2021年3月 5日 (金)

維新との闘いは続いている~『未来』312号より

焦点 大阪維新追撃・打倒のために ①
民意を蹂躙する広域一元化条例
剛田 力

コロナ禍でも維新の策動は続いている。再び「都構想」が否決されたあとも、吉村は昨年11月6日に「約半数の賛成派の声を尊重することも大事だ」などと言い出し、「広域行政の一元化」条例の制定を目指すことを宣言。吉村、松井は、住民投票で否決された「特別区設置協定書」(「都構想」)の制度設計で府に移管するとしていた成長戦略、病院、港湾、大学、高校、水道、消防など約430におよぶ大阪市の事務を対象に、その権限と財源を大阪府に移管する条例案をつくり、21年2月議会に提出すると表明。さらに「都構想は、否決ではあるが、現在大阪市がやっている430の広域事務は大阪府が一本化してやっていくという整理ができている。それを大阪市を残したうえで具体的に実現する、そのような条例案を都構想の対案として提案したい」と述べた。
いわゆる「都構想」の行政文書である「特別区設置協定書」に明記された「大阪市廃止」の具体的な中身は、吉村が言った、大阪市が政令指定都市として持っている成長戦略、都市計画、港湾、交通基盤整備、公共上下水道、消防、大学、高校、公園、河川にいたる430の事務権限と財源約2000億円を府に移譲することが含まれている。住民投票は、「大阪市の存続」という市民の意思を示しており、その権限と財源を大阪市に留めるという意味以外のなにものでもない。その自治権の大幅な切り離しが市民にとって大きなリスクをともなうからこそ住民投票が義務づけられている。これを議会判断のみに委ねることができるのなら、住民投票を義務づけた大都市設置法はまったく意味をなさない。

大阪市役所前で都構想に反対する市民(20年6月)

(1)「広域一元化」+「総合区」 ≒「都構想」

松井、吉村は同時に総合区も進めるという。しかしその具体的な内容はまったく示されていない。「広域行政一元化」と総合区を口実にした合区を合わせれば、ほぼ「都構想」のようなものになる。 総合区は2014年の地方自治法の改正により、政令指定都市が新たに設置できるようになった。総合区のポイントは、区長を一般職から議会の承認が必要な特別職に格上げし、予算提案権や区職員への人事権を持たせる点だ。市役所の一部署にすぎない今の行政区に権限を移譲し、地域内分権をすすめるのが狙いとされた。区長は「一般市なみ」の権限を持つ。さらに区長を住民投票の結果などを参考に決める「準公選制」も可能だ。
議会が可決すれば政令市に導入できるようになったが、まだ導入した自治体はない。大阪にとっては市を残したまま区の権限を強める制度となり、本来「都構想」や「広域行政一元化」とは相反するものだ。元々は大阪維新の会が都構想案を出した時に、反対だった他の政党に対し、「反対だったら対案を出せ」となり、公明党が総合区制度を対案として提出したもの。2015年の前回の住民投票後、吉村の市長時代、現在の24行政区を8総合区に再編する案を取りまとめ、都構想と並行して協議されたが、公明が「都構想」推進に転じたため、取り下げた。
今回松井、吉村が取り上げたのは、8区に合区するということに主眼点がある。総合区は、合区しなくても1区だけでもできるし、いつでもやめることができる。8区にする必然性などない。府と市が同じ施設を持つのは「二重行政のムダ」だというのだから、合区によって現在24区ごとに置かれている施設(保健センター、図書館など)を統廃合し、行政サービスが低下するおそれも大きい。
維新は、緊急に必要な政策課題から、目をそらさせようとしている。優先するべきは、何よりもコロナ感染症対策ではないか。防災対策も待ったなしだ。「大阪都」で、特別区ごとに設置するとした4カ所の児童相談所は作らないのか。維新が問題にしてきた、「学力不足問題」はどうするのだ。

(2)追い詰められた維新

維新の狙いは、公明党を議論に引きずり込み、屈服させて「広域行政一元化条例」を大阪市議会で可決、成立させることだ。一方、維新が2月議会での決着を目指すと急いでいるのは、看板政策だった「都構想」が否決されたことに伴う党内の動揺を収めたいとの思いがあるからだ。「府市一体で成長を目指すという従来の姿勢を改めて示せる」と、住民投票の「敗北」で求心力を失った議員や、維新信者の市民に対するアドバルーンを上げているのだ。そもそも維新は大阪府知事、大阪市長を握っており、慌てて条例を制定する必要はないはずだ。なぜ、コロナ禍で大変なときに、こんな策動を始めたのか。「大阪都構想」が住民投票で2回連続否決され「改革政党」としてのイメージが大きく揺らいでいる。このままでは今年の総選挙どころではなくなる。そこで、「既成勢力に踏みつけられても改革し続ける維新」を演出する必要から、今回の条例を急ぐのだ。 維新は追い詰められている。2・3月議会で条例が制定されなければ、看板政策を打ち出すたびに市民から否定され、「改革政党」のイメージはますます崩れる。維新に投票している無党派層のかなりの部分が離れかねない。維新にいる多くの議員は「選挙に勝てるから」と維新に集まっている。維新で勝てないとなると、離散するものが出てくる。
2・3月市議会の攻防は今後の大阪のゆくえを決する大きな山場になる。現在示されている条例案(骨子)では、さすがに直ちに430事業の移管、2000億円の移譲はできず、当面7分野の権限の移管とされた。それも地方自治法との関係で、総務省との調整の必要や、公明党をさらに屈服させるなど、ハードルは高い。

(3)奪われる市の「主権」

大阪府・市は1月22日、大阪市がもつ都市計画の7分野の権限を府に移管する方針を正式に決めた。「大阪都構想」の代案として、条例案を2月の府・市議会に提出する。1月25日に、その「広域行政一元化」条例案の骨子が公表された。
案の骨子は大阪府のホームページでのみ公表され、大阪市はパブコメ(意見募集)もしない(大阪市は総合区もパブコメしない)。すでに大阪市の主権は奪われ、乗っ取りは半ば完了している。以下、骨子を検討する。

骨子は8項目

1項目は、条例の名称。「大阪府及び大阪市における一体的な行政運営に関する条例」 2項目は、趣旨。
3項目は、基本理念。ここでは「副首都・大阪を確立」と打ち出している。
4項目は、責務。「大阪府および大阪市は、この条例に定める事項を誠実に履行する責務を有する」
5項目は、副首都推進本部(大阪府市)会議。ここでは「本部長:知事 副本部長:市長」とある。
6項目は、会議で協議すべき事項。ここでは成長戦略、グランドデザイン・大阪、スマートシティー戦略を上げている。 7項目は、大阪府及び大阪市が一体的に取り組む手法。
8項目は、施行日で2021年4月1日。
4項目に、「条例に定める事項を誠実に履行する」とあるのは副首都推進本部会議を「決定機関」にしたかったのだが、そう書くと府市の議決を拘束するものとなり、自治権や議会の議決権を否定することがあからさまになり、違法性が露骨になるので、一般的な当たり前の表現にした。表現は変えても、副首都推進本部会議が事実上の決定機関となる。
しかも5項目で、本部長が知事に固定され、知事と市長は対等ではなく、あくまで知事が上位で、最終責任者となる。既にある、地方自治法が規定する「指定都市都道府県調整会議」は、協議に応じる義務はあるが、知事と市長は対等。「指定都市都道府県調整会議」は、介護施設の整備や、中小企業支援、治水対策など、住民に必要な公共事業を調整することになっているが、この骨子では次の6項目の「会議で協議すべき事項」でも、まったく触れていない。
7項目での事務委託によって市の権限が府に移譲されて、大阪市が関与できなくなる。7項目は、「市→府」への事務委託という、この条例の「ねらい」の具体的な部分になる。
市から府への事務の委託の対象は、かなり絞った形になっている。しかしここにも注意が必要だ。水道や消防は地方自治法の事務委託制度を見ても都道府県でその事務をおこなっていないものは事務委託できないと考えられている。水道、消防は、そもそも事務委託できないのだ。「都構想」の宣伝で「消防の到着時間の短縮」をメリットとして挙げ、現場から否定されたが、二重にでたらめだ。健康と保険も対象外となっている。だが松井は「バーチャル都構想」と言ってコロナ対策を府に丸投げしている。教育も対象外だが、すでに12月に市も府も条例を可決し、22年4月には市立高校が府に移管される。
残ったのは「住民の反対を押し切ってでもごり押ししたい開発」、万博、カジノ、高速道路の開発などになる。特に、都市再生特別地区の指定は、住居地域など「用途地域」に関わらず、開発の規制をとっぱらうもの。これらを大阪市議会の動向にかかわらず、維新が思い通りにできる府の決定だけで進めることができるようにするものだ。
たとえば大阪市がおこなう都市計画、通常の道路、大型公園、公営住宅などの整備、水道、消防などは、市内エリアに関するもので、これらは府全体に影響が及ぶという意味での「広域行政」では決してない。しかし、大阪市民は自らの都市計画に参画できなくなる。
松井は市長でありながら、1月22日の副首都推進本部会議後の会見で、「大阪市民は大阪府民。大阪市議会の権限など市民にとってはどうでもいい」と発言している。「広域一元化」条例は、大阪市における自治権をはく奪する、自治略奪条例だ。条例では、一元化された事業の実施主体はあくまでも府であり、委託という手法で、大阪市が持つ自治の根幹である権限のみならず財源も奪い取っていくところは、住民投票で2度も否決された「都構想」そのものだ。
計画実行事務は委託することになっていない。大阪市は府の決定に黙って金を出し実施する実行部隊に成り下がる。
3月府議会は2月25日に開会し、3月28日閉会する。府議会は維新が単独過半数のため、議会での勝負は市議会が焦点になる。現状では3月26日の市議会最終日に「広域行政一元化条例」を採択するとみられている。街頭行動や署名、議会工作など、住民投票をたたかった市民とともに行動し、議決を阻止しよう。(つづく)

大阪市の財産を吸い上げて、夢洲でカジノあかん! 大阪市役所ヒューマンチェーン

と き:2月25日(木) 午前11時~午後1時
午前11時~11時50分 街宣行動>
正午~午後0時半 市役所包囲ヒューマンチェーン
午後0時半~1時 集会
ところ:大阪市役所前
主催:大阪カジノに反対する団体懇談会
連絡先:カジノ問題を考える大阪ネットワーク

マルイ前行動、のぼりをたてて賑やかに

   3月4日(木)15:00~16:30、三宮マルイ前にて昨年12月3日(木)以来3か月ぶりに定例行動を再開し

202134ました。寒くもなく風もない良い日和でした。ジャンボノボリを3本立て、横断幕を張り、ポスターを張り巡らし、シール投票を呼びかけ、チラシを配り、スピーチし、にぎやかでした。参加者は18名(先週7名)。
  リレースピーチは5人が行い、チラシは用意した200枚(先週92枚)を全て撒き切り、署名は12筆(先週2筆)でした。シール投票は、「今年、行われる総選挙(衆議院選挙)で、政権交代をあなたは求めますか?」を問い、「求めます」が32票、「求めません」が4票、「わかりません」が1票の計37票(前回昨年12月3日は39票)でした。自由意見欄には、「菅政管はいつまで持ちこたえられるか?」と1名の方が書き込まれました。
  KGさんの昔懐かしい曲を奏でるアコ-ディオンが場を和ませました。通行者は以前と変わらず多かったですが、高齢者が以前より少ないように感じました。

2021年3月 4日 (木)

本の紹介 労働運動の「神髄」見せる関生労組の清々しさ 『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか』~レイバーネット日本より

労働運動の「神髄」見せる関生労組の清々しさ

『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか』(武建一 著、旬報社、1,500円+税、2020年12月)評者:黒鉄好

 

 一切の虚飾のないストレートなタイトルと裏腹に、本書は、囚われの身となった著者が拘置所で迎えた保釈の日の描写から始まる。ドラマか映画でも見るかのように一気に引き込まれる。

 戦後、高度成長の波に乗った日本の歩みにみずからを重ねるように頭角を現す全日建連帯労組関西生コン支部委員長の武さん。権利獲得、ヤクザとの闘争、経営者との対決と協調。破天荒だが正義の炎を絶やさず、大きな敵に敢然と立ち向かう武さんのスケールの大きさが、読者の心を捉えて離さない。

 資本家が資本家たり得るのは、単に生産手段を所有することのみにとどまらず、価格、生産量や出荷量などの決定権――言い換えれば経営権を独占するからである。しかし、武さんの率いる関生労組は、経営者・資本家のこの「聖域」にズカズカと平気で踏み込む。過当競争による値崩れを防ぎ、適正価格での販売を通じて得た利益を労働者に還元する。あるいはコンクリートの品質を確保して建築物の安全を守る。そのような大義名分を掲げ、生産・流通のコントロールに乗り出す。原材料のセメントを少しでも高く売り暴利をむさぼるメーカーと、買い叩こうとするゼネコン。前門の虎、後門の狼という状況の中で、生き残りを賭け、利害が一致する局面では生コン経営者と共闘もする。大資本が関生労組を恐れる理由は、経営権を侵食する存在だからである。(写真=武建一氏)

 『法律など守っていたら組合をつぶすことはできない』――かつて財界の労務担当といわれた日経連が開催した講演会で、元役員の講師が放った言葉を本書は暴露する。それを読んで私は身震いがしたが、衝撃は受けなかった。同じような例は歴史書をひもとけばいくつでも見つけられるからだ。私がすぐに思い出したのは『国労を崩壊させる、その一念で(国鉄「改革」を)やってきたわけです』という中曽根康弘の言葉である。資本家の聖域である経営権に踏み込んでくる者は誰であろうと許さない。どんな手段を使ってでもつぶすという資本側の「不退転の決意」がそこに込められている。

 私は、関生労組にかけられている攻撃がかつて国労に向けられたそれと同じであることを理解した。この攻撃から関生労組を守るためには、あのときと同じように、すべての労働者が考え方や立場の違いを越えひとつにならなければならない。

 この闘いに関生労組は勝てるだろうか? 長く複雑な過程を経るとしても、最終的に勝てると私は判断する。どんな乱暴な経営者もどん欲なハゲタカも「全体の利益」という経済原則を越えることはできないからだ。他人を犠牲にして自分だけがいい思いをしようとする者は、社会各層の利害を調整し、全体の利益を図るという経済の自己調節機能によって手痛い反撃を受ける。武さんの波瀾万丈の人生ドラマからはそんな未来への希望も覗く。自分だけの利益ではなく労働者、社会全体のためになるように行動する。日本社会が久しく忘れてしまっている労働運動、社会運動の「神髄」を見せてくれる1冊である。

2021年3月 3日 (水)

クーデターとの闘いの先頭に立つミャンマーの労働者たち~レイバーネト日本より

クーデターとの闘いの先頭に立つミャンマーの労働者たち

ケビン・リン(Global Labor Justice- International Labor Rights Forum上級顧問)

 


*ヤンゴンのILO事務所前で抗議活動をするストライキ中の被服産業労働者たち

2月26日(金)深夜、ミャンマー軍は公共のテレビで同国の労働団体の多くを違法と宣言し、活動が続けば逮捕するとの脅しを掛けた。国際連帯活動が緊急に必要となっている。

2月1日、ミャンマー軍は選挙不正の疑いを口実にクーデターを起こし、選挙で選ばれた文民政府から政権を奪取した。クーデターの指導者たちは、政府トップの指導者や活動家を拘束し、インターネットを遮断し、飛行便を停止した。これにより、部分的な民主化を目指した10年に及ぶこの国の実験が、暗転し不確実なものとなった。

このクーデターはミャンマー国民が獲得した民主的な権利を脅かそうしている。工場労働者による戦闘的な闘争を通じてこの10年の間に強力な労働運動が構築されてきた。過去3週間にわたる公共部門・民間部門の労働者による職場放棄が拡大し、2月22日からのゼネストが行われ、クーデターに抵抗し、より強力な労働運動を築くための希望が芽生えてきている。

●労働者の反乱

クーデターが宣言されて間もなく、労働者と労働組合組織による大規模な市民的不服従運動が行われた。最初の運動の一つはクーデターの2日後、ミャンマー全土の50の町の110以上の病院や医療施設の労働者が最初に立ち上がり、ストライキを行った。ある政府系病院では、40人の医師の内38人と70人の看護師の内50人がストライキを行った。

「私たちが独裁政権の下で働くことはできません」と、最初のストライキの1つを率いた外科医であるチャウ・ジンさんは言う。「私たちは政権を倒すことができると確信しています。私たちは、ミン・アウン・フライング上級将軍(クーデター指導者)が辞任するまで、決して仕事には戻りません。誰も彼を指導者として認めていません。」

労働組合のナショナルセンターは迅速に動いた。ミャンマー最大のナショナルセンターであるミャンマー労働組合総連盟(CTUM)は、2月8日に最初のゼネストを呼びかけた。政府からの逮捕の脅しや抑圧の強化にもかかわらず、ごみ収集労働者、消防士、電力労働者、民間銀行員、被服産業労働者を含む幅広い部門の労働者がストライキの波を起こし、多くの労働者が街頭デモに参加した。

教師たちは生徒たちと一緒にいち早く運動に参加した。初等・高等教育や修道院学校をカバーする10万人規模のミャンマー教員連盟を含む7つの教員組合が、職場放棄を発表した。

ジャーナリストも職場放棄している。クーデターとメディアの自由への脅威に抗議して、ミャンマー記者協会のメンバーとミャンマー・タイムズ紙の十数名のジャーナリストが辞職した。

重要なのは、地方自治体や商務省、電力エネルギー省、運輸通信省、農業・畜産・灌漑省の職員がストライキに参加しており、この1週間で多くの部署が閑散とした状態になっていることだ。特に運輸部門に大きな打撃を与えた。ミャンマー国鉄(MR)の関係者によると、鉄道従業員の99%がストライキ中であり、鉄道サービスは停止されている。

ストライキ中の労働者は、軍の支配下にあるミャンマー石油・ガス企業、ミャンマーナショナル航空、鉱山、建設現場、被服産業工場、学校を閉鎖に追い込み、軍支配者に経済的打撃を与えている。食品・飲料製品、タバコ、娯楽産業、インターネットサービスプロバイダー、銀行、金融企業、病院、石油会社、卸売市場や小売業に対して消費者はボイコットを行い、軍の経済的権益に打撃を与えている。 軍は弾圧で対応してきている。平和的な抗議行動に参加した労働者や学生が逮捕され、軍は殺傷的な武器を行使し始め、すでに3人が死亡している。

●被服産業労働者が先頭に立つ

被服産業労働者は、クーデター指導者の厳しい警告にもかかわらず、いち早く路上抗議を呼びかけ、街頭行動を組織した。その結果、市民的不服従運動への信頼を高めるのに役立った。ミャンマーに拠点を置く労働者オーガナイザーのアンドリュー・ティレット・サックスは、「工場労働者、その多くは若い女性である被服産業労働者の姿は、一般大衆を深く鼓舞し、恐怖心を打ち砕き、現在見られる大規模な抗議とゼネストの触媒となったようです」と強調している。

「労働者と労働組合がヤンゴン(国内最大の都市)での運動の主要な力です」と、労働・人権活動家のテット・スウェ・ウィンさんは同意した。「工場から何千人もの労働者が街頭に出てきて集会をしているので国民の注目を集めています。労働者たちはこのような行動を取って危険に身をさらしています。労働者の指導者の多くは以前に解雇された経験があります。政府や工場のオーナーから弾圧されてきています。力はとても弱いが、非常に献身的です。」

公務員と民間の労働者とその労働組合が組織的に参加することが、市民不服従運動を前進させ、ミャンマーの未来を決定する最も重要な要素の一つである。

2月22日以降の最近のゼネストでは、ミャンマー社会の広い範囲の労働者が参加している。課題は、労働者の戦闘性をより強め、より多くの民間部門や未組織労働者の間でストライキ行動を増加させることである。

●なぜ国際的な連帯が重要なのか

今週初めに8人のCTUM指導者に逮捕状が出されるなど、軍による弾圧が強まる中、労働者とその労働組合の民主的権利を守るために、国際的な圧力がこれまで以上に急務となっている。

「国際的な支援は私たちにとって大きな意味を持ちます。」とテット・スェ・ウィンさんは述べている。「私たちの自由と権利を支持している人たちが海外にいることが分り、孤立していない、と感じさせてくれるからです。」

労働団体や人権団体はタイ、日本、香港、台湾、カンボジア、フィリピンなどでミャンマー大使館の外で抗議行動を組織し、クーデターを非難する連帯声明を発表している。 この運動が共鳴し、アジア各地でこれほどの支持を集めている理由を理解するのは難しいことではない。各国で抗議している人たちは、非民主的な支配と組合員や市民社会団体に対する継続的な弾圧という共通の課題に直面しているので、連帯を示しているのである。香港やタイなどでは最近、それぞれ大規模な民主的抗議運動が起きている。

●移住労働者

また、アジアの多くの国は、工場や建設業、漁業などでミャンマーからの出稼ぎ労働者が働いている。タイでは、推定300万人から400万人のミャンマーからの出稼ぎ労働者がおり、そのうち数十人がクーデター直後に、ミャンマー大使館前で抗議行動を連日行った。日本でも数百人のミャンマー人労働者が国連事務所前で抗議行動を行った。

●ブランドを圧力を掛ける

ミャンマー最大の被服産業労働組合であるミャンマー産業労連は、世界中の労働組合がミャンマーでビジネスを展開している衣料品ブランドに対し、クーデターを非難し、軍の利益に資する企業との関係を断つよう圧力を掛けるよう呼びかけている。また、労働者が抗議を理由に解雇されないように保護されることも求めている。

2億人の労働者を代表する10の国際産業別労働組合組織GUFは、ミャンマー軍の商業的利益に対して各国政府や企業が圧力を強めるよう働きかけることを、世界中の労働組合に呼びかけている。

米国やその他の国の労働組合や草の根の労働者が、ミャンマーの労働者と具体的な連帯を築くためには、呼びかけに積極的に応えて、クーデターを非難する声明を発表し、ミャンマーでビジネスを行っている企業にも抗議声明を出すように圧力を掛け、各企業がサプラチェーンを通じたミャンマー軍とのビジネス上のつながりを断ち切るよう圧力を掛ける必要がある。

ミャンマーの労働者は、直接行動が強力で、効果的であることを実証してきた。職場で組織化して戦闘的なストライキに参加したり、仕事を放棄して街頭デモに参加したりすることで、自らの民主的権利を守り、ミャンマーおよび世界中の労働者のためにより良い生活を勝ち取るために戦っている。ミャンマーの労働者は私たちの支援を必要としているし、またそれに値している。

2021年3月 2日 (火)

「菅と二階の怒りを買った2人が飛ばされた」……NHK有馬キャスター、武田アナ降板の衝撃



「菅と二階の怒りを買った2人が飛ばされた」……NHK有馬キャスター、武田アナ降板の衝撃

 



 NHKアナウンス室長ですら驚くほどの仰天人事だったという。2月10日、NHK「ニュースウオッチ9」の有馬嘉男キャスター(55)と、「クローズアップ現代+」の武田真一アナ(53)という“二大看板”の降板が発表されたのだ。局内では関係者がこう囁きあった。

「菅政権の怒りを買った2人が飛ばされた――」

◆◆◆

 経済部出身で、シンガポール支局長などを経て17年に「9」のキャスターに就任した有馬氏。ロマンスグレーに穏やかな語り口が人気を博した。

「政治や国際情勢など、多岐にわたる分野をいつも熱心に勉強していた。番組への思い入れも強く、本人は今年以降も続投に意欲を燃やしていたのですが……」(有馬氏の知人)


有馬嘉男キャスター

 有馬氏の降板にあたっては、サンスポが〈本来は昨年、桑子真帆アナが9を卒業した際、有馬氏も一緒に退く意向だった。しかし、桑子アナの後任の和久田麻由子アナを育成するため、一年間の続投となった〉と報じた。しかし、局内でそのストーリーを信じる職員はいない。

「今年は東京五輪や衆院選という大きなイベントを控えている。大事な年に、安定感と人気を兼ね備えた有馬氏を代えるのはデメリットしかない」(NHK関係者)

有馬氏の質問で明らかにムッとした菅首相

 有馬氏の降板をめぐって取り沙汰されているのが、昨年10月26日の臨時国会開幕日、菅義偉首相が生出演した際のやりとりだ。有馬氏は、炎上していた日本学術会議をめぐる問題で、菅首相に質問を重ねた。菅首相は最後には明らかにムッとした様子で「説明できることと、説明できないことがある」と述べた。

「このやりとりを受けて、放送直後から、山田真貴子内閣広報官が原聖樹政治部長に対し、有馬氏の質問内容に抗議した――という話が局内で広まったのです。実際、原氏は後になって周囲に『山田さんに怒られて大変だった』と漏らしていました」(NHK中堅職員)



12月12日には朝日新聞が、坂井学官房副長官の会食時の発言として「所信表明の話を聞きたいといって呼びながら、所信表明にない学術会議について話を聞くなんて。(略)NHK執行部が裏切った」と語ったことを報道。菅官邸のNHKへの怒りは周知の事実となった。このころから、局内では水面下で“有馬降ろし”が始まったという。


菅首相に質問する有馬キャスター(NHK「ニュースウオッチ9」より)

「辞めさせられそうだ……」

「各局の夜のニュース番組は、『news23』(TBS系)の小川彩佳アナや『news zero』(日テレ系)の有働由美子アナなど、軒並み女性キャスターがメイン。そのため、前政治部長の山口太一編集主幹が『9も和久田アナをメインに据えるべき。男性キャスターは補佐役で良い』と言って、局内で根回しを始めたのです。有馬氏を降板させれば、官邸の人事介入やNHK側の忖度が疑われるのは自明だったため、カモフラージュの意味合いもあったのでしょう。山口氏はこうした小細工を思いつくタイプではないため『菅官邸と近い正籬聡副会長や小池英夫理事の入れ知恵ではないか』と冷ややかに見られていました」(前出・NHK関係者)

 こうした動きを察知したのか、昨年11月頃から有馬氏は周囲にこう漏らしていた。

「辞めさせられそうだ……」

 そして事実、有馬氏の降板が決定したの

二階幹事長インタビューで“事件”は起きた

「1月19日放送の『クロ現+』で、自民党の二階俊博幹事長をインタビューしました。このときのやりとりが“虎の尾を踏んだ”と囁かれているのです」(前出・NHK関係者)

 テーマは新型コロナ対策だった。武田アナは、いつもの穏やかな調子で「政府の対策は十分なのか。さらに手を打つことがあるとすれば何が必要か」と質問。すると二階氏は「いちいちそんなケチをつけるもんじゃないですよ」と凄んでみせたのだ。

「武田アナはこの質問で、政権の実力者である二階氏の不興を買った。その直後に突然の降板となれば、訝しむ声が上がるのは当然です」(同前)

「クロ現」と菅首相には浅からぬ因縁がある。23年間にわたりキャスターを務めた国谷裕子氏が14年、集団的自衛権の行使容認について、官房長官だった菅氏に鋭い質問を投げかけ、それを契機に降板になったというのが定説だ。

 武田アナの降板も、政権への忖度が働いたのか。有馬氏が「辞めさせられそうだ」と漏らしていた件も含めてNHKに尋ねると、「ご質問のような事実はありません」と書面で回答があった。

 有馬氏は降板発表後、周囲に「NHKがどう見られてしまっているか……それが情けないところ」と語っていたという。前出のNHK関係者が嘆息する。

「菅政権はNHK改革に前のめりです。ブレーンの高橋洋一内閣官房参与が『Eテレ売却案』をぶち上げたほか、菅首相自らも先月、国家運営の大方針を示す施政方針演説で『受信料の一割引き下げ』に言及した。そんな菅政権の幹部に物を申した有馬氏や武田氏を今降板させれば、世間からどう見られるかは明らかでしょう」

 菅政権への忖度は本当にないのか。今後の報道姿勢が益々注目される。

 後任には元ワシントン支局長の田中正良氏の就任が発表されたが、こちらもドタバタの起用だったという。

「田中氏は今夏の人事で国際部長か中国総局長への異動が確実視されていた。ところが有馬氏の降板で、急きょ白羽の矢が立ったのです。ただ、4月からの新体制では山口氏の根回し通り、和久田アナがメインとなり、田中氏は補佐役に回る予定です」(同前)

 一方、有馬氏の次のポジションは未定だという。本人は何を思うのか。放送を終えた有馬氏を直撃した。


有馬氏は直撃取材に「答えられないよぉ」

――「9」降板について。

「答えられないよぉ。申し訳ない。ゴメン!」

 有馬氏はそれだけ言い残すと、その場を立ち去った。

 これだけではない。じつはもう一人、政権の怒りを買ったとされる意外な人物がいる。NHKのエース・武田アナだ。

「08年から9年間『ニュース7』のメインキャスターを務めたほか、19年には天皇の『即位の礼』関連番組で進行を担当するなど、名実ともにNHKの“顔”。『たけたん』の愛称で親しまれ、昨年12月の『好きな男性アナウンサーランキング』(オリコン調べ)では、フリーの羽鳥慎一アナに続く2位に選ばれました」(NHK局員)

 17年からは、NHKの看板番組である「クローズアップ現代+」のキャスターを担当。だが、今回の人事で降板と大阪放送局への異動が決定、新たに情報番組「ニュース きん5時」を担当することが発表されたのだ。


大阪に異動する武田アナ

「そもそも看板番組のキャスターをコロコロ替えるのは、決して得策ではない。なのに、武田氏をわずか4年で交替させてしまった。後任は井上裕貴アナと保里小百合アナが務めることになっていますが、格落ち感は否めません」(同前)

 武田アナにとっても青天の霹靂だったようだ。

「武田アナは熊本高校の同級生だった妻との間に2人の息子がいますが、家族仲がとても良い。息子の小学校の入学式のために、自分のネクタイを子ども用サイズに作り替えたり、手提げカバンを自ら縫ってあげたほどです。ところが今回の異動で、武田アナは単身赴任をすることになったらしく『あり得ない……』と嘆いていたそうです」(同前)

 なぜエースアナが東京を離れることになったのか。じつは武田アナをめぐっても、ある“事件”が起きていた。

二階幹事長インタビューで“事件”は起きた

「1月19日放送の『クロ現+』で、自民党の二階俊博幹事長をインタビューしました。このときのやりとりが“虎の尾を踏んだ”と囁かれているのです」(前出・NHK関係者)

 テーマは新型コロナ対策だった。武田アナは、いつもの穏やかな調子で「政府の対策は十分なのか。さらに手を打つことがあるとすれば何が必要か」と質問。すると二階氏は「いちいちそんなケチをつけるもんじゃないですよ」と凄んでみせたのだ。

「武田アナはこの質問で、政権の実力者である二階氏の不興を買った。その直後に突然の降板となれば、訝しむ声が上がるのは当然です」

「クロ現」と菅首相には浅からぬ因縁がある。23年間にわたりキャスターを務めた国谷裕子氏が14年、集団的自衛権の行使容認について、官房長官だった菅氏に鋭い質問を投げかけ、それを契機に降板になったというのが定説だ。

 武田アナの降板も、政権への忖度が働いたのか。有馬氏が「辞めさせられそうだ」と漏らしていた件も含めてNHKに尋ねると、「ご質問のような事実はありません」と書面で回答があった。

 有馬氏は降板発表後、周囲に「NHKがどう見られてしまっているか……それが情けないところ」と語っていたという。前出のNHK関係者が嘆息する。

「菅政権はNHK改革に前のめりです。ブレーンの高橋洋一内閣官房参与が『Eテレ売却案』をぶち上げたほか、菅首相自らも先月、国家運営の大方針を示す施政方針演説で『受信料の一割引き下げ』に言及した。そんな菅政権の幹部に物を申した有馬氏や武田氏を今降板させれば、世間からどう見られるかは明らかでしょう」

 菅政権への忖度は本当にないのか。今後の報道姿勢が益々注目される。

2021年3月 1日 (月)

3月末までの当面の行動 菅を倒せ、老朽原発うごかすな!

当面の行動日程

定例行動     

毎週土曜日 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 13時 三宮マルイ前  
辺野古大阪行動 15時半 JR大阪駅南   

木曜行動 15時~16時半 神戸・三宮マルイ前

梅田解放区 隔週土曜日(第二、第四) 17時半 梅田ヘップ5前

関電抗議行動 毎週金曜日  本店、神戸支店、姫路支店、茨木金曜行動など

改憲反対市民フォーラム 毎月第3日曜日  12時 JR大阪駅南

Img_1937 重要行動  拘束行動  阪神間の行動  原発関連行動

 

3月3日(水)  3の日行動 12時半 神戸・三宮 マルイ前

3月6日(土) 平井美津子さん講演会 「植民地支配責任とは」 14時 エル大阪・南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

3月7日(日) 福島原発事故から10年「終わらないフクシマ」 13時半 加古川市総合庁舎1階「たぱす」 報告:菅野みずえ

◎37日(日) 命とくらしの映画祭 12時半  神戸市教育会館(JR「元町」北7分) 映画上映と講演 映画:『パブリック図書館の奇跡』  講演:藤原辰史(京都大准教授)

▽37日(日) 福島原発事故10年 さよなら原発集会 エルおおさか大ホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分)

 

Img_1935 3月8日(月) 連帯兵庫みなせん世話人会 18時 稲葉プラザ(JR「須磨海浜公園」北東5分)

3月10日(水) 労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋集会 18時半 キャンパスプラザ(JR「京都駅」北西5分)

3月11日(木) 原発事故から10年 かけがえのないものを守るために 1815分 国労会館(JR「天満」北東3分) 講演:三田茂医師&

※311日(木) 311十周年尼崎スタンディング 18時 JR尼崎駅北

3月13日(土) 市民デモHYOGO世話人会 10時 神戸市勤労会館(JR「三ノ宮」東南4分)

※313日(土) 宝塚の平和と人権を考える会3月例会 ミナマタからフクシマへ。終わらないミナマタ 13時 ぷらざこむ(阪急「売布神社」東南6分) 

3月13日(土) これでええのん?大阪の教育 支援学校の現場から~君が代強制で失うもの13時半 エル大阪・南館(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満宮」南15分)

3月13日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

 

3月16日(火) 関電原発不正マネー徹底究明 第1回口頭弁論 集合:915分 地裁前ミニ集
会  10時半 大阪地裁大法廷 終了後報告集会

※320日(土) 芦屋九条の会集会 14時 芦屋市民センター401 (JR「芦屋」西5分) 講演:池内了(名古屋大学名誉教授、宇宙物理学者)

▽320日(土・休) 関電よ老朽原発をうごかすな!高浜全国集会 14時 高浜町文化会館(JR「若狭高浜」西7分) 前段集会 1145分 音海展望台 高浜原発北ゲート前  大阪からバスが出ます 9時 新大阪集合

◎321日(日) 市民デHYOGO 総会&交流会 13時 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南)

3月21日(日) 自衛隊第3師団申し入れ行動 10時半 自衛隊第3師団西門(阪急「伊丹」北西20分)

Img_1929 3月21日(日) 憲法改悪反対市民フォーラム 12時 JR大阪駅南

 

3月22日(月) 世直し研究会 福島原発事故から10年(2) 18時半 大阪・中央会館(地下鉄「心斎橋」東12分) お話し:菅野みずえ

3月27日(土) 市民デモHYOGO学習会 14時半 神戸市勤労会館(JR「三宮」東南4分)

3月27日(土) 梅田解放区 17時半 阪急HEP5前

328日(日) 五輪反対集会 14時 大淀コミュニティセンター1階ホール(阪急・地下鉄「天六」北西10分) 特別講演:天笠啓祐(ジャーナリスト・日本消費者連問)

328日(日) 「戦争法」違憲訴訟の会 416判決前集会 半田滋(東京新聞記者)講演会 13時半 エルおおさか南館・5Fホール(地下鉄「天満橋」西5分、JR「大阪天満公園宮」南15分)

 

2021年2月28日 (日)

「菅政権の終焉」がいよいよ現実味を帯びてきた


長男問題、会見先送り…「菅政権の終焉」がいよいよ現実味を帯びてきた

「俺は総理のガラじゃない」

笑顔を見せても表情が歪んでいる。熱心に話しても、モゴモゴと口ごもって聞こえる。きっと不器用なのだ。でも国民はいま、そんな陰気なオーラのリーダーを求めていない。気分が滅入ってしまう。

キョロキョロ、オドオド

官邸内の暗がりの中に、落ち武者のような菅義偉総理の姿が、白く淡いライトを浴びて、ぼうっと浮き上がる。

「ニヤァ」

そして菅は、チラチラ左右に目を泳がせながら幽鬼のように笑う。いや、笑ってはいないのかもしれないが、そう見える。

全国民が感じてしまう、菅という男の耐えがたい暗さ—。


Photo by gettyimages

異様な姿を見かねたのか、ついに二階俊博幹事長が横から口を出し、叱咤激励したという。

「おい、街頭演説するような気持ちでしゃべれ!」

二階派議員の一人がこう語る。

「最近、菅総理は会見時に、原稿が目の前に表示されるプロンプターを使用し始めた。実は、二階さんが『それ、いいじゃないか。早く買ってやれ』などと勧めて、使うようになったのです。総理は記者が集まる前に密かに使い方を練習して、視線をどこに置くかなど、必死に研究している」

もともと菅は、プロンプターの使用には消極的だった。プロンプターというと、かつて細川護熙元総理が使っていたというイメージが強く、「キザったらしい」ということで、菅の流儀に合わないことが理由の一つ。

もう一つの理由は、「天敵」の小池百合子東京都知事がやはりプロンプターを駆使しているため、「あの女の真似はしたくない」という、菅の意地とプライドの問題だった。

だが、それら菅の個人的事情も、二階大幹事長の鶴の一声によって吹き飛んだようだ。菅はついにプロンプターを導入し、「明るい会見」に向けた第一歩をようやく踏み出したのだった。


Photo by gettyimages

ところが、いざ使ってみると、なぜか逆効果になってしまった。

自民党中堅議員がこう言って嘆息する。

「会見の時の総理の目線がおかしいでしょ。使い慣れなくて自信がないのか、菅さんは会見の冒頭にプロンプターがきちんと作動しているか、そちらを神経質にチラチラと見るんですよ。

そのため、キョロキョロ、オドオドと目線が左右する、いわゆる『キョドった』状態に見えてしまい、不安感がさらに増した。イメージは、むしろ前より悪化しているのではないか」

もうすぐ、季節は巡って春となる。

緊急事態宣言は延長され、東京などは3月7日まで続く可能性が高いが、その頃には草木が芽吹き、花も咲き始め、人々は新しい春の訪れを寿いでいるに違いない。

なのに菅総理は、あまりにも暗い、暗すぎる。

春の足音とともに、このコロナ禍を暖かい風が吹き飛ばしてくれるのではないか。国民の誰もが願い、希望を抱いている中、菅が醸し出す陰々滅々としたオーラは、一体どうしたことなのか。

「菅さんは、いよいよ疲れ切っているんです」

そう話すのは、官邸内の様子に詳しい関係者の一人である。

「現在、通常国会が開幕中ですが、連日の予算委員会などでのやり取りで、菅さんは疲労困憊して、官邸に戻るとしばらくソファでぐったりしている。2月5日には、答弁書を執務室に忘れて答弁に詰まってしまい、事務方が慌てる一幕もありました。

その上、最近は執務室に入る際、周囲にいる人間をぎょろりと睨むような仕草をするようになった。孤立感を深め、一人きりで執務室にこもる時間が増えています」


憔悴のためか、食も細くなっているという。

「総理は、昼になるとステーキ弁当など、精が付くものをよく注文して食べているのですが、以前は完食していたのに、このところは残してしまうことが多いそうです。近くで見ると一回り小さくなったようにも見える。このままでは倒れるのではないか、という心配の声も上がっています」(官邸スタッフの一人)

涙ぐましい努力を重ねて

暗い、陰気だ、顔を見ると滅入る—。そうした厳しい世論は、菅自身が百も承知している。そのため、菅は菅なりに、必死で負のイメージを払拭しようとしてきた。だが、うまくいかない。

二階派幹部の一人は、「菅総理は、実に涙ぐましい努力を続けている」として、こう語る。

「1月18日に行われた施政方針演説に、総理はすべてを懸けていた。直前の週末、総理は議員宿舎の自室から一歩も外へ出ず、2日間引きこもって演説の練習をひたすら続けた。緊急事態宣言の対象地域について、『福岡』を『静岡』と言ってしまったり、菅総理と言えば言い間違いというイメージが定着している。施政方針演説では、そうした間違いが起きないよう、全身全霊を傾けた」

血のにじむような猛特訓の結果、いざ本番の施政方針演説は、以下のような顛末に至る。

〈施政方針参院で言い直す場面も〉

〈衆院本会議ではほぼ原稿通り読み上げたが、その後の参院本会議では、新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言をめぐり、「徹底的な対策」というべきところを「限定的な対策」、35人学級について「小学校」と言うべきところを「小中学校」と口にし、言い直す場面もあった〉(「朝日新聞」1月19日付)

努力は、まったく報われなかったのである。

前出・二階派幹部は、無念さを滲ませながら、こう続けた。

「新聞に出ているほかにも、『うしろめたい』を『うしろめいた』と言ったり、『機能を強化』を『気運を強化』などと、数々の言い間違いを防げなかった。国民は、菅総理と一緒に難局を乗り越えていこうという気持ちにはならないだろう。残念だ」

春なのに、涙がこぼれます……。それは菅の涙ではなく、泣きたいのは国民のほうだ。

息子問題で犯人探し

菅の心身を蝕むストレスの大きな要因が、コロナ禍にあることは間違いない。だが、それに輪をかけて、いまその身の回りでは問題が続出している。

その一つが、自身の長男が絡んだ醜聞だ。

「『週刊文春』が報じた、総理の長男・菅正剛氏が総務省の高級官僚を接待していた件は、直前まで総理に知らされなかった。

2月3日に何か政権批判の記事が出るらしいと秘書官から聞いて、『また夜の銀座か?』などと、総理は愚痴っていましたが、その直後、実は息子のスキャンダルだと知ると蒼ざめ、『みんな下がれ』と秘書官らを執務室から追い出し、一人で閉じこもってしまった」(別の官邸関係者)


『文春オンライン』のwebサイトより引用(https://bunshun.jp/articles/-/43234)

菅が総務大臣を務めた際、大臣秘書官を務めていた正剛氏は、その後、衛星放送などを運営するメディア企業・東北新社に「天下り」。いわゆる「接待・宴会部長」的な役割を担っていたという。

「正剛氏は総務大臣秘書官時代、実務は事務方任せで、『あれではバカ息子じゃないか』と眉を顰められていた。当時、菅さんは若手キャリア官僚を招いた勉強会を開いており、今回、接待を受けたとされる官僚たちはその勉強会メンバーで、菅さんの大のお気に入り。

筆頭格で次期事務次官と言われた谷脇康彦審議官は、総理の肝いりで進められた携帯電話料金引き下げの旗振り役でもある。息子と子飼いの官僚が癒着したこの違法接待疑惑は、道義面以上に政策的な意味でも、総理のダメージが大きい」(全国紙政治部記者)

この件を国会で野党から追及された菅は、「(長男は)べちゅ、別人格ですから!」などと色をなして反論したが、これも世論の反発以上に、与党内で不興を買ってしまったという。

自民党ベテラン議員がこう嘆息する。

「長男は関係ない、と否定せざるを得ないのは分かる。だが、息子を『別人格』と言い放ち、『会ってもいない』と切り離したところに、菅総理の暗さ、温かみの無さを感じた同僚議員も多い。

せめて、『コロナのせいで、会いたくても会えていないんです』くらいのことを言えば、多少は国民が受ける印象も変わっただろう。だが菅総理には、そうした柔軟性や政治センスもない」


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自助などと言って、困窮する国民に自己責任を強いておきながら、息子には「コネ」で美味しい思いをさせていたのだ。猛反省してもそれで済む問題ではないが、スキャンダル発覚後、菅が実施したのはまたも根暗な「犯人捜し」である。

「いまや唯一の側近となった和泉洋人首相補佐官に命じて、総務省から誰が情報を漏らしたのか、裏切り者を特定しようとしている。しかし、国交省出の和泉をいくら走らせても、総務省内での犯人捜しなどできっこない」(前出・官邸関係者)

自分や息子の不始末を真摯に釈明するわけでもなく、人間不信に陥った菅は、ますます独り言や愚痴が増え、一人で焦って迷走しているという。

「ワクチン接種の段取りが想定以上に難航しており、総理は焦燥感を強めています。以前は一日に2〜3回、河野(太郎)ワクチン担当相に電話をかけて『早くしろ』とせっついていましたが、今は一日に5〜6回は電話している。

2月中旬以降、なんとか1万人分のワクチン接種が開始できそうですが、最初に打つ予定の医療従事者だけで約370万人おり、まるで足りません。

一方、河野さんの裏で存在感が薄れた加藤(勝信)官房長官に、菅さんは不満を抱いている。加藤さんは『総理を支える立場なので、自分の気配を消すのが仕事だ』などと言っていましたが、『だからと言って、本当に消えてどうする』と、やる気を見せない加藤さんに憤慨しているのです」(別の官邸スタッフ)

二階をシカト

何をやっても、どう努力してもうまくいかない。周りにいるのは面従腹背のバカばかり……。

菅の怒りとイラつきの矛先は、とうとう、政権の後ろ盾となっている二階にも向けられ始めた。

「4月に北海道、長野、広島で3つの国政選挙が行われるが、自民党は苦戦や不戦敗が見込まれている。この件で頻繁に、二階から菅に電話がかかってくるが、最近は『かけなおす』と言って総理が電話に出ないことが増えたという。

秘書官らにも『二階さんからの電話でも、すぐに取り次がなくていい』と伝えているようだ。選挙のことしか頭にない二階に、菅もさすがにうんざりしたのかもしれない」(自民党幹部)

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菅は最近、「俺は総理のガラじゃない」と、ポツリと漏らすことがあるという。総理には向いていなかった。菅自身が、それを痛感しているのだ。今さらそんなことを自覚されても、国民からすればたまったものではない。

「この政権は、もはやリカバリーできないところに来てしまった。菅政権はもう終わりだという雰囲気が強まっている。

しかし、すぐに菅降ろしにはならない。コロナ禍、東京五輪と難題山積の中、いま総理が交代したら、秋の自民党総裁選、その後の衆院選までに、次期政権も追い詰められてしまう可能性が高い。

たとえ支持率が1%になっても、菅総理には秋まで粘ってもらう。その後、『選挙の顔』にクビをすげ替えるというのが、残された唯一の道だ」(細田派議員)

どうやら我々は、暗闇に浮かぶ菅の顔を、まだしばらく眺めて暮らさねばならない。真の春は、はるか遠い。(文中敬称略)

『週刊現代』2020年2月20日号より

2021年2月27日 (土)

東北新社の社長は引責辞任、総務省・官邸の責任者、しかも実の息子が関与の菅政権はどう責任をとる

 
「記憶にない」を繰り返した総務省の秋本芳徳前情報流通行政局長(写真/時事通信社)© NEWSポストセブン 提供 「記憶にない」を繰り返した総務省の秋本芳徳前情報流通行政局長(写真/時事通信社)

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々の心理状態を分析する。今回は、菅義偉首相の長男らによる総務省の接待問題について。

 * * *

“こういうことはどこの社会でも多かれ少なかれあること”と思うからこそ、総務省が公表した調査結果に「甘い」と感じた人は多いだろう。菅首相の長男が勤める放送事業会社「東北新社」から総務省幹部らが接待を受けていた問題で、総務省は2月24日、倫理規定違反で11人を処分。だが同省は、「(会食した相手が)利害関係者とは認識しておらず、正剛氏(菅首相の長男)の存在が会食に影響を及ぼしたかは確認できない」と発表したのだ。そんなことあるはずないと思うのだが、“永田町の常識は世間の非常識”と言われるだけに何が起こるかわからない。

 例えば、答弁でよく政治家が使う「記憶はございません」という便利な言葉を、社内調査で言ってみようものなら、どんなことが起こるか想像するだけでも怖ろしい。だが、接待を受けた総務省の秋本芳徳・情報流通行政局長は、この言葉を17日の国会で連発。会食時、BSやCSなどの放送業に関する話が話題に上ったことについても、「事業に関して要望を受けた記憶もない」と答弁したのだから、よほど怖いモノ知らずなのだろう。

 嘘はつきたくないが、自分の口から真実をつまびらかにはできないとなると、「記憶にない」、「覚えていない」といった言葉を常套句にするしかない。だが、下手に言い逃れし否定しようものなら、確実に仕留めようと二の矢、三の矢が次々と放たれるご時世である。霞が関の優秀な官僚たちは、本当にこれで逃げ切れると思ったのだろうか。

 案の定、今回の接待問題を最初に報じた週刊文春が会食時の音声を公開すると、18日には秋本氏は「私の音声と思われる」と認めながらもやはり「記憶にない」とし、19日には「今となっては発言はあったのだろうというふうに受け止めています」と認めることとなった。

 しかし、秋本氏が認めたのはあくまで“事実上”のこと。はっきり認めたわけではない。「発言はあったのだろうというふうに受け止めている」ということは、“そう言われたからきっとそうなんだろう”という感覚・認識であり、“思い出した”でも“記憶違いだった”でもない。「虚偽記憶」の逆バージョンのテイを装い、発言の変遷を「記憶力不足」として反省し、辻褄合わせをきちんとしているのだ。

 虚偽記憶とは、実際に経験していないにもかかわらず、それがあたかも起こったことのように思い出してしまうことをいう。記憶はすり替わるのだ。後から何らかの情報が与えられると、その情報と辻褄が合うように記憶が変化することもある。それも意識せずにだ。証言において、誘導尋問が問題視されているのはこのためである。人が無意識のうちに記憶を都合よく書き換えてしまうなら、秋本氏のようにあった事実が無かったかのように思い出されても不思議はないと言えてしまう。

 とはいえ、「記憶にない」と聞けば、嘘をついていると思うのが一般的な捉え方だろう。当初4人と見られていた会食参加者は13人となり、衛星放送認定の更新直前にも会食していたことが判明した。接待回数や会食に参加した経営陣の顔ぶれ、東北新社子会社の番組だけハイビジョン未対応で認定されたと知れば、総務省の幹部らが誰1人として利害関係者と認識できなかったなどあるはずがなく、やはり行政が歪められたのではと勘繰りたくもなる。

 結局、会食に参加していた東北新社の二宮清隆社長は26日引責辞任し、同社メディア事業部の統括部長を務める菅首相の息子も人事部付に更迭された。武田良太総務相は24日の記者会見で、「法令違反への認識の甘さ、知識不足が大きな要因」と陳謝したが、省庁の幹部にまで上り詰めた人たちの知識不足など、誰が納得するだろうか。つまるところ、“世間の常識は永田町の非常識”なのかもしれない。

2021年2月26日 (金)

【今日の情報紹介】「ササニシキ送りますよ」菅首相長男の“接待攻勢”音声

【今日の情報紹介】

「ササニシキ送りますよ」菅首相長男の“接待攻勢”音声

 衛星放送事業などを手掛ける東北新社に勤務する菅義偉首相の長男・菅正剛氏らが、総務省幹部を高級料亭などに招いていた「違法接待」問題。総務省は24日、公務員倫理法違反にあたるとして、接待を受けた官僚の懲戒処分を発表する予定だ。だが、こうした問題を起こした張本人は、衛星放送事業に関わる官僚たちに接待を持ちかけ、飲食代を支払い、手土産、タクシーチケットなどの金品を渡していた正剛氏ら東北新社だ。正剛氏らは、どのような接待を行っていたのか。現場音声からは、その接待攻勢ぶりが浮かび上がる。音声は、接待が行われた店に客として入店した複数の「週刊文春」記者が、付近の座席から録音し、他の客の声や雑音などを専門業者に依頼して除去し、解析を進めてきた。

【動画】「ササニシキ送りますよ」菅首相長男の“接待攻勢”音声

秋本氏 秋田はブドウできないでしょ?

木田氏 りんごさんしかできない。

正剛氏 いや、米もできますよ、さくらんぼもできますよ。送れって感じですか(笑)。

木田氏 いやいやいや(笑)。いいよ送んなくて。

正剛氏 ササニシキ、送りますよ。

木田氏 米はいらない、めんどくさい。米はいらない。

正剛氏 桐箱に入ったさくらんぼ、いつか送りますよ。

 六本木の小料理屋のカウンターで、正剛氏と木田氏に挟まれていたのが秋本芳徳情報流通行政局長(当時)だ。これまでの総務省の調査で、秋本氏は少なくとも計7回、計10万3276円(1人当たり)の接待を受けていたことが明らかになっている。秋本氏の面前で繰り広げられるこうしたやり取りからは、正剛氏ら東北新社側が許認可権を持つ総務官僚に金品を贈ろうとする行動が、常態化していた様子が見て取れる。この日、秋本氏はベルギー王室御用達の高級チョコ「レオニダス」(2000円分)を受領している。

 さらに後段ではこんなやり取りもあった。

「あんないい仕事」「じゃあ、身引くときに私……」
木田氏 あ、吉田さんがなんかうちの岡本さんの面倒をみてもらっているみたいで……すみません。

秋本氏 あーあ。

木田氏 すみません、本当にすみません。

正剛氏 あんないい仕事。

秋本氏 じゃあ、身引くときに私……。

正剛氏 ええ。

「吉田さん」とは、同じ小料理屋でこの2日前、昨年12月8日に正剛氏と木田氏の接待を受けていた吉田眞人総務審議官の可能性が疑われる。一方の「岡本さん」とは、東北新社の元常務で、子会社の株式会社囲碁将棋チャンネルで2018年まで社長を務めた岡本光正氏を指すのは前後の文脈から明らかだ。現在、岡本氏は業界団体である一般社団法人・衛星放送協会の専務理事のポストにある。こうしたやり取りは何を示しているのか。

 吉田氏は、小誌の取材に「岡本氏と面識はあるが、会食まではなかったような気がする。(面倒が)何のことかさっぱりわからない」と答えた。

 一方、岡本氏に取材を申し入れると、衛星放送協会を通じて次のように文書で回答した。

「弊協会および専務理事・岡本光正として吉田眞人総務審議官から便宜供与、仕事やポジションの提供を受けたことは一切ございません。また、逆に吉田氏に対する退官後の仕事やポジションを用意したというような事実も一切ございません」

 2月25日(木)発売の「週刊文春」では、これまでの取材の舞台裏や、吉田総務審議官との一問一答、山田真貴子内閣広報官の知られざる素顔などについて詳報する。

大阪市役所包囲、ヒューマンチェーンに500人

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 昨日2月25日はカジノ・万博・広域一元化条例に反対する大阪市役所ヒューマンチェーン。

 ちょうど編集の仕事と重なり、現場には行けなかったが、いろんな知り合いや仲間が参加。

 たたかうあるみさんの報告記事の、一番いい写真をコピペさせてもらい、高揚感を伝えたい。

  
DSC05636
 平日の昼間であるにもかかわらず、沢山の人が集まっている…目測で4~500人ぐらいだろう。

«根津公子さん、「停職6月処分撤回」が、最高裁で勝利確定~レイバーネット日本

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