スパイ防止法は「思想選別」の狙いも 小樽商科大・荻野名誉教授に聞く

高市早苗首相が「スパイ防止法」の制定に意欲を示している。自民党と日本維新の会が交わした「連立政権合意書」に「速やかに法案を策定し成立させる」と明記。参政、国民民主の両党が昨年11月、関連法案をそれぞれ独自に国会に提出すると、首相はその後の党首討論で改...
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高市早苗首相が「スパイ防止法」の制定に意欲を示している。自民党と日本維新の会が交わした「連立政権合意書」に「速やかに法案を策定し成立させる」と明記。参政、国民民主の両党が昨年11月、関連法案をそれぞれ独自に国会に提出すると、首相はその後の党首討論で改...

非核三原則の見直し議論や首相官邸の安全保障担当者の「日本は核保有すべきだ」という発言を受け、長崎県内の被爆者団体など22団体が14日、抗議声明を発表した。「安全保障を取り巻く環境が悪化している時代だからこそ、日本は戦争被爆国として非核の安全保障政策を目...

敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有に向け、長射程ミサイルの自衛隊基地への配備が順次始まる。だが、配備先周辺の住民への十分な説明はほとんど行われていない。配備先周辺は有事の際に標的とされ、周辺の市街地に被害が及ぶ懸念も。各地の住民...

2026年に入って突然耳にするようになった、地球の「西半球」という言葉。ベネズエラを攻撃したトランプ大統領が「西半球はアメリカの縄張りだ」と主張していますが、もう一方、中国とロシアが覇権を強める「東半球」で、日本にはどのようなリスクが迫っているのでしょうか。
当面の行動 阪神社会運動情報資料センター掌握分 090-9213-5291
定
例行動 毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前 辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南
木曜行動 14時半~16時半神戸・三宮マルイ前
梅田解放区 第2、第4土曜日 17時半 梅田ヘップ5前
関電抗議行動 毎週金曜日 大阪本店前、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など
改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日 12時 JR大阪駅前
尼崎狭山デー 毎月23日 18時 尼崎市内駅前 偶数月:阪急塚口 奇数月:JR尼崎
パレスチナ連帯行動 毎週木曜(14時~16時) 土曜(12時~14時) 難波・エビス橋
1月11日(日) 尼崎越冬炊き出し 10時 橘公園(尼崎市役所東)
1月14日(水) 尼崎地区労旗開き 18時半 リベル(阪神「出屋敷」北2分)
1月15日(木) デマと市民自治講演会 福島浩彦 長谷川ういこ 丸尾まき 18時半 小田南プラザ(JR「尼崎」南東5分)
1月17日(土) 狭山キャラバン北摂 10時 宝塚 11時半川西 13時半伊丹 15時半豊中
1月18日(日) 名護市長選告示
1月18日(日) 改憲阻止市民フォーラム 12時 JR大阪駅前
1月18日(日) ガザ緊急アクション講演会 14時 PLP会館 講演:役重善洋
1月19日(月) 3・15神戸港軍事使用反対!布施祐仁講演集会実行委
18時 灘区文化セン ター(JR「六甲道」南1分)
1月20日(火) 東京電力柏崎仮羽原発再稼働阻止新潟現地闘争(予定)
1月23日(金) トマホーク配備反対舞鶴全国闘争相談会 18時半 SORA(地下鉄「天満橋」南)
1月23日(金) 狭山デー街宣 18時 阪急塚口
1月24日(土) 狭山キャラバン兵庫 10時 明石 14時半 芦屋 16時 尼崎
1月25日(日) 名護市長選 投票日
1月25日(日) 福井県知事選 投票日
1月30日(金) 連帯兵庫みなせん 18時 長田文化センター
1月31日(土) 「平和への道」上映会 反戦・平和討論会 14時 エルおおさか
2月7日(土) 武器としての国際人権 18時半 ドーンセンター(地下鉄「天満橋」東南5分) 講演:藤田早苗
2月8日(日) 尼崎地区労春闘集会 13時 リベル(阪神「出屋敷」北2分)
2月8日(日) 北上あきひと新春のつどい 12時半 川西アステ 会費3000円
◎2月11日(水・休) 許すな大軍拡と排外主義 止めよう!生活破壊と戦争への道 13時半 天王寺区民センター 講演:小西誠(元自衛官・軍事評論家)
2月11日(水・休) 神戸映画の集い 12時半 16時半 新開地アートビレッジ
2月23日(月・休) 第10回 狭山市民の集い 13時 西成区民ホール
3月8日(日) 3・11十五周年イベント 大阪:中之島公園 京都:円山野外音楽堂 など
3月11日(水) 3・11十五周年の尼崎の集い 18時 JR尼崎駅北
3月14日(土) 『琉球弧を戦場にするな』上映会 14時 芦屋市内
◎3月15日(日) 神戸港の軍事使用に反対する大集会 14時 神戸市内 講演:布施祐仁
3月15日(日) 改憲阻止市民フォーラム 12時 JR大阪駅前
◎3月20日(金・休) 排外主義と闘う1000人集会・御堂筋デモ 14時 大阪うつぼ公園
◎3月21日(土) 大阪平人反戦集会 14時 エルシアター 講演:高良サチカ衆議院議員
3月22日(日) 脱原発兵庫ネットワーク集会 14時 婦人会館 講演:武藤類子
4月4日(土) 11・23いたみホール1000人集会実行委 18時 いたみホール
4月19日(日) 改憲阻止市民フォーラム 12時 JR大阪駅前
4月26日(日) 改憲阻止市民フォーラム反排外主義集会 14時 PLP会館 講演:木戸衛一大阪大特任教授
5月1日(金) メーデー 5月3日(日) 憲法記念日
◎5月31日(日) 予定 舞鶴へのトマホーク移送阻止現地闘争
◎6月7日(日) 脱原発全国集会 大阪市内
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が5日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演し、米国によるベネズエラへの攻撃についてコメントした。
番組では、ベネズエラへの攻撃が日本に与える影響について話し合った。玉川氏は「狙いがどうであれ、やっていいことと悪いことがあるわけです。これは完全にやっては悪いことです」と切り出した。「言葉にすればよく分かる。武力を使...
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2026年1月3日、米国、フロリダ。ベネズエラのマドゥロ氏拘束について声明を発表するトランプ米大統領
ノートルダム大学で国際法および平和研究を専門とするメアリー・エレン・オコンネル教授は、ドナルド・トランプ大統領によるベネズエラへの軍事攻撃について、世界各地で不信感を高め、米国が国際的な指導的地位を確立する助けにはならないとの見方を示した。
さらに同教授は、ベネズエラの情勢が本質的には変わらないまま推移する可能性もあると指摘している。
「法の支配において最も重要な原則――そして私たちが法律を持つ根本的な理由――は、人々が自らの手で力ずくの“私的制裁”に走るのではなく、違法行為や暴力に代わる手段を提供することにあります。国家同士が互いに暴力を行使して世界で優位に立とうとすることも、私たちは認めていません。世界が繁栄するのは、平和と調和、そして条約が尊重される秩序ある国際システムのもとにおいてなのです」(メアリー・エレン・オコンネル教授)
教授は、トランプ大統領が大規模な軍事攻撃を命じ、米軍による作戦が死者や破壊、そしてベネズエラ国民の間に恐怖をもたらしたにもかかわらず、法的な正当性は一切示されていないと指摘した。
「これは国際法すべてへの侮辱です。まるでトランプ大統領が、武力行使の権限について好き勝手に決められるかのように振る舞っているのです。こうした行動は世界に大きな失望をもたらすでしょう。短期的には、米国が国際的な指導力や国際法への支持を取り戻す助けにはなりません。むしろ不信感をさらに広げるだけです。米国が法の支配と民主主義を尊重する国としての信頼を回復するには、長い年月が必要になるでしょう」(オコンネル教授)
オコンネル教授はさらに、現時点で判明している範囲では、ベネズエラのデルシー・ロドリゲス副大統領が、同国最高裁判所(TSJ)の決定に基づき権限を引き継ぐ見通しだと指摘する。
「たとえマドゥロ氏が違法に国外へ連れ去られ、米国で裁判にかけられる可能性があるとしても、ベネズエラの情勢が根本的に変わるとは思えません。これは民主主義の明確な前進とは言えず、法の支配を軽視する姿勢の表れでもあります」(オコンネル教授)
教授は最後に、歴史を振り返れば国際法を順守する国こそが真の成功を収め、やがて国際社会のリーダーとして台頭してきたと強調した。
「トランプ大統領が懸念を抱くのは理解できます。マドゥロ氏が“英雄”でないことは確かですし、世界中、そしてアメリカ大陸で麻薬取引や人身取引に対処する必要があるのも事実です。しかし、そのために法を破ってはなりません。必要なのは、法を回復し、法を支えることです。そして、法を無視する者に立ち向かう勇気ある裁判所をつくることなのです」
(オコンネル教授)
1月3日(土)、ベネズエラの首都カラカスの複数の地区で爆発が相次いで確認された。米国が主導した軍事攻撃のさなか、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領とシリア・フローレス大統領夫人は米国の精鋭部隊によって拘束され、ニューヨークへ移送された。
米国によるベネズエラ攻撃は、ワシントンが中南米で直接介入した新たな事例となった。米国が最後にラテンアメリカの国へ侵攻したのは1989年のパナマで、当時のマヌエル・ノリエガ大統領を麻薬取引容疑で拘束した際のことだった。
ノリエガ大統領の時と同様に、米国は今回も証拠を示すことなく、マドゥロ大統領が「デ・ロス・ソレス」と呼ばれるベネズエラの麻薬カルテルを率いていると非難している。しかし、国際的な麻薬取引の専門家の間では、このカルテルの実在そのものに疑問が呈されている。
米政府はこれまで、マドゥロ大統領の身柄拘束につながるような情報に対して最大5,000万ドルの懸賞金を提示していた。
批判的な見方によれば、今回の行動は、ベネズエラを中国やロシアといった米国の世界的な競合勢力から引き離すための地政学的措置であるとともに、米国が世界最大規模の確認埋蔵量を持つ同国の石油資源への影響力を強める狙いがあるとされる。
(記事提供/Agencia Brasil、構成/麻生雅人)
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高市早苗首相が発したいわゆる「台湾有事発言」の波紋はまだ続いているPhoto by Kiyoshi Ota/Pool/Bloomberg/Anadolu via Getty Images
日中関係の緊張が高まるなか、日本は防衛費を対GDP比2%に引き上げる増額計画を前倒しするなど、急速に軍拡を進めている。そうしたなか、日中の情勢に詳しい米バード大学元教授のイアン・ブルマは、防衛力強化の正当性を高めるために、日本はまず第二次世界大戦の暗い過去に向き合うべきだと指摘する。
【画像】高市首相は軍拡の前に日本の“不名誉な過去”を認めるべきだ─海外識者の指摘
2025年10月に日本の首相に就任した高市早苗は、もともと強硬派として知られていた。彼女が中国を激怒させるのに、時間はかからなかった。
就任からわずか数週間後の11月7日、高市は国会で、中国の台湾をめぐる武力行使について、日本が集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」になりうると発言した。
日本国憲法第9条は「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争の解決手段としては、永久にこれを放棄する」と規定しており、これを支持する人々は高市の発言に異議を唱えた。だが事態はより深刻な方向へ向かう。台湾を自国の領土の一部とみなす中国政府が、彼女の発言を挑発行為と非難したのだ。
中国の反応は、迅速かつ強硬だった。当局は、第二次世界大戦中に日本が中国でおこなった残虐な行為に言及し、自国民に対して日本への渡航を避けるよう勧告した。さらに日本産の海産物の輸入停止や、日本のアーティストが出演するイベントの中止を決めるなど、両国関係は十数年ぶりのレベルで悪化している。
高市の対応が、外交的な配慮に欠けていたことは疑いようがない。日本の首相はこれまで、中国に関わる軍事行動についての発言を避けてきた。
だが、彼女は間違っていたのだろうか?
高市の発言は、特段目新しいものではない。彼女のメンターである安倍晋三元首相は在任中、共通の敵に対抗する同盟国を支援するために集団的自衛権の行使を容認するよう訴え、より強力な軍を編成するには憲法改正が必要だと主張した。さらに退任後の2021年には、「台湾有事は日本有事」と発言している。
日本の右派ナショナリストたちは、連合国軍総司令部(GHQ)によって起草された平和主義的な憲法に反発してきた。米政権内でも同じような動きがあり、リチャード・ニクソンは米副大統領を務めていた1953年に、日本の軍縮に対して不満を表明している。だが軍国主義にうんざりし、経済再建に注力することに満足していた大多数の日本人は、平和主義的な憲法を支持した。
他の西側諸国と同様、日本は戦後に米国が主導してきた国際秩序「パクス・アメリカーナ」の恩恵を享受していた。米国が核の傘と多くの軍事基地によって西側の安全保障を引き受ける一方、自由世界の国々は安全に富を築くことができた。
ニクソンは批判したが、米国の歴代大統領も日本の平和主義的な憲法と安全保障同盟には満足していた。これにより米国は帝国主義的な国家建設の動きを牽制しながら、大国としての権力を掌握することができたからだ。
同盟国はもっと多くの役割を果たすべきだという議論はときおり起きたが、欧州と日本の安全保障への依存を減らそうとする試みは、いつも芽のうちに摘み取られた。
日本人だけでなく、アジア諸国の人々も日本が平和主義を棄却するような姿勢には反発を示した。日本のナショナリストは、祖先がおこなった残虐な行為を軽視し、ときに否定することさえあったからだ。
日本の政治家のなかには、東京にある靖国神社を訪れ、そこに埋葬された戦没兵士(有罪判決を受けた戦犯も眠っている)の霊を弔う人もいる。安倍や首相就任前の高市もその一部だが、そうした政治家は、戦後の日本の平和主義路線を変えようとしていると見られて、信頼されていなかった。
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文芸評論家・三宅香帆さんの『今年を表す5冊』とは
テレビやラジオ、YouTubeでコメンテーターとしても活躍する、文芸評論家・三宅香帆さんに『今年を表す5冊』をインタビュー。話題の書籍から今年の文芸業界を振り返っていただきました。

三宅香帆さんが選んだ『今年を表す5冊』
万葉集や明治文学といった古典から、最新のアニメや推し活文化などのサブカルチャーまで、幅広いジャンルを扱う三宅さん。著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)は「新書大賞2025」を受賞。9月に発売された『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』(新潮新書)は10万部を突破しています。
年間約240冊を読むという三宅さん。今回選んでいただいたのは、三宅さんが考える『2025年を表す5冊』。人気作家の長編小説から新書など5冊がそろいました。

『僕には鳥の言葉がわかる』(c)鈴木俊貴/小学館
1冊目は、東京大学先端科学技術研究センター准教授を務める鈴木俊貴さんの科学エッセー『僕には鳥の言葉がわかる』です。
三宅:これ本当に今年よく読まれたし話題になった1冊なんです。ノンフィクション大賞を受賞されているんですけど、鈴木先生が今までやってきた動物の言葉の研究が1冊に詰まっている。かつ、エッセーなのですごく読みやすいんですよね。理系の研究うまい人ってこういう観察眼持ってるんだとか、こういうふうに観察したらもっと世界が楽しくなるんだ、みたいなことがすごく詰まってるのでめちゃめちゃいい本で。
三宅:どうやって研究しているかっていうのをエッセー的に書いていて、文字もそんなに多くなくて読みやすいんですよ。イラストも書かれているので年始に爽やかな本を読みたい方にもおすすめです。

朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』(日本経済新聞出版)
三宅さんが2冊目に選んだのは、直木賞作家・朝井リョウさんが“推し活”経済の舞台裏を描いた『イン・ザ・メガチャーチ』です。
三宅:今年を代表する1冊だなと思っています。推し活にはまる大学生と、推し活のビジネスをしている大人の話なんです。今、推し活って言われて久しいですけど、その裏側がどうなっているのか、なんでこんなにみんなにはやっているのかってことを小説にした一作。どんな方でも読みやすいなって思います。
三宅:推し活というのが、プラスもあるけどマイナスもあることを認識した年だったんじゃないかなと思うので、そういう意味でもこの1冊は、ファンダムの裏も表も描くみたいなところが今年っぽいなと思います。推し活ビジネスに関わるおじさんが出てくるんですけど、その中年男性の描き方が…「よい!」と思ったので、男性が読んでも、なるほどと思うこともあるんじゃないかなと思います。

村田沙耶香・著『世界99』(上・下)/集英社
そして3冊目は『コンビニ人間』などで知られる村田沙耶香さんの長編小説『世界99』(上・下)です。
コミュニティーに合わせて人格を“呼応・トレース”して生きる性格のない『如月空子』が主人公の物語。『ピョコルン』というかわいい存在が、当初はペットに過ぎなかったが、やがて技術が進み、『ピョコルン』がとある能力を備えたことで、世の中が変化していく物語です。
三宅:『世界99』本当におもしろい小説なんですよ。すごく毒々しい話なんですけど、なぜかこの分厚さが一気読みできちゃうっていうすごい小説なので一旦読んでみてほしいです。今年はSNSを巡る問題が、いろんな議論が進んだりとか、あるいはSNSが政治や日本の文化などいろんなところで影響を与えた1年だった。
三宅:AIも出てきて「これからテクノロジーと人間ってどうなるんだろう」とすごく思った人が多かったと思うんですけど、そこの問題を、「人間ってなんなんだろう」「AIと違うのってどこなんだろう」とか「人間のクリーンじゃないところってなんなんだろう」ってことを考えさせてくれる小説だなって思います。

『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』加藤喜之(中央公論新社)
普段、テレビや新聞では理解しきれない情報は新書から得ているという三宅さん。4冊目は『福音派-終末論に引き裂かれるアメリカ社会』を挙げました。
三宅:本当に今年を代表する1冊だなと思います。今年はアメリカの大統領選挙なんかもありましたけど、福音派と呼ばれる人たちが実はアメリカにすごく影響を与えていて、実は歴代の政治にも影響を与えているんだけれども、トランプ大統領の支持者にも影響を与えているっていう話を本当に丁寧に書いていて、アメリカの思想がすごく分かる名著だと思います。
三宅:アメリカのキリスト教の中で福音派という思想を支持している人たちがいて、その福音派が、例えば中絶反対って言っていたりとか、同性愛反対って言っているのがなぜなのか、今の戦争にどう関わっているのかを書いています。日本にいると正直宗教の事ってよく分からなかったりする人も多いと思うんですけど、それを教えてくれる1冊なので、すごくニュースが読み解きやすくなるなって思いますね。

『「あの戦争」は何だったのか』辻󠄀田 真佐憲 講談社
最後5冊目に選んだのは、辻󠄀田真佐憲さんの『「あの戦争」は何だったのか』。
三宅:ニュースでいうと戦後80年というのは今年のひとつのトピックだったと思うんですけど、戦後80年を考える上で辻󠄀田先生の『「あの戦争」は何だったのか』(講談社)は必読の1冊だったんじゃないかなと思います。戦後80年の今だからこそ、タイトルにもあるように、なんで戦争を起こしたんだっけとか、なんであんなに長引いたんだっけとか、どういう構造で起こっちゃったんだっけとか、描いてくれているので今戦後80年で戦争を繰り返さないために考える事を丁寧に描かれているなと思います。
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