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2012年3月15日 (木)

尼崎稲村市長、橋下大阪市長を「学ぶべき点多い」と発言 15日

尼崎市3月議会では総括質疑が行われているが、15日午後3時40分からの新風グリーンクラブの妙見議員の「橋下大阪市長の一連の改革についてどう思うか」の質問に対して、稲村市長は「その改革のスピード感については学ぶべき点は多い」と答弁した。県議時代から橋下を改革派として評価しPhotoてきた稲村氏ではあるが、今般教育基本条令や職員条令で、「君が代」を歌わないものは1回で現場からはずすと言い、また業務命令のアンケート(どこがアンケートじゃ)は憲法違反、労組法違反と大多数の声が出ているにかかわらず、「学ぶべき」というのは、どういう人権感覚をしているのであろうか。

一度の選挙で選ばれたからと言って(しかも52万もの人が橋下を忌避した)、全権委任、僕が民意ですと言って、基本的人権を次から次に否定する橋下。さすがに稲村氏は、「時間と理解、バランスが必要」と付け加えたが、それなら労館問題には時間をかけ、市民の理解を得ることが必要なのでは。でなかったら、100%橋下と同じになってしまいますよ。ここんところ、よーく考えて下さい、稲村さん。そして、「市民派」の皆さん、「みどり」の皆さん。

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コメント

 すいません。読んで、笑ってしまいました。
 「その改革のスピード感については学ぶべき点は多い」。不思議な答弁ですなー。私なら「その改革のスピード感については大いに学ぶべきだ」か「その改革のスピードについては学ぶべき点は多い」と言うでしょう。もちろん市長と同じ立場なら、というあり得ない条件でですが。質問した議員さん、どうして「具体的にどんな点ですか」と突っ込まなかったんでしょう。
 「スピード」ではなく「スピード感」なんですね。そう、実際には改革らしいことは何もできていないのですから。ただ騒いでいるだけ。速かったのは政策案の作成なんですね。しかも、速い理由は、案のほとんどが歴代市長の下で検討されてきたものだからなんですよ。職員にすれば“お蔵入り”になっていた書類の表紙を新しくして出せばよいのですかtら簡単です。橋下氏の言ってきたことのほとんどは、かつて言われたものですね。
 その昔、プロ野球で奪三振の山を築いた江夏豊投手は、スピードガンの登場を嫌いました。彼は「ボールの速さは、実際の速さではなく、打者に『速い』と感じさせることが大事」と言っていました。いかにして速いと感じさせるか。打者との駆け引きですね。「スピード」ではなく「スピード感」なんですね。
 政治の場で、市長が市民と駆け引きをする。だから橋下氏も「スピードのある改革」ではなく、つい「スピード感をもって」というように使ってしまったのでしょうね。できていないことをできているように見せる。こんなことは学ばないでほしいなー、稲村市長さん。

ある人が昨年暮れ近くに稲村市長にお手紙を出したそうです。
それは「橋下さんの政策のスピード感は敬服するけれど内容が悪い。
同じようにならないでいただきたい」というお手紙だったそうです。
まさかそれをそのまま使ったのでもないのでしょうけれど・・・
いずれにしても、市長様と橋下・上山ライン怪しいですね。
打ち壊し・叩き売り路線の共通点がしっかり出てきていますもの。
白井さん・稲村さんと票を入れ続けてきた私はとても心配です。

この記事を弊blogに転載させていただきました。

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