やすのは20%だから、苦労して全国に運んでも全体の10%の処理を前進させる効果しかない。

また処理費用は東京や大阪が被災地に請求するらしいから、

東北の助けにはならないのではないですか?
東京都と大阪府知事・大阪市長が懸命にこれを進めようとしているのは、ますます怪しい
絶対大きなお金の流れがあるように思います。皆さん、どうですか?
京阪神の各市町村長は、
「安全性が確認できるまで焼却炉は動かさせない」と宣言するべきでは?
住民の命と健康を守るために。

      バグフィルター略図
2011102003thumbnail2

2012年3月26日 (月)

管理人Kの雑記帳2

   3月25日は、大飯原発の再稼動をとめる福井の闘争と、三里塚闘争が東西で闘われた。3月の三里塚現地闘争は、勝利した1978年の開港阻止闘争をひきつぎ、毎年三里塚空港反対同盟が開催するメモScan10028リアル闘争である。昨年10月には足の怪我の回復が不十分で参加しなかったため、1年ぶりの現地であった。最近は参加するたびにデモコースの風景が変わる。それは空港敷地のど真ん中にある市東さんの家と農地が奪えず、そこを回避し工事を進めるため、鉄板で囲まれた空港をぬうようなデモになる。そのためパレスチナの壁と同じ光景だと、多くの人が言う。
 今回の集会の模様は、各種メディアで報道されるであろうから、私はごく個人的な思いをつづってみたい。それは今年1月亡くなった鈴木謙太郎さんの後をつぎ、加代子さんと娘さんが登壇したことに関してである。
 
 私が三里塚を知ったのは戸村委員長が高知に来た1968年、高校3年の時で、現地に行ったのが70年11月、そして翌年の代執行時には大学1年の仲間5人で1週間、泥まみれで闘った。それから40年、ほぼ100 回くらい現地に行ったことになる。
 しかし代執行時に泊めてもらった家や、よく集会に来てもらった婦人行動隊の郡司とめさんなど以外、反対同盟農民と個人的に接することはあまりなかった。
 
 ところが昨年6月、関西実行委と沖縄にいった時は、反対同盟と行動をともにすることになり、とりわけ帰路は空港で出発まで会食のひと時をもち、 ビールとウインナーを20100326075118_2勧めてくれたのが鈴木謙太郎さんであった。今年、関西実行委の旗びらきで再開できると思っていた矢先、私より若い謙太郎さんが突然亡くなった。
 60を越すと肉親や先輩の死も多々あるが、私より若い人で、半年前に那覇空港で私にビールを勧めてくれた人となると、驚きと無念さはひとしおである。その残された家族が、とりわけ若い娘さんが農業をつぐと、集会で登壇した。現地支援をになう多くの団体・個人が鈴木さん追悼の言葉を述べたが、後継者の登場は、みんなで本当にうれしいかぎりである。

 私が三里塚闘争に共感したのは、単純至極だ。それは両親は教員であるが、その双方の家は四国の片田舎の貧しい農家だからだ。小学に入るまで祖父母のもとで田んぼや煙草の乾燥場で、いも飯や密造酒の匂いの中で育てられた私は、高校時代に三里塚闘争を知ると、無条件で共感した。後に大学に入ると、農民の闘争を、土地所有者の財産擁護の闘いとする考えがあることを知るが、祖父母や近所の農家が朝から晩まで働きづくめでも貧しさから抜けられない現実を体験として持つ私には、そのような考えの入る隙すらなかった。それと、71年の代執行阻止の闘いへの参加が、また弟が78年に重い罪名で横堀要塞で逮捕され、父親が教壇から追われそうになった事も併せて、三里塚から離れられない自己になってしまった。

 それから40年。日本の農業の破壊は、国策としての空港建設のための農地強奪の千葉・三里塚だけではなかった。15軒ほどの農家が、江戸時代から貧しいながら生活してきた私の村だが、2000年以降は30歳代の後継者は3軒しかない。わが家も定年後は農業をする予定だった兄が死に、母が農業ができなくなりると、田は隣に貸し、畑は荒れ放題である。5年ほど前、湿った田でコンバインが動かなくなり、母とけんかしながら作業したのが、わが家の最後の農作業になろうとしている。
 その上で、TPPは、後継者のいる農家すら破壊し、農家を絶滅させようとしている。

100063430_2 鈴木さんの家の、謙太郎さんを彷彿 させるがっちりした体つきの娘さんの登場は、田舎に住む兄の子たちに、「兼業でも農業を継ぐべし」、というオルグの背中を押された思いであった。でないと、私の村も、県の大半も、本当の限界集落になってしまう。これでは、反対同盟も私も、わが村の農家も、農業・農業関係に従事する70年を闘った友人たちも、政府・資本の攻撃に勝利できる前提がなくなってしまう。26日の朝方に帰りつくと、柑橘類を作る高校の同級生から文旦が送られてきており、ますますそんな思いをめぐらした3月の末日である。

2012年3月24日 (土)

宝塚キャンプに子どもたち到着

Scan10029 福島の子を1週間宝塚に迎えての保養キャンプが、24日から始まりました。第一陣5人の子らは2時半過ぎ宝塚・大林寺に到着。20人近くのスタッフに迎えられ、また広いお寺に驚き、早速お寺の探索に。

夕食は放射能や添加物の一切ない食事を、原発の危険性を考える宝塚の会を先頭とする食事班が作ってくれ、みんなで食べました。食事の後は、はるまきちまきさんのミニコンサートがお寺のホールで。明日からは勉強も待ってるよ。福島の子たち、1週間思い切り体を動かして、元気をつけてください。

29日にみんなで行う焼肉バーベキュー大会が何より楽しみです。この日はスペシャルゲストもやってきます。一般参加の方も、お気軽に参加ください。

大飯原発再稼動阻止に全力を!

さよなら原発3・11関西1万人行動の女神像前エリアを担った、「とめよう原発!関西ネットワーク」の総括会議が23日にもたれました。約25人の参加者からは、2000人の参加者と40万円をこすカンパにみられる大きな行動の軸を自分たちが担ったことの意義の確認と、もっと宣伝行動をつよめ、本当に(全体で)1万人の行動にしたかった、との意見があいつぎました。

その上で当面の行動としては、大飯原発3・4号機の再稼動阻止に全力をあげよう、3・25福井現地のとりくみ、4・7大津での行動Photoの上に、関西電力に対する行動を「とめ原」が先頭になって闘うことが確認されました。具体的には、4月21日を頂点に、それ以前にいくつかの行動を組み入れ、関西電力に再稼動断念を迫っていくものです。

24日の朝日の朝刊によれば、4月上旬にも枝野経産大臣が福井を訪れ、そのあと野田が乗り込むといわれています。4月中旬までの闘いが勝負です。福井ー大津ー関電を結んで、地元・当事者である関西・北陸の全域で、大飯原発再稼動反対の声を上げていこう。

また瓦礫処理を関西の自治体にも受け入れさせようという動きも強まっています。これは 列島全域に放射能を拡散させるもので、復興の援助でも何でもありません。政府・マスコミの情報は、後からウソだったいうことばかりですが、放射能汚染は後からわかっても遅いのです。野田政権の原発維持・推進に反対の声をあげていきましょう。

週間日誌

30284060 3月17日から23日の間に、報告すべき多くのことが起こった。本来十分なスペースをとった報告が必要だが、時間と力量もあり、まとめて簡単な日誌にさせてもらう。(乞う、ご了承)

17日に、

全国金属機械港合同田中機械支部の大和田幸治委員長

亡くなられました。享年85歳。通夜は18日、告別式は19日に行われ、大和田委員長を慕う多くの人々が参列した。要宏輝氏の追悼の言葉のなか、委員長との永遠の別れを行った。争議でお世話になった阪神の仲間も参列しお別れを行いました。

心から哀悼の意を表します。

 

18日、関西三里塚集会が大阪で開かれた。市東孝雄と長沢さんの対談形式の話はわかりやすく、聞く人を引きつけた。また大口昭彦弁護士の、裁判を通じて、農地法を使い農地を強奪するという、今日の三里塚闘争の攻防局面もよくわかった。25日は全国集会です。

18日に拘留期限が切れる福島ボランティア活動家のFさんが、全く不当にも起訴された。理由は使用自動車の名義がFさんではないというもの。何ということだろう。これでは一定期間他人の車に乗った人は、逮捕され、拘留され、関係者と見なされた所に家宅捜査がはいり、罪人とその関係者とされてしまう。公訴権の乱用で、絶対に許してはならない。

22日に、大阪府で教育基本条令が制定された。また大阪の卒業式で、不起立の教員がいると夕方のニュースで流れ、まるで「非国民」扱いの報道だ。また「口パク」も認めないと管理職が見回るという。基本的人権・人間の尊厳を破壊するこのような行為は、長く続くことはないが、抵抗と打破の粘り強い運動(レジスタンス)以外、これは変えられない。粘り強くいき長く、しなやかで時に激しい運動をつづけていこう。学校選択制や、落ちこぼれゼロ法などは、すでに破産が証明されたものだから、蟻の一穴からの堤防決壊めざしてがんばろう。

尼崎市議会の労館廃止条令採択を怒りを込めて弾劾する

3月21日の予算特別委員会につぎ23日の本会議で、尼崎市議会は2013年3月末で労働福祉会館を廃止する条令を採択した。提案した稲村市長と採択した尼崎市議会を怒りを込めて弾劾する。

彼らの犯罪性は、今日4割をこす非正規で働く労働者と、集うところさえない地域住民にとって、ますます労働者福祉行政の拠点が必要であるにもかかわらず、これを一方的に廃止したことである。また稲村市長は「市民の声を聞く」といいながら、一度たりとも市民の前には姿を見せることなく、4万6千筆(昨年末まで)、1万2千筆(今年に入ってから)もの市民・利用者の声を無視した。さらにかれらは財政再建などと言いながら、一人当たりの使用コスト213円の労館を廃止し、1449円かかる施設を残すという、彼らのとなえる財政再建が「うたい文句」でしかないことも暴露された。要は、小泉がやり、いま野田が行っている新自由主義型の福祉切捨て、格差・貧困の拡大を、一握りの行政の長と反動議員で、これからも尼崎で進めるということだ。

これに加担した、保守系・新政会と公明党はともかく、反対した共産党・社民党の議員がいる中で、「緑のかけはし」を名乗る「市民派」議員の大半が賛成に回ったことは特記されなくてはならない。かれらは環境とかエコとか言っているが(元みどり全国代表の稲村市長は、最近は脱原発も言わない)、本質は新自由主義・構造改革派であったことが、現実的に証明されたことだ。

私たちは、彼ら(大阪橋下市長も同じだが)のように、選挙で選ばれれば「民意」と勘違いしている人々に対し、アメリカで始まったオキュパイ運動や、日本でも脱原発の闘いが3・11を機に大きく広がり、1周年を記してさらに全国津々浦々ひろがった現実の中に、民主主義の復権を見る。今回彼らの犯した犯罪行為は、この民主主義と社会変革を求める巨大なうねりの中で、必ずや打倒されるものである。

労館存続の運動をともに担った人々、署名をよせていただいた人々に心から感謝したい。そして、われわれの意思が砕かれない限り、未来はわれわれのものである、ことをしっかりと確認しよう。

2012年3月20日 (火)

4/8茨木市長選挙に立つ事を山下けいきさんが表明

4月1日告示、8日投票の茨木市長選挙に山下けいき茨木市議会議員が立つ事を表明されました。現在、維新の会の市議、みんなの党の衆議院元候補、桂睦子市議が立候補表明をしています。激戦になると共に、維新の会の新たな市政独占を許すのかどうかの分かれ目です。当センターとしても多忙な中でも有志での応援に入りつつあります。皆さんも一度山下事務所へ応援・激励に行きましょう。

茨木市舟木町21-8(阪急茨木市駅南へ徒歩5分)

     写真は3月16日に行われた、山下けいきさんを励ます集会(約100名参加)Dscn542420

2012年3月19日 (月)

阪神マルクス主義原典を読む会 の案内

41f6w9obvul__ss500_ 阪神マルクス主義原典を読む会(通称、阪神マル研)は、7年前からマルクスの原典そのものに粘り強く挑戦していこうと、月1回の輪読・学習会を行ってきました。『共産党宣言』から始まり、『ゴータ綱領批判』、『フランスの内乱』のあと、3年がかりで『ドイツ・イデオロギー』を読破し、いまは『資本論』に挑戦しています。

といってもマルクスの『資本論』そのものではなく、労働者のためにモストが書いたものにマルクスが手を加えた、『マルクス自身の手による資本論入門』です。テキストは大月書店09年版で、毎月1回、1章単位で進めており、途中からでも参加できるようになっています。

毎月1回、日曜日の午後、橋下徹のような弱肉強食の資本主義を、根本から批判していく視点の改めての確立のため、時間をとって、学習・討論・研究を進めていきませんか。

4月は8日(日)、14時から。場所は宝塚の大林寺(阪急「清荒神」北15分)です。 5月は13日の予定。月一回、じっくりとマルクスの原典に取り組んでみましょう。忙しい運動の中ですが、粘り強く取り組めば、資本主義・新自由主義批判のあらたな視点が発見できると思います。テキストは用意しています。会場費・湯茶料が1回・200円必要です。     「山中の モダンな寺の 学習会 積み重ねれば 光るマルクス」 

 

大飯原発再稼動を許さない 4・7関西集会へ

Scan10024_2 3.11福島原発事故一周年に際しては、福島現地をはじめ、東京・大阪・京都をはじめ全国各地で大規模な反原発集会が開かれました。また海外でもアメリカ・韓国・ドイツ・フランスなど世界各国で、3・11を繰り返すなとの行動が取り組まれました。にもかかわらず、野田政権はあと2基しか稼動してない原発を維持するために、なんとしても稼動ゼロの状態を避けようと、福井県大飯原発3・4号機を再稼動させようとしています。

3月中にも政治判断を下すといわれ、残る福井県議会の賛同とりつけに全力を挙げようとしています。しかし福島原発事故の原因究明の無いまま、また地元といっても放射能の被害を受けるのは周辺数十キロ、また風向きではさらに拡散し、福井だけが合意擦れは運転可能というのは大きな間違いです。福井県議会に合意させないとともに、若狭湾から100キロ圏内は当事者です。とりわけ琵琶湖は大飯から40キロの地点にあり、琵琶湖が汚染されたら、淀川水系の私たちは直ちに飲み水にこまります。関西圏の私たちこそ当事者として声をあげましょう。

現在関西電力管内の原発はすべてとまっていますが、停電にはなっておらず、原発無しでもやっていけることが証明されています。夏場はl苦しいといいますが、関電の情報だけでは信用できません。

野田政権の原発維持のための再稼動を阻止しましょう。とりわけ大飯3・4号機の再稼動をとめることが、原発ゼロへの緊要の課題です。4月7日、14時から、大津市のなぎさ公園(JR大津駅下車、琵琶湖方面へ徒歩10)で、大飯原発の再稼動を許さない関西集会が開かれます。阪神間からも参加していきましょう。

2012年3月18日 (日)

宝塚保養キャンプの詳細決定 いろいろ手伝ってください

福島の子たちを春休みに宝塚に迎える保養キャンプの詳細が決まりつつあります。各種の手伝いを重ねてお願いします。

子どもたち(約10人)は、3月24日、15時ころ宝塚に来ます。いくつかのメイン行事がありますが、24日の夜は、交流会・ミニコンサート。翌日午前は清荒神周辺散策。26日は、箕面昆虫館に行く予定です。同行したい方は、9時45分、阪急「清荒神」駅北に集合してください。

27日は末広公園体育館でキンボール大会に参加。17時からはカレーづくり。カレーはみんなでつくり、一緒に食べます。一般参加も歓迎です。28日は須磨に遠足。

30日の午前に福島に帰りますので、29日は夕方からお別れの焼肉バーベキュー大会を行います。この日はボランティア以外の一般参加も歓迎です。福島の子たちを勇気づけ、また夏に再会できるようになれば、と思います。

一日、半日だけの手伝い、各種の差し入れ、またカレーづくり、焼肉大会への参加、箕面・須磨への同行、歓迎します。さらにまだまだ費用が足りませんので、カンパは大歓迎です。郵便振込みは00960-5-254754 カンパは1口500円で、何口でもいいです。 詳しい問い合わせは蒲牟田(かまむた 090-1892-0524)まで。よろしくお願いします。

2012年3月17日 (土)

213円対1499円(一人の利用者にかかる経費)  213円の施設廃止を行う尼崎市 

労働福祉会館の存続を求める運動も3月議会で最火点にある。15日の議会では、新施設建設をめぐって各種数字が出された。が何と驚くべきことに、ほぼ同じ時期に作られた、年間24万人の利用者があり、1人あたりの利用コスト213円の施設と、6万5千人の利用で、コスト1499円の施設に対して、市当局は前者を廃止し、後者は新施設ができるまで残すとしていたことが判明した。われわれはどの施設を残し、どの施設は廃止せよという提案は一度も行ったことは無いが、低コストの労館がすぐ廃止され、高コストの施設は新施設ができるまで残す(しかも、すぐ近くにできる)、というのは、どこからどう考えても納得できない。

財政難、財政難といいながら、高コストのものを残し、低コストのものを廃止するという。「民間の経営手法に学ぶ」などと言う前に、小学生でもわかる計算が、尼崎市行政にはできないのであろうか。また40人からいる市会議員は、行政の無駄遣いをチェックするといって議員になったはずだが、何をチェックしているのだろうか。せっかく一人の議員が監査報告などをもとにした数字を出して、行政はしどろもどろになったのに、議会はこの誤りを正さず、市の誤りを手助けするのであろうか。

各会派・議員個人がどういう態度を取るかの最終判断が、19日(月)からの議会で決まる。19日、午前9時、議会前に集まり、要請・監視・傍聴行動を行おう。21日の予算特別委員会で採決が行われるが、労館廃止条令の採決を阻止しよう。19日、時間の都合をつけて、議会前に集まろう。

2012年3月15日 (木)

尼崎稲村市長、橋下大阪市長を「学ぶべき点多い」と発言 15日

尼崎市3月議会では総括質疑が行われているが、15日午後3時40分からの新風グリーンクラブの妙見議員の「橋下大阪市長の一連の改革についてどう思うか」の質問に対して、稲村市長は「その改革のスピード感については学ぶべき点は多い」と答弁した。県議時代から橋下を改革派として評価しPhotoてきた稲村氏ではあるが、今般教育基本条令や職員条令で、「君が代」を歌わないものは1回で現場からはずすと言い、また業務命令のアンケート(どこがアンケートじゃ)は憲法違反、労組法違反と大多数の声が出ているにかかわらず、「学ぶべき」というのは、どういう人権感覚をしているのであろうか。

一度の選挙で選ばれたからと言って(しかも52万もの人が橋下を忌避した)、全権委任、僕が民意ですと言って、基本的人権を次から次に否定する橋下。さすがに稲村氏は、「時間と理解、バランスが必要」と付け加えたが、それなら労館問題には時間をかけ、市民の理解を得ることが必要なのでは。でなかったら、100%橋下と同じになってしまいますよ。ここんところ、よーく考えて下さい、稲村さん。そして、「市民派」の皆さん、「みどり」の皆さん。

破綻した当局の答弁ー総括質疑・労館問題 15日尼崎市議会

尼崎市議会の総括質疑が3月13日から行われているが、労館問題での市当局の答弁は、次々と破綻し、このまま労館廃止条令が通るなど、ありえない状況になってきている。

すでに共産党、公明党の質問でも当局の答弁はデタラメだったが、15日はいわば稲村市長与党・身内の「緑のかけはし」の高浜議員からの質問。ここでも尼崎市当局はデタラメな答弁に終始し、ゼロからの出直しを求められることとなった。

破綻点は多々あるが、要するに「財源が無いから労館は廃止」だったものが、ホールなど労館機能を受け継ぐ市民ホールを建設すると変更されたこと。それも市の公共施設の見直しは、どこか一つの施設を取り出して行うことは無いと言っていながら、「素案のたたき台」の段階で、労館と中央公民館の24tyuukou統廃合を行うとしてきた。しかも労館の廃止は1年後で、新施設は早くて3年後完成というもの。

これまでかかる経費など一切説明が無かったが、今回23億円の新施設が表面に。

中央公民館まで叩き売るのか!

他の会館も危ない。 

「それなら耐震修理費6億の労館を残しては」には当然に応えられない。また日曜日92%の使用率のホールの機能を受け継ぐ市民センターというが、2年間は他の代替施設で十分まかなえるともいう。「代替が可能なら新施設は不要では」にも当然にも答えられない。維持費が年間6000万円かかる(これも貸館収入を入れてないデタラメ計算)から廃止には、「労館は年間24万人以上が使用し、一人当たり経費は213円。中央公民館は1499円。どちらが合理的か」の質問にも当然にも答えられない。--ことほど左様に、労館廃止の論理は全く破綻しており、「老朽化した全施設を一括して検討する」の地点に戻し、市民参加で今後の市民施設を考える以外、この問題の解決は無いということが、全面的に明らかになった論戦であった。

もう一点、高浜議員の質問で、市の財政運営のデタラメさが明らかにされた。それは株式会社エーリックという尼崎市が設立した外郭団体に、年間8億もの金を0.1%の金利で貸し続け、これが返ってくる見込みがないというもの。労館はいまだ年間2万人の利用者があっても「その役割は終えた」と言いながら、年間8億もの金を超低金利で貸し続け、これまで投資した資金の回収見込みはほぼないという破産会社には、金をつぎ込む必要があるという市政。どこの立場に立って市政を運営しているのであろうか。アミングの金も年間6000万円負担していることが明らかにされたが、これに対してはわざわざ稲村市長が答弁にたち、「お金の種類が違い、比較すべき種類のものではない」と答えた。ーこれは、市民ではなく企業の立場に立って市政を運営することを宣言した、答弁であった。(つづく新風グリーンの質問では、橋下大阪市長を評価しており、単なる一過性の答弁とは思われない。橋下評価発言については別項目)

ともあれ、労館をめぐっての市の答弁では、市長与党会派からも疑問が呈された。このままの強行を許すことは、市政のチェック機関として議会の死を意味する。3月議会、最後まで労館存続を求めてたたかいぬこう。

2012年3月13日 (火)

管理人Kの雑記帳

 P1000945 さっそく、管理人Kの雑記帳。

(冒頭部分に少々脚色があります)Img13265976_4

冬来たりなば、春遠からじ。                          阪神大震災から数年して、我が家でも「神戸の春の風物詩」として「イカナゴの釘煮」をつくり、お世話になった方々に送ってきた。そのお返しとして高校(高知)の同窓で関東に住むA氏から2本の酒が届いた。ひとつは酒どころ土佐を代表する『司牡丹』と、今ひとつは四万十町の栗焼酎『ダバダ火振』。いずれもそこそこの値が張るもので、恐縮至極。以下、この銘柄にまつわる話。

『司牡丹』は高知から汽車(いまだに電車ではありません)で西へ30分ほどの町=佐川の産。佐川は土佐藩家老・深尾氏の城下町で 、文化・教育を尊重した町。蔵元の竹村家はこの町を代表する名家で、長く続く黒壁の酒蔵は佐川の文化風土を育くみ、維新の志士を出した。古くは日本植物学の始祖・牧野富太郎博士で知られるが、昨今では『山姥』で直木賞をとった作家坂東眞砂子の出身地でもある。その上で、本人はあまり言わないがマンガ家・黒鉄ヒロシの生家が実は『司牡丹』の蔵元・竹村家である。多作ではないが、昼間から酒を飲んでいる風情と一言居士の物言いは、典型的な「いごっそう」である。

『ダバダ火振』は四万十川中流の、旧大正町(十和村、窪川町と合併し、今は四万十町)の産で、地元特産の栗をベースにした珍しい焼酎。山郷の酒蔵に深く寝かしたものはさらに値が張るようだ。旧窪川町は、長く土讃線の終着駅(映画『祭りの準備』のラストシーン』)のあった高原の町で、そこからさらに奥の地域を幡多(はた)郡という。土佐藩の罪人が流され、現在でも高知から幡多に転勤になると左遷といわれる。紀貫之は京から土佐に流された貴族であったが、さらに身分関係の厳しい土佐藩の罪人の遠流の地が幡多郡であったわけだ。

そのため、実は高知県は2つの原発、4つの核燃廃棄物処理場の候補地にされた。阻止してなければ四国の原発銀座になっていたかもしれない。原発候補地は窪川と佐賀。処理場の一つは高知と徳島の県境、東端の町=東洋町で、残り3つは、県西部が候補地であった。その窪川原発は、高原の町から急坂を下った興津(おきつ)の小室の浜という風光明美な所に作られようとした。ちょうど若狭湾のもんじゅの見える白木海岸と同じ光景である。窪川は結構保守的な町だが、ここでは80年代に誘致派の町長をリコールして、誘致を断念に追い込んだ。3・11大阪中之島の女神像前集会で、若狭の原発の近くには被差別部落がありその差別を利用して原発が作られたとの青年の発言があったが、興津は1950年代末に、部落差別を徹底糾弾した闘いが激しく展開され、高知ではある意味もっとも有名な部落ではあるが、窪川原発を阻止したことも誘致場所が被差別部落近郊であったことも、昨今はあまり語られない。

核燃廃棄物処理場計画は、4回狙われたが、2000年代にはいっては東洋町で阻止された(3番目)。その阻止闘争の先頭に立ち、のちに町長になったのが沢山保太郎さんである。(彼は60年代~70年中期まで関西の社会運動のリーダーで、70年大学入学の私は会ったことがある。今もブログ東洋町民日誌に鋭い論究が続いている) そのあと4番目が県の西南端、大月町である。さすがに東洋町で否定されたものを、「一番遠く貧しい所なら、金を積めば受け入れるのでは」との策動は支持を得ず、京大原研の小出裕章さんを招いての学習会と、多くの町民の反対の声の盛り上がりで、計画当初で阻止した。

今後、核のゴミの処理場は、この町よりさらに貧しく辺鄙な所を探すつもりであろうか。隣接する土佐清水市には、朝日新聞『プロメテウスの罠』に連載された、元東電社員木村さんがサーフィンつながり移り住んでいる。この木村さんがResize0275、3・11高知市内の1000名の集会を福島とつないでくれたことは、高校後輩のブログで知った(坂本茂雄で検索)。原発にまつわる問題は、狭くて広いこの国の、さまざまな社会運動の活動家を地下水脈でつないでいる。

阪神センター関係者は昨年・一昨年と、四万十川ツアーを行ったが、今年はセンターのオフィシャルな行事として、幸徳秋水の墓、四万十川、旧大正町の小水力発電所を訪ねる旅を行いたい。詳細決まれば、アップします。

 

            (とりあえず、管理人Kの雑記帳、第1回終了)

阪神社会運動情報資料センター のプロフィール

昨年7月に開設し、2012年1月から本格的に稼動させてきましたが、おかげさまでアクセス数が2000を超えました。少しは社会性を持ち始めていますので、ここらで自己紹介を。

正式名称は、「阪神社会運動情報資料センター」という長たらしい名前です。略称・愛称を考えますが、この名にこだわります。それは、阪神=兵庫県の芦屋以東の「阪神」地域を拠点とし、大阪 神=大阪・神戸までを守備範囲とします。社会運動は、労働運動、市民運動、反差別の運動などあらゆる運動を含みます。情報資料センターは、あらゆる社会運動の情報を収集し発信することし、また資料の分析・総括・研究作業を行います。

社会運動部落解放運動の膨大な資料などが寄贈されており、また近隣の教育関係者からの膨大な書籍・雑誌も寄贈されており、これらを使っての総括・研究活動も本格的に開始したいと思います。また協力員から、現代資本主義分析のためのブックレビューも寄せられており、これも随時公開していきます。

また、社会運動の情報だけでは面白味にかける面もあり、複数の管理人の個人的見解やまつわる諸情D0094245_23145527報=雑記帳も発信し、日本の社会運動の「上位下達」的あり方(党中央の元に個人は隷属、個人の心情は運動をやめて小説で現すなど)の克服(そん大げさなものではありませんが、心情的なものも含んだ運動情報の発信はごく自然ではないでしょうか)もできればと、考えています。大風呂敷をひろげてもダメですが、ともかく請うご期待。

福島の子たちの宝塚保養キャンプを成功させよう

3月24日から宝塚大林寺で、福島の子どもたち(10人規模)を迎えての、1週間の保養キャンプが行われます。放射線の高濃度の地域で、外遊び、土いじりのできない子どもたちに、思いっきり遊んでもらい、元気をつけてもらう保養キャンプです。そのスタッフ会議が2回開かれ、ほぼスケジュールが決まりました。阪神社会運動情報資料センターでは、このキャンプの成功のためのサポートを行います。

子どもたちは3月24日の3時ころに、宝塚・大林寺(阪急「清荒神」北、徒歩15~20分、清荒神さんのとなりで、駐車場横の坂の上にあります)に到着します。翌日からイベントやスポーツ・勉強・遠足の計画がありますが、ただ子どもたちの過負担にならないよう、配慮していきます。途中1日・半日でもスタッフとして協力していただける方はスタッフ登録してください。(登録は090-1892-0524 蒲牟田=かまむた まで)

最後に、一連の行事の締めくくりとして、子どもたちの帰る前日=29日の夕方から、大林寺の庭で、お別れの焼肉バーベキュー大会を行います。大人たちだけが盛り上がってもいけませんが、激励の意味もこめて、多数の人が参加できる行事を予定しています。次回スタッフ会議は、18日(日)18時から、場所は蒲牟田に連絡ください。

あと、最大の問題は費用です。全体で60万円の計画だそうで、まだまだお金が集まっていません。各種団体・個人の賛同カンパを要請します。個人一口500円から、団体一口5000円からで、何口でもかまいません。カンパの送り先は、郵便振替で「00960-5-254754 宝塚宗教者・市民平和会議」で、「宝塚キャンプ カンパ」と明記してください。

さよなら原発!3・11関西1万人行動

3・11行動は、福島現地の1万6千、東京の国会包囲の1万2千、大阪2ヶ所での1万5千をはじめ、全国各地で1000人を超す集会・デモ行進が行われました(また3・10京都丸山野音をあふれる6千)。これは野田政権の「収束」、再稼動の攻撃に対し、圧倒的多数の市民が、これを許さず、脱原発・全原発の廃炉を!の声と力を、はっきりと示したものです。13日報道の朝日の世論調査結果も、政府を信用できないが8割を越しています。福島と手を結び、今夏の再稼動阻止の大きなうねりを作っていかなくてはなりません。Photo_2

私たち阪神センター関係者は、主要には中之島公園・女神像エリアの集会に、とめよう原発関西ネットワークの構成団体として、スタッフ役も担いながら参加。そのため公会堂内部や、剣先公園の模様は判ら なかったが、あとから他のエリアに参加した人の話を聞くと、中之島公園一帯を終日いきかいする人は7000人にのぼったと思われます。

女神像エリアは前段集会として、音楽演奏で盛り上がり、間での6団体のスピーチが行われ、最後に1分間スピーチが行われました。そして3会場同時開催の2時15分からの集会は、福島の村上さん、若狭の松下さんから、全原発の廃炉を求める熱烈なアピールが行われ、黙祷のあと、集会宣言を採択し、御堂筋デモに出発しました。

デモは老若男女が200人をめどに挺団をつくり、途中は横6列で300人ほどの挺団もでき、最後は関電包囲行動、サウンドデモが数百の若者のリズム感あふれる勢いのあるデモとなって、9挺団、2500人・1キロを越すデモ隊が御堂筋を南下。途中心斎橋から難波にかけては日曜日で多数の人があふれており、デモの写真を撮ったり、コブシを上げたり、車からクラクションを鳴らすなど共P1000929感が示され、デモに参加する人も多数いました。

解散地の元町中公園では参加者の0311交歓が各所で行われ、とめ原がこのエリアを責任をもって担いぬき、大きなトラブルもなかったことに、参加者・スタッフは満足感にあふれる締めくくりとなりました。「とめ原」の総括会議は23日(金)、19時から天王寺区民センターで。3・11行動の総括と、今後の再稼動阻止に向けて論議を行います。また阪神センターは3月24日からの、宝塚保養キャンプの成功のためサポートに入ります。

また、阪神間でたたかう仲間は、公会堂での主要な役割をになったり、剣先公園でもがんばりました。今後とも全体で力を併せて、さらに大きなうねりをつくっていきましょう。またこの間、伊丹でのヤマサクラ闘争や、尼崎での労館存続・「日の丸」条令阻止闘争では、共産党の関係者との共同行動も行われました。今回大阪は別行動になりましたが、エール交換は行いました。私たちは脱原発にむけ、あらゆる人々と手をたずさえて、さらに大きな運動を作り出していきましょう。

2012年3月 9日 (金)

労館問題で問われる議員の資質

3月6日の委員会審議の傍聴を受けて、7日に労館の存続を求める会の運営委員会が開かれた。委員会の傍聴報告は、稲村市長の廃止条令の提案、仕事支援課などの説明に対して、尼崎市議会の5つの会派(新政会、公明党、新風グリーン、かけはし、共産党)は、反対の共産党以外はまだ態度を決めておらず、特にこれまでの市当局の説明がデタラメであることが審議の中でますます明らかになり、議事は混迷を深めたとのことであった。

要するに、市当局の説明に対し十分なチェック機能を果たさないまま今日を迎え、労館廃止=新施設建設だからいい、程度の認識なのだ。市側の提案では、労館廃止は1年後、複合新施設建設は早くて3年後で、その内容も提示されないまま、使用者が路頭に迷うことをになる。このことを考えないまま、議員たちは市の提案にどういう態度を取るのであろうか。また、市側の説明は、次の施設が建設されるまであと3年残すと維持費が毎年7000万円かかるというものであった。しかしこれは全くおかしな論議だ。学校や公民館など市の施設を維持するためには当然費用がかかる。だから税金を払っているし、労館などは貸館収入があるし、そこでは市や市民の行事が行われ、市政と市民サービスがなされていく。このことが不必要なことだろうか。

当然にも各会派議員にも各種ルートを使って「廃止は困る」の意見が届いているし、存続を求める会の署名は、昨年までに4万6千、今年の陳情にも1万2千を越えている。まだ使えるものを壊し、2年間の空白を作り、その後複合施設を作る。それは市営住宅が老朽化したから作りかえるから出て行け、その間のことは知らないというのと同じだ。このような行政の無策・横暴をそのまま認めるのであれば、市民の代表としての議員は要らなくなるのではないか。

もちろんわれわれは今こそ労働福祉会館を拠点とした労働行政の拡充が必要なことをを訴えるが(これには、新政会などには異論があるかもしれないが)、使える市民の財産を壊し、後は知らないよ、という無責任な態度や、何でも市当局には賛成と言う態度を取るのかの判断が、3月議会で示されることになる。

われわれは利用者のアンケート結果も含め3月12日に重ねて各会派に要請し、13日からの総括質疑、21日の予算委員会、23日の本会議に臨むことになる。多数の市民の結集と監視・決起を訴えます。参加できる方は存続を求める会=06-6481-2341まで連絡ください。

2012年3月 5日 (月)

3.10「山のかなた」上映会へ!

Scan1000520 3.11一周年を目前にして全国各地で諸行動が取組まれていますが、
好評の「山のかなた」 阪神間連続上映会も尼崎労館、豊中すてっぷ、宝塚東公民館で盛況のうちに開催され、3月10日の尼崎・川西を残すのみとなりました。
特に、阪神センターが重点を置いて関わっている
尼崎女性センター・トレピエでの上映会参加を強く呼びかけます。
3月10日 土曜日 夜6時半 
尼崎女性センター・トレピエは阪急武庫之荘駅から南へ徒歩3分Scan10023_2

阪神間連続上映は
これがひとまず最終ですので、
券を持っていて今まで見にいけていない人はどうぞ。
予約なしでも入場できます。(参加費800円)
内容は、青年たちを主役に、もんじゅの超危険な実状をとてもわかりやすくまとめたもので、各地で絶賛されています。

美しい自然と、ナトリウム事故シミュレーション動画の恐ろしい事!
(ここではこれ以上書けません^.^ぜひ見てください。)
自分も上映会をしたいと言う声が参加者から出ているほどです。
多数のご参加をお待ちしています

そして3.11はもちろん総力で中ノ島へ!

カリスマ・ヘルパーFさん不当逮捕を許すな

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阪神社会運動情報資料センターの仲間も良く知る、「カリスマ・ヘルパー」Fさんは、この間三里塚の野菜を福島に運び、福島の人たちと交流が生まれ、3月末には福島の子どもたちを大阪に招く計画を立てていました。ところが、227日大阪府警は「免状不実」の罪名をでっちあげて、Fさんを不当にも逮捕しました。「免状不実」とは免許証の住所と住んでいる住所が違う、ただそれだけのことで、「左翼活動家」と見なした者を逮捕し、Fさんの周りの人に、「逮捕されるような悪い人」との恐怖感を与えるための不当弾圧です。

 Fさんはこの2月にも福島に交流に出かけ、子どもたちを大阪に迎える最終的つめを行っていたところで、この計画を破産させるための弾圧と考えられます。

 Fさんの友人の趙博(パギやん)さんが救援活動に奮闘しています。 大阪府警に抗議の声と、救援運動に協力をお願いします。勾留理由開示公判が、3月7日午前11時半、大阪地方裁判所705号法廷で開かれます。時間のある方は、Fさんの激励にかけつけましょう。

 詳しい情報は、 Fさん救援会 →  http://blog.goo.ne.jp/freefrkw

 黄土通信「パギやん通信」  http://fanto.org/diary-new/index.html

  でご覧ください。

救援カンパ呼びかけ団体(三者)】
Fさん救援会
「コラボ玉造」運営委員会
ふくしまっ子 春休み 大阪においでよ プロジェクト(準)

【郵便振替口座】 00940-5-312873 加入者名→企画・出版 黄土(ファント)

  ※必ず「住所・氏名」と、「Fさん救援カンパ」と明記してください。


【連絡・問い合わせ先】
〒543-0013   大阪市天王寺区玉造本町 8-18 酒井ビルΙ 203号室
 コラボ玉造[TAMAZO]   tel / fax 06-6763-0211

福島の子どもたちの保養のための宝塚キャンプにご協力を

宝塚キャンプ
Photo呼びかけ人代表 佐々木基文
(宝塚宗教者・市民平和会議 西光院住職)

呼びかけ人       
木下達雄 (浄土宗・大林寺住職) 
中川慶子(原発の危険性を考える宝塚の会代表)
大島淡紅子(宝塚市会議員) 
                          北野聡子(宝塚市会議員) 敬称略・順不同

3.11原発事故から1年がたとうとしています。政府の「収束宣言」にもかかわらず
未だに高線量の放射能が福島県内の子どもたちを襲っています。
 私たちは、福島の子どもたちが2012年春休みに少しの間だけでも、放射能に脅かされることなく土いじりや草木に触れることができるようにと、以下の取り組みを行うことにしています。皆さんのご参加とご協力をお願いします。

ボランティアスタッフを募集します
 福島の子ども10人を1週間、世話をします。
 子どもたちが元気になるように、いっしょに手伝っていただける方を募集します。全体計画はスタッフ会議で決めますが、1日だけの手伝いでもいいので、協力をお願いします。
 意欲のある方なら資格は問いません。ボランティア登録をして下さい。
3月4日に第1回スタッフ会議を行いました。
第2回会議は、3月12日(月)18時半から  第3回会議は3月18日(日)18時から行います。
参加希望の方は、連絡ください。 

宝塚保養キャンプ要項

期間  2012年3月24日(土)~30日(金)
受け入れ人数 子ども(小学生)10名+付き添いの保護者
受け入れ場所 浄土宗 大林寺 

〒665-0841 宝塚市御殿山1-83-1
                       

Scan10022 宝塚市・清荒神駐車場上にある
自然豊かなところです。

近くには手塚治記念館や

温泉などの施設が多数あります。







●カンパのお願い
 費用は、交通費(半額)、食費、宿泊関連費、保険など、60万円規模を予定しています。 

福島のことを思う人々のカンパでまかないたいと思いますのでお願いします。

                              宝塚保養キャンプ実行委員会

カンパ 個人一口・ 500円 (何口でも可)   団体一口・5000円 (何口でも可)
カンパ郵便振替口座 00960-5-254754 加入者名 宝塚宗教者・市民平和会議
 宝塚キャンプ・カンパと記入してください 

宝塚キャンプ実行委員会事務局  蒲牟田(かまむた)宏   電話090-1892-0524
                                FAX 0797-86-5012















                                                         

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